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箕輪中部小児童大根収穫体験
箕輪町の箕輪中部小学校の児童が9日、大根の収穫体験をした。
3年2組の児童30人が、大根の収穫を体験した。
大根畑は、農業生産法人わかば農園が、刺身のツマ用として栽培している。
今回大根を無償で給食に提供すると、わかば農園から申し出があり、子どもたちが収穫を体験することになった。
子どもたちは、200本ほどの大根を収穫し、学校に運ぶためにトラックに積んでいた。
子どもたちは、家に持ち帰る大根も貰っていて、「おでんで食べたい」「たくあんにして食べたい」などと話していた。 -
伊那フィル定期演奏会
伊那フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会が6日、伊那文化会館で開かれた。
伊那フィルハーモニー交響楽団は、伊那文化会館の建設を機に発足したアマチュアオーケストラで、現在市内を中心に約80人が所属している。
定期演奏会は年に一回開かれていて、今年で22回目を迎えた。
伊那市出身で早稲田大学OBでつくるニューイヤー祝祭管弦楽団の常任指揮者を務める征矢健之介さんを指揮者に迎え、アンコールを含む計4曲を披露した。 -
市民芸術文化祭
伊那市内の芸術文化団体が一堂に集まる伊那市民芸術文化祭が5、6日、いなっせで開かれた。
会場となったいなっせでは、6階ホールでステージ発表、2階と5階、6階の一部で作品展示が行われている。
これは、地域で活動する芸術文化団体の活動発表の場を作ろうと、NPO法人伊那芸術文化協会が毎年開いているもので、今年で6回目。
ステージ発表には2日間合わて17団体が出演し、初日はバレエや日本舞踊、フラメンコなどの発表があった
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また展示会場にはいけばなや文化刺繍、写真など、19団体の作品が200点以上並び、多くの人で賑わっていた。
ある関係者は「参加団体も少しずつ増えている。発表だけでなく交流の場にもなればうれしい」と話していた。 -
芸大生が吹奏楽部を指導
伊澤修二の縁で伊那市と交流のある東京藝術大学の学生が5日、市内の中学校で吹奏楽の指導をした。
市内3つの中学校で指導が行われ、このうち伊那東部中学校には芸大生8人が訪れた。
この演奏指導は、伊那市高遠町出身の伊澤修二が東京藝術大学の初代校長だったことが縁で毎年行われている。
この日は東部中が来年1月の長野県アンサンブルコンテストで演奏する課題曲について、それぞれのパートにわかれて指導を受けていた。
打楽器のパートでは、ドラムを叩くときに種類ごと叩き方を変えるために、腕の移動を素早くするように芸大生が指導していた。
中学生は「普段の練習ではわからないことを教えてもらえて、とてもためになる」と話していた。
芸大生による指導は6日も市内2中学校で行われる。 -
古田人形定期公演
箕輪町上古田伝統芸の古田人形芝居の定期公演が5日、箕輪町文化センターで行われた。
定期公演は、上古田に伝わる伝統芸能古田人形を多くの人達に見てもらおうと毎年12月に行われている。
会場には約400人が訪れ箕輪西小学校古田人形クラブや保存会による公演に見入っていた。
このうち箕輪中学校古田人形部は、浄瑠璃「生写 朝顔話 宿屋の段」を上演した。
箕輪中学校古田人形部は、1年生から3年生まで合わせて23人が保存会のメンバーから指導を受け日々稽古を重ねている。
古田人形部は、昭和54年に発足し今年で31年目になる。
今回上演した「生写朝顔話」は、目の見えない娘と武士の切ない恋物語。
生徒たちは人形を巧みに操り、気持ちを込めて上演していた。
また今年は、松本を拠点に全国各地で活動している「くすのき燕」さんが、人形をつかって一人芝居をし、会場を訪れた人達の笑いを誘っていた。
古田人形芝居保存会の柴登巳夫会長は「小学生と中学生による上演は素晴らしかった。これからも若い後継者の育成に力を入れていきたい」と話していた。 -
かんてんぱぱ絵画コンクール審査会
伊那食品工業株式会社が主催するかんてんぱぱ小学生絵画コンクールの審査会が、4日開かれた。
4日は、かんてんぱぱホールで審査会が開かれた。
この小学生絵画コンクールは、小学生にふるさとの自然や生活に目を向けもらい、ふるさと伊那に愛着を持ってもらおうと開かれていて、今年で5年目。
今年は、市内の全小学校・15校から、900点が寄せられた。
審査員は、伊那食品工業の塚越寛会長や、北原明伊那市教育長、信州高遠美術館の竹内徹館長、植物細密画家の野村陽子さんらが務めた。
審査員は、対象物をよく観察して描けているかなどを見ながら審査していた。
審査の結果は、今月中旬に発表予定。
なお、伊那食品工業では、このコンクールに学校奨励賞を設け、学校が希望する副賞を贈っていて、教育設備の充実にも貢献していきたいとしている。 -
箕輪北小で豆腐作り
箕輪町の箕輪北小学校の2年1組の児童は1日、自分たちが育てた大豆を使って豆腐作りに挑戦した。
箕輪北小の2年生は、大豆の学習を進めてきた。
学校近くの畑で大豆を育て、枝豆を食べたほか、味噌作りを体験するなどの活動をしてきた。
子どもたちから、豆腐を作ってみたいとの声があがり、町内で活動している農村女性の会「野良っ娘の会」のメンバーに教えてもらうことになった。
収穫した大豆のうち、1.8キロをミキサーにかけ、豆乳を作った。
野良っ娘の会のメンバーは、豆乳ににがりを入れ、丁寧にかき混ぜるなど指導をしていた。
型に入れて15分ほど待つと、豆腐が出来上がった。
野良っ娘の会の関幹子会長は、「子どもたちに、こういう機会を通して、農業や食べるということを伝えていきたい」と話していた。 -
箕輪中部小英語クラブ 英語劇
箕輪町の箕輪中部小学校の英語クラブの子どもたちは3日、英語で劇を上演した。
英語クラブに参加している5・6年生6人が英語劇「オズの魔法使い」を発表した。
英語クラブは、月に2回あるクラブ活動の時間を使って5月から劇の練習に取り組んできた。
本来は全校の前で発表する予定だったが、新型インフルエンザの影響で、この日は2年生の前で発表した。
この劇を指導したのは、箕輪中部小学校を担当しているイギリス出身のALT、キャリー・フィリップスさん。
ネイティブの英語を劇を通して楽しく学んでもらいたいと考え、箕輪中部小学校で初めて英語劇に取り組んだ。
キャリーさんも魔女役で登場し、子どもたちを沸かせていた。
箕輪町では、英語教育に力を入れていて、平成15年度から小学校でも英語に親しむ時間を設けている。
箕輪中部小学校では、1年生から6年生までの全てのクラスで、それぞれ年間を通して20時間の英語の授業が行われるという。 -
吉澤玉昌さんが伊那市に墨絵を寄付
墨絵の愛好者でつくる日本墨絵会の吉澤玉昌(ぎょくしょう)さんは、25号のボタンの墨絵を4日伊那市に寄付した。
飯田市下殿岡に住む吉澤さんは、4日伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長に作品を手渡した。
吉澤さんが6月に伊那市で開いた墨絵展を小坂市長が鑑賞したことのお礼にと寄付したもの。
日本墨絵会は、長野県や山梨県などの愛好者120人でつくる組織。吉澤さんが指導にあたっていて、伊那市では、ひと月に2回のペースで教室が開かれている。
小坂市長は、「大勢の市民の目に触れる場所に飾りたい」と話していた。 -
美篶小学校 開校記念
伊那市の美篶小学校では、毎年恒例の開校記念式典が1日行われた。
美篶小学校では、開校した明治34年1902年の翌年から、毎年12月1日に開校式典を行っている。
これは、地域の人に学校の様子や子供たちの活動について理解を深めてもらうと、毎年開いていて、今年で108年目。
1日は、様々なイベントが行われ、学校の外では昔ながらの味噌づくりなどを体験出来るコーナーが設けられた。
並べられたものは美篶資料館に保管されているもので見るだけでなく実施に子供たちに触れる機会にしようと企画された。
美篶資料館運営委員会のメンバーがお手本を見せた後子どもたちは実際に手に触れて体験をしていた。
このうち、きな粉づくりでは炒めた大豆を石臼に入れて回した。
出来あがると子どもたちはさっそく出来たてのきな粉を味わっていた。
運営委員会では、体験を通し昔の人たちの生活を感じてもらえれば」と話していた。 -
箕輪町で小学校英語教育研修会
平成23年度から実施される小学校の外国語活動に備えるための研修会が30日、箕輪町交流センターで開かれた。
小学校の外国語活動は英語に早くから親しんでもらうため文部科学省の新学習指導要領により、平成23年度から5・6年生で始まる。
研修会は、それに伴い、指導者として求められる役割を知り、不安を解消してもらおうと箕輪町内の小学校教諭を対象に開かれた。
講師は箕輪町の小中学校に外国語指導助手ALTとして派遣されているニコラス キンレッドさんらが務めた。
研修会では授業方法について説明があり、児童が上手に話せたらほめてあげるなど、英語は楽しいものだと思わせるよう指導することが大切だと話していた。
また英語の学習は文法を覚えたり、日本語に訳すことではなく、外国人とコミュニケーションがとれるようにすることが目的だと意識を変えてもらいたいと話していた。
箕輪町では、すでに平成15年度から小学校の全学年で英語の授業を行っていて、指導者のレベルアップを図ることで、さらなる授業の充実につなげていきたい竏窒ニしている。 -
箕輪町教育委員長 平出紘一さんに
箕輪町の新しい教育委員長が、北小河内の平出紘一さん(67)に決まった。
26日開かれた箕輪町臨時教育委員会で、前委員長の任期満了による退任に伴い、新しい委員長を教育委員の互選で決めた。
平出さんは元教諭で、平成14年3月に箕輪町の箕輪東小学校校長を務めたのを最後に定年退職した。平成14年4月から町の教育委員を務めている。 -
オリンピック女子バレーボール金メダリストの池田広美さん
美篶小児童に指導モントリオールオリンピック女子バレーボール金メダリストの池田広美さん、旧姓矢野広美さんが25日、美篶小学校を訪れ、児童を指導した。
これは、文部科学省と日本体育協会が主催するトップアスリート派遣指導事業の一環で行われた。
池田さん、旧姓矢野広美さんは、32年前の1976年、モントリオールオリンピックで日本が金メダルに輝いた際のメンバーで、現在は、岐阜県の日本航空高等学校バレー部の指導者などとして活躍している。
この日は、5年生と6年生それぞれ2クラス、合わせて4クラスが、1時間ずつ指導を受けた。
池田さんは、バレーの基礎となるオーバーパスやサーブなどを教えていた。
また、池田さんが上げたトスを子ども達が次々とスパイクしていた。
美篶小学校では、「トップアスリートから直接スポーツを学んだ経験を活かし、基礎的な体力を高めるとともに、積極的にスポーツに取り組む姿勢を養っていきたい」としている。 -
箕輪西小古田人形クラブ公演
箕輪西小学校の古田人形クラブは25日、保護者の前で古田人形芝居を上演した。
保護者向けの発表は年1回行われていて、この日は参観日に合わせて公演をした。
上演したのは「傾城阿波鳴門 巡礼歌の段」。
これは、お家騒動にからみ離れ離れに暮らす親子の情を描いている。
箕輪西小の古田人形クラブは、4年生から6年生までの15人で、週1回、1時間ほど練習をしている。
子どもたちは、練習の成果を発揮し、人形を巧みに操って熱心に演じていた。
保護者は、子供たちが演じる人形芝居に見入っていた。 -
伊那北高職業体験学習
伊那北高校は、専門的な仕事について生徒に学んでもらう就業体験学習を実施している。
1年生24人が、10カ所の企業で学んだ。
このうち篠田瑞生さんは21日、伊那ケーブルテレビで取材の現場やアナウンスを体験した。
県教育委員会では、教育の一環として平成15年度から就業体験を行なっていて、今回伊那北高校では、1年生の総合ゼミの時間を利用した。
篠田さんは、プレゼンテーション能力を高めたいと伊那ケーブルテレビで働いた。
「しゃべり方、どうしたら緊張しないで話せるか教わった。今後に生かしていきたい」と話していた。 -
市民吹奏楽団定演前に練習
伊那市民吹奏楽団は、定期演奏会を間近に控え、練習に熱が入っている。
伊那市民吹奏楽団は、昭和51年に発足したアマチュア楽団で、メンバーは学校や会社に通いながら週に2回集まって練習している。
17日夜は、定期演奏会に向け、音程やリズム、バランスなどを繰り返し練習していた。
伊那市民吹奏楽団の第32回定期演奏会は、22日午後1時半から伊那文化会館大ホールで行われる。
クラシックやポップスなど9曲を披露する予定で、元NHK交響楽団首席トロンボーン奏者の伊藤清さんとの合同演奏もある。
伊那市民吹奏楽団では、「聞き馴染みのある曲も多く演奏するので、楽しいステージにしたい」と話していた。 -
東春近小の児童がリンゴ収穫
伊那市の東春近小学校の4年生が19日、リンゴの収穫を体験した。
19日は4年生およそ50人が東春近の伊藤一路さんの畑で、リンゴを収穫した。
東春近小学校では、毎年4年生が伊藤さんの協力を得て、リンゴ学習をしている。
リンゴ学習は、リンゴがどんな風に大きくなるかを学ぶとともに、農業の大変さを知ろうと16年前から続いている。
リンゴの花の咲く頃から作業を手伝い、これまでにも花や小さい実を摘む作業などをしてきた。
19日は収穫作業をした。
子どもたちは、手を目いっぱい伸ばして高い所になった赤いリンゴを収穫していた。
収穫の後は、さっそくリンゴの味を味わっていた。 -
江崎孝坪作品展
伊那市高遠町出身の日本画家、江崎孝坪の仕事展が、県伊那文化会館で開かれている。
江崎孝坪は1904年に高遠町に生まれ、15歳の時に東京へ上京し、働きながら絵を学んだ。
歴史上の人物を得意としていて、戦後初の日展では特賞を受賞し、歴史小説の挿絵、歌舞伎や映画の美術などの分野でも活躍した。
会場には、日本画をはじめ挿絵原画や写真など100点が飾られ江崎孝坪の多彩な活動が紹介されている。
また、黒沢明監督の映画「七人の侍」の衣装デザインも手掛け、アカデミー賞の衣装デザイン賞にもノミネートされている。
江崎孝坪の仕事展は23日まで県伊那文化会館で開かれている。 -
伊那西小創立60周年
伊那市の伊那西小学校で15日、創立60周年を祝う記念行事が行われた。児童や保護者、地域住民などが集まり、式典や講演会などがあった。
伊那西小学校が開校したのは1950(昭和25)年。
開校前、横山区や平沢区の子供たちは伊那小学校まで歩いて通っていたため、「何とか地元に学校をつくりたい」と、地域の人たちが活動し誕生した。
現在、1年生から6年生まで73人の児童がいて、学校周辺にある学校林を活用した教育も行われている。
今でも地域が学校を支えていて、記念行事も、地域住民と学校で実行委員会をつくり、1年ほど前から準備してきた。 -
高遠小 音楽会
伊那市の高遠小学校で14日、音楽会が開かれた。
14日は、1年生から6年生までが、これまで練習してきた歌や合奏を披露した。
そのうち1年生は、オペレッタを披露した。
また、2年生はねじりはちまき姿でソーラン節を演奏し、音楽会を盛り上げていた。 -
全国高校文化祭写真部門最優秀賞
高遠高校 前澤れおさんが市長表敬訪問文科系の甲子園といわれている全国高校総合文化祭写真部門で最優秀賞を受賞した高遠高校2年生の前澤れおさんが11日、小坂樫男伊那市長を表敬訪問した。
前澤さんは、校長や写真部顧問と市役所を訪れ、小坂市長に喜びの報告をした。
前澤さんは、三重県で開かれた全国総合文化祭で、最優秀賞の文化庁長官賞に選ばれた。
作品は、昨年自宅で撮影した「夏と親父の夕涼み」。
縁側でギターを弾く父親を犬や弟がみつめる日常の一瞬の光景を切り取った。
「雑然と散らばっているようで実に見事なバランスが保たれている」との評価を受けた。
この写真は、現在校長室に飾ってあり、多くの人に見てもらおうと近く校内に展示される予定。 -
東春近2分の1成人式
伊那市東春近地区の子ども達の10歳の節目を祝う、2分の1成人式が14日、春近郷ふれ愛館で行われた。
14日は東春近小の4年生およそ50人とその保護者が参加し、子ども達の節目を祝った。
基調講演では、東春近出身で神奈川県横浜市で経営コンサルタント会社を経営する上岡実弥子さんが講演し、「小さいうちはいろんな夢を持って、今楽しいと思えることを一生懸命やってください」と呼びかけていた。
式の中では、10年後に開封するタイムカプセルが用意され、子ども達がひとりずつ思い出の品を入れていた。
また子ども達は「将来は通訳になりたい」「サッカー選手を目指したい」などそれぞれの夢を発表した。
最後に育ててくれた両親や地域の人へ感謝を込めて歌を歌った。 -
洋画家 竹内徹さん作品展
信州高遠美術館館長で洋画家の竹内徹さんの作品展が、14日から、伊那市のかんてんぱぱホールで始まった。
会場には、日展に初入選した1972年の作品から、最近の作品まで、およそ50点が並んでいる。
竹内さんは去年、日展入選30回を達成したことから、これまでを振り返ろうと今回の作品展を開いた。
高遠町の雪景色や新緑の頃を描いた作品が多く、竹内さんは、「高遠には、古い街並みに人の生活が息づいた風景がある。郷土の人たちにみてもらいたい」と話している。
作品展は23日まで、かんてんぱぱホールで開かれている。 -
放送・視聴覚教育研究大会
放送・視聴覚教育を考える関東甲信越研究大会の長野大会が13日、伊那市で開かれた。
伊那市内の保育園から高校までを会場に、県内外の学校や保育園関係者が、視聴覚教育について研究し合った。
保育園・幼稚園部門では市内2つの園で公開保育が行われた。このうち竜西保育園では、年長組の「収穫祭クイズ」の様子が公開された。
クイズでは紙芝居や写真などの視聴覚教材が使われた。
子どもたちは、これまで取り組んだ畑作業などのクイズに答え、写真を見ながら活動を振り返っていた。
その後、市役所で研究協議会が開かれ、竜西保育園副園長の唐澤はる代さんが、視聴覚教材のあり方について発表した。
視聴覚教材は、活動の手順を学んだり、興味を高めるための手立てとして有効になることが多いという。
唐澤さんは、「子どもの意欲を高めるため、視聴覚教材を積極的に取り入れ、豊かな保育を行っていきたい」と話していた。 -
高遠北小で児童会まつり
伊那市の高遠北小学校で、今日、児童会が主催するまつり「みやのはら祭り」が行われた。
祭りでは、全校で育て収穫したサツマイモを、焼き芋や豚汁にして食べたり、さまざまなゲームをして楽しんだ。
児童会主催の「みやのはら祭り」は、年に1回行われる恒例行事で、学年の枠を越えて子ども達が交流できるよう縦割り班で楽しむ。
ゲームでは、何の動物のまねをしているかあてるジェスチャーゲームやジャンケンゲームなどが行われた。
このうちジャンケンゲームでは、メンバーがジャンケンに負けると全員が走らなければならないルールで、校庭では、ジャンケンの勝敗をめぐって歓声が上がっていた。
みやのはら祭りで優勝したチームには、手作りのメダルが贈られた。 -
南大東島実行委員会が島に「冬景色を」
2年に1回、沖縄県南大東島の太鼓と島唄コンサートを開催している実行委員会は、冬の伊那谷を描いた油絵を島に贈ることにした。
10日、伊那市内で開かれた実行委員会で、島に贈る絵画がお披露目された。
実行委員会のメンバーが伊那市在住の洋画家、野溝嘉彦さんに依頼し、伊那谷の冬景色を描いてもらった。
伊那市と沖縄県南大東島では、青パパイヤがきっかけとなり民間レベルでの交流が続けられていて、コンサートが2年に1回のペースで開かれているほか、小学校同志の交流も深まっている。 -
手良小2年生が大豆の脱穀
伊那市の手良小学校の2年生が10日、自分たちで育てた大豆の脱穀作業をした。
10日は、2年生26人が、手良小学校隣りの畑で大豆を脱穀した。
2年生は今年、手良公民館が管理する畑で大豆を育ててきた。
10日は、1週間前に収穫し乾燥させた大豆を足で踏んだり、棒でたたいて殻から豆を取り出した。
ふるいで大きなごみを取り除いたあと、唐箕(とうみ)という道具を使い、風を送って豆と細かいごみを分けた。
児童は、農作業に詳しい手良公民館の宮原 達明館長に教わりながら作業していた。
2年生は今後、収穫した大豆を使って豆腐やみそ造りなどをするという。 -
ふるさとの文化継承を考える
ふるさとの文化継承を考える「ふるさと講座」が8日、伊那市のいなっせで開かれた。
ふるさと講座は、長野県シニア大学のOB有志でつくる「ふるさとを学ぶ会」が開いた。
伊那市古文書研究会の久保村覚人会長が基調講演し、伊那市荒井区内の萱の子供神楽の再興に関わった話をした。
子供神楽は、二十数年前まで駒ケ岳神社里宮で毎年踊られていた。
2年前、途絶えていた神楽を当時の伊那小学校6年生が復活させた。
久保村さんはこのとき、神楽の歴史などを子どもたちに話したという。
しかし、復活した子供神楽は、子どもたちが中学に進学したことで、今また途絶えている。
久保村さんは、「小さいときに習った舞は、おそらく忘れない。子どもたちに呼びかければ復活できると思う」と話し、地域文化の継承を呼び掛けていた。 -
美篶国民学校卒業生が資料館見学
戦時中の美篶国民学校、現在の美篶小学校の卒業生が7日、美篶小資料館を見学した。
7日美篶小資料館を訪れたのは、昭和20年に美篶国民学校を卒業した24人。
卒業生らは今年77歳を迎え、喜寿の記念に同級会を企画。公民館や保育園が新しくなり美篶の風景もだいぶ変わったということで、地元で当時を振り返ろうと資料館を訪れた。
卒業生らは美篶公民館の赤羽仁公民館長の案内で資料館の中を見学した。
在学時はまだ戦時中で、当時のものはあまり残っていないということだが、子どもの頃使った農機具などを見つけると触りながら当時を振り返っていた。
幹事を務めた美篶在住の森田喜幸さんは「みんな資料を見て、その場から動かなくなるくらい懐かしそうだった。資料館を訪れることができて良かった」と話していた。 -
元気に育て親と子の音楽会
親子でコンサートを楽しむ「元気に育て親と子の音楽会」が7日、伊那市のいなっせで開かれた。
親子約100人が訪れ、クラシックなどの演奏を楽しんだ。
この音楽会は、子育て中でコンサートに行けないお母さんのためにと始まり、今回で12回目になる。
クラシック曲やアニメの曲など10のプログラムで、合唱やフルートなどが披露された。
会場の親子は、静かに演奏に聞き入っていた。
ある母親は、「子どもと一緒に素晴らしい演奏を聴くことができてよかったです」と話していた。