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西部花街道をつくる会公園作り
箕輪町の西部花街道をつくる会は18日、下古田で公園づくりをした。
同会は、箕輪町の県道与地辰野線を花のある道にしようと活動している。
この日は会員40人が参加して、下古田の会員所有の土地10アールで作業した。
公園は、周囲に芝を張り、それに沿って遊歩道を設置する。
中央にはロシアンセージやミントなどハーブ系の花を植える予定で、花だけでなく景色が引き立つように、黄色と青2色だけの色使いにするという。
唐澤弘三会長は、「伊那谷を挟む両アルプスが望める場所。地域の人たちに花と共に景色を楽しんでもらいたい」と話していた。
公園は来月完成する予定で、季節に合わせて旬の花に植え替えるという。
なお、会が管理する街道沿いの花桃は咲き始めとなっていて、来週の中ごろから見ごろになりそうだという。 -
上伊那郡民生児童委員協議会総会
上伊那郡の民生児童委員協議会の今年度の総会が17日、箕輪町文化センターで開かれた。
民生児童委員は、身近な地域の相談や支援の担い手として各地で活動している。
協議会の加藤壽一郎会長は、「人間関係が希薄になっている中、災害時などに高齢者や障害者が一人も取り残されないよう普段から関わっていく活動が大切」とあいさつした。
総会では、男女共同参画に関する講演が行われたほか、アトラクションが披露された。
そのうち、箕輪町中曽根地区の住民が「わら打ち歌」を披露した。
縄をなう前に柔らかくするため、わらをたたくときに歌っていた歌だということで、後世に伝えていこうと発足した保存会が、藁を打ちながら歌を披露していた。 -
あけぼの会発足
癌を患った人やその家族などでつくる「あけぼの会」の設立総会が13日、箕輪町の地域交流センターで開かれた。
箕輪町在住で過去に肺がんや胃がんなどを患った経験を持つ人など11人が参加した。
「あけぼの会」は、癌経験者やその家族などが、情報交換を行い、親睦を深めることで、少しでも癌の転移や再発といった不安な気持ちを和らげようと発足した。
会長で、自身も4年前胃がんを患った井澤道治さんは、「今日も、検査や入院で総会に出られないという連絡を3人からいただいている。癌の完治に絶対はないが、治るという前向きな姿勢を持つことが大切。皆で励まし、支えあい癌と戦っていきたい」と話していた。 -
みのわ健康アカデミー入学式
熟年者の健康レベル向上を目指す箕輪町の「みのわ健康アカデミー」の入学式が14日、箕輪町地域交流センターで行われた。
「みのわ健康アカデミー」は、1年間かけて健康講座やマシントレーニング、在宅トレーニングなどに取り組む。
5年目の今年は、町内の56歳から74歳までの42人が入学した。
式で平澤豊満町長は、「大きな目標を持って継続し、いい仲間を作ってこれからの人生を楽しく過ごせるよう頑張ってください」とあいさつした。
式のあと、信州大学教育学部・医学部大学院の寺沢宏次教授による講演会が行われた。
寺沢教授は、コミュニケーションが脳を維持するために大切なことを説明し、「このアカデミーで愛情たっぷり、思いやりたっぷりのコミュニティを作ってほしい」と話していた。
学生は今後、体力測定や健康診断を行い、6月からトレーニングを始めるという。 -
箕輪町でさくらの観察会
花見とは違う角度で桜を楽しむ観察会が11日、箕輪町のながた自然公園で開かれた。
これは桜の知識を深め、身近な桜にも目をむけてもらおう竏窒ニ、箕輪町郷土博物館が開いたもので、地区住民ら11人が参加した。
箕輪町在住の樹木医、唐澤清さんが講師を務め、公園内を歩きながら説明。
園内にはソメイヨシノやエドヒガンザクラ、オオヤマザクラなど、6種類が植えられているが、中でソメイヨシノは、日本で最も親しまれている桜で、広く普及している半面、病気にかかりやすく、管理がとても難しい品種だという。
また、箕輪町のもみじ湖周辺に多く植えられているオオヤマザクラは、標高の高い場所や、寒冷地でよく見られる桜で、濃いピンクに大きな花が特徴だという。
唐沢さんは「1年間で花の咲くこの時期が一番種類を見分けやすい。桜の名所だけでなく、地域の桜にも目を向けてほしい」と話していた。 -
権現桜 見頃
箕輪町中曽根の権現桜が、ここ数日の温かさで花が開き見頃を迎えている。
中曽根公民館の北側にある権現桜は、長野県の天然記念物にも指定されているエドヒガンザクラ。高さ18メートル、幹の太さ10メートルで、樹齢はおよそ千年と言われている。
東西に大きく枝が分かれ、開花の時期や、花の色が違う事から、二本の桜の木が癒着したとも言われている。
町観光協会によると、今年は、温かい日が続いたこともあり、ここ数日で開花が進み、8分咲きとなった。明日は満開になる見込みだという。
権現桜は、夜桜を楽しんでもらおうと、花が散るまでの期間、日没から午後10時半まで、ライトアップが行われている。 -
一の宮介護予防拠点施設竣工式
箕輪町木下一の宮に建設が進められていた介護予防拠点施設の工事が完了し、11日竣工式が行われた。
この介護予防拠点施設は、一の宮公民館が改築から50年が過ぎ老朽化していたことなどから建替えられることになり、昨年10月に着工、今年3月に完成した。
事業費は約4400万円で、国からの地域介護福祉空間整備等事業交付金3000万円や町の補助、地元負担金などが充てられた。
竣工式で平澤豊満箕輪町長は、「地域に住む人が集まって、語り、体を動かし、病気にならない体制作りのため、施設を活用してほしい」と話していた。
箕輪町では、国の地域介護福祉空間整備等事業交付金などを活用して、平成13年から各地に介護予防拠点施設を整備してきた。
昨年度事業では、一の宮のほか上古田と三日町にも介護予防拠点施設が完成している。
これにより、建て替え・改築を行ってきた箇所は17カ所、トイレや部屋の整備を行った箇所を加えると町内32カ所に拠点施設が整備されている。 -
大般若会
箕輪町の西光寺で6日、600巻の経典「大般若経」を読み上げる大般若会の法要が行われた。
本堂では、12人の僧侶による力強い読経の声が響き渡っていた。
虫干しの意味あいもある大般若会では、経典を上から下へと落とす「転読」という方法で、経典を読み上げる。
大般若経は約1400年前、三蔵法師が釈迦から受け取り、中国へ伝えたものと言われ、仏教の基本思想が書かれている。
経典を読む時に起きる風に当たると、一年間の無病息災や家内安全が約束されると言われている。
西光寺の竹花祐栄住職は、「大般若会は春一番にする法要。毎年のことだが、華やかで春の始まりを感じます」と話していた。 -
花まつり
お釈迦様の誕生を祝う花まつりの8日、箕輪町長岡の長松寺では、近くの保育園児が訪れてお祝いをした。
長岡保育園の園児38人が長松寺を訪れ、順番にお釈迦様の像に甘茶をかけた。
長松寺では、今年再建300年となる本堂で花まつりが行われ、山崎義芳住職が、「誕生をお祝いして、みんなの命は尊いということを覚えてください」と園児に話していた。
園児たちは一人ずつ、お釈迦様の像に甘茶をかけたあと、甘茶とやしょうまをもらって帰った。 -
萱野高原に大山桜植樹
箕輪町の萱野高原で5日、オオヤマザクラの植樹が行われ、苗木100本を植えた。
苗木は中部電力伊那営業所から50本、残りの50本は箕輪町出身者でつくる東京箕輪会と中京箕輪会から寄贈された。
作業には、地元の生産森林組合役員らでつくる萱野高原活性化委員会と苗木の寄贈者ら約50人が参加した。
数人ずつに分かれ、かやの山荘近くや林道沿いなどに丁寧に苗木を植えていた。
萱野高原の植樹活動は、平成17年に町の発足50周年記念事業の一つとして始まった。
高原一帯がピンク色に見えるような桜の山にしたい竏窒ニ取り組み、この日の100本も含め、これまでに680本を植樹している。 -
泰成運輸が野菜の販売
箕輪町の運送会社泰成運輸は、地域に元気を発信していこうと4日、木下公民館で野菜の販売をした。
朝8時、木下公民館の駐車場には、社員たちの元気の良い声が響いていた。
泰成運輸は、箕輪町を拠点に精密機器などを全国各地に届けている。
野菜の販売は、不況の中、運送業以外で会社を、また地域を元気にしていこうと企画されたプロジェクト。「まごころ市場いなの里」と名付けられ、野菜を安く販売する。
得意先や知人から安く仕入れた形が悪く、出荷できないようなB級野菜が格安で並び、訪れた人たちは手に持った箱に野菜をいくつも乗せていた。
泰成運輸の野菜販売は、5日も朝8時から木下公民館で行われる。
また11、12日には、伊那市の高遠城址公園でも野菜の販売を行うという。 -
留学生が箕輪町長を表敬訪問
箕輪町の家庭に滞在し、伊那北高校に通うデンマーク出身の留学生が2日、平澤豊満箕輪町長を表敬訪問した。
町役場を訪れたのは、ディテ・ミケルスンさん(17)。箕輪町松島のホストファミリー須藤敬美さんとともに訪れた。
ディテさんは、国際的な高校生の留学機関AFSの留学プログラムで日本に来た。
6日から伊那北高校2年の理数科クラスで勉強し、来年2月まで滞在する予定という。
ディテさんは、「高校では美術をやりたい。家では日本の料理も習いたい」と話していた。
平澤町長は、「しっかり勉強して、留学生活を楽しんでください」と話していた。 -
箕輪町でワークシェアリング始まる
労働時間の短縮により、より多くの人で仕事を分け合う「ワークシェアリング」を導入する箕輪町では、今年度20人の臨時職員を採用した。
今年度新たに臨時職員として採用されたのは、26歳から64歳までの、男性1人、女性19人の合わせて、20人。
町では、事務処理などの業務を臨時職員が担当することで、正規職員が本来するべき仕事を見直し、組織の体質強化や改善に繋げたいしている。
また、景気が悪化する状況で、ワークシェアにより、町民の雇用創出の機会に、繋げたいとしている。
臨時職員の人件費は、正規職員の残業代や特別職の報酬削減、国の補助などから創出する。
町では、ワークシェアにより、住民サービスが向上すれば、今後も積極的に進めていきたいとしている。 -
KOA入社式
新年度がスタートした1日、企業や行政機関で入社式や辞令交付式が行われた。箕輪町に本社を置く電子部品メーカー・KOA、入社式が行われた。
今年は、去年より3人多い、38人が入社。
向山孝一社長は「世界同時大不況という嵐の真っ只中で、現在、KOAも困難に身を置いている。しかし、創業70年の歴史の中で、為替の大きな変動などを経験し乗り切ってきた。この苦しいときを家族のように一致団結して、強いKOAをつくっていこう」と挨拶した。
KOAは、抵抗器の製造・販売で国内の3分の1を占めているほか、国内外の関係会社で4000人近くを雇用している。
ここ5年から10年くらいの間に2割を自動車産業にシフトしてきたが、不況のあおりを受け、影響も出ている。
新入社員は「地域や環境を大切にする会社に入社できてよかった。どんなことにでも全力を尽くしたい」などと、一人ひとり自己紹介した。
入社した38人は今後、ビジネスマナーや会社の歴史などについて研修を受けるほか、2ヶ月の実習を経て、6月に正社員として登用される予定。 -
箕輪選果場りんご選果機設置
箕輪町のJA上伊那箕輪果実選果場に新しいリンゴ選果機が設置され30日、引き取り検査があった。
生産者やJA職員で作るリンゴ選果機建設委員会のメンバーら約40人が新しい選果機を検査した。
新しい選果機は、糖度や熟度を光センサーでチェックする機能が搭載されていて、リンゴ選別の安定化を図ることができる。
また選果の機械化に伴い、作業員の人数をこれまでより15人ほど減らすことができ、人件費の削減にもつながる。
検査をしたある生産者は、「機械化で安定的に良いリンゴを提供できる環境が整った。これを機に、さらに質の高いリンゴ作りに励んでいきたい」と話していた。
新しい選果機は、リンゴの収穫が始まる8月上旬から稼働し始めるという。 -
箕輪町GT推進協議会 組織再編
箕輪町が計画を進めているグリーンツーリズムの推進協議会が30日、町役場で開かれ、組織の再編案が承認された。
箕輪町健康グリーンツーリズムは、都市と地域住民との交流を図り、地域を活性化させようというもの。
組織再編は、今年度の5つの分科会を2つにする計画で、分科会は、炭焼き体験やオーナー制農園などを検討する「都市農村交流グループ」と、農産物加工や健康づくりを検討する「農産物加工・健康メニュー開発グループ」になる。
来年度は、農産物加工のスケジュール作成、交流の試験的なメニュー作りなどに取り組むという。 -
信州伊那梅苑 4月1日オープン
伊那谷の春の観光名所、箕輪町木下一の宮の信州伊那梅苑で、梅が咲き始めた。
今年の梅の開花は、例年より2週間ほど早いという。
花の見ごろは、梅は4月上旬から中旬、しだれ桃は4月中旬から下旬ころの見込み。
信州伊那梅苑は4月1日、オープンを予定している。 -
白いたいやき登場
箕輪町三日町の国道153号バイパス沿いに県下では初めてとなる白いたいやき屋が登場した。
26日オープンした尾長屋信州伊那店は、連日の盛況ぶりで、27日も昼前には2千個を売り上げ完売。翌日からの予約も行列になっている。
タピオカを練りこんだ白い皮に包まれたたいやきの中身は、黒あん、白あん、チョコなどの5種類で、1つ130円。
さめても味が落ちず、冷やして食べてもおいしいという。
尾長屋信州伊那店の石川雅浩代表は、「これまでのたいやきとは一味違ったもちもち感を味わってほしい」と話している。 -
箕輪町が分担金過払い
伊北環境行政組合が建設したペットボトルなど資源物を保管する施設の建設費について、箕輪町が起債償還の分担金を多く支払っていたことが分かった。
この施設は組合を構成する箕輪町、辰野町、南箕輪村と、旧高遠町、長谷村が平成10年に建設した。
施設は箕輪町のクリーンセンター八乙女内にあり事業費のうち約4440万円を起債でまかない、償還は各町村が分担していた。
町ではこの分担金について、事務処理を誤り、償還が始まった平成11年度から今年度までの10年間で合計3583万円多く払っていた。
町では組合を構成する自治体との協議により、今後5年間で払いすぎた分担金を他の自治体が支出することで清算する竏窒ニしている。
またこの件について、経過などを町議会で説明するという。 -
垣内カツアキさん「山と海の絵 春季展」
箕輪町に美術館を構える洋画家、垣内カツアキさんの山と海をモチーフにした企画展が、伊那アルプス美術館で開かれている。
館内には新作の油絵約40点が並んでいる。
箕輪町富田にある伊那アルプス美術館は垣内さんの美術館で、今回は春の企画展。作品は、これまで描き続けてきたという信州の山のほか、伊豆の海などがある。
垣内さんの絵は、詩的な情感を織り込んでいるということで、「これからも自然の美しさを追い続け、何年経ってもやっぱりいい絵だと思われる絵を描きたい」と話していた。
この春季展は5月31日まで。 -
みのわ園で出張定額給付金申請
箕輪町の特別養護老人ホーム「みのわ園」で26日、定額給付金の出張申請受け付けが行われた。
町の職員2人がみのわ園を訪れ、利用者一人ひとりから、名前や生年月日を聞き、申請手続きを行った。
福祉施設に入所する場合、利用者はその施設がある市町村に住民票を移す。
そのため、施設利用者が定額給付金を申請する場合、入所施設が自宅となり、申請は個人や施設、後見人が行うことになる。
みのわ園では当初、みのわ園で一括して申請をする予定だったが、利用者およそ70人分を申請するのは大変な作業となるため、町が出張受付を申し出た。
申請手続きを済ませたある男性は、「定額給付金をもらったら、箕輪町の焼肉屋へ食べに行きたい」と話していた。
小池喜志子施設長は、「申請手続きだけでなく、その後の事務処理まで町でやっていただけるのでありがたい」と話していた。
この日申請を行った人たちには、4月の支給日に給付金が支給される予定。 -
みのわ園に交流スペース増築
箕輪町三日町にある特別養護老人ホームみのわ園に新しい交流スペースが完成し24日、竣工式があった。
交流スペースは、施設の中庭に増築した。
みのわ園は現在、利用者が90人ほどいて手狭になっていることや、地域の人やボランティアと交流できるスペースが確保できていないことから、増築が行われた。
建物は、鉄骨平屋建て、延べ床面積は約131平方メートル、事業費は約3500万円。
施設を運営する上伊那福祉協会の平澤豊満会長は、「少子高齢化が進む中、このような施設はなくてはならないもの。地域の人との交流を密にしていってほしい」とあいさつした。
施設では、この部屋でリハビリについての介護教室を開いたり、地域の人とのふれあいサロンなどとして利用する予定。 -
箕輪町人事異動竏注ナ小にとどめる
箕輪町は23日、4月1日付けの人事異動を内示した。必要最小限」とする小規模の異動で、異動総数は89人、昇格は6人、うち5人が課長級に昇格する。
そのうち、箕輪消防署長には、中村廣さんが昇格する。また、収納対策室長には建設水道課上下水道管理係長の百瀬喜美子さんが、産業振興課長には建設水道課建設工事係長の小島正さんが、いずれも昇格する。
総務課付・上伊那広域連合保健福祉課長には、経営企画課財政係長の安積真人さんが昇格。
また、今回「一味ちがう箕輪の子ども」育成事業の推進に向け新たに保健福祉課内に「子ども未来室」を設置し、室長には保健福祉課国保医療係長の伊藤敦子さんが昇格する。
子ども未来室では、未就学の子供たちの支援を行い、10月には単独の課になる予定。
今回の人事について町では「事務事業の見直しやワークシェアリング導入で機能充実を図る事を目的に、10月に行う予定の人事異動を一部前倒した」としている。 -
地価公示竏宙ノ那市ではいなっせ付近が6・1%マイナス
国土交通省は23日、平成21年1月1日現在の地価公示価格を発表した。
県内の地価の状況は、商業地は17年連続、住宅地は12年連続下落。下落幅も拡大している。
調査は全国の約2万8227カ所で実施。県内では45市町村341地点で行われた。
エリア内の各市町村で下落幅の最も大きい地点は、次の通り。
伊那市は、荒井の「いなっせ」付近の商業地が1平方メートル当り、8万1800円から7万6800円と6・1パーセントマイナス。
箕輪町は、松島の中心市街地商店街の商業地が、1平方メートル当り、4万8500円から4万6千円と5・2パーセントマイナス。
南箕輪村は、沢尻の住宅地が、1平方メートル当り、2万2900円から2万2400円と2・2パーセントマイナスとなっている。
県全体では、商業地が17年連続下落し、前の年と比べ4・2パーセントマイナス、住宅地が、12年連続下落し、前の年と比べ、マイナス3・1パーセントとなっている。 -
定額給付金申請の受け付け始まる
南箕輪村で18日から、定額給付金の申請受け付けが始まった。村役場には多くの人が申請に訪れ、職員が対応にあたっていた。
定額給付金の指定口座への振り込みは毎月8日、18日、28日の3回で、南箕輪村では初回の振り込みが4月8日になるという。
伊那市では、19日に申請書を各家庭に発送することにしていて、受け付けは来週から、振り込みは4月中頃を予定している。
箕輪町では17日から受け付けが始まっていて、初回の振り込みは28日が土曜のため27日を予定している。
定額給付金の申請の受け付けは、それぞれの自治体の申請受付開始日から6カ月間となっていて、各市町村では早めの申請を呼びかけている。 -
箕輪町交通少年団 入退団式
箕輪町交通少年団の入退団式が14日、松島コミュニティセンターで行われ、卒団する54人を送った。
式には、全団員173人が参加した。
あいさつで中村善男団長は、「交通少年団で学んだルールやマナーを守って、これからも事故のないよう過ごしてください」と話した。
このあと、各小学校の卒団生の代表が感想文を発表した。
箕輪中部小の藤森登生君は、「僕たちのこれまでの活動で、少しでも事故が減ってくれていたらうれしい。これからも交通安全に協力していきたい」と話した。
箕輪町交通少年団は、町内の小学5、6年生が事故防止を呼びかける手紙の配布や新成人への飲酒運転防止の呼びかけなどを行っている。
新年度は81人が入団し、4月11日から活動が始まる。 -
ながたの湯改修へ
オープンから10周年を迎えた箕輪町のながたの湯は来年度、リニューアルする。
16日開いた箕輪町議会全員協議会で、設計業者による改修案の報告があった。
平成10年12月にオープンしたながたの湯は、より利用者に喜んでもらえる明るい施設にしようと改修工事をする。
改修案では、露天風呂の拡大や内装の張り替え、利用客の多い女湯の脱衣所と洗い場の拡大などが挙がっている。
町では、工事期間を今年の5月中旬から7月20日までを見込んでいて、6月中旬から7月中旬の間の数日間、工事に伴い休業する予定。 -
日本風景街道交流会
国の日本風景街道に登録している伊那市など近隣の4つの風景街道協議会のメンバーが15日、一堂に集まり、初めての交流会を伊那市のいなっせで開いた。
伊那市、箕輪町、大鹿村、木曽郡の風景街道協議会のメンバー約60人が参加した。
日本風景街道は、地域の自然や歴史、文化など地域資源を活用した景観づくりを進め、地域の活性化につなげてもらおうと国が進めている。
今回は、伊那市の信州伊那アルプス街道協議会の呼び掛けで、街道のつながっている近隣市町村4団体が初めて集まった。
交流会ではワークショップが開かれ、参加者が5グループに分かれて互いの活動内容や課題について意見交換した。
ワークショップが終わると、それぞれ話し合いの結果を発表した。
PRの方法について話し合ったグループは▽活動を地域に広く知ってもらうために、地域住民を対象にしたバスツアーを企画する▽マスコミへの積極的な広報活動の必要性がある竏窒ニ発表した。
景観づくりについて話し合ったグループは、「花の色など地域でテーマカラーを決め、その色に合った景観づくりをしていってはどうか」と発表した。
交流会についてある参加者は、「とても刺激になった。これからも交流会を続けて、お互いの活動をよりよいものにしていきたい」と話していた。 -
箕輪町の卒業生に花束届く
卒業を間近に控えた箕輪町の卒業生に16日、町と友好交流推進協定を結ぶ静岡県浜松市の庄内地区から花束が贈られた。
庄内地区から交流協会の役員が訪れ、今年度の小中学校の卒業生約680人分の花束を卒業生代表に渡した。
交流協会の藤田芳信さんは、「皆さんが大きくなったとき、大きな花を咲かせる人になってほしいとの願いを込めた。ぜひ卒業の記念にしてほしい」と話した。
花束を受け取った箕輪東小学校の大貫翔太君は、「中学では難しいこともたくさんあると思うが頑張りたい」と話した。
また、箕輪中学校の寺平怜央君は、交流事業の一環で庄内地区を訪れたことを振り返り、「これからも二つの町が交流を深めていくためには、ぼくたちのような若い世代が積極的に交流していくことが大切だと思う」と話した。
この花束は、それぞれの卒業式で卒業生一人ひとりに贈られるという。
卒業式は中学校が17日、小学校が18日に行われる。 -
箕輪西小ボラ委員会がごみ箱寄贈
箕輪町の箕輪西小学校ボランティア委員会は12日、分別ができるごみ箱を箕輪町に贈った。委員会の役員3人が町役場にごみ箱を届けた。
委員会は3年前から、エコ活動でインクジェットプリンタ用の使用済みインクカートリッジを集めていて、役場にも回収箱を置いている。
インクカートリッジはベルマークの点数に交換され、これまでに運動会用のテントを購入できたという。
今回、回収に協力してくれている町の人たちにお礼をしようと、ごみ箱を贈ることにした。
委員長の釜屋良美さんは、「町のエコ活動に役立ててください」とあいさつした。
平澤町長は、「町がきれいになるように使いたい」と話していた。
贈られたごみ箱は、役場庁舎内で使うという。