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伊那市観光協会 翻訳アプリ講習会で観光客対応練習
伊那市観光協会は、海外からの観光客を迎えるための準備として、スマートフォンの翻訳アプリを使った接客の講習会を、このほど開きました。
高遠町総合福祉センターやますそで開かれた講習会には、市内から民泊、飲食店の関係者など15人が参加しました。
翻訳アプリの講習会は年1回開かれていて、今回が3回目です。
今回は、上伊那地域に住んでいる海外出身者が観光客役を演じ、実践的な接客練習を行いました。
講習会は来年度も開かれる予定です。
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高校生が伊那バスで業務体験
県が主催する「高校生デジタルインターンシップ」の一環で、高校生が伊那市の伊那バスで業務体験を行いました。
11日、伊那バス株式会社には、希望のあった伊那西高校から2年生5人が訪れ、伊那バスの業務を体験しました。
生徒たちは、社員の指導のもと、まずバスのタイヤの点検作業を行いました。
次に、車内の清掃を行いました。
清掃後は、バスの運転席に座ったり、貸し切りバスと高速バスの車内の違いなどを見学しました。
今回の業務体験は、県が主催する高校生デジタルインターンシップの一環として、高校生に地元企業を知ってもらう目的で実施されました。
上伊那地域では他に、伊那市の伸和コントロールズのアルプス伊那工場、箕輪町のキョウデンで業務体験が行われました。 -
高遠城址公園 4月4日開花予想
民間気象情報会社のウェザーニューズは、伊那市高遠町の高遠城址公園の桜の開花予想を12日に発表しました。
開花は4月4日、満開は4月10日と予想しています。
第6回目の発表では、高遠城址公園は前回の発表と同じく開花は4月4日、満開は10日となっています。
7回目の発表は19日を予定しています。
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伊那まつり 8月2日の一日開催に
伊那市の今年の伊那まつりは、8月2日(土)の1日開催で行われることが、11日に決まりました。
伊那まつり実行委員会が伊那市役所で開かれ、第68回伊那まつりが8月2日(土)の1日開催となることが決まりました。
テーマは「笑顔で躍進」、キャッチフレーズは楽しむENJOY、参加するJOIN、伊那INAの3つからなる造語の「エンジョイナ!!」です。
全体の詳細スケジュールについては、今後伊那まつり実行委員会や各専門委員会で検討していくとしています。
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南信工科短大と飯田短大 「噛む」啓発教材を開発
南箕輪村の長野県南信工科短期大学校と、飯田市の飯田短期大学は、共同研究で、子ども向けに噛むことの大切さを伝える教材「かみかみ大使カミン」の試作機を製作しました。
11日は南信工科短大で記者会見が開かれ、飯田短大生活科学学科の安富和子特任教授と、南信工科短大電気システム学科講師の南澤壮和さんが教材の説明をしました。
このキャラクター「かみかみ大使カミン」は、飯田短大公認のゆるキャラで、噛むことの大切さを呼びかけています。
安富特認教授は、小中学校の養護教諭をしていた経験から、子どもたちの噛む力が弱まっているのではないかと感じ、噛む力を育てるための研究に取り組んでいます。
子どもの意識づけにつなげられる装置ができないかと考え、南信工科短大の公開講座に参加したことが縁で、去年11月から共同開発を開始しました。
安富さんのアイデアをもとに南信工科短大の南澤さんが製作しました。
高さ20センチで、スピーカーの上にカミンの人形が載っています。
子どもたちに意識を向けてもらうため、ベルをつけました。
今後保育園・小学校で使用してもらい、商品化も視野に改善を進めていくということです。
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南箕輪中学校3年生 まっくんカレンダーをデザイン
南箕輪中学校の3年生が総合学習の時間に考案した、南箕輪村のマスコットキャラクターまっくんのカレンダーが完成し、このほど中学校に送られました。
南箕輪中学校に村の職員が訪れ、カレンダー案を提案した班の生徒3人に、まっくんの卓上カレンダーを手渡しました。
今回中学校に送られたカレンダーは50部です。
カレンダーは4月はじまりで、まっくんが各月の行事を楽しむイラストが描かれています。
南箕輪中学校では総合学習の時間に村のPR方法を考える授業を行っていて、村に提案し、実現しやすさからカレンダーが採用されました。
南箕輪中学校3年の雨宮新那さんが描いたイラストを基に、村内のイラストレーターが仕上げました。
カレンダーは500部制作され、村政150周年イベントでおよそ300部が配布されました。
今後は村の広報イベントや移住促進会などでも配布されるということです。
デザインした雨宮さんは「カレンダーはいつも身近にあるものなので、まっくんを身近に感じてもらいたいです。」と話していました。
送られたカレンダーは、南箕輪中学校で活用するということです。
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伊那市地域おこし協力隊 活動報告会
それぞれの得意分野を活かして、地域づくり活動に取り組んでいる伊那市地域おこし協力隊の活動報告会が、このほど伊那市役所で開かれました。
伊那市では今年度、19人が地域おこし協力隊として活動しています。
今回の活動報告会では、隊員が観光、文化教育、農林、地域創造の4つのグループに分かれ、1年間の活動報告、来年度の計画、隊員期間終了後の展望などを発表しました。
各グループの発表後には、白鳥孝伊那市長から活動内容について講評が行われました。
自転車の活用事業などに取り組み、今年度で任期が終わりとなる石井基裕さんは、「起業した会社で千代田湖キャンプ場の活性化を目指していきたい」とこれからの抱負を話しました。
伊那市地域おこし協力隊は受け入れが始まった2014年からこれまでに29人が活動を終えていて、今年度末で新たに7人が任期を終えるということです。
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1月有効求人倍率 1.25倍
上伊那の1月の月間有効求人倍率は、前の月を0.03ポイント下回る1.25倍となりました。
1月の月間有効求人数は3,258人、月間有効求職者数は2,602人で、月間有効求人倍率は1.25倍となりました。
全国は1.26倍、県は1.28倍となっています。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
また、新規高校卒業者の就職内定率は1月末現在91.6%で、前の年の同じ時期と比べ1.5ポイント低くなっています。
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第40回大芝高原まつり8月23日開催
南箕輪村の大芝高原まつり実行委員会が4日に大芝高原森の学び舎で開かれ、今年のまつりが8月23日(土)に行われることが承認されました。
4日は実行委員およそ25人が出席しました。
第40回大芝高原まつりは8月23日(土)に行われることが承認されました。
今後は、40回目を迎えるにあたり目玉イベントの企画やパレードのコース変更、湖上ステージの場所の変更などを検討していくとしています。
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伊那市と㈱タンケンシールセーコウが土地売買仮契約
伊那市は東京都に本社を置き工業用メカニカルシールなどの製造を行う、株式会社タンケンシールセーコウと、土地売買の仮契約を2月28日に結びました。
2月28日は市役所で調印式が行われ、タンケンシールセーコウの和田正人社長と白鳥孝市長が土地売買仮契約書を取り交わしました。
タンケンシールセーコウは、石油精製や食品工場などで使われている工業用メカニカルシールなどを製造しています。
全国に3つ工場があり、生産体制を拡大するため新たに伊那市に工場を建設するものです。
仮契約した土地は伊那市東春近の東原工業団地で用地面積は、およそ21,000平方メートルで、価格は2億9,000万円です。
新工場は、令和9年度の完成予定で15人程度の新規雇用を計画しています。
和田社長は「成長市場への取り組みと雇用の確保など地域社会に貢献していきたい」と話していました。
白鳥市長は「技術のある会社に用地の提供ができることを嬉しく思います」と話していました。
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高遠城址公園 桜の開花4月4日予想
5日は二十四節気の一つ、啓蟄です。
生き物が冬眠から目覚める頃とされています。
民間気象情報会社のウェザーニューズは、高遠城址公園の桜の開花予想を4月4日と発表しました。
第5回目の発表では、高遠城址公園の桜は前回と同じく開花が4月4日、満開は4月10日と予想しています。
6回目の発表は3月12日を予定しています。
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高遠ダム改修工事業者 テントを寄贈
伊那市高遠町の高遠ダムの改修工事を行っている施工業者が、地域の観光振興のために、イベント用のテントを伊那市に2月10日、寄贈しました。
高遠町文化センターに、施工を行っている4社共同企業体の現場代理人、鈴木浩二さんが訪れ、伊藤徹副市長に目録を手渡しました。
寄贈されたのは、サイズの異なるイベント用のテント2種類、合わせて5張りです。
高遠ダムでは、ダム湖の水を下流に流すための洪水吐ゲートの改修工事が行われています。
設計が2020年から始まり、工事は来年8月末に終了する予定です。
工事に対する地域の理解と協力に、感謝の気持ちを形で示そうと、施工業者がテント寄贈を申し出ました。
現場代理人の鈴木さんは「高遠はイベントの多い町なので、ぜひ、さくら祭りなどで活用してほしい」と話しました。
テントはだるま市で使われ、今後さくら祭りなどでも活用するということです。
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箕輪町に最適化栄養食品寄付
栄養バランスが適切に調整された食品の普及を行っている、日本最適化栄養食協会は2月4日、箕輪町に食品の寄付を行いました。
町役場に日本最適化栄養食協会の前島秀樹事務局長が訪れ、白鳥政徳町長が食品を受け取りました。
協会は、大手食品会社や菓子メーカー、小売事業者等で組織していて、今回自社製品を寄付しました。
今回寄贈したのは、お湯を入れるだけで調理できるカップ食品、栄養バー、スムージー、合計7,392食です。
どれも栄養バランスが適切に調整された、最適化栄養食だということです。
寄付された食品は子ども食堂や高齢者施設などに提供されるほか、一部は通学時の高校生に駅で配布されました。
贈呈式には町内3つの子ども食堂関係者も出席しました。
協会が地方自治体への支援活動を計画していたところ、箕輪町職員からの提案があり、今回の寄付が実現しました。
前島事務局長は「手軽においしくバランスの良い食事を楽しんでほしい」と話しました。 -
南ア山岳環境保全連絡協議会 6月に協力金
南アルプス伊那谷エリアの山岳環境保全のための連絡協議会設立総会が25日、伊那市役所で開かれ、登山者への協力金制度を導入する案が承認されました。
この日は市役所で設立総会が開かれ、南アルプスの長野県側の伊那市、飯田市、大鹿村のほか、山岳関係者が出席しました。
案では、登山者から一口500円以上の協力金を任意で徴収します。
伊那市では林道バスの利用時や戸台パークでの徴収を考えているということです。
QRコード決済も対応する予定です。
集めた協力金は登山道の維持管理や高山植物の保護、携帯トイレの普及などに使用します。
伊那市が今年度登山客300人に行ったアンケートでは、96%が協力金の導入に理解を示しています。
協議会では今後、各市村のホームページやチラシなどで周知し、6月から協力金制度を導入する予定です。
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箕輪町フォトコンテスト 最優秀賞決定
箕輪町観光協会が募集したフォトコンテストの審査会が、町文化センターで今日開かれ、各部門の最優秀賞の作品が決まりました。
審査会場には、91人、270作品の応募の中から一般投票によって選ばれた、写真部門26作品、インスタ部門39作品が並べられました。
審査員は白鳥政徳町長をはじめ、町の観光協会、新聞社などから12人が務めました。
写真部門最優秀賞に選ばれたのは、伊那市の有賀忠幸さんが下古田から夜の南アルプスを撮影した作品「鏡明紫水」です。
インスタ部門最優秀賞に選ばれたのは上ノ平城跡の一本桜を撮影した作品「月との共演」です。
白鳥町長は「最優秀賞がどちらも夜の写真だったのが印象的。昼間から夜まで、箕輪町の観光地を捉えた写真が集まった。」と講評しました。
入賞作品は役場や町内の公共施設などで展示されるほか、来年度の観光協会のパンフレットなどで活用される予定です。
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長谷棚田まつりの写真展開催
去年8月に伊那市長谷で行われた「棚田まつり」の写真展が、伊那図書館で今日から始まりました。
会場には、棚田まつり当日に撮影された写真、およそ60枚が展示されています。
出店を訪れる人々や神輿を担ぐ子どもたち、田楽座の公演や、夜に行われた「虫送り」の様子など、一日の流れに沿って並べられています。
棚田まつりは、中尾を中心に長谷で輸出用の米を栽培する農業法人Wakka Agriが、過疎化が進む中尾を盛り上げようと、開催しました。
会場ではWakka Agriの米栽培の様子や、創設からの歩みなども展示されています。
22日(土)には棚田まつりの主催者によるトークイベントが行われます。
写真展は23日(日)まで開かれています。 -
株式会社やまとわ 端材を使った作品展
那谷の木材を使用した家具の製作などを行っている、伊那市西箕輪の株式会社やまとわは、製作過程で出た端材を使った作品展を、伊那図書館で開いています。
図書館の展示ギャラリーには、株式会社やまとわのメンバーの作品、18点が展示されています。
端材の木目や割れ目を額装し切り取ることで、風景や動物などに見立てています。
「端を中に。」と名付けられたこの作品展は、端材の有効利用方法としてメンバーが発案したものです。
株式会社やまとわの唐木啓子さんは「普段は捨ててしまう端材に目を向けることで、木の持つ面白さを感じ取ってほしい」と話しました。
作品展は16日日曜日まで開かれています。
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伊那谷観光局 インバウンド受け入れ研修会
長野伊那谷観光局は、宿泊施設や観光の事業者に向けて、海外からの旅行者受け入れ環境の整備を目的とした研修会を28日、開きました。
今日、伊那市防災コミュニティセンターで開かれた研修会には、上伊那地域から宿泊施設の事業者、観光関係者など22人が参加しました。
講師を務めたのは、インバウンド専門の旅行会社の執行役員、林美希子さんです。
林さんは台湾と欧州豪のインバウンド市場の分析を説明しました。
台湾からの旅行者は団体ツアーが多く、リーズナブルな温泉旅館などが人気で、欧州豪からの旅行者は高級旅館やブティックホテルを好み、長期滞在する傾向があるとのことです。
林さんは、「伊那谷は2つのアルプスに囲まれ、人気の木曽からのアクセスも良い。インバウンドはまだ少ないが、ポテンシャルはある。」と話していました。
この研修会は長野伊那谷観光局が初めて開きました。
研修会は全3回を予定していて、最終回は2月13日木曜日に開かれます。 -
早春の花 クリスマスローズ・原種シクラメン展示会
早春の花、クリスマスロ―ズと原種シクラメンの展示会が伊那市の「かんてんぱぱ くぬぎの杜」で、今日から始まりました。
展示会を開いたのは、中南信から会員が集まる、信濃クリスマスローズ愛好会です。
会場には愛好会会員が育てたクリスマスローズと、春咲きの原種シクラメン、およそ150鉢が展示されています。
クリスマスローズは多くがヨーロッパ原産で、春に花を付けます。
中国原産で育てるのが難しいとされるクリスマスローズ、チベタヌスも展示されていました。
展示会は毎年行われていて、今年で16回目です。
会場では、開花株の販売も行われています。
展示会は9日日曜日まで開催されています。
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寒ざらしそばの実を引き上げ
立春の3日、約1か月間、川の冷水に晒したそばの実が引き上げられました。
高遠そば組合のメンバーおよそ10人が小寒の1月5日に伊那市長谷の粟沢川に入れたそばの実、約250キロを引き上げました。
そばの実を引き上げた後、高遠町にある組合の加工施設に運びこみました。
そばの実を袋から取り出すと、木枠に広げていました。
そばの実は寒風にさらし、1か月かけて乾燥させます。
組合によりますと寒ざらしすることで、甘味が増すほか、そばの風味が強くなるということです。
寒ざらしそばは7月19日から高遠町のそば店7店舗と東京都の1店舗で提供されます。
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上農生が課題研究の成果を発表
上伊那農業高校の生徒や青年農業者が、農業の取り組みや意見を発表する「未来を担う上伊那農業フォーラム」が伊那市の伊那合同庁舎でこのほど開かれました。
上伊那農業高校の3年生は、野菜や果樹の栽培技術や加工品づくりについての課題研究の成果を発表しました。
また、去年3月に農業人材育成でネパールに派遣された生徒は研修の様子を報告しました。
派遣された生徒は「ネパールでは自然や家畜を大事にする農業を行っていた。グローバルな視点をもって、これからの学習や進路にいかしていきたい」と話していました。
ほかに、青年農業者2人が取り組みを発表しました。
フォーラムは、上伊那農業農村支援センターと上伊那農業高校が開いたもので会場にはおよそ80人が訪れました。
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去年12月の月間有効求人倍率
上伊那の去年12月の月間有効求人倍率は、前の月を0.07ポイント上回る1.28倍となりました。
去年12月の月間有効求人数は3,227人、月間有効求職者数は2,517人で、月間有効求人倍率は1.28倍となりました。
全国は1.25倍、県は1.29倍となっています。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
また、新規高校卒業者の就職内定率は去年12月末現在91.0%で、前の年の同じ時期と比べ1.5ポイント低くなっています。
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今年の業況 悪い49.4%
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」の特別調査によりますと、自社の今年の業況について、悪い方向の見通しは合わせて49.4%でした。
レポートは、アルプス中央信用金庫が取引先185社に対し四半期に一度調査を行っているものです。
今年の自社の業況見通しについて、「良い」と答えた企業は10.6%で前年より4.8ポイント減り、悪いと答えた企業は49.4%で前年より9.2ポイント増え、業況感は落ち込んでいます。
自社の業況が上向く転換点については、今年中に良好感が出ると答えた企業は57.5%だった一方で、「業況改善の見通しは立たない」と答えた企業は27.5%でした。
去年10月から12月の業況は、良かったとする企業は14.5%、悪かったとする企業は39.0%で、業況判断指数はマイナス24.4と前期より3.1ポイントで悪化傾向が強まっています。 -
モノづくり企業が資本業務提携
上伊那地域のモノづくりの企業同士が資本業務提携を結ぶM&A成約式が30日、箕輪町防災交流施設みのわBASEで行われました。
成約式には金属切削加工や美容機器製造を行う辰野町の有限会社双葉製作所の上原文明社長と金属加工を手掛ける箕輪町の株式会社バンブーの竹内一真社長のほか関係者8人が出席しました。
M&A成約により双葉製作所はバンブーに金属加工事業を譲渡します。
今後、双葉製作所は、ほかの事業を継続しバンブーは金属加工の事業拡大を図ります。
両社の仲介を担った東京都の株式会社日本M&Aセンターは、企業の合併や事業譲渡などM&Aの支援を行っていてその数は9,500件を超えているということです。
双葉製作所の上原社長は「これからも互いの力を出しながら事業を大きく伸ばしていきたい」
バンブーの竹内社長は「働きがいのある会社を目指したい」と話していました。
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伊那市協働のまちづくり交付金 事業活動報告会
伊那市の協働のまちづくり交付金を活用して実施した事業の今年度の活動報告会が28日、市役所で開かれました。
28日は、今年度採択された31事業の中から、特色のある活動を行った4つの団体が発表しました。
このうち、西箕輪上戸区は、遊休農地で生産した農作物を通して区民同士が交流し、区民に還元する仕組みを実践しました。
参加した住民からは「顔見知りになれるいい機会になった」などの声があったということです。
ほかに、長谷の農ある暮らしの魅力や価値を伝える活動を行う「はせ農エン隊」は、地元産の米をポン菓子にしてイベントで子どもたちに食べてもらう企画をしました。
農業をエンターテイメント化し、活性化につなげたいとしています。
伊那市の協働のまちづくり交付金は、課題解決や地域振興のために行う実践的な活動を支援する制度です。
今年度は31事業が採択されました。
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高遠城址公園 開花予想4月3日
民間気象情報会社ウェザーニューズは、今年2回目の桜の開花予想を29日に発表しました。
高遠城址公園は、4月3日となっていて、前回の発表よりも1日早くなっています。
なお、去年は、4月5日に開花、11日に満開となっています。
第3回の開花予想は2月中旬に発表予定です。 -
高遠城址公園の夜桜をクリアファイルに
伊那市観光協会は、高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラをデザインしたクリアファイルの販売を始めました。
クリアファイルはA4サイズで、タカトオコヒガンザクラの夜桜の写真が使われています。
クリアファイルに採用された写真は、去年の高遠城址公園さくら祭りのポスターで使われたものです。
このポスターが好評で、同じデザインのグッズが欲しいとの要望が観光協会に多く寄せられたため、今回クリアファイルを作成しました。
クリアファイルは今月24日から、伊那市役所2階の観光協会と、高遠町観光案内所で販売しています。
来月以降、市内の各施設でも販売する他、郵送にも対応するとしています。
価格は1枚300円で、通年販売する予定です。
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IPDロジスティクス株式会社伊那営業所 竣工式
長野県東御市に本社を置く、倉庫業・運送業を行うIPDロジスティクス株式会社は、箕輪町三日町に伊那営業所を建設し、24日に竣工式を行いました。
伊那営業所は天竜川を挟んだみのわ天竜公園東側の箕輪町三日町に建設されました。
竣工式にはIPDロジスティクス株式会社の岩下貴社長など関係者や来賓として招かれた箕輪町の白鳥政徳町長が完成を祝いました。
伊那営業所では、取引先から製品を預かり、輸出向けの梱包と通関手続きを行います。
建物は、鉄骨一部2階建てで、延べ床面積はおよそ4,800平方メートル、総事業費は18億円です。
1階は倉庫となっていて、2階には、通関手続きを行う別会社のオフィスが入ります。
この会社では、取引先から要望があり、初めて南信地域に倉庫を造りました。
岩下社長は「伊那営業所を礎に製造業が盛んな南信地域でさらに事業を広げていきたい」と話していました。
IPDロジスティクスの伊那営業所では、新たに20人程度の従業員を雇用する予定で、2月1日から稼働するということです。
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みはらしファームの観光振興を考える
伊那市のはびろ農業公園みはらしファームの観光について専門家から話を聞く意見交換会が22日、みはらしファーム内の体験交流の家やってみらっしで開かれました。
意見交換会は国内外の観光地の取り組みを知り、観光振興につなげようと開かれたものです。
講師はイタリアの農家民泊に詳しい、帝京大学准教授の五艘みどりさんと、熊本地震により被害を受けた地域の、観光振興に取り組んでいる駒沢女子大学専任講師本間准さん、民間企業で地域調査などを行っている高橋仁美さんの3人が務めました。
参加者からは「伊那の観光がこれから伸びていくためには何が大事か」との質問が出されていました。五艘さんは「これだけは絶対に譲れないという核となる観光資源を決めていくことが重要だ」と答えていました。
また本間さんは「県内のほかの観光地はライバルではなく、広域連携のパートナーであるという発想の転換が必要ではないか」
高橋さんは「観光客にホームページを見てもらうため、地域のおすすめをつくり発信していくことが必要だ」と話していました。
意見交換会は地域おこし協力隊みはらしファーム担当の桃井八重さんが企画したもので、会場には約40人が集まりました。
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ラー油「長谷の太陽」に合う限定メニュー提供
伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷にある食堂で地元産のラー油「長谷の太陽」で冬の寒さを乗り切ってもらおうと、期間限定メニューの提供が22日から始まりました。
「辛さでHotに温まろうフェア」ではラー油と合う2種類の特別メニューが提供されます。
提供されているのは南アルプス村はせ内にある食堂「御食事処よってかし」です。
ラー油・長谷の太陽は、長谷中学校の生徒が地域を元気にしようと2016年から唐辛子の栽培や加工品づくりを始めました。
現在は4種類が販売されています。
野菜とキノコの麻婆丼は1000円で、具材には長谷を中心に上伊那産の野菜やシイタケ、キクラゲが入っています。
長谷の酒粕汁は、長谷産の米で作った酒粕を使い、定食料金に100円を足すと味噌汁から変更できます。