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みはらしファームで恒例の節分会
3日の節分を前に、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで節分会が、2日に行われました。
とれたて市場前に設けられた特設ステージでは、赤鬼、青鬼の他、りんごやなしなどの果物を落とす風の鬼、野菜の出来を悪くする雨の鬼が登場しました。
鬼を退治しようと、おとぎ話の主人公に扮した組合員らが、集まった子ども達と一緒に「鬼は外」と豆をぶつけていました。
みはらしファームの節分会は、開園した年から毎年行われています。
2日は、福豆まきも行われ、いちご狩りの入園券やクラフト体験の無料券、食事券が付いた豆が1,500個ほどまかれ、訪れた人たちが手を伸ばしていました。
みはらしファームでは、「去年は台風の影響で果樹を中心に大きな被害を受けた。今年は災害もなく、豊作になればうれしい」と話していました。 -
生活に関する情報交換 転妻カフェ
転勤が多い夫を持つ妻たちが集まり、生活に関する情報交換会「転妻カフェ」が、南箕輪村北殿の農産物販売所ベジかけるで1月27日、開かれました。
転妻カフェは、南箕輪村南原の富岡順子さんが去年から開いているもので、この日は、村内外から10人が集まりました。
富岡さんは、夫の転勤に伴い地元の新潟県から神奈川県や東京都などに移り住んだということです。
転勤で移住してきた人や、地域で子育てをする女性を対象に、暮らしに役立つ情報を共有しようと、テーマを決め、月に1度開いています。
この日は、「スーパーマーケット」について話し合いました。
話の中では、「大きな肉のパックが安い店」や「定休日前に生鮮食品が半額になる店」などの情報が挙がっていました。
次回は、「病院」をテーマに25日にベジかけるで転妻カフェを開く予定です。 -
上伊那書道協会新春役員展
上伊那書道協会の役員による新春の書道展が伊那市のいなっせで31日から始まりました。
会場には、書道教室などで指導を行っている上伊那書道協会の役員23人の作品が1点ずつ展示されています。
上伊那書道協会の役員は、毎年1年の始まりに書道展を開いていて今年で17回目になります。
役員それぞれの個性が現れた作品展となっていて、行書・調和体、かななど様々なジャンルが並びます。
中には、今年の干支「子」をテーマにした合同作品もあります。
上伊那書道協会では「役員一人一人の書の表現を見て欲しい」と話していました。
第17回上伊那書道協会新春役員展は2月2日まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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給食甲子園受賞献立を味わう
学校給食の献立を競う全国学校給食甲子園で4つの賞を受賞した伊那市長谷の長谷学校給食共同調理場の献立を、長谷中の生徒と地域住民らが31日、味わいました。
長谷学校給食共同調理場は全国1447点の応募の中から甲信越・北陸ブロック代表として出場し3位相当の特別賞など4つの賞を受賞しました
給食甲子園には、栄養教諭の原真理子さんと調理技師の中尾志津香さんが出場しました。
31日は、受賞を祝い地域住民や生産者、長谷中学校の生徒合わせておよそ100人が給食を味わいました。
豚肉大葉の元気みそ焼き、干し野菜を使った和え物、地元野菜を使った長谷汁などを味わいました。
31日は、白鳥孝市長も訪れ生徒と一緒に味わいました。
給食甲子園は、学校給食で提供されている献立内容や郷土を代表する地場産物の活かし方を競う大会で2006年から始まりました。
長谷学校給食共同調理場は、第一回大会に出場し初代王者に輝き今回で通算3回目の出場となります。
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亀井政昭さん作品展
南箕輪村在住の亀井政昭さんのアクリル画の作品展が、伊那市坂下のART GALLERY MIYAMAで開かれています。
会場には、亀井さんの作品13点が並んでいます。
亀井さんは南箕輪村在住で、現在は伊那養護学校の教諭です。
作品は、アクリルと、様々な素材を組み合わせてつくるミクストメディアで描かれています。
こちらの作品は、第70回長野県美術展洋画部門で知事賞を受賞した「きこえる」です。
作品展が開かれているART GALLERY MIYAMAは、元々画材や額縁の販売店として2018年までおよそ半世紀にわたり営業していました。
閉店後は壁や床を改装し、去年6月からギャラリーとして活用されています。
亀井政昭さんの作品展は、来月28日(金)まで、伊那市坂下のART GALLERY MIYAMAで開かれています。 -
気温13.5度 4月上旬並みの陽気
29日の伊那地域の最高気温は午後1時5分に13.5度を記録し、4月上旬並みの陽気となりました。
29日正午ごろの伊那市街地です。
長野地方気象台によりますと、低気圧が暖かい空気を運んで気温が上がったということです。
向こう1週間は、比較的晴れの日が多く、気温は最低気温が0度を下回る日が続き、2月中旬並みの予想だということです。
伊那市美篶の国道361号では、毎年この時期と春に2度咲くという桜が咲いていました。
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このまちのおしごとごっこ2月8日開催
伊那商工会議所青年部は、小学生に地元企業の仕事を体験してもらう「このまちのおしごとごっこ」を、来月8日に伊那市西町の旧ゲオ伊那店で開きます。
28日は、伊那商工会議所青年部のメンバーが記者会見を開き、概要を説明しました。
「このまちのおしごとごっこ」は、市内外から22の企業や団体が出展します。
サッカーJ2松本山雅FCのサッカー体験や、信州プロレスのメンバーによるプロレスごっこのほか、警察官や美容師など様々な仕事を体験することができます。
子どもたちに、楽しみながら将来なりたい職業のイメージを持ってもらおうと、伊那商工会議所青年部が開いているもので、今年で2回目です。
開催日時は、来月8日の午前10時から午後3時です。
会場は伊那市西町の旧ゲオ伊那店、入場料は無料です。
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伊那警察署 湯澤さんに感謝状
伊那警察署は、広報や署員の士気高揚に貢献したとして伊那市出身のシンガーソングライターの湯澤かよこさんに感謝状をきょう贈りました。
29日は伊那警察署で石坂達雄署長が湯澤さんに感謝状を渡しました。
湯澤さんは2018年に伊那警察署の特別警察署長に任命されました。
これまでに伊那警察署のイメージソングの作曲や警察署でのミニコンサートを行ってきました。
石坂署長は「警察という固いイメージの中で地域と警察のつなぎ役となって頂いている」と感謝していました。
湯澤さんは「音楽を通して署員の皆さんに安らぎを届けると共に、地域の安心安全の為にこれからもお手伝いをしていきたい」と話していました。
湯澤さんはこれからも特別警察署長として、交通安全や防犯などの啓発活動を行っていく予定です。
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みのわ祭り 7月18日か25日
今年のみのわ祭りは7月18日または例年通り最終土曜日の7月25日に開催する事が28日開かれた実行委員会で確認されました。どちらになるかは2月上旬に決まる予定です。
28日は箕輪町の伊那プリンスホテルでみのわ祭り実行委員会が開かれ、日程や役員体制についての確認が行われました。
例年みのわ祭りは7月の最終土曜日に開催されていますが、今年はオリンピックの開催と重なり、7月23日から26日まで4連休となることから日程の検討が行われたものです。
実行委員会では警備体制や参加者への配慮から1週間繰り上げ18日とする事を第一案、例年と同じ最終土曜日の25日に開催する事を第2案として示しました。
箕輪町内では7月に木下の箕輪南宮神社で例大祭が予定されていて、来月1日の総代会で開催日が決まります。
例大祭と重ならないよう7月18日か、または25日のどちらかになる予定です。
実行委員長の荻原直己さんは、「オリンピックの影響もあるが、地域が一つになり盛り上がる祭りにしていきたい。」と話していました。
みのわ祭りの開催日は関係機関との調整を行い来月3日に決まる予定です。
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WOWOWドラマ伊那で撮影 3月から放送
3月から始まるWOWOWの連続ドラマ「パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件」の撮影が、伊那市高遠町の旧高遠町総合支所で27日に行われました。
27日は、ドラマの舞台となる津川市という架空の市の謝罪会見のシーンの撮影が行われました。
撮影には、市内外からおよそ40人のエキストラが集まり、伊那ケーブルテレビもマスコミ役として参加しました。
ドラマは、生活保護利用者と直接向き合うケースワーカーが謎の死を遂げたことを受け、同じ職場で働く主人公の委託職員が事件の謎と人生の意義を模索していく内容です。
橋本愛さんが主演を務める他、男性アイドルグループNEWSの増田貴久さんが同僚役として出演します。
伊那市での撮影は、今月16日から始まり27日が最終日です。
伊那谷フィルムコミッションが誘致、撮影の支援を行い、期間中のべ180人のエキストラが参加しました。
「連続ドラマW パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件」は(全5話)、3月7日土曜日午後10時から放送します。 -
東京五輪・パラ五輪 記念貨幣引き換え
東京オリンピック・パラリンピックの開催を記念して発行された記念貨幣の、第三次発行分の取り扱いが、28日から金融機関で始まりました。
今回発行された貨幣は、オリンピック種目の自転車競技、カヌー、アーチェリーの3種類と、パラリンピック種目の陸上とアーチェリーの2種類です。
裏面には東京オリンピック、パラリンピックのエンブレムがデザインされています。
1枚につき100円で引き換えができます。
八十二銀行伊那北支店でもこの日から取り扱いが始まり、引き換えに訪れる人がいました。
記念貨幣は去年から今年にかけて4回発行されているもので、今回が3回目になります。
引き換えに訪れた女性は「日本での開催は生きているうちに何度もあるものじゃない。記念になればと思って引き換えしました」と話していました。
八十二銀行では、全店舗138店合わせて1種類につき7千900枚を取り扱うということで、在庫が終わり次第引き換え終了になるということです。 -
文化財防火デー熱田神社で訓練
今月26日の「文化財防火デー」に合わせ、伊那市長谷の国指定重要文化財の熱田神社で28日、防火訓練が行われました。
今回の防火訓練は、熱田神社の東側の土手で野焼きをしていて、火が本殿にも燃え移りそうになっていると想定して行われました。
訓練では避難誘導や放水訓練が行われました。
現在の熱田神社の本殿は、江戸時代後期1763年に再建されたもので、高い彫刻技術や色彩の美しさから、1993年に国指定重要文化財に指定されました。
高遠消防署予防係長消防司令の北條秀樹さんは「自分たちの地域の文化財は自分たちが守るという意識を、地元の人たちに持ってもらいたい」と話していました。
文化財防火デーに合わせた防火訓練は、毎年全国各地で行われていて、去年市内では高遠町の遠照寺で、一昨年は旧馬島家住宅で行われたということです。
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県ソフトボール協会70周年記念
長野県ソフトボール協会の創立70周年を迎えた記念式典が、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで25日、行われました。
式典には、協会関係者などおよそ100人が出席しました。
長野県ソフトボール協会は昭和24年に発足し今年で70年目を迎えました。
現在180チームが所属していて、このうち南信はおよそ50チームが所属しています。
県内ではここ10年で、女子中学生の長野選抜が都道府県対抗中学生女子大会で優勝したほか、女子の実業団チーム「大和電機工業株式会社」が全日本実業団女子選手権大会で優勝するなどの成績を修めています。
協会会長を務める伊那市の白鳥孝市長は「今年開催されるオリンピックをきっかけに、ソフトボールへの関心がより高まっていってほしい」と話していました。
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無量寺で福ますの準備
箕輪町北小河内の無量寺で来月3日の節分で使う福ますの準備が27日、行われました。
無量寺の中川弘道住職が、ヒノキの一升桝に幸せを願う「福」と、健康や長寿を願う「寿」の文字を書きました。
無量寺では、毎年2月3日の節分に年男と年女が豆まきをします。
福ますは、豆まきで使われるもので、今年は80個用意するということです。
無量寺では、2月3日の午後3時から護摩祈祷会を、午後4時から福豆まきを行います。
豆まきでは、福だるまなどが当たる引換券も合わせて投げられることになっています。 -
南部小の杉山葉奈さんがJA全農の絵のコンクールで佳作
全国農業協同組合連合会が主催する、プロパンガスをテーマにした絵のコンクールで、南箕輪村の南部小学校1年生の杉山葉奈さんが佳作に選ばれました。
27日は、南部小校長室で表彰式が行われ、JA上伊那の下村篤常務から賞状が手渡されました。
コンクールは、子どもたちの目線からプロパンガスが使われている場面を描いてもらうもので、全国89の小学校から1,429点の応募がありました。
杉山さんは、JA全農プロパンガスのマスコットキャラクターと、ガスを使って料理をしている自分を描きました。
JA上伊那の下村常務は、「全国から選ばれて表彰状をもらうことはなかなかない。光栄なことです。」と話していました。
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上伊那の高校生ネパール派遣
上伊那地域振興局は、グローバルな視野を持って地域に貢献する人材の育成につなげようと上伊那の高校生5人をネパールに派遣します。
25日は、南箕輪村の上伊那農業高校で結団式が行われました。
ネパールに派遣されるのは、上伊那農業高校1年の小松佑真さん滋野愛良さん中原葉南さん伊那北高校2年の上島あや菜さん、伊那弥生ケ丘高校2年の代田貴之さんの5人です。
高校生の派遣は、4年前からJICAの草の根技術協力をしている信州大学農学部と連携し、グローバルな視野を持って地域に貢献する人材の育成を目的に県が初めて実施するものです。
生徒たちは、ネパールの高校生との交流や現地の農業について視察する計画です。
結団式で生徒たちは、「ネパールの人たちとたくさんコミュニケーションをとりたい」「文化や食事などいろいろな違いを見つけたい」などと抱負を話していました。
2月には集団研修や個別研修が計画されていて派遣期間は、3月2日から8日間となっています。
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美和ダム60周年記念碑 お披露目
伊那市長谷の美和ダム60周年の記念碑が、27日お披露目されました。
27日は除幕式が行われ、白鳥孝伊那市長や安田幸男天竜川ダム統合管理事務所長ら5人が出席しました。
記念碑は、およそ60センチ四方で、御影石を使って作られました。
伊那市の切り絵作家浦野栄一さんが制作した作品を焼き付けたものです。
ダムをモチーフに、湖畔に桜が咲き人々が集まる様子を描いたということです。
美和ダムは、総工費31億6,000万円をかけて昭和33年に完成しました。
記念碑は、天竜川ダム統合管理事務所や三峰川総合開発工事事務所などでつくる実行委員会が、美和ダム完成60周年を記念し作ったものです。 -
高校2年生対象の企業説明会
上下伊那10校の高校2年生を対象にした地元企業の説明会が、27日に伊那市内で開かれました。
今年は、去年の倍以上となる51社が参加しました。
説明会には、上下伊那の高校2年生およそ380人が参加しました。
ハローワーク伊那などが主催し毎年この時期に開かれています。
これまでは、1人3社希望する企業の話を聞いていましたが、希望する業種以外の話を聞くことで、選択肢の幅を広げてもらおうと今年から業種の違う3つの企業が1つのグループとなり、交代で事業の説明をしました。
企業は、製造業を中心に去年より29社多い51社が参加しました。
参加したある企業は、「地域にある大小様々な企業を知ってもらえるいい機会になった」と話していました。 -
三峰川環境整備で樹木伐採
三峰川本来の河川環境や景観を取り戻し、親しみやすい川にしようと26日、伊那市東春近の河川敷で樹木の伐採作業が行われました。
伐採作業を企画した三峰川みらい会議のメンバーとボランティアおよそ20人が、伊那市東春近の河川敷で作業にあたりました。
参加者らはチェーンソーで木を切り倒し、扱いやすいサイズにしていました。
河川内に生えているのは、主にニセアカシアや柳で、大きいものでは樹齢30年ほどにもなります。
このうちニセアカシアはマメ科の樹木で、根の張り方が浅く、川の水量が多くなると流されて水害の原因にもなるということです。
三峰川みらい会議では景観の保全や防災を目的にボランティアを募って毎年作業を行っています。
三峰川みらい会議の織井秀夫代表は「目的は三峰川をきれいにすることだが、防災にもつながっている。整備作業には民間の人たちも関わっているということを知ってもらいたい」と話していました。
この日伐採した木は、ストーブ用の薪として参加者が持ち帰ったということです。 -
邦楽を身近に! まちなかJapan+
東京で活動する和楽器演奏家と上伊那の邦楽愛好者によるコンサート「まちなかJapan+」が26日、伊那市荒井のニシザワいなっせホールで開かれました。
コンサートでは、邦楽の魅力を伝えようと東京を中心に活動する「まちなかJapan」のメンバーと、上伊那の邦楽愛好者およそ20人が演奏を披露しました。
この日は、ドラマの主題歌メドレーや、筝をテーマにしたアニメの主題歌など、邦楽を知らない人でも親しみやすい曲が演奏されました。
まちなかJapanのメンバーが伊那市でも指導を行っていることが縁で毎年行われていて、今年で3回目になります。 -
不折に続け!子どもたちの書初め書道展 審査会
第7回伊那谷で育った不折に続け!子どもたちの書初め書道展の審査会が、26日、伊那文化会館で開かれました。
最高賞の不折賞には、伊那市の高遠北小学校6年の大髙 春風さんの作品が選ばれました。「強い信念」と書きました。
26日は、伊那文化会館で審査会が開かれ、上伊那書道協会の会員4人が審査員を務めました。
上伊那と松川町の小学校37校の5・6年生それぞれのクラスから3点を選び、全体で378点の応募がありました。
審査員は、線の力や形、文字のバランスなどを審査していました。特賞は、不折賞を含め19点が選ばれたほか、金銀銅賞の作品も決定しました。
展示会は来月15日~24日まで、伊那文化会館で行われ、初日の15日に入賞者の表彰式が予定されています。
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箕輪町 交通安全祈願祭
箕輪町交通安全協会は、町内で交通安全祈願祭を25日行い、関係者が今年の交通死亡事故“0”を願いました。
今年の祈願祭は、去年12月に福与で発生した交通死亡事故の犠牲者に黙とうを捧げて始まりました。
会場には箕輪町交通安全協会や町の関係者など、およそ100人が集まりました。
箕輪町安協の上島順一会長は「死亡事故“0”を目標に、啓発運動などを強化していきたい」と話していました。
伊那警察署によりますと、去年、箕輪町内での交通事故発生件数は前の年より5件多い613件でした。
このうち人身事故は419件で、1件が死亡事故でした。
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親子サッカー教室
伊那市総合型地域スポーツクラブは、親子を対象にしたサッカー教室を伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで25日、開きました。
教室は体を動かしながら親子でサッカーを楽しんでもらおうと行われたもので今日はJ2松本山雅のスタッフが講師をつとめました。
教室には、市内を中心に小学1、2年生の親子30組64人が参加しました。
元松本山雅の片山真人さん、鐵戸裕史さんらが子どもたちを指導しました。
初めに親子で一緒にできる基礎トレーニングが行われました。
ボールを使った練習では、2人一組でパスやドリブルのポイントを学びました。
片山さんは「ドリブルをする時はボールを体の近くにキープすることが大切です」と子どもたちにアドバイスしていました。
サッカー教室は伊那市総合型地域スポーツクラブが初めて開いたものです。
今年度は子どもを対象にしたカヌーやツリークライミングなどの体験会を開いています。
参加したある父親は、「元プロ選手と一緒に練習できたことは、子どもにとっても良い経験になりました」と話していました。
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春近子ども凧揚げ大会
伊那市商工会などは、伊那市西春近の天竜川河川敷で「春近子ども凧揚げ大会」を25日、開きました。
イベントは、子ども達に冬の遊び「凧揚げ」を楽しんでもらおうと伊那市商工会や西春近青少年育成会などでつくる実行委員会が開いたもので今年で3年目です。
会場には、東春近と西春近の子どもとその保護者を中心におよそ200人が集まりました。
実行委員会では、事前に東西春近にある小学校の希望する児童に無地の凧を配りました。
それに、子どもたちが自由に絵などを書きました。
この日は晴天には恵まれたものの会場周辺は風が弱く悪戦苦闘しながら凧をあげていました。
子どもに負けじと保護者も真剣です。
スタートから1時間、風が強くなると凧は勢いよく大空にあがっていました。
実行委員会では、「東西春近で交流の輪を広げともらおうと始まった大会も年々参加者が増えている。来年以降も地域の人が参加しやすい大会に成長させていきたい」と話していました。
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伊藤久志さんペン彩画展
伊那市美篶の伊藤久志さんのペン彩画展が、南箕輪村の喫茶店で開かれています。
会場には、伊藤さんの作品およそ60点が展示されています。
伊藤さんは第一美術協会会員で、ペン画に透明水彩絵の具で色を付ける「ペン彩画」を描いています。
伊藤さんは、ここ4、5年は毎年海外にスケッチ旅行に出かけていて、今回はイタリアやトルコなど5か国を描いた作品が並んでいます。
こちらは、去年イタリアのヴェネツィアに旅行した時の風景を描いた作品です。
運河を行きかう人々や歴史ある建物の様子に魅力を感じたということです。
この作品展は、29日(水)まで、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
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かぜよぼうマン参上!
箕輪町の箕輪東小学校では、子ども達に風邪の予防を呼びかけるヒーローが一役かっています。
その名は、かぜよぼうマン
箕輪東小学校では、かぜ予防週間に合わせマントを身にまとった児童が休み時間に各学年を巡回しています。
3年前から始まったこの取り組みは、もともと保健委員会が中心だったということですが、今は希望する児童が行っています。
教室へ行くとかぜよぼうマンは、「手を洗いましょう」「窓をあけて換気をしましょう」などと呼び掛けていました。
風邪予防週間に合わせ、手洗いができたか確認するカードが全校児童に配布されています。
箕輪東小学校では「子どもたちの風邪予防に対する意識が高まっている。」と話していました。
かぜよぼうマンの取り組みは来週いっぱい行われることになっています。 -
3月下旬並みの陽気で福寿草咲く
24日の伊那地域は、午後2時54分に最高気温12.1度を記録し、3月下旬並みの陽気となりました。
箕輪町福与の福与城跡では、福寿草の花が咲いていました。
長野地方気象台によりますと、陽気は25日まで続きますが、26日以降徐々に気温が下がり平年並みに近づくと予想しています。
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春近神社で合格祈願祭
受験シーズンを前に、伊那市内の中学3年生が東春近にある春近神社で22日、合格を祈願しました。
この日は、3年生およそ150人が訪れました。
春近神社の名称が「春が近い」として縁起が良いことから、毎年この時期に合格祈願祭が行われています。
生徒たちは、花畑樹彦宮司からおはらいを受けました。
その後、代表の生徒が玉串を奉納していました。
クラスごとに破魔矢などが贈られたほか、生徒一人一人に合格鉛筆が配られました。
県立高校の入試は、前期選抜が2月10日、後期選抜が3月10日に実施される予定です。
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暖冬で生活面に影響
全国的に暖冬となっている今年、上伊那でも生活面に影響が出ています。
農家からはハウスの暖房経費削減で喜びの声が聞かれる一方、天然のスケートリンクは氷が張らず営業中止が決まりました。
伊那市西春近のトマト農家城倉禾一さんのハウスです。
およそ20アールのハウスでは、桃太郎ヨークという品種のトマトを栽培しています。
こちらのハウスでは、2017年から暖房機器としてペレットボイラーを導入しています。
ハウス内の温度が11度になると自動的に止まる仕組みとなっています。
城倉さんによりますと、ペレットは随時継ぎ足しているため正確な量は分からないということですが、今年は例年の70%ほどの稼働で、大きな経費削減になっているということです。
現在は、1日におよそ200kgのトマトを上伊那の小売店や直売所に出荷しています。
城倉さんによりますと、トマトの生育に適している温度が保たれていて、甘みと酸味のバランスが良く順調に育っているということです。
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出野さん「上伊那の方言」講演
伊那西高校の校長で、方言研究者でもある出野憲司さんの講演会が、箕輪町の地域交流センターで21日、開かれました。
講演会で出野さんは「長野県は関東と関西の方言を分ける境界線にあるため、『行かない』を『行かん』と言ったりするなど、関西の影響も受けていると話していました。
また、上伊那の方言を使って言葉を作る企画があり、参加者は「お暑うございます」を「アッツイジャネーカエ」などに言い換えていました。
講演会にはおよそ50人が集まりました。
講師を務めた出野さんは、伊那西高校の校長を務める他、方言研究者としても活動していて、長野県の方言をまとめた本も出版しています。