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駒ケ根明社協35周年記念大会
創立35周年を迎えた明るい社会づくり運動駒ケ根市協議会(堀内照夫会長)は27日、記念大会を駒ケ根市の赤穂公民館で開いた。会員など約50人が出席し、会の歩みを振り返るなどして創立35周年の節目を祝った。記念事業として駒ケ根市教育基金に50万円、市教職員の会に30万円、市社会福祉協議会に20万円をそれぞれ寄付した=写真。記念講演として赤穂小学校の高野普校長による「いま小学校で」、東中学校の小木曽伸一校長による「いま中学校で」を聴いた。
堀内会長はあいさつで「会員の高齢化が進んできたが、みな生きがいを持って奉仕活動に従事している。これからも社会のために役立つことがあれば積極的に展開していきたい」と述べた。
同会は創立以来、老人福祉施設での奉仕作業や慰問、在宅介護者の慰問、駅前花壇や磐田の森の整備、全国各地で起こった自然災害などの被災者に対する義援金の街頭募金など、さまざまな社会奉仕活動を行ってきた。 -
駒ケ根手話サークル大臣感謝状
聴覚障害者への支援や手話の普及などに顕著な功績があったとして駒ケ根手話サークル(山脇健生会長、24人)は22日付で厚生労働大臣の感謝状を受けた。27日、山脇会長が市役所を訪れ、中原正純市長と市社会福祉協議会の北沢洋会長らに受賞を報告した=写真。山脇会長は「受賞はサークルの先人の努力のおかげ。これからも耳の不自由な人たちのための活動を一生懸命続けていきたい」と話した。中原市長は「通訳をはじめとするボランティア活動に敬意と感謝を表する。受賞を契機にサークルがさらに発展することを期待する」と述べた。
サークルは1981年の結成以来、各種の大会やイベントなどで手話通訳をするほか、一般向けの手話講座を開くなどの活動を続けている。02年に県社会福祉協議会会長福祉功労賞を受賞している。 -
扇翔乃会が松寿荘で踊り披露
南箕輪村文化団体連絡協議会に所属する新日本舞踊の会「扇翔乃会」は10日から12日までの3日間、村のデイサービスセンター松寿荘を訪問して華麗な踊りを披露し、利用者を楽しませた。
施設の依頼を受けボランティアで訪問。会員6人が1人ずつ「城ヶ島雨情」「天命」「しあわせ坂」などを披露し、全員で「ああ上野駅」を踊った。「手拍子をお願いしますね」と声をかけると、利用者は楽しそうに手拍子しながら踊りに見入った。
最後は、簡単な振り付けの「大事な人だから」の曲に合わせて利用者も手を大きく振るなどして会員と一緒に笑顔で踊った。 -
【駒ケ根市社会福祉協議会ボランティア・コーディネーター 安部宏美さん】
山形県で生まれ育った。大学を出るまではずっと山形に住んでいたが、途上国の支援をボランティアで行うJICA(国際協力機構)青年海外協力隊に応募して合格したことが人生を大きく変えることになる。
派遣先はインド洋に浮かぶ熱帯の島国スリランカ。大学で家庭科の教員免許を取得していたことから、福祉センターで現地の女性の自立支援のために洋裁や手芸の指導に当たった。
「最初は言葉が通じなくて困りました。文化や生活習慣もまったく違うので、1年間ぐらいは慣れるのに精いっぱい。指導どころではなかった。でも現地の人たちはみな親切で、私のことをいろいろと心配して家に呼んでくれたり、困りごとはないかと気にしてくれたりしました」
2年間の海外生活を終えて帰国後、派遣が縁でJICA調整員と結婚。夫の転勤により、今度はネパールで生活することになった。その後も駒ケ根、バヌアツ、再びネパールと各地を転々。
結婚してからはずっと主婦として暮らしてきたが、さまざまな経験を重ねるうち、社会福祉に携わりたいとの思いがつのっていた。
「若い時は、福祉って自分と関係ない遠い世界という認識でしかなかったのが、さまざまな地域で人々の暮らしを見ているうちに、日常の生活と一体化した、みんなに関係ある身近なことだと思うようになったんです」
生まれた3人の子どものためにも生活の本拠が必要と、青年海外協力隊訓練所のある駒ケ根の地を選んで家を建てた。市役所の登録ヘルパーとして高齢者の世話などを始めたが、もっとレベルアップを図ろうと通信教育で社会福祉士の資格を取得。市社協で働き始めた。
◇ ◇
当時、駒ケ根近辺にたくさん住んでいる外国人らに対して、支援の手を差し伸べる必要があるのではないか竏窒ニいう声が市民の間から上がっていた。市社協には外国人支援を担当する部署はなかったが、関係者を集めて話を聞くなどして意見の調整に当たった。その後有志が集まって民間ボランティア団体を組織する運びとなったが、その設立過程に中心的にかかわった熱意が認められ、正式に国際ボランティアの担当者となった。現在もコーディネーターとしてさまざまなイベントの開催にかかわる一方、各方面からの相談や問い合わせに応じるなど、市民と外国人とのパイプ役として活躍している。
「海外生活では困ったことがたくさんありました。文書が読めないとか、システムが分からないとか、もう本当にいろいろ。日本人学校がなかったから子どもの教育についても心配でした。海外協力隊員としての経験がある自分でさえそうだったんですから、日本で暮らしている外国人はなおさらだと思います。今の仕事を通じてこれまで自分が受けた親切を返すつもり。少しでも彼らの役に立てればうれしいですね」
(白鳥文男) -
JA駒ケ根支所がカーブミラー清掃
JA上伊那駒ケ根支所(春日一衛支所長)は地域貢献活動の一環として14日朝、駒ケ根市赤穂地区の約千カ所に上るカーブミラーを清掃するボランティア作業を行った。職員ら約170人が参加し、交差点に立つカーブミラーの汚れをワイパーや布で落とした=写真。
管内の赤穂地区を13地域に分け、担当する班が2、3人ずつの小グループを編成して作業開始。「これは汚れているなあ」などと話しながら一つ一つのミラーに洗剤や水を吹き掛け、ワイパーや布でごしごしとこすってこびりついた汚れをきれいに落とした。カーブミラーは近い所では約10メートルごとに設置されているため、参加者らは次から次へと忙しく歩き回っては作業を繰り返した。 -
村長らが高齢者を慰問
「敬老の日」を前に14日、中川村は88歳、99歳、百歳以上の高齢者宅を訪問し、村からの祝い金、社会福祉協議会からの祝い品を贈り、長寿を祝った。
対象者は最高齢101歳の中塚まつ江さん(中通)、富永ひささん(柳沢)をはじめ40人を曽我村長や市瀬副村長、村社協が3班に分かれ、訪問した。
このうち、最高齢の中塚まつ江さんは、曽我村長から村からの祝い金、社協からの記念品が手渡され、笑顔で受け取った。
曽我村長は「お元気ですね。長生きをしてください。何か困ったことがあったら、遠慮せず言って来てください」と声を掛けると、中塚さんは「肉や魚は嫌いで、野菜中心の食事をしている。若い人が色々気を使ってくれて、ありがたい。こんなに生きれるとは思わなかった」と話した。 孫の憲さんによると、野球や相撲が好きで、よくテレビで観戦している。血圧の薬を飲んでいる位で、1度も入院したことがないとか。
中川村の百歳以上は3人。高齢化率は27・41%(9月1日現在) -
駒ケ根高原美化清掃
夏の観光シーズンに観光客が捨てていったごみを拾い、秋を迎える高原に再び美しさを取り戻そうと10日、観光関係者らによるボランティア美化清掃が駒ケ根高原一帯で行われた。十数年前から毎年行っている恒例行事。旅館、民宿、食堂、商店など地元の観光関係者らを中心に約70人が参加し、袋を片手にごみを拾い集めた。
参加者らは「意外とごみが少ないな」「マナーが向上したのならいいが、観光客が減ったとしたら喜べないぞ」などと話し合いながら、手バサミでごみをつまんではせっせと袋に入れていた=写真。
約1時間の作業で集まったごみは燃えるごみ5袋、廃プラスチック類9袋、空きカンなど金属類5袋、空き瓶などガラス類1袋だった。 -
箕輪町で絵本プレゼントの準備学習会
箕輪町の本年度新規事業として取り組むブックスタート「みのわっ子絵本プレゼント」の11月開始に向け10日、同事業に協力するボランティアたちの準備学習会が町文化センターであった。飯田市立上郷図書館の下沢洋子館長を講師に迎え、本を渡す時の対応方法などを確認した=写真。
同事業については、11月の7カ月検診からブックスタートを開始することに決まり、現在ボランティアらが最後の調整をしている。学習会はその一環で、ブックスタートや絵本への理解をさらに深めるとともに、実際に絵本を渡す時の対応などを考えるために開催した。
学習会では、子どもたちにプレゼントする本を、ボランティアが読み聞かせすることなどを確認。下沢さんは「すべての子どもさんにこんなに優しく読んであげれば、お母さんも嬉しいし子どもさんにもいいと思う」とした上で、「赤ちゃんへの読み聞かせはリズム感を大切にしながら語りかけるように読んでほしい」などとアドバイスした。また、当日お母さんたちから質問が寄せられた場合の対応方法などを示した。 -
県伊那文化会館で特別支援学校の生徒らを招待してウィーンの演奏家が演奏会
普段はホールに足を運ぶことが困難な子どもたちに、良質な音楽に触れてもらおう竏窒ニ、県文振興事業団(長野県民文化会館)は11日、ウィーンで活躍する演奏家4人による演奏会を伊那市の県伊那文化会館で開き、中南信地区の特別支援学校に通う子どもたち約300人を招待した=写真。
特別支援学校の生徒を招いての演奏会は2年目。昨年は東北信の学校を対象としたため、中南信での開催は初めてとなる。
演奏は、同館とウィーン学友会館が姉妹提携を結んでいることから、12、13日に県内2カ所で演奏会を開く弦楽四重奏団「ウィーン室内楽アンサンブル」に演奏を依頼した。
演奏会では、エルガーの行進曲「威風堂々」などといったスタンダードなクラシックだけでなく、映画「千と千尋の神隠し」のテーマ曲など、子どもたちにもなじみのある曲を盛り込んだ13曲を演奏。バイオリンやチェロが奏でるさまざまなメロディーに、子どもたちも耳を傾け、演奏に合わせて体を動かすなどして楽しんでいた。 -
駒ケ根のシルバー人材センターボランティア
日ごろ世話になっている地域への感謝の気持ちを込めて駒ケ根伊南広域シルバー人材センター(竹村衛理事長)の赤穂地区委員会(堀弘地区委員長)は8日、JR駒ケ根駅西側一帯のボランティア除草作業を7月の第1回に続いて行った。会員約60人が参加し、歩道や植え込みや緑地帯などの雑草を取り除いた=写真。
真夏のような日差しが照りつける昼下がりの駅前で、参加者らは「草はすぐ伸びるなあ」などと話しながら、慣れた手つきで手早く雑草をむしっていた。 -
理事長、松本栄二さん(76)中川村大草
「一粒の麦、地に落ちて死なずば、唯一にて在らん」-を基本精神に、長野県で初めて「単独型痴ほう性高齢者向けグループホーム「麦の家」を開所、今年10年目を迎える。
「痴ほう(認知症)というと、嫁が親切に世話をしないからなどと誤解されていたが、認知症は病気、咳のようなもの、やっと正しく理解されるようになった。グループホームは利用者を介護するだけが仕事ではない。利用者が変われば、家族が変わる。家族が変われば、地域も変わっていく。地域福祉の意識を変えていく拠点である。地域福祉の意識変革こそ、21世紀のグループホームの方向」。
93年、中川村の健康福祉大会に講師として招かれたことをきっかけに、95年夏、上智大学のゼミの学生と村に訪れ、農家を借り、単身高齢者世帯と超高齢者夫婦世帯の支援ネットワークについて社会福祉調査を実施した。その中で、村の古老や痴ほう化した高齢者と出会い、人としての温もりや人間愛を見出し、「彼らとともに住むことが幸せ」と確信し、4人の仲間とグループホーム建設を目指した。
98年、「麦の家」は利用者5人という最小規模の単独型グループホームとしてスタート。1年後「麦の家の利用者こそ、家族内関係の再生を促し、共生を目指す家族福祉の原点。利用者の変化が地域の福祉化を促す力となっている」ことを確信したという。
「麦の家」は「住みなれた地域で、自分の家庭生活のリズムを変えることなく、または、可能な限り、それに近い時間と空間を持つ場でありたい」と言う考えから、木と紙と土でできた山小屋風の家が並ぶ。現在、定員12人で、2人用が3棟、夫婦棟、5人用1棟。1棟ごとに玄関、キッチン、風呂、居室があり、靴を脱ぎ、履くことで、個人と共同生活の場をはっきりと分けている。だから、利用者は個室のことを「私の家」と言う。
「麦の家」は入居時に、週1回以上面会に来る、来た時は「文句をいう」という契約をする。預けぱなしではケアはできない。来ると、お礼ばかり言う人がいるが、苦情を聞くことで、介護が改善される。
「認知症はすばらしい病気。建前と本音を使い分けることもなく、幼子のように、人間性がもろに出る。認知症のお年寄りこそ、社会を照らす光だ」とも。
「麦の家」は地方の福祉実践活動の一環として、月1回、周辺福祉関係諸施設のスタッフや指導者が実践事例を持ち寄り、研究、討議をしている。
また、10月28日午前9時20分縲恁゚後4時30分まで、中川村文化センターで、「第2回麦の家・地方の福祉実践研究集会」を開く。上智大学名誉教授のアルファンス・デーケン博士(生と死を考える会全国協議会名誉会長)が「生と死、そしてユーモアを考える」。松本理事長が「生と死を選ぶことの出来る場を創る-認知症高齢者向けグループホームから考える-」と題してそれぞれ講演する。「死を看取るということについて」をテーマにパネルディスカッションもある。詳細は麦の家(TEL88・4069) -
県社会福祉大会表彰報告
駒ケ根市の保健補導員のOBでつくる「保健あすなろボランティア部」(赤須順子部長、16人)と、精神障害者の地域生活をサポートするグループ「メンタルケアほほえみ」(宮沢法子会長、16人)、駒ケ根市民生児童委員会長の堀千代美さんは県社会福祉大会(5日、上田市)で社会福祉功労の表彰を受けた。6日、2団体の代表者ら3人が市社会福祉協議会(北沢洋会長)を訪れ、表彰を報告した=写真。宮沢会長と赤須部長は、表彰は多くの先輩のおかげ竏窒ニ話した。北沢会長は長年の地道なたゆまぬ努力の成果だ」と笑顔で表彰をたたえた。
保健あすなろボランティア部は94年設立。デイサービスセンターや精神障害者共同作業所などで利用者の支援を続けている。メンタルケアほほえみは93年の設立以来、駒ケ根病院などで精神障害者の支援活動に携わってきたほか、精神障害者グループホームの設立にもかかわった。 -
長谷地区社協が発足
伊那市長谷地区で4日夜、長谷地区社会福祉協議会が発足し、本年度の民生児童委員長を務める池上明博さんを会長に選出した。
新伊那市の発足に伴い昨年10月、旧3市町村にあった社会福祉協議会も統合し、一つの組織として活動を開始している。
旧伊那市では地域福祉の振興などを目的として旧村を単位とする「地域社協」が個々の活動に取り組んでいるが、高遠町、長谷地区には似たような組織は存在するが社協組織はなかったため、各地区の関係者に呼びかけて地域社協づくりを進めてきた。
そんな中、長谷地区ではまず、地区全体の社会福祉協議会を発足し、その後、旧村単位の地域社協づくりを目指すこととなり、区長会や民生委員らとの話し合いを進めてきた。
池上会長は「任期までしっかり務めていきたい」とあいさつ。今後は、一人暮らし高齢者との懇談会やボランティアとの交流会などに取り組んでいく。 -
チャリティマレット寄付
駒ケ根市の町二区高齢者クラブ「鶴声会」(小林俊雄会長)は1日に市内の赤須城址マレットゴルフ場で開いたチャリティマレットゴルフ大会で参加者などから集めた募金2万円を市社会福祉協議会(北沢洋会長)に寄付した。3日、小林会長と松崎清副会長が市社協を訪れ「わずかばかりだが福祉のために役立てて」と北沢会長に寄付金を手渡した=写真。北沢会長は「温かい善意をありがとう」と礼を述べた。チャリティにはクラブ会員約60人が協力した。
同クラブのチャリティマレット大会と寄付は今年で20年目となる。大会は当初8月30日に予定されていたが雨続きで2回順延された。
上位は次の皆さん。
(1)小松まさる61(2)小松公人63(3)小原義一65 -
町長が高齢者敬愛訪問
「敬老の日」を前に
4日、飯島町の高坂町長は、米寿(88歳)を迎える50人の高齢者宅を訪問し、町からの福祉金を贈り、長寿を祝った。
このうち、高坂町長の訪問を受けた吉川美里さん(高尾)は「膝が痛く、糖尿病があり、血圧も高めだが、町の貯筋教室に通ったり、転ばないように注意している。野菜づくりや散歩をするのが日課、テレビは時代劇が好き、なんでもよく食べている」と笑顔。
高坂町長は「顔の色つやもよく、お元気そうだ。体に気をつけ、元気で長生きを」と激励した。
大陸の花嫁として満州に渡り、ソ連参戦をによる、命がけの避難中に2人の娘を亡くし、夫はシベリアに抑留されたという美里さん。「コウリャン粥と大豆で命をつなぎ、引揚船の中で気を失い、海に投げられる寸前に気がついた、よく生きて帰れたものだ。その時のことを思えば、大抵のことは苦労ではない」とも。
なお、町内の敬老行事は各区、耕地による敬老会など。町内の最高齢者は102歳、高齢化率は26・99%(8月1日現在)。 -
村社協デイサービスセンターで避難訓練
宮田村社会福祉協議会デイサービスセンターで3日、火災を想定した避難訓練が行われた。利用者は身の安全を守るため「頭巾」をかぶり、職員の誘導に従って車イスや徒歩で避難した。
1日の防災の日にあわせて毎年実施。7分30秒で21人全員が玄関前に避難した。
職員はあわせて消火栓を使って放水訓練。利用者の安全を第一に考えて、連携も再確認した。
山浦正弘社協会長、酒井一衛同事務局長は「有事の際は、落ち着いて職員の指示に従って」と呼びかけた。 -
ふれあい広場にぎやかに
「であい、ふれあい、かがやくいのち」をテーマに2日、駒ケ根市総合文化センター周辺で、第23回ふれあい広場(同実行委員会・市社会福祉協議会主催)がにぎやかに開かれた。所狭しとテントが並び、施設や各種団体が飲食物の販売やバザーなどを実施。健康チェックや演芸大会などが繰り広げられ、多くの市民が健常者、障害者、老いも若きも関係なく、触れ合いを深めた。
福祉施設や学校、地域ボランティアなどが50余のブースを開設。機能回復訓練で作った手作り品、小・中学生やボランティアの作品などが即売された、多く市民が1つ、2つと買い求めていた。
演芸大会では西駒郷の和太鼓でオープニング、市内の福祉施設や小、中学校のグループが、歌や合奏、演歌体操、カラオケ、踊りなど多彩なプログラムが繰り広げられたほか、中間でラッフルチケット抽選会もあり、盛り上がった。
また、県福祉協議会が開発した「外国籍住民のための震災模擬体験すごろく(震災シュミレーションゲーム多言語版)」の披露も行なわれ、子どもや大人が2人1チームで、地震の際の1時避難をすごろくで体験した。ゲームは日本語、英語、ポルトガル語、中国語、タイ語の5カ国語で対応。外国籍の子どもたちも楽しんでいた。
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小田切川で美化作業
地域を流れる小田切川の愛護活動に取り組む宮田村町三区の有志でつくる愛川会(あいせんかい、湯沢武雄会長)と同区役員はこのほど、同河川でゴミ拾いなどの環境美化作業を行った。
昨年7月の豪雨では、同川に流れ込んだ流木の撤去をボランティアで行うなど尽力した同会。年に1度はゴミ拾いも行い、地元の川を大切にしている。
この日は約40人が参加。相当量のゴミを回収し、汗を流した。 -
宮田村と南箕輪村の両民生児童委員が合同研修
宮田村と南箕輪村の両民生児童委員協議会は28日、2年に1度の合同研修会を宮田村で開いた。今後の取り組みに活かそうと、活動報告や意見交換。子どもから高齢者まで地域の人たちの生活を地道に見守っていこうと、改めて確認し合った。
宮田村の浦野勝人会長は、先日あった全国大会の様子を報告。子どものしつけや飽食など、社会の変化が周囲にも渦巻いていることを話した。
南箕輪村の掘深志会長も、社会環境の変化にふれながら「特に児童福祉が問題になっている」と指摘した。
委員数は宮田村が18人、南箕輪村が28人と違うが、同規模の自治体で環境も似通っていることもあり、交流は20年以上前から続いている。
席上、自己紹介で現況を報告し、活動するうえでの特色など情報も交換。新田区の本坊酒造にも足を運び、懇親も深めた。 -
宝船(ほうせん)がたかずやの里の子どもたちを焼肉に招待
伊那市天竜町の焼肉・韓国レストラン「宝船(ほうせん)」(金光三郎社長)は26日、伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」の子ども約40人を焼肉に招待した=写真。
全国焼肉協会の加盟店日ごろお世話になっている地域に恩返しを竏窒ニ、全国焼肉協会の「ヤキニクまつり」に合わせて行っている取り組みで13年目。焼肉の後は近くのカラオケ店でカラオケをするのが恒例となっており、この日を楽しみにする子どもたちも多いという。
子どもたちは、焼き具合をうかがいながら肉や野菜を次々に口へ運び、「おいしい」「こっちはまだ?」などと焼肉を楽しんだ。また、食べ終わった後は店の人たちに「ごちそう様でした」と感謝の気持ちを伝えていた。
金光社長は「BSE問題などがあって大変な時期もあったが、何とか乗り越えてくることができた。毎年楽しみにしてくれている子どもたちもいるので、今後も続けていきたい」と話していた。 -
駒ケ根市ふれあい広場ポスター展
9月2日に開かれる駒ケ根市の第23回ふれあい広場をアピールするポスターの応募作品が市役所ロビーで展示されている=写真。作品は小学2年生縲恍・w2年生の34点。広場のテーマである「思いやりのある 共に生きる 心豊かなまちを」の趣旨に沿った優しさあふれるポスターの数々に、訪れた市民らは思わず足を止めて見入っている。
展示作品はふれあい広場開催当日には会場の文化会館小ホールに展示される。 -
伊南福祉会決算
伊南4市町村でつくる社会福祉法人伊南福祉会(理事長・中原正純駒ケ根市長)の06年度決算が23日の伊南行政組合議会全員協議会で報告された。全体の収支は2億1670万円の黒字で、繰越金は5億1080万円となった。
昨年12月に新築、移転した特別養護老人ホーム観成園は2億3800万円の黒字、救護施設順天寮は360万円の赤字だった。
老人保健施設フラワーハイツは3億1320万円の黒字、伊南訪問看護ステーションは870万円の黒字だった。 -
那須屋興産が伊那まつりの収益を伊那市に寄付
伊那市の産業廃棄物収集運搬などに取り組む那須屋興産(池上幸平社長)が22日、8月5日の伊那まつりで得た収益金の一部と従業員からの寄付金、合計5万円を伊那市に寄付した=写真。
5年ほど前から伊那まつりの伊那まつりの「遊ingビレッジ」に出店している同社では、今年のまつりにも金魚すくいとヨーヨー釣りの出店を出店した。結果、3万5千円の収益があったため、それに社員から募金1万5千円を加えて、同社がISO14001の環境方針として掲げる「21世紀の子どもたちのために美しい地球を残そう」に取り組んでもらうため、子育て支援事業に宛てて寄付をすることに決めた。
池上社長は「子どもたちに美しい環境を残してほしい」と話していた。 -
ハンディ乗り越え頑張る2人を地域が応援
知的障害と向き合い人生の節目を迎えた宮田村の2人の若者を励まそうと22日、彼らの成長を見守ってきた地元の人たち約40人が手づくりのパーティーを福祉交流施設なごみ家で開いた。
日本身体障害者水泳選手権大会に出場する伊那養護学校1年の石沢昌樹君(16)=大田切区=と、村福祉作業所に通う同校OBで成人を迎えた吉澤康希さん(21)=大久保区=の2人で、恩師も駆けつけたあたたかな歓迎に少々緊張気味。
しかし、みんなから寄せ書きのプレゼントが贈られ満面の笑みに。吉澤さんは「これからも皆さんに教えてもらったことを大切にしていく」とあいさつした。
周囲の絶大な声援に、石沢君も来月に控えた大会に向けて気分を新たに。
呼びかけ人の加藤恵美子さん=町一区=は「地域の応援が彼らにとって大きな励みになるはず」と、障害者に対するさらなる支えの輪の広がりに期待を寄せた。 -
宮田学級が地域福祉に理解を深め
宮田村公民館の生涯学習講座「宮田学級」は22日、地域福祉に目を向けようと、村内の施設を中心に見てまわった。住んでいても訪れる機会がなかった施設も多く、参加した25人の学級生は新鮮な様子。支えあいのなかで暮らしていることを再認識した。
村福祉作業所では利用者の作業風景を見学。和気あいあいとふれあいつつ、熱心に打ち込む姿に目を細めた。
施設職員から「接して頂き、関心を持ってもらうことが一番大切に思う。今後も応援してください」と声をかけられた学級生。
橋爪千春学級長は「健康で今まではあまり省みなかったが、地域でふれあい支える大切さを感じた」と話した。
一行は宅幼老所わが家など村内施設を車中から見学。駒ケ根市の特別養護老人ホーム観成園にも足を運び、話しを聞いた。 -
西駒郷協力会総会
知的障害者総合援護施設長野県西駒郷(吉江速人所長)に協力する事業所などでつくる西駒郷協力会(会長・中原正純駒ケ根市長)は20日、07年度総会を駒ケ根市のグリーンホテルで開いた=写真。会員と西駒郷職員など約20人が出席。新たに建設中の新居住棟「さくら寮」の概要と建設工事の状況などについて報告を聞いたほか、06年度事業・決算報告、07年度事業計画・予算案を承認した。
さくら寮は西駒郷の施設が老朽化していることなどから利用者の居住環境向上を図ろうと昨年8月に着工した。木造平屋建て、述べ床面積約2800平方メートルで、全室個室。定員は60人。にしこま祭が開かれる10月13日にしゅん工式を行う。 -
隣近所の助け合いに議論深め、大原区有志「考える会」
宮田村大原区の有志でつくる「おおはらを考える会」はこのほど、発起人会を開いた。区内に向けて発行している情報誌「おおはら」の充実や地域の助け合いなど、会としてどのような協力ができるか議論を深めた。
地域がつながるように情報を共有化しようと、スタートした情報紙の発刊。
3年目を迎え「いち早く区の行事が分かる」と好評だが、今後は若い人などにも関心を持って読んでもらえるようにしたいなど、紙面の充実に向けて検討を深めた。
各地で議論が交わされている災害時の助け合いマップについても話しが及び、大原区で既に導入している「お隣さんネット」の活用など、隣近所の連携を密にしていくことが重要と意見を交わした。 -
南箕輪村
扇翔乃会南箕輪村文化団体連絡協議会に所属する新日本舞踊の会。沢尻地区に暮らす会員6人が、毎週、沢尻コミュニティセンターに集まり、歌謡曲に合わせて踊りの練習をする。新日本舞踊の伊駒流に入って15年。5年前から家元の伊駒寿宜さんの指導を受けている。
30年以上前、農協の生活部会の活動がはじまり。沢尻地区の公民館活動で民踊の会「なでしこ会」として当時は27人が参加していた。伊駒流に入ったのを機に名前を「舞扇会」に。さらに家元の指導を受けるようになったことで、現在の「扇翔乃会」に改名した。
月2回、家元に教わり振付を学ぶ。それ以外は皆で自習する。3カ月から4カ月かけて1曲仕上げ、出来上がると各自の記録と勉強のために家元の教室で一人ずつビデオ撮りをする。
伊駒流の発表会に出演するほか、村の文化団体として文化祭に毎年出演して華麗な踊りを発表。村社協まつり、沢尻区の敬老会や区民祭り、区民集会でも踊りを披露する。
ボランティア活動にも取り組み、伊那市のさくらの里、オードリー、すずたけ、箕輪町のグレイスフル箕輪など老人福祉施設を訪問する。「天命」「しあわせ坂」「ああ上野駅」「城ヶ島雨情」など練習した曲の中からくじ引きで曲決めし、1人1曲、皆で2曲の計8曲を披露する。
「皆さん楽しみに待っていてくれる」「また来てねと言ってくれる」と、訪問は会にとっても張り合いの一つ。「私たちはまだ丈夫で健康でいるけど、それが逆転する時がくる。それまで、皆さんが楽しんで、元気になってくれればいいなと思う」という。
「踊りがあると思うから元気でいられる。踊りが好きってこと」と会員。「ボケ防止と体の健康のため」「元気で長生き、ピンピンコロリがいいね。そういう気持ちで頑張っています」という人もいれば、「趣味がなくなると老ける。人間は挑戦する気持ちがあるといつまでも若くいられる。挑戦することを実践しています」という人も。9月からは毎月、敬老会や文化祭などスケジュールがいっぱい。多忙な日が続く。
「趣味を生きがいにしつつ、人生を進んでほしい」と、随時会員を募集中。「仲間をお待ちしています」(村上裕子) -
日章旗64年振りにふるさと飯島に万感の帰還
太平洋戦争の激戦地、ガナルカナル島で戦死した飯島町七久保出身の日本兵、故宮下忠男さんの武運長久を祈る日章旗が17日、飯島町役場で、ガ島から持ちかえった元米海兵隊、故デッド・チャールズ・ポールセンさん(米国ユタ州)の関係者から、64年振りに遺族に返還された。
役場には昨年8月に亡くなったデッド・チャールズさんの息子、ロリン・デッドさんから、友人を通じて、日章旗の持ち主探しの依頼を受け、日本に持参したイエス・キリスト協会のデビッド・ロバーソン夫妻(東京在住)が訪れ、戦死した忠男さんの実弟、北沢照雄さん(86)に手渡された。
北沢夫妻をはじめ、妹夫婦ら遺族9人、町、日本側の協力者、関口浩さんら約20人は万感の思いを胸に、両国の絆と平和を祈るセレモニーを見守った。
忠男さんは1918年七久保村うまれ、39年応召され、43年11月2日、ガダルカナル島で戦闘に参加、中部太平洋上で撃沈され、戦死(享年25歳)したとされている。階級は軍曹。遺骨や遺品は届いていない。
関口さんの説明では、ポールセン海兵隊員は一級砲手として、ガ島で戦い、日本兵の生死を確認するため、1つ1つ遺体を調べる中で、階級の上と見られる遺体から、ピストルや短剣とともに日章旗を本国に持ち帰った。以来、勇敢に戦った日本兵士への敬意を込め、大切に保管していた。数年前から、持ち主の遺族に返還したいという思いが募り、友人を通じて、ロバートソンさんに遺族を探してくれるように依頼した。
日章旗には七久保神社や村関係者などの署名はあったため、昨年11月、飯島町に照会があった。しかし、出征兵士の名前「為書き」が無かったため、持ち主探しは難航、1時はあきらめかけたが、7月の飯島町戦傷病没者追悼式を機に、51人の署名者のうち、村外者4人は親族では考え、その方向から調査を再開、8月10日に持ち主が判明。その報告が米国のポールセン家に届いたのが14日、奇しくもデッドさんの一周忌の命日だったという。
ロバートソンさんは「19年前から度々来日し、日本の人々の交流する中で、どうして、このような愛のある、すばらしい人たちと戦いを起したのか理解できないと感じた。人と人の間に愛と理解があれば戦いは起きない。日章旗の返還に参加できたことに感謝している」と話した。
また、遺族を代表し北沢さんは「兄の遺品が戻ることなど、夢にも思わなかった。多くの皆様のお骨折りのお蔭」と感謝していた。 この後、遺族らは墓参りをし、墓前に報告した。遺品の日章旗は忠男さんの実家である宮下家で保管するとか。 -
宮田中生徒が成人式の会場を設営
宮田村の成人式は15日に宮田中学校を会場に行うが「先輩たちのために」と同校生徒87人が10日、式の会場設営に汗を流した。
夏休みの部活練習で学校に来ていたバスケット、バレーボール、陸上、吹奏楽の各部員が協力。新成人が式典で座るイスなどを体育館に並べた。
村のケーブルテレビで流す成人式の番組にも協力。新成人に贈るメッセージを部活ごとに収録した。
新成人の大半は宮田中OB、OG。村教育委員会は「母校で門出を迎えてもらおう」と3年前から成人式を同校で開いている。