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ポーラ★スター 新体操発表会
伊那市と塩尻市にある新体操教室、ポーラスターの発表会が14日、伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で開かれました。 発表会には未満児から高校生まで、およそ90人が出演しました。 ポーラスターは伊那市と塩尻市に教室があり、合同で発表会を開いています。 発表会の今年のテーマは「かぐや姫」で、着物風の衣装を身にまとって演技するグループもありました。 橋爪みすず代表は、「全身全霊の演技から、子どもたちの心の中にある大切なものを感じてもらいたい」と話していました。 この発表会の模様は、来年1月1日からご覧のチャンネルで放送します。
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13日夜から14日朝にかけて5センチの積雪
長野地方気象台によりますと、伊那地域は13日の夜から14日朝にかけて雪が降る見込みで、平地でも多い所で5センチの積雪を見込んでいます。 月曜日にはいったん天気が回復する見込みですが、水曜日以降は再び積雪の可能性があるということです。 長野地方気象台では、路面の凍結などに注意を呼びかけています。
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りんごの発泡酒「シードル」を特産品に
伊那市内の飲食店主らは、色づき不足や穴が開いて出荷できないりんごを有効活用しよう、発泡酒の生産に取り組みます。 13日は、市内の飲食店主や酒店、山小屋の管理人など9人が、横山の武田満さんの果樹園でりんごを収穫しました。 メンバーの1人が収穫の手伝いをした際、穴の開いたものや色付きの悪いりんごが出荷されずに廃棄されるのを目の当たりにし、有効活用できないかと考えました。 りんごは、シードルと呼ばれる発泡酒に加工されます。 フランスではほとんどの家庭で作られているということで、メンバーらは「伊那谷の新たな特産品にしていきたい」と話します。 メンバーの店では、フランスの郷土料理「ガレット」を地元産のそば粉を使って提供していて、「シードルはガレットによく合うので楽しみです」と話していました。 13日は、400キロのりんごを収穫し、加工すると750ミリリットル入りの瓶で320本分ほどになるということです。 りんごは、この後市内のワイン工房に持ち込まれ、半年から1年後にシードルが出来上がるということです。
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12日夜~13日昼にかけて南部積雪5cm予想
伊那地域は、12日の夜から13日の昼にかけて雪が降る見込みで、平地でも5センチの積雪を見込んでいます。 長野地方気象台によりますと、あすの伊那地域は朝から雪が降る見込みで、南部では多いところで5センチの積雪が予想されています。 気温も上がりにくく寒い一日になる予想で、路面の凍結などに注意を呼びかけています。
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飯島食堂 来年1月末で閉店
創業から104年の伊那市を代表する飲食店、飯島食堂が来年1月末で閉店します。 伊那市坂下入舟にある飯島食堂。 創業は、明治42年。 今年で104年になる老舗の飲食店です。 中華食堂ですが、人気メニューは、1,100円のカツ丼。 ふたがしまらないほどのボリュームで、店を訪れる人の多くが注文します。 3代目の飯島敏道さん71歳。 来年1月末での閉店を決めました。 12日のお昼。 店内は、多くの人でにぎわっていました。 そして注文が次々と厨房に飛び込んできます。 そのほとんどがカツ丼。 飯島さんが次々と揚げていきます。 カツ弁当も人気で山梨に住むこの方も閉店の知らせにがっかりです。 昭和30年代前半に撮影された飯島食堂です。 建物は戦前からのものでした。 このころは、酒屋も一緒に営んでいました。 昭和44年に酒屋はゆずり、食堂に専念。 それからほぼ半世紀にわたり、伊那市の名物店として多くのファンに愛されてきました。 飯島食堂は、年末は29日まで、年始は3日から営業する予定です。 多くの市民に愛された伊那の名店は、来年1月末でその歴史に幕を下ろします。
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南箕輪村 まっくんの年賀状用画像制作
南箕輪村は、イメージキャラクターまっくんの年賀状用の画像を制作しました。 画像は、村のウェブサイトからダウンロードすることができます。 来年の干支「羊」にちなんだもの、まっくんが門松になったもの、上下を反転させると仕事用にもプライベート用にも使えるものなど5種類です。 村では、今年2年ぶりに制作しました。 ダウンロード方法は、村のウェブサイトからまっくんオフィシャルサイトに入り、「年賀状完成」の項目をクリックします。 欲しい画像を保存し、インクジェット紙などに印刷すれば完成です。 村の制作担当者は「まっくんに愛着を持ってもらうのはもちろん、全国各地に広めてほしい」と話していました。 またこの他に、オフィシャルサイトのとうもろこしをクリックすると、別の4種類をダウンロードできるということです。
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ノロウイルス食中毒注意報発令
長野県は、ノロウイルス食中毒注意報を11日、全県に発令しました。 N県によりますと、全国的にノロウイルスの集団感染が増加しているということです。 今年度県内では4件発生していて、その内1件は4月に伊那市内の飲食店で発生しています。 吐き気や下痢、発熱などが主な症状で、県では予防対策として、 石鹸を使って丁寧に手洗いをする。 タオルをこまめに取り換える。 具合が悪くなったらすぐに医療機関を受診することなどを呼び掛けています。
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高遠高校卒業生宅に不審電話
伊那警察署は高遠高校の卒業生が居る家庭に、息子を装う不審電話が相次いでいるとして注意を呼びかけています。 伊那警察署によりますと、息子や夫を装った不審電話は6日の午後7時から午後9時までに4件確認されいずれも電話番号は非通知だったという事です。 不審電話が確認された4件のうち、3件は50代前半の高遠高校の卒業生がいる家庭にかかってきているということです。 今月4日は、40代後半の高遠高校の卒業生がいる家庭6件に不審電話がかかってきています。 伊那署では、「携帯電話番号が変わった」「風邪をひいた」というキーワードは詐欺を疑いうよう注意を呼び掛けています。 不審電話がかかってきた場合には、本人に確認をし、現金の振り込みや持参の依頼には応じず家族や警察に相談するよう呼びかけています。
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伊那ローメンZUKUラブ奨励賞
30秒にふるさとへの思いを込めたふるさとCM大賞NAGANOの最終審査で奨励賞を受賞した市民団体伊那ローメンZUKUラブのメンバーが8日、白鳥孝伊那市長に結果を報告しました。 8日は、伊那ローメンZUKUラブの中川義徳会長らが伊那市役所を訪れました。 ふるさとCM大賞は長野朝日放送が主催するもので、今年で14回目です。 7日に長野市で最終審査が行われました。 今年は県内から88作品が寄せられ24作品が最終審査に進みました。 伊那市からは12作品の応募があり、伊那ローメンZUKUラブの作品が最終選考に残りました。 ステージでは参加団体がパフォーマンスなどをしてCMをPRしました。 中川会長は「伊那市とローメンをPRすることが出来た。来年も頑張りたい」と話していました。
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パキスタンの郷土料理づくり
伊那市の美篶小学校の4年生は9日、学校の畑で育てたジャガイモを使ってパキスタンの郷土料理を作りました。 美篶小学校の4年2組の児童25人は去年から、総合学習の一環で海外の料理について学習しています。 これまで、ハワイやメキシコなどの世界の郷土料理を作っています。 今回はまとめとして、自分たちで育てたジャガイモを使って料理をつくることにしました。 講師には、青年海外協力隊員の経験があり美篶出身の赤塩千寿さんを招き、パキスタン料理「サモサ」を作りました。 ゆでつぶしたじゃがいもを小麦粉を練って薄く伸ばした皮で、三角状に包み油であげた料理です。 普段はもっと多くの香辛料を使うということですが子供たちが簡単に作れるよう、ジャガイモは塩コショウとカレー粉で味付けをしました。 児童たちはグループに分かれ、赤塩さんから作り方の説明を聞きながら調理していました。 料理開始から1時間、サモサの完成です。 料理を囲み全員で味わいました。 美篶小学校では、活動を通し国際交流につなげていきたいと話していました。
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寒さを利用し寒天づくり
冬の風物詩、寒天づくり。 伊那市では、冬の寒さを利用した天然の寒天づくりが始まっています。 伊那市東春近で寒天づくりを行っているのは15年前に富士見町から移ってきた小笠原商店です。 寒天は、原料の天草をトコロテン状にしたものを冷凍乾燥させてつくります。 寒さが厳しくなるこの時期から毎年作業が行われています。 創業から100年余りの小笠原商店では、寒暖の差を利用した、昔ながらの方法を守っています。 厳しい寒さに晒し自然の中でじっくりと乾燥させる手間ひまをかけたこの製法により食感や風味が増すということです。 小笠原商店の倉庫には所狭しと、天草が置かれています。 全国各地からよりすぐりの天草を取り寄せているということです。 寒天を外に並べる作業は早朝、太陽が昇る前から始まります。 干すときは太陽の光が多くあたるよう寒天の角度を変えて水分を完全に抜くようにします。 全面に光があたるよう独自で作った道具に乗せ向きを変えて干します。 出来上がった寒天は関東や関西の高級菓子店に出荷するということです この天然の寒天づくりは来年3月いっぱいまで行われることになっています。
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「みなみみのわのむかしばなし」絵本 原画展開催
南箕輪村が平成7年から4年間かけて制作した絵本「みなみみのわのむかしばなし」の原画展が、大芝の湯で開かれています。 南箕輪村では、平成7年から4年間かけて村の昔ばなしを10冊の絵本にしました。 絵本は、村誌に書かれた伝説などを絵本の形にすることで分かりやすくし親しんでもらおうと「伝説絵本を考える会」が中心となって制作したもので、来年3月で刊行20周年を迎えます。 会場には18点が並んでいて、今週は1巻「かまどぶ」と、2巻「来る身塔婆」の原画が飾られています。 原画は全て茨城県のカワシマエミさんが描いたもので、現在は役場で保管されています。 みなみみのわのむかしばなし原画展は、1月18日まで大芝の湯で開かれていて、作品は1週毎に2巻ずつ入れ替えを行います。 絵本は、役場総務課窓口で1冊1,300円で販売しています。
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心と体がよろこぶ食の会
健康で生きるための食事と生活習慣を学ぶ、心と体がよろこぶ食の会が1日伊那市横山の山荘ミルクで開かれました。 心と体がよろこぶ食の会は体調を崩している人を食生活の改善により健康を取り戻してもらおうと、山荘ミルクが開いているものです。 3月から月に1回開かれ、まとめの会となった今回は県内外からおよそ70人が集まりました。 用意されたメニューは玄米のおにぎりや有機栽培の野菜を使ったものなど13品です。 食の会は2006年からはじまり参加者が日常の食生活にここでのメニューを取り入れることで体調不良が改善されているということです。 山荘ミルクの向山美絵子さんは「参加者の中には末期ガンを宣告されたにもかかわらず、手術もせず抗がん剤も使わず日常生活を送っている人もいる。 食生活を変えることで健康を取り戻すことができる。」と話していました。
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二十四節気~大雪~ 最低気温ー2.5度
7日は二十四節気のひとつ、大雪です。 平地でも雪が降り、本格的な冬が訪れる頃とされています。 7日の伊那地域の最低気温は、-2.5度でこの冬一番の冷え込みとなりました。 長野地方気象台では、8日の日中以降は寒波が去り、週末までしばらく寒さはやわらぐと予想しています。
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ミヤマシジミを通して生き物と人との共存を考える
全国的に生息数が減っている蝶ミヤマシジミを通して、生き物と人との共存について考えるシンポジウムが6日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。 シンポジウムは、去年発足した「ミヤマシジミ研究会」の総会に合わせて開かれたものです。 ミヤマシジミは、環境省のレッドリストで「近い将来野生での絶滅の危険性が高い」とされる絶滅危惧ⅠB類に指定されています。 県内の里山ではかつて数多く生息していたということですが、近年は幼虫のエサとなるコマツナギが減少しているため、生息数も減ってきているということです。 6日は、研究会の会員らが活動報告を行いました。 県環境部では、10年ぶりに改訂を進めている長野県版レッドデータブックの調査で感じたことを話しました。 伊那市の横山ミヤマシジミを守る会の中村新一会長は、今年6月に鳩吹公園周辺で行ったコマツナギの植樹について、その効果を報告しました。 研究会の中村寛志会長は「他県の事例を参考に活動範囲を広げていきたい」と話していました。 研究会には、現在7つの団体が所属していて、新たに上牧里山づくりの会など2つの団体が参加することが決まりました。
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上伊那ハーモニカ愛好者の集い演奏会
上伊那のハーモニカ愛好者が集う演奏会が6日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 6日は、16団体と18の個人がハーモニカ演奏を披露しました。 演奏会は、交流を深めようと開かれていて、今年で4回目です。 訪れた人たちは、童謡から歌謡曲まで、幅広いレパートリーにに耳を傾けていました。
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みはらしファームで〆の子づくり
伊那市西箕輪のみはらしファームで、正月用の〆の子飾り作りが始まりました。 みはらしファームでは、毎年新しい年の数の〆の子を作り、ファーム内に飾ります。 今年は6日から制作が始まり、2015本を作ります。 制作は、西箕輪に住む林正義さんに依頼しています。 林さんは5,6年前からみはらしファームで制作していて、毎年全体の7割にあたる1,500本ほどを作ります。 〆の子は、20本ほどの藁の束を3つに分け、両手でなっていきます。 板を使って縄を転がすことで、手が痛くならず、早くきれいに作ることができるということです。 〆の子づくりは、21日まで体験も行っています。 飾り付けは、28日に行われる予定です。
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橋爪まんぷさん「筆字(ひつじ)暦」まんがカレンダー原画展
伊那市在住の漫画家橋爪まんぷさんのカレンダー用に描いた来年の干支「未」をモチーフにした原画展が伊那市のみはらしの湯で今日から行われています。 3つの点の横に立つ羊に、君の文字の横で逆立ちする羊。 作品は、漢字の一文字を表していて、来年の干支「羊」の字を漫画に置き変えて、その字の読み方や意味などが書き添えられています。 橋爪まんぷさんの「筆字暦」まんがカレンダー原画展には全部で24作品が展示されています。 展示は、来年1月31日まで伊那市のみはらしの湯で行なわれています。 展示されている作品は1枚6千円で予約販売され、卓上カレンダーは1部500円で販売されています。
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「りんごのムースタルト」富県出身の学生がレシピを考案
伊那市富県出身の学生が開発に携わったファミリーマートとのコラボ商品「りんごのムースタルト」が全国で販売されています。 伊那市境のファミリーマートJAいな竜東店です。 学生と共同開発した「りんごのムースタルト」が店頭に並べられました。 店員が手書きで作ったポップも添えられています。 開発に携わったのは、東京にある辻調グループの料理専門学校で菓子作りを学ぶ5人です。 伊那市富県出身で高遠高校を卒業した北澤悠希菜さんが考案したレシピが基になっています。 学生5人と、ファミリーマートが7月から5回の検討会で改良を加えながら商品化しました。 リンゴの果肉を使ったタルト生地に、リンゴの風味を生かしたムースが添えられています。 JAいな竜東店では毎日10個から20個を仕入れていて、現在展開しているデザート商品の中で1番売れているということです。 りんごのムースタルトは税込290円です。数量限定で全国のファミリーマートで販売されています。
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全国防犯協会連合会表彰 池上さん唐木さんが受章
長年に渡り防犯活動に取り組んだ人に贈られる「全国防犯協会連合会表彰」で、伊那エンジェルス隊の池上千枝子さんが防犯栄誉銀章を、唐木美ついさんが防犯栄誉銅章を受章しました。 25日は池上さんと唐木さんが伊那警察署を訪れ、小山満彦署長に受章の報告をしました。 防犯栄誉銀章を受章した池上さんは伊那市西町在住で、平成9年から防犯活動に参加し、現在は伊那エンジェルス隊の隊長として活動しています。 防犯栄誉銅章を受章した唐木さんは伊那市中央在住で、平成14年から伊那エンジェルス隊に入隊しました。 伊那エンジェルス隊では、振り込め詐欺防止の啓発活動や駅前に駐車してある自転車の鍵かけチェックなどを行っています。 伊那警察署管内で、全国防犯協会連合会表彰の防犯栄誉章を受章するのは、平成5年の金章以来、21年ぶりです。
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中坪の歩み 創刊200号を祝う
伊那市手良中坪の区民誌「中坪の歩み」の創刊200号を祝う会が、29日、中坪公民館で開かれました。 29日は、歴代区長や地域住民などが集まり、200号の発行を祝いました。 中坪の歩みは、地域の歴史を掘り起こし将来へ引き継いでいこうと、平成8年に研究委員会が発足し、毎月1回全戸に配布しています。 地区の行事や80歳の誕生日を迎えた人のこれまでの人生を振り返る記事を掲載するなど、現在では情報誌としての役割を担っています。 平成17年に100号が、去年10月には200号が発行され、今月までに214回発行されています。 今回200号を記念して100号から200号の記事をまとめた冊子を作成し、全戸配布されました。 研究委員会の高橋忠会長は、「区民の期待に応えられるよう300号、400号と続けていきたい」と話していました。
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箕輪西小児童が本棚を製作
森林づくりについて学んでいる箕輪西小学校の4年生は2日、間伐材を使って本棚をつくりました。 箕輪西小学校の4年生は1年を通して植樹や間伐などをして森林について学んでいます。 2日は、11人の児童が上伊那地域で間伐したスギを使って本棚を作りました。 指導したのは地元で森林整備などを行っている里山整備協議会のメンバーなど5人です。 本棚の製作は、木がどのように活用されているかを知ってもらおうと毎年4年生が行っています。 協議会のメンバーは「森林の役割や木を育てる意味を分かってもらえたら嬉しい」と話していました。
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酒井一さん 来年の干支ひつじの木工作品製作
伊那市西春近諏訪形の酒井一さんは、来年の干支ひつじの木工作品を製作しています。 伊那市西春近諏訪形の酒井一さん63歳。 元大工の酒井さんは、余った木材を使って8年前から自宅で干支の作品作りをしています。 来年の干支ひつじの木工作品は、9月から準備を進め、子どもからお年寄りまでみんなに親しみを持ってもらえるような、可愛らしいデザインにしたということです。 材料はヒノキ、スギ、ケヤキ、シナで、サイズは大中小の3種類です。 作品は250個作る予定で、市内の銀行や病院などの公共機関や、近所のお年寄りに配るということです。
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第5回全国農業高校お米甲子園特別優秀賞受賞「上農米」販売
第5回全国農業高校お米甲子園で特別優秀賞を受賞した上伊那農業高校の「上農米」が、2日学校で販売されました。 「上農米」は、上伊那農業高校の生産環境科の生徒が、授業の一環で栽培したコシヒカリです。 全国84校が参加した第5回全国農業高校お米甲子園に初めて出品し、最高金賞、金賞に続く特別優秀賞を受賞しました。 低農薬にこだわっていて、4年前からは乾燥鶏糞を使用した有機肥料で育てています。 この日は、午後4時から1.2キロ入り20袋限定で販売しましたが、開始から10分で完売となりました。 上農米は、11月22日に開かれた学校創立120周年記念式典でもOBを対象に販売され、好評だったということです。
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伊那地域日中3.6度 雪が舞う寒い一日
2日の伊那地域は朝から雪が舞い、1日とはうって変って寒い一日となりました。 日中は3.6度までしか上がらず昨日を10.3度下回る、12月下旬並みの寒さとなりました。 長野地方気象台によりますと、2日の伊那地域の最高気温は午前2時54分の6.6度、最低気温は7時46分の1.3度でした。 日中は3.6度までしか上がらず、寒い一日となりました。 週末にかけて冷え込みは続く見込みで、雲が広がりやすく山沿いでは雪の降るとこをもあるということです。
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伊那谷の風物詩 ザザムシ漁解禁
伊那谷の冬の風物詩ザザムシ漁が1日解禁となり、伊那市の天竜川では早速、漁をする人の姿が見られました。 伊那市中央の中村昭彦さん70歳です。 ザザムシ漁を始めて40年で、友人がやっていた漁の手伝いをしていたことがきっかけで始めたということです。 この日は、あいにくの雨となりましたが、ザザムシがいる浅瀬で漁をしていました。 万能ぐわで水ゴケのついた石を掘り返し、足を使って石の裏側についているザザムシを四手網に流し入れます。 5分ほどで、ザザムシと呼ばれるトビケラやヘビトンボの幼虫が捕れました。 ザザムシ漁は、1日解禁となり、水温が下がる1月中旬頃が、虫に脂がのって美味しくなるということです。 ザザムシは、冬場の貴重なタンパク源として食されてきた、伊那谷の伝統食で、砂糖と醤油、みりんで2時間ほど煮込み佃煮にして食べます。 中村さんは、シーズン中、月の半分は漁に出るということで、捕れたザザムシは、家族や近所、友人に配って味わうということです。 ザザムシ漁は、来年2月末まで上伊那の天竜川で行われ、漁には天竜川漁業共同組合で発行する、虫踏み許可証が必要となります。
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アイドルなるみさん 一日警察署長
年末の犯罪被害を防ごうと、全国一斉に年末の特別警戒が1日から始まりました。 この日は、伊那警察署の一日警察署長に伊那市出身のアイドル、なるみさんが委嘱されました。 あわただしくなる年末に、金融機関などを狙った強盗事件や街頭犯罪、交通事故の発生が予想されるとして、警察では毎年、年末特別警戒を行っています。 今年、伊那警察署管内で発生した特殊詐欺被害は8件で、被害総額は2,860万円となっています。 この日は一日警察署長のなるみさんと防犯ボランティア団体の伊那エンジェルス隊などが、箕輪町のショッピングセンターで特殊詐欺被害防止の啓発を行いました。 なるみさんは、訪れた人たちに「詐欺に注意して下さい」とチラシを配っていました。 年末特別警戒は、12月末まで行われます。
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伊那弥生ヶ丘高校野球部後援会 35周年の節目祝う
昭和54年に発足した、伊那弥生ヶ丘高校野球部後援会の35周年を記念した総会が29日、伊那市内で開かれ、関係者がこれまでの歴史を振り返り、今後の野球部の活躍に期待しました。 伊那弥生ヶ丘高校野球部の後援会35周年と、後援会OBなどでつくる弥生睦会の15周年を記念した総会が開かれ、関係者が節目を祝いました。 後援会の初代会長で睦会会長の鈴木実さんは、「これからも、どんな立場になろうと弥生ヶ丘高校野球部と後援会、睦会を愛する者の一人として声援を贈り続けたい」と挨拶しました。 また、野球部一期生で後援会会長の田中俊彦さんは「近年の野球部の活躍で皆さんのご恩に報いる事ができるようになってきている。甲子園という夢の舞台に立ってもらえるよう、後援会としても頑張っていきたい」と挨拶しました。 後援会は、弥生ヶ丘高校が男女共学となって3年目の昭和54年に発足し、今年で35年になります。 弥生野球部は去年の春の北信越県大会でベスト4の成績を収めていて、関係者は近年の活躍をたたえるとともに、今後の活躍に期待していました。
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羽広菜かぶサミット初開催
伊那市西箕輪羽広地区で古くから栽培されている羽広菜を見直す機会にしようと30日、羽広菜かぶサミットが開かれました。 サミットは、羽広菜かぶの良さを再認識して品質の向上につなげようと羽広区が初めて開いたものです。 会場には、20人の生産者たちが持ちよったカブが並べられました。 羽広区では、およそ70戸で栽培していてこのうち20戸が出荷しています。 羽広区によりますと羽広菜は江戸時代、仲仙寺が発祥とする説があるということです。 2007年には県が信州の伝統野菜に認定しています。 そんな羽広菜の今後を考えていこうと今年5月には区の組織として羽広菜研究部会も設置されました。 葉の部分は浅漬けなどに使われ、かぶは酒粕と味噌を使った独特の漬物として食べられています。 会場に並べられたかぶは栽培している家庭によって形も違います。 訪れた地区住民や生産者達は情報交換をしながら鑑賞していました。 羽広区では来年2月頃、この冬漬けた羽広菜かぶを持ちよって味をみながら意見交換をする予定です。
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こころの健康を考える講演会
こころの健康について考える講演会が、22日、伊那市の創造館で開かれました。 講演会は、こころに悩みを抱えている人を支援しようと、精神障害者の家族の集まり「NPOながのかれん」が開いたもので、およそ130人が集まりました。 東日本大震災で被災者の心のケアを行った医学博士の大野裕さんが「こころの元気を取り戻す」と題し、話をしました。 大野さんは「ストレスを感じていると気分の変化、行動の変化、身体面の変化が現れる。自分自身の変化に気がついたら、まだがんばれると思うのではなくその段階で問題に目を向ける必要がある」などと話していました。