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12月の求人倍率1.88倍
上伊那の去年12月の月間有効求人倍率は、11月を0.01ポイント下回る1.88倍でした。
月間有効求人数は4,488人、月間有効求職者数は2,385人で、去年12月の月間有効求人倍率は11月を0.01ポイント下回る1.88倍でした。
県は1.68倍、全国は1.63倍となっています。
雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として前の月の判断を据え置きました。
今年3月卒業予定の新規高卒者の内定者数は383人で、内定率は91.6%となっています。 -
上牧の住民がそり遊び
伊那市上牧の住民は、地区内の林道で10日にそり遊びを楽しみました。
関係者にとっては9日の降雪が恵の雪になったようです。
10日は、大人と子ども合わせて20人が集まりました。
住民有志でつくる上牧里山づくりでは、地区内の林道を利用して全長およそ100メートルのコースをつくり、毎年そり大会を開いています。
今年は雪がなく中止も考えていたということですが、なんとか開催することができたということです。
そり大会には、桜やアカシア、竹などで作った手作りのそりが用意され、早速子どもたちが滑っていました。
うまく滑ることができない子ども達に代わり大人が挑戦すると、勢いよく滑りおりていました。
上牧里山づくりでは、「地域の自然で沢山の思い出をつくってたくましく育ってほしい」と話していました。 -
バレンタイン前にお菓子作り講座
14日のバレンタインデーを前に、南箕輪村公民館は、チョコレートを使ったお菓子作りの講座を9日開きました。
講座には村内の小学生やその保護者18人が参加し、ガトーショコラなどを作りました。
レシピは南箕輪村の管理栄養士らが考えたもので、バターや生クリームの代わりに豆腐を使う、安価でヘルシーなレシピです。
子どもたちは、溶かしたチョコレートの中につぶした豆腐や卵、薄力粉などを入れて混ぜ合わせていました。
南箕輪村公民館では、季節に合わせて様々な講座を開いていて、今回はバレンタインを前に手作りの菓子を作ってもらおうと開きました。
お菓子を作って家族や友達にプレゼントしてほしいというのが今回のコンセプトです。
カップに生地を入れ、オーブンで15分ほど焼きました。
講師の南箕輪村の管理栄養士は「チョコペンなどでデコレーションすると華やかになります」と紹介していました。
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小学生が地元企業の仕事体験
小学生に地元の企業の仕事を体験してもらうイベント「このまちのおしごとごっこ」が伊那市のいなっせで9日、開かれました。
イベントは、子どもたちに、将来に対するイメージを膨らますきっかけにしてもらおうと伊那商工会議所青年部が初めて開いたもので、伊那市内の23の企業や団体が出展しました。
このうち、伊那バス株式会社はバスガイド体験を行いました。
子ども達はバスガイドの服を着て、伊那市内の名所を撮影した映像を使ってガイドをしていました。
サンスイ生花店は、好きな花を選んで作るフラワーアレンジメント体験を行いました。
店員は、「花に愛情を込めて自由に花を挿してください」と子どもたちにアドバイスをしていました。
また、伊那ケーブルテレビも参加し、子ども達がアナウンス体験をしました。
他にもヒノキで椅子を作ったりネイルアートに挑戦するなど、子ども達が体験をしながら仕事について理解を深めていました。
体験を終えた子どもには修了証が手渡されていました。
イベントには、親子合わせておよそ300人が訪れたということです。
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富県でプチヴェールまつり
伊那市富県の農家が特産化を目指す冬野菜「プチヴェール」をPRするイベントが農林産物直売所たかずやで9日、行われました。
今が旬のプチヴェールは、ケールと芽キャベツを掛け合わせた冬野菜で栄養価が高く甘みがあるのが特徴です。
9日は、直売所たかずやでプチヴェールまつりが開かれ、プチヴェールを使ったおひたしや天ぷらが訪れた人たちに振舞われました。
直売所たかずやの生産グループは、富県の気候が栽培に適していることから特産化を目指し16年前から生産しています。
会員60人のうち30人がプチヴェールを栽培しているということです。
プチヴェールは4月中旬まで収穫作業が行われ、1袋150円で直売所たかずやで販売されています。 -
江戸時代からのひな人形並ぶ
伊那市高遠町の旧馬島家住宅で、江戸時代から平成までの雛人形が並ぶ展示会が、7日から始まりました。
旧馬島家住宅には、およそ400体の雛人形が並んでいます。
面長な顔と切れ長の目が特徴の江戸時代中期から後期の「享保雛」
雛段ではなく屋形の中に飾られた江戸時代後期の「古今雛」など、時代によって違う雛人形を見ることができます。
この他、地域住民から寄せられた大正や昭和のもの、押絵雛やつるし雛も展示されています。
旧馬島家住宅では「時代ごとに表情の違う雛人形を親子で楽しんでもらいたい」と話していました。
ひな人形展は、4月22日まで旧馬島家住宅で開かれています。
だるま市が開かれる11日には、入館者にさくら茶の無料サービスが、3月10には参加費100円のお茶会を開く予定です。 -
高校生に不在者投票呼びかけ
伊那市選挙管理委員会事務局は、この春卒業予定の高校3年生を対象に、不在者投票の手続き方法を知ってもらおうと7日、南箕輪村の上伊那農業高校で啓発活動を行いました。
この日上農高校で開かれた社会セミナーで、伊那市役所の職員が不在者投票について説明しました。
不在者投票は、地元を離れてほかの市町村に滞在する人が、滞在先の市区町村の選挙管理委員会で投票できる制度です。
高校3年生は、進学や就職で地元を離れる生徒が多く、投票率も低いということです。
去年4月に行われた伊那市長選挙の18歳・19歳の投票率は21.98%でした。
職員は「4月の県議会議員選挙は転居の時期と重なるが、不在者投票の制度を利用して積極的に選挙に行ってほしい」と呼び掛けていました。 -
豚コレラ 殺処分完了
宮田村の養豚場で陽性が確認された豚コレラについて、養豚場にいた全数2444の殺処分が完了しました。
長野県によると、午前9時頃には、養豚場にいた2444頭全頭の殺処分が済んだということです。
現場では、肌色をした袋が積み上げられていました。
養豚場近くでは、殺処分した豚を埋めるための穴が掘られていました。
石が多い地盤で穴掘りは難航したということですが、正午ごろから穴に埋める作業が始まったということです。
埋める作業は、9日までに完了させるとしています。
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ミヤマシジミ研究会 環境展
絶滅危惧種のチョウ、ミヤマシジミの保護活動を行っているミヤマシジミ研究会による環境展が伊那市役所で開かれています。
ミヤマシジミは絶滅危惧種に指定されていて日本では主に中部と関東北部に分布しています。
羽を広げた大きさは2センチから3センチほどで県内では主に伊那谷に生息しています。
環境展は信州大学や地域住民でつくるミヤマシジミ研究会などが開いているもので今回で7回目です。
写真や標本のほか学校近くの山林にミヤマシジミが生息している伊那西小学校の児童が行った保護活動が紹介されています。
伊那西小学校の3年生8人は去年の秋に研究会とともにミヤマシジミの幼虫のエサとなるコマツナギを校内に植え成長する様子を観察してきました。
環境展では伊那西小学校児童が描いたミヤマシジミの絵も展示されています。
ミヤマシジミ研究会は「身近な生き物たちに関心を持つことが伊那谷の自然を守るうえで大切だ。」と話していました。
環境展は15日金曜日まで伊那市役所1階ロビーで開かれています。 -
アイデアバッグで5位入賞
箕輪町の箕輪中学校2年の太田結衣子さんは、全国中学生創造ものづくり教育フェアのアイデアバッグコンクールで5位入賞を果たしました。
5日は、太田さんが役場を訪れ、白鳥政徳町長に結果を報告しました。
太田さんは、家庭科部の部長を務めていて全国大会に出場するのは2回目です。
全国大会は先月26日に で開かれ全国から16人が出場しました。
太田さんが出場したアイデアバッグコンクールでは3時間30分以内にバッグを製作します。
出張の多い父親を思いパソコンやワイシャツの他カギなど小物も収納できるバッグを製作したということです。
白鳥町長に今後は何をつくりたいか尋ねられると太田さんは、「自分の洋服を作ってみたいです」と答えていました。
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美篶小金管クラブ 壮行会
伊那市の美篶小学校金管クラブは、10日に神奈川県で開かれる全国小学校管楽器合奏フェスティバル東日本大会に県代表として出場します。
6日は、朝の全校集会で演奏を披露しました。
金管クラブは、4年生から6年生まで40人が所属していて、朝や放課後などに練習をしています。
学校の行事のオープニングを務めたり高齢者施設を訪問して演奏などもしています。
去年は、県の予選を経て11月の東海大会で銀賞を受賞しました。
東日本大会へは、音楽教諭らでつくる東日本小学校管楽器教育研究会の推薦を受けて初めて出場します。
児童は、「長野県代表としてほこりを持って演奏したい」と話していました。
美篶小学校金管クラブが出場する東日本大会は10日に神奈川県で開かれることになっています。
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長谷循環バス 新型車両導入
伊那市の長谷地区を運行する路線バスの新型車両出発式が、4日に行われました。
新たに導入されたのは、昨年度導入されたものと同じ型の車両です。
ナンバーは、塩見岳の標高と同じ3052で、事業費はおよそ2,200万円です。
4日は、近くの長谷保育園の園児を招いて出発式が行われました。
式では園児が豆まきを行い、交通事故を起こす鬼を追い払った他、乗客を呼び込む福の神を招き入れていました。
長谷総合支所の有賀賢治支所長は、「地域の移動手段として多くの人に利用してもらいたい」と話していました。 -
水森かおりさん 高遠さくら路をリリース
NHK紅白歌合戦に16回出場している演歌歌手の水森かおりさんは、伊那市の高遠の桜と女性の恋心をテーマにした新曲、「高遠さくら路」を、1月22日にリリースしました。
27枚目となる新曲「高遠さくら路」は、高遠の桜と女性の悲しい恋心を綴った曲です。
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立春朝搾り出荷 イメージ通りの味に
4日は立春です。
日本酒「信濃錦」の蔵元伊那市荒井の宮島酒店では搾りたての生原酒「立春朝搾り」の出荷作業が早朝に行われました。
午前5時半、伊那市荒井の宮島酒店です。
4日の伊那地域は、最高気温は午前5時17分の12.6度と3月下旬並みの気温となりました。
宮島酒店では未明から瓶詰め作業を行い、午前5時ごろから中南信の酒販店の関係者が参加してラベル張りをしました。
立春朝搾りは、立春の日の早朝に搾りあがった生原酒をその日のうちに味わってもらおうと、宮島酒店では18年前から販売しています。
酒米は、高遠町山室で栽培した美山錦を使用しています。
今年は、720ミリリットル入りが1,600円、一升瓶が3,200円と、原材料の高騰により100円から200円値上げしたということです。(税抜き)
立春朝搾りは、全国の蔵元有志が共同で行っている企画で、今年は45の蔵元が参加して30万本をつくりました。
宮島酒店では去年より300本ほど少ないおよそ3,700本を出荷しました。
「イメージした通りの味に仕上がった」と関係者は話します。
午前8時からは神事が行われお祓いをし、その後早速味や香りを確かめていました。
立春朝搾りは予約制ですが、伊那市日影の酒文化いたやで数量限定で販売しているということです。 -
立春に寒ざらしそば引き上げ
立春の4日、先月の大寒に合わせて川の冷水に浸した「寒ざらしそば」が引き上げられました。
4日は、高遠そば組合のメンバー7人が、長谷の粟沢川からそばの実を引き上げました。
今年は、去年よりおよそ45キロ多い135キロを浸しました。
「寒ざらし」をすることで、そばの甘みが増したり食感がよくなったりすることから、組合では毎年この時期に行っています。
引き上げられたそばの実は、カビが生えないよう2週間ほど天日干しをします。
期間中は、組合員が交代で天地返しをするということです。
寒ざらしそばは、1食1,200円で7月中旬に高遠町内のそば店6店舗で提供されることになっています。 -
恩徳寺で大護摩祈祷
3日は節分です。各地で節分にちなんだ行事が行われました。
南箕輪村沢尻の恩徳寺では大護摩祈祷と福豆まきが行われました。
毎年恒例の恩徳寺の節分会には、厄除けや家内安全、商売繁盛などを願う人たちが訪れました。
祈祷は午前6時から午後5時まで8回行われ、このうち午前9時の祈祷では、およそ170人が本堂に入りました。
雑念を焼きつくし願いをかなえてくれるとされる護摩祈祷が始まると、参拝者は、バッグなどを差し出し燃え上がる炎にかざしてご利益を求めていました。
大護摩祈祷の後、豆まきが行われました。
升を持った年男と年女たちが福豆や銀杏などをまくと集まった人たちは福を招きいれようと一斉に拾い集めていました。
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高遠町引持常会で大数珠回し
五穀豊穣や無病息災を願う「大数珠回し」が伊那市高遠町の引持常会で3日、行われました。
伊那市高遠町上山田の引持集落では江戸時代から大数珠回しが受け継がれていて、今でも引持常会が毎年行っています。
3日は、引持の地区住民35人が集まり五穀豊穣、無病息災などを祈願しました。
数珠は長さ17メートル、玉の数は852個で、中に一つ大きな玉があります。
集まった人たちは、輪になって座り、数珠を左に回しながら南無阿弥陀仏と唱えていました。
数珠の中の大きな玉が自分の所へ回ってくると頭を下げて願い事をしていました。
引持常会では、「地域に伝わる伝統行事を後世につなげていきたい」と話していました。
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最高気温3月上旬並み
2日の伊那地域の最高気温は、午後3時13分に3月上旬並みの8.9度を記録し、平年を4.3度上回りました。
長野地方気象台によりますと、この暖かさは木曜日頃まで続くということです。
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だるま市に向け人形飾り製作
2月11日は、伊那市高遠町の鉾持神社参道で伝統のだるま市が行われます。
年々数が少なくなっている恒例の人形飾りですが、西高遠の春日医院では、地域を盛り上げようと今年も製作に取り組んでいます。
2日は春日医院のスタッフやその友人が作業にあたりました。
今年は、子どもに喜んでもらおうと人気アニメキャラクターを作っています。
だるま市は、五穀豊穣を願う鉾持神社の祈年祭に合わせて行われていて、約400年前から続くとされる高遠伝統の冬の風物詩です。
市に合わせて周辺に飾られる名物の人形飾りは、かつて各地区の実業団が製作していました。
去年は7団体が製作していましたが、今年は高遠町総合支所庁舎の仮移転の影響などで伊那市役所有志が製作を行わないことから、1団体減り6団体となります。
これは昭和33年のだるま市で撮影された人形飾りです。
この写真を撮影した高遠町の矢澤章一さんに当時の賑わいについて聞きました。
春日医院では、祭りを盛り上げようと7年前から人形飾りを製作しています。
また、今年は初めて、手作りの小物を販売します。
スタッフやその友人の他、病院に通う患者にも声をかけて集めています。
2日も作業の途中で、作品を届けに来た人がいました。
高遠だるま市は11日に鉾持神社参道で行われます。
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子どもたちが6足歩行ロボ製作
上伊那の子どもたちがものづくりを体験する工作教室が2日伊那市防災コミュニティセンターで開かれました。
工作教室には、上伊那の小学生76人が参加しました。
定員の倍の申し込みがあったということです。
作ったのは、赤外線レーダーで障害物を感知して動く6足歩行ロボットです。
工作教室では、上伊那の製造業8社の社員の他、駒ヶ根工業高校の2,3年生33人が子どもたちの組み立てを手伝いました。
上伊那子ども科学工作教室は、長野県テクノ財団 伊那テクノバレー地域センターなどが開いたもので、今年で18回目です。
実行委員会では、「自分の手を動かしてものをつくる楽しさを感じてもらい、ゆくゆくは地元のものづくりに携わってくれたらうれしいです」と話していました。
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伊那西芸術フェス
伊那市の伊那西高校の文化系クラブが製作した作品展、芸術フェスティバルがかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には美術クラブ、書道クラブ、写真クラブ、折り紙・工芸クラブ、家庭科クラブの生徒の作品およそ200点が展示されています。
伊那西高校の芸術フェスティバルは、1年間の活動の成果を地域の人たちに発表する場として毎年開かれていて今年で12回目です。
会場では展示の他に、茶華道クラブが、お点前を披露していました。
伊那西高校では「クラブが一堂に会する展示を地域の人たちに楽しんでもらいたい」と話していました。
伊那西高校芸術フェスティバルは、伊那市のかんてんぱぱホールで5日まで開かれています。
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ハーモニカ演奏会
上伊那で活動するハーモニカグループによる演奏会が伊那市の伊那文化会館で2日、開かれました。
演奏会は、上伊那ハーモニカ愛好者の集い実行委員会が毎年開いているもので今年で8回目です。
2日は、個人や団体合わせておよそ100人が参加し、練習の成果を発表しました。
このうち、伊那市と辰野町のメンバーで集まる5人グループ「ハーモニカこまくさ」は、春の曲を集めたメドレーを披露しました。
こまくさは、月に2回練習をしていて、地区の行事や老人福祉施設などでボランティア演奏をしているということです。
主婦5人で集まる伊那市の「さくらメイツ」は、ベースを担当するバスハーモニカやコードハーモニカを使ってフランス民謡を披露しました。
訪れた人たちは、ハーモニカの音色を楽しんでいました。
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字手紙作品 並ぶ
ハガキに薄墨で大きく一字を書き小さくコメントを添える
字手紙の作品展が南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で今日から始まりました。
絵の代わりに大きく一字を書き小さな文字で言葉を添えています。
伊那市の宮下梨花さんが指導する書道教室、蒼花会のメンバー10人が製作した字手紙を中心に40点が展示されています。
蒼花会による作品展は、南箕輪村のなごみの樹で28日まで開かれています。
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市役所1階 地元産材スペース
伊那市は、幅広い世代の人に地元産の木材のぬくもりや魅力に触れてもらおうと、市役所1階の市民ホールに、地元産材を使った家具などを設置します。
1日は、事業を請け負う㈱やまとわ木工事業部で説明会が開かれました。
伊那市役所1階市民ホールには、地元産の木材を使った机や椅子、パーテーションなどが設置されます。
サクラやアカマツ、クリの他、南アルプスの藪沢で発生した雪崩で倒れ廃材となったダケカンバやヒメコマツも今回の事業で使われます。
伊那市では、次世代に森林の大切さや農林業を引き継いでいこうと「50年の森林ビジョン」を進めていて、今回の事業もその一環で行われます。
伊那市荒井に本社を置き南箕輪村に木工事業部がある㈱やまとわが制作にあたります。
9種類およそ50点の家具などを作る予定です。
地元産材を使った家具などは、3月末に伊那市役所1階市民ホールに設置され、4月1日から利用可能となります。
これに合わせてやまとわでは、3月26日に木の材料から桜の花をつくるイベントを企画しています。
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今季初のまとまった降雪
上伊那地域では31日の夕方から夜にかけて、今シーズン初めて平地でまとまった雪が降り、1日の朝は雪かきをする人の姿が見られました。
1日午前8時過ぎ、伊那市荒井のいなっせ北側広場では、除雪機を使って雪をかく人の姿が見られました。
上伊那広域消防本部によりますと、伊那地域では1日午前0時に12センチの積雪を観測したということです。
みはらしファーム周辺では、観光客が訪れる前に、職員が雪をかいていました。
伊那警察署によりますと、31日午後5時から1日午前8時までに、雪の影響で15件の車の事故があったということです。 -
あるしん伊那北支店に車が突っ込む
31日午後1時20分ごろ、伊那市山寺のアルプス中央信用金庫伊那北支店の入り口に乗用車が突っ込む事故がありました。この事故によるけが人はいませんでした。
事故があったのは、伊那市山寺のアルプス中央信用金庫伊那北支店です。
車体が、入り口の自動ドアに突っ込んでいます。
81歳男性が運転する普通乗用車と71歳女性が運転する普通乗車が衝突する事故があり、その反動で、81歳の男性が運転する乗用車が入り口に突っ込んだということです。
それぞれの車の運転手、アルプス中央信用金庫の職員、来店客にけがはなかったということです。
あるしんの関係者は、「大きな音がした。受付の女性たちは驚き、怖い思いをしたようだ」と話していました。
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女性の働きやすい環境づくりに貢献
伊那市内でヘアサロンを経営する株式会社アークは国の人材教育助成制度「ジョブ・カード」を活用して去年、未満児専用の保育所を開園しました。
制度活用で新たな正社員の雇用を生み出し、女性の働きやすい環境作りに貢献したとして日本商工会議所から感謝状が贈られました。
31日は伊那商工会議所の川上健夫会頭がアーク保育園を訪れ、竹松正弘社長に日本商工会議所と長野県商工会議所連合会からの感謝状を伝達しました。
アークは去年ヘアサロンで働くスタッフの育児の手助けをしようと未満児専用の保育所を開園しました。
立ち上げという事もあり、未経験の保育士を雇用しジョブ・カード制度を活用し人材教育をしました。
訓練期間は5か月間で、実習での賃金助成として30万円の補助を受けたという事です。
現在保育園には10人の未満児が通い、保育士や調理員など8人の雇用も生み出しました。
伊那商工会議所は上伊那全域のジョブ・カード制度の窓口となっていて、現在は30社余りが利用しているという事です。
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平成30年 人口増減発表
長野県は去年平成30年の年間人口増減数を31日発表しました。
自治体別の自然増減数では、南箕輪村だけが増加し他は全て減少となっています。
県の調べによりますと長野県の人口は平成30年の1年間に1万2,116人減少し今年1月1日現在206万1,053人で17年連続の減少となりました。
このうち出生数から死亡数を引いた自然増減では、南箕輪村が1人の増加で最も多く、他の全ての自治体は減少となっています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の市町村の自然増減と社会増減を合わせた人口増減数は伊那市は346人減少し人口は6万7,058人。
箕輪町は48人増加の2万5,148人。
南箕輪村は99人増加の1万5454人でした。
県内で人口の増加数が最も多いのは白馬村の199人で、最も減少したのは長野市の2,475人でした。
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パラレルドリームe-TaxをPR
2月18日から、平成30年分の確定申告が始まります。
30日は自宅で申告書の作成ができるe‐TaxのPRイベントが伊那市の伊那税務署で行われました。
イベントでは上伊那を拠点に活動するアイドルグループパラレルドリームの「みかさん」と「ゆいさん」が、インターネットを使って申告書が作成できる「e-Tax」を体験しました。
パソコン画面の表示と職員の指示のもと文字や数字を入力し、およそ15分で申告書を作成しました。
「e-Tax」は、税に関する各種手続きを国税庁のホームページで行えるシステムです。
今年は新たにマイナンバーカードが無くてもIDとパスワードによる申告が行なえます。
これによりスマートフォンからも申告が行えますが、IDとパスワードの取得には、事前に税務署での本人確認が必要となります。
平成30年分の確定申告は2月18日からです。
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イノシシだるま販売へ
江戸時代から続くとされるだるま市が来月11日に伊那市高遠町の鉾持神社参道で行われます。
これに合わせ、商店主でつくる霜町実業団は干支だるまの販売をします。
こちらが今年の干支イノシシをモチーフにしただるまです。
霜町実業団では、高齢化などにより4年前、だるま市恒例の人形飾りの展示を辞めました。
それに代わるものとして、3年前から干支にちなんだだるまを販売しています。
一昨年はニワトリ、去年は犬をモチーフにしただるまを販売しました。
イノシシだるまは、一つ1600円です。
干支だるまは、毎年人気があり一昨年と去年は午前中で完売したということです。
今年は300個を用意していて、すでに150個の予約が入っているということです。
干支だるまは、高遠観光タクシー横の駐車場で販売し、事前予約もしています。
※94ー2107
伝統のだるま市は、来月11日に鉾持神社参道で行われます。