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シルバー・スワン・アクセサリー展
南箕輪村の白鳥(しらとり) 麻都香(まどか)さんが主宰するアクセサリー教室の展示会が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれている。
教室では、銀やビーズなどを使ってアクセサリーを作っていて、白鳥さんが開いているので、名前も「シルバー・スワン・アクセサリー教室」。
今回は、白鳥さんが指導している20人の作品300点ほどが並んでいる。
銀の粘土で形を作り、電気炉で焼き上げてつくるシルバーアクセサリーに、ビーズを組み合わせて作るものなど力作が並んでいる。
この展示会は、19日(月)まで開かれていて、開催中は、アクセサリーの手づくり体験会も予定されている。 -
村民ゴルフ大会チャリティー寄付
11日に開かれた南箕輪村民ゴルフ大会で集められた寄付金7万4665円が14日、南箕輪村に贈られた。
副大会長の田中秀明さんが南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に寄付金を手渡した。
南箕輪村民ゴルフ大会は、今月11日に信州伊那国際ゴルフクラブで開かれ、174人が参加した。
大会は、村民の親睦を目的に毎年開かれていて、今年7回目。
白樺コースの6番ホールに募金箱を置き参加者に呼びかけたところ7万4665円が集まった。
唐木村長は、「福祉などに有効に使わせて頂きたい」と感謝していた。 -
大雨による河川の増水、土砂災害に注意
長野地方気象台は14日午後3時55分に、上伊那地域に大雨警報を出した。長野地方気象台では大雨に伴う土砂災害や河川の増水に注意を呼びかけている。
長野地方気象台の発表によると、11日の雨の降り始めから14日午後4時までに降った雨の量は伊那地域で78・5ミリとなっている。
また14日の昼から15日の昼にかけて予想されている雨の量は南部の多いところで150ミリとなっている。
長野地方気象台では警報を出し土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけている。 -
信州ハウジングがみのわ祭り 踊り練習
今月31日に開かれるみのわ祭りに向け、箕輪町の住宅メーカー「信州ハウジング」の社員が13日、祭りの踊りを練習した。
練習は、会社が始まる前に行われた。
信州ハウジングの社員30人がインストラクターの指導のもと、箕輪天竜音頭とみのわワクワクソングを練習した。
信州ハウジングでは、地域の会社として、祭りに参加しようと、今年初めてみのわ祭りに参加することにした。
踊りの練習は今日が2回目で、今日は初めて天竜音頭を練習した。
社員たちは、動作を確認しながら踊りを覚えていた。
信州ハウジングの松田文成社長は、「みんなで楽しんで参加したい」と話していた。
2010みのわ祭りは31日(土)に開かれる予定。 -
親のための救急救命法講座
小さい子どもを持つ親を対象にした救急救命法講座が13日、伊那市のいなっせで開かれました。
13日は、小学校入学前の子どもを持つ母親およそ20人が参加した。
救急救命法講座は、子育て支援ボランティア団体の子どもネットいなが毎年開いている。
母親達は、伊那消防署の署員から心肺蘇生法を教わった。
署員は、心臓マッサージは、1歳以上8歳未満の子どもの場合は両手または片手、1歳未満の子どもの場合は指2本を使うように説明した。
胸を押す回数は30回で、押すときの強さは胸の厚さが3分の1程度へこむくらいという。
母親達は、実際に乳児や成人の人形を使って心肺蘇生法を練習していた。
消防署員は、「子どもは蘇生する確率が高いので、助ける人が1人の時は、まず心肺蘇生をしてから119番通報してください」と話していた。
参加したある母親は、「急に何かあったときに役立てたい」と話していた。 -
ガールスカウト英会話教室開講
伊那市のガールスカウト26団は、所属する小学4年生から6年生の団員を対象にした英会話教室を11日、開講した。
11日は、14人の団員が参加し、今年度、初めての授業が行われた。
26団では、6年前から伊那ライオンズクラブからの協力を得て、英会話教室を開いている。
英会話を教えるのは、イギリス人で、箕輪町の小学校で英語指導助手・AETをしている キャリー・フィリップスさん。
11日は、3年前まで指導していた、アメリカ人のブレッド・アダムスさんも飛び入りで授業に参加した。
授業では、フィリップスさんが「頭や足」など、体の部分を英語で言うと、子供達は、言われたところを触るゲームなどをし、体を動かしながら、英語に触れていた。
初めて授業を受けた、ある4年生の団員は、「ゼスチャーなどを交えて教えてくれたので、とても楽しかったです」と話していた。
26団の木部 則子団委員長は「英語に自然な形で触れることで、楽しみながら、覚えてくれたら」と話していた。
この英会話教室は、月に2回のペースで開かれる予定。 -
東ティモールの高校生と高遠中生徒が交流
2002年にインドネシアから独立した東ティモールの高校生が12日、伊那市の高遠中学校を訪れ、生徒達と交流した。
高遠中を訪れたのは、東ティモールの高校生12人。
今回の交流会は、高遠町出身で東ティモール特命全権大使の北原巖男さんの縁で実現した。
歓迎セレモニーで、高遠中の望月弘樹君は、東ティモールの言葉であいさつした。
東ティモールのクレメンティーナさんは「今日は楽しい時間を過ごしましょう」とあいさつした。
この後、高遠中の生徒が太鼓の演奏を披露し、東ティモールの高校生も一緒に太鼓の演奏を楽しんでいた。
最初は慣れない手つきだったが、時間が経つにつれ、リズムよくバチをたたいていた。
東ティモールの高校生一行は、6日から来日していて、高遠や白馬村、東京に滞在し、15日に帰国する予定。
高遠中学校では今後、日本大使館を通じて、手紙のやり取りなどを行い、交流を続けていきたいとしている。 -
上牧区2分の1成人式
子ども達の10歳の節目を祝う「2分の1成人式」が10日、伊那市の上牧研修センターで行われた。
伊那北小学校に通う上牧地区の4年生10人とその保護者が参加して節目の歳を祝った。
2分の1成人式は学校単位で行っているところが多い中、上牧では育成会が、子ども達に地区での思い出を残してもらい、愛着をもってもらおうと毎年行っている。
式の中では、子ども達が将来の夢や、未来の自分への手紙を発表した。
子ども達は「理科の先生になりたい」「ネイルアーティストになりたい」など夢を発表していた。
また、思い出の品や手紙を詰めたタイムカプセルを、上牧八幡宮の境内に埋めた。
育成会の北原政彦会長は「地区での行事が減り、思い出づくりの機会も少ない。自分たちの育った場所でさまざまな体験をして、良い思い出を作ってもらいたい」と話していた。
タイムカプセルは10年後、子ども達が20歳になった時に開けることになっている。 -
南箕輪村営プール祈願祭
明日から今シーズンの営業が始まる南箕輪村大芝高原の村営プールで9日、安全祈願祭が行われた。
祈願祭には、プールを管理する大芝公園管理事務所のスタッフなど約10人が参加し、神事などを行った。
大芝荘の加藤 直昭支配人は、「来ていただくお客さんに楽しんでもらえるよう、安全管理に努めてほしい」と話していた。
昨シーズンの村営プールの利用者数は約5400人で、前の年より2000人ほど少なくなった。
管理事務所によると、天候が悪い日が多かったことなどが影響したという。
今シーズンの営業は10日から来月22日までで、初日は無料開放する。
営業時間は午前10時から午後4時までで、料金は大人300円、小中学生が200円となっている。 -
平成18年7月豪雨の復旧現場見学
伊那市の西春近南小学校の6年生は8日、平成18年7月豪雨で土石流被害のあった柳沢地域の復旧現場を見学した。
バスに乗って、子ども達がやってきたのは、前沢川の砂防工事現場。
豪雨で土石流が発生した前沢川では、えん堤工事が完了し、現在、川の流れをゆるやかにする床固め工の工事が行われている。
建設を行っている伊那建設事務所は、年に1回、管内の工事を一般にも見てもらおうと見学会を開いている。
今回は、土石流被害にあった柳沢地区の子どもも通う、西春近南小学校の児童を対象に見学会を開いた。
18年豪雨はどのような災害だったのか、また復旧工事がどのように進められているか、現場を見ながら説明が行われた。
前沢川の砂防工事は、総事業費4億5000万円ほどで、今年9月ごろ、概ねの工事が完了する予定。 -
新館長の武井文一さん就任あいさつ
伊那市高遠町の信州高遠美術館の新しい館長となった武井文一さんが8日伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に就任のあいさつをした。
武井さんは伊那市高遠町出身の61歳で信州大学教育学部卒業後、 農協の職員となった。
平成2年に学芸員の資格をとり、平成5年から信州高遠美術館の職員として勤務してきた。
今月開かれた伊那市教育委員会定例会で、新しい館長に決まり今日、白鳥市長に就任のあいさつをした。
武井さんは「多くの人が美術館に足を運んでくれるような企画を考えていきたい」と話していた。
信州高遠美術館は平成4年に開館し、武井さんが3代目の館長。 -
橋爪まんぷさんの花スケッチ展
伊那市の漫画家、橋爪まんぷさんの花スケッチ展が8日から、ベルシャイン伊那店で開かれている。
会場には、庭の花、野の花、里山の花など身近にある花を描いた作品が並んでいる。
作品数は、「花」の語呂合わせで87点。
橋爪まんぷさんは、毎年ベルシャイン伊那店で展示会を開いていて、今年は花の作品を展示した。
作品は水彩画で、花だけを描いたもの、花と風景を描いたものなどがある。
作品の題名も、花の名前のほかに四字熟語などが書き添えられている。
橋爪まんぷさんの花スケッチ展は13日(火)まで、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれる。 -
長谷地区で高齢者交通安全推進大会
9ヶ月の間に交通事故により2人の高齢者がなくなった伊那市の長谷地区で、8日、高齢者を対象にした交通安全推進大会が開かれた。
130人の長谷地区の高齢者が、気の里ヘルスセンターに集まった。
長谷地区では、去年9月に、市外の若者が運転する車と、地元長谷の高齢者が運転する車が衝突し、75歳の男性が死亡する事故が、また今年5月に高齢者が運転する車が、美和湖に転落し、助手席の77歳の女性が死亡する事故が発生している。
この状況を改善しようと、大会が開かれた。
講師は、伊那警察署の宮尾雅彦交通課長が務めた。
宮尾さんは、体を動かす体操を紹介しながら、普段と違う動きをすると反応が遅れることなどを高齢者に説明していた。
大会では、伊那市高齢者クラブ長谷地区連合会・女性部長の伊藤 俊子さんが、シートベルトを必ず着用する、夜間歩行するときは、夜光反射材をつけるなどの大会宣言をした。
また、最後には、参加者全員で、交通安全を誓うシュプレヒコールを挙げていた。 -
放置自転車に警告札
箕輪町は7日、町が管理するJRの駅駐輪場で、放置自転車に持ち帰りを促す警告札を取り付けた。
放置自転車の整理は、毎年夏休み前のこの時期に町が行っている。
駐輪場は、木ノ下、伊那松島、沢の3駅。
作業は、町の職員や警察、区の役員が行った。
長期間置かれていると思われるものに、持ち帰りを促す札を取り付けていった。
警告札を取り付けた自転車は、木ノ下駅で13台、伊那松島駅で15台、沢駅で6台の合わせて34台。
箕輪町では、20日までに持ち帰りされない自転車は、21日に警察や駅関係者の立ち会いのもと撤去作業を行う。
撤去された自転車は、3か月間町が保管し、所有者などを調べ連絡しても取りに来ない場合や所有者が分からない場合は処分される。 -
市営住宅からの暴力団排除の協定を締結
伊那市と伊那警察署は8日、市営住宅からの暴力団員排除について連携する協定を締結した。
伊那市役所で協定の調印式が行われ、白鳥孝市長と依田公雄伊那警察署長が協定書を取り交わした。
伊那市では6月30日に、市営住宅から暴力団員を排除することを定めた条例が施行された。
これを受け今回、協定が締結された。
協定内容は、暴力団員かどうか確認のための情報提供、暴力団員を退去させる場合の支援などとなっている。
これにより伊那警察署管内の4市町村すべてが伊那警察署と協定を締結した。 -
伊那消防組合規律訓練
伊那消防組合の規律訓練が6日、伊那市の市民体育館で行われた。
訓練は、消防活動の基礎となる動作などを再確認しようと毎年この時期に行われている。
伊那消防組合管内の署員合せて70人が参加し、訓練では回れ右などの基本動作やさまざまなパターンの整列を繰り返し行った。
消防署員らは、一つひとつの基本動作を確認しながら訓練を行っていた。
伊那消防組合では、秋に大規模な災害を想定した訓練を行う計画という。 -
消防関東大会出場チーム激励会
14日に神奈川県で開かれる関東消防救助技術大会に出場する伊那消防署の引揚救助チームの激励会が7日、伊那消防署で開かれた。
伊那消防組合長の白鳥孝伊那市長らが見守る中、実技を披露した。
引揚救助チームは、6月19日に長野市で開かれた県消防救助技術大会で優勝し、伊那消防署では7年ぶり2回目の関東大会出場を決めた。
引揚救助訓練は、5人1組で地下にいるけが人などを救助するという想定で行われる。
7メートルの壁を下り、ケガ人を救助して上に登るまでの時間を競う。
関東大会の引揚救助訓練の部には24チームが出場する予定で、上位6チームが全国大会に出場できるという。
白鳥組合長は「練習の成果を発揮して、ぜひ全国大会に出場してほしい」と激励していた。
関東大会は、14日に神奈川県厚木市で開かれる予定。 -
南箕輪村中部保育園で七夕集会
7月7日の七夕に合わせて7日、南箕輪村の中部保育園で七夕集会が開かれた。
園児約170人が集まり、七夕に関する話を聞いたり、スライドを見たりした。
七夕の飾りつけの前には、ダイコンやキャベツなどの野菜が並べられ、加藤正子園長が今年の豊作を願う風習について説明していた。
七夕集会ではほかに園児の代表が願い事を発表した。
園児らは、サッカー選手になりたい、ケーキ屋さんになりたいなど将来の夢を発表していた。 -
医師が救急車に同乗し訓練
医師と消防署の救急隊員が連携を図ろうと、伊那消防署で6日から、救急車に医師が同乗し、搬送する実習が行われている。
これは、医師に救急現場を知ってもらい、救急隊員は医師の対応を学び今後に生かしていこうと、その年に伊那中央病院の地域救急医療センターに配属された救急医と研修医を対象に毎年行われている。
実習では、医師が実際に出動する救急車に同乗し、現場へ出動する。
6日は夕方まで救急車の出動がなかったため、救急車に備えられている機器を確認したり、人形を使った救急処置の訓練に参加した。 -
チョウゲンボウの放鳥
先月西箕輪などで保護された希少なタカ、チョウゲンボウが6日、南箕輪村の南箕輪小学校で自然に帰された。
保護した野鳥を放鳥する取り組みは、普段なかなか見られない希少な野鳥を、子どもたちに見てもらおうと上伊那地方事務所が行っている。
県では野生傷病鳥獣救護ボランティア事業として傷ついて弱った野生鳥獣を保護し再び野生へ帰す取り組みを続けている。
この日、県野生傷病鳥獣救護ボランティアの小口泰人さんが1年生にチョウゲンボウについて話をした。
小口さんは「チョウゲンボウは、絶滅のおそれがある野生動物となっている」と話していた。
放鳥したチョウゲンボウは、先月、伊那市西箕輪で2羽、辰野町で1羽保護され、小口さんのもとで、自然に帰れるまでになった。
小口さんが1羽1羽、手放すとチョウゲンボウは元気よく飛んだ。
子ども達は、飛んで行くチョウゲンボウをじっとみつめていた。 -
箕輪町消防団
箕輪町消防団のポンプ操法・ラッパ吹奏大会が4日、役場駐車場で開かれた。
大会には、町内6つの分団から250人が自動車ポンプの部、小型ポンプの部、ラッパ吹奏の部の3つの部門に出場した。
このうち自動車ポンプの部では、各分団ごと補欠も含め8人が速さと正確さを競った。
練習は、5月末から毎日、午前5時から6時半まで行なってきたという。
時おり日差しが照りつける蒸し暑い一日となったが、団員たちは、きびきびとした動作で日ごろの訓練の成果を発表していた。
大会の結果、自動車ポンプの部は、長岡・南北小河内の第6分団が、小型ポンプの部は、松島・中原の第3分団、ラッパの部は、下古田・上古田・富田・中曽根の第2分団が優勝した。 -
青葉の会写真展
上伊那の写真愛好家でつくる「青葉の会」の作品展が、伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」で開かれている。
写真展では雪解けの北アルプスと一面に咲いた菜の花を写した作品のほか諏訪大社御柱祭の氏子たちを写したもの、池田町のヤマザクラを写したものなど、さまざまな作品18点が展示されている。
青葉の会は、上伊那を中心とする写真愛好家でつくるグループで、現在は60代から80代の18人で活動している。
多くの人に自分たちの作品を見てもらおうと毎年みはらしの湯で作品展を開いている。
今回は、会員それぞれが各地で撮影してきた作品1点を持ちよった。
作品展は今月末まで、みはらしの湯で開かれている。 -
浴衣姿で窓口対応
七夕を前に、JA上伊那では、職員が浴衣姿で窓口対応をした。
JA上伊那では七夕に合わせて浴衣での窓口業務を行っている。
このうち伊那市の伊那支所では、6人の職員が浴衣姿で接客を行っていた。
伊那支所では10年ほど前からこの時期に浴衣での接客を行っていて、ある職員は「普段とは違って、新しい気持ちになれる」と話していた。
支所では、七夕飾りが飾られていて
短冊に願いを書いた人には、ジュースとお菓子がプレゼントされた。
伊那支所では、浴衣での窓口対応を7日も行う。 -
伊那市と上田市の諏訪形区同士が交流
伊那市西春近諏訪形区は4日、上田市の諏訪形自治会を招待し、諏訪形集落センターなどで交流会を開いた。
伊那市西春近諏訪形と上田市の諏訪形会は、同じ名前の自治組織として、1979年昭和54年に友好提携していて、今年で31年目になる。
1年おきに交互に訪問し、お互いの事業について理解を深め合っている。
今回は、伊那市が招待する番で、上田側からは24人が訪れた。
一行は、小林良幸区長の案内で、秋の建て御柱で使う1の柱を見学し、近くにある諏訪神社を参拝した。
上田市諏訪形区は、市南部の千曲川左岸の地区で、戸数は800戸ほど。地区内に諏訪神社はあるが、御柱の行事は行なわれていないという。
一行は、地区内の見学を終えると諏訪形集落センターへ。伊那市諏訪形の市民が歓迎の拍手で出迎え、交流会が始まった。
伊那市諏訪形の小林区長は、「この友好関係が末永く続くことを願いたい」と歓迎のあいさつをすると、上田市諏訪形の宮下修身自治会長は、「地域を挙げて今真田幸村のNHK大河ドラマ化に取り組んでいる」として協力を求めていた。
乾杯の合図で懇親会が始まると、会場は一気に和み、酒を酌み交わしながら、お互いの近況報告や、地域の自慢や課題などの話題で盛り上がっていた。 -
深妙寺アジサイ見ごろ
アジサイ寺として知られる伊那市西春近の深妙寺では、アジサイが見ごろを迎えている。
深妙寺には、200種類2500株のアジサイが植えられている。
これは、現住職重盛快典さんの母、故・登美子さんが30年ほど前から植え始めたもので、現在は住職が引き継ぎ、檀家の協力を得ながら管理している。
境内には、33体の観音像が配置されていて、訪れた人達は、観音像を巡りながらアジサイを楽しんでいた。
深妙寺によると、今年の花の見ごろは例年並みで、7月中旬まで楽しめるという。 -
堤防決壊想定し緊急対策訓練
出水期を迎え、天竜川上流河川事務所は5日、堤防が決壊した場合の緊急対策を考える訓練を行った。
天竜川上流河川事務所の職員15人が訓練に参加した。
訓練は、下伊那郡高森町で天竜川の堤防が決壊したとの想定で行われた。
職員は、堤防決壊の拡大を防ぐための方法や、応急的な復旧堤防を造る工法を、地図などを見ながら検討した。
訓練は、平成18年の豪雨により箕輪町で天竜川の堤防が決壊したことを受け、翌年の平成19年から毎年行われている。
職員は、堤防の決壊場所に運び込むブロックの数、搬入のための道路や作業スペースの確保など、適切な対応ができるよう考えていた。
天竜川上流河川事務所では、「堤防決壊の頻度は高くないが、起きた場合は被害が大きい。日頃から訓練して、万一のときに迅速に対応できるようにしたい」と話していた。 -
7月のクリスマス楽しむ
南半球の国、オーストラリアの夏のクリスマスを体験するイベントが3日、南箕輪村大芝高原で開かれた。
上伊那周辺に暮らす日本人や県内在住の外国人ら約40人が参加した。
今回のイベントは、上伊那地方事務所の国際交流員、オーストラリア出身のソリン・リッジウェイブラウンさんが計画した。
オーストラリアでは、12月と7月の2回、クリスマスを楽しんでいるという。
そこで、夏のクリスマスを知ってもらおうと今回、ソリンさんが母国の料理や歌を紹介した。
オーストラリアのバーベキューは、食パンにソーセージと焼いた玉ねぎをのせ、ケチャップをかけて食べる。
また、カンガルーのミートボールも用意され、参加者は初めての味を堪能していた。
参加者は、英語でクリスマスの歌を歌い、夏のクリスマスを楽しんでいた。 -
市民踊りオープンレッスン始まる
8月の伊那まつり市民踊りに向けて、3日からオープンレッスンが始まった。会場内は、本番さながらの熱気に包まれていた。
オープンレッスンは、おどり振興会が毎年まつり前に開いていて、インストラクターが市民の指導にあたっている。
午後7時から市役所でダンシングオンザロードのドラゴン踊りのレッスンがあり、70人ほどが参加した。
参加者たちは、インストラクターから振付や足の運びなどの基本動作を教わった後、音楽にあわせて踊っていた。
小さい子どもの面倒を見ながら参加した若いお母さんグループも、会場の外で元気に踊っていて、早くもまつり本番の熱気であふれていた。
オープンレッスンは8月1日まで14回、市役所や勤労者福祉センター体育館、高遠町総合福祉センター、長谷公民館の4会場で行われる。
振興会では、「申し込みなどは必要ないので、気軽に参加してほしい」と呼びかけている。 -
大芝高原 七夕灯ろうまつり
300基近い手作り灯ろうが並ぶ「七夕灯ろうまつり」が3日夜、南箕輪村の大芝高原屋内運動場で行われた。
あいにくの雨となり、当初予定されていた多目的広場から屋内運動場に会場を移して開かれた。
「七夕灯ろうまつり」は、9年前に始まり、毎年村内の保育園や小学校、個人などが手作りした灯ろうを持ち寄る。
今年は、昨年より120基多い281基が並べられた。
灯ろうにはそれぞれ思い思いのデザインがされていて「ショベルカーに一人で乗りたい」「家族で仲良く過ごせますように」などの願い事が書かれているものもあった。
会場を訪れた人たちは、灯ろうのほのかな灯りが作りだす幻想的な雰囲気を楽しんでいた。 -
箕輪町の澄心寺で晋山式
新しい住職の就任の儀式「晋山式」が4日、箕輪町三日町の青雲山・澄心寺で行われた。
澄心寺の32代目の住職になったのは大興元展住職、本名・亀崎元展さん(29)。
地域の子ども達でつくる稚児行列と一緒に、寺へと続く参道を歩いた。
行列が境内に着くと、他の寺の住職達と一緒に澄心寺の中へと入っていった。
寺の中では、檀家や地域住民に見守られる中、元展住職が澄心寺の仏様にあいさつまわりをして住職就任を報告していた。
元展住職は「多くの人の支えがあって住職になることができた。先代達が守ってきた澄心寺の歴史をしっかりと継承していきたい」と話していた。
澄心寺で晋山式が行われたのは、先代の真祥住職の時以来、およそ18年振りだという。