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箕輪町でクリスマスコンサート
箕輪町と姉妹友好都市協定を結んでいる東京都豊島区のオーケストラのメンバーによるクリスマスコンサートが町文化センターで10日、開かれました。
演奏したのは東京都豊島区の東京芸術劇場オーケストラ・アカデミー・フォー・ウインドのメンバーです。
東京芸術劇場が2014年から若手演奏家の育成を目的に開いているもので、都内を中心に演奏活動を行っています。
10日は全メンバー21人のうちサクソフォン四重奏の4人が訪れ演奏しました。
10日は、クラシックの名曲やクリスマスにちなんだ曲など10曲を演奏しました。
演奏の途中、サクソフォンの特徴などを紹介しました。
会場にはおよそ400人が訪れ演奏を楽しんでいました。
コンサートは、箕輪町と姉妹友好都市協定を結んでいる東京都豊島区との文化交流を深めようと開かれました。
箕輪町での演奏は今回が4回目です。
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ザザムシ漁見学会
伊那市創造館が企画するザザムシ漁の見学会が、天竜川で9日に開かれました。
この日は、伊那市を中心に小学生から大人まで、およそ20人が参加し、中央の中村昭彦さんの漁の様子を見学しました。
参加者は、川に入り、石の裏側についているザザムシを探しました。
そのあと中村さんが作った佃煮を試食しました。
この見学会は、伊那市創造館が、伊那谷の伝統的な漁や食文化を広く知ってもらおうと企画しました。
創造館では、今後も展示や講演会を通して昆虫食についての情報発信をしていきたいとしています。
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ウクライナの子ども達の絵画展 あすまで
ロシアの侵攻が続く中、ウクライナの子ども達が平和を願い描いた絵の展示会が伊那市のいなっせで9日と10日の2日間開かれています。
会場には2歳~18歳の子ども達が描いた112点の絵が展示されています。
戦争により破壊された街や戦闘服姿の父親、戦争前の風景を願う物など様々です。
絵には、子ども達のメッセージが添えられています。
シェルターでの様子を描いたものには、「平和な空、平和な太陽、子ども達の笑い声を聞きたいのです」と書かれていました。
展示の中には孤児院からの出展もあり、ある来場者は「戦争で犠牲になるのは子ども達。早く平和になってほしい」と話していました。
絵画展は、人々の命の重みや戦地の子ども達の苦しみに思いを寄せてもらおうと、NPO法人チェルノブイリ救援・中部が企画しました。
絵画展は10日までで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれます。
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荒井区 しめ縄づくりを楽しむ会
伊那市荒井区の「しめ縄づくりを楽しむ会」が「いなっせ」できょう開かれました。
9日は、区民などおよそ30人が参加し、正月用のしめ飾りを作りました。
講師を務めたのは、北原文明さん80歳です。
北原さんは「ゆるまないように力を入れ、縄を綯い、出来上がったらハサミで形を整えて下さい」とアドバイスしていました。
しめ縄づくりを楽しむ会は、伝統文化を伝えていこうと荒井区公民館が毎年開いています。
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下小沢あかりの会 料理を作り交流
伊那市小沢の住民でつくる下小沢あかりの会はすいとん・お寿司を作って楽しむ会を小沢地域交流センターで5日に開きました。
この日は会員ら20人が集まりました。
参加者は分担していなり寿司や巻き寿司、すいとんを作りました。
すいとんは会員が収穫した野菜を持ち寄ってつくったということです。
会長の唐澤寿男さんは「みんなで集まれてうれしい。これからも交流を大切にしていきたい」と話していました。
下小沢あかりの会では年に数回交流会を開いていて、今後も花壇作りや花見などをしていきたいということです。
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みのわ天竜公園でイルミ
箕輪町のみのわ天竜公園でイルミネーションの点灯が行われています。
夜のみのわ天竜公園を楽しんでもらおうと地域おこし協力隊の髙橋寛充さんが今年初めて企画したものです。
ソーラーライトのため、午後5時半から7時頃まで楽しめるということです。
点灯期間は来年1月5日までです。
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受験生を応援 菓子販売
伊那市の伊那食品工業株式会社は、今シーズンも小豆とホワイトチョコレートを使った受験生を応援する菓子「HARUCHICA」を9日から数量・期間限定で販売します。
こちらがHARUCHICAです。
小豆菓子を小粒にし、ホワイトチョコレートをコーティングしました。
10個入りで税込み888円です。
商品名のHARUCHICAは、かんてんぱぱガーデンのある西春近にちなんで受験生にも素敵な春が来るように「春は近い」と応援する意味などが込められています。
ホワイトチョコレートのあずきクランチ「HARUCHICA」は、9日から数量・期間限定で県内のかんてんぱぱショップで販売されます。
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あるしんレポ―ト 景況感▲19.2で横ばい
アルプス中央信用金庫の「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」によりますと、今期の景況感はマイナス19.2で、前期と横ばいとなっています。
レポートによりますと、7月から9月の今期の業況は、良かったとする企業が19.8%、悪かったとする企業は39%で、業況判断指数はマイナス19.2で前期と横ばいとなりました。
また、事業承継に関する特別調査の後継者問題について、「まだ考えていない」が最も多く36.3%、「すでに決まっている」が22.8%、「候補者が見当たらない」が15.2%となりました。
事業承継の考え方については、「娘婿を含む子供に承継」が38.3%、「現時点で考えるつもりはない」が22.2%となりました。
業種別では、全ての業種で「子供に承継」が最も多くなりました。
レポートは、アルプス中央信用金庫が取引先192社に対し、四半期に1度調査を行っているものです。
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伊那市内の工事現場で鉄板の盗難相次ぐ
伊那市内の工事現場で、鉄板18枚が盗まれていたことが8日までに分かりました。
工事を発注している伊那建設事務所と伊那市によりますと、盗まれた鉄板は縦1.5メートル、横3メートル、重さ800キロの鉄板です。
伊那市東春近の東原工業団地で進めている拡張工事で工事用車両の待避所として使われていました。
11月17日の午後5時から18日の午前7時までに7枚、19日夜から20日の午前7時までに9枚が盗まれたということです。
また、伊那市野底で進めている護岸工事の現場でも2枚の鉄板が盗まれる被害がありました。
県や市では、平日の午後5時から翌日の午前8時までと休日は通行止めにするなどの対策をしているということです。
被害届は提出済みで、伊那署で調べを進めています。
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もみじ湖紅葉祭り 来場者減少
今年の10月21日から11月20日に箕輪町で開かれたもみじ湖紅葉祭りの来場者は、去年に比べ28.1%減の、48,218人でした。
箕輪町によりますと、今年10月21日から11月20日までの31日間のもみじ湖紅葉祭りの来場者は、48,218人でした。
去年の67,151人に比べ、28.1%の減少となっています。
町は減少した理由として、紅葉の予想が11月上旬とされていたため前半の出足が悪かったことや、雨の影響で一気に落葉が進んだことを挙げています。
2年目となったマイカー規制による駐車場利用台数は4,878台で、去年の5,623台より745台減少しています。
期間中はほとんど交通渋滞が発生しなかったということです。
今年初めての取り組みとなったJR伊那松島駅からの往復のシャトルバスは、490人が利用しました。
箕輪町では「シャトルバスの一定の必要性はある」として来年以降も検討していきたいとしています。
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箕輪町と豊島区環境交流ツアー
箕輪町が姉妹友好都市協定を結んでいる東京都豊島区の区民を招いた環境交流ツアーが11月18日と19日の2日間行われました。
ツアーには、親子連れを中心に豊島区民36人が参加しました。
18日は、ながた自然公園南側にあるとしまの森で、林業体験を行いました。
参加者は、森を散策したあと伐採の様子を見学し、倒した木の枝をのこぎりで切りました。
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人権の花運動 伊那東小に感謝状
花を育てることで思いやりの心を育む「人権の花運動」に取り組んだ、伊那市の伊那東小学校に感謝状が11月20日に贈られました。
この日は、運動を行う伊那地域人権啓発活動ネットワーク協議会の大竹紀子さんらが学校を訪れ、花委員会の児童に感謝状を手渡しました。
「人権の花運動」は、花を育てることで思いやりの心を育んでもらおうと1982年に始まりました。
上伊那8市町村が毎年持ち回りで行っていて、今年は伊那市で実施されました。
伊那東小学校では、花委員会の児童を中心に校内の花壇の手入れを行っています。
協議会では「毎日の水やりと言葉がけのおかげで美しい花が咲きました。これからも活動を通して思いやりと笑顔いっぱいの学校にしてください」と話していました。
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いちごの出荷始まる
伊那市西箕輪のみはらしいちご園では、地元の直売所や洋菓子店に出荷するいちごの収穫が始まっています。
みはらしいちご園のハウスでは、いちごが赤く色づいています。
7日は、羽広いちご生産組合副組合長の西村崇志さんが、朝から摘み取っていました。
西村さんは、4棟のハウスで、紅ほっぺ、女峰、章姫の3種類を栽培しています。
去年より1週間ほど早く、先月27日から収穫を始めたということです。
秋に暖かい日が多かったことから生育もよく、甘味ののったいちごになったということです。
現在は直売所への出荷が主ですが、今後クリスマスケーキに使う洋菓子店への出荷が本格化し、20日すぎに収穫のピークを迎えます。
いちごは、みはらしファームのとれたて市場や、南箕輪村のファーマーズあじ~ななどに出荷されます。
なお、みはらしいちご園では来年1月2日からいちご狩り体験が始まる予定で、すでに団体客の予約が入り始めているということです。
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南箕輪村 村政150周年へ懸垂幕
南箕輪村は2025年2月に村政150周年を迎えます。
記念事業の一環で懸垂幕を作りました。
村では150周年を村民に周知しようと村民センター東側に先月末から村政150周年の懸垂幕を掲げています。
また、これに合わせて150周年記念のまっくんイラストも作成されました。
村では記念事業でこれまでにクリアファイルや、手袋を作成しています。
今後150周年記念事業イベントやグッズの作成が予定されているということです。 -
商店街で16日に「いなまちクリスマス」
伊那市のセントラルパークで、「いなまちクリスマス2023」と銘打ったイベントが16日(土)に開かれます。
イベントを前に、7日はセントラルパークのシンボルツリーとなっている高さ15mのケヤキの木にイルミネーションを飾り付けました。
実行委員など7人で、青と白のLEDライトおよそ1000球を取り付けました。
いなまちクリスマスは、子どもが楽しむ機会を作るとともに商店街の賑わい創出につなげようと商店主や伊那商工会議所などで作る実行委員会が開きます。
16日(土)の午後2時から、セントラルパークを中心にイベントが行われます。
飲食ブースが出店するほか、外国人が扮するサンタクロースが登場するということです。
公園にはモミの木のツリーも設置され、会場でオーナメントを作り飾り付けることができます。
午後5時からはイルミネーションの点灯式が行われ、伊那小学校の児童が合唱を披露します。
ツリーに飾るオーナメントは商店街の3つの店舗でも随時作ることができます。
いなまちクリスマスは16日午後2時から行われます。
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春富中生徒が1日税務署長
伊那市の春富中学校1年生の生徒が6日伊那税務署で1日税務署長を務めました。
1日税務署長を務めたのは中学生の税についての作文で、伊那税務署管内で最高賞となる長野県納税貯蓄組合連合会長賞を受賞した片桐えまさんです。
片桐さんの作文は「税金は住み良い世界を作り出す」という題名できょうは署長訓示としてその作文を朗読しました。
その後片桐さんは税務署を訪れた人たちに便利なスマートフォンでの納税手続きを呼びかけるチラシを配りました。
伊那税務署では「税に関心を持ち、正しい知識を身につけ、将来役立ててほしい」と話していました。
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地域の郷土食の作り方学ぶワークショップ
地域の郷土食や保存食の作り方を学ぶワークショップが6日に伊那市で農家民泊を行っている酒井日出子さん宅で開かれました。
ワークショップには、移住してきた人や市内で農家民泊を行っている人など10人が参加しました。
1回目の6日は、おやき作りをしました。
講師は伊那市西春近で農家民泊を行っている、酒井日出子さんが務めました。
参加者の中には初めておやきを作る人もいました。
具は、ナスを炒めたもの、おから、切り干し大根、かぼちゃの4種類です。
このワークショップは、伊那市地域おこし協力隊で農家民泊家庭を増やす取り組みを行っている、篠崎希さんと堤耀子さんが地域の郷土食や保存食にふれる機会をもってもらおうと共同で企画したものです。
今後は、季節に合わせたテーマで地域の人を講師に招き、定期的に開催する予定です。
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高遠フェスティバル 2日間開催
自然を楽しむイベント高遠フェスティバルがきょう伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家で25・26日の2日間おこなわれました。
上伊那を中心に県内外から園児や小学生の親子170人が訪れました。
この日はクラフト体験や火起こし体験など、11ブースが用意され参加者はそれぞれやりたいものを選んで体験していました。
火起こしブースでは麻の紐ほぐしたものに火起こし用の道具で着火させていました。
前日からの宿泊コースもあり、ナイトハイクや星空観察も行われたということです。
自然の家では「外で色々なものにふれて匂いを感じて自然を体験してもらいたい」と話していました。
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地酒「やまむろ」 奉納
伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が出来上がり、関係者が鉾持神社内にある酒の神松尾社に5日奉納しました。
この日は関係者が集まり新酒を奉納しました。
地酒やまむろは農事組合法人山室が育てた酒造米をつかい株式会社仙醸が醸造したもので、地域の酒販店でつくる高遠旨い酒研究会が企画・販売する高遠の地酒です。
やまむろの生原酒は720ml入り税込み1430円で1000本限定です。
高遠旨い酒研究会加盟している十一屋商店、桜井酒店、萬寿屋商店、酒舗にんべんの4店舗で8日から販売されます。
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上農生ネパール派遣に向け 元JICA海外協力隊の小川さん講演
南箕輪村の上伊那農業高校で、来年3月に行われる、生徒のネパール派遣に向けて、元JICA海外協力隊の小川まどかさんが体験談を話しました。
小川さんは駒ケ根市出身でJICA海外協力隊として、2018年から2年間ネパールで活動しました。
5日は来年3月にネパールに渡航する予定の生徒を含む8人が事前学習として、小川さんから話を聞きました。
ネパール派遣事業は、国際協力機構JICAと長野県が共同で行う、高校と大学の連携による、上伊那地域の課題解決に取り組む国際的な視野を持った人材を育成する事業の一環で行われます。
事前学習はあと4回ほど行われる予定で、ネパール語の学習や交流に向けて準備を進めるということです。
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手良百人一首大会
小学生から一般までが参加する百人一首大会が、伊那市の手良公民館で11月25日開かれました。
大会には手良地区の小学生から大人までの22人が参加しました。
小学3年生以上は20人が参加し、2人から3人1組となりトーナメントで競いました。
百人一首大会は、近くの手良小学校の児童から要望があり、手良公民館内にある手良図書室が開いているもので、今年で2回目です。
上の句が読み上げられると、子どもたちは元気よく札を取っていました。
小学1・2年生は2人が参加し家族やスタッフと楽しんでいました。
手良図書室では「楽しみながら日本の伝統の百人一首に親しんでほしい」と話していました。
大会の結果、中学2年生のチームが優勝しました。
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信州こころん新そば祭り
伊那市東春近の就労継続支援事業所信州こころんで5日、新そば祭りが開かれました。
新そば祭りでは税込み900円のざるそばやかけそばが500円で提供されました。
また利用者が栽培したきのこを使ったきのこ汁のサービスもありました。
お昼時になると多くの人が訪れ新そばを味わっていました。
信州こころんは、県の指定を受け一般の就労が難しい人の自立を支援する事業所で、新そば祭りはその活動を地域の人たちに知ってもらおうと開かれました。
そばの提供の他に利用者手作りの飾り物などの販売も行われました。
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趣味や特技で交流 シニアのお宝博覧会
シニア世代の人たちが自分の特技や好きなことを紹介するシニアのお宝博覧会が5日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
会場には31のブースが並び出展した人たちが自分の特技や趣味の品などを披露していました。
こちらは伊那まちレコード喫茶のブースです。
こちらは伊那市の奥村伸枝さんによる紙芝居のブースです。
集まった人たちは各ブースをまわり会話を楽しんでいました。
全国各地でこの取り組みを行っている松田道雄さんは「一方的に話すのではなくお互い平等に話す“等話”を意識し、人との関わりの楽しさ、温かさを再発見してもらいたい」と話していました。
シニアのお宝博覧会は地域社会でのつながりをつくるきっかけにしてもらおうと伊那保健福祉事務所が開いたもので31のブースが並びました。
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信大 濃厚ナイアガラワイン販売開始
南箕輪村の信州大学農学部は学生が育てたぶどうで作った濃厚ナイアガラワインの販売を5日から始めました。
5日は職員やラベルのデザインをした信州大学農学部の学生が報道向けに商品の紹介をしました。
農学部では去年9月に収穫したブドウが豊作だったことから冷凍保存していたぶどうを使い今回初めて濃厚ナイアガラワインを作りました。
冷凍することで糖度が増し、濃厚なワインができるということです。
600キロのぶどうから470本のワインが作られました。
濃厚ナイアガラワインはアルコール分が7%で375ml入り税込み2000円です。信大農学部内の生産品販売所や、南箕輪村の大芝高原味工房などで販売中です。 -
東春近小創立150周年 記念の歌
伊那市の東春近小学校の創立150周年記念式典が11日、行われました。
150周年を記念して作った歌を全校児童が響かせました。
「Hello!未来の君へ」です。
150周年記念の歌は、歌い継ぐテーマソングをつくろうと去年から制作を進めてきました。
東春近小学校の卒業生でシンガーソングライターの湯澤かよこさんが全校児童の言葉をもとに作詞・作曲をしました。
11日は、湯澤さんと全校児童およそ290人が歌声を響かせました。
東春近小学校は明治6年1873年に殿島学校として創立され
ました。
明治22年1889年に東春近小学校となり明治41年1908年に現在の場所に移転しました。
式の中で小池創校長は「地域に誇れる学校を目指していきたい」と話していました。
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南原保育園 クリスマスツリー飾り付け
クリスマスを前に、南箕輪村の南原保育園の園児が、4日にクリスマスツリーの飾り付けをしました。
この日は、年中と年長の園児およそ50人が、高さ2メートルのクリスマスツリーに飾りを付けました。
好きな飾りを手に取り、高いところは職員に手伝ってもらいながら取り付けていきました。
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障害者週間 自主製品販売会
障害者週間にあわせ、上伊那の障がい者福祉事業所の自主製品販売会が伊那市の伊那合同庁舎で4日から8日までの日程で始まりました。
初日の4日は、南箕輪村のほっとジョイブがパンや洋菓子を、宮田村の親愛の里夢工房がバッグや日用品を販売しました。
販売会は、障害者週間に合わせて毎年開かれていて、今年は上伊那の12事業所が参加しています。
日によって販売する事業所が変わり、それぞれの自主製品が並びます。
販売会は、8日(金)まで、伊那合同庁舎で開かれています。
時間は正午から午後1時までです。
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灯油配達車両 特別査察
上伊那広域消防本部は、灯油の需要が増えるこの時期に合わせて、家庭などへ配達する車両の特別査察を、4日に行いました。
4日は、上伊那広域消防本部の署員が伊那市東春近のグリーンロード春富給油所を訪れ、車両の維持管理状況を確認しました。
春富給油所では、およそ3,000リットル分の灯油が入る車両が2台あります。
署員は、消火器の有効期限が切れていないか、給油ホースの劣化やノズルの違法改造がないか、タンク本体に腐食や損傷がないかなどを確認していました。
年末特別査察は、灯油の需要が増えるこの時期に毎年行われています。
確認の結果、異常はなかったということです。
上伊那広域消防本部では、4日と5日の2日間で3か所の事業所を査察するとしています。 -
ウクライナの子ども達の絵画展 開催へ
ロシアの侵攻を受けているウクライナの子ども達が描いた絵画の展示が、9日と10日の2日間、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで行われます。
絵画展は、人々の命の重みや戦地の子ども達の苦しみに思いを寄せてもらおうと、NPO法人チェルノブイリ救援・中部が企画したものです。
副理事長を務める南箕輪村南原の原富男さんです。
ウクライナの学校や保育園に絵の提供を呼びかけ、2歳~18歳の子ども達から合わせて112点の作品が集まったということです。
絵画展では、子ども達からのメッセージが絵に添えられるということです。
原発事故の被災者支援を行っているチェルノブイリ救援・中部では、ウクライナ侵攻が始まって以降寄付を呼び掛け、およそ1,500万円分の食料や医薬品などを贈っています。
絵画展は、9日土曜日と10日日曜日に、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれます。
両日とも、午後2時から1年間の活動報告が行われます。 -
伊那市社協元職員 新たに1,100万円超の着服発覚
今年2月に発覚した成年後見制度の業務を担当していた伊那市社会福祉協議会の元職員が制度利用者の預貯金などを着服していた問題で、新たに被害額が1,100万円増えていたことが分かりました。
成年後見制度は、認知症や障害などで判断能力が十分でない人の権利を守るものです。
元職員は、今年2月に事故死し、残務処理をしていたところ利用者の預金を無断で払い戻していたことが判明したものです。
今回弁護士らの指摘で新たな被害が発覚し、被害者は5人から1人増え6人に、被害額は1,379万円余から2,526万円余にそれぞれ増えたということです。
市社協では、「多大な心配と迷惑をかけ改めて深くお詫びしたい。一日も早い信頼回復に向けて、業務改善などの取り組みを徹底したい」としています。