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箕輪町民生児童委員協議会 熊本地震へ義援金10万円
箕輪町の民生児童委員協議会は、熊本地震の被災地へ義援金10万円を贈りました。 23日、小林弘毅会長ら3人が箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に義援金10万円を届けました。 箕輪町民生児童委員協議会では5月13日の定例会で義援金を贈る事を決め、委員59人全員からひとり千円以上の寄付金が集まりました。 町では、これまでに寄せられている義援金と合わせ、日本赤十字社を通して被災地へ贈るという事です。
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餅レンジャー 田植えに参上!
餅を使ったイベントで地域を盛り上げようと活動している箕輪町の「餅レンジャー」が22日、大出の田んぼで田植えをしました。 22日は、大出の4アールの田んぼに、もち米の苗を植えました。 餅レンジャーは、餅を使ったイベントで地域を盛り上げようと、町商工会青年部や役場職員などの若手有志で去年結成しました。 これまで町内のイベント会場や大型店などで餅をつき、訪れた人たちにふるまってきました。 今年は自分たちで餅米から育てようと、初めて田植えをしました。 餅米は秋に収穫し、餅つきで使うということです。 今後は餅を使った料理の開発にも取り組みたいとしています。
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VC長野トライデンツ リーグ昇格を祝う
南箕輪村に拠点を置く男子バレーボールチーム VC長野トライデンツのチャレンジリーグⅠ部昇格を祝う会が21日、箕輪町で開かれ選手らがさらなる活躍を誓いました。 祝賀会はトライデンツのスポンサーなどでつくる実行委員会が企画したもので会場にはおよそ90人が集まりました。 笹川星哉監督はあいさつで「リーグ戦で初めて負けた次の日の練習で選手は本当に気合いが入っていた。その選手の姿で救われた部分もあったし選手を信じて残りの試合を戦っていこうと思った。」とその時の心情を振り返りました。 トライデンツは昨シーズン、日本バレーボールリーグ3部にあたるチャレンジリーグⅡに初参戦し17勝1負で初優勝しました。 また上のリーグとの入れ替え戦ではセット率で上回り2部にあたるチャレンジリーグⅠへの昇格を果たしました。 今シーズンは11月からリーグ戦が始まる予定でクラブスローガンを「昇心(しょうじん)」としているトライデンツは、日本バレーボールリーグ1部にあたるプレミアリーグ昇格へ向け運営を強化するとしています。
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上古田唐澤さんの畑でアヤメが見ごろ
箕輪町上古田の唐澤敬司さんの畑では、アヤメが見ごろとなっています。 上古田のかたくりの里の隣りにある唐澤さんの畑には、2万株のあやめが植えられています。 この場所は、田んぼや畑として利用していたということですが、農作物を動物に荒らされてしまうため、10年前からアヤメを育てるようになったということです。 まだ蕾のものもあり、来週いっぱいは楽しめそうだということです。
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箕輪西小で選書会
学校の図書館に置く本の一部を児童に選んでもらう「選書会」が16日に箕輪町の箕輪西小学校で開かれました。 この日は全校児童99人が高学年と低学年に分かれ、体育館に並んだ1,000冊の本からそれぞれ図書館に置く1冊を選びました。 箕輪町では、本や図書館に関心をもってもらい、選ぶことへの責任感を身につけてもらおうと平成26年から「選書会」を開いています。 児童は何冊も本を見比べ、先生や司書に相談しながらお気に入りの1冊を選んでいました。 この日の選書会は箕輪北小、箕輪東小も合同で開かれました。 選んだ本は6月中旬に図書館に並べられるということです。 選書会は、町内全ての小中学校で順次開かれます。
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箕輪町内の福祉施設の利用者が風船バレー大会
箕輪町内の6つの福祉施設の利用者が19日ながたドームで風船を使ったバレーを楽しみました。 利用者と施設間の交流を図ろうと平成24年から始まり、今回で4回目になります。 この日は、町内のデイサービスセンターなど6つの福祉施設から、利用者165人が参加しました。 座ったままできる風船バレーは、1チーム10人で対戦します。 制限時間は5分で5点先にとった方が勝ちとなります。 施設ではリハビリをかねて普段から風船を使ったバレーをしているという事で、日ごろの練習の成果の発表の場にもなっています。 コートの外からは、応援の声がかけられていました。 大会を行った箕輪町福祉施設事業所連絡会の中村泰子さんは「目標を持つ事で楽しく体を動かす良い機会になった」と話していました。
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箕輪中学校 強歩大会
箕輪町の箕輪中学校の第24回強歩大会が、今日開かれました。 午前9時、3年男子が一斉にスタートし、その後、男女が学年ごと3分刻みで出発しました。強歩大会は、24回目の伝統行事です。 男子は15キロ、女子は12キロを走ります。 コースは、中学校グラウンドをスタートし、富田グラウンドを折り返し、箕輪西小学校を通るルートです。 生徒たちは、沿道の声援を受けながら懸命に走っていました。 中学校のグラウンドでは、ゴールする生徒に、仲間から大きな声援が送られていました。 3年男子優勝は陸上部の中谷楓君で59分8秒でした。 3年女子優勝は、陸上部の大槻美亜さんで、52分15秒でした。
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トラビスジャパン農家民泊7月にスタート
箕輪町の旅行業トラビスジャパンは、外国人や都会の人達を受け入れる農家民泊を7月にスタートさせます。 17日は、トラビスジャパンが箕輪町文化センターで農家民泊の説明会を開き、受け入れを考えている農家10軒に手続きなどを話しました。 トラビスジャパンには、ここ数年農家民泊を希望するアジアなどの観光客からの問い合わせが増えています。 箕輪町内には、受け入れ先がないため、現在、伊那市や飯田市の農家を紹介しています。 箕輪町内で対応できるようにしたいと今回、説明会を開きました。 今回、説明会に参加した箕輪町沢の大槻俊光さんです。 大槻さんは、6年ほど前、トラビスジャパンが行ったツアーで観光農園として協力しました。 大槻さんは、「収穫や袋づめ作業を体験してもらいたい」と話します。 3年前に農家民泊をスタートした伊那市では、観光協会が窓口となり農家民泊を行っていますが需要に追い付かないのが現状です。 箕輪町で本格的な農家民泊の受け入れを7月からスタートさせるトラビスジャパン。 30軒を目標に町内での受け入れ農家を確保するとともに、近隣の辰野町や南箕輪村でも受け入れ農家を募集していくということです。
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南箕輪村で消防団が水防訓練
辰野町、箕輪町、南箕輪村の消防団は、川の氾濫などによる被害を防ぐための技術を学ぶ水防訓練を、14日、南箕輪村で行いました。 部長以上の幹部団員126人が参加し、川が氾濫した際に行う、3つの水防技術を学びました。 辰野町、箕輪町、南箕輪村の消防団でつくる、上伊那北部消防連絡協議会が、出水期を前に毎年5月に行っている訓練です。 土のうを結びつけた樹木を河川に入れ堤防の決壊を防ぐ「木流し工法」では、重しとなる土のうが流されないようしっかりとロープで固定していました。 「積み土のう工法」では、隙間から水が流れたりしないよう、ひとつひとつの向きを変えながら積んでいきました。 堤防に浸透する水を遮断し決壊を防ぐ「シート張り工法」では、水中に固定するための竹や土のうを結びつけました。 北部消防連絡協議会では、昔から行われている水防技術を継承し、災害に備える事の重要性を再認識する機会にしたいとしています。
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箕輪町安全安心の日の集い 意見交換
箕輪町は、セーフコミュニティ国際認証を取得した記念日の12日、安全安心なまちづくりについて考える集いを開きました。 関係団体や一般から120人が参加し、第一部では5つのテーマに分かれ意見を交わしました。 高齢者の交通事故防止がテーマのグループです。 箕輪町は、2012年にセーフコミュニティ国際認証を取得しました。 取得した5月12日を「箕輪町安全安心の日」と定め、安全や安心について考える催しを去年から開いています。 第2部では参加者がホールに集まり、それぞれのグループで出た意見を発表しました。 子どもの見守りがテーマのグループです。 町セーフコミュニティ推進協議会会長の白鳥政徳町長は、「これまでの取り組みを分析し、再認証に向け様々な対策に取り組んでいきたい」とあいさつしました。 セーフコミュニティは5年ごとに再認証が必要で、来年1月に現地審査が行われ、その結果をふまえ来年5月に再認証となります。 また12日は、町のモデル地区として、交通危険か所のマップや災害時安否確認台帳の製作に取り組んだ、富田地区安全安心推進協議会に日本セーフコミュニティ推進機構から奨励賞が贈られました。
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箕輪町議会 熊本地震への募金28万円集まる
箕輪町議会が7日に熊本地震への復興支援として行った募金活動で、28万円が集まりました。 13日は木村英雄議長らが活動について報告しました。 箕輪町議会は、5月7日に町内3つの店舗で募金活動を行いました。 その結果、目標としていた10万円を上回る28万3,657円が集まったということです。 箕輪町議会では、議員から集めた義援金13万円を足した41万3,657円を、17日(火)に熊本県と大分県に送るということです。 木村議長は「今後の活動については検討中だが、1日でも早い復興を願って支援を続けていくことが大切だ」と話していま
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元五輪 競歩代表酒井さんのウォーキング教室
20キロ競歩の元オリンピック代表選手の酒井浩文さんのウォーキング講座が、12日、箕輪町のながたドームで開かれました。 酒井浩文さんは、1988年のソウルオリンピックに20キロ競歩代表選手として出場しました。 みのわ健康アカデミーの講座で酒井さんが毎年指導していて、人気の講座となっています。 この日は、みのわ健康アカデミーの現役生と、OB、一般から101人が参加しました。 酒井さんは、靴の履き方から、足の向きなど、正しいウォーキングについて参加者に指導していました。 みのわ健康アカデミーでは、受講生が毎週1回のマシントレーニングをおこなっている他、月1~2回の講座を受講しています。 箕輪町では「正しいウォーキングを身につけて健康を維持してほしい」と話していました。
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みのわ祭りのポスターとうちわ図案決定
7月30日に行われるみのわ祭りのポスターとうちわの図案が決まりました。 ポスターに採用されたのは箕輪中学校2年の野澤咲喜さんの作品です。 ポスターは500枚作られ、公共施設や協賛企業に貼られます。 うちわに採用されたのは箕輪中学校2年の唐澤茉奈さんの作品です。 うちわは1万本作られ、町の全戸に配布されます。 図案は267点の応募があり、9日に開かれたみのわ祭り実行委員会の中で審査員の投票により採用作品が選ばれました。 2016みのわ祭りは7月30日にみのわ天竜公園で行われます。
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箕輪町・南箕輪村 県町村会通して熊本県に義援金
箕輪町臨時議会が10日に開かれ、地震で被災した熊本県への義援金145万円を盛り込んだ一般会計補正予算案が全会一致で可決されました。 義援金は、県の町村会が決める人口区分によって金額の目安が定められていて、箕輪町は145万円を町村会を通して熊本県に送ります。 議員から「義援金以外に物的支援・人的支援については、町としてはどのように考えているのか」という質問がありました。 白鳥政徳町長は「人的支援については、要請があった場合1人の職員を派遣できると町村会に伝えた。時期場所など必要に応じて派遣する予定です」と答えました。 また、南箕輪村でも村議会臨時会が9日に開かれ、熊本地震への義援金115万円を盛り込んだ一般会計補正予算案が全会一致で可決されました。
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箕輪町の松島美容室 地域貢献で出張ヘアカット
箕輪町松島に本店を置く松島美容室は地域貢献の一環で、無料の出張ヘアカットを9日に伊那市の伊那養護学校で行いました。 美容室の定休日を利用して、従業員35人がボランティアで伊那養護学校を訪れました。 松島美容室では地域貢献の一環で毎年、伊那養護学校での出張ヘアカットを行っています。 この日は、小学部1年生から高等部3年生までの児童と生徒75人が好みの髪型にカットしてもらいました。 松島美容室は、箕輪町に4店舗、伊那市と駒ヶ根市にそれぞれ1店舗美容室があり、松島の本店の創業は昭和36年です。 創業者で相談役の関元子さんは、「地域の皆さんのおかげで55年間店を続けてこられた事に感謝し、恩返しとしてこれからもこの活動を続けていきたい」と話していました。
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箕輪町 熊本地震義援金1回目の送金
箕輪町は、5月8日までに役場に届けられた熊本地震の被災地への義援金、24万9,698円を、9日に日本赤十字社に送金しました。 箕輪町役場1階玄関前には、熊本地震の被災地支援として募金箱が設置されています。 8日までに町へ届けられた義援金の合計は、24万9,698円になったという事です。 4月18日から義援金の受付を始め、9日、日本赤十字社長野県支部に1回目の送金を行いました。 箕輪町役場では、引き続き義援金の受付を行っています。
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信州みのわ花街道推進協議会 熊本地震の義援金届ける
信州みのわ花街道推進協議会は、熊本地震の被災地への義援金3万234円を、9日、箕輪町へ届けました。 唐澤荘介会長が役場を訪れ、白鳥政徳町長に義援金、3万234円を手渡しました。 信州みのわ花街道推進協議会では、箕輪町の県道与地辰野線沿線でハナモモの育成を行い、ウォーキングなどを楽しむ「花街道まつり」を毎年行っています。 今年は、上古田公民館前に募金箱を設置したところ、イベント参加者などから3万234円が集まったという事です。 義援金は、箕輪町役場に届けられた他の義援金と一緒に被災地へ届けられるという事です。
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信州かやの山荘で毒キノコを学ぶ講座
箕輪町の信州かやの山荘で、毒キノコの種類を学ぶ講座が、8日に開かれました。 講座には、箕輪町内や諏訪などから8人が参加しました。 講師は、かやの山荘管理人で長野県きのこ鑑定士の伯耆原尊さんがつとめました。 かやの山荘では毎年、食べられるキノコを学ぶ講座を開いていますが、今回は初めて毒キノコのみを学ぶ講座を開きました。 伯耆原さんによりますと、県内には全部で826種類のキノコがあり、そのうち毒キノコは95種類だという事です。 かやの山荘周辺には、胃腸障害や幻覚などの中毒を起こすベニテングタケが多く自生しているという事です。 講座は次回6月に開かれ、実際にキノコ狩りをしてキノコの種類を学ぶ予定です。
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デイサービスセンターゆとり荘 花壇の花が咲き揃う
箕輪町三日町のデイサービスセンターゆとり荘の花壇では、ボランティアが植えたおよそ20種類の花が咲き揃っています。 花壇を整備しているのは、有志でつくる「箕輪ふれあいガーデン」のメンバーで、月に2回手入れをしています。 季節ごと花を植え替えるということで、現在はパンジーやわすれな草などの花が咲いています。 ゆとり荘では、「利用者が季節の移ろいを感じることができて大変ありがたいです」と話していました。
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箕輪町議会があす募金活動
箕輪町議会は熊本地震の復興支援として7日、町内の大型店で募金活動を行います。 6日、木村英雄議長と唐澤千洋副議長が箕輪町役場で記者会見を開き協力を呼びかけました。 募金活動はベルシャイン伊北店と箕輪店、イオン箕輪店の3店舗で行い、日時は7日、午前10時から11時半までです。 町議会議員15人が3店舗に分かれ募金を呼びかけることにしていて目標は10万円以上としています。 町議会では集まった募金に議員の支援金を合わせて熊本と大分の義援金口座に振り込むことにしています。
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信州みのわ山野草クラブ 春の展示会
箕輪町の信州みのわ山野草クラブの春の展示会が、7日と8日の2日間、木下公民館で開かれます。 会場には、会員16人の作品およそ200点が並んでいます。 信州みのわ山野草クラブは、15年前に公民館クラブとして発足し、山野草の育成方法や作品の作り方を学んでいて、春と秋の年2回展示会を開いています。 信州みのわ山野草クラブの春の展示会は、7日と8日の2日間、木下公民館で開かれます。 会場では余剰苗の即売や、ヤマシャクヤクを中心とした無償苗がもらえる抽選も行われます。
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こどもの日 箕輪町郷土博物館で無料開放イベント
こどもの日の5日、箕輪町郷土博物館では、親子で気軽に足を運んでもらおうと入館料を無料にした体験イベントが行われました。 博物館前に展示されている電気機関車の内部が公開されました。 こども達は運転席に座り、かつて電気機関車を運転していた国鉄OBのメンバーから操作方法を教えてもらいました。 博物館の中では、電車模型が展示されました。 去年8月に亡くなった伊那市山寺の尾崎晃一さんが作ったもので、博物館では2年ぶりに展示されました。 電車を動かすための配線を尾崎さん以外に誰も知らないという事で、尾崎さんの鉄道仲間の小林哲さんが、自分の持っている機材や部品を使い、試行錯誤しながら今回の展示を完成させたという事です。 箕輪町郷土博物館では「春のふれあい博物館」と題して、大型連休中に地元で楽しめる体験イベントを毎年行っていて、今年で10年目になります。
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箕輪町木下区 ふれあいハイキング
箕輪町の木下区で、恒例の「ふれあいハイキング」が5日に行われました。 区民、およそ300人が参加し、木下南保育園から南箕輪村の大芝高原まで約5キロの道のりを歩きました。 木下区で30年ほど前から毎年行われている恒例行事で、20年ほど前からは木下区青少年健全育成会が実施しています。 育成会の三澤誠会長は「少子化や核家族化の時代に、地域の子どもと触れ合う機会としてこれからも続けていきたい」と話していました。
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箕輪町で廃棄物不法投棄監視員委嘱式
箕輪町の不法投棄を監視する廃棄物不法投棄監視員の委嘱式が4月25日に町役場で行われました。 委嘱式では監視員を務める6人に白鳥政徳町長から委嘱書が手渡されました。 廃棄物不法投棄監視員の制度は平成9年から始まりました。 箕輪町内では平成25年度は17件、平成26年度は26件、平成27年度は14件の不法投棄が報告されています 。 近年はゴミの種類が多様化したり捨てる場所が巧妙化するなどの傾向があるということです。 白鳥町長は「行政だけでは目の届かないところがある。住民の皆さんと連携して不法投棄撲滅に取り組んでいきたい。」と挨拶しました。 委嘱された監視員の任期は2年で、月に1回以上各担当地区を見回ります。
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科学のおはなし会 音の性質を体感
実験を通して科学の楽しさを体験する科学のおはなし会が30日箕輪町図書館で開かれました。 おはなし会では、全国で科学の楽しさを伝える活動をしているNPO法人ガリレオ工房理事の土井美香子さんらが、音の性質を紹介しました。 太さの違うゴムをはじいたり、水の入ったコップをたたいたりして、音程の違いを聞き比べました。 土井さんは、「ものがゆっくり振動すると低い音が、早く振動すると高い音がでます」と説明していました。 30日は町内がから25人の子どもとその保護者が参加し、楽しみながら科学に触れていました。
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瀧上豊さん講演会「長野県の自然災害」
関東学園大学教授で地球科学が専門の瀧上豊さんによる講演会が30日、箕輪町地域交流センターで開かれ、伊那谷断層や熊本地震について話をしました。 講演会では、瀧上さんが「長野県の自然災害」と題して、地震の基礎知識や県内にある活断層について話しました。 伊那谷断層について瀧上さんは、「30年以内に地震が発生する確率はほぼ0%とされています。ただし、長さ79キロの断層が一度に活動した場合、マグニチュード8程度になるという調査結果があります」と話していました。 また熊本地震については、「震度7規模の地震が続けて起こったことはこれまでになく、専門家でも今後どう推移するのかわかっていません」と話していました。 講演会は町図書館が開いたもので、訪れた人たちは話に耳を傾けていました。
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地域発元気づくり支援金内定事業発表
長野県が、市町村や公共的団体を支援する「地域発元気づくり支援金」で上伊那地域の44事業が内定し、28日に伊那合同庁舎で開かれた記者会見で発表されました。 今年度の県全体の予算額は8億5000万円で、上伊那の配分額は7,593万円となっています。 内定した事業のうち市町村別では、伊那市は「イーナちゃんで地域活性化!プロジェクト」の1件で54万円となっています。 箕輪町では「自然エネルギーの地域循環推進事業」など4件で470万円となっています。 南箕輪村は「運動あそびin南箕輪」の1件で64万円となっています。 その他に上伊那観光連盟の「上伊那の観光資源発掘事業」に616万円、上伊那林業振興協議会の「上伊那発!ぬくもり伝える木の良さ発信事業」に291万円などとなっています。 28年度は、46団体から53件、8,232万9,000円の要望があり、そのうち38団体の44件、5,978万6,000円が採択されました。 県では、5月2日から2次募集を行う予定です。
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箕輪町景観計画案 白鳥町長が審議会に諮問
箕輪町の白鳥政徳町長は、町独自の景観形成について定める「箕輪町景観計画」の案を審議会に諮問しました。 27日、白鳥町長が審議会に計画案について諮問しました。 箕輪町は今年3月、町独自の景観形成に必要なルールや届出を定める事ができる景観行政団体に移行しました。 それに伴い、景観計画を策定します。 計画案では、町内で景観に影響を与える一定規模以上の建物の建設について届出を必要としています。 建物の高さは、住居地域では原則15m以下、商工業地域では31m以下とし、経ヶ岳をはじめとする中央アルプスや、南アルプスなどの眺望を阻害しないよう周囲からの見え方を考慮した配置とするなどの基準が定められています。 白鳥町長は「上伊那全体の統一を図りながら町の個性を活かした景観形成を進めていきたい」と話していました。 答申は来月、景観計画の施行は7月中の予定です、
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小水力発電検討へ 箕輪ダムで現地説明
長野県が箕輪ダムで導入を検討している小水力発電についての現地説明会が、27日開かれました。 長野県や町、地元住民などでつくる小水力発電に関する研究会が1月に立ち上がりました。 27日の現地説明会は研究会が開いたもので、およそ20人が参加しました。 県の担当者は、ダムの管理体制や発電施設の建設予定地について説明をしました。 箕輪ダムでの小水力発電は、農業用に使用している水の一部を地下の取水管から取り入れ発電を行う計画です。 発電に使用した水は川に戻すので、流量に影響はないという事です。 出席した住民からは、ダムの下流に建設が予定される発電施設の災害対応について意見が出されていました。 県では今後、研究会で出た課題について検討を行い、発電量など具体的な計画を策定していく事にしています。
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伊那地域定住自立圏共生ビジョン策定へ
伊那市、箕輪町、南箕輪村が相互に連携して定住人口の確保や地域活性化について協議する、伊那地域定住自立圏共生ビジョン協議会が26日発足しました。 協議会は、伊那市、箕輪町、南箕輪村が連携し将来にわたって活力ある地域づくりを進めて行こうと発足しました。 定住自立圏は人口定着を進めるため3市町村が連携し圏域全体で必要な生活機能を確保し定住の受け皿を形成するものです。 定住自立圏が形成されると国から有利な財政支援を受けることができます。 委員は3市町村の住民代表や商工団体、交通機関関係者など20人で構成されていて任期は2年です。 会長には、伊那市区長会長会会長の山岸康弘さんが選任され伊那地域定住自立圏連絡協議会会長の白鳥孝伊那市長が共生ビジョン策定について諮問しました。 伊那市では去年6月に伊那地域定住自立圏形成に向けた「中心市宣言」を行い、今年1月には箕輪町、南箕輪村と連携に向けた協定を締結しました。 協定に基づき空き家の利活用や地域公共交通、人材育成の3つを柱に今後、5年間のビジョンを策定します。 また、子育てについても協議する他、パブリックコメントを募り今年7月をめどに、白鳥市長に答申する予定です。