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「南箕輪の史跡の話」販売はじまる
南箕輪村の各地区の神社や寺、学校や遺跡の歴史をまとめた本「南箕輪の史跡の話」の販売が1日から始まりました。
この日は、村民センターで販売発表会が開かれ、編纂委員長の松澤英太郎さんが話をしました。
1日から販売が開始されたのは、「南箕輪の史跡の話」で、1部1000円です。
500部印刷されました。
およそ40年前に発行された「南箕輪の史跡」の改訂版です。
ページ数は200ページほどで、フルカラー写真を多く使用し視覚的に理解しやすくなっています。
また、新たに公共施設、道路、用水などの項目が付け加えられました。
南箕輪村の村民センターで販売されています。
南箕輪村教育委員会では、今後図書館での貸し出しや、インターネットからも閲覧できるようにするということです。
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路線価 伊那税務署管内24年連続で下落
相続税や贈与税の算定基準となる路線価が公表され、伊那税務署管内の最高路線価は24年連続の下落となりました。
関東信越国税局によりますと、伊那税務署管内の最高路線価は、伊那市荒井のいなっせ前の1平方メートルあたり4万円で、去年より1,000円安くなっています。
管内の最高路線価の下落は、平成8年から24年連続となっています。
路線価は、主な道路に面した土地の1平方メートルあたりの標準価格で、相続税や贈与税の算定基準となります。 -
バス育で園児がバス試乗
子どもたちにバスを身近に感じてもらい、交通との関わりを知ってもらう「バス育」の一環で、伊那市富県の新山保育園の園児たちが28日、バスに試乗しました。
バスの試乗には、園児23人が参加し、バス会社の職員から説明を受けました。
その後、保育園を出発し実際に循環バスが通る道を走りました。
園児たちは、バスが停車すると、窓から手を振り、歓声を上げていました。
「バス育」は、伊那市地域公共交通協議会がバス会社の協力のもと、公共交通の大切さを学んでもらおうと去年から行っています。
伊那市では、今後も市内の保育園を対象に「バス育」を行っていく予定です。
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大祓の神事で茅の輪くぐり
箕輪町の箕輪南宮神社で半年間の罪やけがれを清める大祓の神事が30日行われました。
大祓の神事では氏子や神社を訪れた人たちが茅の輪をくぐり半年間のけがれを清めあとの半年も無事に過ごせるよう祈っていました。
茅の輪くぐりは茅という草で編んだ輪のなかを8の字に3度くぐる夏越しの祓えの儀式のひとつです。
毎年6月30日に各地の神社で厄払いや無病息災を願い行われて
います。
境内では訪れた人たちがおみくじを引いたりお守りを買い求めていました。
おみくじは水に浸すと運勢が浮き出てくるというものです。
お守りは社殿改築のために新たに作られたもので縁起のよい「大」「福」「富」の文字が入り2,000円で売られていました。
箕輪南宮神社では「伝統行事に人々が集い、人の輪ができ日本人が大切にしてきた心がつながってほしい」と話していました。
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伊那ビデオクラブ 吉澤さん最高賞
ビデオ愛好者でつくる伊那ビデオクラブの作品コンクールの表彰式が、30日に、伊那市の伊那公民館で行われ、最高賞の伊那市長賞には吉澤豊さんの作品が選ばれました。
伊那市長賞には、伊那市の吉澤さんの作品「福地風土記」が選ばれました。
富県で野菜の有機栽培に取り組む家族に焦点をあてながら地域の歴史を紹介した番組です。
他に、伊那ケーブルテレビジョン賞には、南箕輪村の北原正さんの作品「魚(ウォ‼)ッチング」が選ばれました。
今年4月に天竜川漁業協同組合が開いた子ども釣り体験教室を撮影したものです。
伊那ビデオクラブは、平成5年に発足し平成9年から会員の技術向上や発表の場としてコンクールを行っています。
今年で22回を数え、これまでにおよそ550点が出品されています。
赤羽仁会長は、「伊那谷の映像記録史としてこれからも継続していきたい」と話していました。
入賞作品は、ご覧のチャンネルで放送する予定です。 -
かぞくフェス 賑わう
家族で様々な体験を楽しむ「かぞくフェス」が29日伊那市西春近のかんてんぱぱくぬぎの杜で開かれました。
かぞくフェスでは子どもたちが遊べるコーナーのほか500円でマッサージを受けたり薬膳茶を飲むことができる癒しブースが設置されました。
かぞくフェスは、伊那商工会議所青年部が家族で一緒に楽しめるイベントをと初めて開催しました。
パンに絵を描く無料体験も行われました。
子どもたちは、チョコレートペンを使って思い思いの絵を描いていました。
ステージイベントでは、シンガーソングライターの玉城ちはるさんが出演し、参加者と一緒に手話ダンスを踊りました。
イベントには多くの人でにぎわい、親子連れが楽しんでいました。
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竹澤長衛偲ぶ長衛祭
南アルプスの開拓者としてしられる竹澤長衛を偲ぶ第61回長衛祭が南アルプス北沢峠で行われました。
長衛祭には、伊那市や山梨県南アルプス市などから産学関係者や一般登山者およそ200人が参加し、献花台に花を手向けました。
竹澤長衛は、長谷出身で南アルプスで登山道を整備したり山小屋を建設するなど、南アルプスの開拓に尽力しました。
その功績を偲び伝えていこうと実行委員会が毎年開いています。
白鳥孝伊那市長は、「自然との共存という長衛に思いを受け継ぎ、守っていきたい」と話していました。
29日は、長谷小学校と南アルプス市の芦安小学校の児童が「ふるさと」を歌いました。
会場では、猪や鹿の肉が入った成敗汁が訪れた人たちに振舞われました。
30日は、甲斐駒ヶ岳の記念登山が計画されています。
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伊那市社協新会長に篠田貞行さん
伊那市社会福祉協議会の新旧会長の退任式と就任式が、伊那市の福祉まちづくりセンターで28日、行われました。
新しい会長には、篠田貞行さんが就任しました。
退任する伊藤隆さんは、6年8か月会長を務めました。
新たに会長に就任したのは、篠田貞行さん64歳です。
篠田会長は、昭和52年に伊那市役所に入り、平成24年からは総務部長を務めました。
篠田会長は「伊藤旧会長が職員同士の良い雰囲気を作ってくれた。今後も職員と一緒に頑張っていきたい」と話していました。
会長の任期は、2年となっています。
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箕輪西小みどりの少年団が表彰
箕輪町の箕輪西小学校は、みどりの少年団の活動が評価され、国土緑化推進機構の全日本学校関係緑化コンクール 学校林等活動の部で国土緑化推進機構理事長賞を受賞しました。
28日は箕輪西小学校の児童会の正副会長や地元の森林保護に携わるみんなで支える森林づくり上古田団地推進協議会や西山会のメンバー、田中早苗校長らが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に受賞を報告しました。
箕輪西小学校は1982年にみどりの少年団を組織し、西山会の指導のもと、毎年4年生がキノコの菌打ちや間伐、植樹作業などの活動を行っています。
これまでの活動が評価され、全日本学校関係緑化コンクールで特選、準特選に次ぐ国土緑化推進機構理事長賞を受賞しました。
箕輪西小の田中早苗校長は「ふるさとを大切にする気持ちを大事にしてほしい」と話していました。
白鳥町長は「この取り組みを後輩にもつなげていけるようがんばってください」と児童らに呼び掛けていました。
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箕輪町戦没者の霊を追悼
日清・日露戦争から太平洋戦争にかけての犠牲者を追悼する戦没者慰霊祭が27日、箕輪町の文化センターで行われました。
慰霊祭には遺族60人を含む、およそ100人が出席し、最初に黙とうをささげました。
慰霊祭は、町内出身者で戦争の犠牲になったおよそ600人を追悼しようと、箕輪町社会福祉協議会と箕輪町が、毎年行っています。
社会福祉協議会の平井克則会長は「終戦から74年がたつ今、戦争の悲惨さが忘れさられないように、若い世代に語り継いでいく必要がある」と話しました。
参列者は祭壇に献花をし、手を合わせていました。
箕輪町遺族会の平出政敏会長は「赤紙1枚で招集され、戦死した人たちを忘れてはいけない。
これからも戦争体験を伝えていきたい。」と話していました。
慰霊祭では、箕輪町で活動をしている「オカリナ・コカリナサークル ルイーネあかね」による
演奏も行われました。
箕輪町遺族会によると、高齢化により慰霊祭への出席者数は年々減少しているということです。 -
伊那地域 大雨警報の可能性
北上を続ける熱帯低気圧の影響で、伊那地域でも大雨警報が出される可能性があります。
長野地方気象台によりますと、長野県南部の27日午後6時から28日の午後6時までの24時間雨量は多いところで70ミリに達しそうだということです。
この雨により伊那地域でも27日夜から28日の明け方にかけて大雨警報が出される可能性があるということです。
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伊那の美しい風景を描く絵画展
上伊那の絵画サークル「葦の会」「イーゼル会」「クレパス会」合同の作品展、伊那の美しい風景を描く絵画展が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には3つのサークルの生徒と講師23人の作品70点が並びます。
葦の会・イーゼル会・クレパス会は、伊那市の画家・奥村 憲さんが講師を務めています。
メンバーそれぞれが、写生会で訪れた場所や、伊那市内のお気に入りの場所で作品を描きました。写生地は50か所に及びます。
画材も色鉛筆、クレパス、油絵、水彩など様々です。天竜川や三峰川、2つのアルプスなど、自然豊かな伊那の風景を描こうと、今回はテーマを「伊那の美しい風景を描く」としました。
この葦の会・イーゼル会・クレパス会合同の絵画展は、来月2日(火)まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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山ぶどうワインの塩完成
伊那市の農家11軒でつくる「やまぶどう生産者の会」が栽培した山ぶどうでつくったワインの風味を加えた塩「山紫ソルト」が完成しました。
28日から市内で試験的に販売します。
こちらが、山ぶどうワインから作られた塩です。
色と香りを楽しみながら、ステーキや天ぷら、おにぎり、サラダなど様々な料理に合うということです。
27日に市役所で開かれた定例記者会見でお披露目されました。
ワインを醸造した伊那ワイン工房の村田純社長によりますと、塩は山形県の日本海の海水を釜で煮込み、ある程度水分を飛ばしたところに山ぶどうワインを加えて完成させたということです。
使われている品種は、信州大学農学部が開発した「信大W‐3」です。
山紫ソルトは、70g入りの瓶が税別1,000円で45本限定。
30g入りの大袋が600円、3g入りの小袋が100円で、合わせて165袋限定です。
高遠さくらホテル、伊那ワイン工房、アンサンブル伊那、みはらしファームのとれたて市場の4か所で、28日から販売されます。
伊那市では、来年度からの本格販売を目指すということです。 -
さくら祭り 16万人
今年の高遠城址公園のさくら祭りの有料入園者数は16万923人で、去年よりおよそ4万人増えたことがわかりました。
26日は、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで今年の高遠城址公園さくら祭りの反省会が開かれました。
今年は開花が早まる可能性を見越し3月23日に公園開きとなりましたが開花は例年並みの4月6日でした。
伊那市によりますと開花翌日から散り終わりの25日までの有料入園者数は16万923人でした。
有料化となった昭和58年以降最も少ない人数だった去年よりおよそ4万人増となりました。
期間中の10日は大雪となり積雪により倒木の危険があるとして午前10時から終日、入園規制となりました。
入園客が伸び悩む一方で、公園内で実施されたイベントは好調だったということです。
出席者からは「海外からの観光客が増えている。インバウンドにもっと力を入れる必要がある」「観光客に施設や駐車場など分かりやすい案内看板が必要だ」といった意見が出されました。
伊那市では、出された意見をもとに来年に向け対策を考えていきたいとしています。
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アルプス男声合唱団 銀賞報告
上伊那の合唱愛好者でつくるアルプス男声合唱団は23日に滋賀県で開かれた第23回「琵琶湖周航の歌」音楽祭合唱コンクールで銀賞を受賞しました。
26日は合唱団の北沢理光団長と大内丈司事務局長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に銀賞受賞を報告しました。
このコンクールは滋賀県高島市で作られた「琵琶湖周航の歌」を思い思いに歌い、ハーモニーを競うもので、今年は7府県から19団体が出演しました。
アルプス男声合唱団がこのコンクールに参加するのは今回が3度目で、これまでは銅賞でしたが、今回は過去最高の銀賞を受賞しました。
アルプス男声合唱団は、16年前に発足し、現在は20代から80代までの35人が所属しています。
月に2回、伊那市内で練習をしていて、イベントなどで歌声を披露しています。
白鳥市長は「今後も音楽をとおして地域を盛り上げて下さい」と話していました。
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caefe ties 施設に出張
伊那市のカフェタイズは19日、南箕輪村の特別養護老人ホーム「みなみみのわふれあいの里」で出張カフェを行いました。
みなみみのわふれあいの里のオープンスペースには、調理器具が持ち込まれ、カフェタイズのスタッフが入居者のそばでワッフルを焼きあげました。
この日はワッフルに生クリームとチョコレートソースをかけてバナナを添えた「チョコバナナワッフル」がふるまわれました。
カフェタイズは「地域に根差す」をコンセプトにしていて、上伊那の福祉施設や児童養護施設で定期的に出張カフェを行っています。 -
ボランティアコンサートで交流
伊那市の春日桂子さんと好枝子さんは25日、伊那市のデイサービスセンター春富ふくじゅ園を
訪れ、ボランティアコンサートを行いました。
桂子さんと好枝子さんは、夏の童謡や今が見頃のバラにちなんだ曲など、20曲を披露しました。
イベント後半には、高齢者が体を使ってエア楽器を表現し、盛り上がりました
義理の親子関係の桂子さんと好枝子さんは19年前に、リハビリの一環としてコーラス指導の依頼を受けたのをきっかけに、ボランティアを始めました。
2人は上伊那の障がい者施設や福祉施設を定期的に訪れ、コーラスを披露していて、春富ふくじゅ園は年に8回ほど訪問しているということです。 -
里山管理の基礎を学ぶ
上伊那地域振興局は、里山管理の基礎を学ぶ講習会を箕輪町の番場原公園で24日、開きました。
この日は、地域住民や、山を管理する住民あわせて50人余りが参加しました。
講習会は、森林税を活用し、身近な里山の管理方法を学んでもらおうと、上伊那地域振興局が開きました。
講師を務めたのは、長野県林業総合センターの小山泰弘さんです。
参加者たちは始めに、森林を外から見て、木の育ち方の違いなどを学びました。
その後、参加者たちは木のそばに近づき、森林の為に残すべきものと木材にしてよいものの見分け方を学び、森林の管理の基礎について理解を深めました。
地域振興局では、今後も定期的に里山整備の講習会を各地で予定しているということです。
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南中生が広告制作を学ぶ
南箕輪村の南箕輪中学校の生徒は21日、キャリア教育の一環として地元の観光についてPRするため、広告制作について学びました。
この日は南箕輪中学校の3年生153人がクラスごと6班に分かれ、課題広告について意見を出し合いました。
生徒たちは身近にある商品のキャッチコピーなどについて検討していました。
講師を務めたのは、上伊那で木工業などを展開している株式会社やまとわのデザイナー奥田悠史
さんです。
奥田さんは「広告の中に自分が本当に伝えたいメッセージを込めることが大切だ。」と、生徒に呼びかけていました。
南箕輪中学校の3年生は、今年度の総合学習で、南箕輪村の観光地をPRする「南箕輪村広告大賞」と題した広告を作成します。
広告制作を通して、地域の大人との関りを深めたり、ふるさとについて学ぶということです。
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グレイスフル箕輪 義援金寄付
箕輪町上古田の老人福祉施設・グレイスフル箕輪は、4月に行われた花街道まつりで集めた義援金を、北海道の地震の被災地に送ります。
25日は、グレイスフル箕輪の利用者3人が役場を訪れ、白鳥政徳町長に義援金を手渡しました。
施設の利用者は、花のキーホルダーや匂い袋などを作り、4月14日に行われた第9回花街道まつりで販売したということです。
グレイスフル箕輪では、利用者が楽しく作ったものを少しでも被災地の復興に役立ててもらおうと、売上金2,150円を寄付しました。
その売上金は、去年発生した北海道胆振東部地震の被災地に送られるということです。
白鳥町長は「確実に被災地に届けます。これからも元気に頑張ってください」と話していました。
義援金は、日本赤十字社長野県支部を通して被災地に送られます。
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まほらいな市民大学 学生が自ら講座を企画
まほらいな市民大学の学生でつくる学生自治会の自主講座が24日に、伊那市のいなっせで開かれました。
今回は初めて、学生自身が企画・運営をする手作りの内容で行われました。
講座では、病気に負けない気持ちの持ち方や、どう乗り越えてきたかを知ってもらおうと、がん治療経験者が話をしました。
このうち、学生自治会長の平岩髙嶺さんは、前立腺がんの経験を話しました。
平岩さんは「6年前に前立腺がんと分かり手術を受けた。医師が直接メスを持たないロボット手術のお陰で術後の痛みが少なく回復が早かった」と話しました。
講座では他に、参加者全員で歌を歌ったり、地元出身の音楽家が演奏を行いました。
学生自治会では、今後も学生それぞれが講師となるような企画を考えていきたいと話していました。 -
日本禁煙友愛会伊那支部が文房具寄付
般社団法人日本禁煙友愛会伊那支部は24日、伊那市と南箕輪村の小・中学校と保育園・幼稚園に文房具を贈りました。
この日は、伊那支部の清水篤志会長など4人が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に目録を手渡しました。
伊那支部では、社会奉仕活動としてこれまでも車いすや車などを贈っています。
今回贈られた文房具は、伊那市と南箕輪村の保育園や幼稚園、小・中学校に配られます。
鉛筆は、伊那市の小学校15校と保育園・幼稚園25園、南箕輪村の小学校2校に贈られます。
ノートは、伊那市と南箕輪村の中学校あわせて7校に贈られます。
ハンカチは、南箕輪村の保育園6園に贈られます。
文房具は、会員およそ1000人の会費の一部で購入しました。
清水会長は、「禁煙に対する意識を子どもの頃から持ってほしい」と話していました。
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山寺の商店街にマンション 地鎮祭
伊那市山寺の商店街に建設が予定されているマンションの地鎮祭が、25日に現地で行われました。
入居開始は来年2月を予定しています。
地鎮祭には、関係者およそ20人が出席し、工事の安全を祈願しました。
マンションは、山寺区八幡町の料理店「越後屋」の跡地に建てられます。
5階建ての賃貸物件で、独身や夫婦のみの世帯をターゲットに、40平方メートルの1LDKが19室設けられます。
1階の1室には店舗が入ります。
他に、駐車場は29台分を確保します。
地主や近隣住民でつくる伊那市山寺地区優良建築物等整備事業協議会が総事業費およそ3億円をかけて建設します。
市街地の住環境整備につながることから、「優良建築物」として旧建物の解体やマンションの設計などおよそ1億円を国と市が二分の一ずつ補助します。
協議会では、「県内外からの転入者が増えることで、市の税収アップや商店街の活性化につながればうれしい」と話していました。
工事は7月から始まり、来年2月の入居開始を予定しています。
なお、市内では同様の建物が坂下に2棟あり、今回で3か所目です。 -
17歳「箕輪に愛着感じる」増加
箕輪町が町内の17歳を対象に毎年行っている町民意識・生活実態調査で、今回の調査では「町に愛着を感じている」「町での生活に満足している」との回答が増えていることが分かりました。
調査は、町内の平成12年4月2日から平成13年4月1日生まれの男女249人を対象に去年12月に行ったもので、103人から回答を得ました。
「箕輪町にどの程度愛着を感じていますか」との問いに「強く感じる」「ある程度感じる」と答えたのは合わせて77.6%で、前回と比べ9.7ポイント増えています。
「箕輪町での生活に満足していますか」に「かなり満足」「まあまあ満足」と答えたのは80.5%で13.5ポイント増加しました。
また、「今後も箕輪町で暮らし続けたいですか」に「暮らし続けたい」「一度外に出ても帰りたい」が合わせて65.4%で、5.7ポイント増加しています。
町ではこれらの要因について、「この学年から、中学校で箕輪町の歴史や文化を学び地域の課題を考える学習を取り入れたため、町への愛着度が上がったのではないか」としています。
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正派南信地区演奏会
琴の正派南信地区の第6回演奏会が、伊那市のいなっせで23日開かれました。
演奏会には、辰野から飯田にある教室の生徒や講師およそ80人が出演しました。
正派は、琴・三味線の流派の一つで、南信地区では5年に1度演奏会を開いています。
演奏会では東京在住の正派副家元奥田雅楽之一さんが賛助出演しました。
初心者から講師までの有志約30人が琴の基本の曲の1つだという「千鳥の曲」を演奏しました。
正派南信地区の福澤雅巳幾地区長は、「伝統の琴の音色を若い人たちにも伝えていきたい」と話していました。
会場にはおよそ100人が訪れ、演奏に耳を傾けていました。
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上伊那発 ご当地お笑いライブ
長野県各地で活動するインディーズ芸人が出演するご当地お笑いライブが、23日、伊那市内で開かれました。
伊那市の島田屋ビルの地下がお笑いライブの会場です。
県内各地で活躍する芸人7組が出演しました。
上伊那発 「おわらいな」と名付けられたライブは、今年1月の開催に続き今回が2回目です。
これは、お笑いライブを生で楽しんでもらいたいと、劇団・伊那舞台と芸人有志が企画しました。
今回出演した芸人たちは、30代から40代で、仕事をしながら活動しているということです。
会場には20人ほどが訪れ、笑い声をあげていました。
イベントの関係者は、今後とも定期的にライブを開いていきたいとしています。
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区民が交流 東春近ハイキング
伊那市東春近の地域内を区民が歩いて交流を深める東春近ハイキングが、23日に行われました。
この日は、区民91人が参加し、午前8時40分に東春近公民館を出発しました。
これは、毎年行われている恒例行事で、今年で37回目になります。
毎年コースを変更し、東春近をまんべんなく歩けるようにしていて、今回は、東春近公民館から西に向かい車屋公民館を折り返す全9キロのコースを歩きました。
参加者は、家族や友人と一緒にハイキングを楽しんでいました。
東春近公民館では、地区住民の交流と健康増進につなげるとともに地域の魅力を発見するハイキングになっていると話していました。
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伊那市ポンプ操法・ラッパ吹奏大会
伊那市消防団のポンプ操法・ラッパ吹奏大会が23日、伊那市役所駐車場で開かれました。
大会には、地区の大会を勝ち抜いた伊那市内11の分団から21チームが出場し、練習の成果を披露していました。
ポンプ操法は、自動車操法と小型ポンプ操法があり、火点を倒すまでの時間の速さと、操作の正確性を審査します。
自動車操法の部には、5チーム30人が出場しました。
大会の結果、1位は竜東分団第1部でした。
小型ポンプ操法の部には13チーム65人が出場し、1位は伊那分団第3部でした。
ラッパ吹奏の部には3チームが出場し、中部方面隊が1位となりました。
ポンプ操法で1位となった2チームは来月7日に開かれる上伊那大会に出場します。
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夏至 大芝高原でササユリ見頃
22日は、1年で昼の時間が最も長い日「夏至」です。
南箕輪村の大芝高原みんなの森では、ササユリが涼しげに花を咲かせています。
南箕輪村の大芝高原みんなの森では、県の指定希少野生植物に指定されているササユリが見ごろを迎えています。
22日の伊那地域の最高気温は、27.6度で、7月中旬並みの気温でした。
ササユリは、来週半ばまで楽しめるということです。
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初夏の風物詩 鮎の友釣り解禁
辰野町から中川村までの天竜川水系で22日、鮎の友釣りが解禁となりました。
22日は待ちわびた釣り人たちが天竜川に入り、糸をたらしていました。
天竜川漁業協同組合は今月5日に、大きいもので18センチほどに成長した稚魚250キログラム分を、天竜川の4か所で2回に分けて放流しました。
天竜川漁業協同組合の丸山茂久支部長によると、解禁日の22日は早朝の水温が18度と低かったため、釣果は今ひとつとのことでしたが、午前6時の解禁から、釣り人は鮎釣りを楽しんでいました。
釣りに必要な遊漁券は、年間券が8,800円、1日券が2,200円で、天竜川漁協の他、指定された釣具店やコンビニエンスストアで購入できます。
鮎の友釣りは9月までは楽しめるということです。
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