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中尾歌舞伎春季公演「一谷嫩軍記 熊谷陣屋の段」熱演におひねり
伊那市長谷中尾に続く農村歌舞伎「中尾歌舞伎」の2年ぶりの春季公演が、29日、中尾座で行われました。
演目は「一谷嫩軍記 熊谷陣屋の段」で7年振りの公演となりました。
熊谷陣屋の段は、源平合戦の時代の物語です。源義経に仕える主人公の熊谷直実は、平敦盛の命を助けよとの密命を受けます。
直実はやむなく息子を身代わりとして差し出すという物語です。直実の妻・相模は、身代わりとなったわが子の首を抱いて嘆き悲しみます。
公演は新型コロナ感染対策として、一般には公開せず、賛助会員のみを招いて行われました。
会員の熱演に会場からはおひねりが飛んでいました。
伊那ケーブルテレビでは、春季公演の模様を7日午後2時からご覧のチャンネルで再放送します。
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みのわ健康アカデミー入学式
箕輪町の40歳から74歳までを対象にした町独自の健康づくり事業「みのわ健康アカデミー」の入学式が町地域交流センターで28日行われました。
今年度は町内の16人が入学しました。
健康アカデミーは平成17年度から開講しています。
学長の白鳥政徳箕輪町長は「1年間仲間と楽しく健康について学び取り組んでいってください」と挨拶しました。
受講生は週1回の筋力トレーニングや有酸素運動、月1回の集団健康講座、在宅トレーニングなどを1年間通して行い、生活習慣病予防や介護予防を目指します。
今年度入学したのは54歳から74歳の男性が7人、女性が9人の合わせて16人で、平均年齢は66.6歳だということです。
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草餅地蔵に願掛け
草餅を供えて願をかけると願いが叶うと言い伝えられている草餅地蔵の祭典が24日伊那市美篶青島で行われました。
草餅地蔵は昔洪水で伊那市美篶青島に流されてきたといわれています。
青島の人たちは流れ着いた場所に地蔵を安置しお参りするようになりました。
この時期は草餅を作る家庭が多かったことから地蔵に供えるようになりいつしか草餅地蔵と呼ばれるようになりました。
祭典には地域の人達が訪れ草餅を供えて願をかけていました。
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上伊那総合技術新校懇話会 生徒が学校を紹介
辰野高校商業科や箕輪進修高校工業科、上伊那農業高校、駒ヶ根工業高校の4校を再編統合する上伊那総合技術新校の懇話会が25日伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、各校の代表生徒が学校を紹介しました。
25日は伊那合同庁舎で上伊那総合技術新校の再編実施計画懇話会が開かれ、4校の代表生徒がそれぞれの学校の特色などを紹介しました。
各校の特色を聞くことで、新校の学びのイメージを考えるために役立ててもらおうと行われました。
このうち、上伊那農業高校の池上悠月さんは、「上農では1年生の授業では、野菜や果樹、動物などの8つあるコースをすべて体験し、2年からのコース選択に役立てている。新校でもコースを体験し選択できる制度を残してほしい」と話していました。
また駒ヶ根工業高校の倉澤拓真さんは、「駒工では資格の取得に力を入れている。地域の企業に就職した卒業生が取得のための補習に講師として訪れることもある」と紹介していました。
生徒の発表を聞いた参加者からは、「どの学校も地域との関わりを大切にしている。新校でも連携を深めていくことが大切になるのではないか」などの意見が出ていました。
懇話会には、上伊那の教育・学校関係者など約30人が出席しました。
次回は6月に開かれる予定です。
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はらぺこ園児 醤油の麹づくり
伊那市東春近の野外保育園山の遊び舎はらぺこは、醤油の麹づくりを22日に行いました。
この日は、はらぺこの園児25人が醤油の麹づくりを行いました。
麹づくりでは、ブルーシートの上に茹でた大豆と小麦を広げて、園児たちが混ぜました。
そのあと、手作りの麹菌を入れ、さらによく混ぜました。
はらぺこでは、自分達で作った醤油を、家族や友達と味わってもらおうと、毎年作っています。
この日作った麹は、塩水と混ぜて仕込み、半年間熟成させたあと絞って、家や園で食べるということです。
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橋爪さん夫妻 伊那に音楽スタジオ開設
東京都在住で伊那市出身のクラリネット奏者 橋爪恵一さんと妻のしおみえりこさんは、伊那市西春近に音楽スタジオ「アーティスティック スタジオ ラララ イナ」を20日オープンしました。
橋爪さん夫妻が作った音楽スタジオは、JR飯田線下島駅から徒歩5分程の住宅地の中にあります。
建物は木造平屋建てで、広さはおよそ60平方メートルです。
音楽とアートの魅力を伝え、文化交流の場にしようとスタジオを伊那に作りました。
橋爪さん夫妻は、東日本大震災以降、被災地の支援活動を続けています。
宮城県石巻市で津波により被災した着物を再利用したパッチワーク作りのプロジェクトを立ち上げました。
伊那市でも定期的にコンサートを開いてきましたがここ数年はコロナによりコンサートの自粛など活動が制限されています。
そんな中で、多くの人に練習や発表の場を提供したいと、このスタジオをつくりました。
スタジオは美術展示でも使用できます。
アーティスティック スタジオ ラララ イナでは、来月5日まで、橋爪さん夫妻や友人などによる個展やコンサートなどが予定されています。
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小学6年生・中学3年生が対象の全国学力テスト
全国の小学6年生と中学3年生が対象の学力テストが19日、行われました。
このうち、伊那市の伊那東小学校では、6年生3クラス100人を対象に、国語、算数、理科のテストが行われました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の対象人数は、伊那市の小学校が15校で、6年生は563人。
中学校は6校で、3年生は602人。
箕輪町の小学校は5校で、6年生は244人。中学校は1校で、3年生は248人。
南箕輪村の小学校は2校で、162人。中学校は1校で、190人です。
テストの結果は7月下旬に公表される予定で、都道府県単位での発表となります。
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山寺 やきもち踊り奉納
県の無形民俗文化財に指定されている伊那市山寺の「やきもち踊り」が17日、白山社・八幡社合殿で奉納されました。
羽織、袴姿で、足を高くあげ、飛び跳ねるようにして踊る「やきもち踊り」。
このユーモラスな踊りは、県の無形民俗文化財に指定されています。
伊那市山寺にある白山社・八幡社合殿で、地元住民でつくる保存会、24人が踊りを奉納しました。
新型コロナ感染防止対策として、踊りと踊りの合間に行う酒盛りを、通常の2回から1回に減らしました。
酒盛りでは、キセルで刻み煙草を吸いながら、鮎の串焼きを肴にどぶろくを酌み交わしました。
酒盛りを終えると、中踊りと後踊りが行われます。
後踊りが終わると、踊り手たちは一斉に逃げ出します。
逃げ遅れると厄病にかかると言い伝えられていて、先を競って鳥居の外に駆け出しました。 -
伊那北高校創立100周年 平田オリザさん講演
伊那市の伊那北高校創立100周年記念事業で「いま求められるコミュニケーション能力と新しい学びについて」と題した講演会が伊那文化会館で16日に開かれました。
講演会では伊那北高校の生徒や職員などおよそ840人が話を聞きました。
講師は劇作家、演出家の平田オリザさんです。
平田さんは東京都出身で、現在兵庫県の芸術文化観光専門職大学の学長などを務めています。
平田さんが16歳の時に自転車で世界一周旅行をした話が高校の英語の教科書に取り上げられ、それを学んだ生徒たちの希望で講師として招かれたものです。
伊那北高校では2020年度に創立100周年を迎えて、2021年10月には記念式典が行われました。
16日の講演会の模様は5月21日からご覧のチャンネルで放送します。
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満開の高遠城址公園 高遠ばやし巡行
桜が満開の伊那市高遠町の高遠城址公園で伊那市無形文化財に指定されている高遠ばやしの巡行が12日行われました。花見期間中の巡行は3年ぶりとなりました。
12日は、伊那市内の有志でつくる桜奏会のメンバーおよそ20人が花笠に法被のいで立ちで公園内を練り歩きました。
高遠閣をスタートし公園内を1周するコースで、行きはゆっくりとした本囃子を演奏しました。
桜奏会では、花見客が訪れるこの時期に伝統の音色を楽しんでもらおうと園内での巡行を毎年行っています。
しかし2019年以降、新型コロナの影響でさくら祭り期間中の演奏は全て中止となり、昨夜は3年ぶりの演奏となりました。
帰りは、テンポが速くにぎやかな帰り囃子を演奏しました。
高遠ばやしの巡行は、15日(19時から 雨天中止)にも予定されています。 -
崇嶺会書道展はじまる
伊那市山寺の書道家、宮澤梅径さんが指導する刻字の教室「崇嶺会」の作品展が、8日から伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、崇嶺会の教室に通う38人の作品およそ100点が展示されています。
崇嶺会は、木を彫ってつくる刻字や、書の教室で、山寺の書道家宮澤梅径さんが指導しています。
会員の作品発表の場として、毎年作品展を開いていて、今回で42回目になります。
今年は、漢字1文字を書く「一字書」をテーマに作品制作に取り組んだということです。
会では「新型コロナの影響で外出ができない中、各自が取り組んだ作品を見てほしい」と話していました。
第42回崇嶺会書道展は、10日(日)までいなっせの2階展示ギャラリーで開かれています。
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伊那西高校入学式 129人が入学
伊那市の伊那西高校の入学式が7日に行われ、129人が高校生活をスタートさせました。
伊那西高校の講堂で入学式が行われ、新入生が入場しました。上伊那を中心に南信全域から129人が入学しました。
新入生を代表して辰野 綾音さんが宣誓しました。
出野 憲司校長は、「ほかの人と違う自分自身を認め、何ができるか考え、可能性を信じて挑戦する勇気をもってほしい」と式辞を述べました。
入学式は、新型コロナウイルスの影響で、来賓などを招かず、式を短縮して行いました。
新入生は、7日、初のホームルームを行ったほか、8日、在校生との対面式やオリエンテーションを予定しています。
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上伊那小中学校 一斉に入学式
入学式シーズンを迎えています。
上伊那の全ての小中学校51校で6日入学式が行われました。
このうち伊那市の伊那東小学校では111人が学校生活をスタートさせました。
新1年生は、教職員や保護者の拍手に迎えられて入場しました。
浦山哲雄校長は、「学校ではたくさん勉強し、遊び、友達を作って下さい。そして、自分から元気よく挨拶し、登下校では交通ルールを守ってください」と話しました。
1年生の歌では、子ども達が元気よく歌を披露しました。
伊那東小では新型コロナ感染防止対策として、式は新入生と保護者のみで行い、在校生は教室で参加しました。
式が終わると学級指導が行われました。
担任から名前を呼ばれると返事をしたり、配布された教科書など確認をしていました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の伊那市・箕輪町・南箕輪村で今年度小学校に入学した新一年生はあわせて920人で、前の年度と比べ39人少なくなっています。 -
木下保育園 入園式
箕輪町の木下北保育園と木下南保育園を統合した新しい木下保育園の入園式が5日行われました。
5日は入園式が行われ、年少園児とその保護者が参加しました。
新型コロナ対策で、年中と年長園児はそれぞれの部屋で式に参加しました。
木下北保育園と木下南保育園を統合し開園した木下保育園の定員は200人で、今年度は0歳児から年長児まで190人が通う予定です。
このうち年少園児は38人で、3クラスとなります。
岡美幸園長は「広くてピカピカの保育園でみんなと仲良く元気に遊びましょう」と園児たちに呼びかけました。
木下保育園では、14日まで午前中のみのならし保育を行い、15日から通常保育が始まります。
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伊那新校 来年校名候補決定へ
伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編・統合する新校の再編実施懇話会が28日オンラインで開かれ、来年1月から2月に校名候補決定などのスケジュールが確認されました。
28日の懇話会で、今後校名・施設整備・教育内容の3つのテーマについて検討することが確認されました。
来年1月から2月に校名候補を決定するとしています。
校名はその候補を元に県教育委員会が決定するということです。
また、県では、新校の校舎の環境整備についてのシンポジウムを来年度開催する計画です。
1回目は5月を予定していて、誰でも参加できるということです。
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伊那市中学生キャリアフェス 生徒実行委員会発足
伊那市の中学2年生を対象に11月に行われる伊那市中学生キャリアフェスに向け、生徒実行委員会が29日発足しました。
きょうは市役所で第1回の生徒実行委員会が開かれました。
委員会は、市内6校からそれぞれ2人の生徒が参加し12人で構成します。
生徒たちは、学校から配布されたタブレットを使って説明を聞いていました。
キャリアフェスは市内の中学2年生が、上伊那の企業や団体のブースを回り仕事について理解を深めるものです。
去年は63の企業や団体がオンライン方式で参加しました。
29日は、生徒たちがそれぞれ意気込みを発表していました。
伊那市中学生キャリアフェスは11月10日にエレコム・ロジテックアリーナで
市内6校の中学2年生およそ600人を対象に開催されます。
生徒実行委員会は、キャリアフェスのオープニングなどを企画するということです。
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小学校で新年度準備 箕輪東小は5・6年生が登校
新年度を前に、小学校では入学式の準備が行われています。
箕輪町の箕輪東小学校では28日、4月から5・6年生になる児童が登校し、教室の荷物や机を移動したり掃除をしていました。
1年生の教室では、入学する23人の机やイスを拭いたり、床の雑巾がけを行いました。
28日はおよそ60人が登校し、入学式のための装飾も行いました。
箕輪東小の入学式は、4月6日水曜日となっています。 -
シニア大学卒業式 47人が卒業
長野県シニア大学伊那学部の第43期生の卒業式が25日、伊那市の伊那合同庁舎で行われ、47人が卒業しました。
卒業を迎えたのは、53歳から86歳までの男女合わせて47人です。
式では、伊那保健福祉事務所長の岩本靖彦学部長から卒業証書が手渡されました。
長野県シニア大学は、2年間で知識や教養を身につける講座や、ボランティア活動などを行います。
第43期生は、令和元年度に入学しましたが、令和2年度は新型コロナの影響で1年間休講となっていたため、今年度卒業を迎えました。
岩本学部長は「シニア大学の卒業生として誇りをもって地域活動に参加してください」と激励しました。
卒業生を代表して竹松寿明さんは「2年間で学んだことを社会や地域で役立てていきます」と抱負を述べました。
シニア大学は、昭和53年に、高齢者の仲間づくりと社会活動を目的に始まったもので、今年度含めて、県全体で4万9,930人、伊那学部では4,759人が卒業しています。
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田楽座 来月稽古場公演
伊那市富県を拠点に活動している歌舞劇団田楽座は、4月15日から3日間、稽古場を舞台にして演目を披露する稽古場公演を行います。
23日は、田楽座のメンバー6人が稽古を行っていました。
公演は、地域の人に田楽座を身近に感じてもらおうと始まったもので、今回で29回目になります。
公演では、全国各地の和太鼓の技法を織り交ぜたオリジナル曲が演奏されます。
ほかに、獅子舞と猿による演目も披露されます。
第29回田楽座稽古場公演は、4月15日から17日に行われます。
15日と16日は午後2時から、17日は午前11時と午後3時です。
新型コロナ対策のため完全予約制で、入場料は3歳以上が1,500円で、3歳未満は無料です。
電話かホームページの予約フォームから予約できます。
電話78-3423
(午前9時~午後5時)
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新山保育園で竣工式
2021年12月に完成し、旧園舎の取り壊しや園庭整備が完了した伊那市の新山保育園の竣工式が26日に行われました。
式には伊那市や地元の関係者、園児などおよそ40人が参加しました。
式では園庭に花桃が植えられました。
その後、訪れた人たちに園児たちは新山保育園の歌を披露しました。
新しい園舎は木造平屋建てで延べ床面積はおよそ306平方メートルです。
新山産のヒノキやアカマツなどが使われていて、総事業費はおよそ4億4,500万円となっています。
新しい園舎は2021年12月に完成し、2022年1月から利用されています。
敷地内には新山保育園と新山小学校の調理場もあわせて整備されています。
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春富中の生徒が通学路の安全対策
通学路の現状や課題などについて考える報告会が、5日オンラインで開かれ、伊那市の春富中学校の生徒が安全対策について発表しました。
報告会は、伊那市と道路舗装を手掛ける東京都の大成ロテック㈱の包括連携協定に基づく取り組みの一環で行われたものです。
伊那市と大成ロテックは、通学路を利用する中学生、自らが危険箇所を抽出し、その改善策を考え提案するためのシステム構築に取り組んでいます。
報告会では、伊那市の春富中学校の1年生が参加し通学路の課題などについて報告しました。
1年1組の生徒は、通学路となっている西春近北小学校近くの坂で日中と夜撮影した動画を紹介しました。
生徒は、「日当たりが悪く夜は真っ暗になり倒れそうな木が多くある。通学路なのかと思うポイントがいくつもある」と報告しました。
改善策としてガードレールの設置や木の伐採、LEDの街灯に変えることなどを提案していました。
オンラインで参加した国や県や市の担当者は「それぞれが連携し、すぐできることから取り組んでいきたい」と話していました。
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木下北保育園で最後の卒園式
箕輪町の木下北保育園と木下南保育園は来年度から新たに建設された木下保育園に統合されます。
木下北保育園では統合前の最後の卒園式が24日に行われました。
木下北保育園の園児21人が卒園しました。
新型コロナの影響で、規模を縮小して行われました。
式では、岡美幸園長から卒園証書が手渡されました。
岡園長は「みなさんは最後の卒園生です。大きくたくましく育ってください」と挨拶しました。
卒園生の退場では園児が保護者に花束を贈りました。
24日は木下南保育園でも卒園式が行われ、13人が卒園しました。
新しい木下保育園は4月5日に入園式が行われ、190人が入園するということです。
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信州高遠美術館で日本画三人展
伊那市高遠町の信州高遠美術館で、日本画三人展 「響きあう時間(とき)」が7日から開かれています。
展示会の開催を前にきょう、作家による作品説明会が開かれました。
高崎昇平さんは、東京都生まれで、全国公募で行っていた信州高遠の四季展の第1回の大賞受賞者です。それが縁となり、高遠にたびたび訪れ桜を描いています。
高崎さんの作品を原画に、高遠城址公園のフレーム切手も制作されました。
新生 加奈さんは、東京都出身で、高崎さんの妻です。今回は会場を訪れることができませんでした。
母子像や少女像などの人物画を中心に制作活動を行っています。美しく繊細な色彩で、優しさに満ちた人物像を描くとされ、精力的に作品を発表しています。
村田 裕生さんは諏訪市出身です。高崎さんの縁で、信州高遠美術館で、2011年に二人展を開いています。
今回は、高遠城址公園を描いた風景画の他、アメリカ・サンタフェ滞在中に生み出した抽象画の屏風も展示しています。
高崎さんと村田さんの二人は信州高遠美術館の日本画講座の講師も務めていて、会場には、日本画の画材なども展示されています。
この日本画三人展は、6月12日(日)まで、信州高遠美術館で開かれています。
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パラレルドリーム解散ライブ
上伊那を拠点に活動する4人組アイドルユニット「パラレルドリーム」の解散ライブが20日、南箕輪村で行われました。
解散ライブは19日と20日に分けて行われ、この日はファンや関係者などおよそ60人が集まり、最後のパフォーマンスを見届けました。
パラレルドリームは、2013年に結成し、これまでにCD15枚22曲をリリースしてきました。
長野県を世界に広める、発信型アイドルユニットとして、県内外だけでなく、海外でも活動してきました。
しかし、新型コロナの影響で活動が制限され、活動に区切りをつけることになり、今年1月に解散を発表しました。
ライブでは、リリース順に曲を披露し、アンコールも含めて25曲を披露しました。
ファンからは、メンバー1人1人に向けてプレゼントが贈られました。
そして、最後のパフォーマンスが終わり、パラレルドリームの8年間の活動に幕を閉じました。
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江副行昭さん 回顧展
伊那市で約40年間制作に取り組んできたガラス工芸作家の江副行昭さんが3月末で長谷非持のアトリエを閉鎖するのを前に、回顧展が江副ガラススタジオ・ギャラリーで22日から始まりました。
ギャラリーには、江副さんがこれまで制作してきた300点余りが展示されています。
江副さんは佐賀県出身の89歳です。20代のころから70年近くに渡りガラス作品を制作してきました。
江副さんは、日本の畳に合う和風の作品を作ろうと、高遠の土とガラスを混ぜ熔かして作る「熔壌ガラス」を考案しました。
1982年には、高遠町に「高遠スタジオグラスセンター」を設立。
1995年には長谷にアートヴィレッジ信州を開き、工房を構えました。
江副さんはこれまでの作家人生の中で、オリンピックに作品を通して携わったことが思い出深いと話します。
この作品は、1998年の長野オリンピックのスピードスケートで選手のスタート順を決めるくじを入れた「ドローポット」です。
こちらは、去年開かれた東京オリンピックに向け2016年に制作した作品です。
弟子で後継者として認めていた江口智子さんが2017年に病気のため亡くなり、熔壌ガラスが制作できなくなったため、最後の作品となりました。
江副さんの回顧展は27日まで伊那市長谷の江副ガラススタジオ・ギャラリーで開かれています。
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伊那養護学校 プリンの掛け紙贈る
伊那市の伊那養護学校は、中学部の生徒が手作りしたプリンの掛け紙を18日、南箕輪村の大芝の湯に贈りました。
こちらが、中学部3年の生徒が作った掛け紙「いなよう和紙」です。 -
喜びの春 高校合格発表
公立高校後期選抜の合格発表が県内一斉に18日行われ9,500人あまりが喜びの春を迎えました。
伊那市の伊那北高校では午前8時30分に校内に合格者の受験番号が書かれた紙が貼りだされました。
自分の番号を見つけた受験生安堵の表情を見せたり保護者や友人と喜び合っていました。
伊那北高校の入学式は4月7日に行われる予定です。
公立高校の後期選抜の県内の受験者数は全日制、定時制合わせて1万167人で合格者は9,596人です。
上伊那では912人が受験し895人が合格しています。
上伊那で再募集する高校は辰野高校普通が1人、商業が11人。
高遠高校が26人。伊那弥生ケ丘高校が3人。駒ヶ根工業高校、機械・電気・情報技術一括で6人。
赤穂高校定時制が若干名。箕輪進修高校普通Ⅰ部・Ⅱ部・Ⅲ部・工業Ⅰ部で若干名となっています。
再募集の受け付けは18日から今月23日の午後5時までです。
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木下保育園竣工式 完成祝う
箕輪町の木下北保育園と木下南保育園を統合した木下保育園の竣工式が18日に行われ、新園舎の完成を祝いました。
この日は、木下北保育園と木下南保育園の園児や建設関係者などおよそ90人が出席しました。
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巣立ちの春 小中学校で卒業式
小中学校の卒業式シーズンを迎えています。
上伊那の51の小中学校のうち、16日は半数以上の27校で卒業式が行われました。
このうち伊那市の伊那北小学校では77人が卒業を迎えました。
林健司校長から卒業生一人ひとりに卒業証書が渡されました。
伊那北小学校では新型コロナ対策として、在校生は参加せず時間を短縮して行われました
林校長は式辞で「中学校では、小学校で学んだことを忘れず、新たなことに挑戦して下さい。」と話していました。
卒業生の挨拶では、朝倉漣君が「きょうは大人になるための一つの通過点です。これからも一つ一つの通過点をしっかりと通り、立派な大人になるよう頑張ります」と話しました。
式が終わると、玄関前には教職員40人程が並び、卒業生を見送りました。
見送りを終えると子ども達は担任と記念写真を撮っていました。
上伊那の51校の小中学校のうち16日は27校で卒業式が行われ、あす17日は24校で予定しています。
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伊那小6年秋組 卒業制作のいす展示
伊那市の伊那小学校6年秋組は、卒業制作で作った手作りのいすを、伊那市役所で展示しています。
会場には、6年秋組37人が作ったいすが飾られています。
秋組では、木材を使ったものづくりの学習を行っていて、卒業制作では、市内の森で好きな木を選んで伐採し、パーツを作り、釘を使わずに組み立てたということです。
デザインも児童ひとりひとりが考えたということで、実際にいすに座った写真と一緒に紹介されています。
いすの展示は、18日(金)まで伊那市役所1階市民ホールで開かれています。