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箕輪町 上下水道料金改定を答申
箕輪町上下水道審議会は11日、平澤豊満町長に上下水道料金改定を答申しました。 水道料金は引き下げ、下水道料金は外税にするとしています。 11日は、上下水道料金について検討してきた審議会の戸田宗雄会長が平澤豊満町長に答申しました。 箕輪町の水道料金は30立方メートルあたり5,922円で上伊那の市町村で最も高くなっています。 水道料金の基本料金、2ヶ月で2,880円を1,000円に変更することで、平均で15%の値下げとなります。 また、下水道料金については、現在の料金体系を据え置き、内税を外税にし、消費税8%分値上げするとしました。 これにより、一般家庭の平均使用量を30立法メートルとした場合、上下水道あわせて2ヶ月で1万1400円が、1万900円と500円安くなります。 平澤町長は「現在77.9%の下水道加入率を100%に近づけるよう、接続を推進していきたい」と話していました。 この上下水道料金の改定案は12月の議会に提出され、可決されれば来年4月の使用分から適用され、水道料金は16年ぶり、下水道料金は21年ぶりの改定になります。
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箕輪進修高校創立90周年記念式典
箕輪町の箕輪進修高校が今年で創立90周年を迎え、9日、記念式典を開きました。 箕輪進修高校は1924年(大正13年)に中箕輪実業補習学校として創立しました。 昭和39年には箕輪工業高校となり、平成20年の高校再編で、南信地域では初となる多部制単位制の箕輪進修高校として生まれ変わりました。 90年間で、およそ1万2千人が卒業しています。 卒業生で作る記念事業実行委員会では、今後、沿革史の発行を計画しています。
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もみじ湖フリーウォーキング
箕輪町のみのわダム上流にあるもみじの景勝地で8日、都会から来た人たちが紅葉を楽しみながらウォーキングしました。 箕輪町が主催する、信州箕輪町グリーンツーリズムに参加した、東京や神奈川などからの12人がウォーキングしました。 ウォーキングはもみじ湖周辺の紅葉を見ながら5キロの道のりを1時間半かけて歩きました。 9日、参加者は農業体験をすることになっています。
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郷土の絵本シリーズ第3弾発刊
伊那市の漫画家橋爪まんぷさんと箕輪町の作家小沢さとしさんの絵本「娘を恋した黒牛」が発刊されました。 10月25日は、絵本を販売する伊那市のブックス&カフェニシザワいなっせ店で2人のサイン会が開かれました。 絵本は、郷土の伝説や民話をもとに描かれた創作絵本シリーズ第3弾です。 伊那谷と木曽谷を結ぶ辰野町小野の牛首峠の名前の由来を悲恋物語として絵本にしました。 シリーズは、橋爪さんが絵を小沢さんが文を担当しています。 絵本を出版している箕輪町の白鳥舎によりますと、シリーズは全10巻を目指していて、第4弾は中川村に伝わる伝説を取り上げるということです。 絵本は、1冊1,050円で、ブックス&カフェニシザワいなっせ店などで購入することができます。
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立冬 南箕輪村の恩徳寺 イチョウが見頃
7日は、二十四節気の一つ立冬です。暦の上では冬となりますが、7日朝の伊那地域の最低気温は9.5度と、10月上旬並みの暖かい朝となりました。 南箕輪村の恩徳寺にある、樹齢400年のイチョウです。 恩徳寺によりますと、ここ2日くらいで一気に色づき始めたということです。気温が下がると葉が一日で落ちてしまうため、見頃は今週いっぱいではないかと話していました。 7日の伊那地域の最低気温は平年より7度ほど高い9.5度で10月上旬並みの暖かい朝となりましたが、前線の影響で雨が降り、日中の最高気温は11月中旬並みの13.6度となりました。 長野地方気象台では、8日は次第に高気圧に覆われ天気は回復し、気温も平年並みになると予想しています。
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火ぶせの神 箕輪町松島で例大祭
火ぶせの神秋葉三尺坊と深沢鎮火大神の例大祭が3日箕輪町松島の深沢公園で行われました。 箕輪町松島の松島王墓がある深沢公園内には、火ぶせの神が、神仏それぞれまつられています。 3日は、例大祭で、神式と仏式それぞれでお祭りをしました。 まずは、深沢鎮火社です。 消防団や団体の代表者らが石碑の前に集まり、神事で防火を祈願しました。 神事が終わると、今度は、秋葉三尺坊のお堂に移動します。 ここでは、仏式でお経の転読祈祷が行われました。 その昔、一緒に奉られていた火ぶせの神は、明治の神仏分離令により、2か所に別れました。 大正5年、村の商工会の祭りに若者たちが三尺坊の像を神輿に乗せ松島の商店街を曳き回したところ、500件が焼ける松島の大火が起きたということです。 村人は、火ぶせの神、秋葉様のたたりだとおそれ、このお堂が建立されました。 祈祷の最後には、「オン ヒラヒラ ケンヒラケンノウ ソワカ」と火事を防ぐと言い伝えられている秋葉真言を21回となえました。 この例大祭は、松島区内の防火を祈るお祭りで、300年続いているということです。
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みのわ太鼓発足35周年記念公演
箕輪町の太鼓チーム、みのわ太鼓の発足35周年、ジュニアチームの発足10周年記念公演が町文化センターで2日行われました。 2日はみのわ太鼓やみのわ太鼓ジュニアチームのほか、県内の太鼓チームが演奏を披露しました。 記念公演は2日から始まったみのわ町民文化祭の一環で行われました。 みのわ太鼓は昭和53年、ジュニアチームは平成15年に発足しました。 現在は月に4回練習を行っていて、町内外のイベントで演奏を披露しています。 ジュニアチームのメンバーは発足当時15人でしたが、現在は29人と年々増えているということです。 みのわ太鼓保存会の三澤興宣(おきのり)代表は、「太鼓に興味がある人が増えているのを感じ、継続は力だと感じている」と話していました。 みのわ町民文化祭は、箕輪町公民館などでつくる実行委員会が行っているもので、会場内には写真や工芸品などが展示されています。 文化祭は4日までで、3すはダンスや吟詠の発表、4日は合唱や楽器の演奏などが披露されます。
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箕輪ダムのもみじ見頃
箕輪町の箕輪ダム上流にあるもみじの景勝地が見ごろを迎えています。 箕輪ダムの周辺には一万本のもみじが植えられていて、現在見ごろを迎えています。 2日は県内外から観光客が訪れ、紅葉を楽しんでいました。 3日もみじ湖夢まつりが行われる箕輪ダム下のイベント広場にには、牛のエサを丸めたロールに絵を描いたロールアートが展示されています。 ロールアートは来年度統合されるおごち保育園と長岡保育園の園児が描いたものです。 もみじ湖夢まつりは、東箕輪の住民有志で作るもみじ湖夢くらぶが毎年行っているもので、あすはロール転がしや地元産農産物の販売などが予定されています。
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箕輪西小学校4年生が里山整備
箕輪町の箕輪西小学校4年生が地域住民らと一緒に29日、上古田の区有林の間伐と、春先に植樹したヒノキを鹿の食害から守る為の薬剤を塗る作業を行いました。 作業は、子ども達が森に親しみ環境への理解を深める、みどりの少年団の活動として毎年行われています。 この日は、4年生11人と地元住民などあわせて20人が参加し、上古田の区有林のヒノキ5本を間伐しました。 間伐は木の成長に必要な太陽の光が当たるようにする為に行います。 木は直径15センチほどに成長した樹齢およそ20年のもので、子ども達は大人の手を借りながら切っていました。 春先に植樹し高さ50センチほどに成長したヒノキなどを鹿の食害から守るために薬剤を塗る作業も行いました。 これは、雪が積もると鹿の食料がなくなり、雪から少し顔を出したヒノキの新芽が食べられ成長が止まるのを防ぐものです。 薬剤の効果は出ていて、去年50本塗ったうち被害が出たのは3本だったということです。 この日間伐した木は、箕輪西小学校で行われる木工教室で使うということです。
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箕輪町上古田地元住民と小学生がチューリップの球根植え
遊休農地の荒廃抑止と地域の活性化に取り組むこれからの農業林業を考えるEグループの呼びかけで28日、地元の小学生と住民がチューリップの球根の植え付け作業を行いました。 この日は、箕輪西小学校の1・2年生と、上古田地区のボランティア合わせて70人が作業をしました。 上古田地区では、毎年この時期に、児童と地域住民の触れ合う機会になればと、球根の植え付け作業を行っています。 この日は、広さおよそ10アールの畑に、1万個の球根を植えました。 Eグループ代表の唐澤光範さんは「住民同士が触れ合う機会は大切。また来年綺麗なチューリップが咲くことを楽しみにしています」と話していました。
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第53回 伊那愛石会 水石展
伊那愛石会の第53回水石展が、26日と27日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。 会場には、会員が天竜川水系で見つけた石30点が並んでいます。 伊那愛石会は、上伊那地域の住民16人でつくられています。 伊那愛石会の矢島好会長は「三峰川は昔海の底だったため石の種類が豊富、それぞれ川の特徴が出ているので違いを感じて欲しい」と話していました。 審査は会員が行い、伊那ケーブルテレビジョン賞には、箕輪町の川上敏夫さんの石が選ばれました。 伊那愛石会の第53回水石展は26日と27日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。
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開校140周年記念オリジナルソング「JAMP!]披露
箕輪町の箕輪東小学校は開校140周年を記念して、オリジナルソング「ジャンプ」を制作し、25日開かれた記念音楽会で披露しました。 楽曲の制作は開校140周年記念事業の一環で行われ、箕輪東小学校1年生担任の吉田靖教諭が手がけました。 音楽会では教師20人がステージに上がりオリジナルソング、「ジャンプ」を披露しました。 吉田教諭は、「曲はノリの良いポップ調に仕上げ、詩は子ども達が壁にぶつかった時やくじけそうになった時などに乗り越えてもらいたいとのメッセージを込めて作った」と話していました。 児童たちは立ち上がって手拍子をしたり、ジャンプして盛り上げていました。 箕輪東小学校では開校140周年を記念して、11月9日(土)に親子チャレンジ教室を開くことになっています。
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シクラメンの出荷始まる
冬の花、シクラメンの出荷が各地ではじまり園芸農家では出荷作業に追われています。 箕輪町木下でシクラメンを栽培している並木園芸のハウスでは朝から出荷作業が行われていました。 並木園芸の小嶋稔さんは、先代が始めたシクラメンの栽培を40年近く続けています。 現在およそ3000平方メートルのハウスで15種類のシクラメン1万4000鉢を栽培しています。 小嶋さんによると今年は、夏の暑さで花の生育が心配されたということですが、ハウスの風通しをよくし、温度管理に気を付けたということです。 そんな苦労もありハウス内には色とりどりの美しい花が咲きました。 中でも花ビラの周りが赤いビクトリアという品種や寒さで花が赤く色づくピアスと呼ばれる品種が人気だということです。 ここのシクラメンは、関西を中心に出荷され、作業は11月がピークで、12月中旬まで行われます。
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箕輪中吹奏楽部 ファイナルコンサート
箕輪中学校吹奏楽部の3年生の最後の舞台となるファイナルコンサートが20日、箕輪町文化センターで開かれました。 このコンサートは3年生の引退に合わせ、最後にもう一度全員で演奏しようと企画され、今年で3回目です。 この日は、コンクールでの課題局など16曲が披露されました。 顧問の金子正洋教諭は「3年生は部活での経験を活かし、人との繋がりを大切にしてほしい」と話していました。
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特別展 松島王墓を考える
箕輪町にある上伊那唯一の前方後円墳「松島王墓古墳」に関する特別展が19日から、箕輪町郷土博物館で始まりました。 特別展は、町郷土博物館の開館40周年を記念して開かれました。 松島王墓古墳は、箕輪町松島にある前方後円墳です。 県の史跡となっていることから手がつけられないため、これまで本格的な調査が行われておらず詳しいことが分かっていません。 今回は、古墳の形状、地域の伝承、出土した埴輪、周辺地域にある遺跡との関連の4つの視点から松島王墓古墳の謎に迫ります。 開館40周年記念特別展は、来月17日日曜日まで、町郷土博物館で開かれていて、入場は無料です。 期間中は、記念講演会や町内の古墳を見て歩くイベントなどが計画されています。
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箕輪町学校給食アイディア料理コンテストの審査会
箕輪町が小中学生を対象に応募している学校給食アイディア料理コンテストの審査が、9日に行われました。 コンテストには、小学6年生と中学生から272点の応募があり、各学校の代表者、6人のレシピが選ばれました。 9日夜は、入賞者が、自分の料理をPRし、審査が行われました。 箕輪中部小学校の上條雪奈さんは、「栄養たっぷりの学校給食」 箕輪北小の今井 歌乃さんは、「秋の野菜でお腹は満腹献立」 箕輪東小の漆戸 愛理さんは、「秋野菜たっぷり献立」 箕輪西小の柴 尚玖くんは、「野菜いっぱい赤そば風給食」 箕輪南小学校の神戸 優月さんは「私のおすすめメニュー献立」 箕輪中学校2年の尾坂 樺月さんは「秋野菜のおいしい給食」です。 それぞれの給食を審査員が試食し、季節感・味・彩りなどを採点していました。 審査の結果、箕輪西小の柴 尚玖君のレシピが最優秀賞に選ばれました。 最終審査まで残った優秀献立は、それぞれの学校で給食のメニューにされる予定です。
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台風26号 大きな被害なし
台風26号は今朝、長野県に最接近しました。 上伊那地域には風水害による大きな被害はなかったものの果樹に若干の被害が予想されます。 台風26号は今日の明け方に長野県に最接近し伊那市で最大瞬間風速15.9mを記録しました。 降り始めからの降水量は44.5ミリでした。 JA上伊那によりますと、台風による風の影響で、りんごの表面に傷がつく被害が出ているということです。 傷がついたりんごは価値が下がり直売所などで下級品として安値で販売されるということです。 JA上伊那では伊那市・箕輪町・南箕輪村・辰野町のりんごについて今後1千万円ほどの被害がでると予想しています。 今回の台風でJR飯田線に大きな遅れはなく、中央高速バスは新宿発伊那行の早朝の2便が運休しました。 小中学校では、伊那市・箕輪町・南箕輪村の30校中20校が登校時間を2時間から3時間半ほど遅らせました。 長野地方気象台では、台風が通過したことで上空に寒気が流れ込み、今後数日間は平年より3度ほど朝晩が冷え込み、10月下旬並みになると予想しています。
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第31回上伊那郡市育樹祭
除伐や間伐などの育樹作業を行い、後世に森林の大切さを伝える上伊那郡市育樹祭が16日、箕輪町のながたドームで開かれました。 上伊那郡市育樹祭は、除伐や間伐作業を行い、ヒノキやスギなどの成長を促すことを目的に毎年行われているもので、今回で31回目です。 この日は、森林組合関係者や市町村関係者らおよそ180人が参加しました。 式典で、上伊那地方事務所の青木一男所長は「災害に強い健全な森林を後世に伝えていきましょう」と挨拶しました。 式典後、除伐作業を行う予定でしたが、台風の影響でスクリーンを使った森林教室が開かれました。 森林教室では、県森林総合センターの所長を務めていた岡谷市の片倉正行さんが、県内の森林状況などを説明しました。
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災害復旧費 補正予算案可決
箕輪町は、9月の台風18号の災害復旧費用などを盛り込んだ補正予算案を15日開かれた町議会臨時議会に提出し可決されました。 補正により箕輪町の災害復旧費はおよそ1,130万円増額した1560万円となっています。 内訳は倒木や福与城東の崩落などの農林施設災害復旧費に415万円。 道路修繕などに440万円となっています。 箕輪町の、台風18号による倒木や崩落などの被害額はおよそ1130万円。 果樹などの農家関係の被害額は1670万円となっています。
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台風被害のリンゴでジャム 販売へ
箕輪町の農産物直売所にこりこは、先月の台風18号の影響で傷がつき、出荷出来なくなったリンゴでジャムをつくり、19日から販売します。 台風で傷ついたリンゴで作ったジャムです。 原料となるリンゴは、町内で台風18号の強風により木から落ち、出荷出来なくなったシナノスイートです。 収穫前に落ちたため、色づきが悪く、酸味が残っていたという事ですが、加工すると普通のリンゴと変わらないジャムに仕上がったという事です。 にこりこでは、町内の農家の収入の手助けになればと、急遽1トンのリンゴを仕入れ、ジャムに加工し販売する事を決めました。 JA上伊那よりますと、先月の台風18号による上伊那地域の果樹被害額は、およそ3200万円で、木から落ちた物の多くは廃棄されたという事です。 ジャムは、260グラム入り、300円です。 19日に文化センター周辺で開かれる、イベントで販売され、その後は、にこりこで扱う予定です。
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小出太鼓 権現まつり
伊那市の太鼓チーム小出太鼓の権現まつりが伊那市西春近の稽古場特設会場で6日行われました。 特設ステージでは小出太鼓のチームなどが18曲を披露しました。 出太鼓には大人のチームと、小学校高学年から高校生までの打DA鼓、小学校低学年の若鮎会の3チームがあり、それぞれ週に1度練習を行っています。 権現まつりは練習の成果を披露し、地域の人たちに楽しんでもらおうと地区住民でつくる小出太鼓育成会が毎年行っているものです。 太鼓体験では、子どもたちがステージに登り実際に太鼓を叩いたほか、訪れた人たちも一緒に手拍子をしていました。 会場内では紙の筒と牛皮を使った手作り太鼓コーナーが設けられ、親子連れなどが皮にひもを通して太鼓を作っていました。 8種類の出店も並び、訪れた人たちでにぎわいました。
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箕輪町経営研究会50周年式典
企業経営者でつくる箕輪町経営研究会は発足から50周年を迎え、24日、箕輪町の伊那プリンスホテルで50周年式典を開きました。 式典には、会員およそ60人が集まりました。 発起人のひとり、株式会社マツシマ会長の小林紀玄さんは、「発足から50周年を迎えたが、勉強しただけでは駄目、いかに実践するかが成功のポイント」と挨拶しました。 講演会では健康運動指導士の牧内隆雄さんが、「生涯現役百年人生を可能にする方法」と題し話しました。 牧内さんは、「靴下や靴の履き方で血行が良くなり、健康につながる」と話していました。 参加者は早速その場で実践していました。 箕輪町経営研究会は75社が加盟していて、視察や勉強会を通して、販売力の向上や、コスト削減などに取り組んでいます。
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箕輪町に木製ベンチ10基寄贈
上伊那林産協同組合は、上伊那産の杉と椹で製作したベンチ10基を箕輪町に寄贈しました。 4日は組合の都築透理事長と白鳥和夫箕輪支部長が箕輪町役場を訪れ、箕輪町の平澤豊満町長に目録を手渡しました。 上伊那林産協同組合は上伊那の木材業者など27社が加盟しています。 組合では3年前から、上伊那産の木材を活用した製品をPRするため、上伊那地域に木製ベンチなどを寄贈しています。 今年度は杉と椹で製作したベンチ、10基を箕輪町に寄贈しました。 ベンチは長さ2メートル幅は40センチ、厚さ12センチの1枚板でできています。 箕輪町では、もみじ湖周辺のイベント広場や、赤そばが見える沢広場などに設置しました。 組合では今年度中に駒ヶ根市にもベンチとテーブルを寄贈することにしています。
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箕輪町で有害物質災害想定し訓練
伊那消防組合は、複合レジャー施設で有害物質により多数の負傷者が発生したとの想定で、3日、訓練を行いました。 3日は、箕輪町地域交流センターと交流広場で訓練が行なわれました。 センターの中で有害物質の硫化水素が発生し、多数の負傷者が出ているとの想定です。 伊那消防組合が年に1回行っている集団災害訓練で、今年は箕輪町を主会場に開かれました。 署員らは、化学防護服を身に付け、センターに入り、倒れている人を次々に救助していました。 救助している間に、外には、テントが設営され、有害物質を取り除く除染などが行われていました。 負傷者の数が多い場合に、優先度を色で振り分けるトリアージ訓練も行っていました。 伊那消防組合では、特殊な災害に対しても、各隊が連携し活動できるよう、対応能力を向上させたいとしています。
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箕輪中部小でフラワーアレンジメント体験
箕輪町の箕輪中部小学校の4年生は花に親しむ花育の一環で、フラワーアレンジメントを2日体験しました。 花育は、花に親しむことで優しさや美しさを感じる気持ちを育むものです。 体験は、県や花卉の生産・販売団体などでつくる長野県園芸作物生産振興協議会が毎年行っているものです。 2日は上伊那の生花店5店舗の経営者らが訪れ、児童にフラワーアレンジメントを指導しました。 花は地元産のアルストロメリアやトルコギキョウなどが使われました。 児童らは、店主から花の切り方やきれいな並べ方を教わっていました。 指導に当たった生花店の経営者は、「皆楽しんで体験をしていたので、これをきっかけに花に接する機会を増やしてもらいたい」と話していました。
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ワイン用のブドウを収穫
農業を通して地域の活性化に取り組む、「箕輪町のもみじ湖夢くらぶ」は1日、ワイン用のブドウを収穫しました。 今年は天候にも恵まれ出来は上々ということです。 箕輪町の住民有志でつくるもみじ湖夢くらぶは、11年前から町内でブドウを栽培しオリジナルのワインを作っています。 長岡にあるおよそ35アールのブドウ畑では白ワイン用のシャルドネと赤ワイン用のメルローを栽培しています。 1日はメンバー27人が、その2種類を収穫しました。 メンバーたちは、ひと房ずつハサミで切りコンテナに入れていました。 今年は台風の影響もほとんどなく、天候にも恵まれ糖度が高く出来が良いということです。 今年は、去年より200キロ多い1700キロを収穫しました。 1日に収穫したブドウは、塩尻市の井筒ワインに運び醸造されます。 ワインは1年間ねかせ、来年の10月に味わうということです。
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古田の里赤そば花まつり 賑わう
箕輪町の上古田区による、「古田の里赤そば花まつり」が28日から、上古田公民館で開かれています。 会場には朝から多くの人たちが訪れ、打ちたてのそばを味わっていました。 これは、地域で獲れたそばや農作物を味わってもらおうと、上古田区が毎年開いているものです。 地区内にある赤そば畑は、現在ちょうど見ごろを迎えていて、県内外から観光客が訪れています。 畑を管理する赤そばの会では、「台風18号の影響で倒れてしまったが、ここ数日で花が起きてくれて、見頃になっている」と話しています。 まつり会場では、区内のそば打ち名人による手打ちそばが販売されました。 1日限定1,000食で赤そばは200食用意されました。 訪れた人はそば打ちの様子を見ながらそばを味わっていました。 また、会場の外ではそば粉を使った饅頭や農産物が販売されています。 赤そば花まつりは29日午後3時まで開かれます。 そばはあすも1,000食用意され、このうち赤そばは200食となっています。
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信州みのわ山野草クラブ 山野草展示会
信州みのわ山野草クラブの第21回秋の山野草展示会が、28日から、箕輪町の木下公民館で開かれます。 展示会を前に、会場には、作品が並べられていました。 信州みのわ山野草クラブには17人の会員がいて、毎月1回展示会を開き、研鑽を積んでいます。 今回は、寄せ植えや、石付け、季節の花木、斑入りの草木など200点が並べられています。 寄せ植えは、特色の異なる植物を植えると、水加減などが変わるため種類を選ぶのが難しいという事です。 クラブによると、秋に展示会を開くのは、伊那谷では珍しいということで、秋の山野草を楽しんでもらいたいとしています。 信州みのわ山野草クラブの展示会は28日、29日の2日間、箕輪町木下公民館で開かれています。
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この秋一番の寒さ お蚕様もストーブで暖
27日朝の伊那地域の最低気温は8度とこの秋一番の寒さとなりました。 この冷え込みで蚕の活動も鈍くなっているようです。 箕輪町の養蚕農家、大槻文利さんの作業場では、12万匹の蚕が繭をつくる段階となっています。 しかし、最近の朝晩の冷え込で蚕は糸を出さず身を寄せ合いじっとしているという事です。 昨夜から作業場にはストーブが置かれ、室温は15度以上に保たれています。 今朝の伊那地域の最低気温は8度で、平年と比べ4・3度下回りました。 長野地方気象台によりますと、28日の朝も27日の朝と同じくらいの冷え込みになるという事です。
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箕輪中学校文化祭「ふきはら祭」
27日から上伊那各地の中学校で一斉に文化祭が始まりました。 このうち箕輪町の箕輪中学校の第41回ふきはら祭では、ステージ発表などが行われました。 箕輪中学校の文化祭の今年のテーマは、「つなぐ」です。クラス・学年・全校が大きなつながりとなることを願ってこのテーマにしたということです。 総合的な学習の発表では、1年生が、福祉体験学習について発表しました。 学習では視覚障害者のための点字を体験したり、認知症について理解を深めたということで、映像に合わせて発表していました。 また、1年から3年までの生徒代表5人による弁論会も行われました。 3年生の赤羽 真穂さんは祖父の死を通して感じた家族のつながりについて発表し、「亡くなる前に感謝の気持ちが伝えられなかった。家族と過ごす時間を当たり前と思っていたが、大切にしなければならないと思った」と話していました。 各教室には生徒達の美術作品などが並び、保護者などが見学していました。 箕輪中学校の文化祭は28日までで、ステージ発表や合唱コンクールが予定されています。