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イエメンに旅立つ青年海外協力隊員の村田愛美さん表敬訪問
来年1月に中東のイエメンへ青年海外協力隊の体育指導員として派遣される伊那市出身の村田愛美さんが15日、伊那市の小坂樫男市長を表敬訪問した。
村田さんが派遣されるイエメンでは、宗教上の理由から女性への体育教育が十分に行われてこなかった。
そのため、村田さんは現地で女性への体育教育普及に取り組む。
村田さんは、「ずっとバスケットボールをしてきたので、イエメンでもバスケットボールをしたい。文化の違いなどもあると思うが、いろいろな経験を積んで、それを帰国してからの活動に反映させていきたい」と話していた。
村田さんは来年1月5日にイエメンへと出発し、2年間、現地で活動する予定。 -
インフルエンザ県内流行の兆し
長野県の感染症情報によると、県内のインフルエンザ患者の届出が増え、流行の兆しが見られるという。
県では、今後さらに感染が広がると見ていて、手洗い、うがいなどの予防に努めるよう呼びかけている。 -
国道県道夜間特別パトロール
道路に取り付けられている照明設備などを点検する夜間特別パトロールが16日、伊那市で行われた。
年末年始に向け交通量の増加が予想されることから、交通事故防止などを目的に伊那建設事務所が実施した。
この日は職員18人が3つのグループにわかれて、管内の国道153号など29路線、944カ所を点検した。
パトロールでは道路沿いの照明が切れていないか、また道路標識、反射板などの設置状況などを確認していた。
今回のパトロールで82個の照明が切れていることが確認されたため、伊那建設事務所では年内に電球の交換や修理を行うことにしている。 -
漆戸醸造で女子大生が研修
伊那市の漆戸醸造で、東京農業大学の学生が酒づくりについて学んでいる。
酒づくりを学んでいるのは、東京農業大学応用生物科学部、醸造科学科3年の渡辺瞳さんと松本早央里さんの2人。この日は2人は米と麹、水をまぜる、仕込み作業をお行った。
実習は酒づくりの現場を知ることで、実情を学び今後の学習に役立てようと東京農業大学が全国の醸造所でおこなっているもの。漆戸醸造の正彦社長は東京農大の卒業生ということで、研修生の受け入れをしている。
酒づくりは今が最盛期ということで力のいる作業に汗を流していた。
実習は26日までで、その間学生らは酒づくりについての工程を学ぶほか、製品の袋づめ、販売なども予定している。 -
第1回みのわ祭り実行委員会
箕輪町のみのわ祭り実行委員会が16日夜開かれ、来年のみのわまつりについて意見を交わした。
祭りの活性化を目指そうと今年のみのわ祭りから、民間と行政が協働で祭りを運営しており、今年も公募により集まった各種団体や一般など26人が、来年の祭りに向け準備を進める。
また、今年はよりよい祭りを目指そうと例年より4カ月早く実行委員会を発足。第1回の実行委員会では、役員の選出があり、今年の祭りの会長を務めたみのわ手筒会会長の唐澤修一さんを再任した。
唐澤さんは「みなさんと一緒に2009年のみのわ祭りが成功できるよう努力していきたい」と語った。
2009みのわ祭りは来年7月25日(土)に国道153号バイパスで実施する。
今後は2008年のまつりの反省を踏まえ組織や花火。 警備体制等について検討していく。 -
伊那図書館でクリスマスリースづくり
伊那市の伊那図書館で14日、大人から子どもまで20人ほどが参加し、クリスマス用のリース作りが行われた。
この講座は、伊那図書館にある大きなツリーを飾るときに切った枝を有効利用しようと企画。講師は、伊那図書館の平賀研也館長が務めた。
参加者は、枝を丸い形にしたあと、リボンや松ぼっくり、また、家から持ってきた飾りなどを使い、思い思いにリースをデザインした。
ある参加者は「初めてリース作りに挑戦しました。なかなか思うようにできないけれど、とても楽しかったです。」と話していた。 -
留学生との交流パーティー
日本に来ている留学生と交流を深めるパーティーが14日、伊那市東春近の春近郷ふれ愛館であった。留学生を受け入れている家庭や、学校の生徒など100人ほどが集まり、交流を深めた。
交流会は、高校生の交換留学を支援しているAFS(エイエフエス)南信支部が開いたもので、フィリピンやスウェーデンなどから17人の留学生が参加した。
留学生による自己紹介のあと、音楽などの発表があり、タイ出身のボングコット・スィリニランドさんは、お客様を歓迎するタイの踊りを披露した。
参加者は、珍しい踊りや衣装に見入っていた。 -
留学生との交流パーティー
日本に来ている留学生と交流を深めるパーティーが、14日、伊那市東春近の春近郷ふれ愛館で開かれた。
会場には、留学生を受け入れている家庭や、学校の生徒など100人ほどが集まった。
交流会は、高校生の交換留学を支援しているAFS南信支部が開いたもので、フィリピンやスウェーデンなどから17人の留学生が参加した。
交流会では、留学生による自己紹介のあと、音楽などの発表があった。
タイ出身のボングコット・スィリニランドさんは、客を歓迎するタイの踊りを披露した。
参加者は、珍しい踊りや衣装に見入っていました。 -
クリスマスリースづくり
伊那市の伊那図書館で14日、クリスマス用のリース作りが行われ、大人から子どもまで20人ほどが参加した。
この講座は、伊那図書館にある大きなツリーを飾るときに切った枝を有効利用しようと企画された。
講師は、伊那図書館の平賀研也館長が務めた。
参加者は、枝を丸い形にしたあと、リボンや松ぼっくり、また家から持ってきた飾りなどを使い、思い思いにリースをデザインしていた。
ある参加者は、「初めてリース作りに挑戦しました。なかなか思うようにできないけれど、とても楽しかったです」と話していた。 -
母親対象の再就職準備セミナー
再就職を希望する母親を対象にした「再就職準備セミナー」が16日、伊那市役所で開かれた。
就職を希望している母親は、さまざまな不安や悩みを抱えているとして、この講座は、それを少しでも解消してもらおうと、県内各地で開かれている。
講師は、松本市の再就職支援などを行う会社の社長を務める伊藤かおるさん。
伊藤さんは、子育てと仕事の両立について自身の経験を交えて話し、時間の使い方と頑張りすぎないことをポイントとして挙げた。
時間については、「自分の時間」「家事の時間」「子どもとの時間」と、気持ちも一緒に切り替え、後悔しないように使うことが大事だと説明した。
また、「育児や仕事など、なんでも完璧に頑張ると苦しくなるだけだ」として、「周りの人に手伝ってもらったり、時には諦めることも必要」と話していた。
再就職を考える参加者に伊藤さんは、「社会に置いて行かれないよう、情報にアンテナを張っていてください」と呼びかけた。 -
こどもたちのクリスマス会
入園前の小さな子どもを対象にしたクリスマス会が16日、伊那市のいなっせで開かれた。
クリスマス会は、子育て支援グループ・子どもネットいなが開いたもので、300人ほどの親子が歌やパネルシアターなどを楽しんだ。
最後にサンタクロースが登場すると、子どもたちは不思議そうにじっと見つめていた。
サンタさんと子どもたちは、クリスマスの歌を一緒に歌っていた。
帰りには、一人一人プレゼントをもらい、一足早いクリスマスを楽しんでいた。 -
旭日単光章受章 有賀正さん祝賀会
今年の春の叙勲で旭日単光章を受章した南箕輪村の有賀正さんを祝う会が14日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれた。
祝賀会には180人ほどが出席し、有賀さんの受章を祝った。
有賀正さんは76歳。昭和62年から平成19年まで、20年に渡り、西天竜用水路を管理する上伊那郡西天竜土地改良区の理事長を務めた。
在職中は、用水路へ水を送る施設・宮所サイフォンの建設や、用水路の改修工事などを行い、その功績が認められた。
西天竜用水路の通る4市町村を代表して、伊那市の小坂樫男市長は、「用水路のために大変御苦労いただいた。長きに渡るその思いを皆で受け継いでいきたい」と、労をねぎらった。
有賀さんは、「無我夢中でやってきた。ご指導いただいた多くのみなさんのおかげで仕事を成し遂げられた。本当に感謝したい」と謝辞を述べた。 -
ふれあい昔の遊び
箕輪町木下で14日、昔の遊びを楽しむ会が開かれた。
木下公民館には、木下区の子どもやその親などが集まった。
これは、子どもたちに昔の遊びを体験し、大勢で遊ぶ楽しさを知ってもらおうと、木下区の育成会などが毎年開いている。
この日はまず、みんなでおしくらまんじゅうや座布団取りゲームなどをして楽しんだ。
その後、コマ回し、あやとり、手作りブーメランなどで遊んだ。
子どもたちは、次々と遊ぶ場所を変えながら、昔の遊びを楽しんでいた。
また、子どもたちが遊んでいる間、調理室では、区の長寿クラブなどが昔のおやつ「やしょうま」を作った。
やしょうまは、米の粉と砂糖で出来ているもので、子どもたちは帰りにお土産として持ち帰った。 -
青島地域交流センター安全祈願祭
伊那市美篶の青島公民館の老朽化に伴い建て替え工事の安全祈願祭と起工式が16日、現地で行われた。
青島公民館は、43年前の昭和40年に建てられ地区の憩いの場などとして利用されてきた。
老朽化に伴い、国の補助を受け、これまであった青島公民館の敷地に建設される。
この日は、地元の関係者をはじめ建設業者など20人が集まり工事の安全などを祈願した。
新しい建物は、木造カラー鉄板葺き平屋建てで、延べ床面積はおよそ285平方メートル。総事業費は約5千万円となっていて、今年度中の完成を目指す。
柱やこし板などに使われる木材は青島の区有林のヒノキが使用される。
式の中で小坂樫男伊那市長は、「祖先が植えた木が、また青島地区の公民館としてよみがえる。これを機に青島地区のさらなる団結と発展を願いたい」とあいさつした。 -
不法投棄防止巡回パトロール
監視カメラ見学上伊那地区不法投棄防止対策協議会は16日、箕輪町に設置している不法投棄の監視カメラを見学した。
不法投棄防止対策の参考にするための見学で、上伊那8市町村の担当職員や県が委嘱している不法投棄監視連絡員、警察署員、上伊那地方事務所の関係者ら24人が参加した。
見学したのは、番場原に設置している監視カメラ。中部地方環境事務所が貸し出していて、10月から12月までの3カ月間設置している。
見学後、町地域交流センターで開かれた協議会で、箕輪町の担当者は、「明確な効果はないけれど、周知による抑止効果はあったと思う」と話した。
また、設置については費用や運用上のプライバシーなどの課題があることを説明していた。
参加者からは、「監視カメラの値段はいくらか」「夜に撮影した映像はどのように見えるのか」などの質問が出されていた。 -
しめ縄作りを楽しむ会
伊那市荒井区民対象のしめ縄教室が14日、開かれた。区民を中心に40人が参加。悪戦苦闘しながらしめ縄を作り上げた。
教室は毎年開かれており、楽しみにしている人も多いという。
荒井区の伊藤忠一さんが指導し、一人一つずつ玄関飾りを作成。ワラを上手になうには慣れが必要で、年1回の作業に悪戦苦闘する姿が見られた。
初めて参加したという女性は「家に飾るものくらいは、作ってみようと参加した。なうのに力がいるので、手が痛くなった。」と話していた。 -
年賀状受付始まる
新年まであと半月となり15日から、各地の郵便局で年賀状の受付が始まった。伊那市の伊那郵便局では年賀状用の特設ポストが設置され、年賀状を持参した人たちが、はがきを投函した。
年賀状の販売、配達などを行っている郵便事業株式会社伊那支店によると、辰野町から宮田村の郵便局で15日現在までに販売された年賀状の総数は約5万枚。
すでに昨年の73万枚を上回っている。
若者を中心に年賀状離れが進む傾向にあるが、年代の高い人ほど、1年の節目として年賀状を出す人も多いという。
例年、年末の数日間に年賀状の投函が殺到するため、郵便局では早めの投函を呼びかけている。
今月25日(木)までに出した年賀状は、来年1月1日に届けられる。
年賀状の受付は来年1月7日(木)まで。 -
箕輪町で子育て応援カード発行式
箕輪町に暮らす、15歳以下の子供を持つ世帯に配られる、子育て応援カードの発行式が15日、箕輪町役場であった。
この日は利用者を代表して、林みどりさん、愛花ちゃん親子、有賀美津子さん、泰徳くん親子にカードや協賛事業所マップ、記念品などが贈呈された。
箕輪町子育て応援カード事業は、町内の協賛する店で、買い物をする時に、カードを提示すると、割引などのサービスを受けられるもの。町では、15歳以下の子供を持つ世帯はおよそ2400世帯にカードを配布し、転入や子供を出産した場合には、役場で手続きをするとカードを発行する。
協賛事業所は、現在49社で、食料品店や雑貨店、理容・美容室、自動車販売会社、給油所など様々な業種が入っている。
平澤豊満町長は「49の事業者が協賛して頂いた。子供が健やかに育つ、応援の輪を広げていきたい」と語った。
町では今後も、町内の事業所に協力を呼びかけ、協賛事業所を増やしていきたいとしている。 -
新しい消防ポンプなど入魂式
伊那市は8日、新しく購入した小型動力消防ポンプとポンプを載せる積載車の入魂式を市役所で行った。
この日は、この小型ポンプや積載車が配備される伊那市消防団の藤沢分団と長谷分団の関係者が出席し、入魂式が行われた。
伊那市では毎年、古くなった小型ポンプや車の更新を行っていて、今回は購入から20年近く経った藤沢分団の積載車2台と、長谷分団の小型ポンプ3台を更新することにした。
伊藤仁団長は「今回更新した地域はいずれも山間地で、消防団は住民に頼りにされている。団員には機材に早く慣れ、どんな時も迅速に対応できるようにしてほしい」と話した。
今回購入した積載車は1台およそ180万円、小型ポンプはおよそ150万円で、総額およそ800万円。 -
子育て支援センターでクリスマスコンサート
親子で音楽を楽しんでもらおうと13日、伊那市の上の原保育園でクリスマスコンサートが開かれた。
市内に住む下平朋彦さん、玲夏さん夫妻と、その音楽仲間の山浦みずほさんが保育園を訪れ、クリスマスソングやクラシックの代表曲などを披露した。
コンサートは、上の原子育て支援センターが子育て講座の一環として開いた。
子育て講座の内容は毎月さまざまだが、今回はリクエストの声が多かったミニコンサートを、クリスマスに合わせて開いた。
歌やピアノを披露した下平冷夏さんは支援センターの利用者でもあり、「子連れだとなかなかコンサートに行くのは難しい。お子さんと一緒に、お父さんやお母さんにも気軽にコンサートを楽しんでもらいたい」と話していた。 -
クリスマスお楽しみ会
クリスマスまであと10日あまり。伊那市内では、クリスマス会やコンサートが開かれ、会場に集まった人達は、一足早くクリスマスムードを楽しんでいた。
伊那市の伊那市民会館では、子どもたちがアイデアを出した「クリスマス会」が開かれた。
このクリスマス会は、子どもたちの交流の場にしようと、ボーイスカウトやガールスカウト、小中学生を対象に活動体験をしているグループなどで作る実行委員会が開いたもので、今年で42回目となる。
会場には、地域住民およそ400人が訪れ、ゲームやリズム体操、劇などを楽しんだ。
このうち、ガールスカウトのメンバーらは、リズム体操を披露した。アニメ映画の主題歌が流れると、ガールスカウトのメンバーの振り付けに合わせ、会場の子どもたちも一緒に体を動かしていた。
実行委員長の丸山宏一さんは、「少子化などにより参加する子どもも少なくなりつつあるが、クリスマスのいい思い出にしてほしい」と話していた。 -
保科正之のNHK大河ドラマ化実現へ
上伊那地区議員連盟設立保科正之のNHK大河ドラマ化実現へ向け、上伊那の市町村議員有志で作る議員連盟が13日、発足した。
伊那市役所で開かれた上伊那地区保科正之公NHK大河ドラマ化実現議員連盟の設立総会には、上伊那8市町村の議員およそ80人が出席した。
議員連盟は、保科正之の功績を称え、大河ドラマ化実現により上伊那地域の活性化を図る目的で、市町村議会の全議員114人が名を連ねている。
設立総会では役員の選出が行なわれ、原浩伊那市議会議員が会長に選ばれた。
原会長は、「議員連盟の果たす役割は一部だが、テレビから映像が流れる夢を追い、実現に向け協力し活動していきたい」とあいさつした。
議員連盟では、保科正之生誕400年にあたる2011年のドラマ化実現に向け、伊那市観光協会などと協力し、署名活動やNHKへの要請活動を行う計画。 -
秋葉街道全線踏破へ
道普請隊メンバーが秋葉神社目指し出発13日から3日間かけて、静岡県まで続く秋葉街道を全線踏破しようと、秋葉街道道普請隊のメンバーらが午前5時、伊那市長谷の分杭峠を出発した。
一行は午前8時半に大鹿村役場に到着すると、メンバー代表の伊那市長谷の中山晶計地域自治区長が、小坂樫男市長から預かった秋葉街道の復興と、沿線地区としての交流振興を呼びかける親書を大鹿村の中川豊村長に手渡した。
静岡県浜松市の秋葉神社まで続く秋葉街道は、江戸時代に参拝の道として、また塩の輸送路として盛んに使われていた道で、全長およそ140キロある。
その昔、長谷地域の人たちは12月15日から開かれる秋葉神社の火祭りにあわせ、秋葉街道を歩き、参拝したと言われている。
今回の秋葉街道全線踏破は、街道の長谷部分が先月開通したことから、その火祭りに合わせて行われた。
沿線の自治体に街道の復興を呼びかけながら、3日間かけて秋葉神社へと向かう。
3日間で歩く距離はおよそ120キロで、一行は15日に秋葉神社に到着し、火祭りに参加する予定。 -
西箕輪新保育園建設用地視察
伊那市西箕輪地区の住民でつくる「保育園あり方検討委員会」は13日、新しい保育園の建設用地視察会を開いた。
小学校や保育園の保護者などおよそ40人が集まり、建設予定地である西箕輪小学校西側の学校林を見学した。
視察会は、地域の人たちに建設予定地を見てもらい、意見を聞こうと企画した。
視察では、西箕輪南部保育園の保護者から「新保育園の建設地は南部保育園に近く、南部の園児が少なくなると不安を感じている保護者も多い。新保育園の建設はやむをえないが、2園体制は守ってほしい」とする意見が出た。
これに対し、検討委員会の赤沼利光委員長は「南部保育園の充実を図り、2園体制を堅持していきたい」と話した。
また市も、新保育園の定員数を制限するなどして、南部の園児数を確保したい竏窒ニしている。
西箕輪地区はこれまで、地区内にある3つの保育園のあり方を検討してきた。
その結果、園舎の痛みが激しい大萱保育園と、園児数が少ない北部保育園を統合し、定員数を満たしている南部保育園は残す形で統廃合する方針を了承し、1年かけて新保育園の建設場所を検討してきた。
今後は、来年6月ころまでに建設委員会を発足し、具体的にどんな保育園にするかを検討していく。
新保育園の運営開始目標年度は、3年後の平成23年度となっている。 -
箕輪交番に支援物資贈呈
箕輪町警部交番連絡協議会は10日、栄養ドリンクやカップ麺などを箕輪町警部交番に贈った。
これは犯罪が増える年末を前に交番所員を激励しようと行われた。
小林紀玄会長から倉田千明所長に栄養ドリンクやカップ麺のほか切り餅が手渡された。
協議会では会が発足した13年前から毎年夏と冬に激励の品を贈っている。
倉田所長は「心遣いに感謝します。年末にかけて犯罪や事故が増えてくるが住民の安全を守るため、警戒を強化していきます」とあいさつした。
窃盗など箕輪町内での犯罪は11月末現在で154件発生していて、去年の同じ時期と比べ3件増加している。
また人身事故は95件で2件増加し、それに伴うケガ人は118人で8人減少している。 -
変わり雛 岩月人形センターに登場
その年の世相を反映する変わり雛6点が、南箕輪村の岩月人形センターに登場した。
猛暑に参った様子のサラリーマンと強風で身動きのとれない女性を表現した異常気象雛。
メタボ体型の男女が運動に励むメタボ追放雛。今年4月からメタボリックシンドロームの健診が義務化されました。
責任を追及されうなだれるブッシュ大統領と相次ぐ値上げに困惑する主婦を表現した世界経済危機雛。
麻生首相と秋葉原のシンボルとして知られるメイド姿の女性を表現した政局混乱雛。
金メダルを獲得した水泳北島選手と女子ソフトボール上野選手の北京五輪金メダル雛。
タレント羞恥心・つるの剛士とスザンヌを表現したおばかキャラ雛。
今年1年の世相を反映したこの変わり雛は、年明けまで南箕輪村の岩月人形センターで展示されている。 -
仲仙寺名誉住職師田賢説さん講演
「戦争と人間の命」語る「戦争と人間の命」テーマにした講演会が12日、伊那市の西箕輪公民館で開かれた。
講師は、伊那市西箕輪羽広にある仲仙寺の名誉住職、師田賢説さんが務め、自身の戦争体験などについて話した。
師田さんは現在90歳。昭和16年22歳の時に小学校の教諭をしていたが、兵役により旧日本軍に入隊した。
翌年の昭和17年には、任務でベトナムへ行き、その後、太平洋南部に位置するニューギニア島で終戦を迎えた。
ニューギニア島で食糧がなくオタマジャクシを食べたことや、終戦から3日後に戦争の終わりを知ったことなどを話した。
また師田さんは、殺人事件や虐待、いじめなど最近、命が粗末にされている事について、「自分の考えを通す気持ちが強くなり、助け合う気持ちが薄らいでいる。理解し認め合う事から平和が生まれる」と話していた。
訪れた人たちは、師田さんの話に耳を傾けていた。 -
赤そばの里育成に寄付
箕輪町で開かれているイルミネーションフェスタみのわ2008の関係者が12日、開幕の日に募った赤そばの里育成の募金を箕輪町に届けた。
イルミネーションフェスタイベント委員長の山口元樹さん、辰野青年会議所の漆戸豊徳理事長ら4人が町役場を訪れ、山口委員長が平澤豊満町長に募金を手渡した。
フェスティバルでは、開幕の日に無料で赤そばなどをふるまった。
上古田地区の有志による信州みのわそば打ち会が赤そばを400食、辰野青年会議所が赤そばのすいとん200食を用意した。
そばの材料として町から赤そばの実40キロを無料提供してもらったことから、赤そばの里育成のために会場で募金を呼びかけたという。
山口委員長は「皆さんからの募金を役立ててほしい」と話し、漆戸理事長は「地域の一助になればうれしい」と話していた。 -
エコ倶楽部がクリスマス飾り教室
宮田村町二区の梅が里ギャラリー手づくり屋に集まる主婦を中心にしたグループ「エコ倶楽部」はこのほど、クリスマス飾り教室を開いた。北割区の小田切嫩子さんを講師に、参加者はてづくりの良さを楽しんだ。
エコ倶楽部は身近なところから環境問題について考えようと廃油石鹸作りから始めた集まりだが、多くの人にも参加してもらおうと季節の楽しみも取り入れながら各種教室を開いている。
さらに手づくり家ではクリスマスキャンペーンを実施中。来店者にもれなく会員手づくりのクリスマスツリーかざり、2000円以上購入した人には特製のクリスマスツリービーズストラップをそれぞれプレゼント。まつぼっくりのクリスマスツリーづくりの無料体験もある。
14日午後1時からは山ぶどうのリースづくり教室を開催。南割区の三浦木工に集合し、剪定した山ぶどうの枝でリースをつくる。参加費は無料、雨天中止。硬いつるが切れるはさみ、軍手を持参する。
21日午前10時からは山ぶどうのつるで一輪挿しをつくる教室も。講師は塩尻市の田中のり子さんで、材料費2千円。要予約で定員は10人、会場は手づくり屋。
詳しくは手づくり屋の三浦さん090・3142・3691へ。 -
みろくそば祭り
伊那市高遠町の弥勒で7日、そば祭りが行われ、多くの人が打ちたてのそばを味わった。
この日は約500食のそばが用意され、家族づれなど多くの人が、今年の新そばを味わった。
このそば祭りは、地域で使われなくなった畑や田んぼを有効利用するためソバを育てている「みろくそばの会」が開いた。
会では今年8月に種をまき、草刈りなどを協力して行って10月に収穫をした。台風などの被害もなく、今年は出来が良いという。
そばを打つのも会員同士で教え合い、そば祭りでは、1食500円でふるまった。
12年前から毎年行っていて、年々訪れる人も増えているという。
みろくそばの会会長の池上裕敏さんは、「口コミの影響もあって毎年好評を頂いている。来年以降も変わらずに続けていきたい」と話していた。