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伊那市の春日さん宅 和風庭園のバラ見ごろ
伊那市西春近に暮らす、アルプスバラ会代表の春日千定さん宅のバラが見ごろを迎えている。
春日さんは、バラの育て方などを学ぶローズガーデン・スクールを開いていて、敷地内にスクールのための建物「薔薇空間」がある。
春日さんは、「和風庭園に似合うバラ」をテーマにしていて、庭には、松などの木々や庭石などの中にさまざまなバラが植えられている。
バラの木は敷地内のほか畑にもあり、今が盛りのもののほか、これから開花し楽しめる種類もあるという。 -
伊那市民プール オープン前にプール清掃
7月3日のオープンを前に伊那市民プールで17日、プール清掃が行われた。
真夏を思わせる晴天の中、市のスポーツ振興課の職員らがプール清掃をした。
オフシーズンでたまった泥や落ち葉を、デッキブラシやスポンジを使って取り除いていった。
市の職員によると、施設内にあるプールやスライダーなど全てをきれいにするには5日間かかるという。
昨年の市民プールの利用者数は、天候不順などの影響で例年より5千人ほど少ない約1万5千人だった。
市では、「夏らしい日が続いて、多くのお客さんに利用してもらいたい」と話していた。
伊那市民プールのオープンは7月3日で、初日は無料開放される。今シーズンの営業は8月29日までの予定。 -
海外の研修員が農村女性の活動視察
農村での女性の活動を学ぶため、海外からの研修員が16日、伊那市のみはらしファームを訪れた。
訪れたのは、アフガニスタンやインド、ナイジェリア、イエメンなどの研修員7人。
研修員は、農村女性の支援を担当している国や地方公共団体の職員で、農村での女性による食文化の伝承や起業活動を学ぶために日本を訪れている。
この日は、地元産の米を使っておやきや五平もちを作り販売している西箕輪米加工グループが活動を紹介した。
溝上かつ子会長は、グループの歴史や生産品を紹介し、地元の郷土食を伝えたくて会を結成したこと、最初は公民館での小さな活動から始まったこと、現在は米の粉をつかったケーキなどさまざまな加工品を作っていることなどを説明した。
一行は、18日までまで長野県の施設を見学することになっている。 -
竜西保育園児せせらぎ水路で水遊び
真夏日となった17日、伊那市の竜西保育園の園児が、市役所南側のせせらぎ水路で水遊びを楽しんだ。
同日の伊那地域は日中の最高気温が30・6度まで上がり、今年最高となった。
ショウブの花が見頃を迎えたせせらぎ水路には、竜西保育園の年長園児40人ほどが訪れた。
子どもたちは歓声をあげて、冷たい水の感触を楽しんでいた。
竜西保育園では、毎年この時期、年長児がせせらぎ水路に訪れて、花と水遊びを楽しんでいる。
子どもたちは水路で、虫を探したり水車で遊んだりしていた。
せせらぎ水路にはおよそ2千株のショウブが植えられていて、7月上旬頃まで楽しめるという。 -
がん患者を医療用かつらでサポート
伊那市西町のヘアーサロンオオネダでは、抗がん剤治療による脱毛に悩む患者を、医療用かつらでサポートする取り組みを行っている。
医療用かつらを取り扱っているヘアーサロンオオネダの大根田裕一さんは、脱毛に悩むがん患者をかつらを通してサポートしているNPO法人日本ヘアエピテーゼ協会に、県内で唯一参加している。
エピテーゼとは、義足や義手など体の表面に取り付ける医療器具のこと。
大根田さんが、東京や神奈川で理容や美容について勉強していたころ、一緒に勉強していた女性が乳がんにかかり治療による脱毛に悩んでいたことから、仲間達により活動が始まり2006年にこのNPOが発足した。
一般的なかつらは、伸縮性がなく、ネットをかぶった後にマジックテープやピンで固定するため、地肌への負担が多く、夏は蒸れて暑くなる。
一方、医療用かつらは、伸縮性があり頭にフィットする。また人工皮膚が付けられていて、見た目にもかつらであることが分かりにくくなっている。
おしゃれを目的とするかつらと違い、治療を行う前と同じようなスタイルにカットし、脱毛前の状態を再現することを目的としている。
大根田さんは、「がん患者の皆さんに独りじゃないんですよということを伝えたい。かつらを通してサポートしていきたい」と話す。
ヘアーサロンオオネダでは、患者の治療が終わり髪が伸び、普段の生活にもどるまでの後押しをしていきたいとしている。 -
しんわの丘ローズガーデン見頃
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンのバラが見ごろを迎えている。
ローズガーデンでは現在、80種類のバラが見頃を迎えている。
16日は多くの観光客が訪れ花を写真に納めたりしていた。
バラは6月いっぱい楽しめそうだ。 -
出張子育て支援センター
親と子が楽しく遊び、ふれあいを深める子育て支援センターの出張所が15日、伊那市西箕輪公民館で開かれ、15組の親子が訪れた。
現在伊那市内には4カ所、子育て支援センターがあるが、センターから遠い西箕輪地区と西春近地区の親が来やすいようにと、市が本年度から2つの地区で月に2回程度、出張子育て支援センターを始めた。
この日は、西箕輪公民館に子ども達が遊べるように沢山のおもちゃが並べられた。
その後、センターの職員の指導で、親子で楽しめる体操や、家でもできる簡単な手遊びなどが行われた。
伊那市では、「これまで利用したことのない親子にも気軽に利用してほしい」と話していた。 -
青年海外協力隊 伊那市の大村さんタンザニアへ
伊那市美原の大村雄一郎さんは、来月から2年間、青年海外協力隊員として中央アフリカの国タンザニアに派遣される。
16日、大村さんが伊那市役所を訪れ、酒井茂副市長に出発のあいさつをした。
大村さんは、伊那市美原出身の31歳。
11年間伊那市内の自動車販売会社で自動車整備士として積んできた経験を別の場所で試してみたいと、青年海外協力隊での活動を希望した。
派遣先のタンザニアでは、職業訓練校で車の電子制御システムに関する技術指導やメンテナンスプログラムの提案などを行う。
大村さんは、来週日本を出発し、2年後の6月に帰国する予定。 -
伊那フィルシンボルマーク決定
今年で創立25周年を迎える伊那フィルハーモニー交響楽団のシンボルマークが決定した。
採用されたのは、京都府に住む居関孝男さんの作品。
居関さんによると、シンボルマークはオーケストラの音の広がりのほか、南アルプスや中央アルプス、また天竜川の流れる様子を表しているという。
伊那フィルハーモニー交響楽団は、創立25周年を記念して4月から2カ月間、デザインの募集をしていた。
応募は県内外から27点あり、団員68人の投票により決定した。
伊那フィルハーモニー交響楽団の北澤理光団長は、「伊那が的確に表現されていて、市民オーケストラにとてもふさわしいと思う」と話していた。
このシンボルマークは、発足した年の「1985」をいれて、定期演奏会のポスターや冊子などで使用していくという。 -
上伊那青少年支援センター(仮称)設立へ
プロジェクト会議発足上伊那の不登校や引きこもりの子どもたちを地域で支える青少年自立支援センターの設立を目指すプロジェクト会議が14日夜、発足した。
伊那市のいなっせでプロジェクト会議が発足し、講演会が開かれた。
プロジェクト会議は、上伊那農業高校定時制同窓会と、不登校の子ども支援などをしている上伊那子どもサポートセンターで組織している。
上農高校定時制が本年度で閉校になるため、跡地の一画を利用して、上伊那の不登校や引きこもりの青少年を支援するセンターを創りたいと、昨年度から検討を重ねてきた。
プロジェクト会議の発足により、今後は現状把握の調査、視察などを行う計画で、跡地利用については県教育委員会と話し合いをしていくという。
プロジェクト会議会長で、定時制同窓会会長の赤沼利光さんは、「地域の子どもたちが社会的に自立していくために、いかに地域で支えるか、知恵を出し合っていきたい」と話していた。
講演会も開かれ、長年、不登校や引きこもりの子どもたちを支援している東京国際学園学園長の荒井裕司さんが話した。
荒井さんは、「子どもの状況に合わせた支援が大事」とし、プロジェクト会議が設立を目指す支援センターには、「地域や国際社会とかかわり、開かれた学校のようになってほしい」と話していた。 -
伊那市長谷の民宿「みらい塾」バラ見頃
伊那市長谷黒河内の民宿みらい塾のバラが見頃を迎え、あたりにはバラの甘い香りがただよっている。
民宿みらい塾には様々なバラが咲きそろい連日多くの人達が訪れている。
このバラはみらい塾の市ノ羽幸子(ゆきこ)さんが5年前から鑑賞用として育てている。
始めた頃は10本しかなかったバラも現在では450本になった。
赤い色が鮮やかなエバーランドや一つの木に沢山の花をつけるアンジェラなどおよそ400種類のバラを楽しむ事ができる。
みらい塾では季節ごとに咲くバラが植えられていて11月頃まで楽しめるという。 -
箕輪町沢の澤田さん宅オープンガーデン
箕輪町沢の国道バイパス沿いの澤田妙子さん宅で、バラが見ごろを迎え、オープンガーデンとして開放されている。
澤田さんは、4年ほど前から自宅の庭でバラを育てている。
バラは150本以上あり、今年初めてオープンガーデンとして開放した。
バラは今週いっぱい楽しめるという。
オープンガーデンは午前9時半から午後6時まで。 -
長野県 梅雨入り
気象庁は14日、長野県など関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表した。
長野県の梅雨入りは、平年より6日遅く、去年より11日遅くなっている。
同日の伊那地域は、朝のうち雨がぱらつく天候となり、伊那市駅前では通学や通勤など行き交う人達が傘を手に足早に歩いていた。
午前中には雨はやみ、午後からは曇りの一日となった。
長野地方気象台によると、21日までの一週間は、気圧の谷や前線の影響で雨の日が続くという。
15日の伊那地域は、午前中曇りで、昼すぎから明後日にかけ、まとまった雨が降ると予想している。 -
伊那ビデオクラブ表彰式
伊那ビデオクラブは13日、第13回ビデオ作品コンクールの表彰式を高遠さくらホテルで行った。
伊那市長賞には、小山喜美子さん、市川東明さんの作品「しんわの丘ローズガーデンウェディング」が選ばれた。
伊那ケーブルテレビ賞は、飯島尚美さんの作品「古木の運命やいかに」が選ばれた。
また、伊那ケーブルテレビで放送している放送部門賞では、北原正さんの作品「夢を取り戻した仲間たち 半沢にかけた10年間」が優秀賞に選ばれた。
審査会は、5月29日にいなっせで行なわれ、映画監督の後藤俊夫さんらが各賞を決めた。
飯島尚美会長は、「伊那谷の今を残す活動を今後も力を入れて取り組んでいきたい」とあいさつ。後藤監督は、「技術の向上が見られた。今後も創意を持って作品づくりに励んで欲しい」と講評した。 -
バラ祭りに合わせて周遊バス運行
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで開かれているバラ祭りに訪れた人たちに、商店街にも寄ってもらおうと12日から高遠の商店街を通る周遊バスの運行が始まった。
このバスは、ローズガーデンの交通渋滞緩和や商店街の活性化を目的に運行された。
商店街では、バス利用者にバラの小鉢をプレゼントするほか、各店舗で商品の割引きサービスなどを行っている。
周遊バスの運行と商店街でのサービスは、13日、19日、20日にも実施される。 -
伊那警察署が災害時の初動対応訓練
伊那警察署は10日、災害発生時に迅速な対応をとるための初動対応訓練を実施した。
訓練には伊那警察署全署員が参加。震度6強の東海地震が発生し、交通機関が乱れたことを想定し、署員に非常招集がかけられた。
訓練では、災害に信号が止った時、道路の混雑で警察や救急の到着が遅れるのを防ぐ手信号訓練を実施。手信号の基本を再確認した。
また、消防だけでなく警察でも、人命救助ができるよう救命ロープ結束訓練も実施した。
このほか、この日は訓練に合わせて安全運転の呼びかけも実施。交通死亡事故が多発していることから伊那警察署前でドライバーに安全運転の呼びかけた。 -
中尾焼酎の芋苗植え作業
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会のメンバー10人が12日、焼酎用のサツマイモの苗植えを溝口の約20アールの圃場に植えた。
長谷地域では、中尾歌舞伎保存会が中心となり、地域おこしをしようと、地元産のサツマイモを使った焼酎「ごひいきに」を昨年から販売している。
昨年は300本の焼酎を作ったが、早くに完売してしまい、今年の中尾歌舞伎春季公演で販売することができなかった。そのため、今年は500本の焼酎を作ろうと、昨年の倍となる3000本を植え付けた。
参加したメンバーらは、1本1本丁寧にサツマイモの苗を植えていた。
ある参加者は「焼酎をできるだけ多くの人に味わってもらい、地域おこしにつなげたい」と話していた。
サツマイモは10月に収穫し、出来上がった焼酎は12月から販売される予定。 -
ローズガーデンで詩の朗読イベント
伊那市高遠町の本のイベント、ブックフェスティバルのプレイベントが、12日、高遠町のしんわの丘ローズガーデンで開かれ、参加者がバラの中での詩の朗読を楽しんだ。
イベントにはおよそ15人が参加した。
このイベントは、本を通して地域活性化を図ろうと去年から開催されているブックフェスティバルの実行委員会が高遠の魅力を感じてもらおうと開いた。
この日はバラ園の中で、信州大学農学部の演劇サークルによるバラにちなんだ詩の朗読が行われた。
参加した人たちはバラの中ゆったりと流れる時間を楽しんだ。
また、世界中でベストセラーになった「アンネの日記」の主人公、アンネ・フランクの形見として知られる「アンネのバラ」についての説明もあり、アルプスバラ会の春日千定代表がバラの特徴などを説明した。
実行委員会が企画する高遠ブックフェスティバルは9月に開かれる予定。 -
箕輪東小学校「親子でふれあい運動」
箕輪町の箕輪東小学校で11日、全校児童と保護者による親子でふれあい運動が行われた。
親子でふれあい運動は、児童と保護者が同じ時間をすごそうとPTA主催で行われた。
11日は児童と保護者の合わせて約300人が参加した。
講師は伊那市の健康アドバイザー山岸 洋子さんが担当した。
今回の運動は、親子のふれあいを再確認をテーマにダンスやレクリエーションが行われた。
山岸さんは「親子で過ごす時間を大切にして、子ども達と沢山ふれ合ってください」と話していた。 -
保育園児 歯科保健指導実習
保育園児への歯磨き指導が11日、伊那市の公衆衛生専門学校で行われた。
11日は公衆衛生専門学校に、近くにある竜西保育園の園児39人が訪れた。
歯磨き指導は、幼児への指導方法を学ぶ実習として、毎年2年生の生徒が行っていて、17人の学生が指導した。
学生達は園児達に分かりやすいように人形劇で、「食べたら歯を磨くこと・全部の歯を磨くこと・好き嫌いしないこと」を呼びかけた。
その後園児達の口の中をチェックした。磨く前の歯を赤く染め、赤い色をおとすよう指導していた。
指導した学生は「子ども達の年齢にあった歯科教育ができるようになりたい」と話していた。 -
アンネのバラの集い・周遊バス運行も
伊那市高遠町の本のイベント、ブックフェスティバルのプレイベントが、12日に高遠町のしんわの丘ローズガーデンで開かれ、参加者がバラの中での詩の朗読を楽しんだ。
本を通して地域活性化を図ろうと、去年から開催されているブックフェスティバルの実行委員会が、高遠の魅力を感じてもらおうと開いたもの。
この日は、バラ園の中で、信州大学農学部の演劇サークルによる、バラにちなんだ詩の朗読が行われた。
参加した人たちはバラの中でゆったりと流れる時間を楽しんだ。
また、世界中でベストセラーになった「アンネの日記」の主人公、アンネ・フランクの形見として知られる「アンネのバラ」についての説明もあり、アルプスバラ会代表の春日千定さんが、バラの特徴などを説明した。
高遠ブックフェスティバルは9月に開かれる予定。
12日からは、バラ祭りに訪れた人たちに、商店街にも寄ってもらおうと、高遠の商店街を通る周遊バスの運行も始まった。
周遊バスの運行は、ローズガーデンの交通渋滞緩和や、商店街の活性化が目的。
商店街では、バス利用者にバラの小鉢をプレゼントするほか、商品の割引きサービスも行ってる。
周遊バスの運行と商店街でのサービスは、13日と、来週の土日にも実施される。 -
シャクヤク見ごろ
駒ヶ根市赤穂の養命酒 駒ヶ根工場の正面玄関前のシャクヤクが見頃となっている。
シャクヤクは、養命酒の生薬として使う研究のため17年前から植え始め、現在は、3000株以上となっている。
観賞用として一般に公開していて、現在見頃となっている。
シャクヤクは今週いっぱいまで見頃。 -
分杭峠ゼロ磁場にベンチを
伊那市高遠町にある木材加工メーカーの(株)ウッドレックスが10日、伊那市長谷の分杭峠のゼロ磁場で使ってほしいと、木製のベンチを伊那市に寄贈した。
ウッドレックスから、木製のベンチ5脚が長谷総合支所に届けられた。
ウッドレックスは、全国各地から観光客が訪れ人気になっているゼロ磁場に椅子がないことを知りベンチを寄贈した。
板の割れを防ぐため杉の間伐材を発泡ウレタンで覆ったベンチ2脚と、端材を利用したベンチ3脚の合計5脚。
長谷総合支所の中山晶計支所長は、「有効に使わせていただく」と感謝した。 -
ハチミツ搾りを体験
信州大学農学部食料生産科学科の2年生は10日、大学の施設内で蜂蜜しぼりを体験した。
この体験は、大学の果樹園の受粉用に、伊那市の養蜂家小松実治さんから蜂を借りたのがきっかけで行われ、今年で24回目。
体験ではまず、小松さんが巣箱から巣枠を取り出して生徒達に見せた。
その後、巣枠を専用の遠心分離機にかけ蜂蜜をしぼった。
機械にかけると蜂蜜の甘い匂いが漂よった。
16枚の巣枠からは約20キロの蜂蜜がとれた。
この日は、蜂の巣を加工してつくった蜜蝋でキャンドルを作ったり、しぼった蜂蜜をパンに塗り、採れたての蜂蜜を味わった。
今回とれた蜂蜜は、大学内の生産品販売所で販売する予定。 -
下県地域交流センター安全祈願祭
伊那市美篶の下県公民館の老朽化にともない、新たに建設される、下県地域交流センターの安全祈願祭と起工式が、10日現地で行われた。
伊那市の関係者、地元住民、請負業者など、約30人が参加して、安全祈願祭が行われた。
工事は、下県第一公民館と第2公民館の老朽化が進んでいることや、緊急避難時に駐車場が足りないことなどから、場所を新たにして行われる。
県産材を利用してつくられる予定で、国の県産材の利用を促進し、木材の良さをアピールする木造施設として、事業費の半分は国からの補助を受けている。
新しい公民館について検討してきた地域住民でつくる建設委員会の春日藤彦委員長は、「地域の活性化に貢献する、よりよい交流センターの完成を目指したい」と話した。
地域交流センターは、11月末ごろに完成予定で、総事業費は約6千万円。 -
渡場地区介護予防拠点施設 安全祈願祭
伊那市東春近の渡場地区介護予防拠点施設建設の安全祈願祭が10日、渡場公民館跡地で行われた。
安全祈願祭には、市の職員や区、建設会社などの関係者約20人が出席した。
この施設は、高齢者の介護予防や健康増進、地域や世代間の交流の場として、建設される。
事業費は約3千300万円で、そのうちの3千万円は国の地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金でまかなわれ、300万円は区が負担した。
延床面積209平方メートルの木造平屋建てで、バリアフリー構造となっている。
酒井茂副市長は「生涯学習施設やコミュニティーの場として地域の人に愛される場になってほしい」と話した。
市では、平成22年度は新たに5カ所、施設の建設を予定している。 -
アカスジキンカメムシ見つかる
日本で最も美しいカメムシの一つといわれているアカスジキンカメムシが7日、伊那市西町で見つかった。
アカスジキンカメムシは、体長1.5センチほどで光沢のある緑色の体に赤い筋が入っている。
日本で最も美しいカメムシの一つといわれていて本州、四国、九州などに分布している。
このアカスジキンカメムシを見つけたのは、元信州大学農学部教授の農学博士で昆虫など自然科学に詳しい建石繁明さん。
アカスジキンカメムシは他のカメムシにみられるような集団はつくらないといわれていて、同じ葉に数匹が集まっている様子は珍しいという。
体に黒と白の模様があるのは幼虫で建石さんは成虫が羽化を待っているのではないかと話す。
アカスジキンカメムシは他のカメムシのような臭いはあまりないということで、建石さんは今後、羽化の様子などを観察していきたいと話している。 -
草もち作りで交流
伊那市高遠町の高遠第2第3保育園の園児は8日、地域のお年寄りと草もちを作って交流した。
交流会は、園児とお年寄りが共に楽しい時間を過ごす場にしようと開かれたもので今年度2回目。
高遠第2・3保育園の園児25人と御堂垣外の高齢者クラブの6人が草もちを作って交流した。
草もちに使ったヨモギは今年の春、園児達が散歩の中で摘んだもの。
米の粉に熱湯を入れてよくこねた後、園児達はつぶしたヨモギを混ぜ合わせる作業を手伝った。
子ども達は交代しながらすりこぎをつかって混ぜ合わせていた。
その後子ども達は、お年寄りに生地を小さくちぎってもらい手のひらでまるめた。
中には手のひらに草もちがひっついてしまい上手く丸めることが出来ない子どもの姿もあった。
子ども達は、きなこをつけて出来たての草もちを味わっていた。
高遠第2第3保育園では今年度お年寄りとの交流を6回計画していて次回は9月の保育園の運動会で交流するという。 -
バラづくり入門教室
伊那市通り町のバラ祭りイベントの一つ、バラづくり入門教室が6日、セントラルパークで開かれた。
通り町一丁目商店街では、「バラ咲く街角」をテーマにバラ祭りを開いている。
バラづくり教室は3年目で、40人ほどが参加した。
講師を務めたのはアルプスバラ会代表の春日千定さん。春日さんは、バラの鉢植えの方法や病気、害虫の対処方法などについて話した。
病気は、剪定ばさみなどの道具からうつる場合があるため、道具は常に清潔にして使うようにアドバイスした。
また、病気も害虫も早めに対処すれば拡大を防げるとして、「注意深く観察して育ててほしい」と話していた。
参加したある女性は、「知らないことが多かったので参考になりました」と話していた。
通り町バラ祭りは15日まで。バラの紅茶サービスのほか、10日と12日にプリザーブドフラワーのアレンジ講習会が開かれる。 -
箕輪写友会第14回写真展
写真愛好家グループ箕輪写友会の写真展が、箕輪町の文化センターで開かれている。
会場には、会員16人の作品30点が並んでいる。
箕輪写友会は月1回の例会で写真の技術を学び合い、写真展を年2回開いている。
展示写真は、会員がそれぞれの自信作を持ち寄った。
県内で撮影された写真が多く、秋から春にかけての風景が中心となっている。
箕輪写友会では、「一作品ずつじっくりと見て、撮影者の思いを感じてほしい」と話していた。
写真展は13日。