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萱野高原で初日の出を
1日、箕輪町の萱野高原では初日の出を見るイベントが行われました。
この日は、早朝からおよそ50人が萱野高原に集まり、日の出を待ちました。
東の空が次第に明るくなりはじめ、7時15分頃黄金色に輝く太陽が顔を見せました。
訪れた人達は写真を撮ったり、初日の出に向かって手を合わせていました。 -
箕輪東小学校 第九を合唱
箕輪町の箕輪東小学校の終業式が28日に行われ、児童と地域住民が第九を合唱して1年を締めくくりました。
箕輪東小学校は、地域に開かれた学校づくりの一環で、今回初めて終業式を保護者や地域住民に公開しました。
普段の学校生活では、クラブ活動や総合的な学習の時間に地域住民を講師に招き、指導を受けています。
第九の合唱は、お世話になった地域の人や保護者に感謝の気持ちを伝えようと12月の始めから練習してきたという事です。
終業式では、合唱の他にも、1、2年生が鍵盤ハーモニカで第九を演奏し、今年1年間の学校生活を締めくくりました。 -
ふれあいサロンお楽しみ会
箕輪町松島の住民が集う、ふれあいサロンまつしまは25日、コカリナ演奏などを楽しみました。
お楽しみ会として開かれた今年最後のサロンには、松島区の住民およそ60人が集まりました。
ふれあいサロンまつしまは、区民が自由に集まり交流するお茶飲みの場として、松島区の民生委員が中心となり年6回開いています。
同日は、箕輪町を拠点に活動するコカリナサークル明音が正月の曲などを演奏しました。
参加者は、コカリナの音色を聞いたり、演奏に合わせて歌っていました。
また、箕輪町のガールスカウト第34団の小学生によるダンスの発表もありました。
ダンスは、日本のガールスカウト運動90周年を記念した曲に振り付けしたものです。
参加者は、コカリナ演奏や小学生のダンスを見て楽しいひと時を過ごしていました。 -
信州黄金シャモ普及へ意欲
箕輪町の酪農家、根橋英夫さんは、長野県が信州ブランド食材として開発した新品種の地鶏「信州黄金シャモ」の飼育に意欲をみせています。
信州黄金シャモは、鶏の中でも歯ごたえがあり、最もおいしいといわれているシャモと、肉の色が赤みを帯び、歯ごたえとコクに定評のある名古屋種の鶏をかけあわせてつくられた地鶏です。
歯ごたえのある食感と、深いうま味、脂肪分が少ないことなどが特長ということで、県が信州ブランドとして普及に力を入れています。
箕輪町南河内の酪農家、根橋英夫さんは、その信州黄金シャモを上伊那でも普及させようと、県から譲り受け、現在試験的に飼育しています。
正式に飼育するためには県の認定を受けることが必要で現在県内では18件、上伊那では駒ヶ根市の農家1件が認定を受けています。
飼育には、その品質を維持するために、他の品種と混ぜて飼わない。衛生管理の徹底などいくつかの基準が設けられています。
信州黄金シャモは平成16年度に開発され、その肉を提供している店は県内外合わせて、およそ190店舗ありますが、そのうち、上伊那地域は3店舗にとどまっています。
信州ブランドの地鶏として 開発された黄金シャモですが、飼育農家が少ないことや、鶏肉の処理施設が少ないこと、流通体制が確立されていないことなどが課題になっているということです。
上伊那地域ではまだ馴染みの薄い信州黄金シャモですが根橋さんは、上伊那地域で飼育から流通、販売までの体制を整備させたいと考えています。
根橋さんは、今後仲間を募り、体制が整備できれば、正式に飼育者としての申請を出したいとしています。 -
ながたドーム完成
箕輪町がながた自然公園に建設を進めていた屋内運動施設、ながたドームが完成しました。
来年1月15日に竣工式やこけら落としなどが行われます。
ながたの湯西側に建設された「ながたドーム」は、国からの補助金などを活用し今年の3月から工事が進められてきました。
19日は引き渡し式が行われ、施工業者から平澤豊満箕輪町長に施設のカギなどが手渡されました。
ながたドームは、鉄筋コンクリート2階建てで、延べ床面積はおよそ3400平方メートル。
人工芝のテニスコートが3面ありフットサルや各種イベントに利用できます。
また多目的のイベントなどに使えるよう大型スクリーンも設置されました。
2階には、観客席が288席設置された他、一周205mのジョギングが出来るスペースが設けられています。
利用料は1時間1面500円で、夜は照明代が700円かかります。
ながたドームは、来年1月15日に竣工式やこけら落としなどが行われることになっています。
施設の利用の予約は1月17日を予定しています。 -
木下駅前に山車飾 展示
来年の干支「兎」にちなんだ山車飾の展示作業が20日、箕輪町の木下駅前で行われました。
山車飾の展示をしたのは、地区住民有志でつくる木下山車飾保存会です。
保存会では、毎年、一月の南宮神社の初祭りで山車飾を奉納しています。
この日は木下駅前に、「二兎追うものは一兎をも得ず」のことわざにちなみ、二羽のうさぎを追って戸惑っている若者の様子を表現した、山車飾りを展示しました。
保存会の岡久幸会長らは、人形の位置や角度など全体のバランスを見ながら設置作業をしていました。
岡会長は「良い出来。ライトアップや、イルミネーションの飾り付けもするので多くの人にみてもらいたい」と話していました。
初祭りには、保存会や中部小の6年3組の児童などが作った山車飾り、合わせて5場面が神社境内で奉納される予定です。 -
国際ソロプチミスト伊那 町に2万円を寄付
女性の地位向上などの為の奉仕活動を行っている国際ソロプチミスト伊那は20日、箕輪町役場を訪れ、町に2万円を寄付しました。
20日は、国際ソロプチミスト伊那の会員で箕輪町に住む山口町子さんが、平澤豊満町長に寄付金2万円を手渡しました。
12月15日に開かれた例会で、会員同士のチャリティーバザーを行い、その時の売上金を箕輪町に2万円、伊那市に5万円、駒ヶ根市に3万円寄付したものです。
山口さんは「ささやかな気持ちですが、福祉事業に役立ててもらえればうれしいです」と話していました。 -
コンビニエンスストア関係者が防犯訓練
伊那市や箕輪町、南箕輪村のコンビニエンスストアの経営者らを対象にした、防犯研修会が20日、伊那警察署で行われました。
研修会には、およそ20人が参加しました。
今年は、いざという時の為に、より実践的メニューとして、カラーボールの投てき訓練が初めて行われました。
指導した警察官は、「投げる時は、あわてずしっかり狙いをつける事」や「足元を狙うと液体が飛び散り付着しやすい」等と教えていました。
このあと、参加者全員が、塗料の代わりに水の入った模擬カラーボールを犯人役の警察官に投げていました。
参加したある経営者は「液体が揺れ投げる感覚がつかみにくかったです」と話し「今日の研修内容を活かし、防犯を意識した店づくりをしていきたい」と話していました。 -
そば料理コンテスト 藤澤さん優勝
そば粉やそばの実を使った、料理コンテストが19日、箕輪町の地域交流センターで開かれ、伊那市の藤澤久美子さんが優勝しました。
19日は、箕輪町が主催する、そばを使った地域おこしイベント「みのわ幸せ新そばまつり」が、地域交流センターで開かれました。
コンテストは、その企画の一つで、この日は、応募のあった38点レシピの中から、一次審査を通過した、5品が会場に並べられました。
並んだのは、小麦粉などに代わり、そば粉やそばの実が使われた、カルパッチョや、たこ焼き、シューマイ、ピザ、ケーキの5品です。
審査は、会場を訪れた人達が5品を試食し、気に入った料理に投票し、獲得数が一番多い料理が優勝となります。
会場を訪れた人達は「どれも美味しい、選ぶのが難しい」などと話していました。
審査の結果、優勝したのは、「そば粉で和風ピザ!」を作った、伊那市在住の藤澤久美子さんです。
藤澤さんは「そばの風味を出す為に、油で炒めたそばの実を使うのがポイント。簡単にできるので、多くの家庭で参考にしてもらえれば」と話していました。
会場ではこの他に、訪れた人達に、町内で収穫した新そばが振る舞われた他、そば打ち体験イベントが開かれ、会場は新そばの香りに包まれ -
「おはなしおばさん」藤田浩子さんのお話会
わらべうたや、昔の遊びを伝えたり、子育て講演を行うなどして活躍している、千葉県在住の藤田 浩子さんのお話会が、18日、箕輪町文化センターで開かれました。
18日は、箕輪町の親子50人ほどが参加して、お話会を楽しみました。
お話を行ったのは、おはなしおばさんとして親しまれている千葉県在住の藤田浩子さんです。
藤田さんは、幼児教育や、子育てサークルに携わってきた経験を活かして、わらべうたや、昔の遊びを若いお母さんたちに伝えたり、子育てについての講演などを行っています。
400縲・00ほどのレパートリーがあるということで、その時々で、内容を考えるということです。
18日も様々な小道具や歌が飛び出し、子供たちを楽しませていました。
お話会を開いた箕輪町の読み聞かせグループ、お話応援団は、「昔からのお話を、肉声のよさを伝えていきたい」と話していました。 -
プロレスラー征矢学さん伊那市長表敬
全日本プロレスに所属する箕輪町出身のプロレスラー、征矢 学さんが、17日、伊那市役所を訪れ、来年1月に伊那市で開く興行をPRしました。
17日は、スーツ姿の征矢学さんが、市役所を訪れました。
征矢さんは、箕輪町出身で、千葉国際武道大学を卒業後、中学生のころからの夢だったというプロレスラーとなりました。
今年の8月には、タイトルマッチに勝利し、世界最古といわれるベルト、アジアタッグベルトを手にしました。17日は、そのベルトも持参しました。
白鳥孝市長のもとを訪れ、地元でのイベントをPRしていました。
征矢さんが出場する興行は、来年1月9日(日)に伊那勤労者福祉センター体育館で開かれます。
伊那市で、全日本プロレスが興行を行うのは、およそ25年ぶりだということです。
なお、征矢さんの弟の匠さんもプロレスラーとしてデビューする予定で、当日は、兄弟対決、兄弟タッグのカードもありえるということです。 -
農産物直売所「愛来里」みのわ振興公社へ経営移管
箕輪町は、農産物直売所「愛来里」について、現在の農産物生産組合から、みのわ振興公社へ経営移管する考えを示しました。
今後は、企業感覚を持った経営を目指すとしています。
これは、17日に開かれた町議会全員協議会で町側が示しました。
農産物直売所愛来里は、地域の農畜産物の販路拡大による産地化の促進や担い手の育成を目的に平成9年に設置されました。
しかし、生産者本位の出荷の為消費者ニーズにあっていないことや、組合員の高齢化が問題となっていました。
町では、農産物生産組合からみのわ振興公社へ経営を移管することで、店舗経営と生産を切り分け、ニーズに応じた企業経営ができるとしています。
今後は、農産物生産組合を解散し、愛来里協力会を組織して経営の安定化を図っていくとしています。
これは、来年の3月定例会に条例改正案として提出されます。 -
年末食品の立ち入り検査
食品が多く流通する年末年始を前に、上伊那伊那保健福祉事務所によるスーパーなどへの立ち入り検査が14日行われました。
箕輪町のジャスコ箕輪店には、上伊那保健福祉事務所の食品衛生監視員3人が訪れ売り場の温度管理や原材料の表示が適正に行われているかなどをチェックしていました。
上伊那保健福祉事務所によりますと、今年は全国的にノロウイルスの流行が早まっていることから、小売店だけでなく家庭でも衛生面に気を配って欲しいと呼びかけています。
食品の立ち入り検査は今月28日まで行われることになっていて、上伊那保健福祉事務所では管内のスーパーや市場などおよそ40の施設で立ち入り検査を予定しています。 -
箕輪町のながたの湯 12周年を迎え記念イベント
H10年12月にオープンした箕輪町のながたの湯は12周年を迎え15日、記念イベントが行われました。
この日はオープンと同時に次々と利用客が訪れ、受付でミニタオルと飲み物の記念品を受け取っていました。
H10年12月14日に開館したながたの湯の、これまでの入館者数は約273万5,000人、一日平均715人の利用があります。
去年8月に露天風呂を中心に改築を行い、県外の利用客も増えたという事です。
ながたの湯を運営するみのわ振興公社社長の平澤豊満町長は「これからもたくさんの皆さんにご利用頂きたい」と話していました。 -
読育ボランティアネットワークの設立総会
読みきかせなどのボランティア活動を行っている、団体や個人の横の連携を図ろうと、読育ボランティアネットワークの設立総会が、箕輪町地域交流センターで13日に開かれ、規約の確認や運営委員の選出を行いました。
設立総会には、読みきかせなどの読育活動を行っている10のボランティア団体の代表や個人、合わせて46人が出席しました。
読育ボランティアネットワークは、会員同士の情報交換や活動の連携、スキルの向上を目的に設立されました。
総会では、会員のスキルアップを目的とした勉強会の開催や、保育園や福祉施設のイベントへの協力を行うことなどの規約を確認しました。
運営委員には、読みきかせグループの代表など4人が選ばれました。
箕輪町図書館の中村文好館長は「仲間の輪を広げ連携していくことで、ワンランク上の読育活動を目指していきたい」と話していました。
総会後に行われた講演会では、松本市に住む読書アドバイザーの越高一夫さんが「心をつなぐ読みきかせ」をテーマに講演しました。
越高さんは「内容のある本ばかりでなく、単純に楽しめる本も織り交ぜるとよい」「読んでいても反応がなく不安になることもあると思うが、自信をもって読むことが大切」と話していました。 -
囲炉裏を囲んで座談会
箕輪町郷土博物館で12日、囲炉裏を囲んで郷土料理について話す座談会が開かれました。
これは、博物館に気軽に足を運んでもらおうと毎年開かれていて、今回で3回目になります。
昭和30年代の家をイメージして博物館内に再現された囲炉裏を囲んで座談会が開かれ、集まった地域住民17人が、郷土料理について自由に会話を楽しみました。
参加者は、昔、うさぎの肉をお正月に食べる習慣があり子供の頃はそれを楽しみにしていた事や、田植えの時期は、黄金にみのるようにとの願いをこめて「きなこむすび」を食べたことなどを話していました。
博物館では、「話を聞くだけではなくお互いに会話ができるイベントを開くことで博物館を身近に感じてもらいたい」と話していました。 -
箕輪中学校の3年生 松島保育園を訪れ園児と交流
箕輪中学校の3年生が7日、松島保育園を訪れ園児と交流しました。
7日は、箕輪中学校3年3組の生徒38人が松島保育園を訪れました。
箕輪中学校では、家庭科の授業で子どもの体の成長や心の発達について学んでいます。
園児との交流は、その一環で行われたものです。
生徒らは、園児たちと紙を丸めて遊んだり、ブロック遊びなどをしていました。
松島保育園の伊澤万寿美園長は「自分たちにもこんな時があったんだなと思い起こしながら、日々の生活につなげていってほしい」と話していました。 -
木下泉沢常会イルミネーション点灯
箕輪町木下の泉沢常会の住民有志は、家にイルミネーションを飾り通行する人たちの目を楽しませています。
4日の夜、住民らおよそ20人が参加し点灯式が行われました。
泉沢常会では毎年この時期にイルミネーションの飾り付けを行っていて今年で6年目となります。
最初は2、3軒で始まりましたが、地域一帯をイルミネーションで明るくし、防犯の手助けになればと今では10軒が飾り付けをしています。
ほとんどの家が11月の中旬から作業をしてきたということで、ある人は「毎年続けるのは大変だが、道行く人達が喜んでいる姿を見るとやりがいがあります」と話していました。
泉沢常会のイルミネーション
25日まで
点灯時間:夕方5時30分縲・時30分まで点灯されます。 -
古田人形芝居 定期公演
箕輪町の伝統芸能「古田人形芝居」の定期公演が4日、箕輪町文化センターで行われました。
定期公演は、上古田の伝統芸能「古田人形芝居」を多くの人に見てもらおうと毎年開かれているもので、会場にはおよそ400人が訪れました。
このうち、箕輪中学校の古田人形部は、浄瑠璃「生写 朝顔話」縲恟h屋の段縲怩繪奄オました。
これは、目の見えない娘と武士の切ない恋物語を描いたもので、途中、娘が琴を弾くシーンでは、生徒が三味線に合わせて器用に娘の手を動かしていました。
また、箕輪西小学校古田人形クラブは、生き別れになった親子の悲劇を描いた「傾城阿波鳴門」縲恟・迚フの段縲怩繪奄オました。
芝居を見たある男性は「年々レベルが上がっている。地域の伝統芸能をこれからも受け継いでいってほしい」と話していました。 -
伊那広域シルバー人材センター箕輪地区 10万5千円を寄付
伊那広域シルバー人材センター箕輪地区は、地区会員から募った支え合い募金10万5千円を3日、箕輪町に寄付しました。
3日は、地区委員の小松和彦さんと、事務局の浦野幸年さんが箕輪町役場を訪れ、集まった募金10万5千円を平澤豊満町長に手渡しました。
支え合い募金は、地域福祉に役立てもらおうと毎年行っているものです。
11月30日に開かれた地区懇談会で、会員195人から募りました。
伊那広域シルバー人材センター箕輪地区では、「今後も地域に役立てる活動を行っていきたい」と話していました。 -
箕輪町議会基本条例制定
箕輪町は、議会や議員の活動などを定めた箕輪町議会基本条例を制定します。長野県内の町としては、箕輪町が初めての制定となります。
2日開会した箕輪町議会に議会側から条例案が提出され、可決されました。
条例制定については、町議会が去年の6月から小委員会を設け検討してきました。
条例は、議会と議員の責務や活動など取り組んでいる内容を10項目にまとめています。
このうち、町民との懇談会や模擬議会、議員が政策などを勉強する毎月の議員定例協議会の開催に今後力を入れていきたいとしています。
議会基本条例は、長野市、松本市、大町市がすでに定めているということです。
同日開かれた町議会には、一般会計補正予算案など14議案が提出されました。
一般会計補正予算案は、およそ1億8千万円を追加するものです。
主なものは、グリーンツーリズムの施設設置を前倒しして行う費用およそ1800万円、温泉スタンドの移設費およそ1700万円、保育園、学童クラブ、子育て支援センターに置く小児用AED13台の整備費およそ600万円となっています。
箕輪町議会は9日、10日に一般質問、17日に委員長報告・採決が行われる予定です。 -
ザザムシ漁 解禁
天竜川の冬の風物詩、ザザムシ漁が1日、解禁となり、愛好者が漁を楽しみました。
箕輪町の天竜川では、町内に住む、小森一男さんが、漁を楽しんでいました。
小森さんはザザムシ漁を始めて今年で6年目。
天竜川漁業協同組合から取得した「虫踏み許可証」をつけ、川の中の石をひっくり返すため、足の裏には、ガンジキを付けます。
ザザムシは石の裏に多くいて、小森さんは、水中に流したザザムシを四つで網で捕まえていました。
ザザムシはカワゲラやトビケラなどの総称で古くは貴重なタンパク源として、今は珍味として
佃煮などにして食べます。
天竜川漁協によりますと、漁解禁日の1日、許可証を取得した人は15人だということです。
ザザムシ漁は2月末までで、年末から年始にかけて水温が下がると身がひきしまり、味もよくなるということです。 -
高齢者交通安全体験講習会
高齢者を対象にした体験型交通安全講習会が30日、箕輪町役場で開かれました。
講習会は、若い時より身体能力が低下していることを高齢者に知ってもらい、交通安全意識を高めてもらおうと箕輪町交通安全協会が企画したものです。
この日は、判断力や視覚能力など、運転に必要な能力を測定できる装置を搭載した交通安全教育車が役場駐車場に置かれ、訪れた高齢者が体験テストに挑戦しました。
光のついたボタンにタッチして、判断力や瞬間的な記憶力などを測るテストでは、指導員のアドバイスを受けながら、テストに挑戦していました。
今年、伊那警察署管内では、11月30日までに7件の交通死亡事故が発生していて、そのうち6件が高齢者が関わる事故となっています。 -
平澤豊満箕輪町長~3期目初登庁~
任期満了に伴う箕輪町長選挙で、無投票で3期目の当選を果した平澤豊満町長が29日初登庁しました。
今朝は、役場の職員が出迎える中、平澤町長が初登庁しました。
平澤町長は、女性職員から花束を受け取り、拍手を受けながら庁舎内に入りました。
就任式で平澤町長は、「今日をスタートに、活力ある・元気な町となるよう職員の皆さんの協力のもとまちづくりを進め、住んで良かった、住んでみたい町にしていきたい。」と挨拶しました。
平澤町長の任期は、2014年11月28日となっています。 -
木下でふれあい昔の遊び
箕輪町木下で28日、子どもたちが昔の遊びを楽しみました。
この催しは、地域の人と触れ合いながら昔の遊びを楽しんでもらおうと、木下区の育成会が毎年行っています。
この日は、保育園から小学校までの子どもたちおよそ30人が参加しました。
会場の公民館では、コマ、メンコ、あやとり、百人一首などが楽しめるようになっています。
子どもたちは、好きな遊びを選び、育成会の役員や長寿クラブのお年寄りと一緒に遊びました。
コマやメンコなどは、普段遊ぶことが少ないということで、子どもたちは遊び方を教わり、楽しんでいました。 -
箕輪町安全の町PR「ピンバッチ」作成
箕輪町は、セーフコミュニティの認証に向けた活動をPRするピンバッチを作成しました。
今回つくられたのが、このピンバッチです。
7月に発表されたシンボルマークがデザインされ、「みんなの力で安全・安心なまちづくりを」と書かれています。
1,000個つくり、町のセーフコミュニティ推進協議会や、町議会議員、研修会の参加者などに配布します。
箕輪町は、平成24年5月の認証取得を目指していて、認証されれば、日本で4番目となります。
平澤豊満町長は、「次の取得は箕輪町という目標がはっきりしてきたのでしっかりと取り組みたい」と話していました。 -
箕輪町補助金・交付金見直しへ
箕輪町は、来年度予算編成に向け町が各種団体等に交付している補助金や交付金について大幅な見直しを行います。
これは、今日開かれた、来年度予算編成方針説明会の中で職員に対し指示されました。
町が今年度、国や県からの補助を含め、各種団体などに交付している補助金や交付金の総額はおよそ6億円です。
平澤豊満町長は、これらの補助金などについて、長年の慣例にとらわれずゼロからの見直しを行うよう指示しました
補助金のあり方については、各種団体の代表でつくる箕輪町行政経営委員会で、この1年議論され12月に審議結果が報告される事になっています。
町では審議の結果や各課が交付している団体との折衝の結果を踏まえ、永岡文武副町長がヒアリングを行う計画です。
永岡副町長は、「それぞれの立場で話しあい、納得するものにしたい。削減ありきでは無く、必要な補助については、増額していきたい」と話していました。
また、この他に安定的な財源確保が容易ではない事から、一般財源ベースで5パーセントの縮減、公共下水道特別会計については全面的に事業の総点検や見直しをする事などを指示しました。
町では各課から提出される予算のヒアリング、査定を行い、来年2月に当初予算の内示を予定しています。 -
伊那60歳ソフトリーグ戦 伊那勘太郎初優勝
伊那市と南箕輪村の愛好者が参加している伊那60歳ソフトボール連盟の表彰式が20日、伊那市内で行なわれました。
リーグ戦は、11チームの総当り戦で5月から10月にかけて行なわれました。
今シーズンは、9勝1敗で伊那勘太郎が初優勝をはたしました。
準優勝は、8勝1敗1分けでホワイトホース、3位は8勝2敗で西町クラブでした。
表彰式では、清水静会長からそれぞれのチームの代表者に賞状などが手渡されました。
初優勝を飾った、伊那勘太郎の小松朝雄代表は「念願の優勝ができ良いシーズンだった。来シーズンは連覇を目指したい」と話していました。
清水会長は、「仲間とのプレーや親睦を大いに楽しむ為にも、日頃からの健康維持に努めほしいと」と挨拶しました。 -
箕輪町北部営農組合 大根・白菜収穫販売イベント
箕輪町北部営農組合は20日、大根や白菜などの収穫販売イベントを大出の圃場で開きました。
沢、大出、八乙女、下古田の4地区でつくる北部営農組合では、遊休農地を活用して地域を活性化しようと、4年程前からこのイベントを開いています。
今年は、8月下旬に種まきを行いましたが猛暑の影響で枯れてしまい、9月に改めて種をまきました。
そのため生育が遅れ、例年よりも小ぶりなものが多いということですが、大根一本80円、白菜ひと玉100円と、市場価格の半分以下で販売されていました。
訪れた人たちは、獲れたての野菜が格安で購入できるということで、一輪車いっぱいに大根や白菜を乗せて運んでいました。
営農組合のあるメンバーは「今年は生育の難しい年だったが、多くの人に喜んで買ってもらい、とても嬉しい」と話していました。 -
箕輪町にお菜洗い場開設
温泉のお湯を使ったお菜洗い場が、箕輪町の日帰り温泉施設ながたの湯近くの駐車場に20日から設置されました。
この日は朝から多くの人が訪れ、温泉を使って野沢菜などを洗っていました。
お菜洗い場は、野沢菜などをお湯で洗ってもらえるようにと毎年箕輪町が設置しています。
今年は例年に比べて暖かい気候だったため、お菜洗い場の開設を1週間遅らせたということです。
訪れた人たちは、茎と茎の間に土がないか確認しながら、一束ずつ丁寧に洗っていました。
訪れたある男性は「暖かいお湯で洗うことができて大変助かる。温泉で洗うと味も良くなる」と話していました。
箕輪町では「多くの人が利用できるように、譲り合って使ってほしい」と呼びかけています。
みのわ温泉のお菜洗い場は、12月12日(日)までで、時間は午前8時から午後8時。使用料は無料となっています。