-
オンラインサロン「土曜はallla」スタート
伊那市荒井の旧消防署をリノベーションした、産業と若者が息づく拠点施設「allla」で、オンラインでのサロン「土曜はallla」の配信が9日から始まりました。
企画したのはallla運営協議会で、代表の毛賀沢明宏さんが司会を務めました。
初回のこの日、話題を提供したのは、宮島酒店の宮島 敏社長と、伊那市農林部長の富山 裕一さんです。
宮島酒店は、酒の原料となる米を無農薬や減農薬で契約栽培しているほか、米をほとんど磨かない低精白の酒造りに取り組んでいます。
宮島さんは、「磨かない酒を提案し、日本酒業界の本質を変えていきたい。」と話していました。
富山さんは、食料、水、エネルギーを自給できるように市として取り組んでいることを紹介していました。
この「土曜はallla」は、アフターコロナの伊那谷の産業経済についてや、SDGsのその先に目指す未来とはどのようなものかなどを議論する場として企画されました。
毎月第2土曜日の午前9時から配信されます。様々なゲストを招き、参加者も混ざって意見を交換します。
オンラインサロンへの参加登録は無料で、次回は、来月13日を予定しています。
-
一般に提供信大生のそば プロが熱血指導
信州大学農学部の学生有志は、伊那市高遠町の旧中村家住宅を改装した環屋で、今月末から、一般に手打ちそばを提供します。
この日は、高遠そばを提供する店主から熱血指導を受けました。
そば打ちを指導したのは、高遠そばを提供する壱刻の店主・山根 健司さんです。
山根さんは、店を営む傍ら、そばの品種にもこだわりたいと、信州大学農学部に入学し、現在博士課程で学んでいます。
指導を受けたのは、山根さんと同じ研究室の学生です。
この日は、午前と午後に分かれて、有志20人がそば打ちを行いました。
この研究室は、毎年、農学部の学祭で、「どんどん亭」と銘打って手打ちそばを提供していて、40年続く伝統だということです。
しかし新型コロナの影響で、去年の学祭が中止となったことを受けて、環屋から提案があり、去年から、高遠城址公園の新そば祭りに合わせて、環屋で手打ちそばを提供することになりました。
今年は、去年に続き2回目の出店となります。
この日は、当日そばを打つメンバ―の選考会を兼ねています。
20人の中から、山根さんが、5人ほどを選びます。
学生の中には、これまでに500食を打ったという強者もいます。
学生たちは、自作の手打ちそばをゆでて早速味わっていました。
信大生によるそばの店「どんどん亭」の環屋への出店は、10月30日、10月31日、11月6日、11月7日の4日間です。
4日間で300食ほどの提供を予定しています。
高遠町に伝わる伝統野菜の唐辛子を使った新メニューも現在開発中で、当日、提供を予定しています。
-
サイクルツーリズムガイドの養成講座
伊那市の一般社団法人長野伊那谷観光局は自転車に乗り観光地を案内するサイクルツーリズムガイドの養成講座を9月27日に開きました。
9月27日の養成講座は伊那市高遠町の高遠城址公園内で開かれ、上伊那全域からおよそ20人が参加しました。
講師を務めたのは辰野町のまちづくりサイクルアドバイザーでガイドの小口良平さんです。
小口さんは8年半かけて世界157か国を自転車で旅をしたということです。
体験ガイドサイクリングでは参加者たちが基本的な自転車の扱い方を学んだほか、高遠町の香福寺などの観光地を巡るルートを走行しました。
この養成講座は、上伊那地域で活躍するガイドを養成するため、必要な知識やスキルを身につけてもらおうと長野伊那谷観光局が初めて開きました。
養成講座はあと2回開催されるということです。
-
観光ボラガイド もみじ湖で現地研修
箕輪町観光協会が行っている観光ボランティアガイド養成講座の受講生16人は6日、もみじ湖周辺で初めての現地研修を行いました。
6日は、紅葉シーズンを前にもみじ湖で現地研修が行われました。
観光協会の職員が最初に駐車場やトイレの場所などを説明し、その後、景勝地などを散策しました。
箕輪町は今年度新たに景勝地を周遊する散策コースを設置していて、受講生たちは、さっそくコースを歩きました。
町観光協会では、観光サービスの充実を図ろうと、ボランティアガイドの養成講座を初めて企画しました。
町内の19人が受講していて、これまでは座学で「おもてなし」や「もみじ湖の歴史」を学び、6日から現地研修を始めました。
現地研修は今月あと3回予定していて、講座修了後の26日からもみじ湖の紅葉シーズンにあわせ観光客の案内を行うという事です。
-
「県立美術館 お得にアートきっぷ」発売
伊那市の伊那バス株式会社は飯田から長野間を結ぶ高速バス「みすずハイウェイバス」の利用を促す「県立美術館 お得にアートきっぷ」を5日発売しました。
「県立美術館 お得にアートきっぷ」は、「みすずハイウェイバス」の往復乗車券と長野市の長野県立美術館の観覧引換券、善光寺周辺の路線バス乗り放題乗車券「善光寺表参道1日周遊きっぷ」引換券がセットになっています。
上伊那地域の高速バス停留所発着の利用者が対象です。
きっぷは「みすずハイウェイバス」の往復運賃に300円を足した料金です。
伊那バスターミナル・伊那バス駒ヶ根営業所・伊那バス箕輪営業所の3か所で販売していて、期間は5日から来年3月21日までです。
先着200枚販売し、売り切れ次第終了です。
利用期間は、11月5日から来年3月21日までです。
この事業は上伊那地域振興局「みすずハイウェイバス利用促進実証実験事業」として実施されます。
-
伊那市共同募金委員会といたやが寄付マルシェ覚書き
長野県共同募金会伊那市共同募金委員会は伊那市の酒店、酒文化いたやと4日、伊那市寄付マルシェプロジェクトの覚書を取り交わしました。
いたやはラベルの汚れや破損して売れなくなった商品価格分を寄付します。
伊那市の福祉まちづくりセンターふれあい~なで調印式が行われ、伊那市共同募金委員会の篠田貞行副会長が酒文化いたやの中村修治代表と覚書を取り交わしました。
伊那市寄付マルシェプロジェクトは企業が販売・提供する寄付つき商品やサービスの売り上げの一部を赤い羽根共同募金に寄付する取り組みです。
いたやでは、小規模店舗の独自性を出していこうと、売り上げの一部を寄付するのではなくラベルの汚れや破損して売れなくなった商品の販売価格分を寄付するとしています。
篠田副会長は「参加企業として加わってくれたことに感謝している。赤い羽根共同募金活動の活性化につなげていきたい」と話しました。
中村代表は「大きな店舗のように売り上げが多いわけではないが、独自の寄付を行い、プロジェクトのPRになれば」と話しました。
伊那市寄付マルシェプロジェクトに参加している企業は、酒文化いたやで10社目だということです。
-
南信工科短大オープンキャンパス
ものづくりの専門技術を学ぶ南箕輪村の南信工科短期大学校のオープンキャンパスが2日行われました。
オープンキャンパスには上下伊那を中心に、生徒と保護者合わせて15人が参加しました。
参加者は、職員から説明を受けながら、学校の設備を見学していました。
南信工科短大は、2016年に開校した長野県立の工業系短期大学校です。
機械システム工学科と電気システム工学科の2つの学科があり、それぞれ定員は20人です。
2年間の専門課程でものづくりの知識や技術を学びます。
昨年度までの卒業生は135人で、就職した学生のうち約45%が上伊那の製造業に就職しているということです。
オープンキャンパスは来年3月5日にも行われる予定です。
-
南アルプス林道バス 10月から全線運行
去年7月から復旧工事を行っている伊那市長谷の南アルプス林道は、今月中に工事を終えます。
復旧工事完了に伴い、南アルプス林道バスは、10月2日から全線運行となります。
これは21日開かれた伊那市の定例記者会見で白鳥孝市長があきらかにしました。
南アルプス林道は、去年7月の豪雨で、林道の一部が損壊しました。
現在は復旧工事が行われていますが、林道バスは戸台口から歌宿までの一部での運行となっています。
7月31日からは工事区間約700mを徒歩で上り、藪沢から北沢峠の間をシャトルバスで運行しています。
伊那市によりますと、9月末でおおむね復旧工事が完了することから、10月2日(土)から林道バスは戸台口から北沢峠までの全線で運行を開始します。
南アルプス林道バスの運行は11月15日までとなっています。 -
地価公示価格 発表
国土交通省は今年7月1日時点の地価公示価格を21日発表しました。
上伊那では南箕輪村の住宅地が唯一横ばいで、その他は全て下落となっています。
地価は、各基準地の1平方メートルあたりの価格を調査するものです。
県内では全域の401地点で調査が行われました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の住宅地の平均変動率は、伊那市がマイナス1.6パーセント、箕輪町がマイナス2.3パーセント、南箕輪村が横ばいの0パーセントでした。
商業地の平均変動率は、伊那市がマイナス2.4パーセント、箕輪町がマイナス3.1パーセント、南箕輪村はマイナス2.6パーセントでした。
-
赤そばの里 8分咲き
箕輪町上古田の赤そばの里では赤そばの花が8分咲きとなっています。
今年は新型コロナウイルスの影響でイベントや直売所は中止し、鑑賞のみとなっています。
広さ4.2ヘクタールの畑には「高嶺ルビー」という品種の赤そばが植えられています。
畑を管理する「古田の里赤そばの会」によりますと花は現在8分咲きだという事です。
去年は新型コロナの影響で栽培を断念し、今年は2年ぶりに栽培を行いました。
しかし感染防止の為、イベントや直売所は取り止め鑑賞のみとしました。
播種直後のお盆の大雨で畑に溝ができるなどの被害もありましたが、おおむね順調に育っているという事です。
赤そばは朝の冷え込みが増すとさらに色が濃くなり、今月末まで楽しめるという事です。 -
伊那バス PR動画制作
伊那市の伊那バス株式会社は、新型コロナ感染拡大の影響で減少した高速バスの利用促進を図ろうとPR動画を制作しています。
14日は、伊那バス本社で動画の撮影が行われました。
PR動画は、長野から飯田間の高速バス「みすずハイウェイバス」の利用促進を図ろうと上伊那地域振興局の事業の一環で制作するもので、撮影・編集は伊那ケーブルテレビが行います。
また、新型コロナの感染拡大の影響で減少した高速バスの利用促進をPRするものです。
14日は、伊那バスのバスガイドが社内の座席を消毒している様子などを収録しました。
伊那バスは、伊那・飯田地域から新宿や大阪などへ高速バスを運行しています。
今回、利用促進を図るみすずハイウェイバスは、学生の通学や帰省、仕事での利用客が多くの割合を占めているということです。
動画制作に合わせて、ワクチン接種が一段落する見込み後の今年の秋冬にかけ、長野市の県立美術館の特別展の入館料や長野市内の一日周遊券などがセットで割引になった乗車券を販売する計画です。
伊那バスでは、高速バスの利用客は、コロナ前と比べ大幅に落ち込んでいるということです。
座席の間にアクリル板を設置したり、乗車後は、アルコール消毒をするなどのコロナ感染防止策を行っています。
制作した動画は、10月に上伊那ケーブルテレビ局で放送する他、YouTubeでも公開される予定です。
-
みのわ地元応援券追加販売の申し込みはじまる
箕輪町が新型コロナ対策として販売している、プレミアム付き商品券の追加販売の申し込みが16日から始まります。
プレミアム付き商品券「第2弾コロナに負けるな!みのわ地元応援券」は、1万円で1万3,000円分の買い物ができます。
登録している全ての店舗で使える共通券が8枚、小規模店専用券が5枚の13枚綴りで1人3冊まで購入できます。
また、地域電子マネーシステムみのちゃんカードのポイントがチャージできる「プレミアム付きみのちゃんポイント」の販売も行います。
みのちゃんポイントは1万円で1万5,000円分のポイントをチャージでき、1人5口まで購入できます。
応援券・みのちゃんポイントともに町外の人、前回購入した人も申し込みをすることができます。
産業支援センターみのわにある用紙に必要事項を記入して郵送、または「第2弾コロナに負けるな!地元応援券」のサイトから申し込みをすることができます。
申し込み期間はあすから10月14日(木)までで、販売期間は、11月1日(月)から22日(月)までです。
申し込み多数の場合は、箕輪町民優先で抽選を行うということです。
-
ペットボトルキャップで石仏のフィギュアを
江戸時代を中心に全国で活躍した高遠石工の石仏を広くPRしていこうと、ペットボトルキャップを原料にした石仏のミニフィギュアの製作が進められています。
14日は、企画した伊那市地域おこし協力隊の吉澤祐佳さんが高遠町の高遠小学校を訪れ、児童にフィギュアの原料となるペットボトルのキャップ集めの協力を呼びかけました。
製作するのは、勝間の大聖不動明王、桂泉院の延命地蔵菩薩、建福寺の不空羂索観音と、シークレットの4種類で、100体ずつ、合計400体を作ります。
地域の人も製作にかかわってもらおうと、原料はペットボトルキャップを使います。
1体作るのに必要なキャップは約30個、400体では1万2,500個が必要です。
子どもたちに石仏に興味を持ってもらう機会にしようと、高遠小学校の児童にキャップ集めを呼びかけることにしました。
作ったフィギュアは、カプセルトイ・通称ガチャガチャにして、11月7日の高遠城下石仏ウォークの会場で販売する予定です。
高遠小学校のほかに、高遠北小学校や伊那市役所にも協力を呼び掛けていて、今月末をめどにキャップを集めるということです。
-
信大の学生が伊那市の新産業技術を見学
松本市の信州大学経法学部の学生が、伊那市の新産業技術の取り組みを10日学びました。
信州大学経法学部の2年生4人が伊那市長谷の中尾座で伊那市の新産業技術、遠隔医療「モバイルクリニック」と、ドローンを使った買い物支援サービス「ゆうあいマーケット」の取り組みを学びました。
学生は、経営学を学ぶゼミに所属しています。
今年5月、信州大学で伊那市の飯島智企画部長が新産業技術の取り組みについて講義を行ったことが縁で訪れました。
学生たちは、ドローンで商品が運ばれてくる様子を見学しました。
また、ケーブルテレビでリモコンを使った商品の注文の仕方について説明を受けていました。
飯島企画部長は「中山間地域は採算の面で民間企業が参入しづらいからこそ行政が取り組んでいる」などと話していました。
-
箕輪町 コロナに負けるな!みのわ地元応援券
箕輪町は、新型コロナ対策として町内の大型店や飲食店で使える、プレミアム商品券第2弾の販売を10日から始めました。
プレミアム付き商品券「第2弾コロナに負けるな!みのわ地元応援券」は、1セット1万円で1万3,000円分の買い物ができます。
登録している町内215店全てで使える共通券が8枚、小規模店舗専用券が5枚の13枚綴りで、1万5,000冊を発行し、1人3セットまで購入できます。
また、今回はプレミアム率50%、1万円で1万5,000円分のポイントがチャージできるプレミアム付きみのちゃんポイントの販売も行います。
応援券は1万5,000冊、みのちゃんポイントは5,000口発行し、8月13日から26日までの募集期間で申し込みのあった全ての人が買うことができるということです。
応援券の販売は、10月11日(月)までで、明日は地域交流センターみのわで午前9時から午後4時まで、12日(月)以降は産業支援センターみのわで午前9時から午後5時までとなっています。
また、16日(木)は午後5時から8時まで夜間特別販売を行うということです。
応援券の使用期限は来年1月31日までです。
-
地元で就職を 企業が紹介番組制作
伊那職業安定協会は2023年3月に大学や短大などの卒業者を対象にした企業紹介番組の収録を3日から始めました。
3日は、トップを切って伊那市の株式会社ニシザワの収録がベルシャイン伊那店で行われました。
コロナ禍の中、地元への往来が困難なため、映像を通して地元企業と学生を結びつけるきっかけにしようと、県の元気づくり支援金を活用して伊那職業安定協会が制作するものです。
伊那ケーブルテレビが撮影・編集を行い、ケーブルテレビやYouTubeで放送されます。
ニシザワでは、若手職員8人でプロジェクトチームをつくり動画の企画を考えました。
客目線で店内を紹介したり、「あなたにとってニシザワとは?」の問いをそれぞれの部署の若手職員が書いて会社の魅力を伝えました。
企業紹介番組は、上伊那のおよそ30社を収録する他、人事担当者の座談会も予定しています。
伊那職業安定協会では、番組を通して学生のUターン率や、採用後の社員の定着率の向上につながればと話していました。
地元企業の紹介番組は、ケーブルテレビで12月13日から5日間放送を予定しています。
放送後にはYouTubeにもアップされることになっていて地元出身で県外に住んでいる学生でも見ることができます。 -
伊那市 認知症賠償事故補償制度
伊那市は、認知症の人が、日常生活で事故を起こし家族が損害賠償を負った場合などに保険金の支払いを受けることができる賠償事故補償制度事業を行っています。
伊那市では認知症の人が安全に外出できる取り組みとして認知症見守りネットワーク登録制度を行っています。
補償制度は、市の認知症見守りネットワーク登録者が対象です。
伊那市が契約者となる賠償保険に加入することで、日常生活での偶然な事故により他人を死傷させたり、電車を運行不能にさせるなど賠償を求められた場合に保険金の支払いを受けることができます。
補償額の上限は1億円となっています。
認知症見守りネットワークの登録は、福祉まちづくりセンター1階の伊那市役所福祉相談課で申請・登録ができます。
-
あるしん 窓口職員減らし営業へ
伊那市のアルプス中央信用金庫は、新型コロナウイルス感染防止策として2日から4店舗で交代勤務を実施します。
交代勤務を実施するのは、伊那市の本店営業部、箕輪町の箕輪・いほく支店、駒ヶ根市の赤穂営業部、辰野町の辰野・宮木支店の4店舗です。
あるしんでは、新型コロナの県独自の上伊那での警戒レベルが5となっている事から、同一店舗での感染のリスクを低減させる為、交代勤務を実施する事にしました。
今回は21ある店舗の中でも職員が多い4店舗で実施します。
各店舗、職員を3つのグループに分け、3分の2が出勤し、残りの3分の1が自宅待機となります。
交代勤務は2日から10日までを予定していて、上伊那の感染警戒レベルの状況により延長する可能性もあるという事です。
なお、八十二銀行の一部の店舗でも同様の対策が行われていて、上伊那では伊那支店と駒ヶ根支店で行われています。
アルプス中央信用金庫、八十二銀行とも「お客様には不便をかける場合もあると思う」として、理解を呼びかけています。
-
町内の飲食店紹介冊子でテイクアウトに活用を
箕輪町商工会は、コロナ禍の飲食店を応援しようと飲食店紹介冊子「箕輪町テイクアウト&デリバリー」を作成しました。
この冊子には、町内36店舗のメニューなどが掲載されています。
箕輪町商工会は、県の「テイクアウト・デリバリー応援事業補助金」を活用し、町内の飲食店を紹介した「箕輪町テイクアウト&デリバリー」を1万部作成しました。
町の広報紙と一緒に全戸に配布されています。
メニュ―のほかに、テイクアウトとデリバリーの可否や注文方法なども掲載しています。
また、この冊子を利用して注文した人に抽選で、地域電子マネーシステムみのちゃんカードのポイントが当たる企画も行っています。
箕輪町商工会は、「冊子を見て注文をして、町内の飲食店を応援してほしい」と話していました。
-
雅秋園 9月1日から直売所のみ営業
箕輪町福与の雅秋園の今季の営業が9月1日から始まります。
新型コロナ感染拡大防止で、去年に引き続きぶどう狩りは休止し、直売所のみの営業となります。
雅秋園には9種類のぶどうの木が植えられていて、食べごろになったぶどうが色づいています。
9月1日からの営業に向け、今日は園主の浦野崇さんらが袋を取り除く作業をしていました。
雅秋園には例年県内を中心に3,000人ほどが訪れていましたが、新型コロナ感染拡大防止のため、2年連続でぶどう狩りの受け入れを休止し、直売所のみ営業となります。
9月1日から販売が始まる種なしのぶどう、デラウエアです。
甘味が強く、人気があるため普段は収穫体験のみで直売は行わない品種です。
5日頃からは、甘い香りが特徴のナイアガラや、加工用としても人気のコンコードの販売が始まります。
ぶどうの販売は、1パック500円からです。
今季の営業は10月上旬までを予定しています。
-
地域創造研究所が企業版ふるさと納税で寄付
東京都の一般社団法人 地域創造研究所は、企業版ふるさと納税制度を活用し伊那市に200万円を寄付しました。
5日に竹内琢俊代表理事が伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に目録を手渡しました。
一般社団法人 地域創造研究所は国や自治体などと連携し、地域の文化のPR事業を行っています。
伊那市手良出身の竹内さんは、以前から地元に貢献したいと考えていたということです。
竹内さんは「今回の寄付を伊那市のスポーツ振興に役立ててほしい」としていて、
白鳥市長は「春の高校伊那駅伝などで活用していきたい」と話していました。
企業版ふるさと納税は地方自治体が行う地方創生に関連する事業に対し寄付すると税額が控除される優遇制度です。
-
「エシカル」テーマのフリーマーケット
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで、最近話題を集めている「エシカル」をテーマにしたフリーマーケットが24日開かれました。
フリーマーケットには10店舗が出店し、無農薬栽培の野菜や、適正な価格で取引されたフェアトレードのコーヒー、障がい者による手芸品などが並びました。
エシカルは、直訳すると「倫理的」という意味で、近年は「環境や社会にやさしい」といった意味で使われています。
このイベントは、より良い未来のために社会問題に関心を持つきっかけにしてもらおうと、伊那市地域おこし協力隊の久田拓弥さんが中心となって企画しました。
エシカルフリーマーケットは、11月まで、毎月第4土曜日にみはらしファームで開かれます。
-
大芝高原まつりの特別番組放送
南箕輪村は新型コロナウイルスの影響で中止となった大芝高原まつりの代替イベントとして特別番組を放送します。
10日に村役場で開かれた村議会全員協議会の中で、大芝高原まつりの代替イベントについて報告がありました。
特別番組を8月21日に伊那ケーブルテレビとYouTubeで放送します。
内容は村内保育園児による踊りと太鼓演奏、小中学生がパソコンで制作したバーチャル花火、過去のまつり映像の放送などとなっています。
伊那ケーブルテレビでは、大芝高原まつり特別番組を8月21日の午後5時から午後7時まで121チャンネルで放送します。
-
赤そばのクラフトビール 14日から提供
箕輪町大出のレストラン&カフェやまびこテラスは、箕輪町の新たな名物にしようと町内産の赤そばを使ったクラフトビールを造りました。
クラフトビールは14日から提供が始まります。
赤そばを使ったクラフトビール「やまびこビール 赤そば」です。
14日からやまびこテラスで提供されるほか、ファームテラスみのわなどで販売されます。
やまびこテラスを運営する(有)山彦化成工業会長の山田一彦さんと娘で店長の恵さんです。
一彦さんが箕輪町特産の赤そばを使った商品を作りたいと考え、大町市のビール醸造所に依頼しました。
やまびこビール 赤そばは、麦汁に焙煎した赤そばを加えて作ります。
醸造所によると赤そばの甘味と香りが特徴だということです。
箕輪町産の赤そば約20キロを使用し、500リットルを製造しました。
やまびこテラスでの提供は14日からで、当日は1杯500円で飲むことができます。
販売は1瓶330ミリリットル入りで税込み700円です。
ファームテラスみのわと沢の若林酒店で取り扱うということです。
-
上伊那景況「やや低調感を強める」
アルプス中央信用金庫が4半期に一度発表している「伊那谷・経済動向」中小企業景気レポートによると、4月~6月の今期は、業況判断指数がマイナス33.1と前期より1.3ポイント下落し、景況はやや低調感を強めました。
景気レポートによると、今期、上伊那地区で良かったとする企業は13.9%、悪かったとする企業は47%で、好転した企業の割合から悪化した企業の割合を差し引いた業況判断指数は、マイナス33.1で、前期より1.3ポイント下落しました。
良かったとする企業を業種別にみると製造業が27%、続いて建設業が12.8%。
悪かったとしたのは、サービス業が84.2%と最も多く、小売業の73.3%、卸売業の55.6%と続きます。
7月~9月の来期の見通しについては、よいと予想する企業が13.9%、悪いと予想する企業は48.8%で業況判断指数はマイナス34.9と、今期よりさらに1.8ポイント下落し、引き続き低迷を予想しています。
-
みのわ祭り 開催に向け準備
31日に2年ぶりに開催される第32回みのわ祭りに向け箕輪町内で準備が進められています。
みのわ祭り実行委員会花火部会長の唐澤修一さんです。
今日は、祭り当日に結果が発表されるみのわ祭り大抽選会の景品用に、花火玉のレプリカに装飾をしていました。
装飾は新型コロナの終息を願うもので、表には「終熄祈願」の文字が、裏には疫病を鎮めるという妖怪アマビエの絵が入ったハンコが押されています。
自宅に花火玉を飾り雰囲気を楽しんでほしいと製作しました。
当日打ち上げる5号玉と7号玉にも同じ装飾が施されます。
今年のみのわ祭りは、新型コロナ感染防止のため、町民おどりは行わず、抽選会の様子をテレビ放送するほか、納涼花火大会が行われます。
花火大会は午後7時50分からで524発が打ち上げられます。
-
伊那市ぐるっとタクシー運行拡大で循環バス減便へ
伊那市は人工知能AI乗り合いタクシー「ぐるっとタクシー」の運行エリアが10月から拡大することに伴い、循環路線バスを10月から減便します。
これは27日に伊那市役所で開かれた市地域公共交通会議と市公共交通協議会の合同会議で報告されたものです。
ぐるっとタクシーの運行エリアは10月から竜東・美篶・手良地区と河南・高遠南地区を除く高遠全地区が新たに加わります。
ぐるっとタクシーの利用が可能であることと、路線バスの利用者が減少していることから10月から循環路線バスの運行が見直されます。
若宮・美原・手良・福島循環バスは手良・福島地区への乗り入れが終了します。
三義・長谷循環バスは伊那市が運行する3便を1便に、藤沢線は伊那市とJRが運行する平日の13便を9便に減便するということです。
-
箕輪町プレミアム商品券販売計画
箕輪町は新型コロナの影響を受けている町民の生活支援として、プレミアム商品券の販売を計画しています。
26日に開かれた会見の中で白鳥政徳町長がプレミアム商品券の販売計画について説明をしました。
販売は1セット10,000円でプレミアム率30%の商品券と1セット10000円でプレミアム率50%のカードチャージ式の商品券を販売するということです。
8月頃に購入申請を始めて9月以降の販売を予定しているということです。
-
SDGsで見える化ワークショップ
持続可能な開発目標SDGsの取り組みや課題を整理し見える化するワークショップが13日に伊那市のいなっせで開かれました。
13日に開かれたSDGsワークショップには上伊那の製造業や建設業などの事業者25人が参加しました。
参加者は最初に用意された専用のワークシートを使い、自社の経営リスクや課題を持続可能な開発目標SDGsに結び付けて整理していきました。
その後、グループディスカッションを行い、シートへ課題の解決方法を書き込んで見える化していきました。
参加者は「有害物質を含んだ材料の廃棄に困っている」ことや「環境に配慮した材料を使っている」などそれぞれの課題や取り組みについてあげていました。
SDGsワークショップはビジネスに活かすヒントにしてもらおうと県が開催しているもので今回で4回目です。
-
「入野谷在来」の商標登録を検討
「信州そば発祥の地 伊那そば振興会」の臨時総会が15日開かれ、20グラムの種から復活させた在来種のそば「入野谷在来」の地域団体商標の商標登録を検討していくことが確認されました。
15日は「信州そば発祥の地 伊那そば振興会」の臨時総会が市役所で開かれました。
今年1月に「入野谷在来そば」などが振興会が知らないところで商標登録の出願をされていたことなどから登録について検討していくことになりました。
登録を検討しているのは、「高遠そば」「入野谷在来そば」「入野谷そば」の3つです。
「高遠そば」「入野谷在来そば」「入野谷そば」は地域団体商標を、「入野谷在来そば」「入野谷そば」は地理的表示(GI)の登録も検討するとしています。
飯島進会長は「出願する母体をどこにするのか、早いうちに答えを出し、登録に取りかかっていきたい」と話していました。