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西部保育園 繭玉飾り
南箕輪村の西部保育園の園児は農作物の豊作を祈る飾りもの「繭玉飾り」を16日作りました。
この日は年長の園児32人が繭玉を作りました。
米粉2kgを使いお湯と混ぜて捏ね、ゆでた後に食紅を混ぜあわせ色を付けました。
途中、年中や年少の園児も見学に来ました。
園児たちはそれぞれ丸めて、用意した木に繭玉を飾り付けました。
西部保育園では今週末まで飾るということです。
また、作った繭玉の半分は年長の園児で食べました。
西部保育園では「いっぱい食べて元気に過ごしましょう」と話していました。
なお、これまでは地域住民を招いて鳥追いの行事「ほっぽんや」も併せて行っていましたが、地域住民の高齢化などを理由に繭玉作りだけになったということです。
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中曽根の獅子舞 4年ぶりに披露
地域や区民の今年1年の安泰や無病息災を願う、箕輪町中曽根の獅子舞が4年ぶりに披露されました。
14日は中曽根獅子舞保存会のメンバーおよそ30人が区内の八幡社や辻など5か所で獅子舞を披露しました。
最初に八幡社で舞を奉納しました。
中曽根の獅子舞は、箕輪町の無形民俗文化財に指定されていて「肇国の舞」や「剣の舞」など5つの舞で構成されています。
毎年小正月に行われていますが、新型コロナの影響で2021年から中止していて、今年は4年ぶりとなりました。
八幡社での奉納を終えると、地区内の辻で3か所で雌獅子2頭の舞合わせを披露しました。
それぞれの辻では、地域住民が集まり、獅子舞を見物していました。
舞が終わると集まった人たちは獅子に頭を噛んでもらい、今年1年の無事を願っていました。 -
北小河内漆戸常会で大文字建て
箕輪町北小河内漆戸常会に伝わる小正月の伝統行事、大文字建てが14日行われました。
朝8時、住民約20人が区内の辻に集まりました。
長さ約15mの柱に、色紙で作った花飾りや、太陽に見立てた赤い板、松や榊の枝を飾り付けました。
花飾りは、4年ぶりに住民で集まって作ったということです。
漆戸常会の大文字は、およそ260年前に天竜川の水害を鎮めるために始まったとされていて、町の無形民俗文化財に指定されています。
飾り付けが終わると一気に柱が建てられました。
漆戸常会の大文字は21日の午前8時におろされる予定です。 -
引持の獅子舞 地区の安泰願う
伊那市高遠町引持に伝わる「引持の獅子舞」が14日、地域住民に披露され、集まった人たちが地区の安泰や無病息災を願いました。
14日は引持生活改善センターで、4年ぶりに獅子舞が披露されました。
引持の獅子舞は獅子とひょっとこが一組となって舞います。
かつては朝まで飲み明かしながら日の出を待ち地区の安泰を願う「お日待ち」の行事で舞っていたということです。
現在は地区の30代から60代の住民ら22人で作る引持獅子舞保存会が行っています。
途中、ゆったりとした舞から荒々しい舞に変化します。
獅子が体についたノミを食べるユニークなしぐさもありました。
会場には地域住民約40人が集まり、今年一年の家内安全や無病息災を願っていました。
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TEC-FORCE隊員7人 能登半島地震の被災地に派遣
国土交通省天竜川上流河川事務所などは、能登半島地震の被災地の被害調査のため、緊急災害対策派遣隊テックフォースの隊員7人を、15日現地に派遣しました。
15日は、駒ヶ根市の天竜川上流河川事務所で出発式が行われました。
テックフォース隊員として被災地の石川県輪島市周辺に派遣されたのは、天竜川上流河川事務所から3人と三峰川総合開発工事事務所から1人、民間企業でつくる南信防災情報協議会から3人の合わせて7人です。
天竜川上流河川事務所では、発災翌日の2日から9日まで職員を派遣していて、今回は第2陣となります。
現地では、砂防堰堤施設の点検の他、土砂災害箇所の確認を行ったということです。
倒木や施設の亀裂などの被害が発生しています。
ドローンを使って上空から撮影した映像では、道路のひび割れや大規模な土砂流出をとらえていました。
天竜川上流河川事務所の吉田桂治所長は、「被災地の早期復旧のために、それぞれの技術力を発揮してきて欲しい」と激励しました。
第2陣として派遣された職員らは、砂防調査班として21日まで輪島市周辺で活動します。 -
御筒粥神事 今年の世の中は七分
今年の世相や農作物の出来を占う御筒粥神事が箕輪町の箕輪南宮神社で13日に行われ、今年の世の中は七分と結果が出ました。
午後5時ごろ、釜の中に米や小豆、37本の葦の茎を麻の紐で束ねたものを入れました。
御筒粥は五穀豊穣を願う伝統行事で炊き上げた葦の筒への粥の入り具合で今年の世相や農作物の出来、気候の37項目を占います。
2時間後の午後7時頃、葦が釜から引き上げられ、占いが始まりました。
占いの結果、今年の世の中は七分で去年より九厘下がりましたが、悪い結果ではなくまずまずということです。
極上となったのは農作物ではもろこしやさつまいも、トマト、気候では春となっています。
箕輪南宮神社では「幸せで健康な一年を過ごしてほしい」と話していました。 -
境高齢者クラブ 活動賞受賞を報告
伊那市高齢者クラブ連合会 境高齢者クラブはその活動が評価され全国老人クラブ連合会長表彰の活動賞を受賞しました。
5日は境高齢者クラブの大住正興会長と伊那市高齢者クラブ連合会の樋代義男会長、中村晴一事務局長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
境高齢者クラブは去年10月に開催された県シニアクラブ大会で活動賞を伝達されました。
境高齢者クラブには現在およそ30人が所属しています。
毎月、ニュースポーツや料理教室などの定例会を開催して活動している他、毎週、有志が卓球や麻雀を楽しんでいます。
それらの活動が評価され、全国老人クラブ連合会長表彰の活動賞を受賞しました。
白鳥市長は「これからも様々な行事を計画し、活動を続けていってほしい」と話していました。
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西箕輪上戸で大文字建て
伊那市西箕輪上戸で今年1年の家内安全、五穀豊穣を願う小正月の伝統行事大文字建てが14日、行われました。
朝5時、合図の太鼓が打ち鳴らされます。
14日の伊那地域の最低気温はこの冬一番となる氷点下8.7度となりました。
色紙でつくった巾着を手にした住民が次々と区内の三ツ辻に集まってきます。
午前5時半過ぎ、大文字建てが始まります。
50人余りが集まり、長さおよそ13mの柱を担ぎだします。
その柱の中ほどに無病息災などと書かれた飾り箱や各戸で作った巾着を飾ります。
さらにその上には酒樽や御幣、最上部には紙で作られた花を取り付けます。
大文字は、地区の辻に飾り付けをした柱を建て、1年間の無病息災などを願う西箕輪上戸の伝統行事です。
過去に一度、この行事を中止したところ、村に疫病が流行したことがあり、それを機に1年も欠かすことなく行われているということです。
飾り付けが終わると、ロープで引っ張りながら慎重に柱を立ち上げていきます。
大文字建ては30分ほどで無事に終了しました。
大文字建てが終わると御神酒を酌み交わし今年1年の無事を願っていました。
今朝建てられた大文字は20日の早朝に下され巾着や花はそれぞれに持ち帰り玄関などに飾られる -
ごみから出てきた現金 職員が飲食代で消費する不祥事
上伊那広域連合は、クリーンセンター八乙女に搬入されたごみの中から出てきた現金9万円のうち5万2千円を、警察に届け出ずに職員10人が飲食代として消費したという不祥事が発覚したと、12日に発表しました。
上伊那広域連合は、13日に記者会見を開き、詳しい内容について説明するとしています。
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箕輪町 被災地に災害用携帯トイレを支援
箕輪町は能登半島地震により被災した石川県河北郡内灘町へ災害用携帯トイレ5,000個を15日に搬送します。
12日は15日の出発を前に職員2人が白鳥政徳町長に報告を行いました。
内灘町へ災害用携帯トイレを届けるのは、企画振興課みのわの魅力発信室の鈴木清次室長と総務課 防災・セーフコミュニティ推進係の小野智弘さんの2人です。
箕輪町は災害時相互応援協定を結んでいる愛知県幸田町からの要請を受け、幸田町と協定を結んでいる石川県の内灘町へ携帯トイレ5,000個を届けることにしました。
内灘町では、9日現在、およそ1,000世帯で断水が続いているということです。
白鳥町長は「町として支援できることはないか、被災地の現状を確認してきてもらいたい」と話していました。
携帯トイレは15日に内灘町役場へ届けられ、各家庭に配布されるということです。
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日本酒の寒仕込み 最盛期
伊那市高遠町の酒蔵仙醸では、冬の寒さを利用して日本酒を仕込む寒仕込みがピークを迎えています。
午前8時半頃、酒蔵から米を蒸す蒸気が上がっていました。
11日は蔵人4人が、辛口の純米酒の仕込みを行っていました。
酒米が蒸しあがると、ベルトコンベアの上で冷ましていきます。
冷ました米はホースを通り、タンクの中に入れ、2~3週間発酵させます。
仙醸では10月から5月にかけて仕込みを行いますが、寒さの厳しい1月から2月がピークです。
今年は例年に比べ気温が高い日が続いていますが、酒造りには影響はないということです。
仙醸ではコロナ禍以降海外との取引が増えていて、今日仕込んだ辛口純米酒は国内に出荷されるほかヨーロッパに輸出されるということです。
寒仕込みのピークは来月まで続きます。
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上伊那広域消防 意見発表会
上伊那広域消防本部の職員が日頃の業務で感じた意見の発表会が11日に開かれ、伊那消防署の堀越達貴さんが最優秀賞に選ばれました。
意見発表会には、伊那消防署の2人が参加しました。
最優秀賞に選ばれた消防士の堀越さんは、当直の職員が当番制で作っている夕食について、調理と出動が重なり夕食を作れないことに対する解決策を提案しました。審査員からは、問題点を見つけて、自分なりに解決策を導き出したことが評価されました。
また、優秀賞の丸山達海さんは、搬送の際に、病院に正確な情報を把握してもらうため、救急隊から写真や動画を送ることを提案しました。
意見発表会は、職員が日頃の業務で消防や防災について感じたことを発表するものです。
意見発表会は、これまで各消防署から1人が参加していましたが、業務の負担を減らすため、初めて参加する職員に絞り開かれました。
最優秀賞に選ばれた堀越さんは、2月に飯田市で開かれる県の発表会に出場します。
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上古田スケート場 今季オープン中止
箕輪町は、暖冬の影響で氷が張らないことから、上古田スケート場の今シーズンのオープンを中止することを11日に発表しました。
上古田スケート場は、13日(土)にオープンを予定していましたが、暖冬の影響で十分な厚さの氷が張らず、安全なリンクを設営することが難しいことから、オープンの中止が決まりました。
中止は、1987年の運営開始以降、2020年に続いて2回目です。
箕輪町では、来年も中止となった場合、継続を検討するとしています。
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第1回桜開花予想 高遠城址公園4月1日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、今年1回目の桜の開花予想を、11日に発表しました。
高遠城址公園は4月1日となっています。
11日にの高遠城址公園です。
ウェザーニューズによりますと、伊那市高遠町の高遠城址公園の開花は4月1日となっています。
今年は、2月から3月の気温は平年より高い見込みですが、開花直前は気温が安定せず、開花は去年より遅れる予想です。
なお、去年は観測史上最速の3月25日に開花、4月1日に満開を迎えています。
第2回の開花予想は2月上旬の予定です。 -
中村不折の油絵 伊那市に寄託
幼少期を伊那で過ごした書家で画家の中村不折の作品が、長野市の信濃教育博物館から4日に伊那市に寄託されました。
寄託されたのは、中村不折が描いた油絵「佐久間象山」です。
大正2年に公開された肖像画で、長野市の信濃教育博物館の収蔵庫で保管されていました。
この日は、博物館の武田育夫館長らが市役所を訪れ、絵の説明をしました。
中村不折は、明治から昭和にかけて絵画や書、俳句の分野で活躍した芸術家で、東京で生まれ、幼少期を高遠町で過ごしました。
作品は、20日から信州高遠美術館で開かれる「地域のお宝展」で展示されることになっています。
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新春ふれあい祭り 20日開催
伊那商工会議所女性会は20日土曜日に「新春ふれあい祭り」を伊那商工会館で開催します。
9日は新春ふれあい祭りについて伊那商工会館で記者発表が行われました。
伊那市内の店を中心に飲食やハンドメイド体験など21ブースが出店される他、ステージ発表も予定されています。
女性会のブースではおしるこ300杯を無料でふるまう他にお手玉体験や紙芝居が行われます。
伊那商工会議所女性会は23人で構成されていて、これまでに環境美化活動や紙芝居の披露など地域との交流を大切にした活動を行ってきました。 -
110番の日にあわせ啓発活動
1月10日は、110番の日です。
南箕輪村の大芝の湯では、110番の正しい利用と特殊詐欺被害防止を呼びかける啓発活動が行われました。
10日は伊那警察署の署員や清水閣成教育長など南箕輪村駐在所連絡協議会のメンバーおよそ10人が啓発グッズを配りました。
配布したグッズは110番通報の正しい利用が書かれたチラシや特殊詐欺被害防止を呼びかけるカレンダーなどが入っています。
伊那警察署によりますと、管内の2023年の1年間の110番通報の件数は3,287件でこのうち、およそ1割が急を要さない通報だったということです。
伊那警察署では急ぎの通報でない場合には、警察相談専用電話
#9110にかけてほしいと呼び掛けています。
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第5回美術部・創作部合同展
上伊那の中学校の美術部と創作部による「第5回美術部・創作部合同展」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には上伊那の5つの中学校の美術部と創作部の生徒120人の作品およそ200点が展示されています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは伊那市の東部中学校と春富中学校が参加しています。
合同展は他校の生徒の作品に触れ、お互いの交流の機会にしようと開かれていて、今回で5回目となります。
ある生徒は「それぞれの学校の特徴や個性の違いを楽しんでもらいたい」と話していました。
第5回美術部・創作部合同展は15日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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南原保育園でどんど焼き
正月飾りを燃やして無病息災を願う、どんど焼きが南箕輪村の南原保育園で10日行われました。
保育園の隣にある南原グラウンドには、園児や職員の家から持ち寄った正月飾りやダルマが積み上げられました。
園児たちは、今年1年健康で過ごせるように手を合わせていました。
南原保育園のどんど焼きは、1年間の健康を祈る行事として毎年行われています。
数年前まではおき火になると餅を焼いて味わっていましたが、のどに詰まる危険があることから、安全のため、やめることになったということです。
10日は未満児から年長までの園児およそ180人が参加しました。
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箕輪町・南箕輪村 消防団出初式
箕輪町消防団の出初式が7日行われ、市中行進と4年ぶりとなる観閲式が行われました。
出初式には消防団の109人が参加しました。
今回、市中行進のスタートは安全確保のためこれまでの箕輪南宮神社からJA上伊那箕輪町支所に変更され、役場までのおよそ800メートルを行進しました。
その後、箕輪町文化センター前で白鳥政徳町長と丸山巌団長の観閲を受けました。
観閲式は新型コロナ以降4年ぶりとなりました。
式典では、1日に発生した能登半島地震の犠牲者の冥福を祈り黙とうが捧げられました。
丸山団長は「消防団は地域防災力の充実強化に欠くことのできない存在となっている。引き続き連携を深めていきたい」と訓示しました。
箕輪町内では去年1年間に6件の火災がありました。
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伊那地域 今季最低-8.3度
9日の伊那地域の最低気温は午前7時25分に氷点下8.3度と、今季1番の冷え込みとなりました。
箕輪町の上古田スケート場には、部分的に氷が張っていました。
9日の伊那地域の最低気温は午前7時25分に氷点下8.3度を記録しました。
今季1番の冷え込みとなりましたが全体に氷は張らず、まだ水のところもありました。
箕輪町では13日のオープンを予定していますが、このまま凍らなければ今年は中止の可能性もあるということです。
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伊那市消防団出初式&消防フェスタ
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の伊那市・箕輪町・南箕輪村の消防団で、出初式が7日に行われました。
このうち伊那市出初式には、消防団や赤十字奉仕団など423人が参加しました。
春日公園第2駐車場を会場に分列行進が行われ、白鳥孝市長や日下部良也団長らの観閲を受けました。
日下部団長は、「消防団活動で得た知識や技術を、地域に伝える活動を行って欲しい」と訓示しました。
伊那市では去年1年間に前の年より4件少ない27件の火災が発生しています。
出初式に合わせて、会場では消防フェスタが行われました。
火災予防や防災意識の向上を図ることを目的に去年から行っているもので、はしご車の試乗体験などが行われました。 -
南箕輪村で二十歳のつどい
南箕輪村は二十歳のつどいを3日に村民センターで開きました。
二十歳のつどいは、平成15年4月2日から平成16年4月1日生まれの男性107人、女性93人のあわせて200人が対象で、式には127人が出席しました。
式典で清水閣成教育長は「初心を忘れずに、自分の想いを大事にして今しかできないことを精一杯やってほしい」と式辞を述べました。
参加者を代表して稲村美琴さんは「日々の感謝を忘れずに、一人の社会人として貢献できることを考えながら生きていきたい」と謝辞を述べました。
意見発表で日戸達也さんは「勉学や仕事などそれぞれの立場で人生を歩んでいる。謙虚に前向きに精進していきます」と話しました。
最後に出席者全員で記念撮影が行われました。
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無病息災を願い どんど焼き
正月飾りを燃やして無病息災を願う、どんど焼きが6日に箕輪町松島で行われました。
どんど焼きは松島保育園の駐車場で行われ、地元住民およそ100人が集まりました。
地区の小学生が高さおよそ4メートルの櫓に火をつけました。
コロナ禍は役員のみで行っていましたが、去年から4年ぶりに自由に参加できるようになりました。
今年はコロナ前の参加人数にほぼ戻ったということです。
松島区では「地区の行事に子どもたちに参加してもらい、地域が盛り上がってくれれば嬉しい」と話していました。
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小寒 伊那公園でシキザクラ咲く
6日は二十四節気の一つ、小寒です。これから寒さが厳しくなる頃とされています。
伊那市の伊那公園では、シキザクラが花を咲かせていました。
この日の伊那地域の最低気温は、午前6時10分に氷点下3.8度と2月下旬並みとなりました。
伊那公園では、春と冬に花を咲かせるシキザクラが咲いていました。
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上伊那教職員美術展 今回が最後
上伊那の小中学校の美術教諭などによる「第50回上伊那教職員美術展」が伊那市のかんてんぱぱホールで6日から始まりました。
今回でこの展示会は最後となります。
会場には絵画や彫刻など、24人の作品およそ30点が展示されています。
この展示会は地域への作品発表の場であるとともに、指導力や技術力の向上につなげようと上伊那美術教育研究会が毎年開いてきました。
会員数の減少に伴い運営が難しくなったため、50回の節目である今回で最後になったということです。
また今年は5年に1度の記念展のため、元教員の作品も合同で展示されています。
研究会では「最後の美術展なので、じっくりと作品を味わってもらいたい」と話していました。
第50回上伊那教職員美術展は15日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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官公庁・企業で仕事始め
上伊那地域の多くの企業で5日、2024年の仕事始め式が行われ新たなスタートを切りました。
このうち箕輪町に本社を置く土木建設業、浅川建設工業株式会社では、仕事始めの日に合わせ神事が行われました。
5日は、社員およそ70人が集まり、今年1年の商売繁盛や無事故などを祈願しました。
浅川孝二社長は「無事故無災害はもちろん、しっかり結果に結びつけるような行動、そして会社の規律にのっとって業務を遂行していただきたい」と挨拶しました。
浅川建設工業は1922年に天竜川の改修工事を行う土木工事事業者として創業し、今年102年となります。 -
二年参り 参拝客で賑わう
大晦日の12月31日から年明けにかけ、上伊那の寺や神社には二年参りの参拝客が訪れていました。
箕輪南宮神社にも参拝客が訪れ、手を合わせていました。
参拝客には、箕輪進修高校の生徒が制作したお守りも配られました。
このお守りは境内の御神木の枝を加工したもので、全部で500個用意されました。
総代会では「普通の暮らしに戻りつつあり嬉しい」と話していました。
参拝後は縁起物を購入したり、おみくじを引いていました。 -
高遠そば組合 寒晒作業
伊那市の高遠そば組合は、6日の小寒を前に、そばの実を川に浸す「寒ざらし」作業をきょう、行いました。
5日はは伊那市長谷の粟沢川で、高遠そば組合の6人が、そばの実を浸しました。
今年は地元高遠と東京都のそば店合わせて8店舗が参加し、およそ200キロ、1,200食分を用意しました。
そばの実を冷たい水に浸すと、アクが抜けて粘りが減り、甘味が増すということです。
高遠そば組合はおよそ20年前に古文書に基づいて寒ざらしそばを復活させ、試行錯誤を繰り返し2014年から高遠町のそば店で提供を行っています。
浸したそばの実は、立春に近い2月5日に引き上げる予定です。
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南箕輪村 元旦初走り・初歩き
初日の出の日差しのもと元旦初走り・初歩きイベントが1日、南箕輪村内で開かれました。
午前7時30分ごろ、山際の雲の隙間から日の光が差し込み始めました。
この日差しのもと、元旦初走り・初歩きイベントが南箕輪村役場を発着点に開かれました。
ジョギングは3キロ、ウォーキングは1.26キロのコースで、順位を競うものではなく、参加者はそれぞれのペースで走ったり、歩いたりしていました。
ゴールすると参加者にはみかんが配られていました。
このイベントは南箕輪村教育委員会が毎年開いているもので、この日はおよそ260人が参加しました。