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伊那市・JA・森林組合・東京農業大学 包括連携協定 締結へ
伊那市とJA上伊那、上伊那森林組合は東京都世田谷区にある東京農業大学と包括連携協定を結びます。 これは21日、市役所で開かれた定例記者会見で白鳥孝伊那市長が報告したものです。 白鳥市長は、協定の締結により伊那市内で農業や林業の実習の場を提供したいとしていす。 また、将来的には伊那での就農による若者の移住や、大学でのイベントで伊那市をPRしたいとしています。 協定の調印式は27日に東京農業大学で行われる予定です。
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田舎暮らしモデル住宅 宿泊体験好調
伊那市が移住定住を目的に去年新山地区に建設した田舎暮らしモデルハウスの宿泊体験が好調です。 田舎暮らしのモデルハウスは、去年12月に、田舎暮らしモデル地域に指定されている新山地区に建設されました。 建物は木造2階建てで上伊那産の木材が使われています。 今年の5月から3泊4日間の宿泊体験の受け入れを行っています。 伊那市によりますと、19日までに宿泊体験をしたのは20世帯 52人で、このうち3世帯が伊那市に移住したということです。 宿泊体験以外に、地域おこし協力隊の活動の拠点として、また地域の子育て中の母親の交流の場としても使われています。 新山地区で活動する地域おこし協力隊の金子靖子さんは、「思っていた以上の利用者があった」と1年を振り返ります。 今年8月にモデルハウスに宿泊体験をした、島内さん夫婦。 景色や空気、人の温かさに触れ今年11月に東京から伊那への移住を決めました。 伊那市によりますと来年1月以降も宿泊体験の予約が入っているということで今後も、県内外にPRし移住定住に取り組んでいくとしています。
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「このまち いいな」DVD完成
伊那市のオリジナル介護予防体操「このまちいいな」のDVDが完成し市役所で20日、お披露目されました。 20日は、介護予防体操の教室の活動をサポートする「いきいきサポーター」のメンバーたちが市役所を訪れ白鳥孝市長に報告しました。 DVDは合併10周年を記念して作成したもので、歌は伊那市出身で観光大使の歌手湯沢かよこさんに依頼しました。 この曲に合わせ、健康運動指導士の2人が体操の振付を行い、10月に高遠町で開かれた教室の発表会で披露しました。 20日は、完成したDVDを流しながら白鳥市長の前で発表しました。 体幹を鍛えたり脳トレに効く動きを取り入れ、テンポに合わせやすい振付にしたということです。 DVDは、50枚作り、市内各地で行われている教室に配りました。 白鳥市長は「みなさんの力を借りて歌と体操を各地区で広めていただきたい」と話していました。 DVDは市役所でも貸出をしています。 伊那市では「多くの方に振付を覚えてもらい介護予防につなげていきたい」としています。
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生徒が制作した酉の大絵馬 春日神社に奉納
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校と伊那中学校の生徒が描いた来年の干支「酉」の大絵馬が20日、春日神社に奉納されました。 絵馬の奉納は、伊那弥生ヶ丘高校と伊那中学校が春日神社に近いことから、春日神社の伊藤光宣宮司の呼びかけで行われたものです。 伊那弥生ヶ丘高校の絵馬には、クジャクが羽を広げている様子が描かれています。 伊那中学校の絵馬には、正月のめでたさを表した富士山とニワトリが描かれています。 大絵馬の奉納は、生徒達に日本の歴史や風習を身近に感じてもらおうと去年から行われています。 春日神社では、大晦日や二年参りに多くの参拝者が訪れ賑わうということで、去年から今年にかけて飾った申の大絵馬も参拝者に好評だったということです。 酉の大絵馬は春日神社の拝殿に飾られるということです。
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未就園児と家族対象のクリスマス会
未就園児とその家族を対象にしたクリスマス会が、20日伊那市のいなっせで行われました。 クリスマス会では、クリスマスにちなんだ歌や手品が披露されました。 このうち、箕輪町在住の英会話講師ディーンさんは、ギターを弾きながらクリスマスソングを歌いました。
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伊那市御園の二七の会 1年を振り返る納会
伊那市御園の住民有志でつくる二七(ふな)の会は、鮒を育てて交流を深めた1年間の活動を振り返る納会を16日に行いました。 メンバー12人が御園公民館に集まり納会を行いました。 二七の会は、今年5月に鮒を田んぼに放して育て8月に甘露煮にして味わいました。メンバーが小学生だった昭和30年代頃までは天竜川の支流で魚を取って食べていたという事で、昔を思い出しながら親睦を深めようと6年ほど前から行っている取り組みです。 今年は例年より6キロほど多い26キロを収穫しました。 伊藤邦人会長は「今年は皆の協力で沢山の鮒を収穫する事ができた。団結も深まったと思う」と今年を振り返りました。 二七の会の来年の新しい会長には、御子柴渉さんが選ばれました。来年は28キロの収穫を目標に活動するという事です。
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ローメンZUKUラブが上農生に感謝状
伊那ローメンZUKUラブは、B1グランプリに協力してもらったお礼に、南箕輪村の上伊那農業高校の生徒に19日、感謝状を手渡しました。 この日は、ZUKUラブの中川義徳会長が上農高校を訪れ、生徒に感謝状を手渡しました。 今月東京で開かれたB1グランプリでは、ローメンに使うキャベツの提供や、PR活動などを園芸科学科・植物育樹コースの生徒に協力してもらいました。 大会当日は、生徒たちが店頭に立って客の呼び込みや、伊那市のPRをしました。 大会に参加したある生徒は「ローメンや伊那市のことをこんなに考えたことはなかった。他の地域の人たちにしっかりPRできたと思う」と話していました。 中川会長は「イベントを通じて、伊那市やローメンを誇りに思ってもらうきっかけになればうれしい」と話していました。 ZUKUラブでは今後、パネルの製作をしてもらった高遠高校の生徒にも感謝状を渡すことにしています。
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大芝いちご園 出荷始まる
南箕輪村大芝の大芝いちご園ではいちごが色づき始め、出荷が始まっています。 ハウス内では、毎年富山県から買いに来るという常連客に販売するいちご24パック分を収穫していました。 大芝いちご園では、5棟のハウスでいちごを育てています。 いちご園の代表の武村淳一さんは、甘いいちごの栽培にこだわっていて、糖度が高く酸味の少ない「章姫」だけを育てています。 また、苗を植える土を最小限にすることでいちごにストレスがかかり甘くなるということです。 ここ数日の寒暖差で甘みが増し、例年以上に期待できると話します。 出荷のピークは年明けからで、上伊那のスーパーの生産者コーナーで購入できる他、直接販売も行っているということです。 年内は、1パック700円となっています。 (電話 090-2219-1425)
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女性活躍を推進 職員意識向上研修会
今年4月に国の女性活躍推進法が施行されたことを受け、伊那市は女性職員の意識向上を図る職員研修会を、19日、伊那市役所で開きました。 研修会では、前の新宿区長の中山弘子さんが話をしました。 中山さんは、昭和42年に東京都庁に入庁し、平成14年からは東京23区で初の女性区長として3期12年新宿区長を務めました。 中山さんは、「重要な立場に就き事業の意思決定に携わるのは楽しいこと。困難や苦労もあるがやり終えた時の達成感を感じてほしい。恐がらずに色々な仕事に挑戦してください」と呼びかけていました。 研修会には、今年8月に策定された伊那地域定住自立圏共生ビジョンに基づき、箕輪町、南箕輪村の職員も参加しました。 ある女性職員は、「補助的な業務で満足していたが、男性と同じところを目指さなければならないと感じた」と話していました。
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平成29年の上伊那の米生産目標 2万8,049トン
平成29年に上伊那で生産する米の目標数は2万8,049トンとなり、今年に比べて221トン少なく4年連続の減少となりました。 県農業再生協議会上伊那地方部の総会が、19日、JA上伊那伊那支所で開かれ、来年の米の生産目標数が決定しました。 上伊那の平成29年の米の生産目標数は、今年より221トン少ない2万8,049トンです。 市町村別では、伊那市が1万1,996トン、箕輪町が2,290トン、南箕輪村が1,521トンとなっています。
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オリンピックテーマに躍動感あふれる新体操
伊那市と塩尻市の新体操教室ポーラスターの発表会が18日伊那市民体育館で開かれました。 今回で25回目となる発表会には教室に通う子どもたち約100人が出演しました。 今年のリオデジャネイロオリンピックにちなんで「オリンピック ブラジル」をテーマに躍動感あふれる演技が披露されました。 発表会ではほかに伊那教室唯一の6年生、古庄なつ美さんがソロで演技をしました。 母親がブラジル出身の古庄さんは小学校の6年間新体操を学んできたということです。 幼児、1年生の部では子どもたちが母親と一緒にポンポンを使った演技を披露していました。 代表の橋爪みすずさんは「25回の節目を迎えることができ感謝しています。今年は高校生に続けとジュニアの選手たちががんばった1年でした。」と話していました。
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地元中高生がオーケストラで共演
桐朋学園大学音楽学部のオーケストラの演奏会が18日、伊那市の伊那文化会館で開かれ地元の中高生が共演しました。 桐朋学園大学は東京都などにキャンパスがあり音楽家を育成しています。 演奏会は諏訪市にある桐朋学園大学附属の音楽教室30周年を記念して開かれたものでおよそ2時間にわたり8曲を披露しました。 演奏会では地元の中高生の共演もあり伊那北や伊那西高校のほか伊那市、箕輪町、南箕輪村の中学生が参加しました。 この日のために練習してきた地元の中高生は音楽を専門に学ぶ大学生とともに演奏を披露していました。
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クラフト体験 こどもふゆまつり
子どもたちを対象にしたクラフト体験イベント、子どもふゆまつりが17日箕輪町文化センターで行われました。 会場では、リース、万華鏡、キーホルダー作りなどを体験する8つのブースが設けられました。 このイベントは、子どもたちにものづくりの楽しさを味わってもらおうと、町公民館、町図書館、町郷土博物館の3館合同で開いていて、今年で4回目です。 クリスマスオーナメントのブースでは、箕輪進修高校の生徒が講師となり、訪れた人たちに作り方を指導していました。 手づくり凧のブースでは、箕輪町公民館のおやじ学級のメンバーが子どもたちと一緒に凧を作っていました。 出来上がると、子どもたちは早速凧あげをしていました。 イベントには、およそ600人の親子連れが訪れ、工作をして楽しんでいました。
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高校生の写真並ぶ 第6回合同写真展
上伊那や岐阜県の高校の写真部の生徒の作品が並ぶ「第6回合同写真展」が、伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場には、伊那北高校や伊那西高校、岐阜県関市の関商工高校の生徒が撮影した作品37点が並んでいます。 3校とも、テーマを決めて数枚の写真で1つの作品を表現する「組写真」を展示しています。 今回、東海地域の高校の写真部の中で、数々のコンテストで受賞経験をもつ岐阜県関市の関商工高校の生徒の作品も並んでいます。 関市の伝統工芸「刃物」をテーマに組写真を展示しています。 伊那北高校は、今年4月に伊那公園で撮影した桜をテーマにした作品を展示しています。 伊那西高校は鏡をテーマにした作品を展示しています。 第6回合同写真展は、25日(日)まで、伊那市の伊那図書館で開かれています。
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もしもの時の対処法学ぶ
子どもがもしもの状況に陥った時の対処方法を学ぶ救命救急講習会が16日、箕輪町文化センターで開かれました。 講習会では参加した母親から子どもが誤って食べ物などをのどにつまらせた時の対応について質問が出されていました。 講師を務めた箕輪消防署の署員は「背中を叩くなどしてすぐに飲み込んだものを吐き出させてください。どうすればいいか迷ったときは躊躇せず119番通報し指示を仰いでください。」と呼びかけていました。 講習会ではほかにAEDの使い方の説明があり訪れた人たちは熱心に話を聞いていました。 講習会は箕輪町子育て支援センターの子育て講座の一環で開かれたもので、18組の親子が参加しました。 子育て支援センターでは「子どもに何かあったとき、対応できるように知識を持ち役立ててもらいたい。」と話していました。
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箕輪町に牛乳を使ったカフェ18日オープンへ
上伊那産の牛乳の消費拡大を図ろうと牛乳を使った料理などを提供するカフェが18日に箕輪町にオープンします。 カフェは、箕輪町で牧場を営む柴勇一朗さんが広域農道沿いの空き店舗を活用してオープンするものです。 柴さんは、若手酪農家として乳牛や和牛の繁殖などをしていて、箕輪町と南箕輪村で牧場を経営しています。 柴さんは、牛乳や地域でとれた野菜を発信していこうとカフェのオープンを決めました。 店内には、牧場で使っている道具や牧草などが置かれています。 また、上伊那の若手酪農家で作った牛乳やチーズ、ヨーグルトの販売もします。 主に、上伊那産の牛乳を使ったチーズやデザート、地元産の食材を使ったランチを提供します。 柴さんは、食を通して地域の発信の場にしたいと意気込んでいます。 柴さんはオープンに向け、チーズを手作りしていて、いづれは店でチーズづくり教室も行っていきたいとしています。 オープンは18日で営業時間は午前9時から午後3時30分となっています。
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作家・小林俊行さん デビュー作の本を伊那市に寄贈
伊那市山寺の小林俊行さんは、作家としてのデビュー作「或る定年退職者の華麗なるアルバイト」を、13日伊那市に寄贈しました。 この日は、小林さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に本を手渡しました。 寄贈した本は、小林さんの作家としてのデビュー作品「或る定年退職者の華麗なるアルバイト」です。 ある土木技術者が、定年退職後に第2の人生の変化を求めて銀行から大金を盗むため完全犯罪を計画するというストーリーです。 小林さんは、諏訪市内の総合建設会社で土木業専門技術者として41年間務め、後半20年程は役員として経営にも携わりました。 本には小林さんが主人公として登場します。 部下を教育する上で本を読むことを勧めるうちに、自分でも小説を書くようになったということです。 伊那市には5冊寄贈し、伊那図書館や公民館図書館などに置かれる予定です。 小林さんが執筆した小説「或る定年退職者の華麗なるアルバイト」は、来年1月から全国200の書店で1冊1,500円で販売されます。
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い~なちゃんカード年末年始にポイント加算
商店主らでつくる伊那市コミュニティーカード協同組合は、創立20周年を記念して通常よりも多くポイントが加算されるイベントを行います。 13日は、伊那市の伊那商工会館で、イベントの概要を説明しました。 伊那市コミュニティーカード協同組合は平成8年から商店街などで買い物をするとポイントが貯まるい~なちゃんカードを発行しています。 加盟店での支払い108円につき1ポイントが貯まり、カードに入金しておけば現金がなくても支払いができます。 組合創立20周年を記念して15日から18日までポイント5倍セールを行います。 また来年1月2日から8日まではポイント2倍セールを行い、貯まったポイントで東京ディズニーランドのチケットなどが当たる抽選会を予定しています。 組合では、この機会に買い物をしてポイントを貯めてもらいたいと話していました。 い~なちゃんカードの加盟店は13日現在93件で会員数はおよそ8100人です。 今回は20周年を記念して、加盟店に置くのぼり旗も製作しました。 組合では、今後新規加盟店を増やし、若い人たちにもい~なちゃんカードを持ってもらえるよう力を入れていきたいとしています。
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伊那市公共交通会議 来年度運行計画を承認
伊那市地域公共交通会議が12日伊那市役所で開かれ、循環バスやデマンドタクシーの来年度の運行計画が承認されました。 循環バス2路線とデマンドタクシー1路線の新たな運行経路が示され、承認されました。循環バスは「新山・桜井・貝沼線」と「三義・長谷循環バス」が、デマンドタクシーは「伊那西部地区お手軽乗合タクシー」が、一部分変更されます。 この日はこの他、今年度のこれまでの公共交通利用状況が報告されました。 10月末現在、バス・デマンドタクシーの総利用者数は、5万8,266人となっています。 今年度末までの利用者数を9万5,026人と予測していて、昨年度より2,466人、新伊那市になって今の交通体系になった平成22年度より、2万6,253人少なくなっています。 利用者が減っていることついて伊那市では、公共交通を主に利用する学生の人口減少が大きな要因と見ていて「高齢社会が進む中山間地では路線の維持がまず第一。地域ごとに関心を持ってもらえるような環境づくりをしていきたい」と話しています。
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新宿区にタカトオコヒガンザクラを植樹
伊那市の友好提携都市東京都新宿区でタカトオコヒガンザクラの植樹式が10日に行われました。 タカトオコヒガンザクラは11月に新宿駅の東南口前に2本植えられました。 植樹は、新宿駅東南口広場のリニューアルに合わせて行われたものです。 10日は市や新宿区の関係者など合わせて100人が出席しタカトオコヒガンザクラの樹銘板の除幕式が行われました。 式の中で白鳥孝市長は「素晴らしい花をこの東南口に咲かせてくれるはず」と話し、吉住健一区長は「日本一美しい桜、タカトオコヒガンザクラを寄贈していただいた」と感謝を述べました。 広場のリニューアルに合わせ新宿観光案内所もオープンし、伊那市の観光パンフレットが置かれています。 伊那市と新宿区は新宿御苑一帯が旧高遠藩主内藤家の下屋敷だった縁で友好都市提携を結んでいて今年で10周年を迎えました。 式に参加した桜守によりますと高遠より2週間ほど早い来年3月20日頃開花すると予想しています。
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弥勒そば祭り
地元産のそば粉を使った弥勒そば祭りが11日伊那市高遠町の弥勒多目的集会施設で行われました。 昼時には会場に地域住民が訪れ、打ち立てのそばを味わっていました。 そばを打っているのは地元住民有志でつくる弥勒そばの会のメンバーおよそ20人です。 弥勒そばの会では、20年ほど前から遊休農地を利用してそばを育てていて、地域の人たちに味わってもらおうと毎年祭りを行っています。 そば祭りには毎年350人ほどが訪れていて、会では持ち帰り用も含め700食ほどを打ったということです。
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月乃星綬さん パステルアート展
駒ヶ根市在住のパステルアート作家、月乃星綬さんの作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、30年以上前のものから近作までおよそ60点が並んでいます。 月乃さんは京都府出身のパステルアート作家で、今年の6月から駒ヶ根市に住んでいます。 パステルアートは、粉状の染料を指で塗る画法です。 展示してある作品は、妖精を主人公に20年以上前からストーリーが繋がっているということです。 富士山を作品の中に入れることも多く、「色合いやグラデーションを楽しんでもらいたい」と話していました。 月乃星綬さんのパステルアート展は、12日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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萱野高原で元旦に向け準備
箕輪町福与の住民有志で作る萱野高原で初日の出を見る会は10日、元旦に向け準備を行いました。 10日は会のメンバー6人が、しめ飾りを作ったりたき火の台を設置するなどの準備をしていました。 長さ10メートルほどの縄で、夫婦神社の鳥居につけるしめ飾りを作りました。 萱野高原で初日の出を見る会は、15年ほど前から元旦に日の出を見るイベントを開催していて、毎年60人ほどが参加します。 来年は、1月1日の午前6時半に集合し、セレモニーを行ったあと初日の出を見るということです。 手づくりの甘酒が提供されるほか、餅を焼いて食べるということです。
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日本酒「やまむろ」 新酒完成で奉納
伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が8日に出来上がり、関係者が鉾持神社の酒の神様に奉納しました。 「やまむろ」は、高遠町の酒販店などでつくる「高遠旨い酒研究会」が作っている日本酒です。 農事法人山室が作った酒米「ひとごこち」を使い、高遠の酒蔵「仙醸」で仕上げた、純高遠産の地酒です。 この日は、関係者12人が鉾持神社に祀られた酒の神様に「やまむろ」を奉納しました。 今年は、秋の長雨で酒米の出来が心配されましたが、大きな影響もなく良いものが出来上がったということです。 神事ではお神酒として「やまむろ」が配られました。 北原義克会長は「本当に美味しいと自信を持って言えるものが完成した。純高遠産の日本酒を楽しんでもらいたい」と話していました。 日本酒「やまむろ」は、1瓶1300円で、高遠町内の酒販店7店舗で11日から販売されることになっています。 【販売店】◆叶屋酒店 ◆旭屋酒店 ◆高田酒店 ◆酒舗にんべん ◆桜井酒店 ◆十一屋商店 ◆萬寿屋商店
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死亡事故多発で安全運転街頭啓発
交通死亡事故の多発により、長野県交通安全運動推進上伊那地方部は9日、伊那市役所前で街頭啓発を行いました。 この日は、伊那交通安全協会のメンバーや伊那警察署の署員などが、道行くドライバーに夜間の早めの点灯や減速など、安全運転を呼びかけました。 長野県は、上伊那地域での交通死亡事故が11月の1か月間で3件発生していることから、今月7日に「交通死亡事故多発警報」を発令しました。 死亡事故の発生件数は10件となり、今年5年ぶりに二桁になりました。 伊那警察署では「暗くなるのが早い時期。早めの点灯や見えにくい場所では減速するなど十分注意して運転して欲しい」と安全運転を呼びかけています。
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たべりこ横領事件で役員処分
箕輪町の第三セクター・みのわ振興公社が運営する飲食店「にこりこキッチンたべりこ」の元店長が売り上げを横領した事件について、役員を務める町の理事者などが減給などの処分を受けます。 箕輪町の発表によりますと、社長を務める白鳥政徳町長は、町長の給料月額の1/10減額を1か月、西村比呂志副社長兼支配人は給料の1/10減額を1か月、副社長の白鳥一利副町長は、けん責処分となっています。 元店長は、今年7月7日から9日にかけて、たべりこの金庫からおよそ44万円を盗んだ疑いで、10月に逮捕されています。
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南箕輪村の北部保育園でクリスマスツリー飾り付け
南箕輪村の北部保育園の園児は8日、クリスマスツリーの飾りつけを行いました。 この日は、北部保育園の園児75人が、リズム室にあるクリスマスツリーの飾り付けを行いました。 北部保育園では22日にクリスマス会を開く予定で、保育士が影絵を披露したりサンタクロースが登場するということです。
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第2回ぽかぽかアート展
南信地域の6つの障害者施設の利用者が制作した手芸や絵画などの作品が並ぶ「第2回ぽかぽかアート展」が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、伊那市・辰野町・喬木村の6つの施設利用者の作品130点が並んでいます。 伊那市からは、障害者社会就労センターゆめわーくと、伊那ゆいま~るの利用者の作品が展示されています。 また会場では、9月に長野市で開かれた第19回長野県障がい者文化芸術祭で優秀賞以上に選ばれた作品20点も展示されています。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、写真部門の最優秀賞に箕輪町の熊谷義雄さんの作品が、優秀賞に箕輪町の土橋磐さんの作品が選ばれました。 文芸部門の優秀賞には、箕輪町の那須野操さんの作品が選ばれました。 障がい者文化芸術祭の入選作品は県内5つの会場で展示されていますが、他の展示会と合同で行うのは南信地域だけだということです。 主催した障がい者文化芸術祭実行委員会では「南信地域の施設はお互いに協力的でこのような展示会を開催することができた。多くの人に作品を見てもらいたい」と来場を呼び掛けていました。 第2回ぽかぽかアート展は、11日(日)まで伊那文化会館で開かれています。 10日には、鹿の革を使ったキーホルダー作りなどの体験会が開かれます。
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1年の世相表す変わり雛展示
今年1年の世相を表す変わり雛の展示が、8日から南箕輪村アクセス通りにある岩月人形センターで始まりました。 今年の世相を表す人形は、男女一対で、5つのテーマが並んでいます。 過去最多となる41個のメダルを獲得したリオオリンピックでは、体操男子の内村航平選手と、女子レスリングの伊調馨選手。 2020年の東京オリンピックをアピールする安倍晋三首相と、小池百合子東京都知事。 25年ぶりに優勝した広島カープからは、優勝の立役者黒田博樹投手と、カープ女子。 ポケモンGOでモンスターの捕獲に夢中なサラリーマンと子ども。 そして、保育園に入園できなかった待機児童問題を扱った「保活サバイバル雛」です。 変わり雛は、人形職人の初代・真多呂(またろ)が、戦前に手遊びで作ったのが始まりとされています。 岩月人形センターの先代社長が、真多呂で修行していたことが縁で、県内では唯一この変わり雛を展示しています。 岩月人形センターの島尾 和男社長は「お雛様はお祝い事なので事件や事故は扱わず、今年1年の世相を表している」と話し、多くの来場を呼び掛けていました。 変わり雛の展示は、来年3月3日まで行われています。
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~大雪~ 平地でも雪が降る頃
7日は二十四節気のひとつ「大雪」です。平地でも雪が降る頃とされています。 伊那市高遠町西高遠の満光寺です。 雪の重みで松の枝が折れないよう、支柱から張った縄で枝を支える「雪吊り」を行い、本格的な雪のシーズンに備えています。 30年ほど前から雪吊りを行うようになり今では冬の風物詩として楽しみにしている地域住民もいるという事です。 長野地方気象台によりますと、7日夜遅く県南部は雪か雨の予報ですが、むこう一週間は高気圧に覆われ晴れる見込みです。