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みのわ手筒会事前練習
7月27日に開かれる第35回みのわ祭りで手筒花火を披露するみのわ手筒会は8日、まつり本番を前に箕輪西小学校のグラウンドで事前練習をしました。
練習では手筒会のメンバーが点火の手順を確認しながら花火を打ち上げていきました。
祭り当日はみのわ天竜公園で手筒や仕掛け花火などが披露されます。
また、番場原第二グラウンドでは打ち上げ花火が行われます。
みのわ手筒会では例年、7月に事前練習を行っていますが、今年は上古田区から依頼を受け、公民館行事の花火大会として披露されました。
この日は上古田区の地域住民を中心におよそ300人が訪れ、花火を楽しみました。
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田畑半沢ほたる祭り 10日から始まる
ホタルの名所として知られる南箕輪村田畑の「田畑半沢ほたるの里公園」で、恒例のほたる祭りが10日から始まります。
今年は、5年ぶりにコロナ禍前の規模で実施します。
9日夜7時半ごろの様子です。
辺りが暗くなりはじめると、ホタルの淡い光が暗闇に浮かび上がりました。
田畑の住民有志でつくる「田畑半沢を愛する会」では、30年ほど前からゲンジボタルが生息する環境づくりに取り組んでいます。
毎年秋には三重県に出向き、ホタルの幼虫の餌となるカワニナを採取して放流しています。
今年は、1週間ほど前から舞い始めたということで、昨夜は近くに住む家族連れなどが訪れていました。 -
美術館でジャズの演奏
伊那市高遠町の信州高遠美術館で9日、市民バンドによるジャズの演奏が行われました。
演奏したのはジャズ愛好会でつくる「いなっせJAZZ Friends」のメンバー7人です。
会場となった信州高遠美術館には約30人が集まり演奏を楽しんでいました。
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箕輪町でクマの目撃相次ぐ
箕輪町でクマの目撃が相次いでいます。
町によりますと、8日午前6時半ごろ下古田の深沢橋北側でクマと思われる動物が県道を山に向かって横断する様子が目撃されました。
また、8日午後1時ごろ、ながた自然公園キャンプ場付近でもクマが目撃されています。
町内では先月31日からクマの目撃情報が4件あることから、箕輪町では田畑や家の近くでも鈴やラジオなど音の出るものを身に着け、クマに存在を知らせるよう呼び掛けています。
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長野県華道教育会伊那支部 華道展
長野県華道教育会伊那支部の華道展が伊那市のくぬぎの杜で8日と9日の2日間開かれています。
会場には10の流派の作品44点が展示されています。
展示会は上伊那地域の華道の指導者でつくる長野県華道教育会伊那支部が流派を超えて交流を深めようと2年に一度開いていて今回で17回目です。
新型コロナの影響で今回は6年ぶりの開催となりました。
テーマは「初夏の風につつまれて」で、鮮やかな緑色の葉や淡い色の花を使い爽やかな初夏を表現しています。
伊那支部では「流派によって異なる生け方を楽しんでもらい生け花を身近に感じてもらいたい」と話していました。
長野県華道教育会伊那支部による華道展は9日までくぬぎの杜で開かれています。
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しんわの丘ローズガーデン見ごろ
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンではおよそ270種類3000本のバラが見ごろを迎えています。
園内では、ピンクやオレンジ、赤などの鮮やかな花が咲いています。
株を覆うように花が付く春風。
花持ちも良くやわらかな香りが漂うアプリコットキャンディ。
しんわの丘ローズガーデンは、休耕田を利用し整備したバラ園で、
約10,000平方メートルの敷地に270種類のバラおよそ3,000株が植えられています。
7日は県内外から多くの人が訪れ、乗用カートにのって園内を周遊したり、花に顔を近づけて香りを楽しむ人の姿が見られました。
こちらは園内にあるドーム状の休憩所です。
濃いピンクで小ぶりの花を咲かせるアンジェラという品種に包まれていて人気のスポットにもなっています。
しんわの丘ローズガーデンでは22日までバラ祭りを開催していて、期間中は花を十分に楽しめるということです。
期間中は、バラの苗木の販売や様々なイベントが計画されています。
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上伊那松くい虫被害2割減少
上伊那地方松くい虫防除対策協議会が伊那市の伊那合同庁舎で7日に開かれ、上伊那地域で昨年度新たに発生した松くい虫による被害量は前の年度よりおよそ2割減少したことが報告されました。
昨年度新たに発生した松くい虫被害量は2022年度より981㎥少ない4,411㎥でした。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では伊那市が1,442㎥、箕輪町が387㎥でともに減少し、南箕輪村が818㎥で増加しています。
協議会では被害の少ない標高900mより高い地域や特に保全したい松林への被害拡大を防ぐため、樹種転換や伐倒駆除を行っていくということです。 -
南箕輪小3年生 りんご学習
南箕輪村の南箕輪小学校3年生の児童は、余分な実を摘み取る、りんごの摘果作業を6日に体験しました。
南箕輪村の田中實さんの農場で、3年1組と2組の児童が摘果体験をしました。
この取り組みは、JA上伊那南箕輪支所が食べ物の大切さを子どもたちに知ってもらおうと、村内の小学3年生を対象に毎年行っているものです。
児童たちは、農家やJA上伊那の職員から教わりながら、余分な実を摘み取っていました。
りんごの実のスケッチも行いました。
児童たちは今後、月1回の観察を行い、11月に収穫を体験するということです。
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VidaFelizのバラ見ごろ
南箕輪村南原のVidaFeliz一級建築士事務所の庭のバラが見頃となっています。
450坪の庭には約200種類1,000本のバラが植えられています。
花は20年以上前から、代表の辻井俊惠さんが管理しています。
毎年、伊那市街地のバラが終わるころに見ごろを迎えるということです。
以前はオープンガーデンとして一般の人にも楽しんでもらっていましたが、今は開放していないということです。
バラは今が見頃で四季咲きのものは秋頃まで楽しめるということです。
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伊那市で撮影の映画「かくしごと」 6月7日公開
伊那市をロケ地に撮影された、俳優の杏さん主演の映画「かくしごと」が7日に全国で公開されます。
7日に公開される映画「かくしごと」は、ほとんどが伊那市内で撮影されました。
この映画は、作家の北國浩二さんの小説が原作で、監督は、東京都の関根光才さんです。
父が認知症を発症し、渋々田舎に戻った杏さん演じる千紗子は、ある日、事故で記憶を失った虐待の傷がある少年と出会います。
千紗子は少年を守るため、自分が母親だと嘘をつき、一緒に暮らし始めるという物語です。
撮影は、2022年の8月に、長谷の非持山公民館や、小黒川渓谷、ニシザワ高遠食彩館など市内各地で行われました。
高遠町の常盤橋で撮影された、少年を捜索するシーンでは、伊那市消防団が全面協力しました。
映画は7日に全国で公開され、荒井の旭座でも上映されます。
全国公開と同時に上映が始まるのは、県内で旭座のみで、ほかの映画館では順次公開されるということです。
旭座では、7月上旬まで上映する予定です。
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水道週間に合わせて 北島水源で整備作業
1日から全国で始まった「水道週間」に合わせて箕輪町松島の北島水源で整備作業が行われました。
今日は箕輪町内の水道事業者でつくる箕輪町水道事業組合の組合員と町役場の職員あわせておよそ20人が作業を行いました。
作業では敷地内の草刈りや木の枝払いなどの環境整備を行いました。
北島水源にある石碑の前で毎年行われている水神祭に合わせて整備作業を行っています。
町内では現在、箕輪ダムの他に北島水源と上古田水源の2ヶ所が使われています。
北島水源には2つの井戸がありポンプで地下から水をくみ上げています。
木下、松島地域を中心に1日およそ800トンの水を供給しています。
この日は作業の後に水に感謝し、1年間の安全を祈る水神祭が行われました。
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南部保育園の園児 バラのアレンジメント体験
南箕輪村の南部保育園の園児は、バラを使ったフラワーアレンジメントをきょう、体験しました。
きょうは、南部保育園の年長園児21人がバラを使ったフラワーアレンジメントを体験しました。
アレンジ体験が行われたのは、南箕輪村の葬儀場クリスタル愛光です。
園児はバラを2輪選び、スポンジに挿していました。
企画したのは、箕輪町に本社がある葬儀社、株式会社愛光典礼社です。
愛光典礼社では、神子柴にあるクリスタル愛光で3年前からバラを育てています。
バラを見て園児に喜んでもらいたいと、近くの南部保育園に声をかけ初めて開きました。
園児は植えられているバラも見学していました。
クリスタル愛光には、17種類のバラが植えられています。
見ごろは6月中旬までで、誰でも見ることができます。
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すまいテラスいな オープン
伊那市荒井の空き店舗を全面改装し、移住相談窓口やシェアオフィスを備えた複合施設「すまいテラスいな」が2日にオープンしました。
オープニングセレモニーではくす玉を割り祝いました。
運営する、すまいテラスいな協議会は、不動産業者や設計士、デザイナーなどで構成されています。
いなっせ前にある、すまいテラスいなは1959年に建てられた元菓子店の建物を全面改装しました。
鉄筋コンクリート造りの3階建て、延床面積は130平方メートルです。
2日は協議会のメンバーと訪れた人が交流を行いました。
空き家の活用や移住促進を「住まいと暮らしを照らす」をキーワードに情報や人をつなぐ場を目指すということです。
施設には上伊那8市町村の広報や移住・生活情報などのパンフレットが置かれているほか、移住相談窓口などがあります。
営業時間は午前10時から午後5時です。
火曜と水曜は定休日となっています。
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伊那市誌編さん 9分野19冊を刊行
2025年度、伊那市が合併して20年を迎えることから「伊那市誌」刊行に向けた編さんが進められています。
2029年度までに9分野、全19冊を刊行します。
伊那市美篶芦沢にある伊那市誌編さん室です。
建物は美篶東部保育園や美篶子育て支援センターとして使われてきましたが、2020年11月から市誌編さん室となりました。
現在7人の市教育委員会の職員が資料収集や調査、原稿執筆などを進めています。
リズム室だった部屋は収集した資料などを置く書庫になっています。
2006年3月31日に伊那市、高遠町、長谷村が合併し、新しい伊那市が誕生しました。
合併前にそれぞれ市史や町誌、村誌を刊行していますが、およそ40年が過ぎていること、2026年度に合併20年を迎えることから、新たに刊行するものです。
伊那市誌は、A4版で1冊を250ページほどにまとめ、2025年度末には、伊那市の成り立ちなどまとめた概説編2冊、政治行政編、文化編の4冊を刊行する予定です。
2029年度までに9分野、全19冊を刊行します。
また、映像や音声などのデジタル化も検討していくということです。
5日は市役所で伊那市誌編さん委員会が開かれ委員など、およそ20人が出席しました。
会議では、原稿の執筆マニュアルやレイアウトについての確認を行いました。
行数や文字数、年号表記をどうしていくかなど意見を出していました。
2025年度に刊行する市誌の原稿の入稿時期については、10月を目指すとしています。 -
南ア北部遭対協 有賀新隊長任命
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の定期総会が伊那市長谷の長谷公民館で5日開かれ救助隊の新隊長に有賀俊康さんが任命されました。
5日は救助隊幹部の任命が行われ、隊長には伊那市役所の有賀俊康さん55歳が任命されました。
副隊長は、同じく市役所の大澤勇さん53歳。
班長は民間の西村一樹さん42歳と三宅慎平さん38歳の2人が任命されました。
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はらぺこ園児たちが田植え
伊那市の認定こども園「山の遊び舎はらぺこ」の園児たちは富県の田んぼで5日に田植えをしました。
5日は園児や保護者などおよそ40人が田植えを行いました。
田んぼを管理している保護者OBで富県の小森健次さんに植え方を教わりました。
品種は「ササニシキ」で、園児たちは広さおよそ1アールの田んぼに30センチ間隔で苗を植えていきました。
「山の遊び舎はらぺこ」では「子どもたちにとって田植えは貴重な体験になっている。これからもみんなで自然に触れる経験を積み重ねていってほしい」と話していました。
9月下旬から10月上旬に収穫を行い、祖父母参観の時に味わう予定です。
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6月4日 ローメンの日
6月4日は蒸し麺の語呂合わせでローメンの日です。
伊那ローメンズクラブ加盟店のうち、18店舗で並盛が1杯500円で提供されました。
伊那市上牧の日本料理あすなろでは、並盛が200円安い500円で提供されました。
昼時にはローメンを食べに地元住民などが訪れました。
ローメンズクラブでは、ローメンの特徴でもある蒸し麺の語呂合わせから6月4日をローメンの日に定めています。
クラブ発足の1997年から、多くの店でローメンを味わってもらおうと割引サービスを行っています。
あすなろの店主で伊那ローメンズクラブ会長の唐澤正也さんです。
あすなろのローメンはりんごと玉ねぎでとったスープを使い、さっぱりとした味わいになっています。
伊那ローメンズクラブでは来年もこのイベントを続けていきたいとしています。
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伊那防犯協会連合会 今年度事業を承認
伊那市、箕輪町、南箕輪村の、防犯協会などで作る伊那防犯協会連合会の総会が5月27日、伊那市役所で開かれました。
総会では、「地域のきずなで安全・安心なまちづくり」を目標として、防犯意識を高めるために去年に引き続き地域安全運動を行うことなどが承認されました。
伊那警察署管内で去年1年間に発生した刑法犯の認知件数は前の年より17件少ない268件でした。
電話でお金詐欺は、去年4件で被害額は4,600万円でした。
総会では他に伊那少年警察ボランティア協会の功労者として、伊那市の清水達雄さん・箕輪町の小原仁男さん・南箕輪村の堀泉さんの3人の表彰が行われました。 -
箕輪北小学校 プール清掃
箕輪町の箕輪北小学校で7月の水泳の授業に向けたプール清掃が4日に行われました。
この日は5年生の児童およそ50人がブラシを使って、1時間ほどプールを磨きました。
箕輪北小学校では毎年高学年の児童が清掃を行っています。
箕輪町の小学校では登下校中や水泳中の児童の熱中症を防ぐため、今年から夏休み中のプールの開放は行わないということです。
箕輪北小学校では今後6年生の児童が残りを清掃して、7月1日にプール開きをするということです。 -
伊那北公園 バラ見ごろ
伊那市のJR伊那北駅近くにある伊那北公園のバラが見頃となっています。
伊那北公園には、バラやツツジなど約50本が植えられています。
公園を管理する伊那市によりますと、バラの見ごろは今月中旬までです。
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新山保育園 ハロウィンかぼちゃの種まき
伊那市の新山保育園の園児は、ハロウィンの行事で使うカボチャの種を4日撒きました。
4日は、新山保育園の年少から年長の園児14人が、1人1つのポットに土を入れ、種を撒いていきました。
JA上伊那青壮年部富県支部のメンバー3人が訪れ、園児にやり方を教えていました。
新山保育園と青壮年部富県支部は田植えなどで交流を行っていましたが、新型コロナの影響で途絶えていました。
交流を復活させ、園児に農業に親しんでもらおうと、一緒にカボチャを育てることにしました。
種を撒いたのはおもちゃカボチャという品種で小さな観賞用の実がなります。
種を撒き終わると、園児が水をあげていました。
7月上旬には、近くの畑に苗を植え替えるということです。
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乾燥野菜を使い「味噌玉」作り
地元産のみそや乾燥野菜を使い「味噌玉」をつくるイベントが伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷で5月18日に開かれました。
味噌玉は味噌に鰹節と好みの乾燥野菜を混ぜて作るものです。
参加者は蓮根やネギなど好みの具材を混ぜると手で丸めていました。
このイベントは地元野菜を味わってもらおうと、伊那市地域おこし協力隊の村中ひとみさんと野田直子さん、駒ヶ根市の農家下島幸恵さんが企画しました。
乾燥野菜は下島さんが食品ロスを減らそうと規格外の野菜を使って作ったもので、味噌も市内で手づくりされたものが使われています。
企画した3人は「みそ玉は冷凍保存ができます。これからの時期のハイキングなどで味わってもらいたい」と話していました。 -
衣替え 伊那西高校の生徒が夏服で登校
6月に入り衣替えの季節となりました。
伊那市の伊那西高校では3日、夏服で登校する生徒の姿がありました。
伊那西高校では、3日から今週いっぱい移行期間を設け、その日の気温に応じて夏服と冬服を選ぶことができます。
登校時間の午前8時頃は日が差し、日傘をさして歩く生徒もいました。
また、伊那西高校では、今年度の1年生から制服のデザインが新しくなりました。
スカートは、紺色とチェック柄の2種類で、新たにスラックスも導入し、1年を通して好きな物を選ぶことができます。
リボンとネクタイはそれぞれ2種類で、好みの組み合わせで着用することができます。
伊那西高校では、「今年度からはポロシャツも用意したので、環境に合わせた服装で通って欲しい」と話していました。 -
信大農学部三木助教 移動式のオフィスを手作り
南箕輪村の信州大学農学部の三木敦朗助教は、移動式のオフィスを手作りしました。
好きな場所に移動して仕事ができるため、エネルギーの利用を最小限に抑えることができるということです。
大学の構内を移動する三木さんがひいているのは、リヤカー。
三木さんは、中古のリヤカーを購入し、その上にオフィスを手作りしました。
その名も、移動式オフィス「Ina LOG」です。
好きな場所に移動し、四隅の高さを合わせるだけ。2~3分ほどで設置完了です。
上伊那産の木材を使用し、長さ120センチ、横幅110センチ、高さ170センチほどのオフィスを手作りしました。
陽の当たるところにソーラーパネルを置いて電気を生み出し、オフィスは日陰の涼しいところに設置します。
夏は涼しく、冬は暖かい場所へ自ら動くことで、エアコンなどを使用しない環境に配慮した暮らしを提案しています。
こちらは水平を図る水準器。少しでも傾いていると気分が悪くなるということです。
密閉しすぎると酸欠の恐れがあるため、酸素濃度を測定する機械も設置しています。
コロナ禍の2020年から作りはじめ、作っては壊して改良を加え、現在は5台目です。
三木さんは、「学生には興味を持ったことに対して自由に挑戦して欲しい」と期待します。
今後1年間使用してみて、暑さや寒さに耐えられるかを検証するということです。 -
伊那北高校吹奏楽部 第69回定期演奏会
伊那市の伊那北高校吹奏楽部の第69回定期演奏会が、伊那文化会館で2日開かれました。
定期演奏会は日頃の練習の成果を披露しようと毎年この時期に開かれています。
第1部ではコンクールの課題曲などを、第2部ではポップスなどを演奏しました。
このうち第2部では、振り付けなどを交え趣向を凝らしたステージを披露していました。
伊那北高校吹奏楽部には1年生16人、2年生23人、3年生12人の、合わせて51人の部員が所属しています。
今後は、コンクールに向け練習を重ねていくということです。
伊那北高校吹奏楽部では「演奏を通して感謝の気持ちや自分たちの魅力を伝えていきたい」と話していました。
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みのわテラスで働く車フェア
消防車やパトカーなどが並ぶ「働く車フェア」が箕輪町大出のみのわテラスで1日行われ、多くの親子連れで賑わいました。
みのわテラスでは、毎月第1土曜日にテーマを持ったイベントを企画しています。
今月のテーマは「働く車フェア」で、会場にはパトカーや消防車、大型トラックなどが並び、子どもたちは車両に乗車して記念撮影をしていました。
伊那警察署は車両展示の他に、さすまたや防弾盾などを紹介し子どもたちが触れていました。
また、町内の酪農家が使用しているトラクターも展示され、子どもたちに人気でした。
顔写真を撮影してみのわテラスオリジナルの子ども免許証を発行してもらえるコーナーも設けられました。
会場では他に、牧草ロールに好きな絵を描くコーナーや、シャボン玉あそびなどの催しが行われていました。
1日は天候にも恵まれ多くの家族連れが訪れ休日の一日を楽しんでいました。
みのわテラスでは来月、夏祭りを企画しています。
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片岡鶴太郎さん講演
俳優で画家の片岡鶴太郎さんの講演会が伊那市高遠町総合福祉センターやますそで1日、開かれました。
片岡さんは、役者として映画やドラマなどで活躍する一方で、芸術家として絵画なども手がけています
伊那市高遠町の信州高遠美術館でこれまで3回個展を開いています。
2012年には、伊那市芸術文化大使に委嘱されています。
講演会は、事前に募集した質問に片岡さんが答える形で開かれました。
芸術に目覚めたきっかけは椿の花だったと紹介しました。
「38歳の時、2月の早朝、ドラマ撮影に向かうため自宅の玄関を出ると、赤いツバキが目に入った。凛と咲く花に心がきゅっとするような感銘を受けた。そのツバキを表現しようと絵に挑戦した」と話していました。
講演会では、片岡さんの作品も紹介されました。
講演会は、高遠町公民館の公民館講座「高遠町桜大学」の一環で開かれたもので、およそ200人が訪れました。
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倒木による停電 復旧
1日午前2時30分頃、伊那市高遠町の一部、130戸で倒木による停電がありました。午前9時50分頃に復旧しています。
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綿半箕輪店 世界の食材販売
箕輪町三日町の綿半スーパーセンター箕輪店では、世界各国の食材を扱っています。
外国人居住者の多い箕輪町で、故郷の味を楽しめると好評だということです。
綿半スーパーセンター箕輪店では、ワールドマーケットと名付けたコーナーで中国やベトナム、フィリピンなどアジアを中心とした10か国の調味料や野菜、米などおよそ900種類を販売しています。
冷凍食品も販売していて、アヒルの肉や果物ドリアンもあります。
売れ筋商品は豚の皮を揚げたフィリピンのスナック「チチャロン」だということです。
長野市に本社を置く綿半ホームエイドは県内に21店舗を展開していますが、ワールドマーケットは現在箕輪店のみとなっています。
綿半ホームエイドによると母国の料理を作りたくても食材を買う場所が少ないという声があったということです。
箕輪町には5月1日現在763人の外国人が住んでいます。
町民の3.2%が外国人となっています。
先月3日から売り場を設けていて、外国人客からは好評だということです。
綿半ホームエイドでは、品揃えをさらに充実させ外国人居住者のニーズに応えていきたいとしています。
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バスで1時間の避暑地 こもれび山荘をPR
伊那市長谷の南アルプス林道バス クイーンラインの北沢峠までの運行が来月8日から始まります。
運行開始を前に、北沢峠こもれび山荘の見学会が今日報道機関向けに開かれました。
伊那市長谷の仙流荘からバスでおよそ1時間、標高2,036メートルの北沢峠のバス停の向かいにこもれび山荘があります。
伊那地域の最高気温は26.8度でしたが、現地の気温は17度と、少しひんやりとしていました。
こもれび山荘では今シーズンからケーキセットの提供を始めました。価格は税込み1,000円です。
こもれび山荘は、伊那市観光㈱が運営する山小屋で、近年は登山客の他、釣りや自然散策などで訪れる人も増えているということです。
15分ほど歩いた大平山荘からは北アルプスの景色を楽しむこともできます。
そうした登山客以外の利用も伸ばしたいと見学会が開かれました。
宿泊客向けの食事は、調理士で管理人の狩野俊一さんが腕をふるいます。
夕食は手作りのハンバーグやスープカレー、朝食は手作りの味噌を使った味噌汁や焼き魚などが提供されます。
朝晩寒冷え込むという声にこたえ、宿泊スペースには今年から羽毛布団を用意しました。
宿泊予約もインターネット上で出来るようになりました。
こもれび山荘はすでに営業が始まっていて、一泊二食付き1万2,000円からです。
また、林道沿いでは、雄大な景色を楽しむことができます。
歌宿からバスで5分ほどの標高1,780m地点では、岩肌に穴が開いた「鹿窓」を見ることができます。
南アルプスクイーンラインの北沢峠までの運行は6月8日からです。