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船形沢の復旧工事10月から再開
土砂崩れにより、濁った水が三峰川に流れ込むなどして問題となっている伊那市長谷の浦国有林にある船形沢。7月から復旧対策工事が行われる予定でしたが、作業道が滑落し、工事の着工が遅れています。
これは、南信地区の国有林に関係する市町村でつくる協議会の総会で、国有林を管理する南信森林管理署が報告したものです。
管理署では、土砂の流入を抑える工事などを行っていて、今年度は7月から、土砂崩れしている表面の部分が浸食しないよう、マットを敷く作業などを行う予定でした。
しかし、7月に降った大雨の影響で、現場に続く作業道が滑落し、資材の搬入と通勤ができなくなりました。
これを受け、南信森林管理署では、仮の作業道の設置を進めていて、今月中に完成する予定となっています。
工事の着工は2カ月ほど遅れていますが、南信森林管理署では、もともとの工期である来年1月中旬までの完成を目指すということです。 -
新宿区の小学生が森林を体験
自然の森を体験しようと、東京都新宿区の小学生が14日、伊那市のますみヶ丘平地林にある「新宿の森」を訪れました。
この日は、新宿区にある牛込(うしごめ)仲之(なかの)小学校の6年生46人がますみヶ丘平地林を訪れ、イワナのつかみどりなどを体験しました。
新宿区では、身近にはない自然を子どもたちに体験してもらうための取り組みを行っています。
そのうち、牛込仲之小学校では、伊那市が新宿区に無償で貸し出しているますみヶ丘平地林内の「新宿の森」を去年から訪れています。
子どもたちは、この森を管理する「伊那谷森と人を結ぶ協議会」のメンバーに教わりながら、つかみどりしたイワナを自分たちでさばき、塩焼きにしました。
また、間伐材を使ったネームプレート作りにも挑戦していました。
伊那谷森と人を結ぶ協議会代表の稲辺謙次郎さんは、「都会の子どもたちには、実体験を通して自然の素晴らしさを感じてもらいたい」と話していました。 -
ベンチセット販売
今月23日に伊那市高遠町で燈籠祭りが開かれます。
伊那市は祭りをゆっくり楽しんでもらおうと商店街にベンチセットを設置します。
このベンチセットは伊那市が予約販売を行っているもので、祭り終了後に、購入者が持ち帰ることができます。
ベンチセットの販売は、巡行する高遠ばやしと山車をゆっくり見物してもらおうと初めて企画したものです。
ベンチは間伐材をつかった机と椅子のセットで、地酒2本と缶ビール4本おやき4個などがつきます。
値段は1万5000円です。
限定20セットで14日現在10セットの申し込みがあるということです。 -
観光ボランティア丁石を見学
伊那市観光ボランティアガイドの現地研修会が14日開かれ、伊那市内などにある丁石をめぐりました。
研修会は、市民がおもてなしの心を持って観光客を案内できるようにと伊那市が開いているもので14日は、21人が参加しました。
観光ボランティアガイドは、市内の主な観光地や歴史、文化、自然などを学んだり現地に行って実習をしています。
14日は、伊那市坂下の常円寺を出発し、はびろ道沿いに置かれた丁石を見学しました。
案内人は、ボランティアガイド受講生で丁石に詳しい湯沢敏さんが務めました。
湯沢さんは「江戸時代仲仙寺までの道のりに、参拝までの道しるべとして置かれていた」と説明していました。
伊那市観光ボランティアガイドは研修会などで学んだ事を活かし今後、伊那市のイベントなどで県外から来た観光客を案内することになっています。 -
伊那街道を歩くイベント
身近な史跡をめぐる伊那街道を歩くイベントが12日、伊那市で開かれました。
これは、自分たちの住んでいる地域を見つめなおす機会にしようと山寺公民館が初めて開いたものです。
12日は地区住民24人が参加し、伊那市文化財審議委員の久保村覚人さんの案内で平安時代に名馬を集めて都へ献上したとされる御馬寄など伊那街道沿線を歩きました。
このうち伊那部宿では、町並みや旧井沢家住宅を見学しました。
参加者は「近くに住んでいても知らない事が多く良い勉強になった」と話していました。 -
上伊那の四季をテーマにした写真展
上伊那の四季をテーマにした写真展が13日から、伊那市の伊那合同庁舎で開かれています。
写真展には、上伊那8市町村の風景写真25点が展示されています。
写真展は24日まで伊那合同庁舎で開かれています。 -
西箕輪地区戦没者追悼式
伊那市西箕輪地区の戦没者追悼式が8日、伊那市の羽広公民館で行われました。
追悼式には遺族や、地区関係者などおよそ50人が出席しました。
例年は西箕輪地区の仲仙寺境内にある招魂碑の前で行われますが、雨のため近くにある羽広公民館で行われました。
追悼式実行委員長で、西箕輪社会福祉協議会の倉田隆会長は、「日本に平和憲法が生まれたのは尊い命を犠牲にした皆さまのおかげです。心から哀悼の意を表し感謝申し上げます。」とあいさつしました。
伊那市遺族会の小池要会長は「今の日本の繁栄は英霊の尊い礎の元に築かれたものであることを私たちは忘れません。」と追悼の言葉を述べました。
この日は遺族らが焼香をして地区の戦没者を追悼していました。 -
ぶどう狩り 雅秋園オープン
箕輪町福与の果樹園「雅秋園」が、13日から今シーズンの営業を始めました。
オープン初日となった13日は、早速、近隣市町村などから、親子ずれなど多くの人が訪れ、ぶどう狩りを楽しんでいました。
90アールの畑に、ナイアガラやデラウエア、コンコードなどが植えられていて、この3品種については、大人500円、小学生250円で、一日中ぶどう狩りを楽しめます。
今年は、霜の影響もなく良い出来ということです。
ぶどう狩りは、9月下旬までがピークで、園は10月10日頃まで開かれる予定です。 -
フェスティバルずっとそばに
箕輪町のソバを使った地域おこしイベント「フェスティバルずっとそばに」が12日、箕輪ダム下流の花の広場で初めて開催されました。
このイベントは、ソバを使った地域おこしを町全体に広げようと、町が初めて企画したものです。
このうち、絶叫コンテストでは、出場者がソバの花に囲まれた特設ステージで声の大きさ等を競いました。
家族への感謝の気持を木遣りで表現した、山梨県の小学6年生、斉藤多英さんが優勝しました。
この他に、会場では、町内のソバ打ち愛好者グループ5団体がそれぞれ自慢のソバをふるまいました。
訪れた人たちは、受付をすますと、専用の容器をもらい、それぞれテントを回り、食べ比べていました。
主催者によると、用意したおよそ500食のソバは、開始から2時間ほどで無くなったということです。 -
ふな取りどろんこ天国
箕輪町公民館松島分館が主催する「ふな取りどろんこ天国」が12日、箕輪町の田んぼで行なわれました。
このふな取りどろんこ天国は、7年前から毎年行われていて、今年は区民およそ100人が参加しました。
松島の有賀正信さんが、減反で休耕田となっている田んぼでフナを育てていて、フナ取りの機会を提供しています。
春先から育ててきたフナは4センチほどに成長していて、子ども達がドロだらけになって捕まえていました。
バケツいっぱいに取ったフナは水槽で飼ったり甘露煮にして味わうという事です。
松島分館では、地区の子供達の交流の場、親子が触れ合う機会を提供したいと話していました。 -
伊那市各地で敬老会
今月20日の敬老の日を前に12日、各地で敬老会が開かれました。
伊那市美原区では75歳以上のお年寄り100人が招待されおよそ50人が出席しました。
美原区は、昭和55年に美篶団地がつくられ入居が始まってから30年を迎えました。
30年を記念して今年の敬老会では、お年寄りに手造りの料理を味わってもらおうと様々な料理が並びました。
五平もちや鯉の煮付け、松茸のお吸い物などが振るまわれました。
お年寄りからは味が良いと好評でした。
12日は、ハープや琴の演奏も行われお年寄り達は楽しいひと時を過ごしていました。
美原区の中村袈裟治区長は「これからもお互いに声を掛け合って健康で元気に過ごして欲しい」と話していました。 -
自殺防止 街頭啓発運動
9月10日の世界自殺予防デーに合わせ、伊那保健福祉事務所は10日、伊那市内で自殺予防の街頭啓発を行いました。
街頭啓発では、職員6人がうつ病診断などが書かれた啓発用ポケットティッシュを配りました。
長野県がまとめた去年1年間の県内の自殺者数は527人で、原因の多くが健康や経済、家庭問題だということです。
伊那保健福祉事務所では、「問題を抱えている人がいたら、1人で悩まず気軽に相談に来てほしい」と話していました。 -
上農生が中病でナシや野菜販売
上伊那農業高校の生徒が8日、伊那中央病院で、学校で栽培したナシや野菜を販売しました。
8日は上農園芸科学科の生徒、15人が中央病院玄関前で、ナシや野菜を販売しました。
上農と中央病院は、近くに建物があることから、互いに連携し協力していこうと平成15年に協定を結んでいます。
ナシや野菜の販売もその一環として行われたもので、上農からの申し入れにより、中央病院が場所を提供しました。
販売したのはピーマンやナス、カボチャ、ゴーヤなどで、野菜は1袋100円、ナシは1袋300円と市価より安いことから、病院を訪れた人たちが次々と買い求めていました。
ナシの栽培では5月の連休中も生徒が人工授粉などの作業を行ったことや、袋かけにより害虫被害を防いだことなどから近年になく出来がよいということです。
用意した野菜24袋となし80袋は完売したということで、上農では今月下旬にも、ナシの販売を計画しています。 -
看板を考える集い
景観と共存できる看板のあり方を考える集いが、11日伊那市内で開かれました。
この日は、地元の景観育成事業関係者や、広告業者などが参加して、現地視察などを行いました。
これは、景観育成事業が活発に行われている伊那市で、看板のあり方について考えようと、信州伊那アルプス街道推進協議会が初めて開きました。
大きな看板が多く建てられているアクセス道路沿いや国道361号沿いをバスで回り、看板が景観に与える影響について考えました。
視察後に行われたパネルディスカッションでは、景観のために看板の撤去作業を行っている団体、広告業関係者や地元の景観育成事業関係者などが意見を交わしました。
「景観育成の上で広告看板は必要ないのでは」との意見に対し、広告美術塗装業協同組合の小坂保司さんは「景観にとって看板は邪魔なものだが、企業が生き残っていく上で必要なもの。簡単に撤去するわけにもいかない」と切り返していました。
これについて協議会の矢島信之さんは「景観にあった看板、目立ちすぎず配慮のある看板を検討して設置していくべき」と話していました。
協議会では、今回のシンポジウムを参考に景観と看板の共存について考えていきたいとしています。 -
上伊那賛助会の集い
シニア大学伊那支部のOBでつくる「上伊那地区賛助会」が、それぞれの活動を発表する「上伊那賛助会の集い」が7日、伊那市のいなっせで開かれました。
この日は、上伊那地区賛助会の会員や現在シニア大学に通っている1、2年生、およそ270人が集まり、各クラブの代表がそれぞれの活動を発表しました。
上伊那地区賛助会には、現在、26のグループがあり、ボランティア活動や趣味の活動に取り組んでいます。
賛助会の集いは、活動の成果をそれぞれが発表する場となっていて、今年はシニア大学の在校生も参加しました。
そのうち、福祉施設などを訪問している「ほのぼのグループ」は、実際に施設で行っている手遊びを紹介し、「あまり肩を張らず、自分のできる範囲でやるのが私たちのボランティア。健康で元気で続けていきたい」と発表しました。
また、ロビーには各クラブの会員が制作した作品が並び、訪れた人を楽しませていました。
上伊那賛助会の唐澤定会長は、「賛助会に入会して、老後を楽しみながら健康を維持してほしい」と話していました。 -
大型生ごみ処理機利用 3分の1程度に留まる
ごみの減量を目的に伊那市が西箕輪の大萱団地で試験的に導入している大型の生ごみ処理機の利用が、当初の想定の3分の一程度に留まっています。
伊那市では、大型の生ごみ処理機を地区に無料で貸し出し、住民に共同で利用してもらうモデル事業を、一昨年の12月から大萱団地で実施しています。
当初の計画では、県営団地の67世帯を対象としていて、1日あたり、およそ28キロの生ごみが集まると想定していました。
しかし、思うように利用が伸びず、去年8月には対象世帯を広げましたが、現在、1日に集まる生ごみの量は平均で10キロ程度と、当初の想定の3分の一程度の処理量となっています。
市では、こうした現状について▽当初に想定した生ごみの排出規模が大きすぎたこと▽住民の生ごみを減量しようという意識が低いこと▽対象範囲が広すぎること竏窒ネどが影響していると分析しています。
市では、この結果をもとに、今後、現在より小型で、簡易的な生ごみ処理機の導入を検討していきたいとしています。 -
くくり罠の使用法DVDで全国発信
上伊那猟友会は、安全で効率的にシカやイノシシなどの有害鳥獣を捕獲できるとされる「くくり罠」の使用方法をDVDにして全国に発信します。
9日は、辰野町にある長野県営総合射撃場で会員がくくり罠の使用法を説明し、それをビデオ収録しました。
広域捕獲など先駆的な取組みをしている上伊那猟友会に、問い合わせが相次いでいることから、DVD制作を行うものです。
会員によりますと、近年、全国的に鳥獣捕獲をする人の高齢化が進む中で、銃より安全、手軽で効率的な「くくり罠」が注目されているということです。
上伊那猟友会では「くくり罠」とセットでシカを追い込む捕獲方法を検討していて、伊那市高遠地区で行ったテストでは、80の罠で39頭を捕獲しました。
竹入正一会長は「罠とセットにした追い込みは、全国に発信できるモデルになる」と話しています。
収録したDVDは、9月中に完成し、鳥獣被害に悩む全国の自治体などに販売する計画です。 -
天竜橋 10月19日に供用開始
5日の伊那市議会一般質問で白鳥孝市長は、伊那市福島と南箕輪村北殿に架かる新しい天竜橋について、10月19日に開通式を行い供用を開始する事を明らかにしました。
新天竜橋は、大雨により橋脚が沈下した旧天竜橋にかわり、現在は、暫定措置として、時間限定で歩行者のみ通行可能となっています。 -
大地震防災訓練 南箕輪村の各区で一斉に
大地震を想定した防災訓練が5日南箕輪村の各区で一斉に行われ、地域の自主防災会を中心に緊急時の対応を確認しました。
午前8時30分、震度6強の地震発生を想定して村内全域でサイレンが鳴りました。
このうち中込区では、区民の避難訓練に合わせて、災害時に一人では避難できない高齢者など要援護者の、避難誘導訓練も行われました。
中込区では、現在11世帯、11人が要援護者として登録されていて、万が一の時は、隣り近所で助け合いながら避難する体制がとられています。
区民らは、車イスなどを使って要援護者を避難所まで誘導していました。
このあと、子供や女性が消火訓練を行いました。
中込区の自主防災会は、H15年に発足しました。災害時に物資の輸送が途絶える事を想定して、区の190世帯400人分の1日分の食糧も備蓄しているという事です。
自主防災会の池上忠人会長は、「自分たちの区をみんなで守ろうという意識を常日頃からもってもらいたい」と話していました。 -
料理コンテスト優勝メニューを提供
伊那青年会議所が地元の小中学生を対象におこなった料理コンテストの優勝メニューが5日伊那市の山荘ミルクで提供されました。
この日は、料理コンテスに参加した子供達が山荘ミルクでの職場体験をかねて一般のお客さんに料理を提供しました。
コンテストは、今年7月、子供達に人と関わり合う力を養ってもらおうと伊那青年会議所がおこなったもので、小学2年生から中学3年生までの5つのチームが参加しました。
優勝したメニューは、サケとチーズの春まき、ロールキャベツ、キンピラ、水菜のサラダ、グリーンピースおにぎりのセットで、コンテストでアドバイザーとして参加した山荘ミルクの向山美絵子さんがアレンジしました。
伊那青年会議所では、子供同士はもちろん知らない人ともかかわりあい、協力する事の大切さを学んで欲しいと話していました。 -
南アルプス林道バス 利用増加
伊那市長谷の戸台口から北沢峠を結ぶ市営南アルプス林道バスの利用が、8月末現在で、去年より、およそ2千200人増加したことが分かりました。
バスを運営する南アルプス林道管理室によりますと、今年8月末までの林道バス利用者の数は、2万6千590人で、去年の2万4千380人より2200人ほど増加しました。
管理室では、天候に恵まれたことが大きく影響したと見ています。
9月に入ってからは、平日の利用が落ち着いてきたものの、18日からの連休には、ETC効果で利用が増えると見込んでいます。
また、10月は紅葉を見に訪れる人がいて、すでに予約も入っているということです。
南アルプス林道バスの今シーズンの営業は、11月上旬までとなっています。 -
台風9号 熱帯低気圧に
長野県の横断が予想された台風9号は、8日午後3時に熱帯低気圧に変わりました。
果樹農家が風雨に備え収穫作業を急いでいました。
8日は、果樹農家が、台風接近にともない、収穫作業を急いでいました。
南箕輪村神子柴のりんご農家宮沢次郎さんは台風接近を前に、りんごを収穫していました。
長野地方気象台によりますと台風9号は、午後3時に熱帯低気圧に変わりました。
長野地方気象台では午後6時から24時間の雨量は多い所で60ミリと予想していますが、風雨はおさまってくるとしています。 -
劇団「歩」が公演前に稽古
9月11日土曜日と12日日曜日に箕輪町文化センター付属劇団「歩」による公演「楽屋」が開かれます。
10日夜は団員らが、町文化センターで、公演を前に通し稽古をしていました。
劇団「歩」による公演「楽屋」は、様々な理由で死んでしまったかつての女優たちが、亡霊となって楽屋にはいりこむという設定で物語が進みます。
そこには主役を演じたかったが主役になれないまま病気で死んだり、志半ばで役者人生を断たれた女優たちの怨念がこもっていて、それぞれのプライドをかけた役者間の争いが見どころとなっています。
演出の飯島たかしさんは、「今回の公演では、どこまで人間の根幹に迫れるかを試してみたい」と話しています。
劇団「歩」による公演「楽屋」は11日土曜日と12日日曜日に、箕輪町文化センターで開かれ、入場料は大人が1000円、高校生以下は500円となっています。 -
愛の鐘で12月に初イベント
南箕輪村は12月のクリスマスに合わせ、大芝高原内にある愛の鐘で、カップルなどに恋人宣言証を発行するなどのイベントを初めて実施します。
愛の鐘は恋人岬で知られる静岡県の旧土肥町、現在の伊豆市と姉妹都市を結んだ翌年の平成4年に旧土肥町から贈られました。
産業課によりますと、愛の鐘を3回鳴らすと恋が実るということです。
イベントは冬場の誘客を図ろうと12月23日に実施され、参加費は1,000円です。
参加資格は恋人や夫婦などが対象で、参加者には恋人宣言証が発行される他、記念品が贈られる計画です。
また事前予約で、村が用意したタキシードやウエディングドレスを着ての写真撮影も行う計画です。
村では今後、ポスターの制作やHPを立ち上げてイベントをPRしていくということです。 -
水無山ハイキング
伊那市手良の里山を登る水無山ハイキングが5日行われました。
水無山ハイキングは、地区住民の交流や健康増進を図ろうと行われていて今回で4回目です。
水無山山頂ではかつて、手良小学校の運動会を行うなど地域に親しまれていました。
登る人がほとんどいなくなってしまったことから地区住民などが4年前から水無山に登るハイキングコースの整備を行っています。
また、信州大学農学部の演習林が手良地区にあることから毎年学生の有志が手伝っています。
5日は、地区住民を始め、信大学農学部の学生などおよそ100人が参加しました。
JA上伊那手良支所を出発し標高1200メートルの山頂を目指しました。
途中、信大生が水無山に生息する動物の問題を出したり、植物について解説をしていました。
出発してから2時間あまりで頂上につきました。
頂上では豚汁がふるまわれ、参加者は手良地区の景色を見渡しながら味わっていました。 -
小中学生を対象にした救急救命講習会
箕輪町で5日、小中学生を対象にした救急救命講習会が開かれ子供達が心肺蘇生法などを学びました。
講習を受けたのは、箕輪町の太鼓グループみのわ太鼓ジュニアのメンバー24人です。
太鼓の講師をしている荻原大輔さんが、箕輪消防署の署員だったことから講習会が開かれました。
講習を受けたメンバーのほとんどが小学生で、小学生を対象とした救命講習が行われるのは上伊那では初めて、県内でもめずらしいという事です。
胸の圧迫では、「膝をたてて、腕をまっすぐ伸ばし、自分の体重をかけてしっかり押す事」と署員から指導を受けていました。
また、現在箕輪町内のすべての小中学校に設置されていているAEDの扱いかたも学びました。
箕輪消防署では、「小さな頃から救命法の基礎や手順を身につけてもらいたい」と話していました。 -
新宿区役所「つつじ連」が阿波踊り披露
新宿区役所職員などでつくる「つつじ連」は5日、伊那市高遠町山室の遠照寺で阿波踊りを披露しました。
新宿区役所つつじ連は、地域の祭りに参加するため区の職員を中心に1988年に結成されました。
伊那市と新宿区が友好提携を結んでいることが縁で4日に行われた高遠城下まつりでも阿波踊りを披露しました。
つつじ連には伊那市役所から新宿区役所に出向している原健さんもメンバーに加わっていて原さんは遠照寺がある山室出身です。
この日の阿波踊りも原さんが地元の人たちに楽しんでもらおうと行われたもので、奥さんと2人での踊りも披露しました。
集まった人たちは、手拍子をしながら軽快な踊りを楽しんでいました。 -
森の音楽祭イン春近郷2010
地域で活動する音楽団体の発表会、森の音楽祭イン春近郷2010が5日、伊那市東春近の殿島城址公園で開かれました。
森の音楽祭は、殿島城址公園の有効活用を図ろうと、東春近公民館分館連絡協議会などが開いたものです。
今日は12の団体が踊りやダンス、楽器演奏などを披露していました。
訪れた人たちは、森の中に響き渡る心地よい音色を楽しんでいました。 -
ポニーレース パカパカ杯
趣向を凝らしたポニーのレース、パカパカ杯が5日、箕輪町木下で開かれました。
パカパカ杯は動物との触れ合いを通して、思いやりなど子どもたちの心を育む活動をしている箕輪町のNPO法人伊那ハーレンバレーパカパカ塾が開いたものです。
今回で9回目となるパカパカ杯には、およそ30頭のポニーが出走し、愛嬌たっぷりのレースを展開していました。
ポニーに乗った子どもたちが、吊るされたパンを食べる競争ではハプニングもありました。
パカパカ杯ではコース途中に用意されたカゴにボールを入れてから進むものなど趣向を凝らした様々なレースが行われました。
参加者はポニーと触れ合いながら楽しい1日を過ごしていました。 -
伊那市西春近諏訪形諏訪神社 御柱祭山出し
7年に一度行われる、伊那市西春近諏訪形諏訪神社の御柱祭。5日は、4本の柱を区内の山から里へと出す、山出しが行われた。
山出しには、氏子やその親類などおよそ200人が参加、木やりの掛け声に合わせ柱を引いた。
今日は午前中までに3本の柱を神社まで引き着け、難所の一つ、神社前の石段では全員が力を合わせ、柱を境内へと引き上げていた。
午後からは、一番大きい一の柱の山出しが行われた。一の柱は、幹の太さがおよそ2メートルある大木で、氏子らは強い日差しが照りつける中、目的地まで柱を引いた。
一の柱は地区内を周り、今日はおよそ2.5キロ曳行され、10月2日に里曳きと建御柱が行われる事になっている。