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中国深圳市の園児と富県保育園の園児が交流
中国深圳市の深圳広電集団幼稚園の園児らが17日、伊那市の富県保育園を訪れ、園児と交流しました。 この日は、深圳広電集団幼稚園の園児8人と、保護者らが富県保育園を訪れました。 中国の団体が伊那市内の保育園児と交流するのは今回が初めてです。 交流会のはじめに、中国の園児から切り絵がプレゼントされました。 お礼に富県保育園の園児は、折り紙の紙飛行機の折り方を教え、全員で飛ばしていました。 広電集団幼稚園は深圳市が管理していて、新しいプロジェクトとして世界各国を訪れ、子どもに広い視野を持ってもらおうと、去年から海外訪問を始めました。 中国は1月末が旧正月にあたる春節で、会の最後には「あけましておめでとう」「新年快楽」と、お互いの言葉で新年を祝いました。
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伊那地域の気温12.5度 3月下旬並の暖かさ
29日の伊那地域は日中の最高気温が12.5度となり、3月下旬並の暖かさになりました。 暖かさにつられ伊那市の竜東保育園の園児が伊那市役所南のせせらぎ水路に散歩に来ていました。 園児は芝の上で走ったり、転がったりして遊んでいました。
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ホウキモロコシでほうき作り
穂をほうきやブラシとして利用するために栽培されているホウキモロコシを使ったほうき作りが28日、伊那市長谷で行われました。 これは、昔ながらの手作りの良さを感じてもらおうと伊那市長谷の雑穀レストラン野のものが開いたものです。 28日は、市内などから11人が参加し、ほうき作りに挑戦しました。 指導をしたのは、地元に住むお年寄り2人です。 長谷地区では昔、ホウキモロコシを栽培し手作りでほうきを作る家庭が多かったということですが、栽培農家も減り現在は2件だけだということです。 ホウキモロコシは、アフリカ原産で、草丈は3mほどになります。 10月に収穫したホウキモロコシを乾燥させます。 自分の持ちやすい太さに束ね、針金を巻いて完成させていきます。 参加者たちは、お年寄りたちからポイントを教わりながら作業を進めていました。 参加者は、「思っていたより難しかったです。自宅でさっそく使いたい」と話していました。
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風評被害に立ち向かう 佐藤浩信さん
東日本大震災から間もなく3年を迎えようとしています。 震災以降、伊那市で再起をかけ果樹栽培に取り組んでいる佐藤浩信さん。 風評被害に立ち向かい続けています。 佐藤さんは28日の朝、伊那市西春近でさくらんぼの木の剪定作業をしていました。 ここに植えられている90本の内、30本は、福島県から持ってきたものです。 最初は、西箕輪の畑に植えられましたが、さくらんぼは寒さに弱いため、標高が低いこの場所へ去年植え替えをしました。 福島県で主に贈答用の桃やさくらんぼなどの栽培をしていた佐藤さんは、震災に伴う原発事故の影響で3年前の4月、伊那市で果樹栽培を始めました。 去年4月からは、伊那食品工業株式会社の関連会社、ぱぱな農園の代表を務めています。 福島県伊達市で果樹園を経営している佐藤さんは、長野と福島を往復する生活を送っていましたが、去年12月に代表を長男の祐樹さんへとバトンタッチしました。 2か月に1度福島県へ戻り、剪定方法などを教えているということです。 28日は、さくらんぼの剪定技術をぱぱな農園の社員に教えていました。 佐藤さんは、風評被害はまだまだ深刻で、東京では福島県産の農作物が置かれていないのが現状だと話します。 さくらんぼは、4、5年後に収穫できるようになるということです。 佐藤さんは、「将来この場所をさくらんぼ狩りが出来る観光農園にしたい」と話していました。
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はらぺこ冬まつり お店屋さんごっこを楽しむ
伊那市東春近の保育園、山の遊び舎はらぺこで27日、冬まつりが行われ園児がお店屋さんごっこを楽しみました。 紙で作ったブレスレットやネックレス、アイスクリームなど、9つのお店屋さんが並びました。 冬まつりは毎年この時期に行われていて、園児が商品を考えて作りました。 中には、「骨屋さん」も・・・ 保育園の裏山を散歩した時に拾った鹿の骨だそうです。 園児らは、欲しいものを探して紙で作ったお金で買っていました。
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無量寺で節分準備 「福ます」作り
箕輪町北小河内の無量寺で、来月の節分の豆まきで使う「福ます」の準備が、27日に行われました。 無量寺の中川弘道住職が、約60個の福ますの準備を行いました。 ますに書かれた文字は、幸せを願う「福」と、健康・長寿を願う「寿」です。 このますは、2月3日の節分の行事で、年男年女などによる福豆まきで使われます。 無量寺の節分の行事は2月3日に行われ、午後3時から護摩祈祷会、午後4時から福豆まきが行われます。
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花粉飛散予測 今年は「やや少ない」
飯田保健福祉事務所は27日、今年のスギ・ヒノキの花粉飛散予測を発表しました。 今年の飛散量は例年よりも「やや少ない」予測です。 飯田保健福祉事務所の発表によりますと、今年の飯田下伊那地域での花粉の飛散量は、例年より「やや少ない」と予測しています。 スギとヒノキを合わせた花粉の量は1平方センチメートルあたり2,635個で、多く飛散した去年の35%、例年の70%とみています。 花粉の飛散開始時期は、2月下旬と予測しています。 飯田保健福祉事務所では、マスクやメガネを使ったり、家の中に入る時は花粉を払い落すなど、早めの花粉症対策を呼びかけています。
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伊那おやこ劇場 新年会で餅つき
親子で演劇を鑑賞する伊那おやこ劇場は、26日伊那市山寺の福祉まちづくりセンターで新年会を開き、親子で餅つきをしました。 26日は伊那おやこ劇場の会員や一般からおよそ30人が参加しました。 伊那おやこ劇場は、親子で観劇したり、会員同士での交流を行っています。 今年の新年会は、初めて臼と杵を使っての餅つきを行いました。 乳児から小6までの子どもたちが保護者と一緒に杵を握り、餅つきに挑戦しました。 つきあがったお餅は、きなこやゴマをまぶして味わいました。 ある保護者は、「臼と杵で餅をつく機会はめったにないので、みんなでにぎやかにできて楽しかった」と話していました。
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河川の景観保全で樹木伐採
伊那市富県地籍の三峰川で26日、河川敷に生えた木の伐採作業が行われました。 これは川の景観を取り戻そうと河川環境の保全に取り組む三峰川みらい会議が行ったもので流域の住民などおよそ40人が参加しました。 参加者は河川敷に生えたニセアカシアをチェーンソーなどを使って切り倒していました。 ニセアカシアは外来種で一帯の植生を変えてしまうほか、治水面からも問題になっているということです。 今回伐採した木は短く切って参加者が持ち帰ることができ燃料などに使われます。 三峰川みらい会議では親しみやすい河川環境をつくるため今後も伐採作業など外来種の駆除に取り組んでいくとしています。
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食生活改善へ 減塩料理コンテスト
塩分を抑えた家庭料理を審査する減塩料理コンテストが26日、伊那市保健センターで開かれました。 コンテストでは伊那市中央の有賀喜志子さんの料理が最優秀賞に選ばれました。 これは、食生活を見直し生活習慣病予防につなげようと伊那市食育推進会議が開いたものです。 コンテストでは市内の主婦など5人から工夫を凝らした減塩料理が出品され審査が行われました。 料理は塩分が3グラム以下、また上伊那産の野菜を一品入れることなどが条件となっています。 最優秀賞に選ばれた有賀喜志子さんの「野菜たっぷり減塩料理」は発芽玄米にしじみのみそ汁、真ダラのアルミホイル蒸しで素材の味を活かした料理です。 窪田愛子さんの「エスニック調だね」はカレー味の肉巻き野菜をメインにした料理です。 金谷隆一さんの「秋の山海まんぷく料理」はサケのムニエルにアサリとキノコが添えられています。 北條千代子さんの「野菜で減塩」は豚肉の揚げ煮と磯辺和えになめこ汁を加えたものです。 奥村憲さんの「三陸海の幸と地元野菜のたっぷりもりつけ」は東日本大震災で被害を受けた三陸沖で採れた昆布を使った料理です。 伊那市では1人1日あたりの塩分摂取量の目標を10グラム以内としていますが、2人に1人がこれを上回っているということです。 今回出品された料理のレシピは市のホームページで紹介され減塩の啓発に役立てられるということです。
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飯田線を活かしたまちづくりをテーマにシンポジウム
地域づくりを考える「い~な上伊那地域づくりフォーラム」が25日、駒ヶ根市で開かれ、講演やパネルディスカッションを通して今後の地域づくりの方法などについて理解を深めました。 飯田線を活かしたまちづくりをテーマにしたシンポジウムでは、長野工専教授で交通計画や都市計画に詳しい柳沢吉保さんが、飯田線を活かした元気なまちづくりについて全国各地の事例を挙げながら話をしました。 フォーラムでは他に、平成24年度の地域発元気づくり支援金事業で上伊那地方事務所長表彰を受賞した伊那市高遠町の農家食堂こかげが事例発表を行いました。 代表の藤澤宗子さんは「地元農家を多く巻きこみ、魅力ある地域づくりに繋げることができた。今後は、漬物などの加工品の開発に力を入れるとともに、継続した取り組みを続けていきたい」と話していました。 フォーラムは、地域づくり活動への理解を深めるとともに、団体同士の交流を目的に開かれたもので、行政や地域づくり活動を行っている団体などからおよそ100人が参加しました。
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伊那署管内2社が優秀事業所に
若者からの交通安全を進めるヤングドライバークラブ交通事故防止コンクールで、伊那警察署管内からは、2社が優秀事業所として表彰されました。 24日は、伊那警察署で表彰伝達式が行われました。 県内154の事業所が参加したコンクールで、伊那警察署管内からは、信英蓄電器箔株式会社と大明化学工業株式会社が優秀事業所に選ばれました。 最優秀事業所は3事業所、優秀事業所は27事業所でした。 信英蓄電器箔、大明化学のヤングドライバークラブは、交通安全期間中の出勤時間に会社近くで啓発活動をしたり、独自にシートベルト着用調査をしている活動が評価されました。 信英蓄電器箔の井口美穂さんは、交通安全メッセージの部で佳作に選ばれました。 井口さんの祖母が交通事故にあっていることもふまえ、お年寄りの道路横断を気遣う内容のメッセージでした。 ヤングドライバーコンクールは、県警本部や長野県運転管理者協会などが毎年行っていて今回で24回目になります。
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今年最高 10.5度
24日の伊那地域は、午後2時37分に今年最高となる10.5度を記録し、3月中旬の陽気になりました。 長野地方気象台によりますとこの暖かさは25日まで続くということです。 春の訪れを告げる福寿草が顔を出し始めました。 伊那市長谷溝口にある常福寺。 日当たりが良い裏庭の東側斜面は、春先になると数多くの福寿草が咲きます。 24日は、この暖かさにつられてか、早くも数輪が顔を出していました。 見ごろは、2月中旬ころだということです。 気象台によりますと、この日の伊那地域は、高気圧に覆われ、南から暖かい空気が入ってきたためで、25日も10度くらいまで気温が上がると見られています。 25日の夜遅くから雨となり、26日以降は、再び冬型の気圧配置となり真冬の寒さが戻ってくるということで、体調管理に注意を呼びかけています。
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美篶芦沢で江戸時代から続く「お日待ちの行事」
伊那市美篶芦沢で江戸時代から続く「お日待ちの行事」が23日に行われ、地域住民が1年間の無病息災を祈願しました。 芦沢にある真福寺で大護摩供法要(おおごまくほうよう)が行われ、美篶の住民23人が参加しました。 今年で267回目となるお日待ちの行事は江戸時代に始まりました。 昔、2年間行わなかったところ大飢饉や火災が起こったとされ、以来、毎年1月23日に行われています。 かつては、酒を酌み交わしながら徹夜で日の出を待ち、太陽に祈願する行事でしたが、現在は法要のみ行われています。 法要では、家内安全や厄払い、商売繁盛などの願い事を書いた札や飾り物が、護摩木で炊いた火にかざされました。 祈祷を受けた札や飾り物は、美篶や高遠町地区の各家庭に配られ、1年間、家に飾られるということです。
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東京の渋谷で鹿ローメンを提供
伊那市長谷にあるざんざ亭が考案した鹿ローメンが、長野定食として東京都渋谷区のレストランで提供されています。 この鹿ローメンを考案したのはざんざ亭の長谷部晃さんです。 長谷部さんは、鹿肉を使った料理などを提供するざんざ亭を経営し、狩猟体験や鹿の解体見学ツアーなども行っています。 狩猟体験に訪れた渋谷のレストランの関係者との縁で鹿ローメンを提供することになりました。 麺は地元産小麦粉ハナマンテンを使い、鹿の肉や骨などでスープを作りました。 提供しているレストランは、全国の地域食材を出しているd47食堂です。 食材は3日に1度発送しているということです。 提供しているのは長野定食と呼ばれ、鹿ローメンに鹿肉団子のスープ、鹿のレバーみそをつけて食べる温野菜などがセットになっています。 値段は1785円で1日30食限定です。 長野定食鹿ローメンは2月いっぱい東京渋谷の商業施設ヒカリエ8階のd47食堂で提供されています。
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無病息災などを願い 引持の獅子舞
伊那市高遠町上山田の引持で18日、今年一年の無病息災や五穀豊穣を願う、獅子舞が披露されました。 引持生活改善センターには、およそ70人が集まり地区に伝わる獅子舞を見物しました。 引持の獅子舞は、ひょっとこにせきたてられた獅子が起き悪魔を払います。 獅子の体についたノミを食べるユニークな仕草もありました。 この獅子舞はかつて1月17日に地区の役員が家に集まり、徹夜で酒を酌み交わし、芸を楽しみながら、日の出を待つ、お日待ちの行事の中で行われてきたということです。 現在は、1月17日に近い日曜日に引持生活改善センターに集まり獅子舞が行われています。
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防犯や交通安全呼びかける看板を設置
防犯や交通事故防止などの標語が書かれた看板が21日、伊那市の伊那警察署前バス停留所に設置されました。 これは、バス利用者などに防犯意識を高めてもらおうと設置されたものです。 伊那市山寺にある交通広告代理店国際ピーアール株式会社の呼びかけで、地元企業9社が賛同し市内22か所に設置されました。 21日は、警察や関係者が参加し、伊那警察署前にあるバス停留所に看板を設置しました。 看板は、標語や特殊詐欺被害防止を呼び掛ける内容となっています。 この他のバス停留所には「飲酒運転撲滅」や「早めの夜光反射材を身に付ける」ことなどが看板に書かれています。 看板は3年間設置されることになっています。
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箕輪町郷土博物館 富貴原郷開拓団の冊子刊行
箕輪町郷土博物館は、昭和16年以降に、箕輪町内などから満州を開拓するために渡った開拓団の冊子「満州開拓 富貴原郷開拓団の記憶」を刊行しました。 冊子には、開拓団の関係者でつくる富貴原会(ふきはらかい)の会員の手記が掲載されています。 当時子どもだった自分を守る母親の姿や、衣食が十分でなかった様子が綴られています。 博物館によりますと、昭和16年以降、満州へは、当時の箕輪町を含む、上伊那北部開拓団の団員およそ300人が渡りました。 上伊那北部開拓団はのちに、「富貴原郷開拓団」と呼ばれるようになりました。 開拓団の本部は、中箕輪村役場、現在の箕輪町役場にあったということです。 「富貴原郷開拓団の記憶」は、200部作られていて、上伊那の図書館や学校に置いてあるほか、箕輪町郷土博物館でも見ることができます。
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交通安全優良団体 ICTが受賞
長年にわたり地域での交通安全活動が認められ、伊那ケーブルテレビジョンが交通安全優良団体、箕輪町の中村喜男さんが緑十字銀章を受章しました。 表彰式は17日に東京都で行われ、20日は受賞者が伊那警察署を訪れ、青木辰夫署長に報告をしました。 「交通安全愛のメッセージ」を制作、放送している伊那ケーブルテレビジョンは全日本交通安全協会会長から交通安全優良団体として表彰されました。 伊那ケーブルテレビでは平成13年から交通安全CMを放送していて、これが評価されました。 入社以来10年間CM制作に携わってきた放送部の小木曽容子さんは、「安協女性部の皆さんの案を基に、わかり易く伝えることを心がけている」と話していました。 箕輪町福与の中村喜男さんは緑十字銀章を受章しました。 中村さんは、昭和33年の免許取得以降長年交通安全協会の会員で、平成20年から24年まで伊那安協の副会長と箕輪町安協の会長を務めました。 中村さんは「受章の重みを胸に、元気なうちは、地域の交通安全に力を注いでいく」と話していました。 妻の久仁子さんには、長年夫を支えて来たことから、感謝状が贈られました。 伊那交通安全協会では「今後も女性部を中心に地域の人たちに交通安全を呼びかけていきたい」と話していました。
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漬物石でカーリング大会
漬物用の重しをストーンに使って得点を競うカーリング大会が19日、伊那市の伊那西スケート場で開かれました。 今年で6回目となるカーリング大会は、冬の体力づくりや多くの人に伊那西スケート場を利用してもらおうと、伊那市体育協会スケート部が開いたものです。 19日は、小学生の部と一般の部合わせて24チームが出場しました。 1チーム4人一組で一回ずつ6メートルと10メートル先にある円をめがけ、漬物石を滑らせます。 中心に入ると20点その周りが5点、円以外は1点で、その合計点を競います。 子どもたちは、夢中になって円の中心をめがけて滑らせていました。 大人も子供たちに負けまいと真剣でした。 今年は、新たに目隠しをして投げるレーンもあり、子どもたちは悪戦苦闘していました。 伊那市体育協会では、これをきっかけに伊那市唯一の天然リンクに多くの人に足を運んでもらいいたい」と話していました。
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みはらしファームでせいの神
県内最大級といわれるどんど焼きせいの神が19日、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで行われました。 せいの神はみはらしファームと羽広区と合同で行われています。 園内の牧草地には、地区の小学生が集めたダルマや正月飾り、みはらしファームに飾った〆の子などが集められました。 今年6月にみはらしファームがオープンして15周年を迎えることから中心の竹は15メートルの高さにしたということです。 地区の子供達が積み上げられた正月飾りに点灯すると一気に火が燃えあがりました。 見物している人たちからは歓声があがっていました。 15分ほどすると中心に飾られた竹が落ち、火はますます大きくなっていきました。 このせいの神は一般的にどんど焼きと呼ばれ、五穀豊穣や無病息災を願って小正月の15日近辺に各地で行われています。 せいの神は、「歳の神」がなまったものとされていてこの地域ならではの呼び名となっています。 一時間ほどすると火は弱まり集まった人たちはもちを焼いて食べていました。 みはらしファームでは「これからも地元のみなさんと一緒に伝統行事を守っていきたい」と話していました。
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南信地域の歌舞伎8団体を表彰
伊那文化会館は、伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会など8団体に対し地域で芸術活動に尽力した個人や団体を表彰する「伊那文とともに地域のがんばる団体応援賞」を贈ります。 伊那文化会館は去年10月から開館25周年を記念して地域で芸術活動を行っている個人や団体に賞を贈る「伊那文とともに地域のがんばる人応援事業」を行っています。 これまで、個人では伊那市の書道家、池上信子さんが受賞しています。 団体を表彰するのは今回が初めてです。 賞が贈られるのは伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会や大鹿村の大鹿歌舞伎保存会など南信地域で歌舞伎を伝える8団体です。 表彰状授与式は、来月9日に行われる信州農村歌舞伎祭の開幕前に行われることになっています。 これに合わせ受賞団体の紹介コーナーを設けることになっています。 受賞する中尾歌舞伎保存会の西村寿会長は、「受賞を大変うれしく思います。今後も伝統を守りながら一生懸命頑張りたい」と話していました。
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かんてんぱぱ小学生絵画コンクール表彰式
伊那市の伊那食品工業株式会社が主催する第9回かんてんぱぱ小学生絵画コンクールの表彰式が18日かんてんぱぱホールで行われました。 表彰式では入賞した22人の児童に賞状が贈られました。 最高賞のかんてんぱぱ賞を受賞したのは、伊那小学校1年の佐藤拓海くんです。 参観日に祖父母にふるまうだんごを作っている自分の姿を描いていて、佐藤君によるとエプロンの汚れが上手に描けたということです。 学校奨励賞には高遠北小、手良小、長谷小が選ばれ、各校には20万円相当の備品が贈られます。 かんてんぱぱ小学生絵画コンクールは、ふるさとに愛着を持ってもらおうと毎年開かれているものです。 今年は伊那市内15の小学校と伊那養護学校から927点の応募がありました。 伊那食品工業株式会社の塚越寛会長は、「絵を描くときに、山がきれいだな、というような思いで、ふるさとを見直してほしい」と児童に呼びかけました。 応募作品は、26日(日)まで伊那市のかんてんぱぱホールで展示されています。
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演劇舞台演技セミナー
伊那市の伊那文化会館は演劇舞台演技セミナーを18日開きました。 セミナーには上伊那を中心に高校生31人が参加しました。 伊那谷演劇研究所認定アドバイザーの阿部裕吉さんと、安曇野市で演技の指導を行っている指原和子さんが講師を務めました。 発声練習としてホールの中央から舞台に向かって自己紹介をしました。 阿部さんは、「良い演技をしてもセリフが聞こえないと意味がない。正しい発声をすることが基本」と指導しました。 演劇舞台演技セミナーは、伊那文化会館が演技力向上のために毎年開いているものです。 セミナーでは他に「舞台上で目的をもって歩く」練習をしました。 参加者は、「泥棒」や「友人と待ち合わせをしている人」など状況を考え、動きだけで表現していました。 指原さんは、「その時の気持ちや状況を具体的に想像することが大事」と話していました。
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火災頻発 伊那消防署注意よびかけ
伊那消防署は、去年12月から今年1月15日までの間に伊那市で5件の建物火災があり、1人が死亡していることをうけ報道機関を通じ注意を呼びかけています。 伊那市を含む伊那消防組合の去年1年の火災件数は、62件で、前の年より14件増えています。 特に3月は、1か月間で23件の火災がありました。 これは、連日の晴天続きで空気が乾燥し、強い風が吹いている中で、たき火や土手焼きを行ったことが主な原因です。 火事による死者は減少していますが、高齢者2人が死亡しています。 放火や放火の疑いによる火災も多く、7件ありました。 伊那消防署では、「寒さが厳しい時期なので、暖房器具など火の取り扱いには、十分注意してほしい」と呼びかけています。 防火のポイントとして、 ●寝タバコをやめる ●ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する ●ガスコンロなどのそばを離れるときは、必ず火を消す ●お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる ことなどをあげています。
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子育て保育を考える学習会
国が2015年4月からの本格施行を目指している「子ども子育て支援新制度」について考える学習会が12日、伊那市のいなっせで開かれました。 学習会は、子ども子育てを考える会準備会が開いたもので、会場にはおよそ40人が集まりました。 学習会では伊那市の私立つくしんぼ保育園園長の宮田克思さんが新制度について話をしました。 宮田さんは「新制度では保育園の民営化を進めようとしている。 保育士の質や環境など民営化による影響について住民が討論しなければならない。」と話していました。 参加者からは、自治体の財政負担を軽減するために民営化を進めることは心配。」といった意見が出されていました。
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田中豊文さん「病に負けない」夫婦ワラ馬づくり
伊那市東春近のワラ細工作家・田中豊文さんは、2月4日の初午に向け夫婦(めおと)のワラ馬づくりに励んでいます。 自宅敷地内に建てられた田中さんの作業小屋です。 中には、ずらりとワラでつくられた馬が並んでいます。 今年は、午年のため入手希望者が多く、去年よりも60体ほど多い160体、80組を制作しています。 田中さんは、55歳のときに大手企業を早期退職し、ワラ細工や木工作品を作り始めました。 わら馬は作り始めて20年になります。 田中さんは、2001年、67歳のときに喉頭がんを患い、半年間の入院生活を余儀なくされました。 2012年には腎臓を患い、現在は週2回、毎回4時間の透析を受けています。 去年12月1日から初午を作り始め、元日と透析の日を除き、毎日作業を行っています。 それでも、1日に作れる馬は、4体が限度です。 特に今年は、自分と同じように透析をしたり、病で苦しんでいる人たちに、ワラ馬を贈りたいと考えています。 病と闘いながらつくられたワラ馬は縁起が良いと口コミで広がり、近年は県外からも、手に入れたいと訪れる人がいるということです。 田中さんのワラ馬づくりは、2月4日の初午まで続きます。
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小河内神社筒粥神事 今年の世相は7分5厘
箕輪町の小河内神社で15日祈年祭が行われ「筒粥(つつがゆ)神事」で今年の農作物の出来や世相を占いました。 今年の世の中は「7分5厘」と去年より7厘上向きました。 筒粥神事は今年1年の五穀豊穣を祈願する小河内神社の祈年祭で行われます。 100年以上続いていると言われ、毎年小正月の1月15日の早朝に行われています。 朝7時すぎ、2時間ほどかけて炊き上げた大鍋のお粥の中から筒が取りだされ神殿へと運ばれました。 筒は葦の茎を21本束ねた物で米や野菜など農作物の出来や世の中の世相を筒に入った米粒の数で占います。占いの結果、世の中の世相は、去年より7厘上がり7分5厘、農作物では、ナスとトマトが極上となっています。 占いで使ったお粥を食べると1年間病気をしないとされていて、神事が全て終わると神社を訪れた人達にふるまわれていました。
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西箕輪上戸の伝統行事 大文字
伊那市西箕輪上戸で今年1年の厄払いや家内安全、五穀豊穣を願う小正月の伝統行事、大文字建てが14日、行われました。 朝4時半、太鼓が打ち鳴らされると大文字が始まります。 色紙で作った巾着を手にした住民が次々と区内の三ツ辻に集まってきます。 大文字は、地区の辻に色紙などで飾り付けをした柱を建て、今年1年の五穀豊穣などを願う西箕輪上戸の伝統行事です。 14日の朝は、地区の男衆およそ50人が長さ13メートルの柱に巾着や酒樽、最上部には紙で作られた花を取り付けました。 柱は、電線などにあたらないよう丁寧にロープを使って立ち上げます。 最後に柱の根元に松を縛り付けて完成です。 無事大文字建てが終わると近くの小屋で御神酒を酌み交わしました。 大文字を建てる日に合わせ上戸では、厄払いとして家の入口前で火を燃やす風習が残っています。 年々行う家庭は減っていますが、鈴木博道さん宅では今もこの風習を守り伝えています。 ワラに付けた火に籾殻やトウガラシを入れるのが特長でこれらは厄払いの効果を高めるためといわれています。 14日に建てられた大文字は20日の早朝に下され巾着や花は持ち帰り神棚や玄関に飾られるということです。
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子育てママ応援フェスタ開催
女性を対象に健康や趣味、子育てなどをサポートする施設wee+のオープンに合わせて15日、子育てママ応援フェスタが開かれました。 wee+は伊那市西春近の国道153号沿いにあり15日オープンしました。 オープンに合わせて開かれた子育てママ応援フェスタでは、ベビーマッサージ教室やネイルアート、ヨガ体験などが行われました。 wee+は健康教室や子育て相談、趣味の講座のほか、ビジネスサポートなどを女性対象に行う施設です。 平日日中の来館は女性限定で、子どもを預けるスペースや喫茶コーナーも設けられています。 また個人で作った雑貨などを置き販売するコーナーもあります。 wee+は入館料が大人270円、子ども160円。 会員になると何度でも来館することができ会費は月額1,080円となっています。 子育てママ応援フェスタは16日も開かれます。