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冬の渡り鳥 キレンジャク飛来
7日の伊那地域の最低気温はマイナス9.2度と厳しい冷え込みとなりました。 伊那市の伊那中央病院近くでは、黄色い尾が特徴の冬の渡り鳥「キレンジャク」が見られました。
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上伊那獣医師会創立70周年記念講演会
上伊那獣医師会の創立70周年を記念した講演会が4日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれ、飯田保健福祉事務所の松岡裕之所長が話をしました。 上伊那8市町村の獣医師51人でつくる上伊那獣医師会は、昭和22年に発足し、今年で70周年を迎えました。 この日は、創立70周年を記念して、飯田保健福祉事務所の松岡裕之所長が「人と動物の共通感染症」について講演しました。 日本脳炎を媒介する蚊について、「日本脳炎の原因は、ウイルスを持った豚から蚊に移り、蚊から人に移ることがほとんどです。」と説明しました。 松岡さんは「近隣の県では豚の日本脳炎のウイルス調査は行われているが、長野県は20年以上前から行っていない。現在も患者は全国にいるので調査を行った方がよいのではないか。」と話していました。 会場には獣医師などおよそ70人が訪れ、松岡さんの話に耳を傾けていました。
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八十二銀行伊那支店ロビーで展示 園児の作品並ぶ
伊那市境の八十二銀行伊那支店は、市内3つの保育園の作品展を順次開催します。 現在は、竜東保育園の年長園児が製作した作品53点が展示されています。 竜東保育園の年長園児は、ちぎり絵でだるまを描きました。 八十二銀行伊那支店では、年に数回、待合ロビーにコーナーを設けて展示を行っています。 今回は、伊那支店近くの竜東保育園、上の原保育園、美篶保育園に声をかけ、年長園児の作品を展示することになりました。 【竜東保育園 3日~9日】 【上の原保育園 10日~16日】 【美篶保育園 17日~23日】
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確定申告「自宅から作成を」路線バスでPR
16日から、全国一斉に平成29年分の確定申告が始まります。 伊那税務署では、路線バスにステッカー等を貼り、自宅での確定申告書の作成を呼びかけています。 6日は、伊那市西町の伊那バス㈱が所有する路線バスに、自宅からの確定申告書作成をPRするステッカーと中吊り広告が貼られました。 平成29年分の確定申告の受付は、16日(金)から始まります。 受付会場となる伊那市のいなっせは毎年混雑し、1時間以上待つこともあるということです。 伊那税務署では、国税庁のHPの「確定申告書等作成コーナー」の利用を呼びかけています。 バナーをクリックすると、e-Taxと書面提出の2つが選べます。 e-Taxを利用する場合、マイナンバーカードや住民基本台帳カードに組み込まれている電子証明書と、それを読み取る機器が必要となります。 書面提出の場合、入力して印刷したものを郵送または直接税務署の窓口に提出することができます。 平成29年分の確定申告は、16日(金)から始まります。
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三浦久さんコンサート
伊那谷のボブディランとも呼ばれる辰野町のフォークシンガー 三浦 久さんのラブ&ピース トーク・ライブが、1月28日、伊那市の春近郷ふれあい館で開かれました。 コンサートは、平和や憲法について感じる機会にしてほしいと東春近九条の会が開きました。 三浦さんは、終戦の年の1945年に生まれ、60年代、カルフォルニアでボブディランを聞き、歌い始めました。 70年代には京都で活動していましたが、現在は出身地の辰野町で歌っています。 三浦さんは、芸術家や教師の生きざまをつづった歌を歌いました。 東春近九条の会では、「権力から国民を守るため、戦争を二度と起こさないために憲法はある。憲法が平和を守るということを、理屈ではなく歌で感じてほしい」と話していました。
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一足早く学校生活を体験
伊那市の東春近小学校で5日、今年4月に小学1年生になる園児が、今の1年生とお店屋さんごっこやゲームなどをして一足早く学校生活を体験しました。 体験入学は、入学後に少しでも早く学校に慣れてもらおうと行われたものです。 体験入学には、今年4月に小学1年生になる東春近保育園の園児を中心に42人が参加しました。 5日は、お兄さんお姉さん役を1年生が担当し、教室ではお店屋さんごっこが行われました。 1年生たちが折り紙や色画用紙などで作った食べ物や文房具、アクセサリーを販売し、園児は牛乳瓶のフタでつくったお金で買い物をしていました。 他にも、釣りゲームもあり、緊張していた園児にも次第に笑顔が増え、教室には元気な声が響き渡っていました。 東春近小学校の1年生と東春近保育園の年長児は、去年9月に一度、小学校を探検する交流をしたということです。 東春近小学校では4月5日に入学式が行われ43人が入学する予定です。
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地域おこし協力隊に三浦俊幸さん
東京在住の三浦俊幸さんが箕輪町地域おこし協力隊に5日、任命されました。 三浦さんは、地産地消の推進など食を通しての情報発信に取り組みます。 協力隊に任命されたのは伊那市出身で東京在住の三浦俊幸さん55歳です。 三浦さんは、平成10年から東京都六本木で日本料理店を経営しています。 平成27年から三浦さん経営の飲食店で使用する野菜を箕輪町で栽培していて、年間200種類の野菜を作っているということです。 三浦さんは、箕輪町の農産物を活かしたイベントや食を切り口とした情報発信を行います。 今後は、東京と箕輪町の2地域で活動を行う予定で、箕輪町では週末を中心に活動することになっています。 三浦さんは、食に関わる経験と知識を活かし地元の食材の美味しさをPRしたり使い方を提案する他、出荷できず廃棄になるような食材の活用を考えたいと意気込んでいます。 地域おこし協力隊の任期は最大3年となっています。
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長野五輪 巡回パネル展
20年前に開催された長野オリンピック・パラリンピックの感動や記憶を伝えようと、長野県が県内11か所で巡回パネル展を開いています。 伊那合同庁舎には、5日からパネルが設置されています。 20年前の1998年、長野県を会場に、オリンピックは2月7日から22日まで、パラリンピックは3月5日から14日まで開催されました。 当時掲示された公式ポスターのうちの5枚のほか、県の職員が所有するスタッフジャンバーや公式キャラクターのスノーレッツのぬいぐるみも展示されています。 また、合庁の入り口にも幟旗が飾られています。 長野県では、「20年前にまだ生まれていなかった子どもたちにも、県内で開催されたことを知ってもらい、関心を持ってほしい」と話していました。
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上牧でそり滑り大会
伊那市上牧の林道でそろ滑り大会が4日、開かれました。 上牧の住民有志でつくる「上牧里山づくり」が林道を整備してコースを作りました。 上牧里山づくりでは、昔ながらのそりを楽しんでもらおうとアカシアやサクラの間伐材を使って作った手作りのソリも用意しました。 4日は、小学生やその保護者らが参加し、全長およそ200mのコースをそりで滑りました。
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引持常会で大数珠回し
五穀豊穣や無病息災を願う「大数珠回し」が伊那市高遠町の引持生活改善センターで4日、行われました。 伊那市高遠町上山田の引持集落では江戸時代から大数珠回しが受け継がれていて、引持常会が毎年行っています。 4日は、引持の35戸から39人が集まり五穀豊穣、無病息災などを祈願しました。 数珠は長さ17メートル、玉の数は852個で、中に一つ大きな玉があります。 集まった人たちは、輪になって座り、数珠を左に回しながらナ南無阿弥陀仏と唱えていました。 数珠の中の大きな玉が自分の所へ回ってくると頭を下げて願い事をしていました。 引持常会では、「地域が今年も安泰の1年になってほしい」と話していました。
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宮島酒店で立春朝搾り
4日は立春。暦の上では春です。 日本酒「信濃錦」の蔵元、伊那市荒井の宮島酒店では、搾り立ての生原酒「立春朝搾り」の出荷作業が行われました。 4日の伊那地域の最低気温は、2月下旬並みのマイナス5度でした。 午前5時半、搾り立ての日本酒が瓶詰めされました。 日本名門酒会の43の蔵元が参加して、今年はおよそ31万本をつくり、宮島酒店では例年並みの4,000本を出荷します。 立春に搾った酒をその日のうちに届けようと、この日は信濃錦を取り扱っている酒販店の18人が、瓶にラベルを貼る作業を手伝いました。 酒には高遠町で採れた「美山錦」が使われていて、清々しくすっきりとした口当たりに仕上がっているということです。 立春朝搾りは予約制ですが、伊那市日影のいたや酒店で、一部数量限定で販売されます。 価格は、720ml入りが1,500円、一升瓶が3,000円となっています。
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プチヴェールまつり
伊那市富県の農林産物直売所たかずやで3日、地元で特産化を目指す野菜「プチヴェール」が振る舞われ訪れた人たちにPRしました。 今が旬のプチヴェールは、芽キャベツとケールをかけ合わせた冬野菜で栄養価が高く甘みがあるのが特徴です。 3日は、直売所たかずやでプチヴェールまつりが開かれました。 プチヴェールを使ったおひたしに天ぷらが訪れた人たちに振る舞われました。 直売所たかずやの生産グループは、富県の気候が栽培に適していることから15年前から特産化を目指し生産しています。 グループの会員60人のうち30人がプチヴェールを栽培しているということです。 おひたしや天ぷらの他に鍋に入れるのも美味しいということです。 事務局長の埋橋豊茂さんは「メンバーの高齢化により生産量が思うように上がらない。今後は若い世代の生産者を増やし特産化を進めていきたい」と話していました。 プチヴェールは4月中旬まで収穫作業が行われ、1袋150円で直売所たかずやで販売されています。
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みはらしファームで節分会
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、恒例の豆まきが行われ、家族連れなどで賑わいました。 とれたて市場前の駐車場には特設ステージが設けられ、台風や長雨、イルフルエンザの鬼などが登場しました。 節分会のイベントは、みはらしファームが開園した年から行われています。 最初は、農作物の豊作を願い行われていましたが、次第に不況や震災など世相を反映するようになってきたということです。 訪れた人たちは、みはらしファームでとれた大豆をぶつけ、鬼を退治しました。 続いて行われた福豆まきではいちご狩り入園券などもお菓子とともにまかれ、訪れたひとたちは、われ先にと手を伸ばしていました。
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節分 恩徳寺で大護摩祈祷
3日は節分です。各地で節分にちなんだ行事が行われました。 南箕輪村沢尻の恩徳寺では大護摩祈祷と福豆まきが行われました。 毎年恒例の恩徳寺の節分会には、厄除けや家内安全、商売繁盛などを願う人たちが訪れました。 祈祷は午前6時から午後5時まで8回行われ、このうち午前9時の祈祷では、およそ120人が本堂に入りました。 雑念を焼きつくし願いをかなえてくれるとされる護摩祈祷が始まると、参拝者は、バッグなどを差し出し燃え上がる炎にかざしてご利益を求めていました。 大護摩祈祷の後、豆まきが行われました。 升を持った年男と年女たちが福豆や銀杏などをまくと集まった人たちは福を招きいれようと一斉に拾い集めていました。 訪れたある参拝者は「家族が健康で過ごせる1年になってほしい」と話していました。
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伊那市の荒井神社 地域の小学生と節分祭の豆まき
伊那市の荒井神社では3日、地域の小学生らが節分祭に集まり豆まきを行いました。 荒井神社では、毎年氏子会や区の役員のみで節分祭を行っていましたが今年は地域の小学生を呼んで神事と豆まきを行いました。 本殿には50人ほどの子ども達が集まりました。 豆まきのほかに区内の商店11店舗で使える引換券が入ったお菓子が配られました。 荒井神社は今年から2、3年の間を神社創設百周年祭と位置づけ催し物を企画しています。この日はその第一弾として子ども達を招いての節分祭を行いました。 神事では、弓の絃を鳴らして邪気を払う「鳴絃邪気退散(めいげんじゃきたいさん)の儀」が行われました。 氏子会の伊藤秀雄会長は「毎年子ども達に集まってもらえるような節分祭を行っていきたい」と話していました。
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竹澤長衛の鉄砲 ふるさと長谷にもどる
南アルプスの開拓者・竹澤長衛が愛用していた鉄砲「村田銃」が、およそ60年ぶりにふるさとの伊那市長谷に戻ってきました。 長衛が狩猟の時に使っていた「村田銃」です。 村田銃は明治13年に村田経芳が設計し、日本陸軍で採用された小銃です。 2011年、北沢峠の山梨県側にある長衛小屋の建て替えの時に床下から発見され、山梨県の警察署に届けられました。 伊那市では翌年の2012年から、山梨県の公安委員会などへ伊那市が所有する事を要望し、去年12月にようやくふるさと長谷に戻ってきました。 2日は、この鉄砲を保管する長谷公民館で報告会が開かれ、市や山岳関係者などおよそ10人が出席しました。 会では、20代の時に長衛の猟に同行したことがある、矢澤章一さんが特徴などについて話をしました。 矢澤さんは、「山でも動きやすく、弾を込めやすいよう銃身を30センチ短くしていた。」「銃の先端の狙いを定める部分は、光が反射しないようキズを入れていた」と話していました。 また、クマ打ちの名手で「熊長さ(くまちょうさ)とも呼ばていた」という事です。 また2日は長衛の息子の星野五六さんも会場を訪れ、久々に父親が使っていた鉄砲と再会しました。 長衛が愛用した鉄砲は2日から長谷公民館で展示されています。
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みのわうたごえ喫茶 3月3日に記念イベント
箕輪町内の喫茶店を会場に、月に1回歌仲間が集まる「みのわうたごえ喫茶」の200回記念イベントが、3月3日に開かれます。 1日は、月に1回の例会が町内の飲食店で開かれました。 みのわうたごえ喫茶は、歌仲間でつくる集まりで、童謡や唱歌、懐メロなど様々なジャンルの歌をうたっています。 うたごえ喫茶は、昭和30年ごろ労働運動や学生運動の高まりとともに続々と誕生し、東京から各地域に広まっていったということです。 その後カラオケブームにより衰退していきましたが、「もう1度集まって歌いたい」との思いから平成14年1月にみのわうたごえ喫茶が発足し、先月200回の節目となりました。 200回を記念して、3月3日土曜日に「500人のうたごえ喫茶」が、町文化センターで開かれます。 発足当時から先月まで代表を務めた山口栄一さんは、「1つになって歌う楽しさを味わってほしい」と多くの来場を呼び掛けます。 みのわうたごえ喫茶の200回記念イベントは、3月3日土曜日の午後1時30分から町文化センターで開かれます。
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伊那ケーブルテレビ 公式キャラクター決定
伊那ケーブルテレビジョンが募集していた公式イメージキャラクターに、伊那市高遠町の伊澤貴代さんの作品が選ばれました。 公式キャラクターに選ばれた伊澤さんの作品「イナケーブルテレビーズ」です。 伊那ケーブルテレビの略称ICTをそれぞれ3体のキャラクターで表現しています。 1日は、伊那ケーブルテレビで表彰式が行われ、向山賢悟社長から伊澤さんに表彰状と賞金5万円が手渡されました。 公式キャラクターの募集は、去年9月15日から10月31日まで視聴者を対象に行い、6歳から61歳までの23人から44作品が寄せられました。 3回に渡り審査を行い、伊澤さんの作品は色やデザイン、伊那ケーブルテレビに対する思いが感じられたことなどが評価されました。 今後は、自主放送の番組やHP、グッズなどで活用します。
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伊那地域でも皆既月食観測
地球の影に満月が完全に隠れる皆既月食が、31日の夜、伊那地域でも見ることができました。 31日は、全国的に曇りの予報でしたが、皆既月食が始まる時刻の伊那地域では、満月が夜空に浮かんでいました。 午後8時45分頃、月が欠け始めました。 皆既月食は、太陽と地球、月が一直線に並び、地球の影の中を月が通過することで起きるものです。 午後9時30分頃には、月の半分ほどが欠け、午後9時50分頃完全に欠けて皆既食となりました。 国立天文台によりますと、次に日本全国で観測できるのは、平成34年11月8日だということです。
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3日の節分を前に 伊那北保育園で豆まき
3日の節分を前に、伊那市の伊那北保育園で、1日に豆まきが行われました。 1日は、伊那北保育園の園児71人が、掛け声に合わせて豆をまきました。 手づくりのお面をかぶり、クラスごとに鬼役と豆まき役に分かれて行いました。 全ての園児の豆まきが終わり、投げた豆を拾っていると・・・ 保育士2人が扮した鬼が登場しました。 最後は、保育士を連れ去ろうとした鬼に豆を投げつけていました。 大久保聰子園長は「1番怖い鬼は皆さんの心の中にいます。泣き虫鬼、いじわる鬼、弱虫鬼を追い払って心も体も大きく成長してください。」と話していました。
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野菜づくりを学ぶ研修会
有機栽培・減農薬野菜に興味がある人を対象にした「やさいづくり研修会」が25日、箕輪町の地域交流センターで開かれました。 研修会は、箕輪町有機農業研究会が今回初めて開いたものです。 研究会は、町内外で農業に携わる15人ほどが会員となっていて、月に1回野菜づくりについて情報交換を行っています。 この日は研究会会長の唐沢金実さんが土壌の基礎知識について話をしました。 唐沢さんは「良い土壌の条件は、養分の保持力が高くイオンのバランスが良いことです。」と話していました。 研修会は、2月と3月にも開かれ、実習を交えながら作物ごとの栽培のコツを学びます。
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月野ぽぽなさん角川賞を受賞
箕輪町松島出身で現在、アメリカニューヨーク在住の俳人、月野ぽぽなさんが俳句界の芥川賞ともいわれる「角川俳句賞」を受賞しました。 30日は、月野さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に受賞を報告しました。 月野さんが受賞した作品は、「人のかたち」と題した50句です。 月野さんは、信州大学教育学部を卒業後、県内の小中学校の教員を経て、ピアニストの夫とともに渡米しました。 インターネットで俳句の世界を知り、2002年から俳句づくりを始め2004年に俳人金子兜太さん主宰の俳人結社「海程」の会員となりました。 角川俳句賞は1955年に創設され、未発表の50句を対象とする公募による俳句の新人賞です。 また、俳句界の芥川賞ともいわれ、俳人の登竜門としても知られています。 句歴15年の月野さんは、毎年応募していて10回目にして初めての受賞となりました。 月野さんは、「感謝の気持ちを忘れず今後も創作活動を続けていきたい」と話していました。
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伊那小6年忠組 2月24日によさこいイベント
総合学習で「よさこい」に取り組んでいる伊那市の伊那小学校6年忠組の児童は、踊る楽しさを伝えようと、児童たちが中心となって2月24日にイベントを行います。 児童たちは、今までお世話になった人たちに感謝を伝えようと「39忠組伊那こいだよ全員集合祭り」と題したイベントを企画しました。 祭りは、2月24日(土)の午前10時から伊那小学校第一体育館で行われることになっています。 6年忠組の児童は、4年生の運動会で、よさこいを発表したことがきっかけで、それ以降、総合学習で取り組んでいます。 5年生の時には、天竜川の民話をもとにしたオリジナル曲に児童たちが考えた振付で踊りました。 6年生からは、踊る楽しさを伝えようと、地元のよさこいチームと交流したり様々なイベントにも参加しています。 去年11月には、東京のお台場で開かれたよさこい祭りにも招待されました。 児童たちは、本番に向け、週に3日ほど練習をしているということです。 忠組では「総合学習のまとめでもあるので多くの人たちに楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けています。
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しんわの丘でバラの剪定作業
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでは、今シーズンのバラまつりに備えて剪定作業が行われています。 剪定作業は去年12月からはじまっていておよそ9千平方メートルの園内に220種類1600本あるバラを管理する伊那市振興公社の職員が一本一本剪定しています。 太陽の光を入れ風通しをよくすることで病気になりにくくなるということです。 しんわの丘ローズガーデンは、高遠町に事業所がある伸和コントロールズ株式会社が地域貢献事業として平成16年に整備しました。 毎年、6月と9月にバラまつりが行われていて、伊那市振興公社では「今年も、多くの人に足を運んでもらえるバラ園にしたい」と話していました。 バラの剪定作業は2月いっぱい行われることになっています。
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村の日に向け「村民の歌」合唱練習に熱
2月18日に行われる「南箕輪村の日」のイベントでの村民の歌の合唱披露に向け、有志による練習が始まっています。 29日夜には村公民館で練習が行われ、村内の有志およそ30人が参加しました。 元小学校の音楽教諭で当日、指揮をする小椋信子さんが指導にあたりました。 この日は、歌い出しの発声を重点的に練習していました。 小椋さんは「最初が一番肝心。口も目も大きく開けて、遅れないように大きな声で歌いだしてください」と参加者に呼びかけていました。 村文化団体連絡協議会は、昭和36年に村歌に制定された村民の歌を2016年、混声四部合唱に編曲して、2017年の村の日のイベントから村民有志による合唱で曲を披露しています。 練習は来月12日まで毎週月曜日の午後7時から村公民館で行われ、村内在住であれば誰でも参加することができます。
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上伊那 12月求人倍率1.97倍
上伊那の去年12月の月間有効求人倍率は、11月と同じ1.97倍でした。 月間有効求人数は4,815人、月間有効求職者数は2,449人で、12月の月間有効求人倍率は、11月と同じ1.97倍でした。 県は1.74倍、全国は1.59倍で、平成28年8月以降、17か月連続で県と全国を上回っています。 県内12の地域のうち、上伊那は飯山の2.05倍に次いで2番目に高い倍率となっています。 新規求人数1,650人に占める正社員の割合は39.4%で、県の38.1%を上回っています。 雇用情勢については「引き続き堅調に推移している」として、コメントを据え置きました。 来春卒業予定の新規高卒者の就職内定率は90.8%となっています。 若手の人材確保・育成に力を入れる企業が増えていて、ハローワーク伊那では、引き続きまだ就職が決まっていない生徒に対して個別支援に取り組んでいくとしています。
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「自宅から確定申告書作成を」 e-TaxをPR
2月16日から、平成29年分の確定申告が始まります。 30日は、自宅で申告書の作成ができるe‐TaxのPRイベントが、伊那市の伊那税務署で行われました。 イベントでは、南箕輪村を拠点に活動する男子バレーボールチームVC長野トライデンツの長田翼選手が、インターネットを使って申告書が作成できる「e-Tax」を体験しました。 「e-Tax」は、税に関する各種手続きを、インターネット利用して行える国税庁が運営するシステムです。 長田選手が体験したのは、医療費控除の明細書作成です。 今年から医療費控除の明細書を作成すれば、領収書の提出は不要となります。 パソコン画面の表示と職員の指示のもと文字や数字を入力し、およそ10分間で作成できました。 「e-Tax」は、国税庁HPの「確定申告書等作成コーナー」から利用できます。 平成29年分の確定申告は、2月16日から始まります。
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震災から7年 福島の現状を学ぶ
東日本大震災からまもなく丸7年となります。 福島の親子を伊那に招く活動をしている「伊那谷親子リフレッシュプロジェクト」は、福島の現状について学ぼうと、南箕輪村の村民センターで28日に勉強会を開きました。 話をしたのは、福島市で障がい者の支援活動をするNPO法人ファーム庄野の大越良二副理事長です。 震災の時は、福島市で福島第一原発近くの浪江や相馬地域から避難した人たちの支援をしました。 大越さんは、2014年に甲状腺がんと判り、全摘出手術をうけました。 福島では甲状腺がんについて、差別につながる心配から、身内にも隠している人が多いと話します。 勉強会を企画した「伊那谷親子リフレッシュプロジェクト」では改めて震災や原発事故について考えるきっかけにしてほしいと話していました。
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ドローンスクール開校
活用が広がっている小型無人機ドローンの知識や操作などを学ぶドローンスクール信州伊那校が、伊那市長谷で29日、開校しました。 ドローンスクールは、操縦技術者や資格取得者を養成しようと南信地域では初めての開校となります。 岡谷市や飯島町など南信地域から4人が受講しました。 29日は、デモフライトを見学したり、機体の構造や法律など基本的な知識を学びました。 伊那校の代表講師を務めるのは伊那市手良の蟹澤幸一さんです。 蟹澤さんはJUIDAに加盟するドローンスクールの講習を修了し、去年10月に講師として認定されました。 JUIDAは、ドローンの安全利用を進める企業や研究者でつくる組織で、国土交通省にも管理団体として認定されています。 空撮などで使われるドローンは、GPSや様々なセンサーなどにより安定して飛行できる機体が多くを占めますが、反面、事故の9割は、人による操縦ミスと言われています。 ドローンスクールは、2月2日まで5回行われることになっていて、30日から本格的にドローンを操縦することになっています。 受講者は、無人航空操縦技能資格を取得することができます。
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日本人孤児と中国人養父母に関する展示
終戦後中国東北部 旧満州に取り残された日本人孤児とその子ども達を育てた中国人養父母に関する展示が、29日から伊那市役所で始まりました。 会場には、中国人養父母がどのような思いで孤児を引き取り育ててきたのかについてまとめたパネルなど26枚が展示されています。 日本人孤児は、第二次世界大戦が終結した1945年に日本人が中国から撤退した際、現地に残されその後中国人に育てられたものです。 展示は、中国で養父母の支援活動をしている団体が作成したパネルを満蒙開拓平和祈念館が借り受け、長野県日中友好協会が県内各地で開いているものです。 展示を見ていたある女性は、「本当の愛とはなんなのかを考えさせられた」と話していました。 展示は2月2日金曜日まで伊那市役所1階ロビーで開かれています。 30日は、「満蒙開拓と中国養父母」と題した講演会が、午後2時から1階多目的ホールで開かれます。