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琴と尺八演奏会
伊那三曲協会による琴と尺八の鑑賞会が、22日、伊那市の伊那公民館で開かれました。
鑑賞会では、プロの若手演奏家3人が出演し、古典から現代の曲まで6曲を披露しました。
鑑賞会は、本格的な邦楽に親しむ機会にしようと琴や尺八などの愛好者で作る伊那三曲協会が開いたものです。
会場にはおよそ130人が訪れ、演奏に耳を傾けていました。
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最高気温34.8度 5人搬送
伊那地域の21日の最高気温は、午後1時41分に34.8度を記録しました。
南箕輪村の牧草地では、酪農家の城田忠志さんが刈り取り作業を行っていました。
熱中症予防として水分を多くとるよう心掛けているということです。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在熱中症とみられる症状で5人が搬送され、そのうち3人は入院が必要だということです。
長野地方気象台では、22日以降も県内の最高気温は35度近くになると予想していて、暑さを避け、こまめに水分を補給するなど熱中症対策をとるよう呼びかけています。
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土用の丑 うなぎ店大忙し
20日は土用の丑です。
伊那市上新田で鰻の蒲焼を販売している塚原信州珍味では、連日の暑さもあり注文の対応に追われ忙しい一日となりました。
厨房では店主の塚原慎也さんをはじめ、家族4人が次々に入る注文の対応に追われていました。
こおばしい香りが漂う厨房では焼いた鰻が自慢のタレにつけられパック詰めされていました。
20日だけで800人分を販売する予定で今朝は6時から仕込みを始めたという事です。
今年は連日の猛暑もあってか、例年より早めに予約が入りだしたという事です。
昼時になると客が訪れウナギのかば焼きや弁当を買い求めていました。
塚原さんによりますと鰻の仕入れ値は高騰しているということですが、値上げはせず提供しているということです。
塚原信州珍味のウナギの蒲焼は1人前2千円で予約販売となっています。
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ヤマユリ涼しげに咲く
伊那市高遠町引持の平岩兼雄さん宅のヤマユリが見頃となっています。
ヤマユリは自宅の裏山に群生していて今が見頃です。
当初は数株だったものが自然に増えていき今のようになったということです。
平岩さんは「暑いなかですがヤマユリを見ていると涼しさを感じます。」と話していました。
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伊那まつりでそば切り音頭 披露へ
伊那商工会議所の女性会は、伊那まつりのオープニングセレモニーで「信州そば切り音頭」を初めて披露します。
20日は本番に向け伊那商工会館で練習を行いました。
女性会では伊那まつりと信州そば発祥の地伊那を盛り上げようと踊りを披露する事にしました。
そば切り音頭は、長野県内のそば店の店主が信州そばを歌と踊りで表現したもので平成26年に作ったものだということです。
女性会では誰でも簡単に踊れるよう一部をアレンジし練習をしてきました。
そば切り音頭は8月4日の午後4時40分頃から伊那市駅前交差点近くで披露する予定です。
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猛暑 小学校で熱中症対策徹底
連日猛暑が続く中、南箕輪村の南箕輪小学校では、新たに扇風機を設置したり小まめに水分補給をするなど教室でも熱中症対策を行っています。
休み時間ですが、子供たちは外に出ず教室で過ごします。
南箕輪小学校では、休み時間は屋内で過ごすよう児童に呼びかけたり、扇風機を新たに13台設置するなどの熱中症対策を17日から行っています。
また室内の温度と湿度を計り、温湿度が高いクラスや低学年のクラスは、優先的にエアコンが備えられている教室で授業を行っているということです。
南箕輪小学校では18日まで熱中症対策を続け、来週以降は気温や湿度の状況をみて判断するということです。
19日の伊那地域の最高気温は、午後1時47分に35.8度を記録し、気温が35度を超える猛暑日は6日連続となりました。
長野地方気象台によりますと、20日も35度くらいまで気温が上がる予想で、土曜日以降は若干下がりますが、引き続き熱中症対策をするよう呼び掛けています。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、伊那市内の80代の男性が熱中症の疑いで搬送されましたが症状は軽いということです。 -
水色のカエル見つかる
南箕輪村田畑の小林春人さんのブルーベリー畑で、水色のカエルが見つかりました。
こちらが水色のカエルです。
午前7時前に、自宅近くのブルーベリー畑で収獲していた時に見つけたということです。
小林さんによりますと、10年ほど前にも同じ場所で同じようなカエルを見つけたということです。
元信州大学農学部教授の建石繁明さんによりますと、アマガエルのような小さいカエルは、周囲の環境によって色が変わることがあるということです。
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観測史上最高の37.2度
18日の伊那地域は、1993年の観測開始以来最高の37.2度まで上がり5日連続の猛暑日となりました。
民間の気象情報会社ウェザーニューズによりますと7月いっぱい晴れて夏空が広がる日が多く気温は平年より高い予想です。
内陸ほど気温が上がりやすいため、関東甲信の山沿いを中心にゲリラ豪雨にも注意が必要だとしています。
8月の気温は平年より高い予想で特に下旬は太平洋高気圧が強まる傾向にあり、9月上旬にかけて猛暑のピークとなると予想しています。
上伊那広域消防本部によりますと午後4時現在、熱中症の疑いで搬送された人は4人だということです。
上伊那広域消防本部では、こまめに水分や塩分を補給して、高温注意情報が出ているときは不要な外出は避けるよう呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと、向こう一週間は30度を超える暑い日が続く予想しています。
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4日連続猛暑日 熱中症に注意
17日の伊那地域の最高気温は35.6度で、3連休初日の14日から4日連続の猛暑日となりました。
伊那市山寺にあるキタノヤ電器では、今月に入りエアコンの取り付け作業に追われています。
エアコンの購入と取り付けの件数は、去年の同じ時期に比べて2倍近くになっているということです。
店によっては在庫がなく、注文から1週間ほどかかるところもあるということです。
北原國人会長は「この気候で大忙しだが、お客様に迷惑がかからないよう体制を整えて対応している。社員もバテてしまう」と話していました。
キタノヤ電器では、この日だけで10人近くからエアコンの購入申し込みがあったということです。 -
山村うたごえの輪コンサート
南箕輪村の歌声サークル「山村うたごえの輪」の16周年記念コンサートが14日南箕輪村の村民センターで開かれました。
会場にはおよそ80人が集まり、ピアノの演奏に合わせ歌を歌いました。
1部では長野県ゆかりの作詞家や作曲家が作った曲、しゃぼん玉や夕焼け小焼けなど5曲を歌いました。
山村うたごえの輪は毎月1回、コンサートを開いていてサークルへの登録の必要は無く参加は自由となっています。
顔を合わせ歌う事で、喜びを感じ絆を深めようと16年間活動をしています。
代表の倉田加代子さんは「多くの人の協力があり活動を続けられている。これからも歌の輪を広げられるよう頑張っていきたいです」と話していました。
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伊那市西町区親子マスつかみ大会
伊那市西町の恒例行事、親子マスつかみ大会が16日、三峰川榛原河川公園で開かれました。
三峰川の支流をせき止めて作った会場には、300匹ほどのニジマスが放流され、水着姿のこともたちが、懸命につかまえていました。
この日は、西町のこども120人、大人100人、合わせて200人が参加しました。
このイベントは、西町区青少年育成会とこども会が合同で毎年開いています。
子どもたちは、手探りでニジマスを探し、つかんでは保護者に見せていました。
つかまえた魚は、常会ごとに焼いていました。
西町区育成会では、「安全に配慮して、子どもたちが川に入る機会になっている。地域、ご近所付き合いにもつながっている」と話していました。
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箕輪南宮神社で鹿頭行列
箕輪町木下の南宮神社に伝わる雨乞いの神事、鹿頭行列の奉納が15日行われました。
子ども達が鹿の頭に見立てた飾りを被り境内を3周します。
およそ450年前の大干ばつの時に、雨乞いで雨が降ったことに感謝し、鹿を神様に献上したことが始まりとされています。
名前に「福」「大」「富」が付く伊那市・箕輪町・南箕輪村の地区が担当し、天竜川より東側の福島・福与と、西側の大泉・大泉新田・富田・大萱が交代で行っています。
今年は東側の箕輪町の福与と伊那市の福島が担当しました。
子ども達は、頭にかぶった鹿の頭を重そうにしながらも、地区に伝わる伝統行事に触れていました。
来年は、大泉・大泉新田・大萱・富田の西側地区が担当します。
箕輪南宮神社総代会では、「これからも伝統行事を後世に伝えていきたい」と話していました。
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2日連続の猛暑日
15日の伊那地域の最高気温は35.8度まで上がり2日連続の猛暑日となりました。
伊那市の伊那スタジアムでは、少年野球の試合が行われ、子どもたちは暑さに負けずプレーしていました。
応援に駆け付けた保護者達は、日傘をさすなどして声援を送っていました。
伊那市の15日の最高気温は、午後2時21分に35.8度まで上がり2日連続の猛暑日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと午後4時現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
長野地方気象台によりますと、向こう一週間は30度を超える暑い日が続く予報で、水分をこまめに補給するなど熱中症に警戒するよう呼び掛けています。
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7月史上1位 36.1度の猛暑日
14日の伊那地域の最高気温は7月の観測史上最も高い36.1度を記録し、今年初めての猛暑日となりました。
14日の伊那地域の最高気温は、午後2時31分に36.1度を記録しました。
35度を越える猛暑日は今年に入って初めてです。
上伊那広域消防本部によりますと、午後3時現在、箕輪町の60代の男性1人が、外で草とりをしていたところ熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
午後3時現在長野地方気象台では県内に高温注意情報を出し、熱中症予防を呼び掛けています。
暑い1日となった14日、伊那市民プールがオープンし無料開放され、およそ1000人が訪れたということです。
長野地方気象台によりますと、向こう一週間は30度を超える暑い日が続く予報で、猛暑日になる可能性もあるとしています。
伊那市民プールの営業は8月26日までの土日祝日で、7月21日~8月19日は無休となっています。
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旧井澤家住宅で連鶴教室作品展
伊那市山寺の小松房江さんの連鶴教室の作品展が西町の旧井澤家住宅で開かれています。
会場には、教室を主宰する小松さんの作品を中心におよそ200点が展示されています。
連鶴は1枚の紙で複数の鶴を折る作品です。
小松さんは、「折り紙の奥深さを味わってほしい」と話していました。
この作品展は20日(金)まで伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。
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北海道産サンマ初物入荷
北海道産のサンマの初物が12日、伊那市西春近の丸水長野県水に入荷しました。
この日は、北海道産のサンマの初物40尾が入荷しました。
4日以内に水揚げされたもので、例年より高めの1尾700円台の値がつきました。
生鮮担当者によりますと、近年は中国や台湾の漁船による乱獲や東南アジアでサンマを食べる需要が高まってきた影響で、日本近海では収量が減ってきているということです。
サンマ2キロを購入した市内の飲食店店主は、刺身と焼き魚にして提供すると話していました。
サンマ入荷の本格的なシーズンは、お盆過ぎからの予定です。 -
真夏日 水浴びで暑さ凌ぐ
13日の伊那地域は午後4時に気温32.9度を記録し5日連続で真夏日となりました。
伊那市の産直市場グリーンファームのツキノワグマは飼い主の
小林史麿さんに水をかけてもらい暑さを凌いでいました。
このクマは平成14年生まれのオスで体長は1.5メートルほどあります。
好物は水分を多く含んだ夏野菜でお昼になると飼育係の小松由章さんからきゅうりやミニトマトをもらっていました。
お腹がいっぱいになると、暑さを避けるため頭を小屋に入れて
休みます。
この時期クマの毛は冬の濃い黒から夏の茶色に変わり始めているということです。
13日の伊那地域は日中の最高気温が32.9度を記録し5日連続の真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと午後4時現在熱中症による搬送者はいないということです。
長野地方気象台では14日の県南部の最高気温は35度を越える
猛暑日になると予想しています。
また県内の向こう1週間についても30度を越える日が続くとして熱中症に注意するよう呼びかけています。
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南箕輪村戦没者慰霊祭
日清日露戦争から太平洋戦争で亡くなった人の霊を慰める南箕輪村戦没者慰霊祭が13日村公民館で行われました。
慰霊祭には遺族などおよそ80人が出席し戦没者に黙祷を捧げ、花を手向けました。
戦没者慰霊祭は、南箕輪村と村社会福祉協議会が毎年この時期に行っています。
南箕輪村では、太平洋戦争などで170人余りの命が失われています。
唐木一直村長は「戦争の悲惨さを風化させることなく平和の尊さを伝えていかなければならない。
恒久平和の実現に取り組み、平和で豊かな村づくりを行っていきたい」と話していました。
南箕輪村遺族会を代表して山口一男会長は「戦後から73年、遺族は常に悲しい思いをしてきた。
会員は66人と年々減少しているが、戦争の愚かさや悲惨さ、平和の尊さを伝えるのが遺族の役割と思い、活動していきたい」と話していました。 -
パッチワークキルト展
辰野町の村上光子さんが主宰するマザーグースパッチワークキルトスクールの作品展が13日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
タペストリーなど大作を中心に、上伊那の教室に通う生徒40人の作品、およそ80点が展示されています。
タペストリーなどは、2メートル四方の大きさで、デザイン決めや縫合など完成するまでに1年以上かかるという事です。
代表の村上さんは、「コツコツと時間をかけて作った作品。
それぞれの個性を楽しみ、エネルギーを感じてほしいです」と話していました。
展示会は18日までで、手作りの小物の販売も行っています。
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生徒が地域活性化イベント企画
伊那中学校の3年3組は勘太郎をメインに、中心市街地の活性化イベント「伊那フェス」を9月に開催します。
13日は、プロジェクト会議が伊那中学校で開かれ3年3組の生徒に加え、イベントをサポートする伊那市や通り町の関係者も出席しました。
イベントは、9月22日に行われ700人の来場者を目指します。
会場はセントラルパーク、シマダヤ、いなっせ北側広場を予定していて、ステージ発表や展示、オリジナル商品の販売を行います。
この日は、会場毎にわかれて生徒が考えた企画を発表し、出席した大人からアドバイスを受けていました。
3組では2年生の時から総合学習で中心市街地の活性化について取り組んでいます。
活動の集大成となる今年は、勘太郎をメインに、自分たちの考えた企画で中心市街地に多くの人を呼びたいとフェス開く事にしました。
伊那フェスは9月22日に中心市街地を会場に行われる予定です。
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13日以降猛暑日になる可能性
12日の伊那地域の最高気温は、午後2時3分に31.2度を記録し真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
12日の伊那地域は曇り空となりましたが13日以降は晴れる予報で、長野地方気象台では気温が35度を超える猛暑日になる可能性があるとして、熱中症対策を万全にするよう呼び掛けています。
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3市町村合同子育て応援講座
伊那市・箕輪町・南箕輪村が連携して取り組みを進める「伊那地域定住自立圏」の一環で、子どもを預かってほしい人と預かる人が会員となり、地域で子育てを応援するファミリーサポーターの3市町村合同の養成講座が12日に開講しました。
ファミリ―サポートは、子どもの預かりを希望する人と、子どもを預かることができる人が会員となり、有償で助け合いを行う子育て支援活動です。
この日の講座には、預かる側の会員登録を希望する26人が参加しました。
預かる人は、20歳以上の心身共に健康で、自宅などで保育ができる人が対象となります。
6回の講座すべてを受講すると会員登録されます。
これまで市町村ごとにファミリーサポートの取り組みが行われてきましたが、市町村の枠を超えて助け合いを広げていこうと、今回初めて合同で開かれました。
合同で実施することで、住んでいる市町村以外からの受け入れもできるということです。
初日は、南箕輪村子育て教育支援相談室の松崎由紀子さんが話をしました。
松崎さんは「母親が安心できるよう子どもの行動を予測しながら対応してもらいたい。どんな人が求められているか考え、地域の良きパートナーとして活動してほしい」と参加者に呼び掛けました。 -
蛍の餌「カワニナ」を思沢川に投入
伊那市御園の思沢川に蛍を育てる会のメンバーは、12日、蛍の幼虫の餌となるカワニナを、川にまきました。
12日は、メンバーが思沢川(おもいざわがわ)に集まりました。
地区の水路で2時間かけてつかまえたというカワニナ5キロが用意されました。
蛍を育てる会では、20年近く前から、地区に蛍を取り戻す取り組みをしています。
先進地を視察したり、詳しい人に話を聞くなどして、環境整備を進めてきました。
蛍の幼虫の餌となるカワニナを川に投入する作業もその一環です。
取り組みの成果があり、毎年蛍の乱舞が見られるようになっていて、今年は2000匹が舞ったということです。
カワニナは、年に3~4回、川に投入しています。
蛍を育てる会には、御園地区を中心に、およそ100人の会員がいて、蛍の舞う地域づくりを支えているということです。
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室戸世界ジオパーク写真展
辰野町の写真愛好家中谷勝明さんの展示会 ジオパーク写真展が伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には、中谷さんが去年から今年にかけ撮影した写真35点が展示されています。
今回のテーマは高知県の東の先端にある、室戸世界ジオパークです。
室戸世界ジオパークは、海底で砂と泥が交互にたまってできた縞状の地層が特徴だということです。
写真と旅行が趣味の中谷さんは、2014年から日本各地のジオパークの風景やその地域の文化を撮影していて、室戸が4か所目になります。
この写真は、室戸岬の月見ヶ浜で朝6時頃撮影した写真です。 朝日に照らされる岩と一羽の鳥の取り合わせで、一日の始まりを感じさせるような作品になったということです。
中谷さんのジオパーク写真展は、15日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。
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3日連続の真夏日
11日の伊那地域の最高気温は午後2時35分に31.6度となり3日連続の真夏日になりました。
上伊那広域消防本部によりますと11日、田んぼの草刈りをしていた伊那市内の60代男性が熱中症とみられる症状で搬送されましたが、意識はあるという事です。
伊那市美篶上原ではヒマワリが見ごろとなっています。
近くに住む赤羽豊美さんが、使われなくなった畑を借りて育てています。
9日の月曜日に咲き始め、このところの暑さで一気に開いたということです。
長野地方気象台によりますと、12日は11日より若干気温は下がりますが、むこう一週間は30度を越える真夏日が続く予想で熱中症予防など健康管理に注意を呼び掛けています。
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深妙寺 蓮の花咲く
アジサイ寺としてしられる伊那市西春近の深妙寺ですが、蓮の花も訪れた人の目を楽しませています。
深妙寺本堂がある敷地から道を挟んだ東側に蓮池があります。
10年ほど前から育てていて、白とピンクの2種類があります。
仏教と関わりが深い蓮は、池の濁った水が人々が暮らす世界、花が悟りの世界とされ、迷いの世界にいる人間が悟りを開いて仏の世界へ行く様子に例えられています。
この日はアジサイ目当てに訪れた人達が蓮の花に目を止めていました。
<駒ヶ根市から来た女性>
一方アジサイは今が見ごろです。200種類2,500株が植えられていて、檀家でつくる「あじさいの会」が栽培の手伝いをしています。
<あじさいの会 野溝律子さん>
深妙寺のアジサイの見ごろは今月下旬までで、22日には、あじさいの会が花の摘み取り作業を行うという事です。
蓮は来週中頃からが一番の見ごろになるという事です。
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岸野さんそば店オープン
大阪府出身でそば店を開くために伊那市に移住した岸野靖典さんは、東春近のゲストハウス「赤石商店」のキッチンスペースを借りて10日に開業しました。
オープン初日を迎えたそば店「きし野」です。
東春近のゲストハウス赤石商店のキッチンスペースを借りて開業しました。
大阪府出身の岸野さんは、元はサラリーマンとして働いていて、全国各地のそばを食べ歩く中、高遠そばに魅了されて脱サラしました。
去年6月に伊那市高遠町に移住し、そば店開業の支援を行う伊那商工会議所の講習会に参加したり、地域のそば祭りで打つなど経験を重ねてきました。
店で提供するそば粉は高遠産の「信濃1号」を使っていて、そば挽きからすべて自分で行っています。
この日はオープン前に伊那商工会議所伊那の食プロジェクト特別委員会のメンバーが試食しました。
岸野さんは「高遠そばを食べて感じた感動を、今度は自分から訪れた人に与えていきたい」と話していました。
そば店「きし野」は、毎週火曜日と水曜日の午前11時半から午後3時まで、赤石商店で営業しています。
そばは無くなり次第終了となります。
【値段】
・高遠そば 1,000円
・とりおろし 1,000円
・ざるとろろ 900円 ほか -
箕輪町の空き家 168軒
箕輪町内で認定された空き家は168軒、倒壊などの危険があるとされる特定空き家は7軒だったことが10日に報告されました。
この日は箕輪町役場で空き家等対策協議会が開かれ、町内の空き家の状況が報告されました。
今年5月31日現在、空き家として認定されているのは168軒です。
人口が多い地区で空き家が目立つ傾向があり、1番多いのが松島で45軒、次いで木下の32軒となっています。
倒壊などの危険があり、著しく景観を損なっている状態の空き家「特定空き家」については7軒でした。
この日は協議会の委員が、下古田の特定空き家と思われる建物を視察しました。
町では「持ち主と連絡を取り、改善するよう指導していきたい」としています。 -
楠洲流竜西吟詠会45周年大会
楠洲流聖楠会竜西吟詠会の45周年記念大会が、8日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
竜西吟詠会には、伊那市の西箕輪を除く竜西地区の会員およそ80人が所属しています。
記念大会では、支部ごと2演目を披露しました。
竜西会は、昭和49年に発足し、今年45周年を迎えます。
週に1回公民館などで練習をしていて、会員は漢詩などを独特の節回しで吟じていました。
上野峰洲会長は、「45年の歴史はそれぞれの立場で吟詠会の運営に一生懸命に取り組んできた結果です。50周年に向けて楽しみながら活動していきたいです」と話していました。 -
最高気温31.7度 暑い日続く
9日の伊那地域の最高気温は午後2時9分に31.7度を記録し、真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、今週は気温の高い日が続く予想で、週末にかけては猛暑日の可能性もあるということです。