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“井月さん”入門講座開講
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人、井上井月を学ぶ“井月さん”入門講座が15日伊那市のいなっせで開講しました。
一回目の15日は30人ほどが参加し、井上井月顕彰会副会長の竹入弘元さんが井月の概略について話しました。
井月さん入門講座は伊那市生涯学習センターがセンター開設10周年を記念して企画したものです。
地元の人に井月を知ってもらおうと井上井月顕彰会の会員を講師に招き、9回にわたり開かれます。
竹入さんは、「井月は30年もの間伊那谷を渡り歩いた。農民も俳句に親しんでいたり寺子屋が多くあるなど、伊那谷は農村でありながら文化的に開けていた。井月にとって心地良い場所だったのでは」と話していました。
次回の講座は29日土曜日に開かれます。 -
茶道裏千家淡交会 普通会員がおもてなし
茶道裏千家淡交会長野県支部南信分会初心者会員が16日伊那市西町の旧井澤家住宅で客をもてなしました。
16日は会員80人ほどが参加しました。
これは、普通会員と呼ばれる初心者の会員が実際に客をもてなす研修会の一環で開かれました。
茶道裏千家淡交会長野県支部南信分会では年に2,3回お茶会を開いていますが、普通会員が点前を体験できるのはこの時だけだということです。
16日は小学生から60代までの普通会員がお茶をたてたり、お菓子を運ぶなどしておもてなしを学んでいました。
ある会員は、「実際にお客さんの前でお茶をたてるのは初めて。緊張したけれど勉強になった」と話していました。 -
西春近南保育園たけのこ堀り
伊那市の西春近南保育園の園児60人が13日、たけのこ堀りに挑戦しました。
たけのこ堀りをしたのは、西春近下牧(しもまき)の加納義晴さんが管理する広さ30アールの保育園近くの竹藪です。
園児がたけのこ堀りをするのは今年で4年目です。
たけのこは、大きいもので120cmありました。
加納さんが管理する竹藪のたけのこは太く、あくが少ないということです。
保育士がくわなどを使って根本を折ると、園児は両手で抱えていました。
加納さんは「珍しい体験をして思い出になってもらえれば嬉しい」と話していました。 -
ローズガーデンでバラの鉢植え講習会
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでバラの鉢植えの講習会が12日、開かれました。
この講習会は、育て方を知りもっとバラを身近に感じてもらおうと、住民有志でつくるバラ友の会が開いたもので、今回が初めてです。
この日は伊那市振興公社の下島一樹(しもじまかずき)さんがヘンリーフォンダという品種の苗を使って植え付け方を教えました。
下島さんは苗を人に例えながら、うまく呼吸ができるように通気性や栄養を考えながら土を入れることが大切だと教えていました。
講習会にはおよそ20人が参加し、あまり知る機会がないバラの植え付け方に聞き入っていました。
下島さんは「育てやすいバラもあるので、ぜひ多くの人に育ててもらいたい」と話していました。
今月の講習会は19日と26日の水曜日にも行われる予定で、時間は午前10時と午後2時からとなっています。 -
ポレポレの丘でプレーパーク
自然の中で子どもたちが工夫して遊び場を作るプレーパークが9日、伊那市高遠町のポレポレの丘で行われました。
このイベントは、子どもたちに自然の中で想像力を養ってもらおうと開かれたもので今日は、およそ80人の親子が参加しました。
プレーパークは、もともとヨーロッパで始まったとされていてブランコや鉄棒などがある遊び場とは違い、子どもたちが想像力で工夫して遊び場を作り出すというものです。
会場には、ロープや木材などが用意され、ロープを使ったブランコを楽しんだり、ノコギリを使ってオリジナルのおもちゃを作っていました。
参加したある母親は「親子一緒に夢中になって楽しめました。」と話していました。
プレーパークのイベントは7月にも予定されています。 -
木村内科医院のバラ見頃
伊那市荒井にある木村内科医院のバラが見ごろを迎えています。
木村内科医院の駐車場には、20株のバラが植えられています。
平成19年に開院した時に育て始めたもので、すべて違う種類のものだということです。
木村内科医院によりますと、バラは7月初旬まで見ごろだということです。
長野地方気象台によると、台風3号の勢力が弱まりつつあることから、県内への台風の影響はないものとみています。 -
写真展「なんじゃもんじゃ」
「これはなんじゃ」というユニークな写真展、なんじゃもんじゃが7日から伊那市の伊那図書館で始まりました。
写真展なんじゃもんじゃは、伊那市境のカメラのキタハラに集まる写真愛好家が開いています。
今年で12回目で、今回もユニークな写真が集まりました。
60人が1人1点ずつ出しています。
事務局の向山さんによりますと、なんじゃもんじゃとは、「なんじゃもんじゃの木」から命名していて、これはなんじゃという写真を集めて展示します。
今回は、会員からそれぞれの家の雑煮の写真を募って展示しました。
各家庭で違いがあり面白いと今年の正月、雑煮を食べる前に写真を撮ってもらい、特に特徴のある12作品を飾りました。
個性的な作品が並ぶ写真展なんじゃもんじゃは、16日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。 -
保科さん宅のサボテン花開く
伊那市長谷溝口の保科やよいさんが育てているサボテンが12日の今朝、花を咲かせました。
例年はひとつのサボテンに8輪ほど咲きますが、今年は倍の16輪が咲き、保科さんを驚かせています。
このサボテンは長盛丸という種類で、原産地はブラジル南部です。
花が開くのは例年8輪ほどですが、今年は16輪が一気に咲きました。
保科さんは一度にこれだけの花が咲いたのは、20年以上育ててきて初めてだと驚いています。
花が多く咲いたことについて元信州大学農学部教授の建石繁明(たていししげあき)さんは「5月の日照量が多かったことと空気が乾燥していることが影響しているのではないか」と話しています。
長盛丸の花の寿命は、長くても2日ほどだということです。 -
第89回伊那美術展 武田さん協会賞受賞
第89回伊那美術展が伊那市の伊那文化会館で開かれ、最高賞となる伊那美術協会賞に伊那市上の原の武田登さんの作品が選ばれました。
受賞したのは、武田さんの「作品2013鳩のいる庭」です。
武田さんの作品は、質感や重みがあり、見栄えがするところが評価されました。
伊那美術展には、日本画、洋画、彫刻、工芸の4部門の作品があり、会員や一般から募った作品、196点が出品されています。
ジュニア部門では、上伊那の3つの高校から35点が出品され、伊那西高校2年生の坪木愛美(つぼきあみ)さんの作品「皮手袋のいのち」がジュニア大賞を受賞しました。
伊那西高校の生徒がジュニア大賞を受賞するのは3年連続となります。
第89回伊那美術展は、16日日曜日まで伊那文化会館で開かれています。 -
南箕輪村恩徳寺ササユリ見頃
南箕輪村沢尻の恩徳寺のササユリが見頃を迎えています。
ササユリは長野県の準絶滅危惧種に指定されています。
恩徳寺では、「例年に比べて本数が少なく、咲くまでに手間と時間がかかったが咲いて嬉しい」と話していました。 -
はらぺこの園児が五平餅作り
伊那市東春近にあるNPO法人山の遊び舎はらぺこで、4日、園児が五平餅作りをしました。
この日は、宮田村の朝田節子さんが園児に五平餅の作り方を教えていました。
朝田さんは、はらぺこに孫が通っていたことがきっかけで、毎年五平餅の作り方を教えに訪れています。
4日は園児18人と保護者が、クルミと山椒をすってタレを作り、ごはんを潰して丸めていました。
はらぺこの小林成親さんは「みんなで協力して作ることや地域の伝統の味を感じることを大切にしていきたい」と話していました。 -
常和の命水 モンドセレクションで最高金賞を受賞
伊那市富県の有限会社いすゞが販売する「常和の命水」は、品質評価国際機関が審査する今年度のモンドセレクションで最も栄誉ある最高金賞を受賞しました。
11日は、織井常和社長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
常和の命水は、10年前に織井社長が自宅の飲料水として使う為に掘った深さ100メートルから湧き出る井戸水です。
この水を飲んだ近所の住民から「元気がでる」「風邪をひかなくなった」などと好評だったことから、平成23年9月からスーパーやインターネットなどで全国販売を始めました。
モンドセレクションは、品質評価国際機関モンドセレクションが行っている審査で、常和の命水は最も栄誉のある最高品質最高金賞を受賞しました。
織井社長は、先月スウェーデンで行われた受賞式の様子などを紹介していました。
織井社長は「この水を使ってそばを打つとねばりの強いそばになることが信州大学の研究で分かった」と話すと白鳥市長は「最高金賞をとった水を使った信州そばというのも面白い。協力して新商品の開発に取り組みたい」と話していました。 -
数多くのハッチョウトンボ確認
伊那市新山のトンボの楽園では例年に比べ数多くのハッチョウトンボが確認されています。
日本一小さなトンボと言われているハッチョウトンボの体長はおよそ2センチです。
今年は先月19日に羽化が確認され、11日は、会のメンバーがトンボの楽園を訪れハッチョウトンボを観察していました。
トンボの楽園は、地元有志でつくる新山山野草等保護育成会が平成17年度に県の支援金を受け整備をしてきました。
11日は市内から訪れる人の姿も見られ、散策しながらハッチョウトンボを見ていました。
ハッチョウトンボ以外にも、アジアイトトンボやシオヤトンボなど様々なトンボを観察することも出来ます。
11日は、オニヤンマが羽化する所もみられました。
7月7日には、ハッチョウトンボの観察会が予定されています。 -
中村威夫さん県知事表彰を受賞
地方自治の振興や発展に功績があったとして、元伊那市議会議員の中村威夫さんが県知事表彰を受賞しました。
この日は、中村さんが伊那市役所で白鳥孝市長に受賞の報告をしました。
合併前の平成11年から平成22年まで伊那市議会議員を務め、最後の2年間は市議会議長も務めました。
議員時代は、旧高遠町と長谷村が伊那市に合併する際に、議員の数を減らす議員定数問題に取り組んだ他、議長を時代には一般質問で対面式1問1答方式を導入しました。
受賞した中村さんは、「万感の思い。半世紀を地方自治のために尽くしてきたことが評価されてとても嬉しい」と話しました。 -
カフェ&カイロ有報堂 3つの星レストラン登録
伊那市西箕輪羽広にある「カフェ&カイロ有報堂」が、県の「信州食育発信3つの星レストラン」に認定されました。
有報堂は、地元の食材を使った料理を提供する店です。
信州食育発信3つの星レストランは、「健康づくりに配慮し地元の食材を生かしたメニューがあり、食べ残しを減らす取り組みをしている」飲食店を県が認定するものです。
メニューのうち、「水餃子定食」と「野菜ビビンバ丼」がこの基準を満たしています。
どちらも上伊那地域で採れた野菜や米を使用しているということです。
水餃子定食は、キャベツやニラを多めにした料理です。
野菜ビビンバ丼は、ニンジンやもやし、サヤエンドウなど肉を使わないヘルシーなビビンバにゴマだれをかけて食べます。
水餃子定食が900円、野菜ビビンバ丼が700円で納豆つきは800円となっています。
有報堂では、今後も健康にいい地元の食材にこだわったメニューを増やしていきたいと話しています。 -
澤田正春さん「昭和の木曽」写真展
昭和30年代から木曽路を中心に撮影をしていた澤田正春さんの写真展「昭和の木曽」が、伊那文化会館で開かれています。
王滝村にフィルムで保存されていた7,000点のうち、9点が展示されています。
伊那文化会館のほかにも、木曽路美術館や朝日美術館など、県内4カ所で開催されています。
澤田さんは大正6年に兵庫県で生まれ、発電所の作業員として昭和33年に木曽町に移り住み、平成4年に亡くなりました。
趣味で写真撮影を始めて、写真文集などを出版し、当時の「木曽路ブーム」の火付け役となりました。
写真は当時の木曽を知るうえで歴史的価値があると言われていますが、これまで本格的な調査や公開は行われてきませんでした。
伊那文化会館や木曽路美術館などは、連携して作品調査を行い公開に向けた研究を進めていくことになっています。
澤田正春さんの「昭和の木曽」写真展は、23日日曜日まで、伊那文化会館の2階ロビーで開かれています。
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第35回プロドライバー表彰
第35回プロドライバー事故防止コンクールで、以下警察署管内の3つの事業所が表彰されました。
3日、伊那署で表彰伝達式が行われました。
株式会社丸登運送伊那営業所と有限会社白川タクシーが優秀事業所として、高遠観光タクシー有限会社が優良事業所として表彰されました。
「プロドライバー事故防止コンクール」は、長野県交通安全協会などが、バスやトラック、タクシーを運転するプロのドライバーが安全運転に努めていると評価した事業所を表彰するものです。
コンクールの期間は昨年の7月から12月までで、県内の660事業所が参加しました。
受賞した3事業所の代表者は「今後も危険箇所などを確認して安全運転を心がけていきたい」と話していました。 -
県内最高齢の伊那市の男性死去
県内の男性最高齢で伊那市山寺の福澤總一郎さんが8日自宅で老衰で亡くなりました。109歳でした。
福澤さんは、明治37年生まれで県内男性の最高齢者として去年、加藤さゆり副知事が祝いに訪れていました。
上伊那農業高校卒業後、県内の
小中学校で教鞭をとり退職後は農業に従事しました。
伊那市議会議員のほか、伊那市文化財審議委員会委員長を務め教育功労として伊那市表彰を受賞しています。
家族によりますと、福澤さんは8日朝おだやかに亡くなったということです。葬儀は11日正午から伊那市山寺の常円寺で執り行われることになっています。 -
ハッチョウトンボの羽化はじまる
伊那市新山のトンボの楽園では、日本一小さなトンボハッチョウトンボの羽化が始まっています。
ハッチョウトンボはトンボの中では最小の種類で体長はおよそ2センチ。
日当たりがよくきれいな湧き水が流れている浅い湿地に生息します。
9日は、トンボの楽園の整備作業が行われ地元住民でつくる新山山野草等保護育成会のメンバーや市の職員など30人が参加しました。
育成会では、トンボの生息しやすい環境をつくるため毎年この時期と秋に作業を行っています。
会のメンバーたちは楽園内の草刈りなどを行いました。
ハッチョウトンボの羽化は先月19日に確認され、今年は数が多く出ているということです。
新山山野草等保護育成会では7月にはハッチョウトンボの観察会を予定しています。 -
和美の会 草月流いけばな展
伊那市西春近の華道教室「和美の会による」草月流いけばな展が8日と9日の2日間、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれました。
作品展は、和美の会の開講30周年を記念して初めて開かれたものです。
会場には会員が手掛けた色とりどりの生け花が飾られ訪れた人の目を楽しませていました。
また展示に合わせ、大日本茶道学会による茶花の展示や抹茶席が設けられた他、元美術教諭清水俊学さんによる絵画も飾られ多くの人が訪れていました。 -
大型バイク「ワルキューレ」伊那路に集う
全国各地から集まった、大型バイク「ワルキューレ」60台あまりが、初夏の伊那路を駆け抜けました。
ワルキューレは、本田技研工業が1995年から2002年にかけアメリカで製造した、大型バイクという事です。
排気量は1500ccあり、主に海外向けに販売された、アメリカンタイプのオートバイで、現在は絶版車となっています。
国内での所有者は少なく、情報交換と親睦を図ろうと、12年前から毎年各地で、「オーナーズ・ミーティング」が開催されています。
沿道では、ファンが走りさるバイクを写真におさめるなどしていました。
今年は、上伊那に愛好者がいる事から初めて伊那市で開かれ、関東や遠くは九州から、60台あまりのワルキューレが、一同に会しました。
参加した人たちは、青空の下、田園風景を眺めながら、伊那市から駒ヶ根市までを走りぬけていました。 -
JR沢渡駅の防犯・環境美化考える
JR飯田線の駅や駅周辺の利活用について考えるワークショップが8日に開かれ、参加者が無人化となったJR沢渡駅の現状を確認しました。
参加者からは防犯などについて不安の声があがっていました。
この日は、高校生や大学生、地域住民など、参加者およそ20人が沢渡駅を訪れました。
今回は、実際に駅を利用している伊那西高校の生徒や、駅の清掃をしている人も参加して、防犯や環境美化に重点を置いて周辺を見て回りました。
沢渡駅近くにある伊那金属(株)の平澤泰斗社長は、普段から駅舎の中や駅周辺の清掃をしていて、普段の様子について、平澤さんは「防犯カメラが3台ついているが、カメラの死角にゴミが捨てられていることが多い」などと説明していました。
参加者からは「無人化になってもっと汚れていると思ったが、平沢さんのおかげできれいになっていた」「周りに街灯が少ないし、細い路地が多く、無人の駅では夜は怖いと思う」などといった意見が上がっていました。
この後創造館で行われたグループワークで、参加者はお互いの感想や意見を出し合っていました。
平澤さんは「みんな真剣に考えてくれている。地域全体で駅の利活用について盛り上げていけたら、良い駅になると思う」と話していました。
ワークショップは今後も行われる予定で、伊那市では9月末頃までに意見をまとめたい考えです。 -
しんわの丘ローズガーデン バラ祭り開幕
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンのバラ祭りが、8日から始まりました。
この日は、オープニングセレモニーが行われ、関係者が開幕を祝いました。
しんわの丘ローズガーデンは、中央アルプスや高遠町の町並みを一望できる公園で、広さ8千平方メートルの敷地には、126種類、およそ2千600本のバラが植えられています。
今年は霜の被害などもあったということですが、ほとんどのバラが順調に育っているということです。
セレモニーで白鳥孝伊那市長は「バラと風景を一緒に楽しめる場所。伊那を代表する観光地になりつつある」とあいさつしました。
ローズガーデン創設の際に寄付をした、高遠町に事業所を置く伸和コントロールズ(株)の幸島宏邦(こうしまひろくに)社長は「年々素晴らしい場所になってきている。みなさんの憩いの場としてますます活用してもらえれば」と話していました。
バラ祭りは、30日日曜日までで、期間中は写真教室やバラの育て方相談などが行われます。
バラ祭り期間中の入場料は200円で、中学生以下は無料となっています。
バラは来週末から見ごろを迎えるということです。 -
伊那西小3年生がユカイナづくり
伊那西小学校3年の児童とその家族が伊那市西春近の加納義晴さん宅で木の笛ユカイナを作りました。
8日はユカイナの製作者、加納さん宅の蔵を利用して作ったギャラリーで児童がユカイナを作りました。
ユカイナづくりは親子で交流を深めるレクリエーションの一環でPTAが企画したものです。
8日は木の表面のやすり掛けや名前入れなどを行いました。
完成すると児童らは早速音を出すなどして、ユカイナを楽しんでいる様子でした。 -
伊那愛樹会 春の盆栽展
伊那愛樹会の春の盆栽展が伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、20種類以上のさつき31席が飾られています。
春先の天候不順により苦労したということですが、白やピンク、赤などいろとりどりの花が訪れた人の目を楽しませています。
春の盆栽展は、9日まで、伊那市のいなっせで開かれています。 -
豊かな環境づくり 上伊那総会
上伊那地域の消費者の会や市町村など46の団体と個人でつくる、豊かな環境づくり上伊那地域会議の総会が3日開かれ、環境保全に関する取り組みなど今年度の事業計画が承認されました。
今年度は、小学校で行われる環境活動への支援事業や、自然を体感するバスツアーの実施など、環境保全に関する事業などを取り組むことが決まりました。
その他には、温暖化防止への取り組みや、清掃活動を実施するということです。
今年度から会長を務める代田和美さんは「皆さんと協力して多くの事業を行い、環境保全に努めていきたい」と挨拶しました。 -
広域化後の職員の給料や手当 基準示す
上伊那消防広域化協議会が7日開かれ、広域化後の職員の給料や手当について、上伊那広域連合の基準となる伊那市の基準に段階的に合わせるとする担当部会の案が示されました。
この案が通れば、人権費は現在の総額より抑えられるみこみです。
7日は、8回目の協議会が伊那市のいなっせで開かれました。
消防署の職員の給料や手当は現在、消防署のあるそれぞれの自治体の基準で定められています。
今回示された案は、上伊那広域連合の給料や手当の基準となる伊那市の基準に合わせるというものです。
事務局によりますと、伊那市の基準は上伊那8市町村では平均的な値ということですが、県内19市では最も低くトータル的に広域化後の人件費の総額は現行より抑えられるということです。
職員の身分については、所属が市又は伊南行政組合の職員はそれぞれの団体を整理退職して新たに広域連合に引き続き採用されることとし、その他の団体の職員は広域化移行日付で広域連合へ派遣することとしています。
会議では他に、伊那と伊南にそれぞれある災害時の他市町村からの受け入れ計画を、新たに1つにまとめる案が示されました。
これらの案は、来月開かれる9回目の協議会で検討され、決定します。
また7日は、前回提案されていた指令センターとデジタル無線の運用開始時期について、新庁舎の完成など新組織の発足時期を踏まえ決めるとする案が、承認されました。
上伊那消防広域化協議会では、県の消防広域化重点地域への指定を11日に知事に要望することにしています。 -
信大生はちみつ作り体験
南箕輪村の信州大学農学部の学生が、6日、大学構内の農場ではちみつ搾り体験をしました。
この日は、食料生産科学科の2年生28人が、実習の一環としてはちみつ搾りを体験しました。
指導したのは、伊那市御園の養蜂家、小松実治さんです。
大学の果樹園の受粉用に蜂を貸しているのがきっかけで毎年行われているもので、今年で27回目です。
巣箱から巣枠を取り出して、学生達に見せながら説明をしたあと、固まった蜜を削ぎ取り、遠心分離機にかけて蜜を絞り出しました。
搾ったはちみつは、食パンに塗って食べました。
小松さんは、「普段やっている養蜂園の仕事と、蜂の生態をよく知ってもらえると嬉しい」と話していました。
信州大学農学部によりますと、はちみつ搾りの実習を行っている大学は全国的にも珍しく、学生にとって貴重な体験になっているということです。 -
第41回伊那まつりポスターの原画決定
第41回伊那まつりのポスターとパンフレットの原画に、東部中学校2年の北原ゆめみさんの作品が選ばれました。
北原さんの作品は、龍のウロコの色が鮮やかな点と、ひときわ目を引くデザインが評価されました。
ポスターは800枚印刷され、市内の商店街や公共施設に貼り、祭りをPRするということです。
第41回伊那まつりは、8月3日と4日の2日間行われます。 -
伊那交通安全協会「優良安協」表彰
長年にわたり交通安全に努めたとして、伊那交通安全協会へ表彰伝達式が行われました。
20日は、伊那交通安全協会の堀内四郎会長ら5人が、伊那警察署の青木辰夫署長に受賞の報告をしました。
伊那交通安全協会は、高齢者の交通事故防止や、信州伊那スマートドライバーの活動など、積極的に啓発活動を行ってきました。
その功績に対して、関東管区警察局長と関東交通安全協会連合会長から「優良交通安全協会」として表彰されました。
県内29地区にある安協のうち、受賞したのは伊那と佐久です。
青木署長は、「交通安全は、警察だけでは対応できないので、各団体や行政に協力を頂いている。今回の受賞は、地道な努力の結果で、頭の下がる思いです」と話しました。