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伊那地域の最高気温 5.6度と寒い一日
14日の伊那地域は、最高気温5.6度と、13日より、8度程度、平年より4度ほど低い一日となりました。
それでも、春は近づいていて伊那市西町では梅の花が開いていました。 -
長野県 花粉飛散量 平年の1.5倍「やや多く」
日本気象協会は、今シーズン4回目の花粉飛散予測を、14日に発表しました。
それによりますと、長野県の飛散量は平年の1.5倍と、やや多くなっています。
日本気象協会が発表したスギ、ヒノキの花粉飛散量の予測によりますと、長野県は、平年の1.5倍と、やや多い予想となっています。
前年比では、1.8倍と「多い」予想です。
日本気象協会では、今年の春のスギ、ヒノキ花粉の飛散量は、全国的に、平年並みか、例年より多いと予想しています。 -
伊那地域で最大瞬間風速19.7mの強風
13日は伊那地域で最大瞬間風速19.7mを観測する強い風が吹きました。
この強風により、飯田線で5分から10分程度の遅れが出ています。
13日は長野県内に強風注意報が発令されました。
長野地方気象台によりますと、午後12時13分には最大瞬間風速19.7mの強い風が吹きました。
午後4時半時現在、JR中央線が強風の影響で遅れたことにより接続するJR飯田線でも5分から10分ほどの遅れが出ています。
長野地方気象台では、風で飛ばされてくるものから身を守り、ビニールハウスの倒壊などに注意するよう呼びかけています。 -
長谷モデル地区に砂防ビジョン策定
天竜川上流河川事務所は、伊那市長谷をモデル地区に、深層崩壊に対し、砂防の取り組みを総合的に実施するビジョンを策定しました。
天竜川上流河川事務所では、山の岩盤から崩れ、大きな土砂災害を引き起こす、「深層崩壊」の危険度について調査をしました。その結果、伊那市高遠町や長谷の一部で危険度が高い場所があると、昨年10月に報告しています。
調査結果を基に天上では、相対的に危険度の高い南アルプスの山岳地帯周辺をモデルに砂防ビジョンを策定しました。
大規模な土砂災害に備えた整備としては、杉島堰堤の嵩上げの詳細設計を来年度に行い、管理道路の造成に着手します。深層崩壊の危険度の高い、女沢、大久保谷、屋合沢などの5か所の砂防堰堤の整備促進のため、来年度から順次、工事を進める計画です。
ソフト事業としては、伊那市と合同で、深層崩壊に備えた防災訓練や、土砂災害で出来た天然ダムの対策訓練の実施。災害による停電に備え、河川の監視カメラの緊急用の電源として、小水力発電の活用を検討しています。
天竜川上流河川事務所では今回のプランを基に、伊那市と土砂災害に強い街づくりについて協議を進めていく事にしています。 -
伊藤善明さんの畑 福寿草見ごろ
伊那市長谷非持山の伊藤善明さんの畑では、福寿草が見ごろとなっています。
平成13年に100株ほど植えたところ年々増えていき、現在は広さおよそ500平方メートルの畑一面に咲くようになったということです。
伊藤さんによると花は20日頃までは楽しめるということです。 -
観桜期の準備進む
来月1日から始まるさくら祭りを前に、伊那市高遠町の高遠城址公園では観光客を迎え入れる準備が進んでいいます。
ここ最近暖かい日が続いたことから桜のつぼみが膨らみ始めました。
12日は、高遠城址公園の桜などを管理する桜守が公園内で観光客を迎え入れる準備を行っていました。
現在は、桜の周りを保護する柵の設置作業が行われています。
日本気象協会は今年の桜の開花を4月10日と予想しています。
公園内での準備作業は今月いっぱい行われるということです。 -
公立高校の後期選抜試験 およそ1万3千人が受験に臨む
公立高校の後期選抜試験が12日、県内一斉に行われ、およそ1万3千人が受験に臨みました。
伊那北高校後期選抜試験の志願倍率は、普通科が1.1倍、理数科が1.5倍となっています。
上伊那の各高校の志願倍率は、辰野高校普通科が1.03倍、商業科が0.3倍。
上伊那農業高校は生産環境科が1.3倍、園芸科学科が1・05倍、生物科学科が0.85倍、緑地創造科が1.0倍。
高遠高校は、0.94倍。
伊那弥生ヶ丘高校は1.1倍。
赤穂高校は、普通科が1.09倍、商業科が1.13倍。
駒ヶ根工業高校は、3つの学科一括で1.23倍。
多部・単位制の箕輪進修高校は、普通・部、・部にあわせて0.98倍、普通・部は0.16倍、工業・部は0.95倍となっています。
長野県教育委員会によりますと、試験は無事終了したということです。
公立高校の後期選抜試験の合格発表は22日金曜日に行われることになっています。 -
イルミフェスの宣伝に パネル制作
毎年10月に開かれる信州大芝高原イルミネーションフェスティバルの宣伝に役立てようと、実行委員会はパネル2枚を作りました。
パネルは、縦1メートル、横70センチで、今年のフェスティバルで撮影された写真を使って作りました。
12日は、南箕輪村役場にパネルを飾ってもらうため、吉田卓美実行委員長ら3人が役場を訪れ、唐木一直村長にパネルを手渡しました。
イルミネーションフェスティバルは、村の商工会が母体となる実行委員会が取り組み続けているもので、7年目の去年はおよそ14万人が来場しました。
吉田実行委員長は、「イベントは徐々に浸透しつつあるが、地域の人でもまだ知らない人もいる。このパネルを見て少しでも興味をもってもらえればうれしい」と話していました。
パネルは、役場と大芝荘に設置されるということです。 -
株式会社大成 馬肉を32トンを偽装表示して販売
飯島町田切に本社がある馬刺し専門企業株式会社大成が、一部の加熱用馬肉を生食用馬肉として偽装表示し販売していたことが分かりました。
田中忠雄社長ら3人が11日、伊那市のいなっせで記者会見を開き謝罪しました。
今年2月、石川県内の飲食店2店で0157の感染による食中毒事故が発生し、2店の共通食材が、大成が販売した馬肉ユッケだったため伊那保健所が調査しました。
その調査では0ー157は検出されませんでしたが、調査の中で不正な書類を見つけ大成に報告。
偽装表示するよう指示していた北原実前専務が3月5日に田中社長に事実を申告しました。
北原前専務は、3月5日付けで退職しています。
不正表示した馬肉の出荷は1年ほど前から行われていたということで大成では回収を急いでいます。 -
震災から2年 伊那で脱原発デモ
東日本大震災から11日で2年が経ちます。
10日は、伊那市の中心市街地で脱原発をアピールするデモ行進が行われました。
脱原発のデモは、さよなら原発上伊那の会が開いたもので、120人が参加しました。
脱原発の全国行動に連帯したデモで、県内各地で一斉に行われました。
いなっせ北側多目的広場を出発した一行は、国道153号からJR伊那北駅を経由し、市街地を戻るおよそ5キロを歩きました。
「原発なくせ」「さよなら原発」ななどと書かれたプラカードを掲げながら、脱原発をアピールしました。
実行委員長の山本真吾さんは、「震災を風化させないよう、被災地へのエールもこめて、地方からもアピールしていきたい」と話していました。
さよなら原発上伊那の会では、毎週金曜日にいなっせで集会を行うほか、原発を考えるシンポジウムなども計画しています。 -
伊那飲食店組合新春大会
伊那市や南箕輪村の飲食店が加盟している伊那飲食店組合の新春大会が4日、伊那市で開かれ新しい組合長に、やぶ浅の林孝司さんに決まりました。
組合員など120人が出席した新春大会では新しい役員が紹介されました。
組合長には、やぶ浅の林孝司さん、副組合長にはレストランしらかばの北原英之さんと呉竹鮨の山本昌利さん、紋次郎の亀山春栄さんに決まりました。
林さんは「厳しい経済状況だが、役員で力を合わせてがんばっていきたい」と挨拶しました。
伊那飲食店組合には、伊那市南箕輪村のおよそ300の飲食店が加盟しています。 -
雪割草愛好会展示会
富士見町から飯田市までの愛好家でつくる信濃雪割草愛好会の展示会が9日から箕輪町松島の松島コミュニティセンターで始まりました。
会場には信濃雪割草愛好会のメンバー7人が育てた雪割草およそ300鉢が並んでいます。
愛好会では、「展示されているのはほとんどが違う種類のもの。自分の好きな花を見つけて楽しんでほしい」と話していました。
第12回信濃雪割草愛好会の展示会は10日まで松島コミュニティセンターで開かれています。 -
最高気温20.7度 5月上旬並み
9日の伊那地域の最高気温は、3月の観測史上5番目に高い20.7度と、5月上旬並みとなりました。
箕輪町のみのわ天竜公園では水辺などで遊ぶ親子連れの姿がありました。
9日の伊那地域の最高気温は3月の観測史上5番目に高い20.7度と5月上旬並みとなりました。
観測史上最高は、2010年の21.9度となっています。
南箕輪村大芝には、ナズナ取りをする親子連れの姿がありました。
子ども達は、大きいナズナを探しては、袋に詰めていました。
長野地方気象台によりますと、9日の伊那地域は高気圧に覆われ晴天となり、来週まで暖かい日が続きそうだということです。 -
美和診療所 来年度医師1人体制に
伊那市は、長谷の美和診療所で医師の確保が難しいことから、来年度は今年度より1人減の、1人体制で運営することを、8日夜開かれた長谷地域協議会で報告しました。
この日は長谷総合支所で協議会が開かれ、伊那市の原武志保健福祉部長から報告がありました。
国保美和診療所は平成15年に開所。今年度の集計では、一日平均43人が利用しています。
これまで、岡部竜吾所長が指導医師として研修医を迎え2人体制で診療を行っていましたが、中山間地など地方への研修希望が少なく、研修医の確保が難しいことから来年度は1人体制で診療を行うことが決まりました。
来年度は、これまで通りの土日に加え、毎月第2・第4金曜日を新たに終日休診とする予定です。
原部長は「研修医の確保は非常に厳しいが、できる限り2人体制をとれるよう、岡部所長と相談しながら検討していきたい」と話していました。
利用者や地域住民は、2人体制を求める白鳥孝市長への嘆願書を準備しているということです。 -
震災から間もなく2年 危機意識薄れる傾向
東日本大震災と長野県北部地震の発生から間もなく2年が経とうとしています。
時間の経過と共に、住民の自然災害への機危意識は薄れる傾向にあるようです。
長野県世論調査協会は、2月22日から24日までの3日間、震災以降[自然災害への不安を感じているか]や[災害への備えはしているか]など、12の項目について電話調査しました。
その結果、「不安を感じている」と答えた人は52%で、震災のあった年の11月に比べ17ポイント、去年2月に比べ8ポイントそれぞれ低下しました。
震災後災害への備えを行ったかの問いには「行った」が19%「見直して進めた」が24%、「これまでに備えており十分」が14%で、現時点で備えている人は57%でした。
1年前と比べると、備えている人は22ポイント減少しています。
「これから行う」と答えた人は最多の32%、「特に必要性を感じていない」と答えた人は11%でした。
この1年間の被災者支援については「実行した」と答えた人は55%でした。
年代別では20代が5割に達しなかった一方で、70代以上で実行した人は6割を超えています。
去年民主党政権が打ち出した「2030年代原発稼働ゼロ」の目標を、安部首相が見直す考えを示したことについては「賛成」が55%、反対が31%で賛成が反対を24ポイント上回りました。
ただ、浜岡原発に近い南信地域では、賛成が5割に満たず反対も県内4地域で1番多い35%となっています。
調査は、県内34市町村の男女合わせて811人を対象に行われました。 -
4月中旬並の暖かさ
7日の伊那地域は日中の気温が、16.8度と今年最高となり、4月中旬並みの温かい一日となりました。
箕輪町福与の福与城跡では、福寿草が見頃となっています。
長野地方気象台によりますと、これから1週間ほど気温が高めの状況が続き、来週水曜日ごろから平年並みに戻るということです。
気象台では、気温の変動が激しいので、水分補給などを心がけ体調管理に気をつけて欲しいと呼びかけています。 -
「雑穀アマランサスを活用した新商品開発等支援会議」アマランサス入りレトルトカレー販売へ
雑穀アラマランサスの特産品化や新商品の開発などに取り組んでいる支援チームの会合が2月28日に開かれ、4月から、伊那市長谷のレストラン野のものでアラマランサス入りのレトルトカレーを新商品として販売する事が報告されました。
これは、2月28日に伊那合同庁舎で開かれた、「雑穀アマランサスを活用した新商品開発等支援会議」で報告されたものです。
支援チームは、アマランサス入りのラーメンやうどんなどの商品開発の支援、栽培方法の研究などを行っています。
新商品として、今年4月に野のものが販売するのは、長谷で栽培した雑穀を使用したアマランサス入りのレトルトカレーです。
商品名やパッケージなどを3月中に決定し4月に発売を予定しているということです。
会議ではほかに、去年7月から行ってきた成分分析の結果が報告されました。
報告によりますと、アマランサスは、小麦粉の代わりとしても使える粘性がある事が検査結果からもわかったということです。
支援チームでは、来年度以降、アマランサスの機能性をさらに研究し、健康に配慮した商品開発にも力をいれていきたいとしています。 -
ろうきん伊那・駒ヶ根支店 たかずやの里に寄付
長野県労働金庫伊那支店と駒ヶ根支店は、児童養護施設たかずやの里に現金30万円を1日、寄付しました。
1日は、長野県労働金庫の橋爪亨理事ら4人がたかずやの里を訪れました。
伊那支店と駒ヶ根支店では、創立60周年を記念したお笑いライブを今年1月に開きました。
今回は、入場料として集まった現金30万円全てを寄付しました。
埋橋理事長は「地域の人が支えてくれているということを子ども達にも伝えていきたい」と感謝していました。 -
500人が一斉に夜の街に繰り出す
伊那市の飲食店を飲みあるく伊那夜の街オリエンテーリングが6日夜、市内の飲食店で行われました。
イベントにはおよそ500人が参加し、スタートの合図とともに一斉に夜の街へと繰り出しました。
参加者は、3,000円のチケットを購入し87店舗のうち指定された4軒を回ります。
上伊那民主商工会が毎年企画しているもので、今年で9回目です。
今年は、去年より6店舗多い87店舗が参加しました。
1つの店に滞在できるのは20分ほどですが、参加者は「色々なお店の雰囲気を味わえてよかった」と話していました。
イベントの最後には、総額10万円分の飲食券があたる抽選会が開かれました。
有賀文昭実行委員長は「飲みに出る機会が増えれば街は活性化する。お気に入りの店を見つけるきっかけになればうれしい」と話していました。 -
高遠城址公園 4月10日開花予想
日本気象協会は6日、今年の高遠城址公園の桜の開花予想日を4月10日と発表しました。
日本気象協会の発表によりますと、今年の高遠城址公園の桜の開花は、平年より2日早く、去年より6日早い4月10日と予想しています。
満開は、平年より2日早く、去年より6日早い4月15日と予想しています。
日本気象協会によりますと、3月の気温は寒暖の変動を繰り返しながらおおむね平年並みになると予想しています。 -
啓蟄 16日までは4月上旬の気温
5日は二十四節気のひとつ啓蟄です。
啓蟄は、大地が暖まり冬眠していた虫が穴から出てくるころとされています。
伊那地域の5日の最高気温は、11.4度と3月下旬並みとなりました。
長野地方気象台では、16日までは4月上旬並みの気温になるとみています。 -
四季折々の風景写真並ぶ
四季の風景をテーマにした写真が並ぶ「写真同好五人展」が2日から伊那市東春近の喫茶店で開かれています。
上伊那地域の写真愛好家5人で作る「写真同好五人会」が開いているもので、会場には20点の作品が並んでいます。
1年間テーマを持って撮影していて、展示会はその集大成の場として開かれました。
今年は四季をテーマに展示会が開かれ、霧に焦点を当てる会員もいました。
宮下文男会長は「こだわりの作品が並んでいる。会場に足を運んで、それぞれの個性を感じてもらいたい」と話していました。
写真同好五人展は、10日(日)まで伊那市東春近のぎゃらりー喫茶・花鳥四季彩で開かれていて、時間は午前10時半から午後5時までとなっています。 -
詐欺を防止 金融機関に感謝状
伊那警察署は5日、金融商品などを高値で購入させ、現金をだまし取る「もうかります詐欺」を未然に防いだとして金融機関に感謝状を贈りました。
感謝状が贈られたのは、アルプス中央信用金庫いほく支店と八十二銀行伊那支店です。
アルプス中央信用金庫では、2月13日に60代の女性が窓口で現金を振り込もうとした際に、職員が女性の言動を不審に感じ金融商品への振り込み被害を防ぎました。
八十二銀行では2月26日40代女性が犯人の要求に従い窓口で多額な現金を振り込みましたが、事務処理手続きで不審に思った職員が上司に報告し被害を防ぎました。
伊那署によるとここ最近ギャンブル必勝法や金融商品などを高額で購入させ金をだまし取る「もうかります被害」が増えているということで、不審に思ったら警察に連絡をしてほしいと呼びかけています。 -
南箕輪村むらづくり賞 大賞にかま塾
南箕輪村の発展に貢献した個人や団体に贈られる今年度の南箕輪村むらづくり賞の大賞に、かま塾が選ばれました。
かま塾は、小中学校が週休2日制になったことを受け、子ども達の休日の居場所づくりを担おうと、平成13年に活動を始めました。
今年度は、みそ作りやサツマイモ掘り、正月の伝統遊びなど26のイベントを実施しました。
委員らは「年間を通して様々な活動を行っている」「子ども達の学びの場所になっている」などと評価し、今年度のむらづくり大賞に決まりました。
表彰式は、今月中に行われる予定です。
なお、近年参加団体が減少していることから、村では当面の間むらづくり賞の実施を見合わせるということです。 -
飯田線全線人間すごろく 完成
伊那市創造館南側の敷地に、JR飯田線全ての駅名を表示した、人間すごろくが4日、完成しました。
創造館の捧剛太館長や職員による手作りの人間すごろくが4日完成しました。
これは創造館で現在開かれている企画展「飯田線マニアックス」に合わせて作られたものです。
すごろくは愛知県の豊橋駅がスタートでゴールの辰野駅を目指します。
駅名を書いたプレートには、駅の特色や完成した年などが記されていて辰野駅までの94駅に加え川岸駅と岡谷駅もあります。
プレートに書かれている内容は、
館長が調べたもので、全てに駅の写真も添えられています。
またゲーム性をもたせるために1回休みなどもあり楽しみながら飯田線や各駅のことを知ることができるようになっています。
飯田線全線人間すごろくは、無料でいつでも楽しむことができ、学校の春休みが終わるまでは、設置しておくということです。 -
先月28日からスギ花粉飛散始まる
飯田保健福祉事務所は、例年より4日遅い先月28日にスギ花粉の飛散が始まったと4日発表しました。
飛散の始まりは1平方センチメートル当たり1個以上の花粉が2日続けて確認された初日とされていて、飯田保健福祉事務所では先月28日からスギ花粉の飛散が始まったと発表しました。
飯田保健福祉事務所では天気がよく風の強い日にはスギ花粉が多く飛散するとして、外出の際マスクや眼鏡を着用するほか、医療機関、薬局に相談するよう呼びかけています。
また花粉症でない人も花粉を室内に持ち込まないよう協力してほしいとしています。 -
効果的な省エネ考える環境講演会
昨今の電力事情を理解し、効果的な省エネを考える環境講演会が、2月28日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
講演会は、伊那市女性団体連絡協議会などで作る豊かな環境づくり上伊那地域会議などが開き、各種団体の代表や一般などおよそ70人が参加しました。
中部電力(株)伊那営業所の滝澤茂樹さんが、これまでとこれからの電力事情についてと題して、現状と課題について話しました。
滝澤さんは「太陽光発電基1基が1年間かけて発電する電力を原子力発電所なら6時間で補える。現状では、再生可能エネルギーはコストが高く大量の電力需要をまかなうことはできない」と話していました。
会場からは、「原子力発電のメリットのみを強調しているのではないか」と疑問の声があがっていました。
滝澤さんは、「電力会社の立場で話している」と答えていました。 -
川村カ子トの功績を合唱劇で伝える
飯田市を中心に活動する飯田カネト合唱団が3日伊那市創造館を訪れ鉄道建設に生涯を捧げたアイヌの測量技師、川村カ子トを
題材にした歌を披露しました。
3日は、子どもから大人まで団員およそ40人が訪れ歌声を披露しました。
北海道アイヌの家で生まれた川村カ子トは、学校卒業後測量技師となり北海道各地の鉄道工事の測量に携わってきました。
その技術が認められ昭和3年に飯田市の天竜峡から愛知県までを走る鉄道、三信鉄道建設の測量と現場監督を務めました。
工事は急峻な地形から難工事となったほか、アイヌ民俗ということで差別を受けながらもカ子トは仕事に対する情熱で鉄道を完成させました。
合唱団はそんなカ子トの功績を歌と劇で伝えようと結成されました。
合唱団は飯田線沿線での公演を計画していて、歌を通して交流の輪を広げていきたいと話しています。 -
地方からも訴えの声
東日本大震災から間も無く2年を迎えます。
さよなら原発上伊那の会は1日、伊那市のいなっせ前で脱原発を訴えるアピール活動を行いました。
この日は、会のメンバーおよそ20人が集まり、歩行者や道行くドライバーに脱原発を呼びかけていました。
福島第一原発の事故を受け、東京の総理官邸前では毎週金曜日に脱原発を訴えるデモ活動が続けられています。
この日は、地方からも脱原発を訴えていこうと集まりました。
山本真吾会長は「総理官邸前からだけでなく、地方からも声をあげていきたい」と話していました。
さよなら原発上伊那の会では、今後も毎週金曜日にこうした活動を行っていくということです。 -
1日消防署長に小木曽アナ
1日から7日は春の全国火災予防運動期間です。
伊那ケーブルテレビのアナウンサー・小木曽容子さんが2日、一日消防署長を務め、火災予防を呼びかけました。
この日は、伊那消防署の武井修署長から伊那ケーブルテレビの小木曽さんに一日消防署長の委嘱書が交付されました。
伊那消防署では毎年地域にゆかりのある人に一日消防署長を依頼し火災予防を呼びかけています。
小木曽さんは、最初に署員の通常点検に立ち会い、服装の乱れがないかなど確認していました。
その後、119番通報の対応を体験していました。
市内の大型店には特設コーナーが設けられ、子ども達が消火器などを体験していました。
伊那消防組合管内では、去年48件の火災が発生していて、伊那署では「この時期は空気が乾燥し、風も強いので、火の取り扱いには十分注意してほしい」と呼びかけています。