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飲酒運転撲滅パトロール
酒の席が増えるこの時期に合わせ、伊那市交通安全協会は飲酒運転撲滅パトロールを昨夜行いました。 15日は、伊那市交通安全協会の会員と伊那警察署の署員およそ20人が、4つのグループに分かれてパトロールをしました。 伊那市駅周辺の飲食店およそ100店舗を回り飲酒運転撲滅のチラシなどを配りました。 パトロールは酒の席が多くなるこの時期に伊那市交通安全協会が毎年行っています。 15日現在、伊那署管内の今年の交通事故の件数は去年より7件少ない312件で、死亡事故は1件多い6件となっています。
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年賀状の受け付け始まる
年賀状の受付が15日から始まり伊那市の伊那郵便局では専用のポストが設けられました。 受付初日の15日は訪れた人が入口に設けられた専用ポストに投函していました。 伊那郵便局では来年1月8日以降はがきの料金が52円から62円となることから注意を呼びかけています。 伊那郵便局では数量限定で東京オリンピックパラリンピックの寄付金付き年賀はがきの販売も始めています。 年賀状は今年に引き続き年明け2日の配達はなく、伊那郵便局では元日に届けるために遅くとも28日には投函してもらいたいとしています。
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そば打ち講座 開講
伊那市の高遠町公民館は手作りのそばで年越しをしてもらおうと、高遠閣でそば打ち講座を6日、開きました。 そば打ち講座は、高遠町公民館の人気の講座で、毎年この時期に開かれています。 今年は、市内から25人が参加しそのうちの14人が初心者です。 高遠そばの会と高遠そば愛好会のメンバーが講師を務め、参加者はそば打ちの技術を学びました。 高遠そばの会の飯島進会長は「こねばち3年、のし3月、きり3日。まずはこねる工程を何度も練習してコツをつかむことが大切です」と話していました。 高遠町公民館によりますとこれまでの受講者の中に高遠町内でそば店を開いた人が3人いるということです。 そば打ち講座は来年の1月17日まで5回を予定していて、最終日には修了証が贈られることになっています。
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子どもの居場所づくり考えるフォーラム
地域が一体となって子どもの居場所づくりを考えるフォーラムが10日伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、東京都のNPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワークの栗林知絵子さんが講演しました。 豊島子どもWAKUWAKUネットワークでは、遊具のない自然の中で遊ぶプレーパークや子ども食堂などを運営しています。 栗林さんは「成長するにつれて様々なサポートが必要になる。孤立しがちな子どもの居場所づくりを、この町でも実践してほしい。」と話していました。 フォーラムには、上伊那地域のNPO法人や行政関係者などおよそ50人が参加しました。 「信州こどもカフェ」は、学習支援や食事、悩み相談などができる居場所の総称です。 その居場所づくりを推進するために、県が市町村やNPO法人などと連携して組織する「地域プラットフォーム」を、今年度県内10圏域ごとに構築する計画で、上伊那では食事を提供する「子ども食堂」の運営に重点を置くということです。
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西春近南小でしめ飾りづくり
西春近南小学校の児童とその保護者は、正月用のしめ飾りを2日作りました。 2日は西春近南小学校の1年生から6年生までの児童70人と、保護者46人が参加し、しめ飾りを作りました。 地域のお年寄り4人が講師となり、作り方を指導しました。 手作りのしめ飾りで新年を迎えてもらおうと、西春近南小学校PTAが毎年企画しています。 5年生は、総合的な学習の時間で自分たちが育てた稲のワラを使って作りました。 2日はほかに、クリスマスのリースも作りました。 西春近南小PTAでは「地域の人たちと交流をしながら日本に伝わる文化を学んでほしい」と話していました。
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上伊那地域の若者が意見交換
上伊那地域の若者が、日常生活の気になる話題を自由に語り合う集いが、5日伊那市内で開かれ、教育や国際情勢について意見を交わしました。 この日は、伊那市や宮田村在住の20代~30代の7人が参加し、教育や北朝鮮問題をテーマに意見を交わしました。 教育について参加者からは「1人で生きていく力を教える事が大切だ。」「様々な体験を通して知恵を伸ばすことが子どもにとって良い教育だ。」などの意見が出ていました。 集いは、上伊那地域の若者でつくる「未来を考える若者の会」が、政治や経済に興味を持ってもらおうと企画したものです。 会では、今後も月に1回程度集いを開く予定で、参加者を募っています。
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南宮神社初祭りに向けて山車飾りづくり
来年1月13、14日に行われる箕輪町木下の南宮神社の初祭りに向けて、山車飾りづくりが行われています。 11日は、境内にある祭典準備室で、住民有志でつくる木下山車飾り保存会のメンバー13人が作業にあたっていました。 保存会では、初祭りに合わせて境内とJR木ノ下駅前の6つの舞台に山車飾りを展示しています。 境内脇の一番大きな舞台のテーマは、桜田門外の変です。 幕末の江戸城の門外で大老井伊直弼が水戸藩の浪士たちによって殺害された場面を人形飾りで表現します。 他にも、平安時代の「源氏物語」やペリーが開国を迫る「黒船来航」など、毎年会員がテーマを決めて制作しています。 山車飾りづくりは、11月14日から始まり、週6日集まって進めています。 初祭りは、来年1月13、14日の2日間行われます。 祭りに先駆けて、19日の午後から木ノ下駅前で山車が展示されます。
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南箕輪中学校であいさつ運動
毎月11日は長野県が定める「信州あいさつの日」です。 南箕輪村の南箕輪中学校の正門前では、村のイメージキャラクターまっくんが登校する生徒や児童に声をかけていました。 11日は、まっくんの他、生徒会執行部の生徒や村の職員などおよそ30人が、登校する生徒らに声をかけていました。 この取り組みは、家庭や地域で互いにあいさつをすることで、人と人との繋がりや地域ぐるみでの健全育成を進めていこうと、平成26年から始まったものです。 南箕輪中学校では、1日の始まりを元気な挨拶でスタートさせてほしいと話していました。
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大芝高原道の駅 来年7月末のオープンを予定
南箕輪村が進めている大芝高原の道の駅化について、来年7月末のオープンを予定していることが分かりました。 11日は、役場で村議会全員協議会が開かれ、村が道の駅登録についてのスケジュールを初めて示しました。 それによりますと、道の駅登録に関する申請書を来年2月に提出し、4月下旬に登録される見通しで、オープンは7月末になるということです。
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短編映画「ピカレスカ」 完成披露試写会
山形国際ムービーフェスティバルでグランプリを受賞した、全て伊那市内で撮影が行われた短編映画「ピカレスカ」の完成披露試写会が9日、創造館で開かれました。 試写会には、倉田健次監督や出演者4人が出席し、映画の完成とグランプリ受賞を報告しました。 映画「ピカレスカ」は、バスジャックを試みる男女3人が何度も挑戦しては失敗する中で生まれる人間模様を描いたロマンティックコメディです。 今年1月10日から12日までの3日間、創造館や伊那スキーリゾートなど全て伊那市内で撮影が行われました。 この映画は、289作品が出品された山形国際ムービーフェスティバルでグランプリを受賞しました。 過去にグランプリを受賞した作品は、海外の映画祭に出品されたこともあります。 会場には、エキストラとして出演した人も含めておよそ100人が訪れ、映画の完成を祝いました。 短編映画「ピカレスカ」は、現在、韓国・釜山と香港の映画祭にエントリーしているということです。 短編映画のため、単独の公開の予定はないということですが、倉田監督は他の作品と一緒に作品集として来年公開する予定だと話していました。
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若者が企画 クリスマスマーケット
信州大学の学生や地元の中高生が中心となって企画した「ワカモノ・クリスマスマーケット」が9日、伊那市のセントラルパークで行われました。 セントラルパークでは中高生や大学生が、食べ物やワークショップのブースを設けました。 マーケットは、商店街で中高生向けの古本屋を開いている信州大学農学部3年の増川千晶さんらが中心となって企画しました。 古本屋に通っている高校生は、リース作りのワークショップを企画しました。 総合学習の授業で地域との交流に取り組んできた伊那中学校2年3組の生徒は、手作りの松ぼっくりツリーやヘアゴムを販売したり、訪れた人と一緒に制作していました。 また、セントラルパークには中高生たちが飾り付けたイルミネーションが設置されています。 テーマは「春」で、一か月ほどかけて制作しました。 イルミネーションは9日の午後5時に点灯式が行われ、およそ一か月間商店街を彩ります。
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ニシザワ文芸コンクール表彰式
上伊那の小中学生を対象にした読書感想文のコンクール、ニシザワ文芸コンクールの表彰式が9日、伊那市創造館で行われました。 9日は、受賞した16人に株式会社ニシザワの荒木康雄社長から表彰状が贈られました。 小学校低学年の部の最優秀賞には、美篶小3年生の下島有里菜さんの感想文が選ばれました。 下島さんは縄跳びができない女の子ができると嘘をついてしまう「へなちょこ」という本を読みました。 小学校高学年の部では東春近小5年生の矢島優月さんの感想文が最優秀賞に選ばれました。 オスカー・ワイルド原作の「しあわせの王子」を読みました。 また、中学生の部では辰野中2年の柚原綾花さんの感想文が 最優秀賞に選ばれました。 ニシザワ文芸コンクールは、書店として創業した株式会社ニシザワが本を通して考える力を養ってもらおうと開いています。 今年は、上伊那の41の小中学校から1472点の応募がありました。 荒木社長は「読書を通して想像力を広げ、文章にすることで自分の考えを相手に伝える力を育んでいってほしい」と話していました。
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下古田区 景観保護について勉強会
箕輪町下古田区の住民は、地域の景観保護についての勉強会を、26日、地区の公民館で開きました。 26日は、住民16人が集まり、景観育成や保全について伊那建設事務所の林章敬建設課長から話を聞きました。 区内では高齢化が進んでいるということで、耕作放棄地の増加やそれに伴うソーラーパネルの建設などが予想されることから、今回初めて勉強会を開きました。 林さんは、住民主体で景観を守る「景観育成住民協定」について説明しました。 協定は、建物の外観や緑化などに関して自主的なルールを定め県が認定するものです。 質疑応答で、「山林などは地権者が複雑で難しい作業になるのでは」「下古田だけでなく近隣地域と一緒に取り組んだほうが良い」といった住民からの意見に対し、林さんは「手遅れにならないよう、区内全部を対象にするのでなくできるところから手を入れて徐々に広げていってはどうか」などとアドバイスしていました。 下古田区では、今年度中にもう1度勉強会を開く計画です。
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純高遠産の地酒「やまむろ」 新酒が完成
伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が出来上がり7日、関係者が鉾持神社に祀られている酒の神様に奉納しました。 この日行われた神事では、出来たてのやまむろで乾杯が行われました。 乾杯が終わると高遠旨い酒研究会の北原義克会長は「(今年の)新酒を初めて飲んだが去年よりもまろやかでおいしい。胸を張ってみなさんにおすすめしたい」と話していました。 やまむろは、高遠町の酒販店などでつくる「高遠旨い酒研究会」が醸造しています。 山室の酒米「ひとごこち」を使い、地元の酒蔵「仙醸」で仕上げる純高遠産の日本酒です。 今年は1000本をつくる予定で、この日は関係者20人程が繁盛を祈願していました。 やまむろは、1瓶720ミリリットル入り1300円(税込)で、高遠町内の5つの酒販店で販売されます。 【販売店】・酒舗にんべん・叶屋酒店・桜井酒店・十一屋酒店・萬寿屋酒店
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馴染みの居酒屋に手作り看板贈る
伊那市高遠町出身の原明徳さんは7日、高遠町の居酒屋「ながせ」に手作りの看板を贈りました。 看板には店主の長瀬仁さんと母親のあや子さん、背景に高遠城址公園の桜の写真がプリントされています。 看板を贈った原さんは現在長野市に住んでいますが、子どもの頃は居酒屋「ながせ」の隣に住んでいました。 今も交流があり店や地域を明るくしたいと看板を手作りしました。 居酒屋「ながせ」は創業100年近くになる老舗で店主の仁さんは創業者のひ孫で4代目です。 原さんは「味も雰囲気も良いので多くの人に店に立ち寄ってもらいたい。」と話していました。
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ドローン操縦の養成スクール 来年1月に伊那市で開校
無人航空機ドローンの操縦技能者・資格取得者を養成するための「ドローンスクール信州伊那校」が、来年1月に伊那市内で開校します。 7日は、ドローンスクール信州伊那校の校長を務める伊那市手良のsky contact代表の蟹澤幸一さんが記者会見を開き、概略を説明しました。 蟹澤さんは、全国に130校あるドローン技能者を養成するスクール「JUIDA」の講習を修了し、今年11月に講師として認定されています。 JUIDAは、国土交通省のホームページにも管理団体として認定されていて、県内では東信・中信・長野市に養成スクールがそれぞれ1校あり、今回、南信地域では初めての開校となります。 これからドローンの需要が増える中で操縦者の人手不足が想定されることから、安全に操縦できる人を育成します。 スクールを修了すると、JUIDA認定操縦士に申請することができ、認定証が交付されるほか、国交省への利用申請の手続きを簡略化することができるようになります。 蟹澤さんと一緒に、伊那市西町でドローンの空撮を行う会社DIG TRIPの大木大輔さんも協力して指導にあたります。 養成スクールは、来年1月29日から5日間の日程で伊那市長谷で開校し、座学と実技が計画されています。 HPから申し込みを受け付けていて、募集人数は5人程度です。 申し込み先・・・http://ndmc.co.jp (開校日の1週間前まで)
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東ティモール高校生が伊那を訪れる
東南アジアの東ティモールから、伊那市に10人の高校生が訪れ、農家民泊や企業見学などを行いました。 6日の夕方、一行が伊那市役所に到着しました。 市役所では、入村式が行われ、伊那市や、生徒たちが宿泊する農家の紹介がありました。 科学技術振興機構の事業に採択され東ティモールの高校生を招聘したのは、東京のサレジオ工業高等専門学校です。 サレジオ高専は、学生が東ティモールで技術指導を行うなどの交流を続けています。 東京オリンピック・パラリンピックで伊那市が東ティモールのホストタウンになったことから3日から11日までの今回の研修旅行の日程に伊那市が入りました。 東ティモール大使館のヌノ参事官は、「現地の言葉で「イナ」は「母」という意味がある。皆さんに母のような気持ちで受け入れていただいていると感じ感謝している」とあいさつしました。 7日は、伊那食品工業を見学しました。 伊那食品工業では寒天の原料となる海藻を、東ティモールの隣の国・インドネシアで養殖しています。 生徒たちからは、東ティモールでも養殖できるかなどの質問が出されていました。 東ティモールの高校生は、8日に伊那を出発し、11日まで国内に滞在します。
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伊那地域最低気温 -6度
7日は二十四節季の一つ「大雪」。平地でも雪が降るころとされています。 7日の伊那地域の最低気温はマイナス6度と、1月上旬並みの冷え込みとなりました。 朝は畑の畔の雑草にも霜が降りていました。
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新山小学校にいた猫「たま」との思い出を振り返る集会
伊那市の新山小学校で18年以上飼われ、去年12月に死んだ猫「たま」との思い出を振り返る集会が6日、学校で開かれました。 校内には、写真が飾られ、児童たちがたまとの思い出を振り返っていました。 たまは、新山小学校で18年以上飼われていました。 児童の登下校を見守ったりひなたぼっこをしたりと可愛らしい姿を見せ、多くの児童や地域住民に愛されていましたが、老衰のため去年12月6日に息をひき取りました。 命日となるこの日の集会では、これまでの思い出を学年ごとに発表しました。 3年生は、呼びかけと、リコーダーを演奏しました。 6年生の竹村花さんは「今でもたまの姿を思い出します。卒業式でおめでとうと言ってほしかったのは叶わなかったけど、天国からお祝いしてください。」と手紙を読みました。 髙見真美校長は「年をとって命の火が消えること、1日1日を生き抜くこと、たくさんの大切なことを教えてくれました。たまを見ると優しい気持ちや頑張る勇気をもらえました。」と話していました。 児童は1人ずつ花を手向け、冥福を祈っていました。
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上伊那広域連合廃棄物政策審議会
上伊那広域連合廃棄物政策審議会が5日に伊那市のいなっせで開かれ、平成40年度の1人1日あたりのごみの平均排出量は、今年度と比べ25g少ない464gとの予測結果が示されました。 上伊那広域連合では、適正なごみ処理の推進を図るための「ごみ処理基本計画」の見直しを行い、平成30年度中に改定するとしています。 計画では、平成40年度のごみの平均排出量などが示されました。 1人1日あたりのごみの平均排出量は、平成28年度と比べて25g少ない464gとなっています。 今後人口減少が見込まれることからごみの総排出量は減少する見込みです。 平成28年度現在、世帯人数のうちわけは、1人世帯と2人世帯がおよそ55%を占めていて、今後も増加するとみています。 広域連合によりますと、世帯人数が少なくなるにつれて家庭ごみの量は多くなる傾向があるということです。 今後は、この数値や住民アンケートの結果をもとに、具体的な目標値を設定していくとしています。
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下小沢あかりの会 手作りのおやき味わう
伊那市下小沢の地域住民は、手作りのおやきを味わう会を5日、小沢地域交流センターで開きました。 この日は、下小沢の住民20人が集まり、おやきを作りました。 中の具材には、それぞれが持ち寄った野沢菜や切り干し大根、なす、あんこが使われました。 下小沢あかりの会は、地区の高齢者が集まり交流を深めようと10年程前に発足しました。 平均年齢は74歳で、春は山菜やそばを、冬はおやきを味わう会を開いている他、区内の花壇の手入れや、子どもたちにまんど作りを教えています。 会員は、おやきを食べながら会話を楽しんでいました。 唐澤寿男会長は「作り方の違いを教え合いながら和気あいあいと作ることができました。寒くなり外出する機会も減る中で交流する機会をこれからも設けていきたい。」と話していました。
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子どものケガ防止へ 親子でトレーニング
イラストを使って生活の中にある危険や、危ない行動について学ぶ「親子で危険予知トレーニング」が箕輪町の子育て支援センターで5日おこなわれました。 危険予知トレーニングには、子育て支援センターを利用する未就園児の親子など31人が参加しました。 センターの職員が、家やスーパーの一場面を描いたイラストを見せると、参加した親子は危ないと思われる場所にシールを張り付けました。 シールを貼り終えると、「ファンヒーターの前には近づかない」「ガスコンロには触らない」、スーパーでは「カートで遊ばない」などと教えていました。 これは危険予知トレーニングと言われ、生活の中にどのような危険が潜んでいるかに気付き、回避する方法を学びます。 子どものケガの予防につなげていこうと、箕輪町では28年度から町内の保育園を対象に実施しています。 今回は初めて、子育て支援センターで行いました。 箕輪町によりますと、全国の子どもの救急搬送のうち、0歳から12歳が占める割合は、およそ8割だという事です。
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満光寺 雪吊り作業
本格的な冬を前に伊那市高遠町の満光寺では境内の松を雪の重さから守る雪吊りの作業が5日行われました。 満光寺では、20年ほど前から松の雪吊りを行っています。 雪吊りは木々の枝が雪の重みで折れないように保護するもので冬の風物詩にもなっています。 5日は、朝から箕輪町の小池造園の職人4人が作業にあたっていました。 長さ10メートルほどの支柱に松を固定し、上から円すい状に縄を張り巡らせます。 満光寺の境内には高所作業車が入れないため、はしごを使って一本一本丁寧に縄を下していました。 境内には、「極楽の松」と呼ばれる、樹齢500年の黒松があり、職人たちは幹をいためないよう、慎重に作業していました。 満光寺では、「訪れた人たちに冬の風情を楽しんでもらいたい」と話していました。
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障害者週間 「ひろがるつながるウィーク」
障がいの有無にかかわらず互いの人格を尊重し支え合う社会の実現を目指す啓発事業が、4日に、伊那市で行われました。 伊那合同庁舎で開かれた疑似体験では、参加者が2人1組になり、1人がアイマスクをして目の不自由な人を、もう1人が誘導する人の役割を体験しました。 啓発事業は、3日から9日までの障害者週間に合わせて今回初めて行われたもので、企業や県の職員などおよそ40人が参加しました。 伊那保健福祉事務所の担当者は、「誘導者は肘を持ってもらい半歩前を歩いてください」「段差や交差点など事前に教えてあげると良いです」などとアドバイスしていました。 他には、障がいのある人が生活の中で困っていることなどを話しました。 箕輪町在住で夫婦共に耳に障がいのある女性は、「マスクをすると口元が見えず何を言っているかが分からない」と話していました。
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伊那木曽連絡道路のトンネルの点検
伊那地域と木曽地域を結ぶ国道361号伊那木曽連絡道路のトンネルの点検作業が4日から始まりました。 点検作業は、道路を管理する木曽建設事務所が実施しているもので、初日の4日は、権兵衛トンネルを抜けた木曽側にある番所(ばんしょ)トンネルで行われました。 午後1時過ぎからトンネル内は片側交互通行となり、担当者が壁面をハンマーで叩いて問題がないか確認していました。 国道361号伊那木曽連絡道路には4つのトンネルがあり今月25日までの平日午前9時から午後5時の間に行われます。 作業中は、片側交互通行となるため、最大で30分程度の待ち時間が予想されていて、木曽建設事務所では「安全な通行のために必要な作業なので、協力をお願いしたい」と話していました。
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伊那市理容師組合が図鑑を寄贈
伊那市の理容師組合青年部は、西春近北保育園の子ども達に図鑑を4日、贈りました。 伊那市理容師組合青年部のメンバー2人が訪れ、園児に図鑑を手渡しました。 保育園への寄贈は、地域貢献活動の一環で行われていて、今年は市内10の園に贈られました。 組合に加盟している48件から集めた歳末募金を使って図鑑を購入しました。 内容は、鳥や魚に関するもので、園児たちは図鑑を広げて読んでいました。 青年部長の丸山明彦(まるやまあきひこ)さんは「図鑑を見ることで子どもたちにいろいろなことに興味を持ってもらいたい」と話していました。 3年前から行われているこの活動により今年ですべての園に図鑑が贈られたということです。
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父親と子ども対象のクリスマス料理教室
男性の家事・育児への参画につなげようと、父親と子どもを対象にしたクリスマスの料理教室が3日、伊那市の伊那公民館で開かれました。 教室では、クリスマスツリーに見立てたポテトサラダと、ホタテと大根のグラタンを作りました。 指導したのは、伊那市荒井で飲食店を経営する野菜ソムリエのひだいはるひさんです。 この教室は、伊那市の男女共同参画推進講座「男と女いきいきセミナー」の一環として開かれたものです。 ポテトサラダを山の形に盛り付け、ブロッコリーやニンジン、ミニトマトなどで飾ってツリーに見立てました。 グラタンでは、ホワイトソースづくりに挑戦しました。 ひだいさんは、「ホワイトソースは意外と簡単に作れます。グラタンの中に入れる食材を変えて家庭でも作ってみてください」と話していました。 料理が完成すると、全員で味わっていました。 伊那市では、来年1月に子育てセミナーを開く予定で、さらなる男女共同参画を推進していきたいとしています。
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大出で地域ふれあい新そば試食会
箕輪町大出の住民有志が手打ちのそばを提供する、地域ふれあい新そば試食会が3日大出コミュニティーセンターで開かれました。 試食会では、大出そば有志の会の会員が打った手打ちそば200食が用意されました。 1人前300円で提供されたほか、イワナの甘露煮がふるまわれました。 地域住民35人でつくる大出そば有志の会は、毎年この試食会に向け講習会を開き、そば打ちの腕を磨いています。 そば粉は、区内の7アールの休耕田で育てたもので、今年は50キロの実を収穫しました。 会場には、親子連れやお年寄りなど多くの地域住民が訪れ、新そばを味わっていました。
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伊那谷や世界の昆虫食紹介 「大昆虫食博」
伊那谷や外国の昆虫食についてまとめた伊那市創造館の企画展「大昆虫食博」が2日から始まりました。 いなごや、はちのこ、ざざむし。 会場には、伊那谷や外国で食べられている昆虫など13種類が展示されています。 この展示会は伊那谷に伝わる昆虫食の文化を改めて見直そうと、伊那市創造館が企画しました。 タガメやコオロギなど、カンボジアを中心に外国で食べられている虫、8種類も展示されています。 伊那谷では昆虫は主に佃煮で食べられていますが、外国では素揚げにして甘い味の液に浸して食べられているということです。 創造館の第20回企画展 大昆虫食博は来年5月7日まで開かれています。
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伊那そば振興会 チェコでのPRを市長に報告
11月チェコのプラハで開かれた国際交流イベント「ジャパンウィーク」で伊那のそば文化をPRした、伊那そば振興会のメンバーら3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長にイベントでの成果を報告しました。 1日は、振興会の飯島進会長ら3人が市役所をおとずれました。 ジャパンウィークは公益財団法人国際親善協会が主催するイベントで、今年はチェコの首都プラハで先月に開かれました。 伊那そば振興会は19日と20日の2日間参加し、日本から蕎麦粉を持ち込み、そば打ちを披露した他、手打ちそば900食を振る舞ったという事です。 初日で予定してた600食が終わった為、急遽300食を追加する等、反応は良かったという事です。 伊那市ではこのイベントに合わせ、英語版のパンフレットや動画を作成し協力しました。 伊那そば振興会には、来年の開催地イタリアから出展のオファーが来ているという事です。