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大芝高原の魅力や課題を意見交換
森林空間のこれからの活用方法について民間事業者からアイディアや意見を募る、森林サービス産業オープン・ラボが17日に南箕輪村の大芝高原で開かれました。
17日は、県内外の森や山に関する事業者など29人が参加しました。
参加者は村の職員の説明を聞きながら、大芝高原内にある施設やみんなの森を視察しました。
その後、森の学び舎で森、施設、教育の3グループに分かれて大芝高原の魅力や課題について話し合いました。
それぞれのグループでは、大芝のアカマツを使った木工体験教室を開いたらどうか、若い人に来てもらうために写真映えするスポットをつくったらどうかなどの意見が出されていました。
このオープン・ラボは林野庁の森林空間を健康や観光などの分野で活用する新たなサービス産業、森林サービス産業の取り組みを進めるために、公益社団法人国土緑化推進機構が開いたものです。
県内では南箕輪村以外に、きのうは上松町で、きょうは須坂市でも開かれました。
村では、きょう出された意見を今後の森づくり実施計画の参考にしていきたいとしています。
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南アルプスジオパーク協議会 実行計画策定
伊那市、飯田市、大鹿村でつくる南アルプスジオパーク協議会は、ジオパーク推進や普及のための活動内容を示した実行計画を、今年度新たに策定しました。
9日は、南アルプスジオパーク協議会の総会が伊那市役所で開かれ、実行計画の策定や今年度の事業計画案が承認されました。
南アルプスジオパークは、地質学的に貴重な価値を持ち、それを観光などに活かす取り組みを行うエリアを認定する、日本ジオパーク委員会から、去年4回目の再認定を受けました。
再認定審査の際、実行計画を策定するよう指摘があったことから、2018年に策定した基本計画に基づき、保全や教育、情報発信など8つの分野の取り組みを示した実行計画を新たに策定しました。
これまで取り組んでいたガイド養成や啓発チラシの配布に加え、今年度は新たにフォトコンテストの開催や、推進活動を行う団体への助成金の交付を行う計画です。
実行計画の期間は、2025年度までの3年間となっています。
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制限のないGW 県内外から観光客
今年のゴールデンウィークは、新型コロナによる行動制限がなく、マスク着用のルールも緩和されています。
上伊那の観光地にも、県内外から観光客が訪れています。
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームです。
名人亭では、愛知県から訪れた3世代の家族がそば打ちを体験していました。
上伊那産のそば粉を使い、そば打ち名人にやり方を教わりながら楽しんでいました。
みはらしファームによりますと、今年に入り県外からの観光客が増加しているということです。
来場者はコロナ禍前の2019年と比べ、今年3月には7割ほどに回復していて、このGWはさらなる客入りに期待しています。
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インボイス制度 免税事業者3割が方針未定
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」の特別調査で、インボイス制度について、免税事業者のうち3割近くが対応方針を決めていないと回答しています。
特別調査によると、今年10月のインボイス制度開始に向けた企業の対応について、「課税事業者」のうち「既に登録申請を行った」は77.3%、「まだ登録をしていない」が19.2%、などとなっています。
一方「免税事業者」のうち「既に登録を行った」は0%、「近いうちに登録を行う予定」が52.9%、「登録は行わない予定」が11.8%、「まだ方針は決めていない」が29.4%でした。
なお今年1月~3月の今期の業況は、良かったとする企業は20.2%、悪かったとする企業は36.4%で、業況判断指数はマイナス16.2で去年10月から12月の前期と比べ6.9ポイント上昇しました。
調査は、アルプス中央信用金庫が取引先193社に対し行ったものです。
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元気づくり支援金 上伊那の41事業が内定
長野県令和5年度 地域発元気づくり支援金の上伊那の採択事業が内定しました。
41件で、およそ6,400万円となっています。
令和5年度の元気づくり支援金には34団体から42件、およそ7,100万円の要望がありました。
このうち内定した事業は41件、およそ6,400万円です。
伊那市からは、伊澤修二記念音楽祭事業に740万円、リニア中央新幹線開通を見据えた誘客事業に360万円、伊那バラフェスタ事業に200万円などとなっています。
箕輪町からは、2050ゼロカーボンみのわ推進事業に440万円、地域周遊「おもてなしパスポート」事業に150万円などとなっています。
南箕輪村からは、みなみみのわ森の音楽祭事業に310万円、大芝高原でのスケートボードのスクール開催・一般開放事業に240万円などとなっています。
県では、2次募集は予定していないということです。
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大芝高原 炭キャビア26日発売
南箕輪村開発公社は、豊丘村の日本料理店と協力し、大芝高原のアカマツの炭を使った「炭キャビア」を開発し、26日から販売します。
こちらが炭キャビアです。
チョウザメの卵を、大芝高原のアカマツの炭と混ぜた塩で漬けたものです。
1瓶10グラム入りで税込み7,000円です。
24日は村開発公社の原賢三郎社長と、チョウザメの養殖や商品の調理を行った豊丘村の割烹安藤の池野大樹さんが商品をお披露目しました。
村開発公社では、松枯れが進む大芝高原のアカマツを有効活用しようと、食用の炭を使った商品を開発していて、池野さんに声をかけました。
キャビアの材料は池野さんが養殖したチョウザメの卵と大鹿村の山塩、大芝高原のアカマツの炭で、すべて県内産です。
なお、2021年に、池野さんが養殖したオスのチョウザメが大芝湖に放たれ話題となりました。
炭キャビアは1瓶7,000円であすから販売されます。
商品は大芝高原味工房と大芝の湯で購入できます。
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伸和コントロールズ新入社員 板山露頭で研修
伊那市内に工場がある、精密機器製造業の伸和コントロールズ株式会社の新入社員は、高遠町の板山露頭で、地元について学ぶ研修を18日に行いました。
この日は、新入社員9人が、板山露頭を訪れました。
ジオパークガイドの伊東基博さんから話を聞きながら、中央構造線を観察したり、遊歩道を散策しました。
展望台に到着すると、中央構造線が通る場所の説明を受けました。
この研修会は、新入社員に、親睦を深めながら地域のことを知ってもらおうと開いていましたが、新型コロナの影響で4年ぶりとなりました。
この日はほかに、杖突峠や高遠城址公園も訪れたということです。
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上伊那産業振興会 リニア中央新幹線を体感
上伊那産業振興会は、リニア中央新幹線の整備計画に理解を深めようと、試乗会を14日に開きました。
14日は、上伊那の商工団体や行政の関係者などおよそ30人が山梨県のリニア実験センターを訪れました。
試乗したのは、2020年8月から試験走行を始めたL0系改良型の車両です。
改良前のものと比べ、先頭車両の形状を変えたことにより空気抵抗が13%下がった他、車内は静粛性が増し、座面の乗り心地も良くなっているということです。 -
日本発条(株)が学用品などを寄付
神奈川県横浜市に本社を置く、ばね製造業の日本発条株式会社は伊那市内の小中学校で活用する学用品など、あわせて950万円分を寄付しました。
17日は、伊那市役所で贈呈式が行われ、日本発条株式会社の茅本隆司社長から白鳥孝市長に目録が手渡されました。
寄付は、八十二銀行「地方創生・SDGs応援私募債」を活用するもので、600万円分の学用品と寄付金250万円、またこれとは別の企業版ふるさと納税100万円をあわせた950万円分となっています。
茅本社長は「伊那市には工場がありお世話になっている。子どもたちの学校生活に役立ててほしい」と話していました。
白鳥市長は「小中学校の教育環境の充実につなげたい」と感謝していました。
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萱野高原 開山祭
箕輪町の萱野高原の開山祭が16日行われ、関係者がシーズン中の安全を祈願しました。
開山祭には、町観光協会や地元の関係者などが参加し、今シーズンの安全を祈願しました。
16日は開山祭に合わせ、箕輪太鼓保存会が演奏を披露しました。
萱野高原は標高1,200メートルにあり、町内を一望することができます。
キャンプ場が人気で、GW中の予約がすでに埋まってきているということです。
料金はテント1張り2,000円で、電話で予約を受け付けています。(電話:0265-79‐2822)
町観光協会の唐澤荘介会長は「この場所の素晴らしい環境を守ってくれている地域の人たちに感謝し、より多くの人が訪れるようにしていきたい」と話していました。
現在、萱野高原ではソメイヨシノが満開となっていて、GWにはミズバショウが楽しめるということです。
萱野高原キャンプ場の営業は17日から11月上旬までです。
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伊那公園 ボンボリ点灯
3日に伊那公園のボンボリの点灯式が行われました。
公園内に約300基あるボンボリに明かりが灯されました。
伊那公園には約400本、10種類以上の桜が植えられています。
ボンボリの点灯は23日(日)までで、時間は午後6時から9時までとなっています。
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電気の自給自足を体験する施設20日にオープン
伊那市横山に、電気を自給自足するオフグリッド生活を体験できる施設「EcoFlow House」が今月20日にオープンします。
4日はメディア向けの内覧会が開かれ、施設が公開されました。
電力会社に頼らず電力を自給自足する「オフグリッド」を体験できる施設です。
屋根にはソーラーパネルが設置されていて、1日あたり3人家族が使用する目安の12キロワットアワーを発電できます。
施設内には宿泊エリアがあります。
冷蔵庫や食洗器などの家電が設置されています。
オフグリッドはインフラのない場所でも電力が使用できるもので、環境保全や災害対策としても関心が高まっているということです。
この施設は、東京都の電力技術開発を行う企業が整備したものです。
建物は、2年ほど前から横山のアクティビティスポットASOBINAの倉庫として利用されていた場所をリノベーションしました。
運営・管理はASOBINAも協力して行うということです。
この施設の宿泊には運営会社の蓄電池などの商品の購入が必要です。
定員は大人4人で、料金は無料です。
オープンは20日の予定です。
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高遠城址公園ライトアップ始まる
伊那市高遠町の高遠城址公園では夜桜のライトアップとプロジェクションマッピングが行われています。
ライトアップは29日から始まりました。
桜雲橋はピンク色のライトを照らし演出しています。
昨夜は桜の写真を撮る人の姿が見られました。
桜雲橋下の堀の池には桜がうつり、人気スポットとなっています。
問屋門ではプロジェクションマッピングで桜の花びらなどの映像が地面に投影されています。
訪れた子どもたちは投影された花びらを追いかけたりして楽しんでいました。
ライトアップは午後6時から10時までで、散り終わりまで行われます。
30日の高遠城址公園の桜は7分咲きとなっています。
民間気象情報会社のウェザーニューズによりますと満開は4月3日を予想しています。
また高遠ダムでも29日から祭りを盛り上げようと、桜色のライトアップが行われています。
ダムには桜をイメージした映像が投影されています。
ライトアップは午後6時から10時までで、散り終わりまで行われます。 -
1月の有効求人倍率 1.67倍
上伊那の1月の月間有効求人倍率は、前の月を0.15ポイント下回る1.67倍となりました。
1月の月間有効求人数は3,764人、月間有効求職者数は2,258人で、月間有効求人倍率は1.67倍となりました。
全国は1.35倍、県は1.57倍となっています。
雇用情勢については、「一部に弱い動きが見られるものの、一層着実に改善が進んでいる」と判断を据え置いていますが、「引き続き物価上昇等などの影響を注視する必要がある」としています。
また、新規高卒者の1月末現在の就職内定率は90.5%となっています。
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箕輪町商工会 スタンプラリー抽選会
箕輪町商工会の参加店舗で買い物をするとスタンプがもらえるスタンプラリーの抽選会が、7日、産業支援センターみのわで開かれました。
7日は抽選会が開かれ、箕輪町商工会商業部会の山口元樹副部会長らが抽選箱から応募用紙を引いていました。
「春よ来い!お店に恋!!スタンプラリー」は、箕輪町商工会の約120の参加店舗で買い物をするとスタンプがもらえるもので、3つたまると1回応募できます。
期間は2月1日から23日で、1,316枚の応募がありました。
当選本数は200本で、1等には箕輪町産コシヒカリ20キロと加盟店で使えるポイントあわせて3万円相当が当たりました。
山口副部会長は「店を知ってもらい、足を運んでもらうきっかけにしていきたい」と話していました。
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伊那まつり 8月5日の1日開催が決定
伊那市の今年の伊那まつりは8月5日の1日開催となることが27日決まりました。
27日の夜は伊那まつり実行委員会が開かれ、今年の伊那まつりの実施方針や組織の改編について承認されました。
今年の伊那まつりは、8月5日(土)の1日開催で、市民おどりを中心に実施します。
2日目の花火大会は行わず、花火実施の詳細については今後決めていくとしています。
組織については、最高決定機関だった「伊那まつり委員会」は廃止とし、伊那まつり実行委員会で決定していくこととなりました。
まつりの詳しい内容については、今後事務局会議や各専門委員会で検討していく予定で、実行委員会では「新たな伊那まつりの在り方を構築するべく試行錯誤する第一歩としていきたい」としています。
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新産業技術促進へオンライン工場見学
伊那市は、ものづくりの現場での新産業技術の導入促進を目的に、製造業者を対象にしたオンライン工場見学を2月22日、市内で開きました。
見学会には、製造業者や市の関係者など40人が参加しました。
見学したのは新潟県燕市にある富士通フロンテックの新潟工場です。
富士通フロンテックは富士通のグループ会社で伊那市と富士通がワ―ケーションパートナーシップ協定を結んでいることから、見学会が実現しました。
工場では、作業工程が記された管理シートをデジタルデータに変更するなどスマート化を進めたことで、本社からも在庫管理や作業の進捗などができるようになったという事です。
富士通の担当者は、スマート化により、1人あたりの生産効率は、以前とくらべ1・5倍に向上したと説明していました。
市では、生産性や収益性の向上を目的に、市内の製造業のスマート化を推進していて、今回は企業からの要望を受け、見学会を開催しました。
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高遠さくら祭り制限緩和し開催へ
今年の伊那市高遠町の高遠城址公園のさくら祭りはアルコール類の提供や園内での飲食などの制限を緩和しコロナ以前の形で祭りを実施する方針です。
22日は、高遠町総合福祉センターやますそで高遠城址公園さくら祭り対策打合せ会議が開かれ伊那市や商工会などの関係者50人が出席しました。
会議では、「これまでの様々な制限を緩和して実施する」との今年の開催方針が示されました。
感染対策として実施していた、入園時の検温や連絡先の記入は行わないとしています。
飲食では、出店者によるアルコールの提供が認められ、来場者はゴザやシートを持ち込んで園内で食事をする事ができます。
マスクの着用については推奨としていて、休憩所の高遠閣では、マスクの着用を徹底、検温も実施するという事です。
さくら祭りは、2020年は中止、去年と一昨年は制限をしての開催となっていて、今年は4年ぶりに概ねコロナ以前の形での開催となります。
高遠城址公園のさくら祭りの公園開きは来月25日の予定です。
なお市では有料入園者数について去年は9万人でしたが、今年は12万人を目標としています。
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みなみみのわむらフォトグランプリ 最優秀賞決まる
南箕輪村観光協会が主催した第17回みなみみのわフォトグランプリのプリント写真の部で櫻井英之さん、インスタグラムの部で有賀雄大さんの作品が最優秀賞に選ばれました。
こちらがプリント写真の部の櫻井さんの作品「リフレクション!」です。
去年10月に開かれた「大芝高原森の花火大会」で、大芝の湖に映った花火が撮影されています。
プリント写真の部には、31作品の応募がありました。
12日は村民センターで表彰式が行われ、藤城栄文村長から表彰状が手渡されました。
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高遠だるま市 3年ぶりに開催
伊那市高遠町に400年以上前から伝わるとされるだるま市が、11日、3年ぶりに開かれました。
鉾持神社参道には、大小さまざまなだるまが並び、訪れた人たちでにぎわいました。
だるま市は、五穀豊穣を願う鉾持神社の祈年祭に合わせ、江戸時代から400年以上続くとされています。
一昨年と去年は新型コロナの影響で中止となりましたが、今年3年ぶりに開かれました。
訪れた人たちは、自分に合ったサイズのだるまを見定めて買い求めていました。
訪れた人たちは境内で古くなっただるまを奉納すると、神社に参拝し手を合わせていました。 -
高遠城の劇場型歴史探訪ツアー開催へ
伊那市観光協会は高遠城の劇場型歴史探訪ツアーを3月2日に行います。
9日は主会場となる高遠城址公園で記者発表が開かれました。
発表会では武田家の家紋が入った鎧兜を着用して伊那市観光協会の職員がPRを行いました。
1582年の3月2日に武田家の最後の砦となる高遠城で城を守る信玄の五男、仁科五郎盛信と織田軍の戦いがありました。
ツアーは同じ日の3月2日にあわせて行われます。
2時間かけて公園内や周辺を巡る内容となっています。
高遠城の合戦を再現したストーリーとなっていて、ツアーの参加者は当日にタイムトラベルしたという設定で城跡内を巡ります。
大手門から本丸を目指すルートで歩き、ポイントごとにイベントが発生します。
イベントでは市内の演劇経験のある人が高遠ゆかりの歴史上の人物に扮して案内を行います。
台本は伊那市観光協会が作成し、高遠町歴史博物館が監修しました。
市観光協会が桜の時期以外にも高遠城の歴史を知ってもらおうと企画しました。
参加者は合戦印の3枚セットを記念にもらえるということです。
ツアーの募集受付は2月22日までで、定員は40人です。
参加費は税込み大人が4,990円、小中学生が1,500円となっています。
今回のツアーは伊那市高遠町にある旅行会社の伊那谷ツーリズムと共同主催で行われます。
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市街地デジタルタクシーの利用順調
伊那市は2023年4月の本格運用を目指す公共交通サービス、市街地デジタルタクシーの利用状況について「登録者と利用件数は順調に伸びている」と報告しました。
これは6日の市役所で開かれた地域公共交通会議と地域公共交通協議会の合同会議のなかで報告されたものです。
市街地デジタルタクシーは、人工知能AIの乗り合いタクシーぐるっとタクシーの利用対象でない地域に住む65歳以上の高齢者などが対象で、1回の乗車にかかるタクシー運賃は実質500円、免許返納者などは250円の負担で乗車することができます。
実証実験は2022年8月から始まり、1月30日までに741人が利用登録をしているということです。
12月は1,551人の利用があり、1日当たり73.9人が利用したということです。
総利用件数は5,635人で、一日平均で56.4人の利用があったということです。
伊那市では登録者数と利用件数が伸びてきていることから、4月の本格運用を目指すとしています。
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あるしんレポート 今年の景気「悪い方向の見通し」51.4%
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」によりますと、自社の今年の景気について、悪い方向の見通しは合わせて51.4%でした。
レポートは、アルプス中央信用金庫が取引先193社に対し四半期に一度調査を行っているものです。
今年の自社の景気見通しについて、「普通」と答えた企業が最も多く37.6%、「やや悪い」が37%で、悪い・非常に悪いを合わせた、悪い方向の見通しは51.4%となりました。
自社の業況が上向く転換点については、「業況改善の見通しは立たない」が27.5%と最も多く、「1年後」が17.5%、「2年後」が16.4%と続きます。
去年10月から12月の業況は、良かったとする企業は15%、悪かったとする企業は38.2%で、業況判断指数はマイナス23.1と前期より3.1ポイントの下降でマイナス幅が拡大しています。
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労災発生増加 関係者が臨時会議
上伊那地域の去年の労働災害発生件数は、過去10年間で最多となる181人でした。
それを受け伊那労働基準監督署は、24日、臨時の安全衛生関係団体連絡会議を開きました。
会議には、建設業や運送業、林業の担当者など6人が参加しました。
伊那労働基準監督署のまとめ(速報値)によりますと、去年、労働災害で亡くなったのは2人、4日以上休業したけが人は179人で、前の年に比べて25人増加し、直近10年間で最多となっています。
業種は製造業が81人、建設業が27人などとなっています。
事故の内容では、転倒が約3割、はさまれ・巻き込まれが約2割となっています。
年齢別では、60歳以上が全体の約3割、経験年数では、3年未満が約4割となっています。
参加者からは「運送業の転倒事故は荷物の積み下ろしの現場での事故が多い。労災を減らすには依頼主の協力が必要だ」「建設業では担い手の高齢化が課題となっている」などの意見が出ていました。
この会議は、例年4月に開かれていますが、今回労災事故の増加に伴い臨時で開かれました。
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伊那まつり花火を縮小して1日開催へ
伊那市は今年の伊那まつりは8月5日(土)の1日開催とし、花火大会は同じ日に20分程度に縮小して行う考えを示しました。
18日に市役所で伊那まつり事務局会議が開かれ、各種民間団体の関係者が出席し市が方針を説明しました。
伊那市は今年の伊那まつりについて、現段階では実施する方針で、これまでの2日開催から市民踊りを中心とした8月5日(土)の1日開催とする方針を示しています。
花火の打ち上げについては、規模を縮小して、おどり終了後およそ20分間の閉幕花火として行うとしています。
また市民おどりについては、新型コロナの影響もあり前回2019年の90連およそ4,500人参加より少なくなることを想定し、踊りエリアの縮小も視野に検討していくということです。
事務局会議で示された方針は、年度内に開く伊那まつり実行委員会で最終判断するということです。
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創業スクール卒業生が新規開業
伊那商工会議所の伊那地域創業スクール卒業生が伊那市荒井にフィットネス&ピラティススタジオを新規開業します。
スタジオの名称は「プレザント」で伊那市のいなっせ前のビル1階に開業します。
11日はオープンを前に店内がお披露目されました。
プレザントを開業するのは伊那市の健康運動指導士福澤一利さんです。
プレザントではスタイルの維持などに効果があるとされるピラティスマシンを使った運動ができます。
市内の運動施設に勤務していた福澤さんは新規開業を目指し去年の11月に伊那商工会議所の伊那地域創業スクールを受講しました。
スクールではこれまでの経験を生かしたビジネスプランを作成するなどして卒業後スタジオを構えることとなりました。
フィットネス&ピラティススタジオ「プレザント」は15日開業で初回体験料は税込み5,000円、不定休で営業時間は午前9時から午後8時となっています。 -
11月の月間有効求人倍率1.65倍
上伊那の11月の月間有効求人倍率は、前の月を0.11ポイント上回る1.65倍となりました。
1.6倍台となるのは2019年3月以来です。
11月の月間有効求人数は3,924人、月間有効求職者数は2,376人で、月間有効求人倍率は1.65倍となりました。
全国は1.35倍、県は1.61倍となっています。
雇用情勢については、「一部に弱い動きが見られるものの、一層着実に改善が進んでいる」と15か月ぶりに上方修正しましたが、「引き続き新型コロナウイルスや国際情勢の動向が雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。
また、来春卒業予定の新規高卒者の11月末現在の就職内定率は87.2%となっています。
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浅川建設工業 清掃ボランティア
箕輪町に本社を置く浅川建設工業株式会社は、工事を請けおっている伊那市の元西澤デパート周辺のボランティア清掃を、22日に行いました。
この日の朝は雪が降ったため、雪かき作業を中心に清掃を行いました。
施工管理者や技能者など、社員15人ほどが作業にあたりました。
浅川建設は、元西澤デパート周辺の再開発ビルの建築工事を請けおっています。
建築工事が始まった9月から毎月1回清掃を行っています。
清掃作業は、ごみ拾いのほか、季節によって落ち葉掃きや、除草も行っているということです。
ボランティア清掃は、ビルが完成する来年4月まで毎月1回続けるということです。
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箕輪町がDXに関する包括連携協定結ぶ
箕輪町はデジタル技術を活用し住民サービスの向上や地域の活性化を目指す、DXデジタルトランスフォーメーションに関する包括連携協定を19日に締結しました。
19日は町役場で調印式が行われ、白鳥政徳町長と長野市に本社を置く総合広告業の株式会社ながのアド・ビューロの土屋健治社長、東京都に本社を置く情報通信業の株式会社電通国際情報サービスの幸坂知樹執行役員が協定書を取り交わしました。
今後は定期的な協議を行い、町がデジタル化についてのアドバイスを受け、住民サービスの向上や人材の育成などに取り組んでいくとしています。
白鳥町長は「行政の事務など専門知識を取り入れて、業務の効率化を目指していきたい」と話していました。
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「排水ひ管」の管理に貢献
国土交通省天竜川上流河川事務所は、河川管理施設の「排水ひ管」を長年にわたり管理したとして、伊那市下新田の沖村哲也さんに感謝状を21日、贈りました。
21日は駒ケ根市の天竜川上流河川事務所で表彰式が行われ、佐藤保之所長から感謝状が手渡されました。
沖村さんは平成23年から狐島にある新田ひ管を、平成27年からは狐島ひ管を、現在は再び新田ひ管の維持管理を行っています。
こちらが、沖村さんが管理してきた狐島にある河川管理施設「排水ひ管」です。
「排水ひ管」は、大雨や洪水の時にゲートを開閉させることで、宅地に水が逆流しないよう設けられています。
沖村さんは、ひ管の点検、周辺の堆積土砂の撤去や除草を行ってきました。
沖村さんは「この11年間でひ管の開閉をするような災害はなかったが、台風や大雨が多い季節はいつも心配だった。地域の安全に関わる仕事のため、これからも責任感をもって取り組んでいきたい。」と話していました。