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やまとわ 「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」入賞
伊那市の木工業・株式会社やまとわのアカマツのブランド化を目指す取り組みが「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」で入賞しました。
16日は「やまとわ」の中村博社長らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。
「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」は旅行会社などでつくる実行委員会が主催するもので、地域の将来を支える名品や、それらを実現する取り組みを表彰するものです。
昨年度は全国から208件の応募があり、入賞となる地方創生賞にはやまとわの他7団体が選ばれました。
やまとわはアカマツのブランド化に取り組んでいて、アカマツ材を使った家具ブランドの立ち上げや、薄く削った経木の販売を行っています。
新しい商品を開発・販売する事で、木材としてのアカマツの価値を高め、森林整備につなげたいとしています。
中村社長は「地域に豊富にあるアカマツを収穫、活用し、森林を更新するモデルを築いていきたい。」と話していました。
白鳥市長は「国内産の木材が見直され、持続可能な使い方をしていく、こうした取り組みに注目が集まっている」と話していました。
やまとわでは、今年度、地元産の広葉樹を使ったオフィス家具も発表する予定です。
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伊那節まつり 2年ぶりの開催
伊那節を後世に歌い継いでいこうと、「伊那節まつり」が7日伊那市の伊那公園で行われました。
7日は、伊那公園にある「伊那節発祥の地」の石碑の前で、上伊那の民謡団体でつくる伊那節振興協会が歌と踊りを披露しました。
伊那節は、江戸時代に伊那と木曽を行き来するときに歌われていた馬子唄で、古くは「おんたけやま」と呼ばれていました。
まつりは伊那商工会議所が行っているもので、去年は新型コロナの影響で中止となったため2年ぶりの開催となりました。
7日は神事も行われ、商工会議所や市の関係者などおよそ30人が参加しました。
伊那商工会議所の唐木和世会頭は、
「昔から生活の中で歌い継がれて来た伊那節を今後も大切に伝えていきたい」と話していました。
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高遠城址公園ライトアップ
伊那市高遠町の高遠城址公園では、夜桜のライトアップが行われています。
高遠城址公園内にはLEDライトが設置され、夜桜を幻想的に照らしています。
問屋門付近では地面にプロジェクションマッピングで花びらなどの映像が投映されています。
ライトアップは11日(日)までで、時間は日没から午後10時までです。
高遠城址公園の桜は現在散り始めとなっています。
なお、長野朝日放送と伊那ケーブルテレビが連携し7日午後5時40分頃から「abnステーション」で高遠城址公園の様子を生中継します。
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満開の高遠 花見客で賑わう
満開を迎えてから初めての週末となった伊那市高遠町の高遠城址公園は、多くの花見客でにぎわいました。
正午ごろの伊那市高遠町です。
道路は高遠城址公園へと向かう乗用車で混んでいました。
公園内は、訪れた人たちでにぎわっていました。
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伊那公園 桜見ごろに
伊那市中央の伊那公園の桜が見ごろ迎えています。
伊那公園には12種類、300本の桜が植えられています。
公園には多くの人が訪れ花見を楽しんでいました。
コヒガンザクラとソメイヨシノが見ごろとなっています。
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名古屋オイルレス土地売買仮契約
愛知県に本社を置き、自動車部品などの製造や組み立て、研究開発を行っている株式会社名古屋オイルレスと伊那市は、伊那市西箕輪の伊那インター工業団地の1区画の土地売買仮契約を3月16日に結びました。
この日は、伊那市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長と名古屋オイルレスの浦田大輔社長が土地売買仮契約書を取り交わしました。
名古屋オイルレスが取得する土地は伊那インター工業団地の1区画で、用地面積は約2万平方メートル、価格は約2億4,000万円です。
名古屋オイルレスは、自動車のドアと車体を繋ぐ部品のボールジョイントや、耐熱樹脂ベアリングなどの製造や組み立て、研究開発を行っています。
生産体制の向上や、災害時などのリスク分散を図ろうと、新たに用地を取得し、新工場を建設します。
浦田社長は「今後は自動車部品以外の分野の生産にも力を入れていきたい」と話していました。
なお、新工場は令和5年12月に完成予定で、令和6年2月からの操業に合わせ、地元から新たに5人ほど新規雇用を計画しているということです。
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入庫式 新入職員16人に辞令交付
新年度が始まり1日は各地の企業で入社式が行われました。
アルプス中央信用金庫の入庫式が伊那市の本店で行われました。
入庫式では今年度の新入職員男性4人、女性12人合わせて16人に辞令が交付されました。
吉澤祥文理事長は「金融を通じてお客様の幸せや地元の発展に貢献できることは皆さまにとってこのうえない幸せであり、またアルプス中央信用金庫の理想とするところです。自信とプライドを持ち仕事に取り組んでください。」と訓示しました。
新入職員は役員を前に「地域の皆様のより豊かな暮らしをするためのお手伝いができるような人間になりたい」などと抱負を話していました。
新入職員は2日から23日までが研修期間で26日にそれぞれの勤務先に配属されます。
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伊那市新産業フェス 中止に
伊那市は、今年5月に開催を予定しいていた新産業フェスについて、新型コロナウイルスの影響を考慮し中止とすることを29日に発表しました。
伊那市新産業技術推進協議会が29日に開かれ、会議の中で報告されました。
市では、市内での新産業技術の取り組みの紹介や体験イベントを行う新産業フェスを、今年5月15日と16日に予定していました。
中止の理由として、「同時開催を予定していた北信越市長会が中止となったことと、フェスの参加予定企業から開催を不安視する声があったため」としています。
会議では他に、伊那市が進めるドローンを使った買物サービス「ゆうあいマーケット」について、本格稼働した去年8月から今年2月末までの実績が報告されました。
注文戸数は延べ362戸で、売上額は68万円余りでした。
サービスの営業日は131日で、このうちドローンを使った配送は70日でした。
この結果について市では、「地域の専門店の商品をラインナップに入れたい。ドローンでの商品配達は、災害時など緊急時での使用も視野に入れていきたい」などと話していました -
高遠城址公園で公園開き
伊那市高遠町の高遠城址公園の公園開きが28日行われ2年ぶりとなるさくら祭りが始まりました。
去年は新型コロナの影響で開催できず今年は感染防止対策がとられています。
公園開きでは伊那市観光協会会長の白鳥孝市長と高遠町内の園児などが桜雲橋を渡り、開門を宣言しました。
今年のさくら祭りは新型コロナ感染防止対策として入園の際は検温を実施するほかマスクの着用を呼び掛けています。
飲食は指定の場所のみ可能で飲酒や食べ歩き、ござやシートの使用は禁止しています。
伊那市観光協会ではイベントとして「高遠の桜・春」をテーマにした句を募集していて専用のホームページから応募することができます。
さくら祭りは29日から入園が有料となり料金は大人500円、子ども250円となっています。 -
AR×スマホで高遠を堪能
伊那市は拡張現実、AR技術を使って高遠城址公園の様子を見ることができる360度の動画や高遠石工の画像を楽しむことのできるスマートフォン向けアプリ「高遠探訪イーナクエスト」をつくりました。
こちらがそのアプリです。
アプリを起動すると、伊那市高遠町の地図が表示されます。
利用者が地図に表示されている場所に近づくと、その場所にちなんだクイズが出題されます。
クイズに正解すると、その場所をモチーフにしたキャラクターカードを手に入れることができます。
手に入れたカードには特典がついていて、スマホのカメラに疑似的に石造物を表示するAR画像や、360度映し出された桜の映像などを楽しむことができます。
アプリは、伊那市の公式ホームページのほか、QRコードから無料でダウンロードできます。
25日は、市役所でお披露目式が行われ、アプリを開発したKDDI株式会社の北崎修央さんが概要を説明しました。
白鳥孝市長らがスマホを手に取ってアプリを体験していました。
アプリは、平成29年度に5Gやドローンの利活用に関する協定を結んでいるKDDIと協力して伊那市がつくったものです。
観桜期に合わせ、訪れた観光客にアプリを活用しながら高遠町周辺を散策してもらい、地域の文化に親しんでもらおうと取り組んできました。
アプリを使ってカードを集めるとポイントがたまる仕組みになっていて、たまったポイントは、地元の飲食店で使える割引特典と引き換えることができます。
4月からのさくら祭りの期間中は、高遠町商店街にある、高遠観光案内所が臨時開設されることになっていて、ポイントの引き換えができるということです。
なお、イーナクエストの本格運用は4月1日を予定しています。 -
高遠城址公園 開花目前
24日の伊那地域の最高気温は19.9度と4月下旬並みとなりました。
ここ数日の陽気で、高遠城址公園の桜はつぼみが膨らみ、開花目前となっています。
24日の高遠城址公園です。
南側ゲート近くにある開花の基準となる標本木のつぼみは赤く膨らみ、今にも花が開きそうな状況です。
伊那市によりますと、標本木の桜が5~6輪咲くと、開花宣言が出されるという事です。
きょうの伊那地域の最高気温は、午後2時に19・9度を記録し、4月下旬並みの陽気となりました。
さくら祭りに向け準備も進んでいます。
高遠閣近くでは、桜守の西村一樹さんが、花芽の確認をしていました。
民間気象情報会社のウェザーニューズは、第7回桜の開花予想をきょう発表しました。
高遠城址公園の開花は前回の30日から25日となっていて、満開は前回の4月6日から1日に早まっています。
伊那ケーブルテレビでは高遠城址公園の桜の開花の様子をハイビジョン映像で122チャンネルで放送します。
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箕輪町でテイクアウトマーケット
密を避けドライブスルーで地元飲食店の料理が購入できるテイクアウトマーケットが14日、箕輪町役場駐車場で行われました。
14日は、訪れた人たちが車に乗ったまま料理を買い求めていました。
町内を中心に16店舗が、21種類、およそ570食を用意しました。
入口で整理券を受け取った後、駐車場内のテントで注文と会計を行い、商品が渡されます。
テイクアウトマーケットは、コロナ禍で売り上げが落ち込んでいる飲食店と、外食をしたくてもできない人たちを繋げようと町内の飲食店有志でつくるみのわACTIVITY協会が初めて企画しました。
人と人の接触を避けるためドライブスルー方式で行われました。
正午から販売開始の予定でしたが、多くの人が訪れたため30分ほど開始時間を早めました。
14日はおよそ450食が売れたということです。
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企業誘致でテレワークなどで活用
伊那市の白鳥孝伊那市長は旧富県南部保育園の後利用について企業誘致という位置づけでテレワークなどで活用できる施設として企業に貸しだすとの考えを明らかにしました。
これは11日市役所で開かれた市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
旧富県南部保育園は旧富県北部保育園と統合し2010年に新しい園に移転しました。
市では子育て中の女性が活躍できる場となるよう託児室も設置する計画で改修などの事業費は約1億5千万円です。
白鳥市長は大都市の企業から「市内へコールセンターを設置できないか」との問い合わせがあるとして企業誘致という位置づけで雇用の場を作っていきたいとしています。
新しい施設は来年度中の完成を目指しています。
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来春卒業学生対象の上伊那地区企業説明会
ハローワーク伊那と伊那職業安定協会は来春、大学や短大などを卒業する学生を対象にした上伊那地区企業説明会を9日に伊那市のいなっせで開催しました。
来春に大学や短大などを卒業する学生を対象にした説明会で、72社が参加しました。
今回は新型コロナ感染対策として午前と午後に分けて説明会を行いました。
参加も事前登録制で、およそ40人の学生が参加したということです。
ハローワーク伊那では「最近はオンライン説明会が増えているが、実際に企業との話す機会も増やしていきたい」と話していました。
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上伊那地区企業説明会を3月に開催
ハローワーク伊那と伊那職業安定協会は来春、大学や短大などを卒業する学生を対象にした上伊那地区企業説明会を3月9日に伊那市のいなっせホールで開催します。
2月25日はハローワーク伊那で伊那職業安定協会の福澤栄司雇用管理委員長らが企業説明会開催について会見を開きました。
ハローワーク伊那と伊那職業安定協会は上伊那地区企業説明会を3月9日に、いなっせホールで開催します。
来春に大学や短大などを卒業する学生を対象にした説明会で、参加企業は72社です。
今回は新型コロナ感染対策として午前と午後に分けて説明会を行います。
受付は行わず、伊那職業安定協会のホームページにある参加登録フォームから事前に登録をすることで企業説明会に参加できるということです。
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伊那華のみそ娘仕込み作業
伊那市東春近にある味噌加工施設で、4日伊那華のみそ娘の仕込み作業が行われました。
味噌作りは東春近の農家などでつくる伊那華のみそ娘加工組合が行っているもので、今年で22年目になります。
地元産の大豆とコシヒカリの麹を使い、添加物は使っていないということです。
100キロ分の大豆を煮てすり潰し、麹と塩を混ぜ合わせていきます。
樽に入れる作業では、空気が入らないように投げ入れていきます。
隙間を作らないことで、カビが繁殖するのを防ぐ効果があるということです。
今年は4トン分の味噌を仕込む予定だということです。
味噌はJAの直売所などで販売され、市内外の小中学校や保育園の給食にも使用されるということです。
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1月有効求人倍率1.07倍
上伊那の1月の月間有効求人倍率は、前の月を0.03ポイント上回る1.07倍となりました。
去年12月に続き、2か月連続で1倍台となっています。
1月の月間有効求人数は、2,912人、月間有効求職者数は2,723人で、月間有効求人倍率は1.07倍と、去年12月に続き2か月連続で1倍台となりました。
全国は1.1倍、長野県は1.17倍でした。
上伊那の1.07倍は、県内12のハローワーク管内で大町に次いで2番目に低い数字となっています。
雇用情勢については「求人が求職者をわずかながら上回り、新規求人に改善がみられるものの弱い動きとなっている」として、前の月の判断を据え置いています。
また、新規高卒者の就職内定率は91.8%で、前の年の同じ時期を0.2ポイント下回りました。
ハローワーク伊那では「派遣業やサービス業、運輸業で新規求人が増え始めるなど、徐々に明るい兆しが見えてきている」としています。 -
2月26日 伊那餃子まつり
2月26日のつつむの語呂に合わせ、伊那餃子まつりが26日伊那市のベルシャイン伊那店で行われました。
伊那餃子会に加盟している伊那市と南箕輪村の5店舗が出店しました。
各店舗で通常400円から800円で提供されている餃子が特別価格の300円で提供されました。
その他、直径15センチほどの三重県津市のご当地餃子「津ぎょうざ」も特別に販売されました。
昼時になると、買い物客が餃子を買い求めていました。
伊那餃子まつりは、つつむの語呂合わせで毎年2月26日に「餃子の日感謝デー」として伊那餃子会が開催しています。
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ファームテラスみのわ内覧会
4月3日のグランドオープンを前に、箕輪町大出にある農産物直売所「ファームテラスみのわ」の内覧会が25日開かれ、地元農家や生産者などが集まりました。
この日は、地元農家など約200人が訪れ、施設を見学しました。
ファームテラスみのわは、旧「にこりこ」の倍となる延べ床面積660平方メートルで、冷蔵設備や商品を陳列する棚などを備えています。
荷受け室や商品を包む梱包室も備えているほか、施設内に精米機を設置して、米の量り売りにも対応しています。
取り扱う商品は、農産物全般で、手芸品なども販売されることになっています。
また、テラスからは、南アルプスの山々を一望できるようになっていて、訪れた人は景色を楽しみながら買い物をすることができるようになっています。
またこの日は、内覧会に合わせ農家などを対象にした生産者大会も開かれました。
箕輪町からファームテラスみのわの指定管理を受けたJA上伊那の小林富夫専務理事が「箕輪や辰野を中心に、新たな直売所の拠点として、多くの人に農産物を提供していきたい」と挨拶しました。
白鳥政徳町長は「地元を中心に、多くの人が訪れ、賑わう場所にしてほしい」と話していました。
農産物直売所ファームテラスみのわのグランドオープンは4月3日となっています。 -
さくら祭り方針案示す
伊那市高遠町の高遠城址公園で行われるさくら祭りの対策打ち合わせ会議が開かれ、新型コロナ対策を徹底してさくら祭りを実施する方針案が24日、示されました。
24日は、高遠町総合福祉センターやますそで対策会議が開かれ伊那市や商工会など関係者50人が出席しました。
会議では、今年の高遠城址公園のさくら祭りの現時点での方針案が示されました。
方針案では、新型コロナの感染防止対策を徹底し実施するとしています。
去年は、新型コロナの影響でさくら祭りは中止となっています。
対策としてスタッフや来場者のマスク着用の徹底、入園口でサーモカメラによる検温、入園時に連絡先の聴取などを行うとしています。
園内でのござやシートを持ち込んでの飲食、食べ歩きは禁止としています。
ただし飲食できるエリアを設置する計画です。
公園内に飲食店を出店する場合は、原則持ち帰りが可能な容器での販売が条件となります。
伊那市では、3月上旬に最終的な判断を行うとしています。
高遠城址公園の公園開きは来月28日を予定しています。
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(株)テクノプレニード ヒダと伊那市が土地売買仮契約
岐阜県に本社を置く株式会社テクノプレニード ヒダと伊那市は六道原工業団地の土地売買予約仮契約を22日結びました。伊那市役所で調印式が行われ白鳥孝市長と肥田彰吾社長が土地売買予約仮契約書を取り交わしました。テクノプレニード ヒダが取得する土地は六道原工業団地産業用地で面積はおよそ5730平方メートル、価格は7100万円です。テクノプレニード ヒダは1968年創業で工業用ゴム製品などの製造販売を行っています。新しい工場は鉄骨平屋造りで延床面積は1100平方メートルです。2024年1月の操業を予定していて、地元から10人ほどの雇用を計画しています。
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日本熊森協会が箕輪町長と懇談
一般財団法人 日本熊森協会の中澤千夏志長野県支部長らが箕輪町の白鳥政徳町長と懇談しました。
15日は日本熊森協会の中澤支部長ら9人が箕輪町役場を訪れ白鳥町長と懇談しました。
日本熊森協会は熊などの野生動物がすむ森の再生に取り組んでいます。
中澤支部長は「熊はエサとなるドングリが実をつける広葉樹を増やすことで熊の生息地ができ里山に降りてこない」と話していました。
白鳥町長は「熊が里山に出てきたときに住民の安全をどう守るか。子どもたちが通学するときは鈴を持たせたりしている」と話しました。
箕輪町は去年1年間で熊の目撃情報が5件あったということです。
日本熊森協会長野県支部では自治体と協力して熊による農作物や人への被害を減らしていきたいとしています。
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コロナで来場者減 みはらしいちご消費拡大へ
伊那市西箕輪のみはらしいちご園が新型コロナの影響で来場者が減っています。
みはらしファームの各施設ではいちごを使った特別メニューなどを提供しています。
ファームレストラントマトの木です。
こちらは特別メニュー「みはらしいちごタワー」です。
高さ50センチのいちごパフェで、値段は税込み1,500円です。
いちごは10個使われているほか、ソースも含め100%みはらしいちご園のものです。
こちらは「いちごピザ」です。
いちごが8個とマシュマロがトッピングされていてデザート感覚で食べられます。
値段は税込み1,300円で、テイクアウトも可能です。
使用しているいちごはその日の朝に収穫したものです。
16日はとれたて市場のスタッフがピザの味見をしていました。
やってみらっしでは、いちごを使った体験が用意されています。
ジャムや大福など、いちご園で収穫されたものを使います。
みはらしいちご園は、新型コロナの影響で、今年1月の来場者数が去年の1月の10分の1に減少しました。
冬から春にかけてできる収穫体験はいちごのみで、ファーム全体の集客のメインとなっていました。
みはらしいちご園のいちご狩り体験は5月頃までで、やってみらっしのいちごを使った体験も5月頃まで行っています。
トマトの木のいちごタワーは3月末までの提供となっています。
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とっときスタンプラリー開催
牛肉と信州みそを使った料理「とっとき」を上伊那北部の名物にしようと活動している箕輪町の商店主らでつくる上伊那とっとき会は、提供している店舗を巡るスタンプラリーを企画しました。
提供しているのは現在箕輪町と南箕輪村に12店舗あり、ラリーでは、対象の店舗でとっとき料理を購入するとスタンプが1つもらえます。
5店舗のスタンプを集めると、みのわメープル会の加盟店で使える10,000円分の商品券が抽選で10人に当たります。
「とっとき」は牛肉と信州みそを使用していれば、その他の調理法は自由というもので、おやきやラーメン、ブリトー、ステーキなど、それぞれの店独自のメニューを提供しています。
用紙は各店舗で受け取ることができます。
スタンプラリーは3月31日までとなっています。
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来期の景況感 再び悪化予想
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している伊那谷・経済動向、中小企業レポートによりますと、上伊那の企業の今年の経営の見通しについて、約9割が悪い、または業況改善の見通しは立たないと回答し、先行きが見通しづらい状況となっています。
レポートによりますと、去年10月から12月の業況は、良かったとする企業は16.2%、悪かったとする企業は55.7%で、業況判断指数はマイナス39.5と、7月から9月の前の期と比べ20.2ポイント上昇し、景況感は持ち直しの傾向がみられました。
しかし今年1月から3月の来期の見通しについては、良いと予想する企業は7.6%、悪いと予想する企業は59.2%で、業況判断指数はマイナス51.6ポイントと、再び悪化すると予想しています。
今年の経営の見通しについての特別調査では、業況の見通しが悪い、または、やや悪いとする企業が約7割を占めていて、約2割の企業が、業況改善の見通しは立たないと回答し、先行きが見通しづらい状況となっています。 -
バーティカルリミット開催方針
南箕輪村の経ヶ岳周辺を走るトレイルランニングレース、「経ヶ岳バーティカルリミット」の実行委員会が1月27日南箕輪村役場で開かれました。
新型コロナの状況にもよりますが今年は5月22日の開催を予定しています。
この日は、南箕輪村役場で実行委員会が開かれ、コロナ対策などについて協議しました。
去年は新型コロナの影響で中止となりました。
今年は新型コロナ対策として、レース中以外はマスクを着用することや大きな声での応援、ハイタッチなどの行為を行わないことなどが決まりました。
経ヶ岳バーティカルリミットは大芝高原から経ヶ岳山頂を経由して戻る全長21キロのロングコース、4合目を経由する12キロのショートコースがあり、おととしは885人が参加しました。
実行委員長の唐木一直村長は、
「開催の予定で準備をすすめているが新型コロナの感染状況によっては中止になるかもしれない。楽しみにしている人のためにも開催したい。」と話していました。
募集は2月21日からで、開催日は5月22日を予定しています。
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高遠さくら祭り 3月に開催判断
伊那市は今年の高遠城址公園のさくら祭りについて、現段階では実施する方向で準備を進めているが、新型コロナの感染状況を見て3月上旬に判断するとしています。
これは26日伊那市役所で開かれた市議会全員協議会の中で議員の質問に対し、商工観光部の竹村和弘部長が答えたものです。
竹村部長は「現段階では実施の方向で準備を進めている。今後の国や県の新型コロナの感染状況を注視し、地元や関係機関と協議をすすめ3月上旬に開催するかどうか判断する予定だ」と答えました。
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県 飲食店を緊急支援へ
長野県は医療緊急事態宣言など影響を受けている飲食店に対して緊急支援を行うと19日発表しました。
県が行う緊急支援は、飛沫防止のアクリルパネルの無償配布や国の持続化補助金の県によ独自の上乗せ補助、テイクアウトやデリバリーの利用促進に向けた経費の助成などです。
県では市町村や経済団体と連携し、支援を行うとしています。 -
IT×ものづくり 課題解決探る
IT技術を使って、製造業の課題解決に取り組むイベントが伊那市内で19日、行われました。
この日は、参加した10人のうち3人はオンラインで、7人は伊那市の複合施設アルラに集まってイベントが行われました。
イベントは、伊那市新産業技術推進協議会スマート工業部会が企画したものです。
上伊那の製造業が現場で抱える課題について、ITエンジニアと協力してアイデアを出し合い解決につなげようと、初めて行われました。
参加者らは、テーマとして出された仮想の企業での、生産性の向上や人材育成、コスト削減など、ITを導入することによるメリットやその方法を話し合いました。
今後は、この日のイベントを踏まえ、参加した企業が実際の現場で抱える課題について話し合うということです。 -
(株)テクノが事業拡大で土地取得
伊那市野底の株式会社テクノと伊那市は六道原工業団地の土地の売買仮契約を結びました。
19日伊那市役所で調印式が行われ白鳥孝市長と吉原弘明社長らが出席しました。
テクノが取得する土地は今ある工場に隣接していて面積は約5,300平方メートル、価格は6,500万円です。
テクノは1985年創立で自動車部品を中心に生産ラインを自動化する専用機のメーカーです。
事業拡大にともない今回取得した土地に工場を増設し駐車場としても活用します。
テクノの新しい工場は鉄骨平屋造りで延床面積は4,000平方メートルです。
土地を含む事業投資額は約2億5,000万円で2024年の操業を目指し、新しく12人ほどの雇用を計画しています。