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白鳥氏 町長選初当選
任期満了にともなう箕輪町長選挙の投票が16日行われ即日開票の結果新人で前の県松本地方事務所長の白鳥政徳さんが初当選を果たしました。 当選から一夜明けた17日白鳥さんは新たな町政運営に意欲を見せていました。 今回の箕輪町長選挙は新人同士の一騎打ちとなり白鳥さんは7638票を獲得しました。 元県会議員の清水洋さんは5687票でした。 投票率は68.12%で平成14年の前回町長選を8.4ポイント下回りました。
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箕輪町長選挙 白鳥政徳氏初当選
任期満了に伴い16日に投開票が行われた箕輪町長選挙。 無所属・新人で前の松本地方事務所長の白鳥政徳氏が初当選しました。
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箕輪町長選 16日投開票
任期満了に伴う箕輪町長選挙は、16日投票が行われ即日開票されます。 12年ぶりとなる町長選。 立候補している2人の新人の両陣営は、15日、町内を隈なく遊説し支持を求めました。 無所属で新人の白鳥政徳さんは、午前8時に地元福与で、選挙戦最終日をスタートさせました。 街頭演説で白鳥さんは「一生懸命町づくりをしてまいります。さらに力強い箕輪町をつくってまいりたい。そういった気持ちが通じたと思っております。」と話しました。 地元での演説を終えた白鳥さんは、町内全域を遊説しました。 要所では街頭演説を行い、力強い町をつくるとアピールしました。 無所属で新人の清水洋さんは午前8時、長田で選挙戦最終日をスタートさせました。 街頭演説で清水さんは「今まで話をしませんでしたが、もし私が落選するようなことがあれば二度と選挙をする気はありません。後を断っての選挙です。」と話しました。 清水さんは、道行くドライバーに支持を呼びかけたほか、遊説で町内を隈なくまわりました。 午後5時に木下から松島を歩いて行進し町政の変革を訴えました。 10日現在の有権者数は、男性9,849人、女性1万74人の合わせて1万9,923人となっています。 14日までに期日前投票を行った人は1,917人で、有権者の9.6%となっています。 今年8月の長野県知事選挙の期日前投票率は11.2%、12年前の町長選挙では期日前投票は行われませんでした。 16日は、町内22箇所の投票所で午前7時から午後8時まで投票が行われ、即日開票されます。 伊那ケーブルテレビでは、町長選の開票速報を午後8時45分から生放送します。
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松本山雅スタッフが子どもたちを指導
長野日報社主催のサッカー教室が15日、箕輪町のながたドームで開かれました。 15日は、伊那市を中心に年少園児から小学3年生までおよそ50人が参加しました。 教室は、サッカーの楽しさを知ってもらおうと、松本山雅のスポンサーとなっている長野日報社が年に2回開いているものです。 松本山雅FCユースアカデミーのスタッフ3人がコーチを務め、パスやドリブルなどを指導しました。 他に、6対6のミニゲームが行われ、子どもたちは真剣な表情でボールを追いかけていました。 長野日報社では「今日の体験が本格的にサッカーを始めるきっかけとなり、この地域からJ1で活躍する選手がでてくれればうれしい」と話していました。 子どもたちはおよそ2時間、笑顔で汗を流していました。
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箕輪町長選「関心ある」8割
任期満了に伴い16日に投開票が行われる箕輪町長選挙について、伊那ケーブルテレビでは、有権者200人を対象に電話アンケートを行いました。 それによると、8割の人が今回の町長選に関心があると回答しています。 伊那ケーブルテレビでは、12日と13日の2日間、無作為に抽出した、箕輪町の有権者の1%にあたる200人に電話によるアンケート調査を行いました。 「今回の町長選挙に関心がありますか」との問いには、79.5%が、「関心がある」と回答しています。
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山雅J-1昇格祝いグリーンシャワー
松本山雅のJ―1昇格を緑の紙テープ、グリーンシャワーで祝おうと、伊那谷のサポーターが参加している南信ペーニャは、テープづくりに追われています。 13日から作業が始まりました。 箕輪町松島の飲食店、地球の食卓には、南信ペーニャに参加しているサポーターや一般が集まって、紙テープづくりに精を出しています。 松本山雅後援会から協力要請があり、1万2千本のうち、600本を手伝います。 山雅カラーの紙テープの芯を抜き、1本を2つに分けるため、切ってまき直します。 600本から1200個が出来上がる計算です。 23日に松本市のアルウィンで行われる最終戦後に選手たちが場内を一周するイベントで、グリーンシャワーと題してサポーターが一斉に紙テープを投げ入れる予定です。 作業は、16日日曜日にも伊那市の花月旅館で行われる予定で、南信ペーニャでは、協力を求めています。 詳しくは、南信ペーニャのブログをご覧ください。
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箕輪町長選挙 候補者に聞く (下)
箕輪町長選挙立候補者に新しい図書館建設計画について届出順に考えを聞きました。 箕輪町は、3月に松島のJA上伊那箕輪町支所を候補地とする新しい図書館の建設計画を示しました。 敷地面積は約5千平方メートル、JAや商工会が入る複合施設で事業費は10億円を計画しています。 町では7月に図書館建設の賛否を問う住民アンケートを行い、結果 賛成が65.7%、反対が16.8%、どちらとも言えないが17.5%でした。 白鳥政徳さん 「今までのアンケートが全てだめだとか拙速だとかいうつもりはないです。 かなり長い期間検討も重ねていますし住民の皆さんからの期待もあると思っていますので私がその決めたプロセスと理由が納得できれば次の段階に進めたいと思います。」 清水洋さん 「あまりにも住民の意見が考慮されていないのではないでしょうか。 言い方は悪いですが“ここまでの間にやらなければいけないからやりましょう”というふうに私には映ってしょうがない。 一旦白紙に戻してさらに検討するなかで考えていきたいと思います。」 今後の議論の進め方について2人は次のように話します 白鳥さん 「機能としてはたくさん付けたいです。 そうするにはいろんな方の意見を聞いてつくらなければいけないということと民間施設との融合、民間の力とか考え方とつくろうという図書館が全体として世の中に発信できるかということが決め手だと思います。」 清水さん 「町民全体的な議論が足りていないと思っていますので広範な意見を聞くべきだというふうに考えます。 ワークショップでもいいですし委員会でもいいですしそういったものを立ち上げて意見を聞き皆さんに説明していくという格好を考えたいと思います。」
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箕輪町長選挙 候補者に聞く (上)
6日投開票の箕輪町長選挙に立候補した2人に、届出順に主な政策と平澤町政について聞きました。 前の県松本地方事務所長の白鳥政徳さん。 白鳥さんは、最初に取り組みたい課題として少子化、人口減少問題を揚げ、専門委員会を設置するとしています。 「一番最初はやはり少子化人口減少対策をスタートさせるということだと思います。 “みのわ未来委員会”をつくるとか“少子化総合対策”であるとか“相談室”をつくるとか、それはやろうと思えばすぐできることなのでそこをまずやります。」 元県議会議員で、会社役員の清水洋さん。 清水さんは、「すべての人に優しい町」を基本理念に、少子化対策として町独自の奨学金制度の創設を掲げています。 「“箕輪型の奨学金制度”をつくりたいと思っています。 箕輪型というのは一定の手続きさえ踏んでくれれば全額は返さなくてもいいというもので箕輪にお子さんが帰って来てくれて住んでくれて働いてくれるという前提で応援をしていきたい。」 平澤町政、白鳥さんの評価です。 「平澤町政によって行政が企業的な要素、行政経営という概念を取り入れて進めてきたことはかなり評価しています。 しかし時代は変わります。求めるものも変わりますので私は先人の皆さん、また平澤さんの上に立って新しい町をつくるということだと思います。 もちろん踏襲するものもあるでしょうし新しく改革したり変化をつけなければいけないものもあります。」 平澤町政、清水さんの評価です。 「総合的にはやはりひとつの箕輪の時代をつくったという意味では評価はあっていいかと思います。 ただ私自身違和感を感じているのは行政の手法です。特にトップダウンの手法が皆さんの声を生かす行政というよりは町長の意向を反映するという町政運営だと思っています。 そういった意味では評価する面、評価しない面、是々非々という言い方になるかと思います。」
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箕輪町長選挙告示 新人2人の一騎打ち
任期満了にともなう箕輪町長選挙が11日告示されました。 町長選挙には共に無所属で新人の白鳥政徳さんと、清水洋さんの2人が立候補し、12年ぶりの選挙戦へと突入しました。 町長選挙に立候補したのは届出順に、前の松本地方事務所長で無所属・新人で福与の白鳥政徳さん60歳と、元県議会議員で無所属・新人で松島の清水洋さん61歳の2人です。
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上伊那木質バイオマス推進協議会 発足
上伊那地域の森林資源、薪や木質ペレットなどの利活用について考え、利用促進につなげようと、上伊那木質バイオマス利用推進協議会が10日発足し、伊那市のいなっせで初総会が開かれました。 この日は、上伊那の8市町村長など10人が集まり、上伊那バイオマス利用推進協議会の初総会が開かれました。 会長には、上伊那地方事務所の青木一男所長が選ばれました。 木質バイオマスは、上伊那地域の森林の間伐材を再生可能エネルギーとして、薪や木質ペレットなどに加工したもので、ストーブやボイラーなどの燃料として使用します。 県内の平成25年度末のペレットストーブ導入台数は全部で1,727台で、そのうち上伊那地域は県内1位の467台です。 燃料となるペレットは、上伊那森林組合で生産を行い、年間1,750トンの生産能力を持ち、県内最大となっています。 生産量は、平成17年度に483トンでスタートし、平成25年度には生産能力を上回る、およそ4倍の1,935トンを生産しています。 協議会では、森林を守りながら、間伐で出た木材の有効利用を進めていく考えです。 また、学校、保育園、社会福祉施設などにペレットストーブやペレットボイラーの設置を推進していくとしています。 他に、情報収集や情報発信にも力をいれる考えで、民間企業などと連携していくということです。 この日は、「木質バイオマス利用の最新動向と導入のヒント」と題し、東京都に本社を置く株式会社森のエネルギー研究所の大場龍夫所長による講演も行われました。 大場さんは、「森林資源は持続可能な社会における中核的資源」「今はまだ化石燃料のボイラーに比べ、導入コストが高いが、長期で見ればコストは逆転する」と話していました。
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箕輪町長選挙 あす告示
任期満了にともなう箕輪町長選挙は11日告示されます。 これまでに出馬を表明している2人を表明順に紹介します。 元県議会議員で会社役員の清水洋さん61歳。無所属新人、松島です。 前の県松本地方事務所長の白鳥政徳さん60歳。無所属新人、福与です。 これまでに出馬を表明しているのはこの2人のみで新人同士の 一騎打ちとなる公算が高まっています。 清水さんは、「すべての人に優しい町」を基本理念に行政と住民が信頼しあえる「チーム箕輪」づくりに取り組むとしています。 政策としては子育て世代の支援の充実や高齢者障がい者福祉の充実、などを基本政策に掲げています。 また新図書館建設については時間をかけて意見を集約する必要があるとして事業を一旦白紙に戻し再検討するとしています。 白鳥さんは「力強い町づくり」を基本理念に「箕輪町ブランド戦略」を策定し町を全国ブランドにするとしています。 政策としては少子高齢化人口減少対策、まちづくりを担う人材の育成などを挙げています。 また新図書館建設については用地選定のプロセスと理由に納得ができれば事業を進めたいとしています。 箕輪町の10日現在の有権者数は男性9,865人女性1万77人合わせて1万9,942人となっています。 箕輪町長選挙はあす告示、16日投開票で即日開票されます。
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上伊那生協病院増改築終了
箕輪町の上伊那生協病院の増改築工事が終了し、9日竣工式と内覧会がありました。 増改築工事は、建物東側にリハビリ病棟や人口透析室を増設し、新たに小児リハビリ室を設置しました。 2階の回復期リハビリ病棟は、700平方メートルのリハビリテーション施設を併設し、50人の専門職員を配置しています。 3階の人口透析室は、これまで20床だったものを最大30床まで可能なスペースを確保しました。 夜間にも対応した最新のシステムとなっています。 5階には、以前から要望が高かった小児リハビリ室を新たに設置しました。 発達障害を中心にした幼児や児童のリハビリをスタートさせます。 増改築工事は、去年10月から始まり、このほど完成しました。 上伊那医療生活協同組合が運営していて、総事業費は、6億3,000万円です。
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幻のりんご 「あいかの香り」収穫
長野県の農家が開発した、幻のりんごと呼ばれる、「あいかの香り」の収穫作業が5日、行われました。 この日は、箕輪町木下にある信州のりんご与古美(よこみ)代表の伊藤剛史さんの30アールの畑で収穫が行われました。 伊藤さんは伊那市高遠町と箕輪町でりんごを栽培しています。 りんごは15年前に、父親の伊藤三明さんが植えたもので、3年後に実を付けました。 「あいかの香り」は、長野県内でも、栽培している農家が少ないことから、市場になかなか出回ることがなく「幻のりんご」と呼ばれています。 このりんごはフジと違う品種をかけあわせたものですが、それが何かわからず、苗木の確保が難しいということです。 蜜が霜降り状に入り甘味が強く、大玉で、日持ちも良いのが特徴です。 「あいかの香り」は、フジやツガルに比べ、育てやすく商品化率も高いということです。 伊藤さんは、市場に出回るシナノスイートとフジの切り替え時期で商品が薄くなる時に収穫できることから、今後増やしていきたいと話していました。 幻のりんご「あいかの香り」は、贈答用が主ですが、一部ファーマーズあじ~なでも販売しています。 収穫作業は、11月下旬まで続くということです。
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町長選届け出書類事前審査 2派が出席
任期満了に伴う11日告示、16日投開票の箕輪町長選挙の立候補届出書類の事前審査が4日、町役場で行われました。 事前審査には立候補を予定している2派が出席しました。 事前審査には、これまでに出馬を表明している2派が出席し、町選挙管理委員会から審査を受けました。 事前審査は、告示日当日の立候補の届出をスムーズに行うためのものです。 現在、箕輪町長選挙に出馬を表明しているのは、表明順に無所属新人で松島の清水洋さん61歳と無所属新人で福与の白鳥政徳さん60歳です。 他に目立った動きはなく町長選は新人同士による一騎打ちになる見通しです。 箕輪町長選挙は11日告示、16日に投開票となっています
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みのわ健康アカデミーOB会
箕輪町のみのわ健康アカデミーOB会は、10月31日にウォーキングとごみ拾いを行いました。 OB会のウォーキングは、3年前から春と秋の年2回行われています。 春はながた、秋は三日町の番場原公園を出発するコースです。 みのわ健康アカデミーのOBのほか現役生や一般50人が参加し、2.6キロ離れた福与城跡をめざしました。 みのわ健康アカデミーは、40代から70代までが対象で、現在10期生が学んでいます。 1年間、健康に関することを学びます。 OB会は、アカデミー卒業生で組織していて、400人にのぼります。 毎回ウォーキングの前には、社会貢献活動として、ごみ拾いをしています。 番場原第2グラウンド周辺で行い、空き缶やペットボトル、たばこの吸い殻などが目立ちました。 会長の平出清一さんは、「参加者が交流をふかめながら健康増進につなげていきたい。」と話していました。
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信州の老舗264社を公表
長野県は、長野県百年企業、信州の老舗表彰の受賞企業264社を公表しました。 上伊那は、15社、伊那ケーブルテレビ放送エリア内の3市町村では、8社です。 伊那市では、5社が決定しました。 伊那市高遠町の合資会社赤羽菓子店は、1897年明治30年創業です。 代表する菓子は高遠まん頭。 鉾持神社参道で売り出したのがはじまりとされています。 社長の赤羽敏さんは、和菓子製造一級技能士で、経営だけでなく技術にこだわり続けています。 伊那市東春近の沢渡木材株式会社は、1895年、明治28年創業です。 安く売るのではなく、確実な良い商品を安く売れる組織を目標に国内外の大手製材工場から直接仕入れています。 長野県産材の販売にも力を入れています。 伊那市高遠町上山田の株式会社仙醸は、1866年慶応2年の創業の酒造メーカーです。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内での受賞企業の中では最も歴史があります。 伊那谷産米を使い南アルプスの伏流水を使い杜氏でなく常勤社員による酒造りを行っています。 伊那市荒井の株式会社フォトスタ・トゥエンティーワンは、1913年、大正2年創業です。 西町には、風の丘デュボンタンがあり、写真部門、ビデオ部門、フォトデザイン部門があり、豊科や松本などでも事業展開しています。 合資会社宮島酒店は、1911年、明治44年創業です。 スペックよりも安心・安全にこだわった酒づくりをしています。 酒米は、すべて無農薬、減農薬の契約栽培米を使っています。 全量無農薬栽培の米による酒造りを目指しています。 箕輪町では、2社が決定しました。 松島にある株式会社カネカは、1897年、明治30年創業。 燃料、金物販売を行ってきました。 現在は、台所やトイレ、風呂の水回りにも力を入れています。 松島仲町の有限会社金星製菓舗は、1886年明治19年創業。 こしたか万十、くるま菓子の伊那の渓谷が人気商品です。 古くから伝わるヒノキの梁がその歴史を物語っています。 南箕輪村では、1社が決定しました。 神子柴にある株式会社プリンティアナカヤマは、1913年大正2年創業。 伊那に電気が供給され電車が通った年に伊那市旭町で活版印刷業中山印刷所を創業。 上伊那の草分けとして発展しました。 現在は、オンデマンド印刷機を増設し名刺からポスターまで小ロットに対応しています。 表彰式は、11月28日に松本市で行われます。
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箕輪北小学校で生け花の出前教室
地元の生け花の指導者が小学校に出向いて指導する県の出前教室が、30日、箕輪町の箕輪北小学校で開かれました。 箕輪北小学校の6年生33人が、マグカップを使った生け花を体験しました。 指導したのは、伊那市で生け花の指導をしている野溝淳子さんと溝口治子さんです。 これは、小学生に花に触れる楽しさや地元で生産された花を知ってもらおうと、県や花卉生産者などでつくる協議会が県内30校で開いているものです。 この日は地元で栽培されたアルストロメリアやトルコギキョウ、カーネーションを使いました。 野溝さんは、「花の形や色を良く見て、誰にプレゼントしたいか考えながら配置しましょう」などとアドバイスをしていました。 完成した生け花は学校から持ち帰って家族に贈るという事です。
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上伊那検定 実施へ
広域的に住民を巻き込んだおもてなし向上につなげようと、地域資源を活用した上伊那検定が平成29年度をめどに実施されることになりました。 上伊那地域の商工団体や観光団体などが参加するおもてなし向上プロジェクト実行委員会が30日設立されました。 県や上伊那の市町村、商工団体や観光関連団体など34の団体で組織されます。 伊那合同庁舎で設立総会が開かれ、事業計画などを決めました。 上伊那地域おもてなし向上プロジェクト実行委員会は、広域連携部会、事例集・ツアーコンテスト部会、上伊那検定部会の3つの部会で構成されます。 上伊那検定は、上伊那検定部会が検討を進めます。 検定は、地域住民のおもてなしの意識を高めようと歴史や文化、経済などに関する試験を行うものです。 実施時期は、平成29年度、受験者数は、100人以上、合格者数は、70人以上を確保するという具体的な数値目標を定めています。 このほか、事例集・ツアーコンテスト部会は、おもてなしに関する事例をとりあげ情報発信のあり方を検討するほか、地域の自然、歴史、食などを活用したツアーコースのコンテストの実施を検討します。 30日は、おもてなしの事例発表として、伊那市長谷の「蔵の宿みらい塾」の女将、市ノ羽幸子さんが「ためしてみて!農家民泊」の演題で講演しました。
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向山一人 生誕100年
伊那谷の政治経済や文化に大きな影響を与えた向山一人さんの生誕100年を記念した催しが11月1日に、箕輪町のKOAで行われます。 向山さんは、1914年大正3年に箕輪町の農家に生まれ、戦後の疲弊した伊那谷の各地に電子部品製造工場を建設。 「伊那谷に太陽を」を合言葉に、電子工業のメッカ・伊那谷の基礎を築きました。 向山さんは、政治の世界にも進出。 市議会、長野県議会、衆議院、参議院で議員として活躍。 1995年、平成7年、81歳で亡くなりました。 生誕100年記念の催しは、100年の節目にその足跡をたどろうと開かれます。 会場となるKOAパインパークのハローウイングでは、29日から本格的に準備が始まりました。 記念展では、社内で保管されている写真50点の展示と、記録映像が放映される予定で、向山孝一会長が創業者で父親の一人さんについて語ります。 生誕100年記念の催しは、11月1日土曜日、感謝祭に合わせて午前11時から行われます。
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箕輪ダムもみじ狩り賑わう
箕輪町の箕輪ダム周辺では、ここ数日の冷え込みで紅葉が進み紅葉狩りに訪れる人たちで賑わっています。 箕輪ダムは通称もみじ湖と呼ばれていて周辺にはおよそ1万本のもみじが植えられています。 27日は平日にもかかわらず町内外から多くの人が紅葉狩りに訪れていました。 この時期は地元の農産物などを販売する屋台も出ていて訪れた人が買い求めていました。 箕輪町観光協会によりますともみじは今月17日ころから色付き始め27日現在は5割から7割ほどになっているということです。 来月2日には農産物の直売や長ぐつとばし大会などが行われる、もみじ湖夢まつりも計画されています。 町観光協会では気温の変化にもよりますが見頃は今週末頃と予想しています。
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弘妙寺でもみじみごろ
伊那市高遠町の弘妙寺の境内にあるもみじが、見ごろとなっています。 もみじは、1週間ほど楽しめるということです。
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戦争体験をきく 300人目の取材
伊那ケーブルテレビが制作している番組「戦争体験をきく」の出演者が17日の収録で300人となりました。 17日は、300人目の出演者となった伊那市日影の春日義直さん宅で収録が行われました。 「戦争体験をきく」は、戦争の悲惨な体験談を後世に伝え、記録としても残す目的で伊那ケーブルテレビが2008年から制作をはじめ、現在6年目を迎えています。 番組は、週1回の更新で、年間およそ50人を取材しています。 満蒙開拓で旧満州に渡った人や、南方作戦に携わった人、学徒動員で働いた人や伊那飛行場の建設に携わった人など、これまでに様々な証言が得られています。 戦争体験の高齢化が進む中、来年は戦後70年を迎え、取材にもさらに力を入れていく考えです。 「戦争体験をきく」の放送時間は、月曜日から金曜日の午前5時30分、午前9時、午後5時、午後8時30分他、1日5回から6回放送しています。
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平成27年度高校入試志願数発表
来年度の県立高校入学志願数の第1回調査結果が24日、発表されました。 全日制では前期選抜が1.5倍、後期選抜が1.46倍となっています。 上伊那農業は、 生産環境科前期に39人、後期に49人。 園芸科学科前期に62人、後期に89人。 生物科学科前期に41人、後期に43人。 緑地創造科前期に29人、後期に35人が志願しています。
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故・春日巖さんに旭日単光章
箕輪町議会議員などを務め地方自治の発展に寄与したとして、今年8月に74歳で亡くなった春日巖さんに旭日単光章が贈られました。 23日は、春日巌さんの妻・富貴子さんと、長女の征矢小百合さんが箕輪町役場を訪れ、表彰の伝達を受けました。 春日巖さんは、平成7年に箕輪町議会議員に初当選し、4期16年にわたり在職するなど、地方自治に貢献してきました。 春日さんは、大腸がんにより、今年8月に亡くなりました。 春日さんには、地方自治に尽力した人が受章する旭日単光章が贈られました。
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ごみ処理費用有料制度見直しでアンケート実施
上伊那広域連合は、排出量によって2段階となっているごみ処理費用有料制度見直しのため、アンケートを実施します。 21日は上伊那広域連合の廃棄物政策審議会が伊那市のいなっせで開かれ、アンケートの素案が了承されました。 上伊那地域では有料制度が2段階になっています。 第一段階ではごみ処理費用としてごみ袋1枚当たり30円かかります。 ごみ排出量が規定量を超えると第2段階となり、1枚当たり180円となります。 上伊那広域連合は、3年ごとに有料制度の見直しを行っていて、今回は2段階の有料制度を継続するかどうかも含め根本的な見直しを行います。 アンケートは来月5日から17日まで上伊那地域の3,000世帯を対象に行われ、内容はごみ処理手数料の金額についてや、チケットのしくみを理解しているかなどです。 委員からは「二段階の制度はコストもかかり、行政窓口の負担にもなるので廃止を考えていいのではないか」という意見の一方、「二段階になっていることでごみ排出量抑止につながっている」という声が上がっていました。 上伊那広域連合ではアンケートの結果を分析し、来年2月の審議会で施策の方向付けをしたいとしています。
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中学生ロボットコンテスト 南信大会
中学生ロボットの南信1位を決める中学生ロボットコンテスト南信大会が12日、伊那市の創造館で開かれました。 大会は、中学生の創造力を高めようと開かれていて今年で11回目になります。 大会には、南信地区を中心に、6校、23チームが参加し、予選リーグと決勝トーナメントが行われました。 ルールは、ガムテープの芯でできたアイテムを縦90センチ、横45センチのエリアに運び、その上に屋根となるCDを重ねると得点になります。 さらに、その上にアイテムなどを積み重ねると高得点になります。 決勝トーナメントには女子チームの姿もあり、上手にロボットを動かして、勝利をおさめ喜んでいました。 決勝戦では、伊那市の東部中の「宅急便」が、ロボットの操作で苦労する中、辰野中の「欅11号」は確実にアイテムを積み上げ、優勝しました。 11月には、千曲市で県大会が開催されることになっています。
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箕輪西小4年生が間伐体験
箕輪町の箕輪西小学校4年生が地域住民らと一緒に20日、上古田の区有林の間伐と、春先に植樹したヒノキを鹿の食害から守る為の薬剤を塗る作業を行いました。 作業は、子ども達が森に親しみ環境への理解を深める、みどりの少年団の活動として毎年行われています。 この日は、4年生11人と地元住民などあわせて25人が参加し、上古田の区有林のヒノキ20本を間伐しました。 間伐は木の成長に必要な太陽の光が当たるようにする為に行います。 木は直径5センチから10センチほどに成長したもので、子ども達は大人の手を借りながら切っていました。 春先に植樹し高さ50センチほどに成長したヒノキなどを鹿の食害から守るために薬剤を塗る作業も行いました。 これは、雪が積もると鹿の食料がなくなり、雪から少し顔を出したヒノキの新芽が食べられ成長が止まるのを防ぐものです。 薬剤の効果は出ていて、去年は100本に薬を塗り、ほとんど被害でなかったということです。 間伐した木は、箕輪西小学校で行われる木工教室で使うということです。
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箕輪町でフェンシング全国大会
フェンシングの全国カデ・エペ選手権大会が18日と19日の2日間、箕輪町社会体育館で開かれています。 大会には、全国24都府県から13歳以上17歳未満の男子47人と女子42人が出場しています。 18日は、予選の総当たり戦が行われ、18日の結果を元に19日のトーナメントが組まれます。 大会は、2015年世界カデ選手権日本代表の選考基準のポイント対象大会となっています。 県内からは、伊那北高校、箕輪進修高校、箕輪中学校の生徒12人が出場しています。 ある選手は「2日間自分の力を精一杯発揮して地元で優勝できるように頑張りたい」と話していました。 なお、箕輪町町民体育館では、17歳以上20歳未満が出場する「全国ジュニア・エペ選手権大会」も開かれています。
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認知症捜索訓練
認知症の人が行方不明になった場合を想定した訓練が17日箕輪町で行われました。 音声告知放送なども使って一般にもよびかけ、地域での見守りの意識を高めました。 黄色い帽子をかぶった民生委員5人が認知症役となり、町内5つの小学校区にわかれて歩きました。 家族役のふたりは、箕輪町交番にかけこみ、容姿の特徴などを警察官に伝えました。 交番から役場に連絡が入り、防災無線や音声告知放送で住民に周知がはかられます。 沢地区を歩いていた認知症役の鈴木誠さん。 なかなか発見してもらえません。 2回目の防災無線で、気づいてもらえました。 箕輪町社会福祉協議会が行った訓練で、町や警察、見守り協力団体などから40人が参加しました。 訓練後に行われた反省会です。 認知症役をつとめた民生委員からは、「なかなか気づいてくれなかった」「音声告知放送が有力だった」「情報をきちんと伝えることが大切」「繰り返し訓練する必要がある」などの意見が出ました。 役場に寄せられた目撃情報は、20件を超えました。 箕輪町社協では、「情報提供は少なくないと感じた。関係機関と情報の共有ができ、今後の取り組みの参考になる訓練だった」と振り返っていました。
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箕輪町松島で住宅火災 けが人なし
15日午前0時50分頃、箕輪町松島で住宅の1階と2階の一部を焼く火事がありました。この火事によるケガ人はありませんでした。 伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは箕輪町松島の中村和年さん宅です。午前0時50分頃、この家に住む中村さんの長男から消防に通報がありました。火は木造二階建て住宅の1階と2階の一部170平方メートルを焼き、午前2時15分頃消し止められました。 この火事によるケガ人はありませんでした。 警察と消防では、風呂釜の煙突部分に何かがつまり、過熱した事が火事の原因とみて調べを進めています。