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8月17日どろカップ開催
田んぼに水を張り泥の中でサッカーを楽しむ、どろカップが来月17日に伊那市内で開かれます。
22日会場となる伊那市役所東側の田んぼに水が入れられました。
どろカップは伊那商工会議所青年部が3年ぶりに開催するもので
元号の令和にちなんで大会名を2019どろカップ令<zero>としています。
青年部のメンバーは大会に備え会場の休耕田で石拾いをしたり草を刈ったりしていました。
大会は全国から24チームを集めて行われます。
予選は3チームごとの8グループにわかれ2試合を行い各グループの1位と2位が決勝トーナメントに進むことができます。
また決勝トーナメントに進めなかったチームもサブイベントとして泥綱引きが行われます。
そのほか子ども対象イベントとしてちびっこ宝探しなども計画されていて訪れた人全員が1日楽しめる大会となっています。
どろカップは来月17日に伊那市役所東の休耕田で行われることになっていて申込方法など詳しい内容は伊那商工会議所青年部のホームページに掲載されています。
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伊那商工会議所 川上会頭退任の意向
伊那市の伊那商工会議所の川上健夫会頭は、10月末で会頭を退任する意向を固めたことが分かりました。
川上会頭は、伊那市西箕輪に本社を置くメッキ処理加工、サン工業株式会社の社長です。
2004年から伊那商工会議所の副会頭を務め、2013年に会頭に就任しました。
任期中は、リニア中央新幹線や三遠南信自動車道の開通に向けて、人や物の動きの変化を受け入れる体制を整えるため、4つのプロジェクト委員会を立ち上げました。
また、月に1回、伊那商工会議所の職員を対象に2時間の勉強会を開き、職員の意識改革にも取り組みました。
取材に対し、川上会頭は次の会頭について「時代の流れに沿ったアイディアを企画し、伊那の活性化に力量を振るってもらいたい」と話していました。
次期会頭は、11月1日に開かれる総会で正式に決定するということです。 -
大芝MTBコース 走って整備
南箕輪村の大芝高原に今年作られたマウンテンバイクコースで、整備を兼ねた試走が13日に行われました。
南箕輪村観光協会は、新たな誘客につなげようと大芝高原の北西部にある村有林にマウンテンバイクコースを今年作りました。
コースを設計したのは、伊那市でマウンテンバイクのガイドツアーをする名取将さんです。
13日は村内を中心におよそ30人が参加し、名取さんの案内でコースを走りました。
全長はおよそ3キロで全体が平坦なため大人から子供まで楽しめるという事です。
試走はコースを踏み固める目的で行われたもので、名取さんは前の人と違うラインを走るようアドバイスしていました。
村観光協会によりますと、マウンテンバイクコースはまだ整備中の為、普段は開放されていないという事です。
次は、27日に大芝高原で開かれるイベントで利用できるという事です。
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伊那まちアルプス直行便 13日から運行開始
JR伊那市駅前から南アルプスや中央アルプスの登山口までを
結ぶ「伊那まちアルプス直行便」の運行が13日から始まります。
伊那市の飲食店主や山岳関係者などでつくる一般社団法人アスタルプロジェクトが1日市内で記者会見を開き概要を説明しました。
伊那まちアルプス直行便は南アルプス便と中央アルプス便があり
運行は今月13日から10月5日までの土日祝日で予約制となっています。
南アルプス便はJR伊那市駅前ロータリーを午前4時40分に出発し林道バスと接続する仙流荘に午前5時15分に到着します。
利用料金は1人2000円です。
中央アルプス便は午前7時30分に出発し桂小場登山口に午前8時に到着します。
料金は1000円です。
伊那まちアルプス直行便の予約はいずれも白川タクシー72-2151です。
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5月 有効求人倍率1.53倍
上伊那の5月の月間有効求人倍率は、4月を0.01ポイント下回る1.53倍でした。
月間有効求人数は4,025人、月間有効求職者数は2,639人で5月の月間有効求人倍率は1.53倍でした。
県は1.69倍、全国は1.62倍となっています。
雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として前の月の判断を据え置きました。
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みはらしファーム 20周年を祝う
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームがグランドオープンして今年で20周年となります。
それを祝い、23日は羽広荘で記念式典が行われました。
式典では、地元西箕輪に伝わる羽広の獅子舞が披露され、20周年を祝いました。
式典には、JA上伊那や伊那市観光㈱など運営や設立の関係者およそ70人が参加しました。
農業公園みはらしファームは平成11年6月23日にグランドオープンしました。
羽広に温泉が出たことをきっかけに、地域住民の声を基に伊那市やJA上伊那が整備しました。
1年間におよそ55万人が訪れ、今年1月には来場者数が一千万人を突破しました。
立ち上げに携わった前伊那市長の小坂樫男さんは「順調に規模を拡大してきた。今後も威勢よく新しい道を切り開いていってほしい」と話していました。
みはらしファームでは、年末まで20周年の記念イベントを企画していて、10月13日にはフルーツフェスタ、11月3日にはみはらし祭りなどが予定されています。
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夏山シーズン前にヘリで荷揚げ
本格的な夏山シーズンを前に、中央アルプス将棊頭山山頂直下にある西駒山荘に向けて20日、ヘリコプターによる荷揚げ作業が行われました。
この日は、資材やガス、食料などの荷物を吊るしたヘリコプターが、伊那市横山の鳩吹公園から西駒山荘へと向かいました。
西駒山荘は、中央アルプス将棊頭山山頂直下の、標高2,685メートルにある山小屋です。
歩いて登ると5時間かかりますが、ヘリコプターは1往復5分程で荷物を降ろして帰ってきます。
この日は管理人の宮下拓也さんも荷物を搬入するため山荘へ向かいました。
宮下さんは「いよいよシーズンが来たな、という感じ。夏山はとても魅力的だが、ひと度天気が変われば状況は変わる。準備を整えて、計画を練ったうえで登山をして、山頂から麓の風景を楽しんでほしい」と話していました。
西駒山荘の今年の営業は7月8日から10月14日までのおよそ3か月間で、1泊2食付きが9,000円、素泊まりが6,000円となっています。 -
7月に飲食店の魅力を発信するイベント
来月26日金曜日と27日土曜日の2日間、プレミアムフライデーに合わせて「COME ONいな人飲み屋さん」と銘打った飲食店の魅力を発信するイベントが伊那市内で開かれます。
21日は伊那市の伊那商工会館でイベントに関する記者発表が
行われました。
イベントは地域活性化を目指し飲み歩き食べ歩きが行われるもので市内の飲食店177店舗が参加する予定です。
参加証となる500円のパンフレットを購入するとイベントに参加している店舗でプレミアムメニューをお得な価格で楽しむことができます。
また店を1軒回るごとにスタンプが1つもらえ3つ集めて応募すると抽選で食事券が当たります。
イベントに合わせて7月26日金曜日は市街地循環バスなどが
10円で乗り降りできるようになります。
参加証となるパンフレットの販売は22日からで、ベルシャイン伊那店、アピタ伊那店、伊那市役所売店、酒販店、伊那商工会議所で購入できます。 -
南アルプス林道バス 北沢峠まで運行
本格的な夏山シーズンを前に、伊那市長谷の南アルプス林道バスの全線運行が15日始まり、北沢峠までが開通しました。
始発の午前6時5分のバスには3人が乗車しました。
南アルプス林道バスは、4月25日から歌宿までの運行を行っていて、15日全線開通となりました。
標高2,032メートルの北沢峠まではおよそ1時間かかります。
南アルプス林道バスは運行開始から40年間無事故で運行しています。
林道では高山植物が見ごろを迎えていました。
白岩には紫色のムシトリスミレや黄色のコキンバイが咲いています。
終点の北沢峠です。
14日まで登山を楽しんだという、帰りのバスを待つ人たちの姿がありました。
バスの運行は11月15日までを予定していて、仙流荘前から北沢峠までの運賃は片道1,130円となっています。
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水森かおりさん ローズガーデンに歌声
伊那市の観光大使で演歌歌手の水森かおりさんが、バラが見ごろとなっている伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで8日ミニコンサートを開きました。
ミニコンサートでは、高遠の桜と女性の恋心をテーマにした「高遠さくら路」など4曲を披露しました。
水森かおりさんは、今年4月に伊那市の観光大使に任命されました。
ローズガーデンは現在見ごろの5分咲きで、水森さんは咲き誇るバラの前で歌声を響かせていました。
水森さんは「地元の方々が一緒に曲を口ずさんでくれてとても嬉しい。高遠さくら路を末永く愛される曲にしていきたい」と話していました。
水森かおりさんは、平成7年にデビューし「ご当地ソングの女王」と呼ばれています。
会場には500人が詰めかけ水森さんに声援を送っていました。
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石仏総選挙 No1決定
高遠石工の石仏人気ナンバーワンを決める「石仏総選挙」の開票結果がきょう発表され、好きな石仏ナンバーワンは「勝間の大聖不動明王」が、美しい石仏ナンバーワンには「桂泉院の准胝観音と延命地蔵」が選ばれました。
7日は伊那市高遠町の環屋で報道関係者や地元住民が集まる中、結果が発表されました。
開票の結果、好きな石仏の第一位は勝間の大聖不動明王、美しい石仏の第一位は桂泉院の准胝観音と延命地蔵でした。
実行委員会の矢島信之さんは、4月にPR活動をするなど投票を呼び掛けました。
開票結果を聞き、好きな石仏一位になった大聖不動明王の気持ちを代弁してくれました。
好きな石仏の2位は建福寺 の 西国三十三観音、3位は相頓寺跡の延命地蔵菩薩でした。
3位の相頓寺跡がある諸町の住民は、環屋で結果を聞き喜んでいました。
美しい石仏の結果は、1位は桂泉院の准胝観音と延命地蔵、2位は建福寺の西国三十三観音、3位は勝間の大聖不動明王でした。
石仏総選挙には高遠の6か所の石仏がエントリーしました。
投票は、花見期間中の4月7日から26日までの20日間行われ、投票数は850票でした。
今回の石仏総選挙の結果は、実行委員会のホームページで公表されています。
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キタノヤ電器の新店舗オープン
伊那市上新田のナイスロード沿いのキタノヤ電器の新店舗が完成しオープンしました。
7日は多くの人が訪れていました。
これまでの伊那市山寺の店舗から移転したもので新しい店舗は鉄骨平屋建て延べ床面積は約600平方メートルです。
店内には太陽光パネルにより作られた電気を蓄える蓄電池を100万円から販売するなどエネルギーの自産自消を提案するコーナーが設けられています。
またカフェコーナーをつくり、ゆっくりくつろぎながら買い物ができるようにしています。
キタノヤ電器は来年創業60年を迎えるということで、地域から
必要とされる「街のでんきや」を目指したいとしています。
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サミットに向けバラでおもてなし
1年後に伊那市で開催されるばらサミットを前に、高遠町のしんわの丘ローズガーデンや商店街では、訪れた人を歓迎する取り組みがすでに始まっています。
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンです。
人気の品種「アンネのバラ」や、鮮やかな花がびっしりと咲く「春風」などが咲きはじめ、園全体では3分咲きとなっています。
今年は新たに展望台が設置されました。
展望台の最上部に立つと、バラの花がドレスの裾のように広がるというものです。
来年開催されるバラサミットの頃には、展望台のバラが咲き誇る予定です。
しんわの丘ローズガーデンでは1日からバラ祭りが行われています。
6日は晴天に恵まれ、日差しが花にも届いたため、今週末には多くのバラが見頃を迎えそうだと関係者は話します。
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ガレット6万8千食提供
信州伊那谷ガレット協議会に加盟する18店舗での、昨年度のガレット提供数は6万8千食で売り上げは6,800万円と前の年度と比べ販売数、売上ともほぼ倍増となっています。
4日は伊那市内で協議会の総会が開かれ、昨年度の実績の他、今年度事業について協議しました。
協議会に加盟する箕輪町から中川村までの7市町村18店舗での昨年度のガレットの販売数は、前の年度より3万食増の6万8千食あまりで、売り上げも2倍近い6,800万円となっています。
協議会が販売数から算出した経済効果は2,800万円だということです。
協議会の渡邊竜朗会長は「伊那谷のそば粉と食材を使った伊那谷ガレットを、上伊那以外にも広めていきたい」と話していました。
協議会では今年度から料理人を対象にした講座やメニュー開発のサポートを行う計画です。
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伊那市観光協会総会
伊那市観光協会の総会が4日、市役所で開かれ、2021年度までに民泊の受け入れ農家を90軒まで拡大していくことが確認されました。
総会には協会の理事を務める観光業者や宿泊業者など、25人ほどが参加しました。
観光協会会長を務める白鳥孝伊那市長は、「地域活性化や経済発展につなげたい。」とあいさつしました。
総会では、今年度の事業計画案が示され、「花・山・食」を柱に外国人観光客の受け入れや、広報宣伝事業に積極的に取り組むことなどが挙げられました。
また、農家民泊を強化していく方針で、2018年度末現在64軒の農家軒数を、2021年度までに90軒まで拡大する目標が示されました。
昨年度は農家民泊を目的として、国内の教育旅行で他府県から19校1849人が訪れたということです。
伊那市観光協会は、受け入れ農家軒数の拡大のため、農家交流会や農泊推進講座を開くほか、一般向けの農家民泊のプランを設定し、販売していきたいとしています。 -
アクト・ジャパンの新工場 竣工
伊那市美篶の六道原工業団地に建設していた車載部品製造の株式会社アクト・ジャパンの新工場が完成しました。
3日は新工場完成を祝う竣工式が行われました。
アクト・ジャパンは南箕輪村から工場を移転拡張したものです。
神奈川県横浜市に本社を置き車載関係の部品を製造しています。
新しい工場は延べ床面積がこれまでより3割広い2000平方メートルで今期の売上は6億円を目標にしているということです。
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4月の月間有効求人倍率1.54倍
上伊那の4月の月間有効求人倍率は3月を0.15ポイント下回る1.54倍でした。
月間有効求人数は4096人、月間有効求職者数は2655人で
4月の月間有効求人倍率は1.54倍でした。
雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として前の月の判断を据え置きました。
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キタノヤ電器 新店舗6月6日オープン
伊那市の株式会社キタノヤ電器の新しい店舗の竣工式が24日上新田の新店舗で行われました。
24日は建築業者や取引先の関係者などおよそ90人が出席し完成を祝いました。
伊那市上新田に完成した、新しい店舗は鉄骨平屋建てで延床面積は600平方メートル、敷地面積は9,000平方メートルです。
現在の山寺の店舗は6月2日閉店し、本社も新しい店舗に移るという事です。
北原國人会長は「ネット販売など店舗レスの時代となっているが、まちの電気屋として時代に合ったサービスを提供していきたい」と話していました。
キタノヤ電器の新しい店舗のオープンは6月6日です。
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バイパス 2027年までの完成要望
国道153号伊那バイパスの建設促進期成同盟会の総会が伊那市役所で29日に開かれ、リニアが開通する2027年までに全区間の開通を要望する事などが決議がされました。
総会には、伊那市や箕輪町、南箕輪村の地域住民や農業団体、行政関係者などおよそ60人が出席し、153号バイパスの早期完成を国や県に求めていくことを確認しました。
期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は「リニアの経済効果を十分発揮する為にも、2027年までに完成するよう、国・県に求めていきたい」と挨拶しました。
伊那バイパスは箕輪町木下から伊那市美篶青島までのおよそ7.6キロの区間です。
現在は伊那市福島から美篶方面に向かい工事が進められていて2021年までに伊那市の若宮団地まで開通する予定です。
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空き店舗エリア 徐々に活気が
伊那市駅北側にある空き店舗だった場所に「中華料理」と「串揚げ」の2店舗が今週オープンしました。この一角では去年11月から1店舗が営業していて、徐々に明かりがともり始めています。
伊那市駅から徒歩1分ほどの場所にあり、かつて居酒屋など8軒が営業していた一角です。
新たにオープンしたのは「中国菜 木燕(ムーエン)」と「串カツじゃんじゃん」です。
木燕の店主 木嶋正明さんは、伊那市高遠町出身で高校を卒業し、調理師の専門学校をへて関東の中華料理店で修行をしていました。
数年前に帰郷した時に商店街が閑散としていた事にショックを受け、街に活気と笑顔をもたらしたいとUターンし店を出す事を決めました。
中国内陸部の料理が専門で、香辛料や発酵させた食材を使うのが特徴だという事です。
営業は午後5時から午後10時30分です。(定休:日・第二月曜日)
串カツじゃんじゃんは、大阪発祥の庶民の味を提供します。
串カツの値段は1本100円から250円です。
東京都出身で飯島町に住む店長の本部大悟さんは、伊那産の野菜や肉にこだわって提供していきたいと話します。
営業は平日が午後6時から午後11時、週末の金曜日と土曜日が午前0時までです。(定休:日・月曜日)
上伊那の飲食店の経営者などでつくる「アスタルプロジェクト」が3年前からグルメ横丁として復活させようと活動しています。
この一角ではあと居酒屋と小料理屋が開く予定で合わせて5店舗でグルメ横丁として7月にグランドオープンします。 -
大芝高原西側にMTBコース
南箕輪村は今年度、観光客の誘客などを目的に、大芝高原西側の村有林にマウンテンバイクコースを新設します。
21日は、コースの設計や造成を委託されていて、伊那市長谷でマウンテンバイクコースづくりをしている名取将さんが現地を視察しました。
コースは、大芝高原マレットゴルフ場の西側にある村有林に新設されます。
名取さんは、コース取りが出来そうな場所にテープで印をつけていました。
先月伊那市西箕輪にオープンしたマウンテンバイクコースは、緩やかな傾斜地になっています。
大芝高原西側に新たに作られるコースは、およそ8万平方メートルと敷地は広いものの平坦なため、西箕輪のコースに比べ、子どもでも楽しめる初心者向けのコースになるということです。
今年度は下草を刈り、土を盛らずに仮設的なコースにするということです。
名取さんは「初心者の人でも、子どもさんでも楽しめるコースを作りたい。木々の間をすりぬける冒険のような感じになると思う」と話していました。
マウンテンバイクコースは、村内に若者を呼び込むことや、村民の健康増進を目的に村が設置するものです。
事業費は184万円で、このうち130万円は長野県の元気づくり支援金が使われます。
作業は6月1日から行われる予定で、7月末までにコースを完成させる計画です。 -
山小屋用の手作り味噌が完成
伊那市観光株式会社が運営する中央アルプスと南アルプスの山小屋で使用する、管理人の手作り味噌が完成しました。
去年5月に地元産の大豆およそ60キロを使って仕込み、1年間寝かせて、200キロの味噌が完成しました。
味噌は伊那市観光株式会社社長の白鳥孝伊那市長の家で寝かせていました。
21日は伊那市観光が運営する中央アルプスの西駒山荘、南アルプスの塩見小屋・仙丈小屋の管理人が、焼きおにぎりや豚汁などで完成した味噌を味わいました。
参加した管理人は「おいしい」「上出来です」と話していました。
白鳥市長は「みんなで作るから余計に美味しいのかもしれない。昔ながらの味という感じ」と話していました。
また、この日は来年用の味噌の仕込みも行われました。
味噌は、3つの小屋の他、南アルプスのこもれび山荘でも使われることになっています。
山小屋のオープンは、西駒山荘が7月8日、塩見小屋が7月1日、仙丈小屋が6月14日の予定で、こもれび山荘はすでに営業を開始しています。 -
伊那谷観光局 総会
官民一体となって観光づくりを推進する組織、長野伊那谷観光局の総会が14日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
総会では、今年度の事業計画案が示され了承されました。
今年度は、情報発信の一元化、インバウンド誘客、滞在プログラムの作成、上伊那圏内を移動するための公共交通を考える二次交通対策の4つを重点事業にあげています。
今年度は、観光客の受け入れのためのWi-Fi整備やトイレの洋式化・バリアフリー化の促進を図ります。
他に、広域観光パンフレットの新規作成や上伊那8市町村の観光情報を共有するHPの新設、 英語版サイトのの構築などを進める計画です。
長野伊那谷観光局は、上伊那8市町村でつくる上伊那観光連盟に代わる新しい組織で去年10月に発足しました。
9年後のリニア中央新幹線や三遠南信自動車道の開通などを視野に入れ官民一体となって地域の自然や文化を生かした広域的な観光地域づくりの推進を図ります。
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ARでそば店情報を発信
スマートフォンに情報を表示する技術ARにより伊那市内のそば店の情報を見ることができるようになりました。
ARは伊那そば振興会と伊那市観光協会が作成した伊那そばマップのQRコードを読み込みアプリをインストールすると見ることが
できます。
マップで紹介されている店舗の位置情報のほかARでしか見ることができない「店長のおすすめ情報」が表示されます。
伊那そば振興会と伊那市観光協会では新世代の広告としての話題性とともにスマホ世代へのそばへの関心度を高めたいとしています。
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マルヤス機械箕輪工場竣工式
岡谷市に本社がありコンベアなどの製造、販売を行うマルヤス機械の箕輪工場の竣工式が6日箕輪町木下で行われました。
関係者がテープカットで竣工を祝いました。
工場は木下の帯無工業団地の一画にあります。
鉄骨平屋建てで延べ床面積は6,353平方メートルです。
岡谷市の工場が手狭になったため、新たに工場を建設しました。
コンベアなどのメイン組み立て工場となります。
新工場は7日から稼働が始まっているということです。
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ビジネスマッチング事業など今年度事業を承認
森と人をつなぐ活動を行っている伊那市ミドリナ委員会の総会が9日開かれ、今までにない木材製品の開発サポートなど今年度
事業が承認されました。
総会には委員約30人が出席しました。
委員会は今の自然環境を次の世代に引き継ぐために伊那市が進める50年の森林ビジョンを民間の立場から応援しようと発足したものです。
昨年度は森と人をつなぐイベントとして伊那市ますみヶ丘の平地林で森JOYの開催や森に関する専門家から話を聞くミドリナカフェなどを行ってきました。
今年度も森JOYやミドリナカフェを開催するほか、今までにない木材商品開発のサポートを行うビジネスマッチング事業などを行うことが承認されました。
ミドリナ委員会では活動を通じて伊那市50年の森林ビジョンの
理想を伝えていくとしています。
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10連休 観光施設の入り込みは
最大10連休となったゴールデンウィークが6日で終わりました。
例年より長い連休となった今年、上伊那の観光施設には県内外から多くの観光客が訪れました。
伊那市西箕輪のみはらしファーム内にある体験施設やってみらっしです。
連休明けとなった7日も名古屋からの団体客が訪れ、いちご大福づくりを体験していました。
みはらしファームにはこの10連休で多くの観光客が訪れました。
やってみらっしには去年より14%138人多い1,126人が訪れていて、断った予約もあったということです。
いちご狩り体験は、去年より16%976人多い6,889人が訪れたということです。
このほかの観光施設にも多くの観光客が訪れました。
伊那市の小黒川渓谷キャンプ場は、去年より20%250人ほど多い1,380人が利用しました。
箕輪町のながた自然公園は2倍以上、300人ほど多い579人が利用しました。
南箕輪村の大芝高原キャンプ場は55%570人多い1,600人が利用しました。
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第90回メーデー伊那中央大会
伊那市で労連系の第90回メーデー伊那中央大会が1日に開かれ、意見発表や市中行進で賃上げや長時間労働の是正、恒久平和をアピールしました。
市中行進は、大会を開いた伊那文化会館から中心市街地を通るいなっせまでの間で行われました。
大会には、高教組上伊那支部や上伊那民医連労組などから180人が参加しました。
「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう。」をスローガンに、
政治経済の仕組みの転換を求め、すべての労働者の賃上げと長時間労働の是正、安定した雇用と仕事の確保、憲法9条改憲阻止などを掲げたメーデー宣言を採択しました。
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中心市街地で宝投げ
伊那市のいなっせ北側広場では、1日に令和のスタートを祝って宝投げが行われました。
中心市街地の店主らでつくる伊那まちの再生やるじゃん会の役員が紅白もち500個をまきました。
中には、商店街で使うことができる商品引換券が入ったものもあり、訪れた人たちは、手をのばしたり、かがんだりしながら必死になって餅を拾っていました。
ある商店主は、「令和の新元号スタートで、中心市街地も心機一転、商売繁盛につなげたい」と話していました。 -
高遠城跡「御城印」販売開始
伊那市高遠町の活性化に取り組んでいる一般社団法人環屋は
5月1日の令和の始まりに合わせて高遠城跡「御城印」の販売を始めます。
御城印は桜以外の時期も高遠城址公園に足を運んでもらうきっかけにしようと作られたものです。
高遠城址を訪れた記念にしてもらおうと2種類用意され1枚300円、2枚500円で購入できます。
御城印は高遠町歴史博物館となつかし館の2か所で5月1日の令和のはじまりから販売されます。
環屋ではほかに高遠町内への誘客の取り組みとしてプロのシェフ監修により地元農家がシェフとなり料理を提供する伊那谷グランシェフや高遠そば打ち愛好会の女性陣による高遠そば道場、新規出店を計画している人が料理を提供するチャレンジショップの取り組みも始めるということです。