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26日の「第九」演奏会に向けオケと合唱団 初合同練習
26日に伊那市の伊那文化会館で開催される「クラシック音楽の祭典特別演奏会 歓喜の歌」の発表を前に、地元オーケストラと公募合唱団による初の合同練習が、5日夜、行われました。
総勢190人が参加し、初の合同練習が行われました。
南信のソリスト4人も練習に参加しました。
新型コロナの影響で、クラシック音楽の祭典が2年にわたり延期となっていることから、今回、演奏経験者が多いベートーベンの第九を演奏することになりました。
オーケストラは、伊那フィルハーモニー交響楽団の他、南信の3つのオケからも参加し、80人編成で演奏します。11月中旬から月2回練習を行っています。
市民合唱団は、南信から110人が参加しています。10月上旬から月2回練習を行っています。
「クラシック音楽の祭典 特別演奏会 歓喜の歌」26日、午後2時開演、場所は伊那文化会館です。
入場料は全席自由千円で、まだ若干空きがあるということです。
伊那ケーブルテレビではこの演奏会の模様を122チャンネルで生中継します。
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農業用水路の「二番井」について学ぶ
伊那市美篶の住民でつくる二番井水利委員会は、農業用水路の「二番井」についてきょう学びました。
研修会は美篶の住民で構成される二番井水利委員会が主催したもので、美篶青島の矢島信之さんから説明を受けました。
美篶地区の地形は上段、中段、下段と3つの段丘からできていています。
二番井は高遠町西高遠から美篶下川手までつながる農業用水路です。
高遠藩は江戸後期の安政4年に藤沢川の水を利用して中段に二番井を建設しましたが、水量が少ないため、その度三峰川の水を取り入れ、崩落を繰り返したということです。
明治28年になり、美篶青島の北原平八郎が私財を使い、三峰川の水を常に取り込めるようにし、南割まで水を引く工事を完成させました。
それにより豊かな水田に変わったということです。
5日はほかに高遠町小原から西高遠につながる二番井起点近くの水路橋、虹橋を見学しました。
また中段の芦沢では二番井から下段まで水を落とす分岐地点の確認をしていました。
二番井水利委員会では毎年1回、講師などを招いて研修会を開いているということです。
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子育てを考える集い
伊那市と駒ヶ根市の子育て支援団体の代表者が意見交換をする「第14回 子育てを考える集い」が、伊那市の産業と若者が息づく拠点施設alllaで4日開かれました。
子育てを考える集いには、伊那市と駒ヶ根市で子育て支援団体の代表者5人が、現在の子どもを取り巻く環境などについて話しました。
不登校の子どもの支援を行うNPO法人子ども・若者サポートはみんぐ事務局長の戸枝智子さんは「まじめでいい子が増えた。期待に応えようと過剰適応した結果学校に行けなくなった子どもが見られる」と話していました。
NPO法人フリーキッズ・ヴィレッジ理事長で、親と一緒に暮らせない子どもを預かるファミリーホームを運営する宇津孝子さんは「親が孤独ではなくなることが子どもの安全・安心・信頼につながる」と話していました。
野外保育を行うNPO法人山の遊び舎はらぺこの保育士小林成親さんは「親がすぐに子どもの特性や方向性を決めつけるのではなく、経験を見守っていくことが大切だ」と話していました。
このイベントは、山の遊び舎はらぺこが、地域とともに子育てについて考えようと毎年開いています。
このイベントの様子はオンラインで配信され、会場と合わせて60人が参加しました。
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伊那市荒井 親子でしめ飾りづくり
今年も残すところ1か月をきり新年を迎える準備が始まっています。
伊那市の荒井区は「しめ縄づくりを楽しむ会」をいなっせで4日に開きました。
4日は区民およそ40人が参加し正月用のしめ飾りを作りました。
講師を務めたのは丸山敞一郎さん83歳です。
初めて作るという人たちは、丸山さんから縄のない方を教わっていました。
丸山さんは「最初はうまくいかないかもしれませんが、心を込めて一生懸命作って下さい」と話していました。
荒井区と荒井区公民館では伝統文化を伝えていこうと、この講習会を毎年開いています。
作ったしめ飾りは、それぞれが持ち帰り家に飾るということです。
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伊那市民芸術文化祭 5日まで
伊那市内の文化や芸術団体の成果を発表する「伊那市民芸術文化祭」が4日からいなっせで始まりました。
会場には写真や絵画、生け花など、およそ20の団体や個人の作品が展示されています。
伊那市民芸術文化祭はNPO法人伊那芸術文化協会が行っていて、市内で活動している団体や個人なら誰もが参加できる総合的な芸術文化の祭典で今年で18回目となります。
伊那市民芸術文化祭は5日までで、5日はステージ発表も予定されています。
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校地・校舎 伊那北に
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する新たな高校の校地について長野県教育委員会は、伊那北高校の校地と校舎を活用するとの方針を11月30日に示しました。
11月30日は9回目の伊那新校再編実施計画懇話会が開かれ、県教育委員会が校地の選定結果を報告しました。
再編統合する新しい高校の校地については伊那北と弥生いずれかを活用し、広さや学校へのアクセスなど11項目について県教委が検討を進めてきました。
伊那北は敷地の広さで、弥生は部活動の活動場所の確保と周辺の学習環境で優位性があるとされ、残りの8項目は差は無いとの結果でした。
県教委では、全校生徒の日常の教育の充実につながる「敷地の広さ」を最優先すべきとの結論となり、伊那北高校の校地活用の方針を示しました。
また、弥生の第2グラウンドも有効活用するとしています。
懇話会では今後、再編実施計画案の策定に向け、募集年度や学級数について検討を進めていきます。
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伊那北高校 全国英語ディベート全国大会出場へ
出題された社会問題について英語で意見を言い合う「全国高校生英語ディベート大会」に、伊那市の伊那北高校の生徒が出場します。
29日は、2年生の佐野天咲さんと福島雄斗さんが市役所を訪れ、笠原千俊教育長に出場の挨拶をしました。
大会は、あらかじめ出題されていた社会問題について肯定側と否定側に分かれて意見を言い合うものです。
4人1チームで、立論者・質問者・回答者・まとめ役に分かれて相手チームと対戦します。
今月6日と7日に開かれた県大会で伊那北高校は準優勝し、7年ぶりの全国大会出場を決めました。
今回は、「首都機能を東京の外に移転すべきか」がテーマで、伊那北高校は肯定側の際は「富士山が噴火した場合に災害対応が困難なので移転すべき」否定側の際は「大規模な環境破壊につながるので移転すべきでない」などの切り口で考えを主張したということです。
全国大会には、64チームが出場し、来月18日と19日にオンラインで開かれます。
2人の他に、2年生4人の6人編成で出場します。 -
新山小学校で「おでかけ講座」
伊那市の新山小学校で市の職員による「おでかけ講座」が10月26日に開かれ、児童が防災について学びました。
講師は伊那市危機管理課の小松剛さんが務め、災害が起きたときの避難場所などについて話をしていました。
小松さんは「きょう勉強したことを家に帰って家族と話し合って下さい」と呼びかけていました。
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南箕輪村の小学生が英語に親しむ
南箕輪村内の小学生がゲームなどをして英語に親しむイベントが28日南箕輪村公民館で開かれました。
イベントでは、4つのブースが設けられ、子どもたちが英語を使ったゲームをしたり、外国の文化に関するクイズに挑戦していました。
4つのブースでは、英語で買い物体験をしたり、ピザを作るゲームをしていました。
講師を務めたのは、南箕輪村の小中学校などで英語を指導しているALT4人です。
このイベントは、子どもたちに英語に親しみ、外国の文化を知ってもらおうと南箕輪村教育委員会が開いたものです。
イベントには南箕輪村内の小学5,6年生15人が参加し、楽しみながら学習していました。
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箕輪町キャリア教育フォーラム
箕輪町キャリア教育フォーラムが8日に、町文化センターで開かれました。
フォーラムでは、「働くこと」をテーマに、小中学生がそれぞれの活動を通して感じたことを発表しました。
箕輪北小学校の5年生は、総合的な学習の時間で取り組んだ白毛餅づくりについて、箕輪中学校の2年生は地域の事業所を知る体験学習で感じたことを、それぞれ発表しました。
このうち箕輪中の生徒は、「働く上で大事なことは『お金をもらうことだ』と思っていたが、『やりがいを見つけること』が大切だと分かった」「仮に将来なりたい職業に就けなくても、誰かに認めてもらうことができればそれが原動力になることが分かった」と話していました。
フォーラムは、箕輪町のキャリア教育をさらに充実させようと、町教育委員会や事業所などでつくる「箕輪町キャリア教育推進協議会」が開いたもので、今年で8回目です。 -
伊那谷の生んだ芸術家たち
上伊那教育会や上伊那の小中学校が所蔵する郷土ゆかりの作家の作品が並ぶ「伊那谷の生んだ芸術家たち」が伊那市の創造館で開かれています。
会場には、上伊那教育会と上伊那の小中学校が所蔵する3人の作品10点が展示されています。
上伊那教育会郷土研究部美術委員会では毎年郷土ゆかりの作家の作品展を開いていて、今年は洋画がテーマです。
伊那市手良出身の柴田久慶さんです。
柴田さんの作品「牧場」です。
今年6月に亡くなった伊那市西箕輪出身の小林修一郎さんです。
小林さんの作品「月と女」です。
明治から昭和にかけて活躍し昭和47年に亡くなった辰野町出身の中川紀元です。
中川紀元の23歳と75歳の時の自画像です。
伊那谷の生んだ芸術家たちは、28日(日)まで伊那市創造館で開かれています。
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伊那小学校開校150周年記念式典
伊那市の伊那小学校の開校150周年記念式典が20日、行われました。
記念式典には、児童を代表して、5、6年生と学校関係者およそ300人が出席しました。
式典では、開校100周年から現在までの50年間をスライドで振り返りました。
伊那小学校は、1872年、明治5年に開校しました。
およそ60年前に通知表を廃止し、保護者との懇談を行うことで、学校と家庭が一体となった教育を進めてきました。
福田弘彦校長は、「これからも、誰もが胸を張って通えるように努力していきたい」と話していました。
児童会長の唐木莉彩さんは、「今までの150年間に負けないような学校づくりをしていきましょう」と呼びかけていました。
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伊澤修二を顕彰する記念音楽祭
伊那市高遠町出身で東京音楽学校、今の東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二を顕彰する伊澤修二記念音楽祭が30日伊那市の伊那文化会館で開かれました。
35回目となる音楽祭は文化芸術のまち伊那市実行委員会などが開いたもので高遠中学校、春富中学校、高遠小学校、高遠北小学校、高遠高校が参加しました。
新型コロナウイルスの影響で去年は中止となり今年も規模を縮小しての開催となりました。
音楽祭では高遠北小学校5、6年生の児童が東京芸術大学の教授から指導を受けた音楽劇、「狐にだまされた話」を披露しました。
ほかには東京芸術大学の学生が木管楽器などを演奏しました。
伊澤修二記念音楽祭の模様は12月に放送します。
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伊那弥生ケ丘40人増
長野県教育委員会は来年度の県内公立高校の募集定員を12日発表しました。
旧第8通学区のうち伊那弥生ケ丘高校は前年度の5学級200人が6学級240人となり他の高校は前年度と同じです。
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伊那市中学生キャリアフェスがオンラインで開催
伊那市内の中学2年生が大人とふれあい、将来を考える伊那市中学生キャリアフェス2021が11日、オンラインで開催されました。
キャリアフェスは、伊那市内6校の中学2年生、およそ600人が参加しました。
新型コロナ感染防止のため、エレコムアリーナを配信拠点にして上伊那の企業や団体など70か所をオンラインでつなぎました。
伊那中学校では生徒たちがタブレット端末を使い、希望する企業に接続して仕事内容などの話を聞いていました。
キャリアフェスは伊那市中学生キャリアフェス実行委員会が将来を考えるきっかけにしてもらおうと毎年開いていて、今年で4回目となります。
ほかに、スマホ世代で手紙を書かない生徒もいることから、事前に手紙を書き、市内の中学校へランダムに配り読んでもらう、600人の手紙交換も行われました。
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第3回 伊那VALLEY映画祭
映画を通して伊那谷の民俗や文化、戦争や災害の記憶を掘り起こし、地域を見直す伊那VALLEY映画祭が、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで、11日から3日間の日程で始まりました。
1日目の11日は、伊那谷に甚大な被害をもたらした昭和36年の三六災害から60年の節目ということもあり、災害をテーマに映画の上映やトークが行われました。
映画祭実行委員で法政大学の高柳 俊男教授が、映像を紹介しながら講演しました。
三六災で被害を受けた地域でもある伊那市長谷に伝わる中尾歌舞伎保存会は、50年の節目に当たり創作の現代歌舞伎を披露したことを紹介しました。
当時、国交省天竜川上流河川事務所の所長だった草野慎一さんが原作を書き、歌舞伎風にアレンジされたもので、土石流の前兆など、災害の教訓が盛り込まれています。
伊那VALLEY映画祭は、映画を通して地域の宝を発見しようと行われていて今回で3回目です。
13日まで開催予定で、12日は戦争をテーマにした作品、13日は伊那の教育や歴史・民俗をテーマにした作品が上映されます。
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第25回 みのわ美術展 力作並ぶ
みのわ美術会による第25回みのわ美術展が、町文化センターできょうから始まりました。
会場には、日本画、洋画、彫刻、工芸の4つのジャンルから51作品が展示されています。
みのわ美術会には、会員が26人いて、今回はそのうちの21人が一人3点までを出品しました。
美術展は公募展にもなっていて、一般からは2人が入選しました。3回入選すると、美術会員になることができます。
美術展は、毎年開いていて、今回で25回目となりますが、去年は新型コロナの影響で開催を見送りました。
箕輪町の郷土作家による遺作展も恒例となっていて、今回は、昭和12年生まれの大出出身の染色家、小林宗雄の作品を紹介しています。
みのわ美術展は、14日(日)まで町文化センターで開かれています。
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第3回伊那VALLEY映画祭 11日から始まる
映画を通して伊那谷の宝や価値を見出す「第3回伊那VALLEY映画祭」が11日から伊那市のかんてぱぱ西ホールで行われます。
8日は、オンラインで記者会見が行われ、映画祭実行委員長で映画監督の北村皆雄さんが、概要を説明しました。
映画祭は、映画を通して地元の歴史や文化、風土に目を向け、地域の宝や価値を見出すものです。
伊那VALLEY映画祭実行委員会と井上井月顕彰会が開いていて、今年で3回目になります。
11日から13日の3日間、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで行われ、三六災害などの災害、戦争、伊那の教育・歴史をテーマにした映画を上映します。
制作者によるトークも行われるということです。
映画祭では、伊那ケーブルテレビが制作した作品も上映されます。
新型コロナ対策のため、3日間とも午前と午後の完全入れ替え制で、定員は各回先着75人だということです。
入場は無料です。
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中尾歌舞伎11月公演 2年ぶりに披露
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎「中尾歌舞伎」のおよそ2年ぶりとなる公演が3日に、中尾座で開かれました。
新型コロナの影響で2年ぶりとなった今回の公演の演目は、「神霊矢口渡 頓兵衛住家の段」です。
敵と知らずに落武者に恋をした娘と、落武者を討とうとする父との悲劇の物語です。
新型コロナ対策として、入場は関係者に限り、伊那ケーブルテレビで生中継した他、動画投稿サイト「ユーチューブ」で生配信しました。
ひん死の傷を負った娘が落武者を逃がすために太鼓を打ち鳴らす最後の場面では、お捻りが飛んでいました。
会場では、青山学院大学のコミュニティ人間科学部の3年生8人が、駐車場での車の誘導や受付を手伝っていました。
学生は、地域コミュニティについて学ぶ授業の一環で10月30日から長谷を訪れていて、歌舞伎を通して人々の暮らしぶりや歴史、思いを学ぶ場にしようと行ったものです。
公演は、12月4日土曜日にも入場者を限定して行われます。 -
秋の叙勲 堀正秋さん・久保村清一さん
今年の秋の叙勲受章者が3日発表され、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは2人が選ばれました。
元南箕輪村商工会会長の堀正秋さんは中小企業振興功労で旭日単光章を受章しました。
堀さんは南箕輪村久保在住の73歳です。
平成10年に株式会社堀建設を継いで、2代目の社長に就任しました。
平成24年5月から3期9年に渡り、南箕輪村商工会会長を務めました。
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箕輪町民文化祭 展示のみ開催
箕輪町内のサークルや小中学校などで制作した作品を展示する町民文化祭が、3日まで町地域交流センターと町文化センターで開かれています。
会場には、箕輪町内で活動しているサークルや、保育園、学校、福祉施設などから1,200点以上の作品が展示されています。
このうち公民館学級、ふきはら大学では、秋をテーマにした絵手紙を出品しました。
町民文化祭は、箕輪町公民館が毎年開いているもので、今年度は
新型コロナの影響でステージ発表はなく展示のみの開催となりました。
町民文化祭は、3日(水)まで地域交流センターみのわと町文化センターで開かれています。
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南信工科短大 短期機械科入学式
南箕輪村の長野県南信工科短期大学校で、短期課程機械科の第12期生の入学式が13日に行われました。
今回入学したのは、上伊那を中心に南信地域の18歳から38歳までの9人です。
9人のうち5人は企業に籍を置きながら通学します。
大石修二校長は「基礎だけでなく、機械操作や金属加工など実践的なカリキュラムとなっています。多くの事を習得し、ものづくり産業を推進する人材となってください」と話しました。
入学生を代表して伊那市の中山欣也さんが誓いの言葉を述べました。
授業は13日から始まり、来年3月11日まで学ぶことになっています。
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高校入学志願者 第1回目予定調査
長野県教育委員会は、来年度の高校入学志願者を対象に行った1回目の予定数調査をまとめ、29日に発表しました。
辰野普通は、前期32人、
後期48人です。
商業は、前期16人、後期21人です。
上伊那農業は、生物生産、
生命探究、アグリデザイン、
コミュニティデザイン一括で、
前期134人、
後期156人です。 -
春富中学校の生徒自身が通学路の安全調査
伊那市は安全で快適に利用できる道路のあり方について検証する道路空間整備システム構築プロジェクトをすすめています。
生徒の半分が自転車通学をしている春富中学校の生徒が、通学路の安全を考える現地調査を28日行いました。
生徒自らが通学路について調査し、安心安全な通学路を提案するのは、全国的に見てもあまり例がない取り組みです。
28日は1年生、110人が18班に分かれて、それぞれ通っている通学路を歩いて危険か所の確認をしていきました。
伊那市西春近の沢渡交差点付近から下島駅方面に向かった班は、道路の幅や車とのすれ違う際に危険がないか確認していました。
伊那市は安全で快適に利用できる道路のあり方について検証する道路空間整備システム構築プロジェクトをすすめています。
春富中学校と協力して通学路の安全にかかわる調査研究をしてきました。
今回は大人の視点からでなく、生徒たちの視点から危険か所を調査して、安心安全な通学路を提案していくということです。
生徒たちは今日歩いた通学路の危険か所の改善策をレポートにまとめ提案します。
生徒自身が通学路について調査し、安心安全な通学路を提案することは全国的にみてもあまり例がないということです。
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「このまちのおしごとごっこ」11月14日に開催
伊那商工会議所青年部は、小学生に市内の企業の仕事を体験してもらう「このまちのおしごとごっこ」を来月14日に伊那商工会館で開きます。
26日は、伊那商工会議所青年部のメンバーが記者会見を開き、イベントの概要を説明しました。
「このまちのおしごとごっこ」は、地元の小学生に、職業体験をすることで仕事の楽しみを感じてもらおうと、青年部が開いていて、今回で4回目です。
イベントには、市内18の企業や団体が協力し、花屋やお菓子づくりなどの仕事を体験できます。
「このまちのおしごとごっこ」は11月14日(日)に伊那市の伊那商工会館で開かれる予定で、新型コロナ対策のため、午前9時、11時、午後1時30分からの3部制となっています。
各回6つのコースに分かれていて、好きなコースを選び、3つの仕事を体験できます。
定員は各回90人で、専用サイトから申し込みができます。
青年部では、「地域で働く人と触れ合いながら仕事を体験することで、子どもたちに地元を愛する気持ちを養ってもらいたい」と話していました。
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K・絵画サークル展示会 「K展」
伊那市高遠町を拠点に活動するK・絵画サークルの作品展「K展」が、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、アクリル画や油彩画、日本画など45点が展示されています。
K・絵画サークルは、国画会会員の北原勝史さんが講師を務めるサークルで、月に2回集まって制作をしています。
「自己の内面を掘り下げる」を目標に、それぞれが興味のある内容を自由に描いています。
この作品は会員11人と講師による合作で、縦約30センチ・横約16センチのキャンバスの絵を15枚集めたものです。
展示会は毎年、1年間の活動の成果を披露しようと開かれていて、去年は新型コロナの影響で中止となったため2年ぶりとなります。
ある会員は「それぞれの個性ある表現を楽しんでほしい」と話していました。
K・絵画サークルの作品展K展は30日(土)までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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箕輪中学校 わくワークみのわ開催
箕輪町の箕輪中学校で地域の事業所を知る体験学習「わくワークみのわ」が25日に行われました。
体育館には、町内を中心に上伊那地域の様々な業種の事業所24社のブースが並びました。
体験したのは、箕輪中学校の2年生およそ240人です。
興味のあるブースを中心に自由に回り、担当者から仕事の内容を聞いたり、実際に体験したりしていました。
箕輪町に本社がある浅川建設工業のブースでは、バックホーの操作を体験していました。
他に、箕輪町の清掃業者厚生協会のブースでは、浄化槽や下水処理場で汚水を微生物が分解する仕組みの説明を受けていました。
その後、天竜川の水、スポーツドリンク、石鹸水、水道水の中で、どれが微生物に負担がかかっているかを実験していました。
伊那ケーブルテレビジョンのブースでは、アナウンス体験をしていました。
わくワークみのわは、新型コロナの影響で職場体験学習が行えないことから、事業所の担当者を招き話を聞いたり体験したりすることで社会を身近に感じてもらおうと、去年から行われています。
箕輪中学校では、企業と生徒が意見交換をするキャリア教育フォーラムを11月8日に開く予定です。 -
上伊那岳風会 詩吟体験会
上伊那の詩吟愛好者でつくる上伊那岳風会は、その良さを知ってもらい裾野を広げようと、詩吟の体験会を、伊那市のニシザワいなっせホールで25日開きました。
詩吟体験会では、まず、詩吟や舞の発表が行われました。
伊那市の91歳の梅垣 佐知子さんは、小林一茶の俳句を朗々と歌い上げました。
また、2018年に長野県で行われた全国の高校生の文化祭「信州総文祭」に詩吟部門で出場し、現在も活動を続けている伊那市の19歳の2人も、漢詩を吟じました。
詩吟とは、漢詩や和歌などに独特の節回しをつけて吟ずる日本の伝統芸能の一つです。
上伊那岳風会では、詩吟の魅力を伝えようと今回、初めて体験会を開きました。
最盛期の昭和後期には500人の会員がいたということですが、現在は200人ほどに減少しています。
体験会には、未経験者も含め100人ほどが参加し、講師の指導を受けながら詩吟を読み上げていました。
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ろうきんが竜北保育園にオリジナル紙芝居贈る
長野県労働金庫は創立70周年記念として、オリジナル紙芝居を制作しました。
25日は、ろうきん伊那支店から竜北保育園に紙芝居が渡されました。
ろうきん伊那支店の宇留賀栄治支店長が竜北保育園を訪れ、オリジナル紙芝居を渡しました。
そのあと、紙芝居が披露されました。
長野県労働金庫は創立70周年記念として、長野県立大学の健康発達学部子ども学科の学生と協力して「はたらく」をテーマにしたオリジナル紙芝居を制作しました。
紙芝居は県内のおよそ600の保育園と幼稚園に寄贈され、このうち伊那支店は伊那市、箕輪町、南箕輪村、辰野町の25の保育園と幼稚園に贈るということです。
宇留賀支店長は「子供たちに働く人たちへありがとうの感謝の気持ちを伝える大切さを知ってもらいたい」と話していました。
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長谷中学校3年生が太鼓演奏披露
伊那市長谷の長谷中学校3年生の生徒が18日、高齢者施設の利用者に太鼓演奏を披露しました。
18日は長谷中学校の3年生、10人が気の里ヘルスセンター栃木の多目的スペースで太鼓演奏を披露しました。
長谷中学校では毎年3年生が行事などで披露しています。
デイサービスセンターやすらぎ、障害者多機能型事業所さくらの家、宅幼老所みなみの利用者およそ35人が演奏を聴きました。
利用者は「生演奏が聴けて良かった。また機会があれば演奏してほしい」と話していました。
長谷中学校は10月25日に伊那市高遠町勝間の特別養護老人ホームさくらの里で太鼓演奏を行う予定だということです。