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ボルダリングジム10日オープン
伊那市美篶にあす手や足をかける突起物を埋め込んだ人工の壁を登るボルダリングのジムがオープンします。 ボルダリングのジムは伊那市美篶の国道361号沿いにオープンしジムの名称は「楽々登」といいます。 ジムの代表を務める松下広貴さんは5年ほど前から趣味でボルダリングをはじめ、仲間が集える場をつくりたいと空き家となっていた実家の建物を改装しました。 松下さんは介護福祉士として福祉施設で働いていましたが、ジムに専念するため今年3月に退職しオープンの準備を進めてきました。 ジムは吹き抜けの3階建てで高さはおよそ7メートルあります。 壁の下の部分はジャックと豆の木をイメージしたデザインで上の部分は空を表すブルーとなっています。 また奥は岩場と洞窟のようなつくりになっていて壁には色とりどりのホールドと呼ばれる手や足をかける突起物が埋め込まれています。 ジムにはカフェが併設されていて休憩することができるほか、介護福祉士としての資格や経験を活かした相談の場にもしていきたいと考えています。 不定休で利用料は1時間500円。 3時間1000円で専用シューズのレンタル料が300円。 チョークと呼ばれる滑り止めが100円となっています。 営業時間など問い合わせ070-3107-8510
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狐島自主防災会 防災アンケートまとめる
伊那市の狐島自主防災会は、区民を対象に行った防災に関するアンケートの結果をまとめました。それによりますとアパートに住む人たちの意識向上や、家庭での備えなどの課題が見えてきました。 区長で狐島自主防災会の平澤理会長と、専門部隊長の北原正義さんです。 狐島区では、東日本大震災以降、自主防災会が中心となり防災意識向上を図ってきました。 震災から5年が過ぎた今年、各家庭での状況を知り、さらに多くの人たちが参加する地域防災を築いていこうとアンケートを実施しました。 アンケートは区内の全てのおよそ700世帯を対象に行い、回答はそのうち287世帯からありました。 項目は、日頃の備え、地震が起きた時の対応、防災知識を問う内容となっています。 家具の転倒防止対策をしていたのは25パーセントでした。 また、災害時の安否確認の方法については、75パーセントが携帯電話を使うと回答し、災害伝言ダイヤルの使用は20パーセント台に留まっていました。 2人が特に気にしているのは、狐島区の半数以上のおよそ400世帯がアパート暮らしだという事です。 狐島自主防災会では、10月に防災講演会を開き災害時の地域での対応について学ぶ事にしています。
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人命救助 大芝荘・大芝の湯職員に感謝状
9月9日は救急の日です。 伊那消防署は救急の日に合わせ、5月に心肺停止した男性の応急処置を行い命を救った南箕輪村開発公社の職員2人に感謝状を贈りました。 9日は、南箕輪村の大芝荘の原賢三郎さんと、大芝の湯の小平秀人さんが伊那消防署の木下広志署長から感謝状を受け取りました。 原さんと小平さんは、5月に大芝の湯で呼吸の無い状態で倒れた60代男性の応急処置をしました。 2人は消防への通報やAEDを使い救命活動を行い、消防隊が到着したときには、男性の呼吸はもどっていました。 迅速な処置により、この男性は現在社会復帰しているという事です。 インタ 原さん・小平さん 木下署長は「何かあった時に備え、多くの人がAEDを使えるよう、講習会などに参加してもらいたいです」と話していました。 今年の上伊那での救急隊の出動は、9月8日現在で4581件です。
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信州伊那谷ガレット協議会 設立
伊那谷の新たなご当地メニューとして上伊那産のそば粉を使ったガレットの普及を目指す「信州伊那谷ガレット協議会」が、8日に設立されました。 ガレットは、そば粉を使った生地を薄くのばして焼き、中に食材を包み込みます。 8日は、伊那市のいなっせで設立総会が開かれました。 「信州伊那谷ガレット協議会」は、上伊那の飲食店関係者や行政の職員で組織します。 今年度、県の元気づくり支援金を活用して3回のワークショップを行い、その中で、上伊那産のそば粉を使ったガレットの普及を目指すことになりました。 すでにいくつかの店舗ではガレットの提供が始まっていて、11月中をめどに会員となっている26すべての店舗で提供するということです。 協議会の代表は、伊那市西町の創作料理店Kurabeの渡邊竜朗さんに決まりました。 今後は、上伊那8市町村の庁舎や観光施設でガレットの販売を行うほか、10月と11月の新そばの時期に合わせて伊那市で行われるそばイベントに参加する計画です。 11月には独自のお披露目イベントも行う予定です。 また、ガレットや飲食店の紹介内容を掲載した「第3弾信州かみいなじゃらん」を11月に5万部発行する計画です。 協議会では「ガレットを通じて上伊那地域を元気にし、県内外からの交流人口増加を目指したい」としています。
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伊原明弘さん・鎌倉國光さん山岳写真展
飯島町の伊原明弘さんと、駒ヶ根市の鎌倉國光さんの山岳写真展が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 伊原さんと鎌倉さんは、ともに山岳写真を趣味としていて8年前に中央アルプスの宝剣山荘で出会いました。 以来、一緒に撮影に行くなど交流していて、今回、2人で展示会を開きました。 伊原さんは、国内、主に県内の山々を撮影しています。 雲や雪の煙、虹などの自然現象をとらえています。 鎌倉さんは、ネパールやパキスタン、ヨーロッパで撮影した作品を展示しています。 これまでに、ネパールには13回ほど訪れています。 標高5550メートルからエベレスト・ヌプツェを撮影した作品もあります。 この伊原さんと鎌倉さんの山岳写真展は、13日まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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特別展 昭和30年~40年代「セピア色の記憶」
特別展・昭和30年~40年代の上伊那地域を訪ねて「セピア色の記憶」が、伊那市高遠町の歴史博物館で今日から始まりました。 8日は北原秀樹教育長ら関係者がテープカットをして特別展の開催を祝いました。 入り口のフロアには、ホンダの昭和39年製のS600と昭和41年製のS800が展示されています。 会場には50~60年前の昭和30年から40年代に使用されていた電化製品や、おもちゃ、当時の写真などが展示されています。 洗濯は、洗濯板から、手動式洗濯機、ローラー式洗濯機へと移り変わりました。 羽釜で炊いていた米は、ガス釜や電気釜で炊き、そのうちにジャーでそのまま保温できるようになりました。 写真の車は、3輪のダイハツ・ミゼットにスバル360。昭和30年代になって、生活に車が加わるようになりました。 昭和36年に、伊那谷を襲った36災害についても合わせて展示されています。 中川村四徳地域は、36災害で、全村移住となる大きな被害を受けました。四徳分校も土砂で埋もれています。この分校におかれていたオルガンも、今回展示されています。 36災害を体験した伊那市高遠町の矢澤章一さんです。 電線を設置する会社を経営していた矢澤さんは、被災して電話が使えなくなった長谷村へ復旧工事に出向きました。 アマチュア無線を趣味とする矢澤さんは、復旧工事から帰宅し、無線に向かいました。 そこへ大西山が崩落した大鹿村の助けを求める声が入ってきました。 矢澤さんは、アマチュア無線仲間と連絡を取り合い、飯田警察署へ第一報を入れ、大鹿村の被災地の安否確認などに貢献したということです。 そのほか特別展では、当時のレコードも展示されています。 歴史博物館では、希望者がいれば音を流せるようにしたいとしています。 特別展「セピア色の記憶」は、12月18日まで開かれています。 入場料は、一般400円、小中学生は200円ですが、上伊那の小中高校生は無料です。
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箕輪町東山山麓を歩くコースのマップ 完成
観光資源の発掘やウォーキングによる健康づくりを目的に全国で選定される新日本歩く道紀行100選に認定された「信州みのわ東山山麓歴史の道」のコースを記したマップが完成しました。 マップは、去年9月に新日本歩く道紀行100選に選ばれたことを記念して、多くの人に東山山麓歴史の道を歩いてもらおうと箕輪町郷土博物館が作成しました。 コースでは、北小河内の無量寺をスタートして福与の福与城跡を目指します。 全長11.5キロメートルで、途中に寺や城跡、公園などの名所があります。 コースは、福与、三日町、長岡、南小河内、北小河内の5地区の住民が平成19年から5年間かけて整備作業を行ったということです。 以前もマップを作成しましたが、持ち運ぶには少し大きかったため、今回は手軽に持てるよう小さいサイズにしました。 マップは1,000部作成され、箕輪町郷土博物館や役場で受け取ることができます。 17日(土)には、コースの名所をマイクロバスで巡るイベントが行われ、各地区のボランティアによるガイドが行われます。
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高遠町で稲刈りはじまる
伊那市高遠町の水田では、稲刈りが始まっています。 6日は、高遠町山田河原にある水田で河南地区の農家でつくる農事組合法人かなみのメンバーが稲刈りを行っていました。 稲刈りは、例年より一週間早いということです。 ここは、農家が自分で消費する保有米の田んぼです。 5日から稲刈りを行っていて6日は、10ヘクタールの田んぼで4台のコンバインを稼働させて刈り取っていました。 農事組合法人かなみでは「ここは川下り米として美味しい米がとれる場所。今年も品質の良い物ができた」と話していました。 コンバインで脱穀した後、カントリーエレベーターに持ちこんで乾燥調整を行うことになっています。 稲刈りは今月の下旬まで行われることになっています。
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マツタケ店頭に並びはじめる
上伊那地域にも秋の便りが届きはじめています。 伊那市の産直市場グリーンファームには、マツタケが入荷し店頭に並んでいます。 グリーンファームには今月に入ってからマツタケが店頭に並びはじめました。 主に、箕輪町や辰野町の山で採れたものが持ち込まれています。 グリーンファームによりますと初物のマツタケの入荷は平年並みだということで、「雨が降る日が今後多くなれば豊作が期待できそうだ」と話していました。 訪れた人たちは足は止めるものの、1キロ3万円から5万円とまだ値段が高いため買い求める人の姿は見られませんでした。 この時期は、料亭からの予約が多いということです。 グリーンファームではマツタケの入荷のピークは今月下旬頃と予想しています。
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トルコギキョウ出荷最盛期
上伊那を代表とする花の一つトルコギキョウの出荷作業が最盛期を迎えています。 伊那市東春近の花卉農家丸山健太さんのハウスでは、8月下旬から出荷作業を行っています。 6日は、朝から不要な蕾や葉を取り、10本の束にしていました。 丸山さんは、茨城県出身の24歳で、高校卒業後水戸市にある鯉渕学園農業栄養専門学校に3年間在学し、研修で伊那市を訪れトルコギキョウやアルストロメリアの栽培方法などを学びました。 丸山さんは研修を通じ「美しい花を栽培したい」との思いから3年前、伊那市で就農することを決めました。 地域の人たちの協力を得ながらトルコギキョウを栽培して3年目になる今年は2万本を出荷する計画です。 リンドウ科のトルコギキョウは香りはほとんどありませんが、かれんで清楚な雰囲気があることから市場では安定した人気があるということです。 花は、気温が低い朝収穫するということですが、丸山さんは一人で作業をしているため、朝と夜の2回行っています。 5日の夜も、ヘッドライトをつけて収穫をしていました。 出荷作業は10月いっぱい行われることになっています。 JA上伊那によると今年のトルコギキョウの出荷は250万本を計画しています。 上伊那は諏訪に次ぐ産地だということです。
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第92回伊那美術展 大作並ぶ
伊那美術協会の会員作品展「第92回伊那美術展」が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、日本画・洋画・彫刻・工芸の4部門の作品152点が並んでいます。 伊那美術協会には、上伊那郡内在住の人を中心に170人が会員となっていて、展示会では毎年、未発表作品のみを展示しています。 各賞を決める審査の結果、最高賞にあたる伊那美術協会賞には、伊那市日影の小林洋子さんの染織作品「碧の韻(あおのいん)」が選ばれました。 色の使い方や透明感、作品全体から奥行きが感じられる点が評価されたということです。 協会では、人材育成にも力を入れようと上伊那の高校生からも作品を募っていて、今年は伊那北高校・高遠高校・伊那西高校から33点が寄せられました。 審査の結果、ジュニア大賞には、伊那西高校2年の赤羽日向さんの洋画「2016夏」が選ばれました。 題材の物置を1つの空間で捉えたことや色使いが評価されたということです。 伊那美術協会では「毎年力作が並び県内でもトップクラス展示会だと思う。多くの人に見てもらいたい」と話していました。 第92回伊那美術展は、11日(日)まで伊那文化会館で開かれています。 10日(土)午後2時からは、高校生と会員によるパネルディスカッションも行われる予定です。
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高遠・新宿の鉄砲隊が砲術演武
高遠城下まつりが3日伊那市高遠町の中心市街地で行われました。 今年は伊那市と新宿区との友好提携10周年を記念し高遠町と新宿の鉄砲隊による砲術演武が披露されました。 新宿区民で作る江戸幕府鉄炮組百人隊保存会は、50年以上前から砲術を後世に伝えようと活動していて、区の文化財に指定されています。 江戸幕府鉄炮組百人隊は、戦国時代 徳川家康の身辺警護のために作られた組織で幕末まで将軍家に仕えていたという事です。 演武では、太鼓やほら貝が鳴る中よろい姿の人が火縄銃を放ち、轟音を響かせていました。 百人隊と信州高遠藩鉄砲隊の合同演武は、伊那市と新宿区の友好提携10周年を記念して初めて行われました。 演武の最後には、両地区のメンバーが一斉に火縄銃を放ちました。 会場ではこの他に、福島県猪苗代町の太鼓や東京都三宅村の獅子舞など、高遠町とゆかりのある地域の芸能が披露されました。 会場は家族連れなど、多くの人で賑わい、祭りを楽しんでいました。
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「おわまりさん花で癒されて」
伊那東小学校花委員会の児童が5日、伊那警察署を訪れ育てたマリーゴールドを贈りました。 5日は4年生から6年生の30人がマリーゴールドが植えられたプランター6個を伊那警察署に運んできました。 花委員会では住民のために働いているおまわりさんに花を見て癒されてもらおうと初めて贈ることにしました。 委員長の石井伶音さんは「マリーゴールドの黄色には希望、オレンジには健康という意味があります。これからも健康に気をつけて希望にあふれた伊那市の安全を守ってください。」とあいさつしました。 花を受け取った内川政澄署長は「たくさんの人に見てもらえるように玄関に飾ります。」と感謝していました。 花委員会では夏休みの間も交代で水やりを行い全部で800本の苗を育ててきたということで保育園や老人福祉施設などにも花を贈ることにしています。
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赤そばの里オープン前に整備作業
箕輪町上古田の赤そばの里のオープンを前に5日古田の里赤そばの会が整備作業を行いました。 作業を行ったのは古田の里赤そばの会環境整備部の4人です。 メンバーは赤そばの里に続く道の途中にかけられている橋に木製のバリケードを設置していました。 この橋には落下防止用の鉄製の手すりがありますが高さ30センチほどしかなく危ないためこのバリケードを設置しました。 幅は180センチ、高さは85センチで橋の両側に5基ずつ合わせて10基を置きました。 赤そばの花は現在咲き始めで会のメンバーによりますと来週末には見頃を迎えるということです。 17日には赤そばの里のオープニングセレモニーが行われるほか24日と25日には赤そば花まつりが計画されていてそばの提供や農産物の販売が行われます。 会では赤そばの里のオープンまでに周辺の草刈りや案内看板の設置作業を行い花を見に訪れた人を迎える準備を整えるということです。
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復活ポニーレース大会 パカパカ杯
NPO伊那ハーレンバレーパカパカ塾のポニーレース大会パカパカ杯が4日箕輪町一の宮にあるパカパカ塾の牧場で行われました。 パカパカ杯は馬との触れ合いを楽しみながらパカパカ塾の活動を知ってもらおうと開かれたものです。 4年間休止していて5年ぶりに開かれたもので、今回が11回目となります。 速さを競うものや、参加した子どもたちに喜んでもらえるような趣向を凝らしたレースが行われました。 レースではポニーが思うように走らず悪戦苦闘する子どももいました。 レースごとに賞が用意され、パカパカ塾の春日幸雄理事長からトロフィーと賞品が贈られていました。 パカパカ塾はポニーの飼育を通して子どもたちの健全育成を図ろうと2001年に設立されました。 これまでにおよそ100人の小中学生が塾生となりここを巣立っていったということです。
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伊那市境の竹村さん宅 スズムシの音色
伊那市境の竹村幸博さん宅では、およそ千匹のスズムシを育てていて、涼し気な音色を響かせています。 宅急便の取り扱いを行っている竹村さん宅では、虫かごや衣装ケースなど6箱分のスズムシを飼っています。 10年以上前に近所の人から譲り受けたものが自然に増えていったということです。 餌となる野菜は、荷物を持ってきた農家が分けてくれるということで、毎年地域の人も楽しみにしてくれていると話します。 今年は、例年より体が一回り大きく、音もいいということです。 荷物を出しに来た女性は、「秋の気配を感じます」と話していました。 スズムシは、10月いっぱいは楽しめるということです。 虫かごを持参すれば、分けてもらえるということです。
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邦楽子どものつどい
子供たちが琴や三味線などの和楽器を演奏する発表会「邦楽子どものつどい」が8月28日伊那市のいなっせで開かれました。 この発表会は、上伊那で和楽器を習う子供たちの発表の場を作ろうと毎年開かれ今年で17回目となります。 今年は小学生から高校生までの17人が独奏や合奏を披露しました。 「荒城の月」を合奏した小学生3人は、「大きな音を響かせることができた。なにより気持ちを合わせて演奏することができました」と話していました。 伊那三曲協会では「未来を担う子供たちに、日本伝統の音楽を伝え身につけてもらいたい」と話していました。
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大規模地震災害想定の防災訓練
伊那市、箕輪町、南箕輪村で大規模な地震災害を想定した防災訓練が4日行われました。 伊那市では、手良小学校を主会場に行われました。 地域、小学校、保育園が合同で訓練を行い災害時の初動対応を確認しました。 訓練は、震度6弱の地震が発生した想定で行われ、午前9時に手良地区の住民が小学校の体育館に避難し、常会ごと避難状況を報告していました。 この後、上伊那医師会による、けが人の処置の優先順位を判断するトリアージの実演が行われました。 グラウンドでは、災害時に使用する車両や人命救助のための資材の展示が行われた他、体験コーナーが設けられました。 参加者は、訓練用の消火器を使って放水したり、火災時の煙を体験していました。 また、ライトの設営では、実際に組み立てていました。 主会場となった手良小学校には、およそ500人が集まり子どもたちや地区住民が防災に関する知識を深めていました。
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防災の日 各地で防災訓練
9月1日は、防災の日。上伊那でも各地で防災訓練が行われました。 このうち、箕輪町の松島保育園では地震が発生したとの想定で訓練が行われました。 午前9時15分になるとサイレンが鳴らされ、園内放送で園児に机の下に隠れるよう呼びかけがありました。 年少のクラスでは、頭を抱えて、机の下にもぐっていました。 地震が収まった後は、防災頭巾をかぶって園庭に避難しました。 防災頭巾は、座布団の中に入っていて、いつでも取り出せるようになっています。 準備が済んだ子どもから外に逃げました。未満児は、台車に乗ったり、保育士に抱きかかえられて避難しました。 サイレンに驚いて泣き出してしまう園児もいました。 園庭に全園児230人ほどが集まると、各クラスの担任が園長に人数を報告していました。 松島保育園では、火災や不審者を想定し月に1回の避難訓練を行っています。 地震の訓練は今年度初めてで、年度内にあと2回行うということです。
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小坂洋一さん・中村雄三さん ふたり展
ステンレス工芸作家の小坂洋一さんと、焦がし絵作家の中村雄三さんの作品展示会が、 南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。 ギャラリーには、小坂さんのステンレス工芸作品13点と、中村さんの焦がし絵作品25点が並んでいます。 2人は県工芸美術協会の会員で、一緒に作品展をやろうと声をかけあい今回初めて展示会を開きました。 この日は会場を訪れた人たちに小坂さんが作品を紹介していました。 こちらは、幼い時の記憶を元に作った作品です。 母親にバリカンで髪の毛を刈られているのが、小学生時代の小坂さんです。 当時の小坂さん宅の様子を表現していてユーモアを感じる作品です。 中村さんは、ベニヤ板に電気ごてで模様や絵柄をつけて作品を作る焦がし絵作家です。 著名人や観光名所の風景など、細かな部分まで再現されています。 小坂洋一さん・中村雄三さんの作品展は、30日(金)まで、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
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井月さんまつりに向け 伊藤さんPR
伊那市出身で伊那の勘太郎の人物像や江戸時代の文化などを研究する伊藤春奈さんは28日、伊那市内で記者会見を開き9月にいなっせで開かれる千両千両井月さんまつりをPRをしました。 伊那市出身の伊藤さんは伊那北高校を卒業し、東京都で雑誌の編集者やライターとして活動しています。 幕末の文化や風俗を調べる中で、子供の頃に聞いた「勘太郎月月夜唄」がきっかけとなり、「勘太郎」や、その時代の伊那について研究するようになりました。 千両千両井月さんまつりは9月3日と4日にいなっせで行われ、伊藤さんが出演するシンポジウム「井月と伊那の勘太郎」は3日の午後1時半から開かれます。
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富県保育園園児 地域の自然を探検
伊那市の富県保育園の園児は31日地域住民と散歩をして地域の自然に触れました。 ○富県保育園の年長園児18人が地域住民と貝沼地区を散歩しました。 これは、貝沼の自然環境を守る会が地域の子供たちに地元の自然に触れてもらおうと行ったものです。 保育園を出発して2時間ほどかけて歩き、途中、神社や里山、田んぼ等をまわりました。 貝沼の里山では、目を閉じて耳をすまし、山の中から聞こえる色々な音を聞き分けていました。 園児たちは、セミや、ハト、風の音がしたと話していました。 里山を抜けて、田んぼに到着すると、会のメンバーは「一本の稲穂には100から150粒のお米が実っている。 お茶碗をいっぱいにするには、10本の稲穂が必要です」と子供たちに教えていました。 貝沼の自然環境を守る会では、子供たちに地域の自然を少しでも身近に感じてもらえればと話していました。
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大型の台風10号接近 上伊那には被害なし
大型で非常に強い台風10号は、30日夕方に東北に上陸しました。 伊那地域でも農作物などへの被害が心配されましたが午後4時現在、伊那市、箕輪町、南箕輪村で大きな被害はありません。 この日の伊那地域は朝からまとまった雨が降り、1時間の降水量は最大で10ミリを観測しました。 農作物などへの被害が心配されましたが、午後4時現在、伊那市・箕輪町・南箕輪村、JA上伊那で大きな被害は確認されていません。 また、JR飯田線、伊那バスともに交通の乱れはありません。 午後には青空が広がり、日差しが戻ってきました。 長野地方気象台によりますと、31日以降は晴れの日が続き、気温も30日より10度以上高くなる見込みで、体調管理に気をつけるよう呼びかけています。
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7月有効求人倍率1.38倍
上伊那の7月の月間有効求人倍率は、6月を0.12ポイント上回る1.38倍でした。 新規求人数は1,630人、新規求職者数は592人で、7月の月間有効求人倍率は1.38倍でした。 今年3月以来、4か月ぶりに1.3倍台になりました。 上伊那の主力の製造業では新規求人数が300人となっていて、派遣以外の正社員やパート、契約社員を求める「直接雇用」の動きが見えるということです。 雇用情勢については「着実に改善が進んでいる」として判断を据え置きました。 来年春卒業予定の新規高卒者の求人の状況は、求人数が456人、求職者が410人と、それぞれ去年の7月を上回っています。 求人数に占める製造業の割合は去年より16.2%増の66%で、後継者・若手技術者を育てようという動きが高まっていると見られています。
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そばを映像でPR 制作大詰め
伊那市は、信州そば発祥の地伊那をPRしようと、シティプロモーション映像の制作を進めていて今大詰めを迎えています。 伊那市は昨年度、イーナ・ムービーズのプロジェクト名のもと市内外に向けて人々の生活や自然環境などを映像で配信するシティプロモーションを行いました。 今年度は「そば」をテーマに「信州そば発祥の地伊那」のブランドイメージの定着を図ろうと7月から撮影を行っています。 スタッフは、昨年度に引き続き伊那市芸術文化大使で人物デザイナーの柘植伊佐夫さんが監督・総合演出を務めています。 30日は、長谷の秋葉街道から撮影がスタートし、行者が旅をするシーンの撮影が行われました。 また熱田神社では、消火栓から放水し、雨が激しく降っている様子を撮影していました。 昼前には、高遠町の高遠閣で芝平そばの会の女性たちがそば打ちをするシーンが撮影されました。 映像は、15秒・30秒・2分程度のものを制作する計画で、10月から首都圏の電車や中京圏のテレビCMで放送する予定です。 前回制作した動画の再生回数は24万回以上にのぼっているということで、伊那市では「秋に行うそばイベントの周知などにも活用していきたい」としています。
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パノラマライナー 利用者191人
伊那市が今年度から運行を始めた長谷の仙流荘と木曽町の木曽福島駅を結ぶバス「パノラマライナー」について白鳥孝市長は、「将来的には伊那と木曽地域を結ぶ公共交通としても期待できる」との考えを示しました。 29日、市役所で開かれた定例記者会見で、白鳥市長が運行実績について報告しました。 7月は週末に、8月は16日まで毎日運行し、合計23日間で191人が利用しました。 バスは、木曽福島駅から伊那市駅を経由して仙流荘までを往復するもので、1日平均乗車人数は8.3人でした。 利用者のうち3割は、登山者以外の利用となっています。 白鳥市長は初年度の実績について、「当初の予測よりも多くの利用があった。来年度以降は未定だが、実績をみてもニーズはあると思う」と話しました。 運行にかかった費用は89万7千円で、そのうち市の赤字負担分は60万円となっています。 市では、結果を分析し今後の可能性について検証していくとしています。
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西駒山荘石室 国の有形文化財登録で記念イベント
伊那市は、今年8月に国の有形文化財に登録された「西駒山荘石室」の登録プレートを、29日から庁舎内に展示しています。 9月10日には、記念イベントが行われます。 こちらが、西駒山荘の石室が国の有形文化財に登録されたことを示す登録プレートです。 プレートは、A4サイズで重さはおよそ4キロです。 市役所1階の市民ホールには、登録プレートの他、建設当時に使われていた手作りの金具などが展示されています。 西駒山荘の石室は、大正2年に中箕輪尋常高等小学校の登山隊が集団で遭難し11人が死亡した事故を受けて、2年後の大正4年に地元住民らによって建てられました。 山荘の開設から1世紀以上が経過し、8月1日付けで国の有形文化財に登録されました。 これを記念して、伊那市ではプレートを西駒山荘まで運ぶ記念イベントを、9月10日に開きます。 桂小場登山口から西駒山荘までの6.5キロを、参加者が交代でプレートを担ぎ上げます。 定員は30人で、31日まで参加者を募集しています。 78-4111(内線2435、2436)
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アルファ化米 市内の小学校4年生に配布へ
伊那市は、9月1日の防災の日に合わせて、市内全ての小学校4年生を対象にアルファ化米の非常食を今年度から配布します。 アルファ化米は、乾燥処理された米で、お湯や水を注ぐと食べることができます。 伊那市では、市内4か所の防災備蓄倉庫に1万食分を確保していて、今回配られるものは賞味期限が残り1年近くになったものです。 小学校4年時に、「日常の安全と災害時の備え」について学ぶ授業があることから、家庭でも防災について考える機会をもってもらおうと、今回初めて配られます。 配布は1人1袋で、およそ700人が対象です。 防災週間中の30日火曜日から9月5日にかけて配られます。 市では、来年度以降も継続していくとしています。
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伊那市 合併前後と比べ財政指標好転
白鳥孝伊那市長は、合併前後と比べ実質公債費比率や将来負担比率が改善されるなど、財政指標が好転したと話しました。 市によりますと、標準財政規模に対する借金返済額の割合を示す実質公債費比率は、平成18年度が20.8%だったのに対し、昨年度は11.1%でした。 標準財政規模に対し、将来支払う借金の割合を示す将来負担比率は、平成19年度が197.3%だったのに対し、昨年度は29.7%となっています。 実質公債費比率については、合併特例債など優位な起債を発行してきたこと、将来負担比率については下水道事業に対する負担率の減少やふるさと納税による基金の積み立てを改善の要因にあげています。 白鳥市長は、「今後は地方交付税が減額されることが予想される。基金の積み増しなど一層の努力をしていきたい」と話していました。
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山室川でマス釣り大会
地域の人たちに釣りを楽しんでもらおうと、伊那市高遠町の山室川でマス釣り大会が28日、開かれ家族連れで賑わいました。 このイベントは天竜川漁業協同組合の高遠町・長谷地区を管轄する支部が毎年行っているもので伊那市をはじめ、近隣市町村から130人が参加しました。 会場となった山室川には、今朝1800匹のマスの成魚が放され参加者たちは思い思いの場所で竿を下していました。 イベントはおよそ45年近くつづいていています。 幼い頃から釣りに親しんでもらおうと今年から小学生は無料にしたということで、多くの小学生が楽しむ姿がありました。 参加者たちは仕掛けの浮きをじっとにらんで当たりを待っていました。 中には40匹近く釣った人もいました。 山室川では、マス以外にもにイワナやアマゴが釣れるということです。 漁協では「毎年楽しみに来てくれる人も多い。イベントを通じて釣り人口の底辺拡大につなげたい」と話していました。