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漫画家の橋爪まんぷさんが防犯ポスター寄贈
伊那市境の漫画家、橋爪まんぷさんは防犯ポスターを25日、伊那市駅前交番に寄贈しました。 まんぷさんが伊那市駅前交番を訪れ内山裕生所長にポスターを贈りました。 江戸時代の捕物をイメージしたもので今年と来年の干支の申と酉が描かれています。 ポスターの寄贈は平成19年から行われていて今年で10回目となります。 伊那市駅前交番では多くの人に見てもらい啓発につなげようと12月1日から伊那市のいなっせに張り出すことにしています。 ポスターはアルプス中央信用金庫の協力で同じものが20部作られ伊那警察署管内の他の交番にも配られるということです。
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伊那地域 11月観測史上最低 -7.2度
25日の伊那地域は、最低気温が-7.2度まで下がり、11月の観測史上最も低い気温を記録しました。 午前8時すぎ、南箕輪村の大芝高原に設置されたお菜洗い場では、野沢菜を洗う人の姿が見られました。 訪れていた人は「きょうの朝は寒かった。ただ寒いほうがお菜洗い場のありがたみを感じる」と話していました。 この日の伊那地域は、午前6時2分に-7.2度を記録しました。 1993年に伊那地域で観測が始まって以来、11月の最低気温としては最も低い気温となりました。 最高気温も、平年よりも6度ほど低い5.5度までしか上がらず、寒い1日となりました。 長野地方気象台によりますと、25日が冷え込みのピークで、26日には気温も持ち直し、平年並みに戻りそうだということです。
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伊那市でジャズフェスティバル
地元のアマチュアや県外のプロバンドが出演する「JAZZ FESTIVAL」が23日、伊那市のいなっせで開かれました。 神奈川県の湘南地域を中心に活動するジャズカルテット、しろくま楽団が演奏を披露しました。 ピアノ、ベース、ドラム、サックスの4つの楽器を使い演奏します。 しろくま楽団は、5年以上前からジャズフェスティバルに出演しています。 今回は、東京や神奈川を中心に活動するジャズボーカリスト沢田千果さんとのセッションもありました。 JAZZ FESTIVALは、NPO法人クラシックワールドなどが開いているもので、会場にはおよそ150人が訪れました。
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伊那地域でも雪 交通機関などに影響
24未明から午前中にかけて、伊那地域の平地で今シーズン初めての雪が降りました。 この雪で、交通機関に遅れが出るなど各地で影響が出ました。 伊那地域では、24日未明から午前中にかけて、積雪14センチを記録し、今シーズン初めての積雪となりました。 長野地方気象台によりますと、上空の真冬並みの寒気と関東の南岸にある低気圧や前線の影響で、まとまった雪が降ったということです。 24日の午前8時の伊那市いなっせ前では、朝早くから雪かきに追われる人の姿が見られました。
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ごみ減量についてのアイデアまとまる
ごみの減量化を推進するため上伊那広域連合が募集した「ごみ減量アイデア」で集まった事例がまとまりました。 22日は、伊那市のいなっせで上伊那広域連合廃棄物政策審議会が開かれ、一般から募集したごみ減量アイデアの事例が報告されました。 9月12日から10月28日まで上伊那地域在住者を対象に募集し、36人から回答がありました。 内容として、「買い物にエコバッグを持参して家にレジ袋がたまることがなくなった」 「生ごみは家庭菜園に利用することで減量ができ、堆肥として利用している」などがありました。 集まったアイデアは今後、各種会議資料として活用する他、各市町村や上伊那広域連合のホームページ、広報紙等で紹介する予定です。
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信大農学部 シクラメン販売開始
南箕輪村の信州大学農学部の学生が育てたシクラメンの販売が、22日から始まりました。 信州大学農学部では、植物資源科学コースの2年生がシクラメンの栽培について学んでいます。 5月に球根を鉢に移し、見栄えよく花が中心に集まるよう丹精込めて手入れを行ってきました。 シクラメンは、1鉢1,200円から1,500円で、赤や白、ピンクなど20品種およそ1,500鉢を販売します。 販売は、信州大学農学部の生産品販売所で毎週水曜日と木曜日に行われ、無くなり次第終了となります。 花は、生育環境が良ければ来年3月頃まで楽しめるということです。
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婚姻届を提出して記念撮影
伊那市は、11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで、婚姻届を提出した2人が記念撮影ができるコーナーを今日から設置しました。 撮影コーナーは、婚姻届けを提出した時に、記念になればと職員が手作りしたものです。 市章やイメージキャラクターイーナちゃんが書かれたボードをバックに、地元産材で作られた椅子に腰かけて記念撮影をすることが出来ます。 22日の10時過ぎ1組のカップルが婚姻届けを提出し、2人は設置されたボードの前で記念撮影をしていました。 伊那市の佐藤卓己さんと翔子さんは、覚えやすい日を結婚記念日にしようと、22日を選んだということです。 伊那市では今後、季節に合わせてデザインを変えていくということです。 記念撮影が出来るボードは常時、市役所1階に設置されます。
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伊那中学校でキャリアフェス
地域と企業が一体となってキャリア教育を推進するキャリアフェスが22日、伊那市の伊那中学校を主会場に初めて開かれました。 キャリアフェスは、経済団体や教育機関などで構成する郷土愛プロジェクトが開いたものです。 体育館には、製造業やサービス業などの30のブースが設けられ、中学生が興味のある企業を回りました。 中学生は、ヘアメイク体験をしたり、ドローンの趣味レーション体験をしていました。 伊那ケーブルテレビでは、生徒がカメラの前でアナウンス体験をしていました。 また、郷土料理や伊那の名物が振る舞われた他、郷土芸能の体験コーナーなどが設けられていました。 郷土愛プロジェクトでは、伊那中学校をかわきりに、「次世代交流が出来るイベントを企画していきたい」と話していました。
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園児が地域材で工作
伊那市の木育事業の一環で、西箕輪保育園の園児が地域材を使って今日工作をしました。 21日は西箕輪保育園の年長園児38人が上伊那産の木材を使って工作をしました。 園児は描いた絵をもとに、好きな形の木を組み合わせていました。 市内の木工職人9人が、木を切ったり穴を開けたりして手伝っていました。 この取り組みは長野県森林づくり県民税を活用し、伊那市が平成25年度から行っていて、今回で9回目です。 伊那市では、「工作を通じて、木材の手触りや色を感じ、楽しみながら木に親しんでほしい」と話していました。
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写真集団アルプ 作品展
上伊那を中心に南信地域の山岳写真愛好家でつくる「写真集団アルプ」の作品展が、21日から、伊那市のいなっせで始まりました。 会場には、会員16人の作品48点が並べられています。 会員それぞれがテーマを決め、そのテーマにあった作品を3点ずつ展示しています。 入笠山など地元の山から、スイスまで足を運び撮影したものまで様々です。 写真集団アルプでは、「会員それぞれの力作を展示しているので是非見てほしい」と来場を呼び掛けています。 作品展は、27日日曜日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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そば祭り販売数 過去最多の売り上げ実績
10月16日から5週に渡って行われた伊那市のそば祭りの販売数が、過去最多となったことが分かりました。 21日は、市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長が販売実績を報告しました。 販売数は、5つのイベント合わせて1万3,734食で、去年より1,140食増え、全てのイベントで去年の販売実績を上回っています。 今年は、「信州そば発祥の地伊那」のブランドイメージをPRする映像を制作し、イベントの開催に合わせてJR東日本の列車内や中京圏のテレビCMで放映するなど、誘客にも力を入れてきました。 今後は、伊那そば振興会が取り組んでいる高遠在来種のそばと内藤とうがらしのコラボレーションなど、究極の高遠そばの提供を視野に取り組んでいくとしています。
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冬の積雪を前に枯れた桜の枝の撤去作業
冬の積雪を前に、伊那市美篶の国道361号沿いで枯れた桜の枝の撤去作業が、21日に行われました。 21日は、国道361号の美篶中県の桜並木で作業が行われました。 元伊那市振興公社の桜守で現在はアドバイザーを務める稲辺謙次郎さんの立ち合いのもと、建設作業員5人が作業にあたりました。 木の一部が枯れていたのは、樹齢70年ほどのソメイヨシノで、区長からの依頼を受け道路を管理する県と話し合い、撤去されることになりました。 稲辺さんは、「雪の重みで枝が折れる前に撤去できるものはしていきたい」と話していました。 今後は、361号沿いの桜を県と調査し、対応が必要なものについては撤去していくとしています。
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みはらしファームにお菜洗い場
冬の漬け物シーズンに合わせ、温泉のお湯を利用できるお菜洗い場が伊那市のみはらしファームに10年ぶりに設置され、21日から利用が始まりました。 21日は、訪れた人が早速野沢菜およそ25キロを洗っていました。 みはらしファームでは、平成12年から6年間源泉を使ったお菜洗い場が設置されていましたが、混雑により湯量が減ってしまうなどと温泉スタンドの利用者から声があがり使用中止となっていました。 伊那市は昨年度、温泉の採取権を追加購入したことから、増加分を市民に還元しようと今回試験的に再設置しました。 お菜洗い場の利用は予約制で、12月18日日曜日まで、時間は午前9時から午後3時までとなっています。 伊那市民が対象で、料金は無料です。 市では、好評だったら来年度以降の設置を検討するとしています。(予約74-1807)
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箕輪町木下で天神様の祭り 小中学生が学業成就祈る
箕輪町木下で天神様の祭りが20日に行われ、小中学生が学業成就を祈りました。 朝9時30分、木下に住む小中学生が、上の段常会にある天神様の社に集まりました。 木下区青少年健全育成会では、毎年、地域の子供たちの学業成就と健康を願って天神様の祭りを行っています。 天神様は、菅原道真を学問の神様として祀ったもので、命日とされる旧暦の2月25日を中心に全国的に祭りが行われています。 木下区でも毎年2月に祭りを行っていましたが雪の時期と重なっているため、中学生の高校受験の合格祈願も兼ねて今年から11月に行う事になりました。 この日は、中学生と小学生の代表が玉ぐしを奉納し、参列した子供たちは全員で頭をさげて学業の成就を祈っていました。 青少年健全育成会の三澤誠会長は、「自分が努力した結果を報告できるよう、今日は『頑張ります』と神様に誓いをたてる日にして下さい」と子供たちに呼びかけていました。
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春陽会 信州研究会展 大作並ぶ
第18回春陽会(しゅんようかい)信州研究会展が、18日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。 会場には、信州研究会員の油絵や水彩画、版画など、およそ60点が並んでいます。 春陽会は、日本美術院洋画部の有志が大正11年に立ち上げたグループで、個性尊重の「各人主義」を基本理念にしています。 信州研究会でもその理念を尊重していて、現在県内には59人の会員がいます。 どの作品も60号を超える大作で、最低でも3か月以上の期間をかけて制作しているということです。 ある会員は「それぞれの個性や表現力を感じ取ってもらえたらうれしい」と話していました。 春陽会信州研究会展は、23日水曜日まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
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カワニナ養殖支援ガイドの野口さんが放流
ホタルの幼虫のエサとなるカワニナの養殖を行っている元教諭の野口輝雄さんが13日伊那市東春近田原の用水路でカワニナを放流しました。 野口さんは学校で子どもたちとともにカワニナを育てる研究をしていました。 退職後もカワニナ養殖支援ガイドとして活動していてホタルの生息地に放流する活動を行っています。 今日も伊那市東春近田原の住民からの依頼でホタルが舞う用水路で2ミリから8ミリほどのカワニナを放流しました。 およそ200メートルの用水路は6月になるとゲンジボタルが舞うということもあり地域住民がその保護活動を行っています。 野口さんは年間およそ6千匹のカワニナを養殖していて「ホタルが舞う環境づくりに協力していきたい。」と話していました。
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消防イベント 家族連れで賑わう
秋の火災予防運動に合わせた消防のイベントが18日、伊那市の上伊那広域消防本部で行われました。 イベントは地域の人たちに消防署を身近に感じてもらおうと伊那消防署が行ったもので会場には消防に関する体験コーナーが設けられました。 このうちロープを使った救助体験では落下防止の金具を付けた子どもたちがロープにぶら下がった体勢で移動していました。 また消防バイクの乗車体験ではバイクに乗ったりタンクに貯められた水を放水していました。 イベントでは消防本部内も開放され訪れた家族連れが司令室などを興味深そうに見学していました。 伊那消防署では「消防体験を通して家庭内での防火意識を高めてもらいたい。」と話していました。
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保育園児が動物とふれあい
保育園児が直接動物に触れる体験会が18日箕輪町の上古田保育園で開かれました。 体験会は箕輪町酪農振興協議会青年部と箕輪町のNPO法人、伊那ハーレンバレー パカパカ塾開いたものです。 体験会では園児たちがポニーに乗せてもらい園庭を1周していました。 また酪農振興協議会青年部の子牛やヤギ、ウサギをなでたり、エサをあげたりしていました。 パカパカ塾の春日幸雄さんは「動物に触れて、いい顔をしてくれるのがうれしい。」と話していました。 上古田保育園では「実際に動物にふれる機会はあまりないのでよい経験ができました。」と話していました。
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ゾーン30で規制するも「危険」
箕輪町の箕輪東小学校や東みのわ保育園周辺では、速度を30キロに制限するゾーン30を設置して速度を規制しています。 しかし、朝の通勤時間帯は交通量が多く、30キロを超えるスピードで通行する車両もあり危険を感じるとの声が上がっています。 17日は朝7時から、地元や役場、町交通安全協会などの関係者が参加し、東みのわ保育園の周辺でドライバーにゾーン30のPRを行うとともに、交通量の調査を行いました。 ゾーン30は、規制区域内を最高速度30キロに制限するものです。 箕輪町南小河内・北小河内地区の竜東線の東側の町道がゾーン30に指定されています。 朝の通勤時間帯に、竜東線が込み合うことから、伊那方面から辰野方面への抜け道として保育園北側のこの生活道路が利用されています。 この一帯はゾーン30に指定されているにも関わらず、30キロを超えるスピードで通行する車両が多いことから保育園や小学校の保護者から「危険を感じる」との声が上がっています。 調査の結果、午前7時10分から8時10分までの1時間に135台が東みのわ保育園北側を通りました。 箕輪町などは、小学生の通学時間にも重なっているため、時間帯によって進入禁止にするなど、さらなる規制について今後検討していきたいとしています。
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介護者が交流しリフレッシュ
在宅で介護している人や・介護に関心のある人を対象にした交流会が、きょう、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。 17日は、介護者10人が参加しました。 介護者自身にリフレッシュしてもらおうと、フットケア・リンパマッサージの講習が行われました。 参加者は42~3度の足湯に浸かり、体の変化を確かめました。 講師を務めたのは、駒ケ根市のリンパ整体師・金山 明美さんです。 金山さんは、「冷えは万病のもと」だとして、足湯に入り体を温めるだけで、2割から3割程度不調が改善すると話しました。 また、肩こりや認知症に効くツボ、マッサージを紹介していました。 参加者は、「介護している夫に早速試してみたい」と話していました。 この介護者交流会は、伊那市社会福祉協議会が毎年春と秋の年2回開いていて、介護者同士の情報交換の場にもなっています。
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伊那友の会が一般向けの家事家計講習会
雑誌「夫人之友」の愛読者でつくる伊那友の会は、家計簿のつけ方を学ぶ一般向けの講習会を、伊那市内で17日に開きました。 講習会では、ジャーナリストで全国友の会創立者の羽仁もと子さんが考案した家計簿の使い方の説明が行われました。 伊那友の会の会員が講師となり、つけかたのポイントや日々の家計のやりくりについて発表しました。 ボーナスも含めた1年間の総収入から税金、保険料、貯蓄分を引き、それを12等分したものを1か月の予算として何にいくら使うか予め明確にしておく事が大事だという事です。 家計簿をつけている体験を発表した会員は、「計画的にお金を使う事で不安が安心に変わり、生活を見直すきっかけになった」と話していました。 会場には約40人が訪れました。
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まちの縁側サミット
ゆるやかなつながりを感じられる縁側のような場所を地域に広めるとりくみ「まちの縁側」について理解を深めるサミットが、伊那市長谷で開かれました。 まちの縁側を提言している愛知県のNPO法人まちの縁側育くみ隊代表理事の延藤安弘さんの講演でサミットがスタートしました。 全国各地の縁側の先進地を、スライドを使って紹介し、「遊び心のある縁側でまちを育てよう」とまとめました。 昼食時間は、つながりメシと題して、バイキング方式で食事をとりました。 料理を通した縁側活動をしている人やボランティアが、郷土料理などを振舞いました。 参加者は、交流を深めながら昼食を楽しんでいました。 午後は、本や音楽、花から広がる縁側など、テーマ別の分科会が開かれました。 このうち、「花から広がる縁側」をテーマにしたグループでは「花は人をつなぐきっかけになる」「種を交換できる場でもあり、子どもが行っても安全な場所だ」と言った意見が出されていました。 最後は、グループごとまとめたことを発表していました。 このサミットは伊那市社会福祉協議会が開いています。 小人数が集う縁側のような居場所を社協が認定する「まちの縁側」は徐々に広がっていて、認定が始まった昨年度からの縁側は現在26か所となっています。
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金澤翔子さんの母・泰子さん講演
ダウン症の書家として知られる金澤翔子さんの母、金澤泰子さんの講演会が15日、伊那市のいなっせで開かれました。 この日は金澤さんが「天使がこの世に降り立てば~ダウン症の娘と共に生きて~」と題して講演しました。 金澤さんは、明治大学を卒業後34歳の時に結婚し、42歳で娘の翔子さんを出産しました。 書道歴の長かった泰子さんは、書道を通して友達をつくってもらおうと翔子さんが5歳の時から教えるようになりました。 翔子さんの書道の腕前は年々上達し、2005年、20歳の時に初めて個展を開催しました。 31歳になった現在は、全国各地をはじめ、海外でも個展を開いていて、300回を超えています。 去年4月には、伊那市内で初めて個展を開きました。 講演会では、様々な苦労を母と娘で乗り越えてきた歩みについて話しました。 最後は「生きていれさえいれば絶望はないということを覚えていてください」と会場に呼びかけました。 会場には300人を超える人が訪れ満席となりました。
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税務署長納税表彰式
税の申告と納税等に関して功績があった人を表彰する税務署長納税表彰式が15日、伊那市のいなっせで行われました。 受賞したのは、伊那市の一般社団法人伊那法人会の小椋元文副会長と、箕輪町の伊那地区納税貯蓄組合連合会の柴哲郎副会長です。 このほかに、租税教育を積極的に推進しているとして辰野高校に感謝状が、税に関する作文で優秀作品に選ばれた中学生と高校生に表彰状が贈られました。 伊那税務署の上杉陽一所長は「グローバル化、ICT化により社会情勢が変化する中、課題に対応するためには力に限りがある。皆さんは大きな支えになっていて心強いです」と話しました。 受賞者を代表して、小椋さんは「身が引き締まる思いでいっぱいです。今後とも推進を図るよう努めていきたい」と話しました。
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県軽自動車協会ボランティア作業
上伊那の軽自動車を扱っている25の事業所でつくる県軽自動車協会伊那支部は、伊那市の伊那養護学校でボランティア作業を15日、行いました。 県軽自動車協会伊那支部では、社会貢献の一環で3年前から伊那養護学校でボランティアを行っています。 15日は、伊那支部のメンバー14人が、児童や生徒が使っている車いすのメンテナンスを行いました。 メンバーたちは、錆止めスプレーをかけたりタイヤの空気を入れたりしていました。 伊那養護学校では、19人が車いすを利用しています。 県軽自動車協会伊那支部では、「みなさん喜んでいただけるよう今後も継続して作業を行っていきたい」と話していました。 伊那養護学校では、「車いすの動きがスムーズになって子供たちも喜んでいます」と感謝していました。
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信大生が通り町に古本屋をオープン
信州大学農学部の学生が伊那市の通り町の空き店舗を活用して、古本屋を来年1月にオープンさせます。 古本屋は、通り町のだんわ室だった場所で、名称はカリカリブックスです。 店主は、信州大学農学部に通う2年生の増川千晶さんです。 増川さんは、高校生が将来について考えるきっかけとなるような本を置き、人と出会える空間にしようと古本屋を始めることにしました。 増川さんは、大学1年生の時から、松本市内の空き家を利用して交流の場をつくる「まつもと空き家プロジェクト」を立ち上げ活動を行っています。 古本屋を始めるにあたり、商店街でミツロウキャンドルの卸し売り販売を行っている平賀裕子さんと出会い、この活動を後押してくれたと増川さんは話します。 活動資金50万円を目標に集めていて現在40万円ほどが集まったということです。 集まったお金は、改装や本の仕入れなどに使い、来年1月のオープンを目指します。 古本の買取はしないということです。 今月26日には、朝ごはん会と題したイベントを計画していて、増川さんは、「高校生と共同で様々なイベントを企画していきたい」と意気込んでいます。
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天竜川支流にアマゴの卵を放流
天竜川漁業協同組合は、辰野町から中川村までの天竜川支流へアマゴの卵を14日放流しました。 このうち三峰川水系では、組合の役員2人が作業にあたり、「埋設放流」という方法でアマゴの卵を放しました。 埋設放流は、卵を入れたザルの周りを石で囲み、流されないようにします。 その上に木の枝や石を置いて鳥や猿などから守ります。 放流は毎年行われていて、今年は全体で10万個が用意され、うち三峰川水系では3万1千個が埋設されました。 この方法で行うことにより、成魚になるものは2割程度だということですが、色や形の整ったものに成長するということです。 卵は、1週間から10日ほどで孵化し、およそ4年で15センチに成長するということです。
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田畑区民祭 子ども達が歌やおどりを披露
南箕輪村田畑の区民祭が、13日、田畑公民館で行われました。 会場では、ステージ発表が行われ、小学生が歌を披露した他、園児がダンスを踊りました。 田畑区では、農産物を販売する収穫祭と芸術の発表の場として行っていた文化祭を区民祭として同時に開催するようになり今年で11回を数えます。 田畑区は、人口が増加している南箕輪村の中でも2番目に多い区です。 区では、「老若男女が一堂に会するいい機会。これからも区民の繋がりを深め、団結していきたい」と話していました。 会場では、子ども達の作品展示や豚の丸焼きの振舞が行われ、交流を深めていました。
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伊那フィル定演 市出身飯島さんがチェロを演奏
伊那フィルハーモニー交響楽団の第29回定期演奏会が13日、伊那市の伊那文化会館で開かれ、伊那市出身のチェロ奏者、飯島瀬里香さんが演奏を披露しました。 伊那フィルハーモニー交響楽団は、現在、上伊那地域のメンバーを中心におよそ50人で活動しています。 今回は伊那市出身で、東京を中心に活動しているチェロ奏者の飯島瀬里香(せりか)さんを迎え、3曲を披露しました。 飯島さんは、伊那北高校卒業で、日本クラシック音楽コンクールや横浜国際音楽コンクールなどで入賞しています。 会場にはおよそ600人が訪れ、オーケストラの演奏に耳を傾けていました。 伊那フィルハーモニー交響楽団・定期演奏会の模様は、来年1月に121チャンネルで放送します。
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5週連続そばまつり 最終回の西春近新そば&きのこ祭り
伊那市内で行われていた5週連続ぶっとおしそば三昧イベントの最終回、「西春近新そば&きのこ祭り」が13日に行われました。 打ち立てのそばを味わおうと、昼時には長い列ができていました。 地元産のそば粉を使った新そばが1杯500円で提供され、休日の家族連れなどで賑わいました。 西春近新そば&きのこ祭りは、地元の春近そばの会ときのこ王国のコラボ企画として去年初めて開かれました。 去年は、土曜日開催だったことに加え雨が降ってしまったため400食に満たなかったということですが、天候に恵また今日は午前中には去年を上回る数の注文が入りました。 そば以外にも、きのこ王国で採れたきのこの天ぷらや汁物も販売され、一緒に味わっていました。