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いなっせで消防・防災訓練
伊那市のいなっせで17日、消防・防災訓練が行なわれました。
いなっせのような複合ビルでは、年2回の訓練が義務付けられています。
17日は、いなっせに入っている店舗や事業所から35人が訓練に参加しました。
6階のホール横にあるホワイエでは、高い所からロープを使って降りる避難機器の使い方を消防署員から学びました。
この避難機器は、いなっせに5台設置されていて、万が一火災などで逃げ遅れ、高い場所に取り残された際に使用します。
火災予防の講義では、電気が火災の原因になることが多い、喫煙場所を明確に、日頃からの安全点検が大切などと説明を受けていました。
いなっせ管理組合では、「こうした機会に入居者が顔を合わせ、安全確認をすることで、火災の際に入館者の命を守っていくことにつながる」と話しています。 -
伊那スキーリゾートで雪まき作業
オープンを間近に控えた伊那スキーリゾートでは、急ピッチで雪まき作業が行われています。
冷え込みが厳しくなった15日の夜11時頃、今シーズン初の雪まき作業が行われました。
スノーマシン13台が稼働して、一晩中雪をまき続けました。
今年はこれまで、雪まき作業に必要な-3度まで気温が下がらず雪がまけない状況が続いていましたが、昨夜は条件が整い作業が始まりました。
自然の雪と違い、スノーマシンから噴き出される霧状の細かい水が、空気中のチリと一緒になって凍るため、溶けにくい雪ができるということです。
気温や湿度など条件がそろえば、オープン予定の来週末まで毎晩、雪まき作業を行うということです。
伊那スキーリゾートの鷲尾晋支配人は「雪まきができるか温度計を肌身離さず持って確認している。みなさんに早く滑ってもらえるよう頑張って雪をまきたい」と話していました。
なお、18日を予定していたスキー場のオープンは、23日以降に延期となりました。 -
かま塾が中部の未来創造大賞で優秀賞受賞
中部地域の地域づくりの活動を表彰する「中部の未来創造大賞」で、南箕輪村神子柴のボランティア団体「かま塾」が優秀賞を受賞しました。
中部の未来創造大賞第11回の今年は42件の応募があり、かま塾は、大賞に次ぐ優秀賞3件のうちの1件に選ばれました。
中部の未来創造大賞は、地域づくりのための活動を表彰し、発展に役立てようと、中部の未来創造大賞推進協議会が毎年行っているものです。
中部地域の5つの県から、住民、企業・学校、行政が取り組んでいる活動を募集し、表彰しています。
かま塾は、週休2日制となった子どもの居場所作りのためにつくられたもので、地域の伝統や季節の行事などを地域の大人が子どもたちに伝えています。
かま塾では「今年で活動が10年になる。継続してきたことが認めてもらえたと思う。これからも長く続けていきたい」としています。 -
箕輪町のながたの湯 12周年を迎え記念イベント
H10年12月にオープンした箕輪町のながたの湯は12周年を迎え15日、記念イベントが行われました。
この日はオープンと同時に次々と利用客が訪れ、受付でミニタオルと飲み物の記念品を受け取っていました。
H10年12月14日に開館したながたの湯の、これまでの入館者数は約273万5,000人、一日平均715人の利用があります。
去年8月に露天風呂を中心に改築を行い、県外の利用客も増えたという事です。
ながたの湯を運営するみのわ振興公社社長の平澤豊満町長は「これからもたくさんの皆さんにご利用頂きたい」と話していました。 -
伊那スキーリゾート安全祈願祭
伊那市西春近の伊那スキーリゾートで15日、安全祈願祭が行われました。
この日は、関係者およそ30人が参加して、安全祈願祭が行われました。
伊那スキーリゾートは、去年、株式会社ヤマウラから白馬村のクロスプロジェクトグループが運営を引き継ぎ、今年で2シーズン目を迎えます。
昨シーズンは、来場者数およそ4万人、売上げは1億2千万円で黒字だったということです。
今年はさらなる集客をねらい、ソリ遊びや初心者の練習用に、スキー板を履いたまま乗ることができる動く歩道が設置された他、初心者に対する無料指導サービスを常設するということです。
また、県内5つのスキー場が提携し、伊那スキーリゾートの1日券を、提携したスキー場に提示すると、1日券が半額になるサービスも今年から始まります。
クロスプロジェクトグループの辻隆社長は「今まで来たことのない人たちにも楽しんでもらえるサービスを用意している。ぜひ足を運んでもらいたい」と話していました。
白鳥孝伊那市長は「伊那谷を一望できる素晴らしい眺めのスキー場。伊那市の大事なスキー場として、情報発信やスキー教室の実施など協力していきたい」と話していました。
伊那スキーリゾートは、18日土曜日にオープンを予定しています。 -
栄養士がローメンづくり学ぶ
伊那市内の小中学校の栄養士は14日、伊那名物「ローメン」の調理法を、プロから教わりました。
この日は、栄養士およそ20人が参加して、ローメンを提供している飲食店の店主ら6人から講習を受けました。
これは、地元の名物料理を給食で出す際に、店で出している味に近づけてもらおうと初めて行われました。
栄養士は3つの班に分かれ、スープ風や焼きそば風などのローメンの作り方を学びました。
麺の蒸し方や、味付けのタイミングなどを教わると栄養士からは「なるほど」と声が漏れていました。
ある栄養士は「調味料の入れる量など難しい部分もあるが、勉強になった。給食でも活用してみたい」と話していました。
このあと栄養士達は、自分たちで作ったローメンの味を確かめていました。
指導にあたったある店主は「本格的なローメンを給食でも味わってもらえたらうれしい」と話していました。 -
「ジャパンマイコンカーラリー2011」に伊那市の高校生2人が出場
「ジャパンマイコンカーラリー2011」に出場する駒ヶ根工業高校の生徒2人が13日、伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に出場の挨拶をしました。
大会に出場するのは、駒ヶ根工業高校のロボット研究制作部に所属する、美篶の2年生佐藤大樹さんと富県の1年生矢澤美貴さんです。
マイコンカーラリーは、ロボット競技の1つで、マイコンボードと呼ばれる小型のコンピューター基板を搭載したマシンを使って、規定のコースでタイムを競うものです。
2人は、11月28日に石川県で開かれた北信越大会で入賞し、全国大会へのキップを手にしました。
現在は、本番に向け1日4時間ほどマシンの調整や改良を行っているということです。
白鳥市長は「納得のいく結果がでるよう、がんばってほしい」と激励しました。
「ジャパンマイコンカーラリー2011」は、1月9日に北海道で開かれることになっています。 -
「理鏡」の縁 吉良公を供養
12月14日は忠臣蔵で知られる、赤穂浪士討ち入りの日です。
それに合わせ愛知県吉良町の華蔵寺で行われた吉良上野介の法要に伊那市美篶青島などの住民有志でつくる、「理鏡様を語る会」会員が参列しました。
理鏡様を語る会は、赤穂浪士討ち入りの際吉良上野介に仕えていた理鏡が、後に僧となり全国行脚の末、美篶青島で晩年を過ごしたされていることから、その徳を偲ぼうとつくられたものです。
愛知県吉良町の華蔵寺には、吉良上野介の墓があることから毎年法要が行われていて、今日は語る会会員11人が理鏡の縁で参列しました。
会員らは吉良上野介の墓の前で手を合わせ冥福を祈っていました。
法要では他に、地元の、吉良小唄保存会が吉良小唄を披露していました。
理鏡の縁により、青島と吉良町の住民は互いに両地域を行き来するようになっていて、今後も交流を深めていきたいと話しています。 -
伊那市 保育園統廃合計画案示す
伊那市は、保育園の整備計画について、平成27年度までに竜東、伊那東、伊那北の3園を2園に、高遠第4、第1保育園を1園に、東春近中央、東春近南部を、同じく1園に統合したいとする計画案を、14日に開かれた伊那市議会社会委員会の協議会で示しました。
伊那市では、効率的な保育運営と老朽化した園舎への対応のため、保育施設の整備計画を検討してきました。
その結果、老朽化の著しい施設を優先的に園児数の推移などをみながら施設の統廃合や休園などを進めるとする計画案をまとめました。
それによると、統廃合を行う場合は、合併特例債や過疎債で施設の増改築ができる平成27年度までに実施する予定です。
具体的には、竜東、伊那東、伊那北の3園を2園に、高遠第4、第1保育園を1園に、東春近中央、東春近南部を同じく1園に統合する計画です。
また、現在休園中の新山保育園は、来年度から5年間の経過措置期間を設け、それでも状況が変わらなければ、廃園とします。
同じく、園児数が定員の50%に満たない伊那西部保育園は、平成24年度から休園とし、新山と同じく5年間の経過措置を設けて廃園とします。
これらの案は、伊那市議会全員協議会で示すほか、年明けから地元説明会を開き、話し合いを進めていく予定です。 -
変わり雛の展示
南箕輪村の岩月人形センターでは、今年1年の世相を映す「変わり雛」の展示が始まっています。
南箕輪村の岩月人形センターでは今年あった出来事や話題を雛人形にした「変わり雛」6体を展示しています。
並んでいるのは、去年自民党から政権交代していらい第3次内閣となった。「民主政権第3次組閣雛」。
2008年に着工し東京の新名所となっている「東京スカイツリー雛」。
記録的な猛暑がつづいた日本列島。ぐったりとした男女を表した「記録的猛暑雛」。
今年開催されたサッカーワールドカップ。本田圭祐選手とブブゼラを持った女性が立つ「W杯大健闘雛」。
朝の連続テレビ小説で高視聴率をキープした「ゲゲゲの女房人気雛」。
結婚した歌舞伎役者市川海老蔵さんとフリーキャスターの小林麻央さんの「梨園おめでた雛」の6体です。
「変わり雛」は、今年いっぱい岩月人形センターで展示されています。 -
読育ボランティアネットワークの設立総会
読みきかせなどのボランティア活動を行っている、団体や個人の横の連携を図ろうと、読育ボランティアネットワークの設立総会が、箕輪町地域交流センターで13日に開かれ、規約の確認や運営委員の選出を行いました。
設立総会には、読みきかせなどの読育活動を行っている10のボランティア団体の代表や個人、合わせて46人が出席しました。
読育ボランティアネットワークは、会員同士の情報交換や活動の連携、スキルの向上を目的に設立されました。
総会では、会員のスキルアップを目的とした勉強会の開催や、保育園や福祉施設のイベントへの協力を行うことなどの規約を確認しました。
運営委員には、読みきかせグループの代表など4人が選ばれました。
箕輪町図書館の中村文好館長は「仲間の輪を広げ連携していくことで、ワンランク上の読育活動を目指していきたい」と話していました。
総会後に行われた講演会では、松本市に住む読書アドバイザーの越高一夫さんが「心をつなぐ読みきかせ」をテーマに講演しました。
越高さんは「内容のある本ばかりでなく、単純に楽しめる本も織り交ぜるとよい」「読んでいても反応がなく不安になることもあると思うが、自信をもって読むことが大切」と話していました。 -
交通事故うち止め太鼓で安全運転呼びかけ
末の交通安全運動期間中の13日、伊那市役所前のナイスロードでは、交通安全協会や警察署員などが、ドライバーに安全運転などを呼び掛けていました。
伊那市役所前のナイスロードでは、12月14日の赤穂浪士の討ち入りにちなみ、「討ち入り太鼓」ならぬ、「交通事故打ち止め太鼓」を鳴らし、安協や警察署員など60人が、道行くドライバーに交通安全を呼びかけました。
運動の重点は、高齢者の交通事故防止、飲酒運転の根絶等となっています。
伊那警察署管内では、今年、死亡事故による死者は、7人と、去年より5人多くなっていて、このうち、高齢者の犠牲者は6人となっています。
伊那市交通安全協会連合会の野口啓士会長は「一人ひとりが、交通ルールやマナーを心がける事が大切。安全運転に心がけてほしい」と呼びかけていました。
年末の交通安全運動は、大みそかまで実施されます。 -
「匠なオイサン」が薪小屋製作
伊那市長谷の団塊世代の男性を対象にした公民館講座の受講者は、長谷保育園内に薪小屋を製作しました。
13日には、長谷保育園の園児およそ30人に薪小屋が披露され、早速園児達が薪を運びこんでいました。
「匠なオイサン」という名称のこの講座は、団塊世代の男性にこれまでの知識や経験を、地域のために活かしてもらおうと今年始まった講座です。
薪ストーブが設置されている長谷保育園で、薪置き場が雨ざらしになっていることを聞き、今回講座のメンバーが1日かけて小屋2棟を製作しました。
高さ2メートル、幅5メートル40センチある小屋には、環境に配慮して地域で出た廃材が使われています。
あるメンバーは「自分たちも楽しみながらやっている。子どもたちに喜んでもらえて良かった」と話していました。
長谷保育園の伊藤澄子園長は「大変ありがたい。地域の人たちに支えられていることを感じる」と話していました。 -
年末の交通安全運動
南箕輪村交通安全協会と防犯協会は12日、箕輪町の大型店前で交通安全を呼びかけました。
県内一斉の「年末の交通安全運動」初日となった昨日は、交通安全協会と村防犯協会のメンバー12人が、交通安全を呼びかけるチラシおよそ250枚を買い物客に配りました。
年末の交通安全運動は12月31日までとなっていて、飲酒運転の根絶や高齢者の交通事故防止などを重点項目としています。
メンバーらはチラシを配りながら「車の運転には十分ご注意ください」と買い物客に呼びかけていました。
あるメンバーは「年末は気が緩みがち。良い年を迎えられるよう注意してほしい」と話していました。 -
伊那まつり「キャッチフレーズ」検討しない
来年の第39回伊那まつりに向けた第1回企画会議が10日夜、伊那市役所で開かれました。
会議では、「キャッチフレーズ」について、今回は、検討しない事が決まりました。
会議には、各地区の代表や商工業の関係者など30人ほどが参加しました。
第39回の伊那まつりは、8月6日(土)、7日(日)の2日間を予定しています。
会議では、第40回の記念祭りにむけ伊那まつり改革プロジェクト会議が行ってきた検討結果の報告や、来年の祭りの方向性の検討などが行われました。
改革プロジェクト会議は、伊那まつりの方向性を「みんなが主役、誰もが参加できる市民総参加の魅力ある市民まつり」と打ち出しました。
企画会議では、その方向性を、来年度の39回の祭りのコンセプトとすることを決めました。
また「キャッチフレーズ」については、検討に時間がかかるわりに、余り活用されていないとの意見が出され、検討しないことが決まりました。
この企画会議は伊那まつりに興味のある人なら誰でも参加できるということで、伊那まつり実行委員会ではいろんな立場の人から、意見を募集したいとしています。(参加についての問い合わせは 伊那市役所電話 78-4111内線2437へ)
次回の企画会議は、来年1月17日に予定しています。 -
あーす音楽会クリスマスコンサート
伊那谷を拠点に音楽活動をしている「あーす音楽会」は10日、クリスマスコンサートを伊那市のいなっせで開きました。
コンサートは、伊那市内で音楽教室を開いている4人が出演し、讃美歌やクリスマスの曲を披露しました。
あーす音楽会は、生演奏を聴いて癒しを感じてもらう音楽セラピーを広めたいと、有志が集まり今年8月に発足しました。
伊那中央病院でのボランティア演奏会に続き、活動第2弾として今回クリスマスコンサートを開きました。
ツリーが飾られ、クリスマスムードが漂う中、バイオリンやフルートの演奏、ソプラノの歌声が披露されました。
コンサートに訪れた人たちは、じっと演奏に聞き入っていました。
あーす音楽会では、来春に南箕輪村内に完成が予定されている音楽ホールでの活動をはじめ、病院でのボランティアコンサートなど、今後も積極的に活動していきたいと話していました。 -
ニシザワ文芸コンクール表彰式
(株)ニシザワが上伊那の小中学生を対象に読書感想文を募った文芸コンクールの表彰式が11日、伊那市の創造館で行われました。
ニシザワ文芸コンクールは7年目で、今年は応募総数が1230点で過去最高となりました。
最優秀賞と優秀賞を受賞した小中学生に、ニシザワの荒木康雄社長から表彰状と副賞の図書券が贈られました。
伊那ケーブルテレビジョン放送エリア内では、中学生の部で、「朗読者」という本の感想文を書いた箕輪中学校3年の安藤さくらさんが最優秀賞を受賞しました。
小学生では、高学年の部で、「冒険者たち」という本の感想文を書いた伊那東小学校5年の恒川遼太君が最優秀賞を受賞しました。
荒木社長は、「読書は進歩の母という言葉がある。これからも本を読み、感想文を書いてほしい」と話していました。 -
信大生に野沢菜漬け指南
南箕輪村の信州大学農学部の学生は11日、村内の農家の女性でつくる「南箕輪村輪の会」のメンバーから野沢菜の漬け方を教わりました。
漬け方を教わったのは、信大農学部の地域交流サークル「かーみやん」のメンバーです。
かーみやんと輪の会は、農作業を通して普段から交流をしています。
学生の中で野沢菜漬けを体験したいとの要望があり、今回初めて漬け込み作業をすることになりました。
学生達は朝収穫した野沢菜を洗うと、細かく刻んで漬ける切り漬けと、そのまま漬ける長漬けの2種類の漬け方を教わりました。
学生達は、塩加減や葉の並べ方などを輪の会のメンバーから手ほどきを受け作業をしていました。
輪の会の木村歌子会長は「漬け方を教えてほしいと言われて最初は驚いた。手つきは若者らしい感じだが、真剣だし、なにより孫のようで可愛い」と話していました。
かーみやんの黒川真以さんは「日本の伝統食を、作るところから食べるところまで体験できた。会のみなさんの目分量には経験を感じた」と話していました。
作業が終わると全員でテーブルを囲み、輪の会のメンバーが漬けた野沢菜漬けを食べながら、会話を弾ませていました。 -
ハーブガーデン歩風里でリボンアート展
南箕輪村沢尻にある、ハーブガーデン歩風里で、12日まで、リボンアートの作品展た開かれています。
販売コーナーの横にある展示コーナーには、クリスマスや正月にちなんだ小物など、100点以上が並んでいます。
ぽぷりを経営する伊東瑞枝さんは、リボンアートの指導などをしていて、今回は伊東さんと生徒の作品が並んでいます。
多くの作品にハーブが使われていて、店内には独特の香りが漂っています。
伊東さんは「手作りの温かさを感じてもらいたい」と話していました。
作品展は12日まで、南箕輪村沢尻のぽぷりで開かれています。 -
囲炉裏を囲んで座談会
箕輪町郷土博物館で12日、囲炉裏を囲んで郷土料理について話す座談会が開かれました。
これは、博物館に気軽に足を運んでもらおうと毎年開かれていて、今回で3回目になります。
昭和30年代の家をイメージして博物館内に再現された囲炉裏を囲んで座談会が開かれ、集まった地域住民17人が、郷土料理について自由に会話を楽しみました。
参加者は、昔、うさぎの肉をお正月に食べる習慣があり子供の頃はそれを楽しみにしていた事や、田植えの時期は、黄金にみのるようにとの願いをこめて「きなこむすび」を食べたことなどを話していました。
博物館では、「話を聞くだけではなくお互いに会話ができるイベントを開くことで博物館を身近に感じてもらいたい」と話していました。 -
童謡・唱歌教室(冬編)
童謡・唱歌教室が10日、伊那市のいなっせで開かれ、冬をテーマにした童謡・唱歌を歌いました。
教室は、子どもの頃に親しんだ歌を歌い、楽しんでもらおうと生涯学習センターが企画しているもので、年6回開かれています。
その時々の季節にあった歌を歌っていて、この日は、冬をテーマにしている13曲をみんなで歌いました。 -
警察官駐在所勤務に感謝状
長年にわたり、警察官駐在所に勤務している警察官の妻として警察業務に協力したとして、伊那市東春近の村田千恵さんに長野県警察本部から感謝状が贈られました。
8日、東春近警察官駐在所に長野県警察本部の早川智之警務部長が訪れ、村田さんに感謝状を贈りました。
感謝状は、10年以上駐在所で同居しながら警察業務に協力した妻に贈られるものです。
早川さんは、警察官の夫、茂明さんと共にH12年から松本市や飯田市の駐在所をまわり、去年の3月に東春近の駐在所に来ました。
千恵さんは、夫の茂明さんが不在の時は、電話対応や道案内などをしていて、地域の人が立ち寄りやすいよういつも笑顔を心がけているという事です。
長野県内には170の駐在所があり、今回はそのうちの5人に感謝状が贈られました。 -
東ティモールを訪問していた市民グループ帰国を報告
11月26日から3泊5日で東南アジアの東ティモールを訪問していた市民グループ12人のうちの3人が7日、伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に帰国を報告しました。
7日は、団長の野々田高芳さんと矢沢親男さん、北原義克さんの3人が、白鳥市長に訪問の様子を報告しました。
メンバーは、現地で受け取った伝統の織物「タイス」を白鳥市長に手渡すと、28日の独立宣言記念式典に招かれたことや、大統領と懇談したことについて話しました。
訪問は、現地で日本大使を務める伊那市高遠町出身の北原巌男さんの呼びかけをうけ、実現したものです。
メンバーは、「独立前にインドネシア語を強制されていた親と、公用語のポルトガル語を話す子どもとで言語が異なる」「15歳から34歳までの未就労者が6割を超えている」「生活環境が日本の敗戦の時よりも悪い」などと、現状を話しました。
白鳥市長は「我々が現地の人が作った物を買うことで仕事が生まれる。イベントなどで機会を作っていきたい」と話していました。 -
満光寺で松の雪吊り
これからの雪のシーズンを前に、伊那市高遠町の満光寺では、境内の松を雪の重みから守る雪吊りの作業が行なわれ、本格的な冬を迎える準備が整いました。
長さ10メートルと12メートルの2種類の長さのさおに、それぞれ100本の縄をくくりつけます。
それを松の中心部分に垂直に立て、縄を周囲に落としていきます。
さおを建てる作業、縄を落とす作業も経験と感がものを言います。
完成した雪吊りを眺めるだけでは、わからない苦労がそこにはあります。
作業にあたっているのは、シルバー人材センターに登録している高遠地区の6人で、雪吊り作業は今年で7年目。
リーダーの池上健一さん79歳は、現役時代、水道関係の工事をしてきました。
独学で雪吊りの技を学びました。
満光寺境内3本の松の中で最も有名なのがこの極楽の松。
こちらにも雪吊りが施されました。
樹齢500年ともいわれるこの松は、武田信玄の弟、信廉が高遠城内にあったものを信玄の遺言により、移植したと伝えられています。
以来、極楽の松と呼ばれるようになり、一目見るだけで、極楽往生できると言われています。
明治32年、満光寺は、焼けましたが、境内にある3本の松は残りました。
極楽の松を含め、3本の松は、今では、地域の人たちの手によって、大切に守られています。 -
視聴者投稿「熊の足跡」
今年は、全国的に、クマとの遭遇による人身事故が相次いでいます。
伊那市でも、クマによる農作物や家畜への被害が出ていますが、視聴者から、クマの足跡の映像が寄せられました。
撮影したのは、伊那市野底の平澤 正憲さんです。平澤さんが撮影したのは、8日の朝です。
平澤さんによると、足跡が発見されたのは、野底の人家の隣の麦畑で、足跡は、伊那北小学校の通学路のほうに向かっているということです。
伊那市によると、クマは、足の大きさなどから、4日に、上牧で目撃された小熊と同じ個体ではないかと見ているということです。
クマは冬眠するシーズンに入り、出没情報も減少していたということですが、今回、目撃・出没情報が寄せられたことから、伊那市では、鈴やラジオを身につけるなど引き続きクマに注意するよう呼びかけています。 -
こどもたちのクリスマス会
未就園児とその保護者を対象にした、こどもたちのクリスマス会が9日、伊那市のいなっせで開かれました。
クリスマス会には2人のサンタクロースが登場しました。
子どもたちは、サンタクロースと一緒に、クリスマスの歌を歌いました。
クリスマス会は、子育て支援団体こどもネットいなが毎年開いているものです。
この日は、およそ150組の親子が楽しみました。
子どもたちには、サンタクロースからプレゼントが贈られました。
プレゼントの袋には、お風呂で役立つグッズや風船などが入っています。
子どもたちは、一人ずつサンタクロースからプレゼントをもらっていました。 -
近藤廉治さん 芽と実文庫に本など寄贈
伊那市美篶の近藤廉治さんが8日、美篶きらめき館の図書室に本160冊などを寄贈しました。
近藤さんから、伊那市教育委員会生涯学習課の下平成男課長に目録が手渡されました。
寄贈された本は、近藤さんと長年親交のある作家、なだいなださん、宮脇昭さん、河合雅雄さん、伊藤桂一さんの4人の本、160冊です。
中には、絶版になった本も含まれているということです。
本は図書室の棚に並べられ、貸出ができるようになっています。
近藤さんは、南箕輪村の南信病院の院長を務める傍ら、図書館を守り・育てる美篶地域のボランティア組織「図書館大好きの会」の会長をしています。
美篶の地域文庫「芽と実文庫」に多くの本を寄贈しています。
今回は、紙芝居を演じるときに使う舞台を置く台も寄贈されました。
近藤さんは、本の贈呈式の後、親交のある4人の作家について話し、「来年、先生方に伊那に来てもらい、フォーラムを開きたい」と話していました。 -
くじらくらぶ クリスマス会
未就園児とその保護者を対象にした伊那市長谷公民館の子育て教室「くじらくらぶ」の親子は8日、園児が扮する小さなサンタクロースと一緒にクリスマス会を楽しみました。
手作りのマントと帽子を身につけてサンタクロースに扮したのは、長谷保育園の年長園児17人です。
長谷公民館のくじらくらぶではこれまで公民館長がサンタ役をつとめてきましたが、今年は小さな子供にも親しみやすいようにと園児にサンタ役をお願いしました。
小さなサンタさんは、クリスマスの歌を披露した後、お菓子や粘土が入ったプレゼントを子供達に渡していました。
くじらくらぶのある母親は、「とてもかわいいサンタさんなので子供もとても喜んでいました」と話していました。 -
久保区にAED設置
南箕輪村の地区公民館として初めて、久保区に自動体外式除細動器・AEDが設置される事になりました。
8日、久保区の向山實直区長らが南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長からAEDを受け取りました。
このAEDは、村が昨年度貸出用に購入したもので、今回久保区で常設する準備が整ったため公民館としては初めて設置される事になりました。
村ではこれまでに、保育園や公共施設などでAEDを設置していますが夜間利用できるものは少ないため、久保区では公民館に人がいない夜も持ち出しを可能にしたという事です。
向山区長は、「区民の安全のため有効利用したい」と話していました。
久保区では今後、設置場所の周知を図るとともに、消防団や自主防災会などと協力して区民を対象にした使い方の講習会を開くという事です。
また村では、今後、要望があれば地区公民館単位でのAED設置を進めていくという事です。 -
信大農学部の山ぶどうワイン販売始まる
信州大学農学部の学生が栽培した山ぶどうを使ったワインの販売が8日から、南箕輪村の信大農学部で始まりました。
山ぶどうワインは、アルコール12度の赤ワインで、720ミリリットル入りのフルボトルと360ミリリットル入りのハーフボトルの2種類があります。
ワインの原料となる山ぶどうは、信大農学部食料生産科学科の学生が実習の一環として栽培したものです。
10月に収穫作業が行われおよそ1.5トンの山ブドウが獲れました。
醸造は塩尻の業者に委託し、フルボトルは600本、ハーフボトルは500本作りました。
信大山ぶどうワインは信大農学部の生産品販売所で午前8時半から販売されていて、フルボトルは2500円、ハーフボトルは1500円となっています。