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【NHKビデオコンクールで優秀賞 石川はつめさん】
今年の第19回NHK長野ビデオクラブ作品コンクールで、最高賞に次ぐ優秀賞に入賞した。タイトルは「こいの季節」。自宅の庭のいけすで飼っているニシキゴイの産卵と稚魚の成長の様子を3カ月にわたって撮影した。
「コイの生き生きとした動きをとらえるのに苦労しました。でも一番困ったのは、規定で5分以内に編集しなければならなかったこと。撮影した映像は60分テープ3本あったので、残したいところが多くて本当に悩みました」
自宅にある編集機器の調子が悪くなって修理に出したため時間が足りず、最後は締め切りに間に合わせるのがやっと。何とか仕上げはしたが、まだ手直ししたい部分もあったという。
ナレーションも初めは自分で入れたが、娘が「声が暗いよ」と言って代役を買って出た。もう一人の娘は映像の雰囲気に合う曲を作ってつけてくれた。
「家族みんなが協力してくれました。でもそれ以上に、これまで指導してくれた伊那ビデオクラブの飯島会長さんはじめ、会員の皆さんのおかげだと感謝しています」
◇ ◇
ビデオを始めたのは96年。当時勤務していた会社に、アマチュアビデオ愛好者らでつくる伊那ビデオクラブ会長の飯島さんがいた。撮影したビデオを昼休みなどに見せてもらううち、自分でもやってみたくなり、飯島さんらの勧めもあって思い切ってビデオカメラを購入。
自称「機械音痴」で、ボタンやスイッチの多さに戸惑ったが何とか操作方法を覚え、勇んで自宅周辺の風景などを撮影。飯島さんに見てもらったが、評価は「目がぐるぐる回るようだ」と散々だった。肉眼で見るのと同じ感覚でレンズを上下左右に振ったため、落ち着きのない映像になってしまったのだ。「上達したければ、クラブに入るのが近道だよ」と言われ、クラブ入会を決めた。
「最初に教えられたのは、とにかく画面を安定させること。カメラがぶれないよう、面倒でも三脚を使うことや、パン(左右の移動)はゆっくりと竏秩Aズームも使い過ぎないように竏窒ネど、基本となるたくさんのことを本当に丁寧に教えてもらいました」
その後はどこへ行くにもカメラ持参でさまざまな物を撮影。テレビを見ていても撮影のことが頭を離れず、ズームはこうすればいいのか竏窒ネどと常に考えていた。その熱心さは飯島会長も感心するほど。次第に熱が高じて自分専用の編集機器も購入し、家事の合間の少しの時間も惜しんで撮影や編集に打ち込んだ。そのかいあって機械音痴も克服し、複雑な編集操作も人手を借りずに自在にこなせるまでになった。
「特に趣味はなかったので、ビデオを始めなければきっと今も何もしていなかった。だからクラブに入って本当によかったと思います。これからもクラブのみんなと一緒に、多くの人に見てもらえるような作品づくりに取り組んでいきたい」
(白鳥文男) -
伊那東小の野口輝雄教諭
カワニナの冬期屋外養殖に成功伊那市立伊那東小学校理科専科の野口輝雄教諭(56)=伊那市西箕輪=が、ホタルの餌となるカワニナの冬期の屋外養殖に成功した。これまで、屋内の夏期と冬期、さらに屋外の夏期の養殖に成功しており、今回の成功により「養殖技術を確立した」とし、今後はホタル愛好家に役立つように、カワニナを養殖するボランティアを募りたい-としている。
辰野町の辰野西小学校に勤務した2004年から、カワニナの養殖研究を始めた。当時は養殖の技術論文もなく、全くの試行錯誤で、児童会のカワニナ委員会などと一緒に理科室で養殖し、3年間で約2万匹のカワニナの稚貝をホタルの名所、松尾峡に放流した。
“いつでも、どこでも、だれでも”をカワニナ養殖のキャッチフレーズに、室内に大きな水槽を置いての養殖は個人宅では難しさもあることから、07年6月から12月に屋外で研究し、150匹の親貝から約4千匹の稚貝の養殖に成功。引き続き12月から今年5月にかけ、自宅庭で冬期の養殖研究をしてきた。
カワニナが交尾をするためには水温を20度程度に保つ必要があり、水槽には保温のため野菜保存用の発泡スチロール容器を使用。金魚用などのろ過装置、エアーが出て水流ができる装置に加え、熱帯魚用の棒状ヒーターを使った。全てホームセンターで購入でき、費用は5、6千円と安く抑えた。
冬は外気温が氷点下10度ほどになるため、水温との温度差は30度もある環境だったが、3、4日おきに水道水で水を補給し、餌はホウバを中心にカルシウム補給のアサリの粉などを与えた。
親貝は伊那東小周辺の水路で採った約170匹。24日に稚貝の計測をしたところ、3ミリから10ミリの稚貝約3千匹が育っていた。
野口教諭は、「水温管理ができたことが成功のポイント」とし、冬期屋外養殖が可能になったことで「年間の養殖量が2倍になり、夏期の稚貝をそのまま育てることで親貝の供給もできる」とする。
今回の稚貝は、伊那東小に持ち込み、本年度発足した児童19人の「自然観察カワニナクラブ」でさらに養殖し、親貝に育てる。
ホタル愛好家の共通の課題はカワニナの確保。昨年3月に室内養殖のマニュアルを作成したところ、全国から280件を超える反響があった。「私の養殖技術が役立つと思う」と、今年8月ころまでに室内外の養殖技術マニュアルを本にしたいという。
「未知のものに挑戦するのは楽しい」と研究に取り組んできた野口教諭。今後は、カワニナが必要な地域や団体に提供するため、カワニナ養殖ボランティアを組織し、技術指導して夏期養殖に取り組みたい考えで、まずは伊那市内在住者を対象にボランティアを募る計画をしている。 -
駒ケ根伊南シルバー人材センター通常総会
伊南4市町村の会員でつくる駒ケ根伊南シルバー人材センター(会員641人、竹村衛理事長)の通常総会が27日、駒ケ根市文化会館であった。会員約500人が集まり、今後、5年間の具体的数値目標を示した中期5カ年計画を承認。会員数の増加、会員の質の向上に努め、受注件数を増加につなげていくことを確認した。
依然として地域経済は厳しい状況にある中、07年度の同センターの契約金額は前年より約410万円増えて
4億2千200万円。公共からの受託件数は657件、7千万円に留まったが、民間からの受託件数が2486件、2億6千万円となり、全体の約7割を占めている。
会員数は、高齢会員が退会する一方、年金支給年齢の引き上げに伴なう雇用延長などの影響で新規入会者が減少。前年より21人少ない641人となった。 中期5カ年計画では、これまでの会員数や事業実績を踏まえた数値目標を設定。会員数では毎年4%増を目指し、2012年度には会員数780人を確保する。また、受注件数は毎年2%増、2012年には6千件、契約金額4億6700万円を目指す。
また、10年以上同センターに所属し、就労に従事した満70歳以上の功労者を表彰した=写真。
表彰は次のみなさん。
◇今村清、伊藤春男、棚田二郎、増沢広人、平松和男、西村文吉、斉藤三雄、小井実雄、吉川厚、大蔵儀一、北村久雄、唐沢正明、武蔵吉郎、寺平いさ子、木下貞治、古沢政夫、赤羽勝(以上駒ケ根市)宮下豊博、横山みさほ、小林悌市、酒井澄子(以上飯島町)福井定義、安富美和子、福島正(以上中川村)小林七六(宮田村) -
県看護大で地域文化交流の拠点を目指すプロジェクト発足
駒ケ根市にある県看護大学看護実践国際研究センター看護地域貢献研究部門が発足した「地域文化交流プロジェクト」の一環として26日夜、第1回公開セミナーが同大学であった。同大学の学生ほか、一般など約20人が集まったこの日は、北海道新聞の現役記者・高橋力さんを迎え、「ジャーナリズムと医療」をテーマに考えた=写真。
医療という専門性の高い分野について教える場である同大学では従来、一般教養的なことをテーマとした公開講座は少なかった。しかし、大学としても地元に貢献していこう竏窒ニ、今回のプロジェクトを発足。地元文化をテーマとし、今後の文化振興につなげていきたいと考えた。
今回は医療と一般の人をつなぐ媒体の一つである「ジャーナリズム」の世界から講師を迎え、地域か医療を考える講座を展開。
「医療の問題にはさまざまな事柄があるが、報道は何をニュースと考えて報道しているのか」という問いに対し、高橋さんは「医療問題は新聞記事の中でも最も関心が高い問題が、記者自身、分からないことも多い。しかし、分からないながらも一般の人の視点に立って『これは自分たちにとって大切ではないか』という問題にを記事にする。しかし、新聞もテレビも結構的外れなことを言っていることもあり、それに対し、専門家からの指摘を受けながら、徐々に真実に近づいていく」と語った。
また、会場からは「近年の激務化していると言われる看護師の勤務状況などを報道の現場から伝えてほしい」などといった要望が出た。
今後は地域のことに精通している地元講師を迎えた公開講座を予定している。 -
健康生活応援塾が開講
駒ケ根市が本年度保健事業として展開する「健康生活応援塾」の開講式が27日、上赤須の自彊館であった=写真。この日は栄養学に基づく食生活改善を勉強し、実践する「パーフェクトメニュー実践教室」の受講者約25人が集まり、本コースの説明を受けた=写真。
同事業は、正しい生活習慣を身に付けてもらうことを目的として昨年度から市が実施しているもの。本年度は、大塚製薬の健康推進本部が推進する健康栄養学に基づき、体を正常に機能させるための栄養素やその摂取方法について学び、実践していく「パーフェクトメニュー実践教室」などを新たに加え、全5コースを設けた。
この日、開講式に参加した一人は「メタボ真っ最中なので、少しでも改善できればと思っています」などと抱負を述べた。
市では本年度、同コースのほかにも食事バランスガイドを用いた食生活改善を目指す「食事バランス改善コース」、正しい歩き方を身に付け、日ごろの運動不足を解消する「インターバル束歩コース」、自分の体にあった運動量と正しいフォームを身に付ける「ウォーキングコース」」たばこの正しい知識を知って禁煙を目指す「卒煙チャレンジコース」を開講し、随時受講者を募集していく。
講座に関する問い合わせは市保健福祉課保健予防係(TEL83・2111、内線331)へ。 -
第21回川シンポジウム実行委員会
伊那市の第21回川シンポジウム実行委員会は26日、市役所で開き、委員約60人が、魚の放流やせせらぎウォッチングなど08年度の事業計画を決定した。
昔のような美しい川を取り戻すための事業で、伊那市と、市議会、区長会、衛生自治会、公民館、河川愛護会など約60団体で構成する川シンポジウム実行委員会の主催。
本年度の取り組みは8事業。魚の放流(6月29日)、川再発見せせらぎウォッチング(7月21日)、水生生物及びパックテストによる水質調査(7月27日基準日)、ビオトープ探索(7月27日基準日)、作文募集、川を美しくする集い(9月13日、伊那市生涯学習センターいなっせ)、環境子ども会議(11月下旬)、報告集作成(09年3月中旬)。
予算は収入、支出総額各100万円。市からの事業委託料で本年度は20万円減額。
小坂樫男市長はあいさつで、「地域に定着した取り組みになってきて、誇りうる行事。愛護会の活動も盛んで、河川はきれいになってきたと思う」と話した。
役員は次の皆さん。
▽実行委員長=丸山敞一郎(市区長会長)▽副実行委員長=橋爪正(市連合衛生自治会長)、春日幸子(市女性団体連絡協議会長)▽会計監事=伊藤右武(長谷地区区長会長)、武田登(伊那公民館長) -
南箕輪村公民館で高齢者学級開講
南箕輪村公民館の高齢者学級「ゆずり葉学級」の開講式が22日、同公民館であった。本年度は新入生2人を加えた48人でスタート。受講生らは、これから新たな気持ちで活動に取り組むことを決意した。
原俊朗公民館長は「学びつづけることが若さや元気の源となる。一人ではなくともに参加することが秘訣。みなさんで自主的に取り組み、自分たちで作り上げていく学級になることを願う」とあいさつした。
ゆずり葉学級は、5月縲恬・N3月の計21回あり、合唱や工作、調理実習、小学生との交流などを通じて、仲間づくりに励んでいく。
開講式で自己紹介する受講生 -
ふれあいと健康作り目的に「桜井歩かん会」発会
伊那市富県桜井で25日、「桜井歩かん会」(山岸清志会長)が発会した。地区内を中心に4コースを設定。月1回の活動で、区民の健康作りにつなげる。
昨年秋、桜井公民館が開いたウォーキング教室の参加者から「歩くクラブを作っては」と要望が出たため、区民らの触れ合いと健康を目的に、公民館や区の3役が桜井ウォーキングモデルコース案を作った。
コースは1・6キロ、2キロ、3・2キロ、5・1キロの4つで、個々の体力に応じて選べるようにした。上り坂、下り坂もあるが、中央アルプスや三峰川、町並みなど景色を楽しみながら歩けるという。
歩かん会は毎月第2日曜日午前10時、桜井研修センターに集合。会員は募らず、その日に集まった人たちが自分にあったコースを選んで歩く。入会金や会費はない。
山岸会長(65)は「これまで各自で歩いていたが、たまには仲間で話しながら歩くのも良い。健康で長生きできるように、また区民の情報交換の場になれば」と期待する。
夏を目途に、コース沿いへ案内板、研修センター前にコース図を立てる。
整備後は完成イベントを考えている。区外者へも利用を促す。
発会には、日ごろから歩いている人を中心に、40縲・0代の12人が参加。子どもの姿もあった。
講師に、伊那スイミングクラブの福沢一利さんを迎え、1日のウォーキング目安やシューズの履き方・選び方などを聞き、実践に入った。「身長を1センチ伸ばす感じで姿勢よく。かかとから着地する」などアドバイスを受け、参加者は歩き方を意識しながらコースを歩いた。 -
バラの新品種「ローズ・コマガネ」咲く
駒ケ根市北割一区の中城澄子さん宅(手作りガーデンプチ経営)で「ローズ・コマガネ」と名付けられた新品種のバラが咲き始め、話題になっている。
世界的なローズブリーダー寺西菊雄さん(イタミ・ローズガーデン)が作り出し、まだ名前もついていない新品種のバラをローズファーマーの後藤みどりさん(山梨県)から贈られた。
4月初旬に、固いつぼみが3縲・個ついた大苗の状態で届いた。花の色は温かみのある薄桃色で、たくさんの花弁が密に集まったイングリッシュローズ系の中輪。
中城さんは世界に一本だけのこのバラに「ローズ・コマガネ」と名付け、ピンクの洋服が大好きな孫にちなみ、別名は「ラブリー早葉(さよ)」とした。「小ぶりで優しい花を見て、早葉ちゃんのイメージと重なった」。
貴重なこのバラは株をさらに充実させ、たくさんの花を咲かせたいと話している。
中城さん宅で初心者を対象にしたバラの育て方教室を開いている。詳細は中城さん(TEL83・3829)へ。 -
赤穂小出身の日本画家・上村朱里さんが母校へ日本画を寄贈
東京芸術大学修士課程をこの春卒業し、本格的に作家活動を始めた駒ケ根市出身の日本画家・上村朱里さん(26)=東京都=が26日、小学5年生までを過ごした母校・赤穂小学校(馬場澄博校長)を訪れ、06年に制作した作品「紫陽花ドクダミ図(あじさいどくだみず)」を同校に寄贈した=写真。上村さんは「感動です。赤穂小に足を踏み入れるのは高森に移って以来。子どもたちがどんな風に作品を見てくれるか楽しみ。分からなくても、絵を見て何かを感じてもらえれば」と語った。
上村さんは駒ケ根市で生まれ。小学5年生の時、高森町へと移り、その後、東京芸術大学美術学部絵画科で日本画を学んだ。
この春飯田市で初めての個展を開催した時、上村さんが赤穂小学校に在籍していた当時の校長・高坂保さん(80)=小町屋=を招待したところ、感銘を受けた高坂さんから「ぜひ母校である赤穂小の子どもたちにも作品を見せてあげてほしい」との依頼を受け、今回の寄贈が実現した。
高坂さんは「彼女の日本画は彼女の人柄が良く出ていて、柔らかで温かい。彼女はこれから発展していく存在。子どもたちにはそういう先輩の作品を見て、自分の夢を実現するよう、目指してほしい」と話していた。
日本画の大きさは縦140センチ、横210センチ。作品には上村さんの好きなドクダミが描かれている。
上村さんは赤穂小のほか、高森南小、高森中、飯田高校へも作品を寄贈している。今回寄贈した作品は本年度の卒業生の卒業記念となる。 -
天竜川水辺の楽校連絡協議会
子どもたちの自然体験の場として、駒ケ根市の天竜川、新宮川合流点にある「水辺の楽校(がっこう)」(座長・市村好男中沢区長)の保護、整備活動を展開する「天竜川水辺の楽校連絡協議会」が23日夜、中沢公民館であった。同協議会のメンバーである地元関係者や学校関係者などが集まり、本年度のホタル祭りの日程などについて確認。また、堆積した土砂の移動や天竜川本線の一部移動などを求めるため、天竜川上流河川事務所に対し、要望書の提出することを決めた。
天上に提出する要望事項は▽水辺の楽校西側に流れている新宮川の堆積土砂の移動▽ホタル水路の環境改善▽06年7月豪雨で失われた部分の回復竏窒フ3点。
堆積土砂の関係については、現状のまま新宮川が増水すると、水辺の楽校が浸水する危険性があるため。また、水辺の楽校内に整備した「ホタル水路」は、水路の左岸の石積が低いため、堤防から土砂や雑草入り込みやすくなっており、ホタルに悪影響を与えている。
また、一昨年の7月豪雨の影響で天竜川本線が水辺の楽校のすぐ西側まで移動しており、再び出水があった場合、流れの急な天竜川本線が水辺の楽校を流出しかねない状態にある。 -
赤穂公民館で手作り絵本の巡回展
駒ケ根市の赤穂公民館で25日まで、県内外で手作り絵本の制作に取り組む15団体による「手作り絵本の巡回展」が開かれている。さまざまな趣向を凝らした絵本約200冊が、訪れた親子連れなどを楽しませている=写真。
世界に1冊しかないオリジナルの絵本を作ろう竏窒ニ、長野県、愛知県、岐阜県で活動する手作り絵本の会。上伊那では「かりんとうの会」(会員約20人、松本香織代表)が赤穂公民館を拠点として活動している。
会場には、オリジナルの物語を手作り絵本とした作品のほか、子どもの成長の記録や、祖母から聞いた話、旅行での出来事などをテーマとしたさまざまな手作り絵本が並んでおり、素材も布、切り絵、ちぎり絵など凝った作りのものが多い。
「かりんとうの会」は、飛び出る絵にメッセージを添えた共同作品も出展している。
かりんとうの会の一人、細田千八子さん(61)=宮田村=は「こうした活動自体、知らない人もいるので、巡回展を一人でも多くの人に見ていただき、活動を知ってもらえれば」と話していた。
25日の閲覧時間は午前9時縲恁゚後4時。入場無料。 -
磐城流つまみ絵展・朱千恵会
磐城流つまみ絵の師範・伊井島美千恵(朱千恵)さん主宰の朱千恵会の作品展「磐城流つまみ絵展」は26日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開いている。テーマ「さくら」の創作作品など約120点を展示している。
つまみ絵は、平安時代に始まり現在まで受け継がれる伝統手芸。絹布を専用のピンセットで丸つまみ、剣つまみの2通りの方法でつまみ、立体感を生かして花、鳥、人物、景色などを表現する。
展示は2年半に1度開催。4教室から今回は16人が出品した。
テーマ「さくら」の作品は、「桜とルリビタキ」「山里の桜」「桜花てまり」などそれぞれの思いを込めて桜を表現している。
短冊、色紙、額、屏風などがあり、創作のほか教材として学んだ作品もある。
主宰の伊井島さんは、「さくらの創作作品は、構想から時間をかけて仕上げた。ぜひ見ていただきたい」と話している。午前9時半縲恁゚後5時半(最終日は正午)。 -
崇嶺会刻字展
第28回崇嶺会刻字展は25日まで、伊那市生涯学習センター2階の市民展示ギャラリーで開いている。
崇嶺会は宮沢梅径さんが顧問を務める。年1回の作品展で、会員と準会員の35人が出品。今回のテーマ「魚」の作品25点、漢詩や心に響いた言葉などの自由作品45点の計70点。桂の木を使い、半紙の半分から全紙大までのサイズがある。
「魚」の作品は、鯉のぼりが泳いでいる様、「鮮」など漢字もまるで絵のようだったりと、面白みがある。
会では、「刻字は、漢字や仮名の白と黒の世界の書道と違い色づけするほか、木に彫るので立体感があるのが特徴。てん書の造形美が魅力。楽しんでほしい」と話している。 -
小鳩園におぎゃー献金
伊那市の小鳩園に、財団法人日母おぎゃー献金基金から121万5900円が贈られる。小鳩園では同献金を空調設備工事に使う。
おぎゃー献金基金は、1963年に重症心身障害児に少しでも幸福を分け与えたいと、健康な赤ちゃんを出産した母親と、出産に立ち会った医師や看護婦が“愛の献金”を-と発案したのが運動の始まり。母親あるいは家族が病院や医院で献金したお金が、審査で選ばれた心身障害児のための施設と研究に補助金として送られる。
小鳩園への補助金は4回目。過去には自動車2台、療育器具を購入した。今回は、施設内で新たに使えるようになった2部屋の空調設備工事に使う。すでに工事は終了している。献金は25日、長野赤十字病院で贈呈される。
小鳩園の小松園長は、「園では独自のものが必要で、予算だけでは難しく、本当にありがたい。おかげで事業も幅広くできる」と感謝している。 -
吉祥寺永代供養墓開眼
伊那市美篶笠原の吉祥寺(坂田徹恩住職)で24日、永代供養墓と観音像の開眼供養法要があった。檀徒など約50人が出席し、高さ約4メートルの石造りの観音像の頭を覆っていた白布を除幕。読経の流れる中、坂田住職が筆を持って点眼した=写真。
観音像は寺の高台にある墓地の一角に西に向けて建立され、穏やかな顔つきで眼下に広がる集落を見下ろしている。
寺は、少子化の影響などにより将来にわたって家の墓を守っていくことに不安を持つ人のため、永代供養墓の設置を06年秋に檀徒らに提案。希望者を募った上で昨年春に施工に着手し、今年5月15日に完成した。 -
赤穂南幼稚園でお母さんたちの情報交換の場「しゃべり場」始まる
日ごろの子育てについて気軽に情報交換してもらおう竏窒ニ、駒ケ根市の赤穂南幼稚園(辻本扶美子園長)で22日、保護者を対象とした「しゃべり場」があった。この日も園児らのお昼寝の時刻に合わせて続々と母親たちが集まり始め、さまざまな話題に花を咲かせた=写真。
取り組みは、送り迎えの時、母親たちが外で立ち話をする母親らに場所を提供しよう竏窒ニ、昨年10月ころから始まったもの。本年度はこの日が初めての開催となった。
この日は、年長園児が今、夢中になっている「あやとり」を知ろう竏窒ニ、あやとり作りに挑戦。母親たちは、あやとりを楽しみながら「子どもが『幼稚園に行きたくない』って泣いたりしません」「最近は大丈夫だけど、最初は半年くらいそうでしたよ」などと会話を交わしていた。
昨年度からこの会に参加している上田さゆりさんは「ほかのお母さんたちとおしゃべりができたり、子どもたちのいろんな状況について相談し合える。また、下の子を連れてくることもできるので、ここでお友だちができるのもいい」と話していた。
同園では本年度も、月1回程度「しゃべり場」を開催し、母親らに交流の場を提供していく。 -
春の飲み歩き
伊那谷の12の蔵元、醸造メーカーが商店街に出店したブースを千円で自由に飲み歩ける初のイベント「伊那街道2008春の飲み歩き」が23日午後から夜にかけ、伊那市の通り町、春日町、坂下の商店街を舞台に開かれた。目抜き通り沿いのセントラル・パーク駐車場や生涯学習センターいなっせの北側広場など6カ所に設置された特設会場では、仕事帰りのサラリーマンがネクタイを緩めて楽しそうに酒を飲む姿が見られた。日本酒のはしごをしていた会社員男性(57)=西町=は「何種類もの酒を自由に飲み比べられるのがいい。安いのもいいね」と上機嫌だった。
イベントは通り町振興組合(竹田一麿理事長)が主催した。通り町の酒店「正藤」の店主で同組合副理事長の山浦邦夫さんが3月に諏訪市で開かれた街道飲み歩きを体験し、その盛況ぶりに驚いて、同様のイベントを通り町でも竏窒ニ考えて提案した。山浦さんは「こうしてたくさんの人が商店街を歩いてくれるのはとてもうれしい。この調子で秋にもまた開きたい」と、次回開催に早くも意欲を燃やしている。 -
名物サクラの枝何者かに切られる
春になると見事な花を咲かせ、道行く人の目を楽しませている伊那市美篶青島区の名物サクラの枝6本が何者かにのこぎりなどで切られているのを、23日午前7時前に農作業で通りかかった青島桜保存会(橋爪正昭会長)の事務局を務める農業矢島信之さん(63)が発見した。切り口は直径約2縲・センチで、切った枝(長さ約1縲・メートル)はその場に放置されていたという。
枝を切られたサクラはナイスロードを挟んで立つ2本のソメイヨシノの古木。青島区長の堀内利男さん(61)によると、大正時代に堤防の地固めのために植えられた木で、樹齢は少なくとも90年という。青島区の住民でつくる保存会が消毒や枝の手入れなどの管理をしているほか、開花時期にはライトアップをしている。木の周囲は堤防沿いの散策路になっていて、散歩する地元の人も多いという。
保存会の関係者らは「枝が垂れ下がって歩くのに邪魔だから切ったように思えるが、だからといって無断でそんなことをしていいわけがない。一生懸命管理しているのにとんでもない仕打ちだ。やった人はすぐに名乗り出てほしい」と、心ない行いに怒りをあらわにしている。
堀内区長が前日に通った時は普段通りだったことや、切られた枝の葉のしおれ具合などから見て、切られたのは23日の早朝とみられるという。 -
仲良し8人組、サイクリングで・ス冒険気分・ス
保育園の時から友情を深めている宮田村宮田小学校3年2組を中心にした8人が21日、学校の休日にあわせて村総合公園ふれあい広場までサイクリングを楽しんだ。保護者が引率し、ちょっとした・ス冒険気分・スを満喫。思い出をつくりさらに絆を育んだ。
大半が東保育園の出身で大原区、つつじが丘区、駒ケ原在住の仲良し8人組。保護者の木下良広さん=大原区=が引率し、村民会館を発着点にした。
緩い登り坂が続いたが、互いに励まし合いながら新田区のふれあい広場に到着。
キックベースやジャンケン、鬼ごっこなどで思いっきり遊び、帰路についた。
「坂は大変だったけど、本当に楽しかった」と小林航大君。
夏には駒ケ根市のプールにもみんなで出かけたいと夢はふくらんでいる。 -
第14回美鈴工房パッチワークキルト展
南箕輪村の磯千恵子さんが主宰する美鈴工房キルト教室の「第14回美鈴工房パッチワークキルト展」が23日、伊那市の県伊那文化会館美術展示ホールで始まった。思いを込め縫い上げたベッドカバーやこたつ掛けなどの大作を中心に約100点を展示している。
1年半おきに開く展覧会で、上伊那の10教室から52人が出品。磯さんのタペストリー「薔薇(そうび)」をはじめ、高遠町在住の人が高遠の桜をテーマにするなど絵画的なデザインから伝統的なパターンの作品までさまざま。こたつ掛けなどの大作は、家事や仕事の合間に一針ずつ縫い、1年がかりで仕上げた。クッションやバッグなど小物もある。
作品の多くは着物や洋服などの古布を利用。「古いものでも新しく生まれ変わる。再生することで思い出にもつながる」と磯さん。「作品は自己表現。自分の世界に没頭して作った作品をぜひ見ていただきたい」という。
25日まで。ふれあい広場でバザー(午前11時縲恁゚後2時)もある。展示は午前10時縲恁゚後5時(最終日午後4時)。 -
“萌の会”作品展示即売会
上伊那の女性アーティストによる初企画“萌の会”作品展示即売会が23日、伊那市城南町のおはぎ茶房モモで始まった。「手作りの衣食住」をテーマに4人によるニットウェアー、エコクラフト、陶器、おはぎで、女性客らでにぎわっている。
駒ヶ根市の御子柴直美さん(ニットソーイングクラブ)はニット生地を縫製した洋服約100点を出品。「初めての方でも簡単に作れるのでぜひ見てほしい」という。駒ヶ根市の菊池志津代さんによるエコクラフトの荷造り用再生紙で作ったかごは60点。「手作りで丈夫。手で触って確かめてほしい」という。
箕輪町の花岡はま子さんは、かれんな草花を描いた陶器50点を出品。「使って楽しい器を作っている。手にとって見てほしい」と話している。おはぎ茶房モモの百瀬江子さんのおはぎは10種類以上ある。
25日まで。午前10時縲恁゚後5時(最終日午後3時)。 -
【記者室】イチゴ交流の将来は
いちごジャム作りを学びたいと、伊那市のみはらしいちご園に韓国のイチゴ輸出営農法人が交流・視察に訪れた。交流は営農法人の昨年7月の来伊に始まり3回目。昨年11月には、みはらしいちご園の関係者が韓国を訪問している。
営農法人は東南アジアへの輸出用イチゴを栽培する。みはらしいちご園と市場競合がないためか、双方とも技術交流に前向きで、来日した関係者は「もっと縁を結んで交流したい」とし、将来的に農家での民間交流にも期待している。
イチゴが結んだ今回の交流。パスポートが必要なだけに行き来はそう簡単ではないが、「同じイチゴを作る仲間」として、交流により互いに得るものはあるはず。さらなる交流は赤く実るだろうか。(村上裕子) -
沢国道バイパス花の会が信州ふるさとの道ふれあい事業協定締結
箕輪町の沢国道バイパス花の会(浦野金治代表)はこのほど箕輪町、伊那建設事務所と「信州ふるさとの道ふれあい事業(アダプトシステム)」協定を締結した。
アダプトシステムは道路環境の向上や住民同士の交流促進を目的とする制度。美化活動などにボランティアで取り組む団体に対して県が清掃用具や材料などを支給し、市町村が清掃活動などで生じたごみを処分することで団体の活動を支援する。
沢国道バイパス花の会は、国道153号箕輪バイパスの沢上交差点から南へ約1100メートルの区間で、地下歩道の清掃や路側帯の草刈りおよびごみ拾い、中央分離帯の花の植栽、熊野のソバの植栽などの活動を予定。
現在、伊那建設事務所管内では北は箕輪町の北小河内の「ふれあいの路」から、南は中川村「花花クラブ」まで18団体が同協定を結んでいる。 -
伊那西高校生が街頭啓発と合同で犯罪抑止の街頭啓発
伊那西高校生と伊那警察署員らは22日朝、伊那市のJR沢渡駅前で自転車の盗難防止などを呼びかける街頭啓発活動をした。
伊那警察署は毎年5月に街頭犯罪抑止総合対策の一環として、高校生との協働による街頭啓発活動を実施しており、今年は伊那西高校生徒会役員が沢渡駅を利用し登校してくる同校生徒を中心に、「お願いします」と防犯を呼びかけるチラシやばんそうこうを配った。
生徒会長の北原奈苗さんは「自転車の盗難に遭わないように気をつけているが、カギをかけ忘れることもあるので、みなさんにも気をつけて欲しい」と話していた。
伊那警察署によると管内の自転車の盗難は4月末までに30件起きていとのこと。 -
死亡事故発生に伴う現地診断と再発防止検討会
12日に伊那市西箕輪伊那インター工業団地内の交差点で起こった死亡事故を受け、22日、市職員や伊那警察署員、伊那市、南箕輪、箕輪の各交通安全協会員ら約20人による現地診断と再発防止検討委員会があった。出席者は事故現場で状況を確認した後、伊那市の西箕輪公民館に場所を移し、事故の再発を防ぐために意見交換をした。
事故は、午後9時45分ころに、同交差点で東側から西側へ坂道を登ってきた2人乗りのバイクと、北側から南側に進む普通自動車とが出合い頭に衝突し、バイクに乗車していた男性のうち1人が死亡、もう1人も意識不明の重体となった。
事故現場で伊那署員から事故の説明を受けた出席者たちは、交差点の見通しの良し悪し、街灯の場所など一つつひとつ状況を確認。
出席者からは「街灯もひとつだし、夜間は暗くなる。交差点だと分からなかったのではないか」「ここは危ないな。絶対信号機をつけなくては」などの声が聞かれた。
西箕輪公民館での再発防止検討委員会では、同交差点への信号機や街灯の設置などを要請する声が多く上がった。伊那署員によると、同交差点の信号機の設置についてはすでに本部に上がっており、優先順位に従い設置を検討していくとのこと。また街灯については、市職員が「信号機の設置場所が決まらなくては、邪魔や無駄になることもある」と説明。
出席者からは「信号機がいつつくかわからない、照明もいつつくかわからないでは、会の意味がないのではないか」「運転手の啓発に力を入れていくことが事故防止につながる」「ぜひ、安協にも交通事故の事例を情報として教えていただきたい」などさまざまな意見がでていた。 -
駒ケ根市出身の佐野成宏さんが後援会10周年記念のテノール・リサイタル
世界的に活躍している駒ケ根市出身のテノール歌手・佐野成宏さん(43)が21日夜、自身の後援会(木下勝敏会長)の結成10周年を記念したテノール・リサイタルを駒ケ根市文化会館で開いた。地元をはじめ、県内外から約600人の観客が集まり、佐野さんの透明感のある美しい歌声とに酔いしれた=写真。
イタリアのピアニストで国際声楽コンクールの伴奏者として活躍するラッファエレ・コルテージさんとの共演が実現したこの日は、ヘンデル作曲の歌劇「クセルクセス」より、「オンブラ・マイ・フ(懐かしい木陰)はじめ、イタリアの古典歌や、ベリーニの歌劇「清教徒」の有名なアリア「追憶」など全17曲を披露。また、プッチーニの歌劇「トスカ」からは「妙なる調和」と「星は光りぬ」の2曲を情熱的かつ悲劇的に歌い上げ、観客を魅了した。
佐野さんは東京芸術大学の声楽科を卒業後、イタリアのアリゴ・ボイト音楽院に留学。その後、関西日伊コンコルソ第1位ミラノ大賞受賞をはじめ、各国の国際コンクールで入賞するなど、国内外から注目されている。 -
清水みよ志個展「パッチワークキルト作品展」
伊那市荒井の清水みよ志さん(70)の個展「パッチワークキルト作品展」が22日、旧井沢家住宅で始まった。タペストリーやバッグなど趣味で作り続けた作品88点を展示している。
清水さんは美容師で、97年から女性プラザ伊那でパッチワークを習っている。昨年末に美容室を閉めるまで、仕事の合間にこつこつと作ってきた。親族や知人からもらった布を大事に使い、配色は教室の講師に教わった。茶系の布を主体とした1辺が180センチの正方形の大作は、こたつがけやベッドカバーにと考え2年間かけて作り上げたが、もったいなくてまだ使っていないという。
「四季折々の風景や花など布のやさしさで表現してみました」という作品は、どれも落ち着いた色合いで、ひな人形、お月見などを題材にした壁掛けなどもある。
長年の知り合いという矢沢秋子さんの提案で作品展が実現。清水さんが体長を崩しているため作品を預かっての展示となった。矢沢さんは「部屋に眠らせておくのはもったいない。大勢の目に触れてほしい」と話している。
会期は26日まで。午前9時縲恁゚後5時(最終日午後3時)。 -
中川横前のジャーマンアイリスが見頃に
中川村片桐横前の知久島覚一さんの畑では、ジャーマンアイリスが見ごろを迎えた。約8アールの花畑にはベージュ系のシックな「イクザクティチュード」、上弁が濃い青、下弁が水色の珍花「クラウンドヘッド」。漆黒の「ハローダークネス」など新品種、銘花など250種類のジャーマンアイリスが植えられ、6月初旬まで次々とゴージャスの花を咲かせる。
開花はほぼ平年並で、現在約百種類が咲いている。開花期間中は一般開放され、園内はスロープを整備し、車いすでも花を見て回ることができる。
また、品種名に日本語訳を掲載し、より親しみやすい。
この日は飯島町田切の吉川俊子さんらが訪れ「花はいつ見ても癒される」とアイリスの花見をたん能していた。 -
大芝高原まつり実行委員会
8月23日開催の第23回大芝高原まつりに向け同実行委員会は23日夜、村役場で第1回委員会を開いた。高原まつりや各委員会の実施内容などについて協議した=写真。本年度の実行委員会は約1カ月早いスタートとなった。
実行委員会は村内の各種団体などをはじめ、イベントの趣旨に賛同する人でつくる。今年度は「親子ふれあい木工広場」が都合により行われないため、前年度より1委員会少ない19委員会で構成する。
初の会議で実行委員長の唐木一直村長は「この祭りは林の中、家族で楽しめるのが特長。年々盛大となっている。村の元気につながるよう、みなさんの協力をお願いします」とあいさつした。
前年度の反省、要望を受け、今回の祭りでは遊歩道への投光機の増設、大芝湖北側の未舗装道路のアスファルト化、当日のトイレ巡回清掃などを盛り込む予定だ。