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雨が降る悪条件のなかで遭難男性を救助
伊那署は17日、中央アルプス経ヶ岳(2、296メートル)で遭難した男性を夜間、雨が降る悪条件のなかで救助した功績をたたえ、伊那市西春近の木工業・唐木真澄さん(61)に感謝状を贈った=写真。
中央アルプス山岳救助隊副隊長の唐木さんは、同署からの依頼を受け、9月28日午後4時30分ころ、署員2人で同市西箕輪の仲仙寺側登山口から入山。午後7時40分ころ、9合目付近の分岐点を辰野町側に約1キロ下りた笹薮の中で、単独で入山した諏訪市の60代男性を発見した。男性は衰弱していたが、けがはなかったという。
同署で中山均署長から感謝状を受け取った唐木さんは「地図を見たりと、計画性のある登山を心がけてほしい」と登山者に呼びかけた。 -
交通事故の重体死亡
8日に宮田村の県道交差点で軽自動車にはねられて頭を強く打ち、意識不明の重体となっていた宮田村南割の無職坂駄あき子さん(75)が14日午後5時5分、多臓器不全により駒ケ根市内の病院で死亡した。
坂駄さんは8日午前9時55分ごろ、宮田村の県道交差点の横断歩道を歩いていたところ、伊那市西春近の無職溝上康時さん(80)が運転する軽自動車にはねられた。 -
普通自動2輪車に2人乗りの17歳男性重体
14日午後7時10分ころ、伊那市美篶上川手の国道361号上で、伊那市街地方面から高遠町方面に進行していた二人乗りの普通自動2輪車と、交差する左方向市道から進行した普通乗用車が出会い頭に衝突した。
この事故で普通自動2輪車に乗っていた市内在住の高校2年男性(17)が骨盤骨折等で重傷、上伊那郡在住の同高校2年男性(17)が急性硬膜下出血腫等で重体となり市内の病院に搬送。普通乗用車に乗っていた市内在住のアルバイト男性(19)に、けがはなかった。
伊那署は事故原因、普通自動2輪車の運転者などについて捜査中としている。 -
伊那市西箕輪で物置小屋火災
14日午前8時ころ、伊那市西箕輪大萱の無職・唐澤甲子雄さん(81)方の鉄骨平屋トタンぶき物置小屋から出火。約16平方メートルを全焼し、同8時29分に鎮火した。けが人、類焼はなかった。
伊那署は、物置小屋内に設置してあった、まき燃料ボイラーの火の不始末とみて捜査している。 -
交通死亡事故現場診断と防止策を検討
駒ケ根署は8日飯島町七久保で発生した交通死亡事故を受け、13日、広域農道(県道飯島飯田線)七久保地籍の交通死亡事故現場で現地診断を行った。
同署や伊那建設事務所、飯島町、伊南交通安全協会、地元など関係者ら約30人が参加。 現場では渋谷保人交通課長が事故概要を説明。事故は8日午前6時35分ころ、駒ケ根市方面から松川方面に前車に追従中の軽4自動車が緩やかな右カーブで、黄色センターラインをはみ出し、対向してきた普通貨物自動車右前部角・側面部に自車右前部を衝突させ、乗車していた女性(49)が即死したもの。事故原因について「トラックや後続車の運転者の話では、徐々に対向車線にはみ出し、衝突した。前方の安全を確認しないまま、漫然と運転していたと見られる」と話した。
飯島町役場で行った対策会議では、事故防止対策として、伊那建設事務所は▽センターラインの両側にドットマーク(点線表示)を入れる▽カーブの手前に衝撃を与え、音を発生させる切りこみを入れる▽注意を喚起させる看板の設置-を検討するとし、駒ケ根署は同路線の速度取り締まり強化、町、安協は町ぐるみの啓発活動-などを挙げた。
このほか、地元の高遠原耕地の片桐恒美総代は「現場は濃霧が発生しやすい場所で危険、対策を」などの要望もあった。 -
駒ケ根市で重傷交通事故
11日午前7時30分ごろ、駒ケ根市赤穂小町屋の市道で松川町の会社員森夏美さん(22)の運転する普通乗用車と対向してきた駒ケ根市赤穂福岡の無職北澤よし子さん(66)運転の軽自動車が正面衝突した。北澤さんは右脚の骨を折る重傷、森さんにけがはなかった。
駒ケ根署で原因を調べている。 -
中沢産業訴訟
最高裁判所は11日、駒ケ根市中沢の建設物解体業、大成産業(酒井睦夫社長)の産業廃棄物処理施設の操業を巡り地元住民と争っている民事訴訟で、同社の上告を棄却した。
大成産業は4月28日、東京高裁が出した「1審を支持し、控訴を棄却(操業差し止め)」の控訴審判決を不服とし、6月中旬、最高裁判所に上告し、8月1日受理された。
「上告を棄却」の知らせを受けた原告団の竹村寿彦副団長は「裁判が始まってから5年余、長い戦いを振り返ると、感無量。受理から2カ月という異例の早さで棄却が出たことに驚いている。6月に炉の撤去について県知事に申し入れをしており、現在、担当課が調査していると聞いている。こちらの動向も注視したい」と話していた。
大成産業側は「まだ内容を聞いていないのでなんともいえない」としている。
大成産業の産廃処理施設に対し、安全性、健康面などから、操業の中止を求めてきた地元住民は174人に及ぶ。 -
飯島で死亡事故
8日午前6時35分ごろ、飯島町七久保の広域農道で松川町の臨時職員中平准子さん(49)が運転する軽自動車と長野市の運転手小林隆二さん(32)の4トントラックが正面衝突した。中平さんは頭や胸を強く打ち、駒ケ根市内の病院に収容されたが午前7時55分に死亡した。小林さんにけがはなかった。
駒ケ根署は、駒ケ根市方面から松川町方面に向けて走っていた中平さんの軽自動車が右カーブでセンターラインを越えたものとみて事故の原因を詳しく調べている。 -
宮田で意識不明の重体
8日午前9時55分ごろ、宮田村の県道交差点で伊那市西春近の無職溝上康時さん(80)が運転する軽自動車が横断歩道を歩いていた宮田村南割の無職坂駄あき子さん(75)をはねた。坂駄さんは頭を強く打ち、意識不明の重体となっている。溝上さんにけがはなかった。
駒ケ根署の調べによると、溝上さんの軽ワンボックス車は駒ケ根市方面から伊那市方面に向かって走っていた。同署で原因を調べている。 -
キノコ採りの男性行方不明2晩目
2日に飯島町の山林へキノコ採りに入ったまま行方不明になっている名古屋市の男性(61)の捜索は、2日に続き3日朝から駒ケ根署や消防などによって再び行われているが、同日夕現在まだ見つかっていない。
男性は2日午前10時30分ごろ仲間4人とともに飯島町七久保日向沢付近の山林にキノコ採りに入ったが、午後0時40分ごろから行方が分からなくなった。仲間が捜索したが見つからなかったため、午後2時20分に七久保駐在所に届け出た。 -
都会の家族が稲刈り楽しむ
高遠町勝間の高遠さくら米の里「ふれあい農園」で1日、稲刈り体験会があった。5月下旬に田植えをした都会の家族らが立派な穂をつけた稲を刈り、収穫を喜んだ。
米の消費拡大や高遠さくら米のPRも兼ね、都会の人たちに農業に親しんでもらおうと6年目。東京、神奈川、埼玉などの都県から、昨年より24組多い52組の申し込みがあり、この日は23組71人が参加した。
勝間協業組合が管理する水田約13アールで、地元の農家らの指導によって、鎌(かま)で手刈りをし、はざ掛けを体験。普段できない経験とあって、稲の感触を楽しみながら丁寧に作業を進め、汗を流した。
埼玉県から8歳の娘と参加した女性(32)は「難しいかと思ったが、想像していたより簡単にでき、楽しませてもらった。娘がご飯を食べるときにでも今回のことを思い出してくれればなって思います」と話していた。
ふれあい農園はオーナー制で、一家族一区画あたり60キロが届けられる。 -
コンクリート塀に衝突 軽自動車運転手死亡
1日午後2時00分ころ、伊那市西箕輪の市道で、近くに住む会社員の須藤礼潮愛さん(27)が運転する軽4輪輪貨物自動車が走行中、道路右側のコンクリート塀に衝突。市内の病院に搬送されたが午後4時05分、胸部を打つなどの理由で死亡した。
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CD盗んだ土木作業員に猶予刑
パチンコ店の景品コーナーから音楽コンパクトディスク(CD)を盗んだ罪に問われていた、伊那市西箕輪大泉新田の土木作業員・唐澤学被告(31)に対し、簡裁伊那支部は29日、懲役1年2月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
起訴状によると、唐澤被告は6月2日午後9時57分ころ、伊那市内にあるパチンコ店の景品コーナーからCD1枚(時価約3672円相当)、翌3日午後9時37分ころにも、CD1枚(時価約3468円相当)を盗んだ。 -
農道で正面衝突
21日午後5時19分ごろ、飯島町七久保の広域農道で伊那市伊那部の会社員田中宏さん(26)運転のライトバンと松川町元大島の会社員中平勇さん(23)運転の乗用車が正面衝突した。田中さんはあごの骨を折るなどの重傷、中平さんは胸を強く打つ軽傷を負った。
現場の道路は緩やかなカーブ。駒ケ根署は田中さんがセンターラインを越えたものとみて原因を調べている。 -
コンバインの下敷きで死亡
17日午後4時50分ごろ、飯島町日曽利の水田で乗用コンバインを運転していた同町鳥居原の農業小笠原房雄さん(72)が誤ってコンバインの下敷きになり、駒ケ根市内の病院に運ばれたが8時46分、急性心不全で死亡した。
駒ケ根署の調べによると、小笠原さんは乗用コンバインを運転してあぜ道から水田に入ろうとしたところ、運転を誤って約1・5メートル下の水田にコンバインもろとも転落して下敷きになった。 -
賃金払わず書類送検
伊那労働基準監督署は14日、労働基準法違反の疑いで、伊那市西箕輪の道路貨物運送業「アート」社長(52)と、駒ヶ根市上穂栄町のパン製造業「カミセイ」社長(62)を県地方検察庁伊那支部に書類送致した。
調べによると、アート社長は、労働者11人に対し、04年8月1日から05年2月28日までの賃金合計387万400円を、それぞれの所定の支払期間である毎月末日(一部の労働者については毎月10日)に支払わなかった疑い。
カミセイ社長は労働者10人に対し、04年11月26日から05年1月25日までの賃金合計224万3718円を、それぞれの所定の支払期間である毎月末日に支払わなかった疑い。 -
小1女児重傷
7日午前7時40分ごろ、駒ケ根市飯坂の市道を横断していた同市下平、自営業池上攻さん(37)の長女で赤穂東小学校1年の有咲ちゃん(7つ)が、同市上穂北、派遣社員平沢葉月さん(23)が運転する乗用車にはねられた。有咲ちゃんは市内の病院に運ばれたが、あごと左足の骨を折る重傷。
現場は直線の道路で、有咲ちゃんは4年生の兄と一緒に徒歩で登校中、渋滞で停車していた自動車の列の間から道路に出たところを、反対車線を時速約30窶・0キロで走ってきた平沢さんの車にはねられた。駒ケ根署は双方の安全確認が不十分だったとみて原因を調べている。
市内では小・中学生が重傷を負う交通事故が8月だけでも3件起きていることから、同署は文書を配布して学校などに注意を呼び掛けていた。 -
伊那署が振り込め詐欺の被害防止の注意呼びかける
伊那署は、管内で警察本部職員をかたる振り込め詐欺の未遂事件が発生したことを受け、被害の拡大防止のための注意を呼びかけている。
調べによると、8月29日昼ころ、伊那市内に住む女性あてに警察本部交通課の者と名乗る男から、「息子さんが、今年の6月に飯田市内で他人の車を飲酒運転して事故を起こしたのを知っていますか。その件で警察から再三呼び出しをしたが出頭しないので、今日息子さんを県警本部へ連れてきた。この交通事故の弁護士費用として、お宅と車所有者とで50万円ずつ払ってもらうことになります」との電話があった。
女性は、6月に息子が県外へ出張中であったことを知っていたため、被害には逢わなかった。
伊那署では、「警察が交通事故の示談金や弁護士費用などの支払いにかかわることは絶対にない。心当たりのない振り込み要求は詐欺と疑う。振り込む前に、必ず家族などに相談する。相談相手がない場合は、警察や銀行に相談する」と呼びかけている。 -
酒に酔い暴行 17歳少年逮捕
伊那署は30日午前4時24分ころ、南箕輪村内のコンビニエンスストアでアルバイト店員に対し暴行を働いた疑いで、上伊那郡内の17歳少年を現行犯逮捕した。
調べによると、同少年は酒に酔い、店内で客に絡んでいたところ、店員に注意されたことに腹を立て、近くにあったごみ箱を投げつけ、けがを負わせた疑い。
また、店員からの通報で駆け付けた警官に対しても、持っていた警棒で立ち向かってきたという。 -
駒ヶ根の大型トレーラ事故
国交省が事故原因調査へ国土交通省北陸信越運輸局長野運輸支局は25日、22日駒ヶ根市赤穂の駒ヶ根駒ケ岳公園線・北原交差点吹付近で発生した大型トレーラ車の事故について、事故原因の調査をするよう製造メーカーに指示した。
事故は、県内の貨物運輸業者の大型トレーラ(車名・東急)が発進する際に、牽引するトラクタ(車名・三菱)から離脱した。連結するターンテーブルは横浜車両製。けが人等はなかったが、特異な事例で、他の交通に対して危害を及ぼす事故であったことから、製造メーカーによる事故原因の調査となった。
長野運輸支局は、調査結果を受けてから当該運輸事業者の保守管理上の問題を確認するとしている。 -
飯島で交通事故
13日午後6時55分ごろ、飯島町飯島石曽根の無職市村寿子さん(88)が自宅敷地内で盆の迎え火をたいていたところ、同人宅を訪れた同町七久保のアルバイト漆沢貴美江さん(38)運転の軽自動車にはねられた。市村さんは駒ケ根市内の病院に収容されたが、右足首を骨折するなどの重傷。漆沢さんにけがはなかった。
駒ケ根署は原因について、市村さんが道路に背を向けてしゃがんでいたたため、漆沢さんが気がつかずに敷地内に進入したものとみて調べている。 -
火災の消火と人命救助で消防署長が感謝状
宮田村町3区で発生した火災で、人命救助と初期消火にあたった同村大原区の井上武弘さん(59)雄史さん(28)親子と、友人の太田聖治さん(27)=伊那市西春近出身=の3人に12日、伊南行政組合消防本部北消防署長から感謝状が手渡された。「当たり前のことをしただけ」と話したが、同署は「的確な行動で消防の模範」とたたえた。
3人は先月16日夜、村内で行われた祇園祭を一緒に見物して帰宅途中に火災を発見。携帯電話ですぐに消防へ通報した。
さらに家の中にいた老人を屋外へ救出。風呂場の水を使って消火に務めた。
天ぷら鍋のかけ忘れが出火原因だったが、消防到着時には既に鎮火。的確な判断により延焼はなく、老人も無事だった。
この日は村役場で感謝状の贈呈式があり、井上武弘さんが出席。古澤正則北消防署長は「皆さんの活躍で被害は最小限に食い止められた」と感謝した。
「とにかく火を消すことしか頭になかった」と井上さん。当たり前のことをしただけと繰り返したが、3人の勇敢で迅速な行動が地域を守った。 -
伊那市の小黒川付近でクマに襲われけが
11日午前9時30分ころ、伊那市西町区大坊の小黒川付近で、河川管理のため一人で巡視中だった駒ヶ根市東伊那の県嘱託職員・新井佑幸さん(63)がクマに襲われ、顔面や額、左ふとももなどを負傷した。市は防災無線や有線放送などを通じて注意を呼びかけている。
新井さんは、自力で近くの民家まで助けを求め、救急車で市内の病院に運ばれた。命に別状はないという。
助けを求められた女性(62)によると、「額は右側が10センチ、左側が20センチくらいの長さで裂け、顔やシャツは血だらけ。急ぎ、氷で冷やした。お尻も左側のズボンが破れていた。自分で車を運転し、救助を求めてきた。気丈でしっかりしていた」。
現場は、幅1・5メートルくらいの作業道。草の上には点々と血が残されているなど、被害の大きさが分かる。
地域住民の多くは、作物の被害や足跡などからクマが近くに生息していることは分かっていたが、人を襲ったのは初めて窶狽ニ驚いていた。
市は、午前11時に防災無線で周知し、近くのキャンプ場、学校にも注意を呼びかけた。また、午後は、伊那市猟友会の協力で、現場付近の小黒川両岸に、1基ずつドラム缶の捕獲檻(おり)を設置した。
上伊那では昨年8月16日、宮田村でジョギング中の男性が子連れのクマに襲われている。 -
小学生重傷
10日午前9時5分ごろ、同市下平の会社員木下弘一さん(43)の長男で小学2年生の翼君(7歳)が自宅前の市道上に停車中の普通乗用車を降り、自宅に戻ろうと道路を横断しようとしたところ、対向車線を時速約40キロのスピードで走ってきた同市下平の公務員近藤利三さん(33)運転の普通乗用車にはねられた。翼君は頭を強く打つなどの重傷だが命に別状はないもよう。駒ケ根署は双方の不注意とみてさらに原因を詳しく調べている。
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用水路で発見バイクの92歳死亡
8日午後7時16分ころ、高遠町長藤弥勒の諏訪神社前の用水路で、近くに住む無職の北原武雄さん(92)が原付バイクと一緒に転落しているのを、北原さんの帰宅が遅いことを心配した家族が発見。救急車で伊那市内の病院に収容したが午後8時44分、死亡が確認された。
用水路の横には幅2・5メートルほどの町道があり、辺りに街灯はない。道路と水路との最大落差は約2メートルほどで、水深は約20窶・0センチ。
伊那署管内の交通死亡事故は今年で2件目。高遠町では1425日ぶりとなった。
8月8日現在の交通事故373件(前年同期日7件減)のうち、高齢者が関わる交通事故は100件(同14件増)と全体から見ても多く、バイク事故も多発している。 -
遭難女性を救出
南アルプス北部遭対協と伊那署は、左足骨折の重傷を負って遭難した、東京都町田市鶴川の無職の女性(68)を6日午後10時過ぎころ、救出し、伊那市内の病院に収容した。
調べによると、遭難した女性は、4人パーティーで5日、長谷村から入山し、甲斐駒ケ岳へ登頂した。下山途中の6日午後3時ころ、双児山付近で滑走し、左足を負傷。同日午後4時20分ころ、山小屋を通じて南アルプス北部遭対協などに救助要請をした。 -
自動車と衝突しバイク男性重傷
7日午後4時20分ころ、伊那市山寺区前橋町の県道・南箕輪沢渡線の交差点で、高遠町山室の会社員・橋爪浩二さん(42)が運転する自動二輪車(250cc)と、伊那市山寺区上村の無職・高澤忠雄さん(71)が運転する普通乗用自動車が衝突した。この事故で、橋爪さんは骨盤骨折などの重傷を負った。
調べによると、橋爪さんが伊那北駅方面から南箕輪方面にバイクで進行中、交差点を左側から進行して停止した高澤さんの自動車と衝突したもの。 -
自転車の中学生が重傷
3日午前8時20分ごろ、駒ケ根市東伊那の市道交差点で、伊那市伊那部下新田の無職久保村千代里さん(60)運転の普通乗用車と駒ケ根市東伊那の中学生片桐僚佑さん(14)の自転車が出会い頭に衝突した。片桐さんは駒ケ根市内の病院に運ばれたが右下腿部骨折の重傷。久保村さんにけがはなかった。駒ケ根署で事故の原因を調べている。
現場は見通しの悪い丁字路で、信号機や一時停止の標識などはない。
この事故で今年同署管内の交通事故件数は140件、負傷者数は203人となった。 -
みはらしラベンダー盗難
業務用や鑑賞用として農業公園みはらしファームが園内で育てているラベンダーの一部が、切り取られていることがこのほど発見され、花を育ててきた公園職員らが心を痛めている。
花が盗まれたことに気づいたのは7月中旬で、見まわり中の職員がふれあい広場横の花壇で発見した。被害は約50本。目立たないよう何カ所かに分けて、はさみなどできれいに切り取られており、人目がない夜の間に、摘まれたものと考えられる。
この季節、園内のラベンダーは、一般客の目を楽しませているものの、あくまで鑑賞用。
みはらしファームは現在、摘み取られた場所に「ここのラベンダーは心ない人に取られてしまいました。とても残念です」との立て札を立て、再発防止に努めている。 -
西天に枝の不法投棄
南箕輪村神子柴の西天竜幹線水路31分水の取水口に18日、高木の枝が不法投棄されているのを水利組合員が発見し、西天竜土地改良区に連絡があった。
不法投棄された枝は長さ約1・5メートルあり、組合員が約3時間かけて撤去し取水口を確保した。撤去した一部だけでも枝は7、8本もある。組合員によると「今回は量があまりにも多く、大きな枝が分水の中間に留まった。昨年も同時期に取水口に絡まることが何回かあった」という。
西天幹線水路は岡谷市川岸地区から伊那市まで延長26キロ、高さ1・5メートルの防護柵がある。西天竜土地改良区によると、不法投棄は日常茶飯事で、ペットボトルや空き缶などは毎日のようにある。犬、猫、布団などのほか生活雑排水をビニール袋に入れて捨てるケースもあり、近ごろは紙おむつが頻繁に投げ入れられているという。
西天は農業用水で、分水に不法投棄されたごみが絡むと水が流れないという。
西天竜土地改良区の有賀正理事長は、「不法投棄は本当に悲しいこと。常識をもってやめてほしい」と話している。