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上伊那一斉に道路クリーン作戦
長野県建設業協会伊那支部などは16日、県や市町村が管理している道路のゴミを拾う、「道路クリーン作戦」を行いました。 道路クリーン作戦は、長野県建設業協会伊那支部が地域貢献の一環として昭和56年から毎年行っているものです。 このうち南箕輪村では、建設業関連団体などの約40人が参加し道路に落ちているゴミを拾いました。 国道361号の権兵衛トンネル付近では、ペットボトルや空き缶などトラックいっぱいのゴミが集まりました。 中には車のタイヤやオイルの空き缶など大きなものもありました。 伊那建設事務所によると、この日の清掃活動で空き缶51.5袋、ビン20.5袋、可燃ゴミ123袋、不燃ごみ254袋、ペットボトル20袋のゴミが回収されたということです。
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茅野⇔仙流荘 路線バス運行
今年度から新たに夏山の登山シーズンに合わせてJRバス関東による、茅野と仙流荘間の路線バスの運行が始まります。 これは16日伊那市役所で開かれた、伊那市地域公共交通会議と協議会で報告されたものです。 去年までJRバス関東が試験的に導入していた、夏の茅野、仙流荘間の路線バスが、今年から新たに路線に加わることになりました。 これは今年、南アルプス国立公園指定50周年を迎えたことと日本ジオパーク全国大会が9月に予定され、エコパーク登録も決まったことから、伊那市観光課とJRバス関東が協議し決定したものです。 バスは、7月5日(土)から、11月3日(月)までの土日祝日の運行予定で、8月2日(土)から17日(日)までの間は、毎日運行します。 伊那市観光課によりますと、1日の乗車人数が往復で18人に満たない場合、市が補助をするということです。 この他、会議では市内循環バスや路線バス、デマンドタクシーの利用者が減少していることなどから、運行計画の見直しが承認され、7月中には住民アンケートを実施したいとしました。
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南アルプスの歴史“井筋”を後世に
南アルプスジオパークの認定ガイドは南アルプスに残る田んぼに引く水路「井筋」を知ってもらおうと整備作業を行っています。 16日は認定ガイドの穴澤辰幸さんが井筋に興味のある地域住民2人を連れその歴史や先人の苦労について説明していました。 穴澤さんが案内したのは伊那市長谷黒河内の和泉原井筋です。 この井筋は戸台発電所近くの川から和泉原集落までおよそ9キロにわたり作られたものです。 1939年昭和14年から工事を始め、およそ5年の月日をかけて 完成させ和泉原集落でも米をつくることができるようになりました。 急な斜面での作業に加え硬い岩盤があるなど難工事だったということです。 穴澤さんはこの歴史を知ってもらおうと井筋跡まで歩いていけるように道を作ったり看板を設置するなど整備を行っています。 穴澤さんらは「井筋跡を知ることで先人の苦労やこの地域の歴史を伝えていきたい。」と話しています。
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北沢峠こもれび山荘 看板除幕
去年、12月に決定した南アルプスの旧長衛荘の新しい名称「北沢峠こもれび山荘」の看板の除幕式が今日、行われました。 15日は、伊那市の関係者や新しい名称の採用者など20人が参加し看板の除幕式が行われました。 伊那市では、長衛荘の近くにある北沢駒仙小屋の名称を長衛小屋に戻したことから登山客の混乱を避けるため新しい名称を募集しました。 応募総数は1,301点で、名称が採用されたのは6人でした。 15日は、6人のうち5人が訪れ、酒井茂副市長から表彰状などが贈られました。 受賞者を代表して富山県黒部市の中康行さんは「これから先に名前が残ることに、ほこらしい気持ちです。今まで以上にみなさんに愛される山荘になってほしい」と話していました。 看板の背景は、針葉樹に囲まれた仙丈ヶ岳のふもとにある小屋をイメージし、字体は歴史を感じられ、みんなに親しまれるデザインにしたということです。 北沢峠こもれび山荘は11月中旬まで利用できます。 また、南アルプス林道バスは15日から北沢峠までの運行が始まりました。
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横山ミヤマシジミを守る会 コマツナギの植樹
絶滅危惧種に指定されているミヤマシジミの保護活動に取り組んでいる「横山ミヤマシジミを守る会」は15日、伊那市横山の鳩吹公園東側の道路沿いにコマツナギを植樹しました。 この日は、伊那市横山の住民でつくる会のメンバー10人が、鳩吹公園東側の道路沿いにミヤマシジミの幼虫のエサとなる「コマツナギ」を30本植えました。 ミヤマシジミは絶滅危惧種に指定されていて、横山地区は数少ない生息地と言われています。 会では、5年前からコマツナギの植樹や草刈り作業などをしてミヤマシジミの保護活動に取り組んできました。 鳩吹公園周辺では、毎年およそ40匹が確認できるということです。 この日は他に、ミヤマシジミの説明が書かれた看板の設置も行われました。 7月下旬頃に成虫が飛ぶピークを迎えるということで、会では観察会を予定しています。
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鹿の活用法や魅力を伝える
鹿の活用法や魅力を伝える鹿まつりが15日、伊那市高遠町のポレポレの丘で開かれ、鹿を使った工芸品などが並びました。 まつりは、食害が深刻化しているニホンジカの活用法の紹介や興味を持っている人たちの交流の場にしようと市内で鹿に関わっている人たちでつくる伊那鹿同盟会が初めて開いたものです。 会場には、鹿の皮を使ったバッグにスマートフォンのケース、骨でつくったネックレス、太鼓など様々な商品が並び訪れた人たちの目を引いていました。 伊那市長谷で鹿肉料理を提供している、ざんざ亭の長谷部晃さんです。 長谷部さんは、鹿祭りにあわせて鹿の骨で出汁とったラーメンを考案しました。 麺は、上伊那産の小麦粉ハナマンテンを使った手打ち麺で、具にも鹿肉が使われています。 また、鹿肉をミンチしたものをパンにのせたホットサンドの販売も行い訪れた人たちから好評でした。 鹿祭りは16日の午前中まで夜通しで行われることになっています。
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荒井区少年少女球技大会
伊那市荒井区の少年少女球技大会が7日伊那小学校で開かれ、子どもたちがキックベースで交流を深めました。 荒井区の小学生167人が参加しキックベースを楽しみました。 球技大会は、学年の枠を超えて地域の絆を深めてもらおうと荒井区が毎年開いているもので、今年で37回目です。 大会では、地区ごとの9チームで総当たり戦が行われました。 荒井区の飯沼晃二区長は、「1年生から6年生までが協力し、仲良く試合ができた。これからも続けていきたい」と話していました。 大会の結果、錦町と東町の合同チームが優勝しました。
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表千家長野吉祥会茶会
茶道の表千家長野吉祥会による茶会が8日伊那市山寺の常円寺で開かれました。 表千家長野吉祥会は、上伊那を中心に110人の会員がいます。 茶会では、会員が点前を披露し、訪れた人たちをもてなしました。 気軽に楽しめるようテーブルと椅子の席も用意され、親子連れなどがお茶を味わっていました。 長野吉祥会の春宮千春会長は、「茶会に向けて練習してきた成果が出ていると思う。来ていただいた方に楽しい気持ちになっていただけたら嬉しい」と話していました。
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父の日前に お父さんとピザづくり
あすの父の日を前に、家族一緒に料理を楽しんでもらおうとピザ作りの体験講座が14日、南箕輪村公民館で開かれました。 講座には4家族14人が参加し、じゃがいもを生地にしたピザを作りました。 この講座は、父の日を前に家族で料理を楽しんでもらおうと南箕輪村公民館開いたものです。 ジャガイモをゆでてつぶした生地の上に、トマトやピーマン、シメジなどをトッピングしました。 父親も、慣れない手つきで料理に挑戦していました。 ピザが焼きあがると、全員で味わいました。 ある父親は、「普段家族で料理をすることはないので楽しめた。これを機会にまた家でも作りたい」と話していました。
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伊那美術協会 油絵具学ぶ講習会
伊那美術協会は、油絵具について学ぶ講習会を14日伊那市の伊那文化会館で開きました。 講習会には、会員や一般40人が参加しました。 講師は、東京都に本社を置く松田油絵具株式会社の三浦卓也さんです。 色の基となる顔料と専用の油をペインティングナイフで混ぜ、油絵具を作りました。 今回製作したのはウルトラマリンという色です。 ウルトラマリンは、アフガニスタンなどでとれるラピスラズリという石が原料です。 その石が海を超えて西洋にきたことから「ウルトラマリン」と名付けられたということです。 混ぜて艶が出たら完成で、一人ひとりチューブに詰めていきました。 伊那美術協会の北原勝史会長は、「知識として知っていることを実際に体験することができ、理解が深まった」と話していました。 この講習会は、伊那美術展の90回を記念して開かれました。
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長谷中音楽部 花壇の前で演奏披露
伊那市長谷の長谷中学校の音楽部の生徒7人は、全校生徒で作りあげた花壇を多くの人に見てもらおうと、地域の人に歌を披露しました。 コンサートを開いたのは、長谷中学校音楽部の生徒7人です。 音楽部では、毎月昼休みにコンサートを開いたり、老人ホームで演奏をしたりするなどの活動をしています。 今回は、全校生徒で作った花壇を多くの人に見てもらおうと、初めて企画しました。 花壇は、春と秋に全校生徒全員で整備しています。 長谷中学校は今年度、学校花壇の美を競うフラワーブラボーコンクールで3位にあたる優秀賞に選ばれました。 パンジーやビオラなど5種類の花で作った花壇は、輝きをテーマに「1人ひとりの個性が輝いている」ことをイメージしているということです。 保護者や地域住民などおよそ40人を前に、生徒らはアニメソングやJポップなど8曲を披露しました。 部部長) 音楽部では今後、合唱コンクールに出場する他、老人ホームなど地域での演奏も引き続き行っていくということです。
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高遠商店街にバラカフェオープン
しんわの丘バラ祭りが行われている伊那市高遠町の商店街で、絵画を見ながらバラのスイーツを味わうことができる「バラカフェ」が14日、オープンしました。 店内では、高遠高校の生徒が訪れた人をもてなしました。 バラカフェは、バラ祭りの協賛イベントとして商店街にある仙醸蔵にオープンしました。 店内では、高遠高校情報ビジネスコースの3年生24人が、交代で接客をしていました。 このイベントは、商店街の活性化を図るとともに、高校生に地元に対する愛着心を育んでもらおうと、伊那市や松本市で絵画を使って地域貢献しようと活動しているアートレボリューション実行委員会と伊那市観光協会が、初めて企画したものです。 店内には、アールグラージュと呼ばれる日本人技術者が開発した技法で描かれた絵画3作品が展示されています。 この技法は、特殊なライトを使うことで、1枚の絵の中で時間と季節の移りかわりをみることができます。 バラカフェの営業は、15日と21日、22日の3日間となっています。
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県華道教育会伊那支部の生け花展
長野県華道教育会伊那支部の生け花展が、14日と15日の2日間、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、辰野から飯島町まで10の流派69人の会員の作品が並べられています。 生け花展は、会員の発表の場として2年に1回開かれているもので、今年で15回目です。 作品は、涼しさを演出したものや、新緑が美しい山の景色を表現するなど初夏をテーマにしたものが多く並んでいます。 カキツバタやモミジ、タケノコなどを取り入れています。 会員らは「69人がそれぞれの思いを生け花に込めて表現しているので多くの人に見てもらいたい」と来場を呼び掛けています。 県華道教育会伊那支部の生け花展は、15日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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150種のバラ オープンガーデン
南箕輪村南原のvidaFeliz(ビダフェリース)一級建築士事務所、辻井俊恵さんは、14日と15日の2日間、事務所の庭を一般に開放するオープンガーデンを行います。 450坪の辻井さんの事務所周辺の庭には、150種類、200本のバラをメインに、数多くの宿根草が植えられていて、この時期に見ごろを迎えます。 場所は南原保育園の西側です。 辻井さんは、2005年から庭を開放するオープンガーデンをおこなっていて、今回で8回目です。 2007年には、主婦の友社の全国ガーデニングコンテストでグランプリを受賞しています。 事務所の改築のため、去年と一昨年は、行わなかったため、3年ぶりとなります。 今年は、5月末からの暑さでいっきに花が進みました。 3年前に比べ、バラの背丈も伸びて、見ごたえある空間へと変化しました。 辻井さんは、『「庭に住まう」をテーマにつくってきている庭なので、ハーブティーや手作りのクッキーでゆっくりと過ごして欲しい』と話しています。 オープンガーデンは、14日と15日 午前10時から午後3時半までとなっています。
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第13回初夏の呑みあるき
伊那谷で造られたお酒を伊那市の中心商店街で味わうイベント「第13回初夏の呑みあるき」が13日、伊那市の中心市街地で行われました。 メイン会場となるいなっせ北側広場では、午後4時の開始と同時に、参加者がお酒を味わっていました。 このイベントは、お酒を飲んで中心商店街を盛り上げ、地域の活性化につなげようと毎年実行委員会が初夏と秋に開いているものです。 この日は、辰野町から飯田市までの8つの蔵元と4つの酒造メーカーが参加しました。 1,500円で販売されている前売りチケットは、12枚で1組となっていて1枚を御猪口1杯と交換できます。 当日より500円お得な前売り券は500枚程用意され、毎回すべて完売するということです。
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「これはなんじゃ?」第13回写真展なんじゃもんじゃ
「これはなんじゃ?」と見た人が不思議に思う写真展「なんじゃもんじゃ」が13日から伊那市の伊那図書館で始まりました。 会場には、伊那市境のカメラ屋、カメラのキタハラに来る10代から90代の58人の作品1点ずつと、桜をテーマにした作品20点が展示されています。 今回の見所は、1体10万円以上する人形を風景と一緒に撮る「ドールフォト」だということです。 上伊那の20代から30代の男性メンバー5人が、自分が所有する人形を主役に背景や人形のポーズを工夫しながら撮影したということです。 作品は、見た人が「これはなんだろう」と不思議に思うお気に入りのものを展示しています。 ヒトツバタコ別名なんじゃもんじゃの木から命名しているということです。 第13回写真展「なんじゃもんじゃ」は、22日(日)まで伊那図書館で開かれています。
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箕輪町消防団伝統「赤魚会」
箕輪町消防団が、地域で採れた珍味で町や区の関係者などをもてなす伝統の懇親会「赤魚会」が8日役場駐車場で開かれました。 懇親会が始まる3時間前、役場駐車場では、消防団幹部が準備を進めていました。 テーブルに並べられたのは団員が調達し調理した、イモリやどじょう、サワガニ、赤魚などです。 午後3時、乾杯の合図で赤魚会が始まりました。 今年の赤魚会には、町の関係者や各区の区長、小学校の校長などおよそ60人が招待されました。 出席した人達の中には、初めての人もいて、イモリの素揚げをとまどいながら口へと運んでいました。 赤魚会は、昭和30年代後半、災害や火災の現場で、分団間の連携を深めようと幹部が赤魚を肴に酒を酌みかわしたのがはじまりです。 その後、お世話になっている地域の人達を、地元で採れる珍味でもてなそうと招待するようになったという事です。 箕輪町消防団正副分団長会長の伊藤真吾さんは「先輩方がおこなってきた大事な行事が無事に終わってほっとしている。 今後も絶やさないよう伝えていきたい」と話していました。
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田中工房杯マレットゴルフ大会
工芸品作りを趣味としている伊那市東春近の田中豊文さんの作品が賞品のマレットゴルフ大会、「田中工房手作り作品争奪マレット大会」が7日地元のマレットゴルフ場で開かれました。 大会には東春近マレットゴルフクラブの会員およそ40人が参加しました。 大会の賞品は、クラブの会員で工芸品づくりの名人田中さんが作ったわら細工やクルミで作った置物です。 田中さんは2年前に腎臓を患い現在も週に2回人工透析を受けていて、リハビリの一環で工芸品づくりをしています。 以前はクラブの会長を務めていた事もあり、仲間に感謝の気持ちをこめて自分の作品を賞品にした大会を開くようになりました。 賞品は、人数分用意され順位が上の人から気に入ったものを選んで持ち帰ったという事です。
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小阪さん宅の池で子ガモ生まれる
南箕輪村南殿の小阪洋治さん宅の池で10日、8羽の野生の子ガモが卵からかえりました。 小坂さん宅の池には、4年前から毎年カモが産卵しに来ています。 小阪さんによると、庭先にある大きなヤマボウシが白い花をつける頃卵からかえるということです。 20日ほど前から親が池の中央部分の小島で卵を抱き続け10日の朝、小阪さんが卵からかえっているのを見つけました。 小阪さんによるとカモたちは数日池で遊んだ後、何処かへ行ってしまうということです。
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バラ小沢川に投げ込まれる
9日の午前8時までに、伊那市の中心市街地に置いてあるバラの鉢植えが、なにものかによって小沢川に投げ込まれていたことがわかりました。 伊那市の中心市街地では、バラまちフェスタが開かれています。 9日の朝、伊那橋に置いてあったバラがないことに実行委員会のメンバーが気づき探したところ、小沢川で見つかりました。 鉢は、紐で固定してあったということです。 投げ込まれたバラは、花部分が折れてしまっていました。 バラが川へ投げ込まれたのは、6月に入って2回目になります。 また、同じ頃、通り町に置いてあった鉢植えのバラなどが道路に投げ捨てられる被害もありました。 実行委員会では9日、警察へ被害届を出しました。 実行委員会では今後、見回りを増やす他、防犯カメラの設置についても検討していくということです。
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西春近南保育園の園児 加納さんお手製のユカイナ広場で遊ぶ
伊那市の西春近南保育園の園児は、保育園近くの加納義晴さん宅の敷地内にある「ユカイナ広場」で今日遊びました。 10日は、園児およそ40人が「ユカイナ広場」の遊具で遊びました。 ユカイナ広場は、加納さんが3年前からつくり始めたもので、ブランコやツリーハウス、ロッククライミングなど9種類の遊具で遊ぶことができます。 地元の子ども達にも自然の中で楽しんでもらおうと保育園児を招待したということです。 中でも、ロープの長さが8メートルあるブランコは、園児が列を作って順番を待っていました。 加納さんは「自然に触れ合って木に感謝をしながらのびのびと遊んでもらいたい」と話していました。
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みはらしファーム前 バス停の看板がいちご型に
伊那市西箕輪のみはらしファーム前のバス停の看板が9日から、いちごの形になりました。 新しい看板は、「みはらしらしさ」を出すため、いちごのデザインにしたということです。 この日は、伊那バスの中村健二専務取締役とみはらしファーム運営会議の笠松悟議長が看板の取り付け作業を行いました。 みはらしファームのバス停留所は、今年度より「羽広荘入口」から「みはらしファーム前」に名称が変わりました。 それに合わせて看板もみはらしファームらしいものにしてPRに繋がればと、いちごの形にしたということです。 伊那バスによりますと、伊那市内のバス停の看板を、特定のテーマを設けたデザインにするのは今回が初めてということです。
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障がい知らせるワッペン
伊那市や南箕輪村で障がいのある子どもを持つ母親らが、外出の際まわりの人に障がいがあることを知らせるワッペンを作りその普及に取り組んでいます。 ワッペンは障がいのある子どもが外出した際、まわりにいる人にそのことを知らせるため保護者有志が作ったものです。 子どもたちは社会性を身につけるため外出などの生活経験を積んでいますが、状況を理解できない時など大声を出したりパニックを起こしてしまうことがあるということです。 その際まわりにいる人たちから「聞き分けがない」など誤解を受けることも少なくないということです。 南箕輪村ではこれら保護者の声から、この取り組みに協力しようとワッペンを販売することにしました。 保護者らはこの取り組みを知らせるポスターを作り役場など公共施設に貼り普及に努めています。 このワッペンは1個100円で南箕輪村役場で販売されていて村内外を問わず誰でも購入できます。
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デコトラチャリティー撮影会
全国各地からデコレーショントラックの愛好家が集まるデコトラのチャリティ撮影会が8日伊那市高遠町の三峰川河川敷で開かれました。 会場には全国からおよそ300台のデコトラが集まりました。 大型のトレーラーやダンプが並び、中にはデコレーションに数千万円かかっているものもあります。 チャリティ撮影会は、デコトラ好きの親睦を深めるとともに、地域に貢献しようと、南信の愛好家でつくる夜霧(よぎり)丸船団(まるせんだん)が開いたもので、今年で6回目です。 来場者から1,000円の募金を募っていて、前回は児童養護施設たかずやの里と長野県北部地震で被災した栄村にあわせて30万円を寄付しました。 参加者は、写真を撮影するなどして、親睦を深めていました。
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“あったらいいな” 時計のアイデア展
伊那市西箕輪の登内時計記念博物館で開かれている「こんな時計があったらいいな!アイデア展」の表彰式が8日行われました。 アイデア展は博物館の開館16周年を記念して開かれたもので、今年で5回目です。 上伊那の小学生や保育園児などを中心に絵画191点、工作5点が集まりました。 絵画の部で最高賞となる金賞には伊那市の城倉杏さんの作品が選ばれました。 城倉さんの作品「雪のけしょうの時計」は最近見た映画をヒントにしたもので、雪の形をイメージしたものです。 工作の部では伊那市の宮原直雄君の作品が金賞に選ばれました。 タイトルは「デジタルこいのぼり時計」でお父さんこいのぼりがデジタル時計になっています。 表彰式には入賞した11人とその保護者らが出席しました。 アイデア展は今月30日まで開かれていて、開館記念日の10日まで入場無料となっています。
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南箕輪村ブランドの芋焼酎「大芝の華」 サツマイモの苗定植
南箕輪村ブランドの芋焼酎「大芝の華」の原料となるサツマイモの苗植えが、5日、村内の転作田で行われました 住民有志でつくる「いも焼酎南箕輪会」のメンバー23人が大泉の転作田で作業を行いました。 今年は、大泉、南殿、北殿の合計48アールに8千本の苗を植え、9トンの収穫を見込んでいるということです。 メンバーは30センチ間隔に穴をあけ、コガネセンガンという品種のサツマイモの苗を植えていきました。 芋は10月に収穫し、12月下旬から、村ブランドの芋焼酎「大芝の華」として720ミリリットル入り1,250円で販売されます。
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市民みんなで健やかウォーキング講習会
効果的な歩き方を学ぶ、市民みんなで健やかウォーキング講習会が7日、伊那市民体育館で開かれました。 講習会には市民およそ120人が参加しました。 指導したのは、松本大学人間健康学部スポーツ健康学科の田邉愛子さんです。 参加者は目を瞑りその場で足踏みをして正しい姿勢のチェックをしました。 最初に立っていた場所より前に動いていると猫背ぎみ、左右に動いていると、どちらかに歪んでいる可能性があるということです。 田邉さんは、「正しい姿勢で歩くことが大切。股関節を回すように足を前に出し、歩幅を広くすると効果的」と話していました。 この講習会は伊那市が昨年度から行っている事業の一環です。 ウォーキングの継続をサポートするもので、登録制となっています。 登録するとウォーキングマップがもらえるなどの特典があり、およそ600人が登録しているということです。
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伊那愛樹会 春の盆栽展
伊那愛樹会の春の盆栽展が伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 会場には、赤や白などの花を咲かせたさつき32席が展示されています。 上伊那の盆栽愛好家12人でつくる伊那愛樹会は、春と秋に展示会を開いています。 中には樹齢60年以上になるものもあります 伊那愛樹会では、「花とともに鉢などの小物との組み合わせも楽しんでほしい」と話していました。 伊那愛樹会 春の盆栽展は8日までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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宮島敏さん 西駒山荘に天体望遠鏡寄贈
伊那市荒井の宮島酒店の宮島敏社長は、伊那市が建て替えを進めている中央アルプスの西駒山荘で使ってもらおうと、天体望遠鏡を寄贈しました。 6日は、宮島酒店の宮島敏社長が伊那市役所を訪れました。 宮島さんは小学生の時から星が好きで、多くの人に星を見てもらいたいという思いで今回寄贈しました。 また、現在も年に1回は西駒に登るほどの登山好きだということです。 望遠鏡は、天気が良い日は月のクレーターや惑星まではっきり見えるということです。 白鳥市長は「伊那谷の星空はすごく綺麗。子どもから大人まで多くの人の楽しみになる」と話していました。
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南アルプス開拓の父 竹澤長衛の珍しい写真見つかる
南アルプス開拓の父として知られる竹澤長衛の珍しい写真が伊那市内で見つかりました。 長衛の関係者は南アルプスの登山の歴史や長衛の人物像を知るうえで貴重な資料になると話しています。 長衛が写る珍しい写真を持っていたのは伊那市の元信州大学農学部教授、建石繁明さんです。 建石さんは50年ほど前、長衛とともに山へクマ狩りに出かけた経験がありますが、写真がなぜ自宅にあったかは定かではないということです。 見つかった写真は38枚です。 長衛の甥で伊那市長谷の中山晶計さんは「半ズボンに脚絆、地下足袋姿のおじさんは見たことがなく珍しい」と話していました。 建石さんと中山さんはこれら写真が南アルプスの登山の歴史や長衛の人物像を知るうえで貴重な資料になると話しています。