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役目を終えた御柱を倒す
7年毎に1度、伊那市富県南福地で行われる御柱祭。
前回2017年に建てた御柱を倒す柱休めが18日、行われました。
18日は、南福地の諏訪神社に祭典委員や氏子およそ30人が集まりました。
前回建てた4本の柱を重機で慎重に倒しました。
倒した柱は、チェーンソーで1mほどに切り丸太にしました。
4本の柱は、1時間ほどで無事に倒されました。
伊那市富県南福地の御柱祭は24日にクライマックスを迎えます。
24日は一と二の柱の里曳と建御柱が行われ、神社参道の石段を引き上げるのが見所となります。
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つかはら 高温などの影響でイナゴ不作に
伊那谷の珍味の一つ、イナゴ。
本来なら採集の時期となりますが、今年は夏の高温や大雨の影響で発生量が減っているということです。
伊那市上新田の「つかはら」では、イナゴの田舎炊きのパックづめ作業が行われていました。
19日は20キロを加工しましたが、イナゴはすべて去年のものです。
仕入れを担当する2代目の塚原保治さんです。
つかはらでは、毎年、新潟県や山形県、秋田県などからイナゴを入荷しています。
稲刈りが終わると本格的な入荷が始まるということですが、今年は高温や大雨の影響でまだだということです。
不作の一方、昆虫食への注目もあり、注文は年々増加しています。
気候の変化は、伊那谷の郷土食にも影響を及ぼしています。
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藤城村長 高齢者宅を訪問し長寿祝う
敬老の日にあわせ、南箕輪村の藤城栄文村長は、村内の高齢者宅を訪問し、長寿を祝いました。
19日は、藤城村長が、田畑の植田光夫さん・さち子さん宅を訪れ、祝い金を渡しました。
光夫さんは、1935年、昭和10年生まれで、11月に88歳になります。
妻のさち子さんは、1943年、昭和18年生まれの80歳です。
今年で結婚から56年を迎え、2人の子供にも恵まれ、孫とひ孫はあわせて4人いるということです。
南箕輪村では、80歳、88歳、99歳以上の人に祝い金を渡していて、対象者は274人となっています。(3月31日現在)
最高齢は、男性が101歳、女性が103歳だということです。(9月1日現在)
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春近郷ふれ愛館で連鶴教室
一枚の和紙から複数の鶴を折る連鶴の教室が、伊那市東春近の春近郷ふれ愛館で17日開かれました。
連鶴は、一枚の紙に切り込みを入れ、複数の鶴を折ります。
江戸時代に三重県桑名市の僧侶が考案したとされていて、桑名市の無形民俗文化財に指定されています。
教室は、宮田村在住の中城忍夫さんが指導を行っていて、この日は6人が参加しました。
中城さんは、南信の4か所で教室を開いています。
中城さんは「折り目を正確につけることや、机の上に置くのではなく、手で持って折ることが綺麗に作るポイントです」とアドバイスしていました。
連鶴教室は、春近郷ふれ愛館で毎月第3日曜日に開かれています。
制作した作品は、11月4日と5日に行われる東春近地区の文化祭で展示されます。
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東部中 吹奏楽部定期演奏会
伊那市の東部中学校吹奏楽部の定期演奏会が伊那文化会館で17日、開かれました。
定期演奏会は、練習の成果の発表の場として年に1度開かれていて今回が19回目です。
吹奏楽部は、1年生から3年生まで合わせて51人で活動しています。
17日は、コンクールの課題曲やポップスなど13曲を演奏しました。
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西町区敬老会 4年ぶりに開催
18日は敬老の日です。
伊那市の西町区では75歳以上の高齢者を招いての敬老会を西町公民館で17日、開きました。
敬老会には、西町区に住む75歳以上の高齢者719人のうち54人が参加しました。
新型コロナの5類移行に伴い、4年ぶりに通常開催しました。
17日は、地元の竜南保育園の年長園児が歌を披露しました。
また、伊那小学校の児童が書いた手紙が出席者に贈られました。
17日は、演歌歌手や地元のサークルなどによるステージ発表も行われ、参加者は食事をしながら楽しんでいました。
小西武夫西町区長は「区の発展に尽力していただいた事へ感謝し、これからも元気に活躍していただきたい」と話していました。
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A・コープ美すず店 改装オープン
伊那市美篶のA・コープ美すず店が15日改装オープンしました。
午前9時のオープン前から多くの客が訪れ、予定より5分早めて開店しました。
売り場の充実を図ろうと2日から改装工事を行いました。
クリーニングコーナーをなくし、品揃えの充実を図った他、店内のレイアウトを変更して明るく見やすい売り場づくりを心がけたということです。
直売コーナーは、店舗の顔となる売り場として地元の農家が出荷した農産物が並びます。
記念イベントとして16日、17日は手打ちそばの実演販売が行われ17日は、県のPRキャラクター「アルクマ」が来店することになっています。 -
漸進展 今回が最後
伊那市在住の画家による第20回記念「漸進展」が15日から、伊那市のいなっせで始まりました。
今回でこの展示会は最後となります。
会場には、会員4人が描いた油彩画や水彩画など15点が並んでいて、元会員の作品も展示されています。 漸進展は、いなっせのオープン記念として始まりました。
国画会準会員で2021年に亡くなった伊那市の小林修一郎さんが、中央の展覧会に出品している人たちに声をかけて展示会が始まったということです。
漸進は、ゆっくり、少しづつ、進んでいくという意味が込められています。
8人程いた会員は、高齢化などにより現在4人となりました。
小林さんの意思を次いで20回までは開催することを決めていたということで、今回の展示会を最後に解散することを決めました。
15日は、多くの人が会場を訪れていました。
今回で最後となる第20回記念「漸進展」は18日(月)までいなっせ展示ギャラリーで開かれています。
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西春近北小 クマの生態を学ぶ
クマの生態や出会った時の対処法を学ぶ授業が伊那市の西春近北小学校で15日、行われました。
西春近北小学校では、去年学校区でクマの目撃情報が多く寄せられたことから、クマについて学ぶ授業を行っています。
午前中は、高学年の児童84人が体育館に集まりクマの生態などについて学習しました。
講師を務めたのはNPO法人信州ツキノワグマ研究会会員で信州大学山岳科学研究拠点、助教の瀧井暁子さんです。
15日は、西春近地区で捕獲された熊の毛皮や頭の骨が用意され、児童たちが歯の形や爪などを興味深そうに見ていました。
また、回収した糞からクマが何を食べているかを虫眼鏡で観察しました。
瀧井さんは「クマはめったに人を襲わない動物です。もし出会ったらゆっくり後ずさりしてください」と話していました。
また、クマに遭遇した時、「物を投げたり大声で叫ぶことはしない。鈴などで音を出しながら歩くことが大切です」と児童たちに呼び掛けていました。
西春近北小学校区で8月に1件クマの目撃情報があったということです。
西春近北小学校では、去年からランドセルに鈴をつけるよう指示をしていて、ほとんどの児童が着けているということです。 -
県書道展 17日まで
第76回長野県書道展が、伊那市の伊那文化会館で15日から始まりました。
会場には上伊那を中心とした一般と小中高生の作品、およそ800点が展示されています。
1階の美術展示ホールには一般と高校生の作品が並んでいます。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、高遠高校3年の羽場愛華さんと伊那弥生ケ丘高校の渋谷咲未さんの作品が特選に選ばれています。
2階の小ホールには小中学生の作品が並んでいます。
関係者は「今回も個性豊かな作品が多く並んでいるのでぜひ見に来てほしい」と話していました。
県書道展は、17日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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聞き書き甲子園 高校生がすがれ追い取材
全国の高校生が農山漁村の名人から話を聞き、記録・発信する聞き書き甲子園で、受け入れ自治体となっている伊那市に高校生が訪れ、取材活動を行っています。
このうち、9日は、すがれ追い名人で伊那市地蜂愛好会会長の山口 政幸さん宅に、神奈川県の高校3年生 髙橋 葵さんが訪れていました。
髙橋さんは、山口さんからすがれ追いについてレクチャーを受けたり、インタビューしたりしていました。
聞き書き甲子園は、全国の高校生が、農山漁村の名人を訪ね、一対一で知恵や技術、生きざまについて聞き取り、記録し発信する取り組みです。
受け入れ自治体となっている伊那市には、すがれ追いの他、ざざむし漁や郷土料理など7人の名人のもとに全国各地から高校生が訪れています。
髙橋さんはボイスレコーダーを手に、山口会長から話を聞いたり写真を撮ったりしていました。
髙橋さんは、ほかに、蜂の子料理を食べたり、すがれ追いの動画を見たりしたということです。
聞き書き甲子園では、11月までに再度取材を行い、12月に作品を完成させ、来年3月に成果発表会が開かれる予定です。
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防火作品コンクール 最優秀賞が決定
上伊那防火管理協会小学生防火作品コンクールの審査が14日伊那市の上伊那広域消防広域本部で行われました。
審査の結果ポスター最優秀賞に箕輪中部小学校5年生の早川和希さんの作品が選ばれました。
書道最優秀賞に同じく6年生の道端絆菜さんの作品が選ばれました。
コンクールは上伊那の小学生高学年を対象に上伊那防火管理協会が開いたものでポスター215点と書道58点の応募がありました。
選ばれた2つの作品はポスターにまとめて上伊那防火管理協会会員の721事業所に配られるということです。 -
林秋実さん作品展
伊那市高遠町の陶芸家林秋実さんによる作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、普段使いの皿や茶わん、カップなどおよそ200点が展示されています。
林さんは三重県出身で、益子焼を学び、2006年に高遠町に移住しました。
作品には薪ストーブから出た灰とわらの灰を混ぜた釉薬が使われています。
それにより、艶のある白い陶器になるということです。
林さんの作品展「培窯 日々の器展」は、18日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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直江津遭難 旅館の親戚が訪問
1942年9月13日に、修学旅行中に新潟の海で5人が亡くなった直江津遭難の日に合わせ、当時の宿泊先だった「つたや旅館」の関係者が箕輪町の箕輪中部小学校を訪れました。
13日はつたや旅館の親戚の柳澤喜美代さんと川島喜美江さん姉妹が中部小を訪れ、校庭横にある慰霊碑に花を手向け冥福を祈りました。
この事故は、1942年、昭和17年の9月13日に中箕輪国民学校 現在の箕輪中部小学校の修学旅行で起きたものです。
新潟県直江津を訪れていた児童のうち5人が高波にさらわれて犠牲になりました。
中部小には慰霊碑が建てられていて、亡くなった児童の名前が刻まれています。
宿泊先だった「つたや旅館」は廃業し3月に建物を解体した事から、慰霊碑に改めて報告しようと命日に合わせ訪問したという事です。
柳澤さんと川島さんは、児童会役員とも交流しました。
児童らは直江津遭難の教訓を受け継ぎ、命の大切さを伝えてきている活動について話をしました。
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高遠中の芝平なんばん使ったラーメン試食
伊那市高遠町の高遠中学校2・3年生は、学校で育てた高遠在来とうがらし「芝平なんばん」を使ったラーメンを13日に試食しました。
ラーメンは、長野市の長野ケーブルテレビが制作している番組「塚田けんぢのみんなのらーめん」の撮影で作られました。
塚田さんは長野市内外でラーメン店を経営しています。
今回作ったラーメンは「芝平なんばんのうま塩バターラーメン」です。
鶏のひき肉や玉ねぎ、刻んだ芝平なんばんを炒めたものとバターが盛り付けられています。
南箕輪村の麺づくり蒼空の店主、竹村泰治さんが高遠中学校の2・3年生が授業で育てた芝平なんばんを塚田さんに紹介しました。
6月5日に苗を植え、きょうの午前中に収穫しました。
生徒たちは、自分たちが育てた芝平なんばんの入ったラーメンを試食していました。
高遠中学校では今後、芝平なんばんを使った商品を企画していくということです。
なお、13日の様子が収録された「塚田けんぢのみんなのらーめん」は、ご覧のチャンネルで10月11日の午後8時30分から放送します。
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歯と口の衛生ポスターコンクール
上伊那歯科医師会が小中学生を対象に募集した歯と口の衛生に関する図案・ポスターコンクールの審査会が13日、伊那市の上伊那歯科医師会館で開かれ、最優秀賞4点が決まりました。
最優秀賞に選ばれた、小学校低学年の部、駒ヶ根市東伊那小学校3年生宮脇愛菜さんの作品です。
小学校高学年の部、南箕輪村南部小学校6年生馬場あかりさんの作品です。
同じく、小学校高学年の部、宮田村宮田小学校6年生加藤和奏さんの作品です。
中学校の部、南箕輪中学校2年生松澤穂乃佳さんの作品です。
コンクールは上伊那歯科医師会が毎年行っているものです。
上伊那の小中学校29校から、430の作品が集まりました。
最優秀賞と優秀賞の作品は11月に上伊那のケーブルテレビ局3社のメッセージCMで紹介される予定です。 -
郷土誌「伊那路」9月で800号
上伊那地域の歴史や文化などを扱う月刊誌「伊那路」が9月で800号を迎えました。
上伊那の民俗・歴史・自然などをまとめる月刊誌伊那路は1957年に創刊して9月で800号となりました。
11日は伊那路編集所で発送作業が行われていました。
月刊誌伊那路は郷土の理解と開発に貢献しようと1957年に発刊されました。
800号は月刊誌伊那路の歴史をまとめた特集号になっています。
現在は13人が編集作業を行っていて全国のおよそ550人が定期購読をしています。
伊那路は定期購読が年間6,000円で郵送のほか、伊那市の上条書店やニシザワいなっせ店などで一冊600円で販売されています。
また上伊那の全図書館にも置いてあるということです。 -
敬老の日を前に長寿者訪問
18日の敬老の日を前に、今年度100歳を迎える高齢者宅を伊那市の白鳥孝市長が訪問し、長寿を祝いました。
12日は、美篶末広の春日澄子さん宅を白鳥市長が訪れ、肖像画などを手渡しました。
春日さんは1924年大正13年生まれの現在99歳です。
東京都出身で、第六高等女学校、昭和保母養成所を卒業しました。
戦時中の昭和19年には親せきを頼り家族で美篶に疎開しました。
昭和27年に美篶中央保育所が開園し、保育士として勤務しました。
晩ごはんを食べて風呂に入り、その後の時間をゆっくりと過ごすのが毎日の楽しみだということです。
昭和44年、現在の上皇さまが皇太子の時、ご夫婦で美篶中央保育所を訪問され、園長だった春日さんが案内役を務めました。
趣味は仏画で、伊那仏画研究会に所属しています。
来月開かれる会の展示会に作品を出品するということです。
12日は、息子2人と孫もかけつけ、春日さんの長寿を祝っていました。
伊那市で今年度100歳となるのは36人で、男性の最高齢が105歳、女性は107歳です。
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移住定住に繋げる 県民との政策対話
移住定住や関係人口の増加につなげようと長野県が主催する、県民との政策対話が伊那市のinadani seesで12日に行われました。
この日は、伊那市、箕輪町、南箕輪村などの地域おこし協力隊とそのOB・OGおよそ10人が参加しました。
「自己実現のかなう地域とは」をテーマに、上伊那地域での暮らしの満足度や、協力隊員としての仕事、取り入れてほしい制度などの話をしました。
政策対話は、県民と意見交換をすることで、今後の政策に活かそうと長野県が2019年度から行っています。 -
野村陽子さん細密画教室 生徒作品展
「色えんぴつで描く野村陽子の植物細密画教室生徒作品発表会」が12日から伊那市のかんてんぱぱホールで始りました。
会場には教室に通う生徒26人の作品およそ50点が展示されています。
教室は去年8月に始まり1年経つのに合わせて今回初めて開かれました。
絵を描くことを楽しんでもらおうと手軽に始められる色えんぴつを使って描いています。
野村さんの教室には長崎県や愛知県など県外から通う人もいるということです。
生徒の一人の宮坂松甫さんは5年ほど前に野村さんの作品に出合いました。
かんてんぱぱの野村陽子植物細密画館では野村さんの作品が常設で飾られています。
「色えんぴつで描く野村陽子の植物細密画教室生徒作品発表会」はかんてんぱぱホールで18日月曜日まで開かれています。
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伊那まちの昔と今を見比べる 伊那市創造館企画展
伊那まちの昔と今を比べてその遷り変りを知ることができる企画展が、伊那市の創造館で開かれています。
会場には、かつて通り町の象徴となっていた王冠ネオンアーチの模型や商店街を写した写真などが展示されています。
企画展は、1966年の伊那まちを舞台にした自主制作映画が来年公開されることに合わせて、昔と今の商店街の遷り変りを見てもらおうと開かれているものです。
こちらは、昭和34年1959年に建設された王冠ネオンアーチをCGで再現したものです。
1995年に撤去されるまで、36年間にわたり伊那まちの象徴となっていました。
他に、荒井から山寺までの街並みの模型が展示されています。
会場では他に、上伊那地域にあるJR飯田線のそれぞれの駅を写した写真が展示されています。
伊那市創造館の企画展伊那まち1966は、12月25日月曜日まで開かれています。
入場料は無料です。 -
楠洲流竜西吟詠会 50周年記念大会
楠洲流竜西吟詠会の50周年記念大会が、27日に伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
50周年記念大会では、支部ごとに演目を披露しました。
会員は、漢詩や短歌、俳句などを独特の節回しで吟じていました。
竜西吟詠会は、多い時で100人以上の会員がいましたが、現在は高校生から90代までの38人となっています。
1974年に発足し、今年50周年となりました。
月に3回から4回公民館などに集まり練習をしています。
他に、剣舞の披露もありました。
大槻志洲会長は「50周年の節目を迎えることができ、うれしく思う。今後も楽しく仲間と支え合って健康長寿に繋げていけるよう元気に取り組んでいきたい」と話していました。 -
小笠原商店の寒天倉で和太鼓の演奏
天然の糸寒天を製造している伊那市東春近の小笠原商店の寒天倉を活用した和太鼓の公演が9日、行われました。
この時期は寒天の製造を行っておらず倉庫が空いていることから今回、公演を行うことになったということです。
演奏を披露したのは伊那市を中心に活動する2人組「響太鼓 哲幸」です。
「響太鼓 哲幸」は西春近北小学校6年生の赤羽幸之助君と、指導者で伊那市西春近の石川哲大さんの2人です。
2人は、今年1月に横浜市で開かれた和太鼓コンテストの組太鼓部門に出場し優勝しました。
9日は、石川さんが作曲した曲などを披露しました。
また、東京都を中心に活動する団体「太鼓心十」も演奏を披露しました。
メンバーで伊那市在住の前原元さんは小笠原商店でアルバイトとして働いています。
公演では合わせて10曲が披露され、上伊那地域を中心としたおよそ150人が和太鼓の音色を楽しんでいました。
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伊那市西町にパン店「ベーカリースリール」が15日オープン
伊那市西町に、パン店「ベーカリースリール」が、15日にオープンします。
ベーカリースリールは、西町の伊那バス本社南側にある「お持ち帰り専門店OMODAYA」の隣りにオープンします。
看板商品のフランスパンは、県内産の小麦を使用し、2日間低温熟成させたもので、香りが良く素材の味が楽しめるということです。
価格は、1つ290円です。
こちらの食パンは、耳の部分はパリっと、中はモッチリとした食感が楽しめるということです。
価格は、ハーフサイズが250円、1本が500円です。
10日は、新規開店に伴う報道発表会が開かれました。
店主の向山俊勝さんは、手良出身の51歳です。
20年以上パン製造会社に勤務していた向山さんは、30代のころから自分の店を持つことが夢だったということです。
伊那商工会議所やアルプス中央信用金庫から創業計画に関する支援を受け、今回オープンすることになりました。
11日と12日はプレオープンを予定していて、本オープンは15日金曜日となっています。
常時30種類ほどを販売するということで、今後はOMODAYAとのコラボ商品も計画しています。 -
横山維者舎 酒米の稲刈り
伊那市横山の住民有志でつくる、「横山維者舎」は、オリジナルの日本酒「維者舎」の原料となる酒米の稲刈りを9日に行いました。
この日は「横山維者舎」のメンバーおよそ15人が集まり作業を行いました。
米の品種は美山錦で、横山維者舎は5年ほど前から地域活性化をめざし、市内の酒蔵「宮島酒店」と協力しオリジナルの日本酒づくりに取り組んでいます。
田んぼは3枚でおよそ35アールだということです。
米は5月に田植えを行い、減農薬栽培で育てられました。
今年は米の出来がよく、去年より2割ほど多く収穫できたということです。
この日は収穫した酒米を使った日本酒「維者舎」の新酒は12月中旬から下旬の販売を予定しています。
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伊那弥生ケ丘高校 音楽会
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の音楽会が6日、伊那文化会館で開かれ、3年A組が最優秀賞に選ばれました。
審査の結果、最優秀賞には「群青」を歌った3年A組が選ばれアンコール演奏を行いました。
講評で審査員は「クラスが一団となって頑張ろうという気持ちの強さが表れていた」と話していました。
音楽会はコンクール形式で開かれ、1年生から3年生までの15クラスが練習の成果を披露しました。
伊那弥生ケ丘高校の音楽会の模様は10月21日からご覧のチャンネルで放送します。
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9月10日「下水道の日」に合わせ 展示
9月10日の「下水道の日」に合わせて、下水道に関する展示が伊那市役所で4日から始まりました。
会場には処理過程についてまとめた模造紙などおよそ20点が並んでいます。
下水道の大きな役割の一つとして「雨水の排水」があり、この時期は台風の多い季節でもあるため、全国統一で9月10日を「下水道の日」としています。
展示では、オムツなどの異物を下水に流したことによるトラブルを紹介し、注意を呼びかけています。
また、先月から今月にかけて放送されたい~なチャンネルの下水道特集を放映しています。
他に、伊那市・旧高遠町・旧長谷村デザインの3種類のマンホールが展示されています。
会場では伊那市デザインの給水車や日本下水道協会のマスコットキャラクターのペーパークラフトなどの配布も行っています。
展示は14日まで市役所1階ロビーで開かれています。
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千両千両井月さんまつり
漂泊の俳人、井上井月の功績を顕彰する「千両千両井月さんまつり」が9日に伊那市のニシザワいなっせホールで行われました。
今回は「新しい井月像と俳句の世界」というテーマで、研究者や俳人の9人が各々の井月像を発表しました。
井上井月は幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人です。
駒ヶ根市出身の俳人伊藤伊那男さんは、井月の俳句を紹介しながら発表をしました。
伊藤さんは「井月は40歳頃に伊那谷に来るまで、暑き日やひれを包みてあぶる鯛など、その時代の高価な食材の句を多く詠んでいる。
乞食などといわれる前は、井月はいい暮らしをしていたのではないか。このような俳句から新たな井月像が分かってくればおもしろい」と話していました。
このイベントは、井上井月顕彰会が井月を通して地元の歴史や文化を知ってもらおうと開いたもので、今年で11回目となります。
イベントには全国からおよそ50人が参加しました。
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伊那三曲協会 ストリート箏設置
伊那の和楽器の演奏家でつくる伊那三曲協会は、和楽器人口の拡大を目的に、自由に箏に触れ演奏することができるストリート箏を設置設置しています。
伊那市のかんてんぱぱガーデン複合施設モンテリイナの一角にストリート箏のコーナーが設けられていました。
伊那三曲協会が、和楽器の普及を目的に今回初めて行いました。
コーナーには、訪れた人が立ち寄り、箏の演奏を楽しんでいました。
このストリート箏は、10日も行われるということです。
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ラーメン屋「原点」 9月9日、開店30周年に
伊那市のいなっせ南側のラーメン屋原点は、9日にオープン30周年を迎えます。
原点のラーメンと言えば、極太のストレート麺にトンコツスープ。
基本は、塩、しょうゆ、みそ。
油そばも外せません。
原点店主、酒井孝志さん66歳。
ここ10年は入退院を繰り返し、休業を余儀なくされたことも。
今も病院通いの日々ですが、妻なみよさんにも支えられ、この日も店に立っていました。
5日、新聞社の取材。
記者も納得の原点の味です。
新聞記者「食べ応えがあり、私の好みにマッチした味です。」
酒井さん、1993年、平成5年に伊那市荒井青木町のこの地にラーメン屋を開業。
当時は、どさん子でした。
その後、原点としてリニューアル。
9日で開店30年になります。
酒井さん「長いようであっという間の30年だった。」
地元の高校野球部の寄せ書きで埋まる店内。
子どもがいない酒井さん夫婦は、わが子のように子どもたちに寄り添いました。
妻なみよさん「小遣いのない子には、チャーハンを作ってあげたことも。」
開店から9日で30年。
時は流れました。
妻なみよさんも入院するなど、二人三脚で営んできた原点も存続の危機に。
孝志さんが店に出られるのは週に4日ほど。
助っ人が必要になりました。
河内祐貴さん(25歳)。
高校時代から原点の味を知っていた河内さん。
これまでもたびたび店を手伝っていましたが、今年3月からは、毎日店を手伝っています。
河内さんが入って新しいメニューも登場しました。
河内さんには夢があります。
河内さん「大きく何かを変えるというよりは、原点全盛時代を取り戻したい。部活終わりの高校生がバタバタと入ってくるような店にしたい」
酒井さんは、二代目に託すようなまなざしで隣にいました。
まちのラーメン屋原点は9月9日に開店30周年を迎えます。