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野村陽子さん細密画教室 生徒作品展
「色えんぴつで描く野村陽子の植物細密画教室生徒作品発表会」が12日から伊那市のかんてんぱぱホールで始りました。
会場には教室に通う生徒26人の作品およそ50点が展示されています。
教室は去年8月に始まり1年経つのに合わせて今回初めて開かれました。
絵を描くことを楽しんでもらおうと手軽に始められる色えんぴつを使って描いています。
野村さんの教室には長崎県や愛知県など県外から通う人もいるということです。
生徒の一人の宮坂松甫さんは5年ほど前に野村さんの作品に出合いました。
かんてんぱぱの野村陽子植物細密画館では野村さんの作品が常設で飾られています。
「色えんぴつで描く野村陽子の植物細密画教室生徒作品発表会」はかんてんぱぱホールで18日月曜日まで開かれています。
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箕輪町が火の見櫓の撤去費用を負担
箕輪町は各区の火の見櫓が不要になった場合、撤去費用を町が負担する考えを11日に示しました。
これは役場で開かれた町議会一般質問の中で白鳥政徳町長が議員の質問に答えたものです。
町内には29基の火の見櫓があり、ほとんどが建設後60年近く経ち劣化が見られるということです。
白鳥町長は「倒壊の危険があり区として不要と判断した場合には、町が撤去費用を負担していく」との考えを示しました。
箕輪町によると、現在火の見櫓は防災業務無線の拡声器を取り付けたり、消防ホースを乾燥させるのに使われているということです。
29基あるうち、6基は活用されていないということです。
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箕輪町商工会女性部祭り 初開催
箕輪町商工会女性部が主催する祭りが9日、町文化センター周辺で初めて開かれました。
会場には、手芸やマッサージ、飲食など、箕輪町商工会女性部の会員企業を中心に40のブースが出展しました。
箕輪町商工会女性部には、約80人が所属しています。
昨年度は、女性による起業も多く、6事業所が加入したということです。
女性部では多くの人に地元の企業を知ってもらおうと今回初めて祭りを行いました。
大出の飲食店ビストロなゆたのブースでは、箕輪中学校の生徒が考案したオリジナルおやき4種類が販売されました。
8月に職場体験学習で訪れた生徒たちがアイデアを出し、オーナーシェフの佐々木奈由さんが形にしました。
会場は、家族連れなどでにぎわっていました。
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ラーメン屋「原点」 9月9日、開店30周年に
伊那市のいなっせ南側のラーメン屋原点は、9日にオープン30周年を迎えます。
原点のラーメンと言えば、極太のストレート麺にトンコツスープ。
基本は、塩、しょうゆ、みそ。
油そばも外せません。
原点店主、酒井孝志さん66歳。
ここ10年は入退院を繰り返し、休業を余儀なくされたことも。
今も病院通いの日々ですが、妻なみよさんにも支えられ、この日も店に立っていました。
5日、新聞社の取材。
記者も納得の原点の味です。
新聞記者「食べ応えがあり、私の好みにマッチした味です。」
酒井さん、1993年、平成5年に伊那市荒井青木町のこの地にラーメン屋を開業。
当時は、どさん子でした。
その後、原点としてリニューアル。
9日で開店30年になります。
酒井さん「長いようであっという間の30年だった。」
地元の高校野球部の寄せ書きで埋まる店内。
子どもがいない酒井さん夫婦は、わが子のように子どもたちに寄り添いました。
妻なみよさん「小遣いのない子には、チャーハンを作ってあげたことも。」
開店から9日で30年。
時は流れました。
妻なみよさんも入院するなど、二人三脚で営んできた原点も存続の危機に。
孝志さんが店に出られるのは週に4日ほど。
助っ人が必要になりました。
河内祐貴さん(25歳)。
高校時代から原点の味を知っていた河内さん。
これまでもたびたび店を手伝っていましたが、今年3月からは、毎日店を手伝っています。
河内さんが入って新しいメニューも登場しました。
河内さんには夢があります。
河内さん「大きく何かを変えるというよりは、原点全盛時代を取り戻したい。部活終わりの高校生がバタバタと入ってくるような店にしたい」
酒井さんは、二代目に託すようなまなざしで隣にいました。
まちのラーメン屋原点は9月9日に開店30周年を迎えます。 -
夏野菜を冬に味わう 保存食を使った料理講座
旬の夏野菜を冬でも味わえる保存食を使った料理講座が箕輪町の保健センターで7日に開かれました。
講師は伊那市美篶で郷土料理伝承家として活動する酒井さつきさんです。
講座では箕輪町で採れる栄養豊富な夏野菜を冬まで保存して食べる方法としてピクルスやトマトソースが紹介されました。
きょうはピクルスを使ったちらし寿司やゆでた鶏肉にトマトソースをかけた料理など4品を作りました。
講師の酒井さんは夏野菜の栄養を加工をすることで冬にもおいしく食べられると話していました。
料理講座は箕輪町公民館が開いたものでおよそ20人が参加しました。
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箕輪町の名所 オリジナルフレーム切手発売
箕輪町のもみじ湖・赤そばの里の写真を使ったオリジナルフレーム切手の販売が、7日から始まりました。
こちらが、オリジナルフレーム切手「信州みのわ もみじ湖・赤そばの里」です。
切手は、封書用の84円切手で、10枚セットで税込み1,330円です。
箕輪町観光協会が主催するフォトコンテストで入賞した作品が使われているということです。
切手は、7日から販売が始まり、箕輪町の東箕輪郵便局でも店頭に並んでいました。
オリジナルフレーム切手は、日本郵便が製作していて、箕輪町の名所を使った切手シートは初めてだということです。
オリジナルフレーム切手は、84円切手10枚セットで、1シート税込み1,330円です。
全部で800セット用意され、東箕輪郵便局と箕輪郵便局では、それぞれ200セットを販売する予定です。
このほかにも上伊那地域のすべての郵便局のほか、諏訪地域でも購入することができます。
15日(金)からは、日本郵便のウェブサイトでも購入できます。
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伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会 伊那本線利用者減少など報告
伊那市・箕輪町・南箕輪村が連携して人口の定着を図る、伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会が、伊那市役所で8月24日に開かれました。
この日は、委員ら30人が出席し、公共交通や移住・定住など、各部会が昨年度の取り組みや今年度の実施計画について報告しました。
このうち、地域公共交通部会では、伊那市から箕輪町まで運行しているバス、伊那本線について、新型コロナの影響で、3年連続で利用者が減少していると報告しました。
利用者は、2019年度の2万2,549人に比べ、昨年度は1万7,929人となりました。
部会では、乗り合いタクシー、ぐるっとタクシーなど、伊那市が取り組む移動支援サービスの充実が理由として挙げられるとしています。
新型コロナ5類移行により、外出の機会が増えることを見越し、今後は関係機関と利用しやすい環境を整えたいとしています。
協議会では、人口定着を目的に、産業や公共交通、移住・定住などに関わる事業を行っています。
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町協力隊髙橋さん スペイン語講座
箕輪町地域おこし協力隊の髙橋寛充さん夫妻による「ゼロからはじめるスペイン語集中講座」が夢まちLaboで開かれました。
この日は、7人が受講しました。
講座は8月中旬からの全8回で、スペイン語の基本を学ぶ内容です。
指導するのは、箕輪町地域おこし協力隊の髙橋寛充さんと、妻のオクサナさんです。
髙橋さんは、青年海外協力隊として中央アメリカのニカラグアなどで活動後、メキシコで日本食輸入業の営業をしていました。
ウクライナ出身で9年間メキシコに住んでいたオクサナさんと2022年に結婚し、自然豊かな場所で生活したいと、箕輪町に移住しました。
二人は普段スペイン語で会話をしていて、多くの人に興味を持ってもらおうと講座を開催しました。
髙橋さんは、今後も国際交流などをテーマに活動していきたいと話しています。
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箕輪町 震度7の地震発生を想定した訓練
箕輪町では、3日に伊那谷断層帯を震源とする震度7の地震が発生した想定で訓練が行われました。
長岡区では、午前8時の地震発生の放送を受け、区役員らが長岡公民館に防災本部を設置しました。
区民は午前8時20分頃から避難し始め、常会ごとに報告を行いました。
その後、本部長の清水正区長が、町役場に設置されている災害対策本部に無線で避難状況を報告しました。
ほかに、姿勢を低くして頭を守る「シェイクアウト訓練」も行われました。
清水区長は「今後も積極的に訓練に参加し、災害に備えられるようにしてください」と話していました。
訓練では、区民の意識向上のため、新たに作成した区の防災マップを掲示したほか、消防団が消火栓の使い方を説明しました。
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箕輪町議会9月定例会開会 14議案提出
箕輪町議会9月定例会が1日に開会し、今年度一般会計に4億3千万円を追加する補正予算案など、14議案が提出されました。
補正予算案には、物価高騰対策として、全世帯に5千円の生活応援券を配布する事業に5,800万円、伊那松島駅の公衆トイレ整備工事に1,300万円などが計上されています。
ほかに、生涯学習まちづくり基金に1億5千万円を積み立てとなっています。
町議会9月定例会は、11日と12日に一般質問、19日に委員長報告と採決が行われ、閉会します。
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雅秋園 営業始まる
まだまだ暑い日が続きますが秋の味覚ぶどうが実りました。
箕輪町福与の観光農園「雅秋園」では1日から営業が始まりました。
広さおよそ1ヘクタールの果樹園では、12種類のぶどうを栽培しています。
雅秋園の園主、浦野崇さんです。
1日の朝は、ぶどうを収穫していました。
これまで行っていた、ぶどう狩りは今年から中止し、直売所のみの営業にしました。
園は、家族経営のため、訪れた人たちにサービスが行き届かないことなどから、ぶどう狩りは中止にしたということです。
今年は、暑い日が多く、水まきに苦労したということですが、例年並みに糖度が高いぶどうが出来たということです。
直売所では、種無しのサニールージュや濃厚な甘さで皮にはポロフェノールが多く含まれているナガノパープル、甘みと程よい酸味のあるデラウェアなどが楽しめます。
品種にもよりますが値段は、1パック400円から販売しています。
初日は、地元の人たちが訪れ買い求めていました。
雅秋園の営業は、10月上旬までで時間は午前9時から午後6時までとなっています。
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箕輪町が太陽光発電設備条例化検討の特別委員会
箕輪町は地上に固定する野立ての太陽光発電施設の設置に対し条例化を検討する初会合を31日に役場で開きました。
特別委員会には委員の区長や農業委員、役場職員などおよそ20人が出席しました。
県はゼロカーボン達成に向け、「太陽光発電事業の推進に関する条例案」を県議会9月定例会に提出します。
県の条例案では計画の策定や地域住民への説明会開催を義務づけています。
町では2014年に太陽光発電に関するガイドラインを策定していますが、説明会開催の義務づけは求めていません。
委員会では町のガイドラインと県の条例案の相違点や課題の整理をし、10月下旬に町長へ報告を行う予定です。
町の条例を制定する場合には定例議会に議案を提出し2024年4月の施行を目指すとしています。
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ソフト ミノワオールスター壮年 全国大会へ
箕輪町で活動するソフトボールチームミノワオールスター壮年は9月16日から始まる全国大会出場を前に町役場を訪れ白鳥政徳町長を表敬訪問しました。
8月31日は監督の岩谷新人さんと代表兼選手の関喜芳さん、コーチの小林貴信さんが白鳥町長を表敬訪問しました。
チームは箕輪町を中心に41歳以上で編成するクラブチームで週に2回練習を行っています。
ミノワオールスター壮年は6月17日から行われた県大会で優勝しました。
9月16日から福井県で開かれる全国大会・日本スポーツマスターズ福井大会へ23人が出場をします。
白鳥町長は「残り2週間練習に励んで負けないように頑張ってもらいたい」と声援を送りました。
ミノワオールスター壮年が全国大会に出場するのは前身のチームとあわせて今回が6回目です。
初戦は山梨県のチームと対戦します。
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お盆恒例行事 町民野球大会
箕輪町のお盆の恒例行事、町民野球大会が、14日に番場原運動場で開かれました。
野球大会には、地区や学生時代の仲間など、17チームが出場しました。
大会は、トーナメント方式で行われました。
町民野球大会は、健康増進や交流を深めようと町政発足の昭和30年に始まり、今年で68回目となりました。
大会の結果、箕輪中学校の同学年の野球部OBのチーム「サンクエトワール」が優勝しました。
町では、「スポーツを通して多世代が交流し、楽しみながら町民同士のつながりを感じてほしい」と話していました。
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箕輪町プレミアム応援券第4弾発売
1万円で1万2千円分の買い物ができる箕輪町のプレミアム付き応援券第4弾の販売が29日から始まりました。
応援券は29日午前9時から販売が始まりました。
商品券は1冊1万円で1万2千円分の買い物ができます。
1万4千冊を用意したところ、1万617冊の申し込みがありました。
また、プレミアム付きの地域通貨「みのちゃんポイント」の販売も始まりました。
1万円で1万2千円分のポイントがチャージできるもので、3,149口の申し込みがありました。
プレミアム付きの応援券・みのちゃんポイントの販売は、物価高騰の影響を受ける住民の暮らし応援と地域経済活性化のために箕輪町が発行しました。
30日以降の販売は産業支援センターみのわ内の箕輪町商工会窓口で行われます。
なお、追加販売の予定はありません。
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山川さんの畑でトマトの収穫体験
箕輪町下古田に観光交流農園の開設を目指す地域おこし協力隊の山川正信さんの畑では、42種類のトマトの収穫体験を楽しむことができます。
こちらは緑と赤の縞模様があり濃厚なうまみが特徴だという「アマゾン」。
色が白く卵型、さわやかな味が特徴の「プリモホワイト」。
畑には、一般には流通していない品種を中心に42種類のトマトが植えられていて、現在最盛期を迎えています。
収穫体験は大人は200円、子どもは無料です。
トマトを育てている箕輪町地域おこし協力隊の山川正信さんです。
山川さんは、神奈川県出身の59歳です。
山形県で就農し、トマトを中心に野菜を栽培してきました。
数年前に脳卒中で左半身麻痺となり一旦農業から離れましたが、再び農のある暮らしがしたいと、箕輪町地域おこし協力隊となりました。
現在は妻のみゆきさんと二人で農業振興をテーマに活動しています。
ゆくゆくは野菜や果物を提供する観光交流農園をオープンしたいと、下古田に50アールの農地を購入しました。
今年植えたトマトが順調に実ったことから、手始めに収穫体験を始めました。
トマトの収穫体験は、9月下旬まで、毎日午前中に行っています。
料金は大人200円、持ち帰りは100g150円です。
電話で予約を受け付けています。
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駒ヶ岳遭難 慰霊の日
箕輪町の中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳登山の集団遭難事故で亡くなった生徒達の霊を慰めようと、箕輪中部小学校の児童は25日、慰霊碑に手を合わせました。
25日の朝は、箕輪中部小学校の児童が学校の敷地内にある慰霊碑に花を手向け手を合わせていました。
中箕輪尋常高等小学校は、箕輪中部小学校の前身です。
駒ヶ岳遭難は、大正2年8月に修学登山のため駒ヶ岳に向かった当時の生徒と教師ら37人が山の上で暴風雨に遭い11人が犠牲となったものです。
箕輪中部小学校では、駒ヶ岳遭難事故を後世に伝えようと、事故のあった26日の前後に慰霊の行事を行っています。
箕輪中部小学校では来月6日に命の大切さを考える集会を開く予定です。
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箕輪町 全世帯に5千円分の生活応援券配布
箕輪町は物価高騰対策として、町内全世帯へ5千円分の生活応援券を配布します。
これは、きょう町役場で開かれた定例記者懇談会で報告されたものです。
箕輪町は原油価格や物価の高騰による町民の経済的負担を軽減するため、1世帯に5,000円分の応援券を配布します。
町民税非課税世帯で75歳以上のみの世帯には、5千円を上乗せした1世帯1万円の応援券が配られます。
事業費はおよそ6千万円で、来月1日から開かれる町議会9月定例会に提出されます。
箕輪町では10月下旬から全世帯へ応援券の送付を始める予定です。
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安田マサテルさん 自転車デザイン金賞受賞
箕輪町福与の自転車職人、安田マサテルさんは、イタリアで開かれたデザインの大会で、最高賞の金賞を受賞しました。
24日は、安田さんと妻の総子さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に金賞受賞を報告しました。
安田さんは、4月にイタリアで開かれたデザインコンペ、
「A´DesignAward」の自転車デザイン部門で、最高賞の金賞を受賞しました。
こちらが、大会に出品した自転車です。
2種類の木を使って作られていて、家の中に置いても違和感がないデザインになっているということです。
車体は薄い木材と絹を重ねてつくり、サドルなどは固定せず本体と組み合わせることで、振動を吸収できる構造になっています。
大会では、デザインとその機能性、従来の自転車にはない構造が評価されたということです。
大会は、世界最大級の出品数だということで、安田さんは初出品での金賞受賞となりました。
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2学期始まる 箕輪西小始業式
夏休みが終わり、伊那市・箕輪町・南箕輪村の小中学校で22日から2学期が始まりました。
このうち、箕輪町の箕輪西小では30日間の夏休みを終え、22日から2学期が始まりました。
5年生の教室では、夏休みの宿題を提出していました。
児童は、自由研究や制作の内容を一人一人発表していました。
担任の大澤三恵教諭は「先輩たちの姿を見て、実りのある2学期にしましょう」と話していました。
始業式では、3人の児童が2学期の目標を発表しました。
このうち5年生の小平翔也君は、「苦手な国語が克服できるよう、漢字や文章問題に取り組みたい。赤そばの里のPR活動や稲刈りも頑張りたい」と発表していました。
箕輪西小学校の2学期は85日間で、運動会やマラソン大会、音楽会が予定されています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、22日、8つの小中学校で2学期が始まりました。
始業式のピークは23日となっています。
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横断歩道の事故撲滅へ 標語決まる
伊那警察署が管内の小学4年生を対象に募集した、横断歩道における事故撲滅を呼び掛ける標語が決定し、22日に表彰式が行われました。
この日は、伊那警察署で表彰式が行われ、小林雄二署長から入賞者5人に賞状が手渡されました。
最優秀賞に選ばれたのは、箕輪北小学校の伊東瑶成くんの「手を上げよう はずかしがらず 意思表示」と、
南箕輪小学校の笠原弥絵さんの「気づいてね まっすぐあがる 小さな手」です。
他に、西春近北小学校の中島優花さん、辰野東小学校の古村環くん、箕輪北小学校の渕井華望さんが優秀賞に選ばれました。
伊那警察署では、横断歩道における歩行者優先義務を定めた「道路交通法第38条」のルールを、歩行者と運転者に理解してもらい事故撲滅を図る「伊那谷38運動」を独自で行っています。
署では啓発活動を通年行うため、今回初めて標語を募集しました。
管内の小学4年生を対象に募集し、11校の児童から作品が寄せられたということです。
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箕輪中新制服導入へ 小学生らが意見出し合う
箕輪町の箕輪中学校のPTAなどは、再来年4月に新制服の導入を検討しています。
21日は、新しい制服を初めて着る町内の小学5年生らが集まり意見を出し合う会が開かれました。
21日は、町内5つの小学校の児童35人が参加しました。
他に、中学生やPTA役員などおよそ40人も参加し、小学生にアドバイスを送りました。
会場には、男女合わせて100着以上の制服の他、シャツやリボン、ネクタイなどのサンプルが並べられました。
現在の箕輪中学校の制服は、50年以上前から男子は学ラン、女子は紺色を基調としたものです。
以前から制服を変えて欲しいという意見が生徒から出ていたことから、昨年度箕輪町教育委員会が「箕輪中学校制服検討委員会」を立ち上げました。
保護者や生徒にアンケートをとったところ、8割が変更を希望していることが分かり、現在の小学校5年生が中学生となる2025年度からの新制服の導入を検討することになりました。
児童らは、8つの班に分かれて、それぞれ気に入った制服を探しました。
サンプルの制服を見て回ったあと、「今の制服の色を基に決めた」「女子はスカートとスラックスを選べるようにした」などと、それぞれの班が選んだポイントを発表しました。
今回出された意見は、9月に開かれる検討委員会に報告され、最終的には来年6月までに決定するとしています。
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重傷ひき逃げ事件で男を書類送検
伊那警察署は5月に箕輪町で発生した重傷ひき逃げ事件の容疑者を特定し17日に長野地方検察庁伊那支部に書類を送りました。
伊那警察署の発表によりますと重傷ひき逃げ事件で過失運転致傷と道路交通法違反の疑いで書類送検されたのは岡谷市の運転手の男57歳です。
男は5月21日に箕輪町内で大型トラックを運転中、63歳の男性をはね、右足骨折などの重傷を負わせたにもかかわらず、救護しないまま現場から立ち去った疑いです。
伊那署ではこの男の認否を明らかにしていません。
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厄払いの行事おさんやり
箕輪町の南小河内でお盆の伝統行事おさんやりが16日行われました。
おさんやりは南小河内地区でお盆に行われる厄払いの行事です。
箕輪町無形民俗文化財に指定されています。
参加者40人はお舟を担ぎ疫病退散を願いなら区内を歩きました。
4年ぶりに町内を歩いた今年は試験的にキャスターを付けて一部区間は引いて移動しました。
参加者の高齢化のため担ぐのが負担になり、伝統行事の存続のためということです。
祭りではよいそれやおごち小唄など地域の踊りが行われました。
盆祭実行委員長の青柳文人さんは「伝統を守りながら存続を模索する年になった」と話しました。
おさんやりは地区を流れる「大堰」が天竜川と逆に流れていることから疫病が流行りそれを鎮めるために200年ほど前から始まったとされています。
夜にはナラの木を立ててお舟で3周回ります。
その後掛け声に合わせてお舟をゆすって壊しました。
お舟の破片を各家庭に持ち帰り軒下などに飾り厄除けのお守りにします。
南小河内のおさんやりはコロナ禍中も規模を縮小して毎年行われてきましたが、お舟の町内の巡航や踊りは4年ぶりに行われました。
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伊那地域最高気温 35.2度の猛暑日
18日の伊那地域の最高気温は35.2度と、猛暑日となりました。
箕輪町のみのわ天竜公園では、子ども達が水遊びをして涼んでいました。
この日の伊那地域の最高気温は午後2時8分に35.2度を記録し、猛暑日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと午後4時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
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立秋 35.5度厳しい暑さに
8日は二十四節気のひとつ、立秋です。
暦の上では秋の始まりとされていますが、伊那地域の今日の最高気温は35.5度と、厳しい暑さとなりました。
8日の伊那地域の最高気温は35.5度で、この夏10回目の猛暑日となりました。
箕輪町のながた自然公園では、セミの鳴き声が響いていました。
一方、ながた荘の中に入ると、鈴虫が涼し気に鳴き、一足早い秋を感じることができます。
この鈴虫は、東京に住む夫婦が、ながた荘に毎年贈っているものです。
夫婦が25年ほど前にながた荘に宿泊した際、当時のスタッフが鈴虫を飼育していて交流を持ったのが始まりだということです。
鈴虫は100匹ほどいて、9月上旬まで楽しめるということです。 -
箕輪町 脱プラに向けマイボトル制作
箕輪町が進めている2050ゼロカーボンみのわ推進事業の一環で作られた、マイボトルが完成しました。
マイボトルは脱プラスチックを進めようと、町内の企業10社と町が制作したものです。
350ミリリットルのステンレス製で、1,500個作られました。
4日は、箕輪町のゼロカーボン推進室の川合昭室長が協賛企業の一つ、株式会社マツシマに、完成したボトルを届けました。
マイボトルは、町の街頭啓発活動「もったいないキャンペーン+」でアンケート調査に協力した人に配られるということです。
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宮下建設 家族が職場を見学
伊那市に本社を置く土木・建築総合工事業の宮下建設は3日に職場参観を行い、社員の子どもが職場を見学しました。
この日は社員とその子どもおよそ40人が参加し重機や、施工中の施設を見学しました。
子どもたちはアスファルトの下地を作るグレーターや8.5トンの大型ダンプに乗車しました。
また、バックホーは参加した子どもがアームなどを動かして操作を体験しました。
バスで移動して施工中の現場の見学も行いました。
伊那市長谷の美和ダムでは土砂の対策施設の管理用の道路を宮下建設が建設しています。
道路の落石防護柵を作っている様子や、施工管理に使うドローンも見学しました。
また、箕輪町のKOA株式会社の敷地内で宮下建設が4月から建設している建物を見学しました。
宮下建設の職場参観は3回目で今回は4年ぶりの開催でした。
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原爆と人間展 戦争の悲惨さと平和考えるきっかけに
広島と長崎に原爆が投下された当時の様子をパネルで紹介する「原爆と人間展」が、箕輪町文化センターで開かれています。
会場には、当時の様子を写真や絵で表したパネル40点が展示されています。
パネルは、箕輪町が日本原水爆被害者団体協議会から購入したもので、作文や撮影者の言葉などが添えられています。
原爆投下当時の写真のほかに、核兵器廃絶や世界平和を訴える人々の活動の様子の写真も展示されています。
町では、「核兵器の恐ろしさや平和の尊さについて改めて考えてほしい」としています。
「原爆と人間展」は、9日(水)まで箕輪町文化センター展示コーナーで開かれています。
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みのわ祭り 4年ぶりに通常開催
箕輪町で第34回みのわ祭りと納涼花火大会が29日に開かれました。
今年は、「今ここから始めよう」をテーマに、4年ぶりに町商店街と松島仲町に会場を戻して行われました。
町民おどりには、11連、およそ570人が参加しました。
参加したすべての連を対象にした踊りコンテストでは、最優秀賞に箕輪中部小学校4年のひだまり学年が選ばれました。
会場では、ダンスや太鼓のステージ発表など様々なイベントが行われ、 家族連れや若者など、多くの人でにぎわいました。