-
小林一茶の句碑 パネル展
江戸時代を代表する俳人、小林一茶の句碑のパネル展が、伊那市の創造館で25日から始まりました。
会場には、県内を中心にした、小林一茶の句碑のパネル、20点が展示されています。
一茶は長野県出身で、15歳で江戸に行ったのち、北は秋田県から南は長崎県を放浪し、俳句を詠みました。
一茶の句碑は、全国に398基あるということです。
この展示は来月9日・10日に行われる、一茶と同じく放浪俳人として伊那谷で数々の俳句を残した井上井月を偲ぶシンポジウム、「千両千両井月さんまつり」に合わせて開かれました。
会場には、一茶記念館所有の一茶の真筆の俳句も展示されています。
この展示は、伊那市創造館で来月28日まで開かれています。 -
子どもたちを笑顔に 霜町ゆめ縁日
伊那市高遠町の商店主らでつくる霜町実業団は、3年連続で中止となった高遠城下まつりの代替イベント「霜町ゆめ縁日」を15日に開きました。
ゆめ縁日には、町内の親子連れなど100人以上が訪れ、射的やヨーヨー釣りなどを楽しんでいました。
このイベントは、商店主らでつくる霜町実業団が3年連続で中止となった高遠城下まつりの代替イベントとして開きました。
会場では、屋台のほかに市内の飲食店のキッチンカーも出店していました。
ゆめ縁日は、新型コロナの影響でイベントなどの中止が続く中、子どもたちに笑顔になってもらおうと開かれ、賑わいを見せていました。
-
箕輪町の有賀さんピアノで全国大会へ
一般社団法人東京国際芸術協会主催の全日本ジュニアクラシック音楽コンクール全国大会のピアノ部門、高校3年生の部に箕輪町の有賀史奈さんが出場します。
17日有賀さんが箕輪町役場を訪れ白鳥政徳町長に出場報告をしました。
有賀さんは7月に行われた中部地区大会の予選と本選を勝ち抜き全国大会出場を決めました。
去年も高校2年生の部で全国大会に出場していて成績は5位でした。
ピアノに専念するため通信制の駿台甲府高校で勉強しながら松本ピアノアカデミーで練習をしています。
有賀さんが出場する全日本ジュニアクラシック音楽コンクールは来月3日に東京で開催されます。
-
処暑 西箕輪でコスモス咲く
23日は二十四節気の一つ、処暑です。
厳しい暑さが峠を越え、和らぐ頃とされています。
伊那市西箕輪では、コスモスが咲き始めていました。
23日の伊那地域の最高気温は30.2度で、平年並みとなりました。
長野地方気象台によりますと、来週以降、気温は平年並みか平年より低くなると予想していて、厳しい暑さはやわらぎそうです。
-
伊那市の御城印 新たに4場が追加で合計11城に
伊那市高遠町の一般社団法人環屋は、これまでの市内7つの城の御城印に加え、新たに4種類の販売を始めました。
こちらが11日から販売が始まった4種類の御城印です。
西春近の小出城跡、長谷溝口の大徳王寺城址、東春近の保谷沢城跡、高遠町小原の小原城跡の4種類です。
価格は、1枚300円です。
環屋では、2019年から御城印の販売を始めていて、11日から高遠町観光案内所でも取り扱うようになりました。
高遠城址をはじめとする市内7城の御城印に、今回新たに4城が加わり全部で11城となりました。
これを記念して、11城全てを集めると登城制覇御城印がプレゼントされます。
高遠町観光案内所と環屋の2か所で購入することができます。 -
石仏フィギュア 第2弾発売
去年から販売されている石仏フィギュアの第2弾が登場しました。
全て守屋貞治の石仏で、今回製作されたのは建福寺にある千手観音・馬頭観音・如意輪観音と、桂泉院の准胝観音の4種類です。
各200体の800体が製作されカプセルトイ、通称ガチャガチャで、1回300円で販売されています。
この石仏フィギュアは、高遠町観光案内所と環屋の2か所で購入することが出来ます。
-
高校生対象 演技セミナー
上伊那の高校の演劇部員の演技力向上に役立ててもらおうと、演劇舞台演技セミナーが21日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
講師は、アニメデビルマンの主人公役など、俳優・声優として活躍する田中亮一さんが務めました。
生徒たちは最初に、腹式呼吸のやり方を教わりながら、発声練習をしていました。
田中さんは「日本語をどれだけ正確にしゃべれるかが大事です。言っていることが見ている人に分かるように発音してください」と指導していました。
また田中さんの指導の下、イソップ物語を演じていました。
このセミナーは、9月に行われる上伊那地区高校演劇合同発表会を控えた高校生の演劇技術の向上に役立ててもらおうと、伊那文化会館が毎年開いているものです。
午前と午後合わせて、37人の上伊那の高校生が参加しました。
-
バーテンダー漆戸さん表敬訪問
北米トップ50のバーから北米一のバーテンダーに選ばれた箕輪町出身の漆戸正浩さんが18日、白鳥政徳町長を表敬訪問しました。
盆に合わせてアメリカから帰省した漆戸さんは妻と子どもと一緒に役場を訪れ、白鳥町長に受賞を報告しました。
漆戸さんはイギリスのウィリアム・リード社が発表する個人賞の北米ベストバーテンダーに選ばれました。
漆戸さんは高校卒業後に上京し19歳でバーテンダーの一歩を踏み出しました。
26歳で渡米し2018年にアメリカニューヨークでバーを開業しました。
漆戸さんは、子どもの頃に親しんだ味や匂い、風景などがカクテルのアイデアになっていると話していました。
受賞については、「お客さんと一緒に喜びを分かち合えるのがうれしい。スタッフにも恵まれたおかげです」と感謝していました。
白鳥町長は「次は、世界一になることを楽しみにしています」とエールを送っていました。 -
地域住民が学校林の整備作業
伊那市の伊那西小学校の学校林で、地域の有志が林間整備作業を20日、行いました。
伊那西小学校にはおよそ1ヘクタールの学校林があります。
面積が広く、子どもたちや職員の力だけでは草刈りをすることが難しいため、地域の人に協力を呼びかけました。
20日は、地区住民16人が集まり、草刈り機を使って作業に汗を流しました。
伊那西小学校の児童は「わたしたちの森づくり」をテーマに、林間マラソンコースの整備活動や森の恵みを生かした総合的な学習に取り組んでいます。
参加者の多くは、伊那西小学校の卒業生です。
今年3月に神奈川県から伊那西地区に家族で引っ越してきた髙田修さんです。
子どもが伊那西小学校に通っています。
伊那西小学校では、「地域の人たちに学校を支えていただきありがたい」と感謝していました。
-
箕輪町 お盆成人式
箕輪町の成人式は、15日に町文化センターで行われました。
対象は312人で、式には195人が出席しました。
新型コロナ対策として、出席者全員の抗原検査を行いました。
成人式では、みのわ太鼓保存会が祝い太鼓を披露しました。
成人式実行委員長の武村楓さんは、「この式を大人としての自覚と責任を持つための式と考え、何事にも前向きに挑戦していきましょう」と挨拶しました。
出席者を代表して唐澤大暉さんは「激動の時代を生き抜いてきた先輩たちから多くのことを学び、いつか下の世代に伝えられる人間になることを誓います」と決意を発表しました。
箕輪町成人式のお盆開催は2019年以来3年ぶりとなります。
-
鹿嶺高原 テラス愛称募集
伊那市は、標高1800メートルにある長谷の鹿嶺高原に木製テラスを整備しました。
19日から、テラスの愛称を募集しています。
伊那市は今年、県の補助金を活用し伊那市街地や中央アルプスが一望できるポイントに木製テラスを整備しました。
テラスは中央が出っ張った凸形で、およそ200㎡の広さがあります。
完成にともない伊那市ではテラスの愛称を募集しています。
誰でも一人1作品応募できます。
漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベットの使用が可能で、造語も認めています。
募集期間は来月16日までで、伊那市の公式HPで受け付けています。
採用者には、鹿嶺高原キャンプ場のキャビン一泊券が贈られることになっています。 -
伊那市二十歳のつどい 伊那地区で開催
伊那市では、成人年齢が18歳に引き下げられたことから、今年度から、成人式に代わる式典を「二十歳のつどい」として行っています。
高遠町と長谷地区を除く伊那地区の「二十歳のつどい」が、14日と15日に市内8か所で行われました。
このうち、富県地区の二十歳のつどいは、15日に富県公民館で行われ、対象者23人のうち13人が出席しました。
民法改正により、成人年齢が18歳に引き下げられたことから、伊那市では今年度から成人式に代わる式典を「二十歳のつどい」としています。
出席者を代表して、今井晴日さんは「社会人として、自分の行動に責任を持ち生活していきたい」と話していました。
式が終わると、会場の外にあつまり小学校時代の恩師と話しをしたり、写真撮影をしていました。
今年度の伊那地区の対象者は711人となっています。
-
新型コロナ 県最多2日連続更新の3649人
長野県内で19日新たに、上伊那地域の319人を含む3,649人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
1日の県内の感染確認者数は、2日連続で過去最多を更新しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は319人で、
伊那市で120人、箕輪町で54人、南箕輪村で31人、駒ヶ根市で55人、辰野町で29人、飯島町で8人、中川村で2人、宮田村で20人、長野保健所管内で363人、佐久保健所管内で359人、諏訪保健所管内で317人、上田保健所管内で294人、松本保健所管内で286人、飯田保健所管内で277人、北信保健所管内で116人、大町保健所管内で44人、木曽保健所管内で9人
県外11人、長野市817人、松本市437人の合わせて3,649人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは14万6,077人で、入院は486人、死亡は240人です。
-
ウスバキトンボ採集大作戦
南から北に渡るトンボ「ウスバキトンボ」を採取してマーキングした後放つ「ウスバキトンボ採集大作戦」が13日、伊那市の春日公園で開かれました。
13日は伊那市を中心に子どもとその保護者21人が参加し、ウスバキトンボを採集しました。
捕まえたトンボの羽に、採集した場所などを示す文字を書き込みます。
そしてそのトンボをもう一度放ちます。
ウスバキトンボは、4月ころに九州より南から飛んできて、日本を北上していくトンボで、この地域では8月~9月にかけてみることができます。
移動経路や成長の様子について調査しようと、全国20か所以上で採集が行われていて、このイベントもその1つです。
子どもたちは、トンボを捕まえると、資料を見ながら種類を確かめていました。
中には、一つの網で5匹のトンボを捕まえた子どももいました。
この調査はNHKの番組の制作協力として行われているもので、採集のイベントは、子どもの居場所の取り組みを行っている伊那まちBASEが開きました。
今日は9匹のウスバキトンボにマーキングし、放ったということです。
-
疫病退散願う「おさんやり」
箕輪町南小河内に伝わる疫病退散を願う伝統行事「おさんやり」が新型コロナの影響で規模を縮小して、16日に行われました。
「おさんやり」は町の無形民俗文化財に指定されていて、200年ほど前から、毎年16日に行われています。
区内を流れる用水路「大堰」が天竜川の流れと逆の方向に流れていることから、疫病の原因であると考えられ厄を払うために始まったとされています。
例年は、白服を着た担ぎ手たちが舟を担いで区内を巡行しますが、新型コロナ感染対策で20人ほどが50メートルほど担いで折り返すのみとなりました。
戻ってくると、ナラの木の周りを3周しました。
最後は舟を横に倒して左右に揺らしながら壊していきました。
解体された舟の破片は厄除けとして住民が家に持ち帰って玄関に1年間飾られます。
-
送り盆「百八灯」
伊那市西箕輪で108個の火の玉を吊るす送り盆の行事「百八灯」が16日に行われました。
百八灯は江戸時代から大萱地区に伝わる送り盆行事です。
吊るされた108個の玉に火を灯して、疫病退散などを願うものです。
毎年、地元の中学生も参加していましたが、新型コロナの影響で公民館の役員のみで行われました。
原功区長は「昔からの伝統行事を大切にして、これからも続けていきたい」と話していました。
-
盆休みをもう一日「盆正月」
盆休みの延長を求め、区役員の家を封鎖する南箕輪村田畑地区の伝統行事「盆正月」が16日に行われました。
16日の夜8時半過ぎ、作業が始まりました。
本来は区長の自宅を封鎖していますが、新型コロナの影響で3年連続で田畑公民館のみで行われました。
「盆正月」は、盆休みを一日延長してもらおうと地区の伝統文化を守る会が毎年8月16日に行う田畑の伝統行事です。
公民館にある子どもみこしや門松など備品を使って入り口をふさいでいました。
最後に石灰でお正月と書いて封鎖は終わりました。
-
先祖の霊を迎える「振りまんど」
13日、先祖の霊を迎える振りまんどが、南箕輪村田畑で行われました。
地域住民およそ40人が集まり、田畑神社近くの長さ80メートルほどの坂を下りました。
振りまんどは、地域の伝統行事を伝えていこうと、田畑まんどの会が中心となって行っています。
使っている麦わらはまんどの会が児童と一緒に育てました。
中には、火を怖がって保護者と一緒に歩く子どももいました。
田畑まんどの会の小林博代表は「伝統を伝えていくとともに、まんどの火で新型コロナの疫病も退散してほしい」と話していました。
-
直売所たかずや盆花市
伊那市富県の農林産物直売所「たかずや」で毎年恒例の盆花市が12日に開かれ、墓や仏前に備える花束が用意されました。
盆花の販売は、朝7時30分頃から始まりました。
直売所では、年間を通じて地元の生産者が野菜などを出荷しています。
毎年盆前に盆花市を開いていて、種類が多いと好評でリピーターも増えているということです。
花束はアスターやオミナエシなど十数本まとまったもので、一束500円から800円です。
花は地元産で、きのうと今朝収穫したものを束にしました。
12日は、販売開始と同時に多くの人が訪れ、お気に入りのものを選んで手にとっていました。
今年は、気温が高かった影響で花の生育が進み管理に苦労したものの、出来は例年並みだということです。
開店してから1時間ほどで店頭に並んでいたものが品薄になると、直売所では補充用の花束をつくっていました。
直売所たかずやでは、数に限りはありますが13日も午前10時から販売するということです。 -
台風8号 13日県内最接近
台風8号は、13日の昼前から夕方にかけて長野県内に最も接近する見込みで長野地方気象台では、土砂災害や低い土地の浸水などに注意を呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと台風はゆっくりとした速さで北へ進んでいて、長野県内には13日の昼前から夕方にかけて最接近する見込みで、中部と南部では警報級の大雨になる可能性があるということです。
13日に予想される1時間に降る雨の量は、多い所で南部で30ミリとなっています。
気象台では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼び掛けています。
-
ぬいぐるみが図書館に泊まって選書
「ぬいぐるみのおとまり会」が伊那市の伊那図書館で5日に開かれました。
5日は、1歳から11歳の子どもとその保護者7組が参加しました。
子どもたちは家から持参したぬいぐるみと一緒に絵本の読み聞かせやわらべ歌を楽しんでいました。
おとまり会では、ぬいぐるみが一晩図書館に泊まります。
子どもたちは、ぬいぐるみをタオルの上に並べて、寝かしつけていました。
翌日、伊那図書館のカウンターには、ぬいぐるが本と一緒に並べられていました。
このイベントは、伊那図書館が子どもに新たな本に親しんでもらおうと企画したもので今年で2回目です。
本は、ぬいぐるみが子供たちに選んだという設定です。
子どもたちは、ぬいぐるみと本を受け取っていました。
伊那図書館では、「自分の興味のあるものから様々な本にであってもらいたい」と話していました。
-
新型コロナによる開催中止情報
新型コロナの影響による開催中止のお知らせです。
9月4日に予定されていた南箕輪村総合防災訓練は中止となりました。
-
箕輪町成人式 お盆開催確認
今年度の箕輪町成人式は、予定どおり15日に実施する事が9日開かれた実行委員会で確認されました。
お盆の成人式の開催は2019年以来3年ぶりとなります。
9日は実行委員会が町文化センタ―で開かれ、開催の可否について協議しました。
当初は、県独自の新型コロナウイルスの感染警戒レベルが6になった場合は、式を延期する予定でした。
県は、8日に感染警戒レベルを6に引き上げましたが、外出の制限やイベントの中止・延期などをおこなわないとしています。
県の方針を受け、開催について協議を行い、結果、出席者全員の抗原抗体検査の実施や健康チェックシートの提出を義務づけ、感染対策を徹底して、式を実施する事にしました。
また、伊那市も伊那地区の成人式にあたる「二十歳のつどい」を予定どおり14日と15日に開催するとしています。
-
長野県内で新たに上伊那の222人を含む2,387人の新型コロナ感染確認
長野県内で10日新たに、上伊那地域の222人を含む2,387人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の1日の感染確認者数は2日連続で過去最多を上回っています。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは伊那保健所管内は222人で、
伊那市で95人、箕輪町で30人、南箕輪村で21人、駒ヶ根市で28人、辰野町で24人、飯島町で6人、中川村で2人、宮田村で16人、佐久保健所管内で291人、上田保健所管内で233人、松本保健所管内で208人、諏訪保健所管内で197人、長野保健所管内で159人、飯田保健所管内で153人、北信保健所管内で76人、大町保健所管内で36人、木曽保健所管内で8人、県外19人、長野市515人、松本市270人の合わせて2,387人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは12万5,325人で、入院は425人、死亡は227人です。
また県は、伊那保健所管内の児童福祉施設で、職員3人、利用者11人の合わせて14人の集団的な感染が疑われる事例があったと発表しました。 -
ポレポレの丘 ナツズイセンなど見ごろに
伊那市高遠町の自然公園ポレポレの丘では、ナツズイセンやユリなど夏の花が見ごろを迎えています。
遊休農地だった場所を開墾して整備されたポレポレの丘は、広さ2.5ヘクタールの自然公園です。
敷地のいたるところにナツズイセン、およそ10万株が植えられていて、現在見ごろを迎えています。
ポレポレの丘の丸山義貞さんが管理しているマイガーデンでは、1000株のオニユリが見ごろになっています。
8年前に、食用のユリ根を知人に分けてもらい、育ててきたという事です。
ナツズイセンは9月上旬まで、オニユリはお盆明けまで楽しめるという事です。
-
先祖の霊迎える 六道地蔵尊縁日祭
伊那市美篶に古くから伝わる六道地蔵尊縁日祭が6日、六道の杜で行われました。
六道地蔵尊の縁日祭は、お盆に先祖の霊を迎えるため毎年8月6日に行われています。
午前5時30分頃には、多くの参拝客が訪れていました。
参拝客には、お札と松の葉が渡され、この松の葉には、先祖の霊が乗り移り、お盆に帰ってくるとされています。
六道地蔵尊は、今からおよそ860年前の平安時代に、平清盛が全国6か所に祀ったうちの1つとされています。
縁日祭は、美篶の上川手・下川手の高齢者たちが1年毎に交代で行っていて、今年は下川手が担当しました。
-
小型ドローン体験会
ドローンに触れ、未来を学ぶ、小型ドローン体験会が7月23日に、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
参加した人は、実際にドローンを操縦し、用意された輪っかをくぐらせたりしながら楽しんでいました。
ドローンは手のひらに乗るほどの小さなものです。
このイベントは、伊那青年会議所青少年委員会が、企画したものです。
最新の科学技術、ドローンを体験することで、新しい発見や発想力を培ってもらいたいと、初めて開きました。
きょうは、上伊那の親子10組20人が参加しました。
青少年委員会では「このドローンを通じて、色々な未来を想像してもらいたい」と話していました。 -
地区名ワイン「美篶」新発売
伊那市美篶の伊那ワイン工房は、地元で栽培されたブドウを使った地区名ワイン「美篶」の販売を、8日から始めました。
こちらが新発売の地区名ワイン「美篶」です。
親しみやすいブドウの香りが特徴で、少し甘みのある優しく飲みやすい赤ワインに仕上がったということです。
価格は、720mL入り2,000円です。
8日から蔵出しとなり、伊那ワイン工房の店先に並べられました。
地区名ワインの販売は、美篶を広く知ってもらおうと、伊那ワイン工房が企画しました。
特定の地域名を名のるワインを販売するには、使用しているブドウの栽培地や醸造場所に関して厳しい決まりがあるということです。
工房の近くにある森田伴雄さんのブドウ畑です。
この畑で栽培した「キャンベル」という品種を100%使用して醸造し、約10か月間熟成させたということです。
地区名ワイン「美篶」は500本限定で、伊那ワイン工房の他、9日からはAコープ美篶店や周辺の小売店でも販売されています。 -
竜西保育園でひまわりが咲く
伊那市の竜西保育園には、交通事故が無くなるようにと植えられたひまわりが咲いています。
9日は、園児がひまわり畑で遊びました。
このひまわりは、2011年に交通事故で亡くなった京都府の4歳の男の子が大切に育てていたひまわりの種から育ちました。
ひまわり絆プロジェクトとして、全国各地に広がっていて、竜西保育園では、3年前から参加しています。
5月に年長の園児が種をまき、およそ800本が咲きました。
今年は迷路になるようにひまわりが植えられていました。
またきょうは、花が咲いたことを報告しようと伊那警察署の署員が畑に招かれました。
署員は「この活動を思い出して交通事故の無いように過ごしてください」と話していました。
竜西保育園では、今年の種を残し、来年もこのプロジェクトを続けていきたいとしています。
-
学生向け 就活準備合宿
大学や短大の学生に早い段階から就職活動について考えてもらうための「就活準備合宿」が9日から始まりました。
きょうは、主に上伊那出身で県外の大学に通っている25人が参加しました。
去年はオンラインと対面形式でしたが、今回は対面形式のみで行われました。
合宿では、上伊那の4つの企業の若手社員が会社の様子や休日の過ごし方などを話していました。
ある社員は「就活はどれだけ情報を得る事に積極的になれるかが大切です。就活サイトなど使えるものは全て使ってください」と話していました。
この就活準備合宿は上伊那広域連合が毎年開いているもので、
あすは、グループワークや企業との個別相談が行われます。
また8月の25・26日には上伊那の企業を巡る見学会が開かれます。