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伊那市社協 職員を被災地に派遣
伊那市社会福祉協議会は能登半島地震の避難所支援のため、職員1人を26日から石川県能登町に派遣します。
石川県能登町に派遣されるのは、障害者多機能型事業所ゆめわーくの生活支援員、三浦正也さんです。
25日は、福祉まちづくりセンターで壮行会が開かれました。
三浦さんは、長野県災害福祉広域支援ネットワーク協議会の災害派遣福祉チーム、DWATに登録しています。
市社協のDWATの派遣は今回が初めてで、三浦さんは、高齢者や要介護者を受け入れる福祉避難所で活動するということです。
林俊宏会長は、「被災者の立場にたって支援を行ってきてください」と激励しました。
三浦さんは、26日から30日まで現地で活動する予定です。
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上伊那広域消防本部 災害地での活動を報告
能登半島地震に対する長野県の緊急消防援助隊として石川県珠洲市に派遣された上伊那広域消防本部の活動が終了し、23日に報告が行われました。
23日は第1次隊から4次隊までの中隊長らが伊那市役所を訪れ、上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に活動終了を報告しました。
上伊那広域消防本部では合わせて58人が今月10日からきのうまで、長野県大隊として石川県珠洲市で活動を行いました。
第1次隊は10日の午前0時に出発し、13日まで捜索や救出活動などを行いました。
第2次隊は12日から16日まで活動しました。
珠洲市から金沢市までの約135キロの道のりを、8時間かけ、ケガをした人の搬送をしたということです。
第3次隊は15日から19日、第4次隊は18日からきのうまで土砂災害の現場での捜索活動などを行いました。
雪や雨の影響で活動できない日もあったということです。
白鳥連合長は「献身的に働いてくれて感謝します。これからも常に災害に備え、今回の活動を活かしてもらいたい」と話していました。
長野県大隊では172隊600人、上伊那広域消防本部では16隊58人が派遣されました。
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長野県全域に医療警報発出
長野県は、新型コロナウイルスの患者数と入院者数の増加が続いていることから、12日に全県に医療警報を発出しました。
県は、入院者数が警報発出の目安となる300人を大幅に超える状況が続いているとして全県に「医療警報」を12日に発出しました。
9日午前0時時点の入院者数は409人でうち中等症は59人、重症は1人です。
県では、重症化リスクの高い人を守るため、手洗いや換気などの基本的な感染対策の他、医療機関などではマスクの着用を呼び掛けています。
また、新型コロナワクチンの追加接種の検討も呼び掛けています。
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石川県に上伊那消防本部から16人が派遣
令和6年能登半島地震に対する長野県の緊急消防援助隊として、上伊那広域消防本部から16人が石川県珠洲市に派遣されます。
9日は、上伊那広域消防本部で結隊式が行われました。
派遣されるのは、上伊那の6つの消防署の16人です。
10日の午前0時に出発し、13日まで活動します。
現地では捜索や救出活動、緊急搬送などを行います。
結隊式で上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は「被災された皆さんの気持ちに寄り添って働いてくれることを期待しています」と話していました。
長野県からは、161人が派遣されます。
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箕輪町で年越し屋台村
食べ物や生活物資を無償で提供する年越し屋台村が箕輪町の木下公民館で12月29日に行われました。
年越し屋台村は、年末年始を安心して迎えてもらおうと、上伊那医療生協や箕輪町などでつくる新型コロナ緊急生活支援ネットワークが開いたもので今回が5回目です。
会場には食料品や衣料品が並び各フロアから好きなものを選んで持ち帰っていました。
わたあめや焼きそばなども振る舞われました。
今回初めて参加した箕輪ロータリークラブは、菓子などが入った福袋を訪れた人たちに手渡していました。
会場では、他にコンサートや
餅つきなども行われ、地元の親子らも訪れ楽しいひと時を過ごしていました。
新型コロナ緊急生活支援ネットワークでは月に2回、様々な困りごとに対する相談会を開いていて、生活困窮者の支援につなげていきたいとしています。
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成年後見制度セミナー
認知症などの人の手続きをサポートする成年後見制度を知ってもらおうと上伊那成年後見センターはセミナーを伊那文化会館で21日開きました。
セミナーでは千葉県の相続終活コンサルタントの明石久美さんが講師を務めました。
成年後見制度とは認知症や障がいにより判断能力が不十分な人の契約や手続きをサポートする制度です。
明石さんは「成年後見制度を必要なときに使えるように知識と情報を持っておいてほしい」と話していました。
セミナーは上伊那成年後見センターが成年後見制度の使い方や注意点を知ってもらおうと開いたもので民生児童委員や上伊那の社協の職員、制度に関心のある人などおよそ80人が参加しました。
なお、セミナー冒頭で2月の元職員による預貯金着服の不祥事について市社協の松澤浩一事務局長は「不正再発防止対策を家庭裁判所に提出し、再発防止と信頼回復に努めているのでご理解頂きたい」と謝罪しました。
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伊那地区社会福祉協議会 菓子プレゼント
伊那地区社会福祉協議会は市内の子どもたちに菓子をプレゼントするクリスマス会用の菓子7万円分を伊那市子ども未来応援隊に21日寄付しました。
この日伊那地区社会福祉協議会の宮原勝会長が福祉まちづくりセンターを訪れクリスマスプレゼント会を主催する伊那市社協の林俊宏会長に菓子を手渡しました。
7万円分の菓子が寄付されました。
クリスマスプレゼント会は26日の午後4時からエレコムロジテックアリーナで市内の子どもとその家族を対象に行われます。
菓子や食料品の配布の他子どもが遊べる体験ブースも設置されます。
伊那地区社協は去年も寄付を行っていて今年で2回目です。
寄付には募金や地域から集めた会費が使われているということです。
林会長は「日頃から子ども未来応援隊や子どもの為に尽力頂きありがたい」と感謝を述べました。 -
八十二銀行・長野銀行 食品を寄付
6月に経営統合した八十二銀行と長野銀行のそれぞれの伊那支店は、長野県が行っている年末のフードドライブキャンペーンに合わせ集めた食品を15日に寄付しました。
この日は、八十二銀行伊那支店と長野銀行伊那支店の行員4人が伊那合同庁舎を訪れ、食品を手渡しました。
12月から八十二銀行の伊那市と南箕輪村の6店舗、長野銀行の伊那市内の2店舗の行員に声をかけ、およそ100リットルのケース4個分が集まりました。
合同での寄付は初めてだということです。
寄付された食品は、上伊那のこどもカフェで活用されるということです。
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上伊那ボランティア交流研究集会 団体ブースめぐって研修
上伊那地域でボランティアを行っている個人や団体が集まる交流研究集会が、2日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。
研修会にはボランティアをしている人や興味がある人など185人が参加しました。
会場には21の団体のブースが並び、長野県長寿社会開発センター理事長の内山 二郎さんがナビゲーターを務め、紹介しました。
ブース巡りでは、参加者が興味を持った団体を訪ね、活動を体験したり、話を聞いたりしていました。
この上伊那ブロックボランティア交流研究集会は、上伊那の各市町村持ち回りで開かれていて、4年ぶりです。
新型コロナ以降、感染防止のためボランティアを受け入れられない福祉施設などもあるということです。
今回は、市町村や団体の垣根を越えて、新しいボランティアの形を模索しようと初めてこのようなスタイルでの開催となりました。
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中高生対象 医療体験セミナー
中高生を対象とした医療体験セミナーが2日に伊那市の伊那中央病院で開かれました。
このセミナーは、最新の医療体験を通じて医療への興味を持ってもらおうと、伊那中央病院などが企画したもので、4年ぶりに開かれました。
生徒たちは、手術着を着用し、5つのブースで体験をしました。
すべて、実際に使用するトレーニング機器や医療器具だということです。
こちらのブースでは、鶏肉を人の臓器に見立て、メスなどを使用して切断をしていました。
また、医師から機器の説明を受けながら、手術室の見学もしていました。
この日は中南信の中高生、17人が参加しました。
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子どもの居場所をつなぐ「こどもバスBING」
伊那市荒井の伊那まちBASEを起点に、市内の子どもの居場所をつなぐ送迎サービス「こどもバスBINGO」の試験運行が始まっています。
30日は伊那市荒井の小学5年生と2年生の兄弟が利用しました。
こどもバスBINGOは7人乗りの乗用車で伊那まちBASEを起点に子どもの居場所へ送迎します。
毎週火曜日と木曜日は午前9時30分に伊那まちBASEを出発し、高遠町の「みんなの楽校」へ向かい、午後4時に戻ります。
第一水曜日はますみヶ丘で行う「たきびの日」の会場に送迎します。ガソリン代として1家族あたり往復300円が必要です。
こどもバスは、「伊那市子どもの居場所ネットワーク」の学校に行きづらい子どもたちを支援しようという取り組みです。
こどもバスBINGOは来年3月末までの試験運行で、利用状況を踏まえ、来年度の運行を検討するということです。
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1万枚目標 年賀状プロジェクト
上伊那地域の障害者就労支援事業所などが、利用者の工賃アップを目的に毎年行っている「年賀状プロジェクト」が今年も始まりました。
こちらが来年の干支「辰」が描かれている年賀状です。
上伊那の6施設36人が描いたイラストがデザインされています。
竜の七福神を描いたのは宮下司さんです。
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箕輪町職員労働組合 食料品などを寄付
箕輪町職員労働組合は組合員から募集した食料品や日用品などを町社会福祉協議会に27日、寄付しました。
27日は市川廣幸執行委員長ら3人が箕輪町社会福祉協議会を訪れ、贈呈式が行われました。
寄付したのは米、インスタントラーメンなど食料品や、洗剤などの生活用品です。
組合では今月1日から22日までの期間、役場に回収箱を設置し、組合員から家にある食料品などを募ったということです。
この取り組みはボランティア活動の一環として去年から行われています。
町社会福祉協議会の中村克寛会長は「物価上昇の影響を受けている方にも役立てていきたい」と感謝していました。
この日寄付された食料品などは生活困窮者への支援やこども食堂に活用される予定です。
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南箕輪村で社協まつり 自主製品など販売
障害者就労支援事業所による自主製品の販売などが行われる、第24回社協まつりが南箕輪村の村民センターで19日開かれました。
会場では村内5つの障害者就労支援事業所が自主製品や農産物の販売を行いました。
社協まつりは福祉と地域をつなげるイベントとして南箕輪村社会福祉協議会が開いていて、今回で24回目となります。
このうち障害者いきがいセンターひまわりの家では伊那市の菓匠shimizuとコラボした新商品のクッキーを販売しました。
事業所の利用者がデザインの考案や袋詰め作業を行ったということです。
また、会場では家庭にあった不要品などを集めて販売するチャリティーバザーも行われました。
また、社協まつりでは講演会も開かれ、ノンフィクションライターの中澤まゆみさんが「人生100年時代の医療・介護サバイバル」と題し、講演しました。
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箕輪陶芸研究会 町へ5万円寄付
箕輪町の陶芸愛好者でつくる箕輪陶芸研究会は、チャリティーバザーの収益金5万1,200円をこのほど町に寄付しました。
この日は研究会の岩井亜男会長と、柴宮勇一副会長が役場を訪れ、白鳥政徳町長に収益金5万1,200円を手渡しました。
会では、9月30日と10月1日に開催した展示会に合わせてチャリティーバザーを行いました。
会員が作った湯呑など250点ほどを販売し、ほぼ完売したという事です。
岩井会長は「福祉の為に役立ててほしい」と話していました。
白鳥町長は「大切に使わせて頂きます」と感謝していました。
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伊那まちBASE 新たな食事支援スタート
伊那市の伊那まちBASEは、食事に困っている人を支援する新たな取り組み、「恩送りチケット」を12日から始めました。
12日は伊那まちBASEで2周年感謝祭の開会式と恩送りチケット開所式が行われました。
式には、市や県の関係者などおよそ30人が出席しました。
こちらが恩送りチケットです。
支援したい人が1枚700円でチケットを購入すると店内の掲示板に貼り付けられます。
掲示板からチケットを取り、スタッフに渡すと、誰でもカレーを食べる事ができる仕組みです。
式の後には、出席者がカレーを試食しました。
提供されるのはチキンカレーで、子どもでも食べられるよう甘口となっています。
また、赤松の炭が入っていて老廃物や化学物質を吸着し体の外へ排出する、デトックス効果が期待されるという事です。
伊那まちBASEでは、恩送りチケットについてカレー以外にもメニューを広げていきたいとしています。
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「子ども笑顔チケットプロジェクト」11月1日から
伊那市社会福祉協議会は、市内の飲食店と連携し、18歳以下の子どもが店に提示されたチケットを使うと食事ができる取り組みを、11月1日から行います。
これは、「子ども笑顔チケットプロジェクト」として、地域全体で食の面から子育てを応援しようと市社協が企画したものです。
取り組みに賛同した店舗に掲示されるこちらのチケットを手に取り店員に渡すと、食事ができる仕組みです。
11月1日から今年いっぱいまで対象となる店舗は、伊那市西町の持ち帰り専門店「OMODAYA」と、上牧の「日本料理あすなろ」です。
OMODAYAでは、特製のカレーにから揚げが2つのった弁当を提供します。
あすなろでは、ローメン、チキンかつ丼、カレーを提供します。
市内の子ども達の育ちを応援する取り組み「伊那市子どもの未来応援隊」の登録者からの寄付を使って行われます。
市社協では、今後賛同店舗を増やし、来年以降は実施店舗を3か月ごとに更新していく考えです。
チケットは、なくなり次第終了となります。
市社協では、プロジェクトに賛同してくれる市民からの寄付も随時受け付けています。(市社協73-2544)
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伊那手話サークル50周年 手話落語家が公演
伊那手話サークルの50周年記念大会が29日伊那市福祉まちづくりセンターで開かれ、プロの手話落語家 福団治亭 福壱さんが手話落語を披露しました。
福壱さんは大阪府出身のプロの手話落語家です。
表情が面白いとスカウトされ手話落語の道に入り、現在は全国各地で公演をしています。
29日はおよそ40人の観客を前に手話落語を披露しました。
29日は伊那手話サークルの結成50周年記念式典も行われました。
伊那手話サークルは聞こえない人と聞こえる人の相互理解を深めていこうと、昭和47年に創設されました。
現在は毎週水曜日に活動をしていて、会員は約25人です。
倉田薫会長は「まちじゅうどこでも手話のあいさつが飛び交う社会を目指しこれからも活動を続けていきたい」と話していました。
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伊那ライオンズクラブ 市社協に食品寄贈
伊那ライオンズクラブは、フードドライブで集めた食品を10日に伊那市社会福祉協議会に寄贈しました。
10日は、伊那ライオンズクラブの細田隼平会長らが福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会の林俊宏会長に食品を手渡しました。
伊那ライオンズクラブでは、およそ10年前からフードドライブの活動をしています。
今年も1日に上伊那クリーンセンターで開かれた環境展で実施して、レトルト食品や米など232品目、167キロが集まりました。
寄贈された食品は、子ども食堂などで活用されるということです。
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老人保健施設すずたけ記念式典
伊那市美篶の老人保健施設すずたけの20周年記念式典が9月27日に行われました。
老人保健施設すずたけは2003年4月に開所し、今年で開所20周年を迎えました。
JA長野厚生連が運営していて、病院と自宅を結ぶ中間施設として、現在、通所と入所合わせておよそ140人が利用しています。
施設には、みすず診療所、訪問看護ステーションすずたけ、居宅介護支援事業所も併設されています。
医療、看護、介護、リハビリテーションなど、利用者の生活に合わせたサポートをしています。
式典では、3団体に感謝状が贈呈されました。
JA上伊那伊那地区助け合いの会、東部地区助け合いの会、毎年利用者にそばの提供を行っているみすずそばの会に感謝状が贈呈されました。
麻沼奈穂子施設長は「これからの安全な生活空間を提供し、利用者がその人らしい生活がおくれるよう、職員一同頑張っていきたい」と話していました。
式典には施設の職員や利用者などおよそ20人が参加しました。
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伊那中央病院 6年連続赤字決算に
伊那中央行政組合議会9月定例会が21日に伊那市役所で開かれ、昨年度の伊那中央病院の決算は、6年連続の赤字になったことが報告されました。
この日市役所で開かれた伊那中央行政組合議会9月定例会で報告されたものです。
伊那中央病院の昨年度の収入は148億円、支出は149億7,600万円で、純損益が1億7,600万円の赤字となりました。
決算が赤字となるのは、6年連続です。
新型コロナの影響で減少していた入院と外来の収益はともに増加し、全体の収入は前の年度に比べ9億5,000万円、6.9%増加しました。
しかし、人件費や、高額な薬品の使用による材料費が増加し、全体の支出も前の年度に比べ8億2,000万円、5.8%増加し、1億7,600万円の赤字となりました。
累積赤字は37億6,900万円となりましたが、現金預金と有価証券あわせて60億円を保有し、資金にも不足はないということです。
伊那中央行政組合では、「今後は収入の確保と経費の抑制に取り組み、収支の改善に努めたい」としています。
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第33回 箕輪町ふれあい広場
箕輪町の福祉の集い「第33回ふれあい広場」が町文化センター周辺で17日開かれました。
会場には、福祉施設の製品の販売コーナーや、ニュースポーツのコーナー、ボランティア団体による体験コーナーなどが設けられました。
このうち、箕輪手話サークルのブースでは、訪れた人たちが手話を教わっていました。
点字学習会すばるのブースでは、自分の名刺を点字で作る体験が行われました。
ふれあい広場は、人と人とのふれあいや交流を大切にし、誰もが暮らしやすい福祉のまちづくりについて考えようと、町内のボランティア団体や福祉事業所などで作る実行委員会が開いたものです。
町内の団体によるステージ発表も行われ、訪れた人たちでにぎわっていました。
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インフルエンザ流行期入り
13日県はインフルエンザが流行期入りしたと発表しました。
定点あたりの患者数が前回は1.18人で今回は2.27人でした。
目安となる2週続けて1人を上回ったことから流行期に入ったと発表しました。
過去10年で最も早い流行期入りとなりました。
全国的には去年12月に流行期入りしてから流行が続いています。
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ふれあい広場が4年ぶりの通常開催
伊那市社会福祉協議会の福祉の祭り「ふれあい広場が」が10日に伊那市の福祉まちづくりセンターで4年ぶりに通常開催されました。
10日は市内の福祉施設やボランティアなどおよそ40団体が参加しました。
このうち伊那手話サークルのブースでは訪れた人が手話を教えてもらっていました。
輪っこはうす・コスモスの家のブースでは自主製品の販売が行われました。
センター内に設けられた展示スペースでは各福祉施設の作品が飾られました。
今年は4年ぶりに通常開催となりました。
会場に設置されたステージでは11団体がダンスや歌の発表を行いました。
ふれあい広場は、地域住民に福祉団体の活動を知ってもらい、共に生きる福祉のまちづくりを目指そうと伊那市社協が開いているものです。
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転倒リスクを見える化測定会
伊那市は市民なら誰でも参加できる「転倒リスクを見える化測定会」を市役所で8日初めて開きました。
測定会では、立った状態でのバランス感覚などを測る「立位年齢」や筋肉量、骨密度の測定をします。
このうち立位年齢は、目を閉じた状態で測定器の上に立ち、センサーを付け1分間手を動かし、バランス感覚や反応速度を測定します。
結果は印刷され、訪れた人達は担当者からアドバイスを受けていました。
91歳のこちらの男性の立位年齢は71歳という結果でした。
会場では他に、パワーアシストスーツの体験ができます。
伊那市では昨年度からパワーアシストスーツを活用した運動プログラムを行っていて、測定会は新産業技術を活用した健康増進事業の一環で行われました。
測定会への参加は無料で、次回は来月3日に伊那公民館で開催予定です。
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シルバーリハビリ体操 指導士養成講座始まる
伊那市が今年度から取り組んでいる、健康維持や介護予防に役立つ「シルバーリハビリ体操」の指導士養成講座が8月24日から始まりました。
講座は、伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれ、25人が参加しました。
石川県の理学療法士で、全国でシルバーリハビリ体操の普及活動を行っている石田修也さんが、介護予防の基礎知識について話をしました。
シルバーリハビリ体操は、日常生活の動作に必要な筋肉や関節の動きを保つためのもので、寝たきりの人でもできるように、道具や音楽は使わずに行います。
伊那市は、体操を普及し、市民の健康増進を図ろうと、今年度、県内で初めて体操を取り入れた事業を行っています。
石田さんは「この体操は、いつでもどこでも1人でもできるものです。高齢者同士の交流にも活用できるように学んでください」と話していました。
養成講座は全6回で、指導士に認定された後は、ボランティアとして普及活動を行うことになっています。
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伊那西高校インターアクトクラブ 手話で交流
社会奉仕活動などをする伊那市の伊那西高校のインターアクトクラブは、手話を使った交流会を10日に開きました。
この日は、クラブ員4人が上伊那聴覚障害者協会の田中みえさんから、日常生活やろう学校時代の話、コミュニケーションの取り方についての話を聞きました。
インターアクトクラブでは、日頃から手話の勉強をしています。
実際に手話を使っている人と交流をしようと、活動の支援をしている伊那中央ロータリークラブに相談し、交流会が実現しました。
生徒は手話を使った歌を披露し、田中さんからアドバイスをもらいました。
生徒は「手話だけでなく、表情や体の動きで相手に伝えることが大切だと分かった」と話していました。
クラブでは、今後も交流会を通して手話を学びたいとしています。
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箕輪町 妊産婦の医療費負担
箕輪町は妊産婦の通院費、入院費の補助を8月から行います。
これは28日の箕輪町役場で開かれた定例記者懇談会で報告されたものです。
箕輪町は、妊産婦の疾病の早期発見や母子の健康保持のため、来月1日から通院や入院の際の医療費を補助します。
自己負担は一医療機関あたり500円です。
妊産婦への医療費補助は、長野県内では8市町村が行っていて、上伊那では初めてだということです。
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新型コロナウイルスに関する長野県からの情報
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
この夏の感染対策について、新型コロナウイルス感染症の5類感染症への位置づけ以降、初めての夏を迎え、今年は例年以上に高齢の方と接する機会や、大人数で集まる機会が増加することが予想されることから、「この夏の感染対策について」を発出しました。
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伊那中央RC 信大留学生に助成金贈る
伊那中央ロータリークラブは信州大学農学部の留学生に、助成金を11日に贈りました。
この日は、市内で伊那中央ロータリークラブの例会が開かれ、助成金を贈る2人の留学生が紹介されました。
今年度は、信州大学大学院総合理工学研究科修士2年で、生分解性プラスチックの研究を行っている、タイ出身のウアドゥワンディー パラミーさんと、
修士1年で、大豆を専門にした作物学の研究を行っている、中国出身のメイ ガクゼイさんの2人に、それぞれ42万円が贈られました。
伊那中央ロータリークラブでは、留学生との交流を通して国際理解を深める活動を1993年から行っていて、今年で31年目となります。