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初午に向けわら馬づくり
10日は、2月はじめの午の日、五穀豊穣を願う初午です。
わら細工を趣味とする伊那市高遠町勝間の牧野晃さんは、わら馬づくりを行っています。
牧野晃さん、89歳です。
10日の初午に向け、わら馬を作っていました。
わら馬を作り始めたのは2,3年ほど前で、出かけた先で工芸品のわら馬を見て、自分でも作ってみたいと考えました。
自身で作り方を考え、試行錯誤しています。
牧野さんは10代のころから自分で使うわらじや笠、蓑などを作っていたということです。
今では毎年しめ飾りを作っていて、牧野さん宅の神棚には、手作りのしめ飾りやわら細工の亀が飾られています。
初午は、稲荷社に五穀豊穣を願う祭りの日で、豊作や無病息災、家内安全を祈願します。
今年はわら馬を30体ほど作り、知り合いに譲ったということです。
牧野さんは、今後もわら馬づくりを続けていきたいということです。
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南箕輪村消防団員の報酬を引き上げへ
南箕輪村特別職報酬等審議会は消防団員の年額報酬について「増額は必要な処置と考える」と藤城栄文村長に7日答申しました。
南箕輪村特別職報酬等審議会の加藤純治会長が役場を訪れ、藤城村長に答申書を手渡しました。
消防団の報酬については、団員の年額報酬を1万3,000円から3万6,500円に増額、班長については2万7,100円から4万円に増額するとしています。
災害出動手当については1回につき1,000円でしたが、改正案では1時間につき、1,000円にするとしています。
ほかに村長や副村長などの報酬については現状維持が適正と答申しました。
条例改正案については3月の村議会定例会に提出される予定です。
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春富中で雅楽の演奏会
伊那市の春富中学校で日本古来の音楽、雅楽の演奏会が21日に開かれました。
春富中学校の1年生と3年生は音楽の授業で雅楽について学習しています。
演奏会は、生の演奏を聞き、より親しみをもってもらおうと上伊那の神職でつくる伊那雅楽会が4年前から開いているものです。
体育館で演奏を聞く予定でしたが新型コロナ感染拡大防止のためオンラインにより各教室で鑑賞しました。
また、春富中学校の生徒5人が舞姫として、地域の平穏などを願って地元の春近神社に奉納される春近神楽を披露しました。
伊那雅楽会では、「若い世代が日本古来の音楽、雅楽に関心をもつ機会になればうれしい」と話していました。 -
高遠町の春日医院 人形飾りとモザイク画展示
新型コロナウイルスの影響で、11日に予定していた高遠だるま市は中止となりましたが、西高遠の春日医院では地域を明るくしようと、人形飾りとパネルを製作しました。
春日医院前には、だるま市当日の鉾持神社参道の賑わいを撮影した写真を拡大して作ったモザイク画のパネルが展示されています。
A4サイズの紙を121枚貼り合わせたもので、大きさは縦2m12cm、横3m5cmあります。
5日は、地域住民が見守る中看護師らが飾り付けを行いました。
春日医院では、毎年だるま市に合わせて人形飾りを製作していて、今年で10年目になります。
年明けから休診日におよそ10人で作業を進めてきました。
羽子板と干支の寅をモチーフにした人形飾りは、「コロナを跳ね返す」という意味を込めたということです。
人形飾りとパネルは、2月中旬まで展示するということです。 -
立春 弘妙寺で福寿草が咲く
2月4日は立春、暦の上では春になります。
伊那市高遠町にある弘妙寺では、福寿草が咲き始めています。
田中勲雄住職によりますと、弘妙寺のフクジュソウは毎年1月初めに咲きますが、
今年は1ヶ月ほど遅い開花になったということです。
田中住職は、「例年より寒い冬だが、ここまで遅い開花は初めてだ」と話していました。
長野地方気象台によりますと、きょうの伊那地域の最高気温は6.8度で、平年並みでした。 -
とれたて市場5日から再開
伊那市西箕輪のみはらしファーム内にある農産物直売所とれたて市場は、リニューアル工事を終え5日から営業を再開します。
とれたて市場は店内の老朽化に伴い、去年11月末から内装工事のため仮店舗営業をしていました。
店内をゆっくり回れるよう通路を広くし、農産物を置くスペースを増設した他、照明をLEDにしました。
これまであった軽食コーナーをなくしソフトクリームのみの販売としました。
5日は、午前9時オープンで、リニューアルを記念して、4000円相当の野菜などを詰め合わせた福箱を2500円で提供する他、りんご「さんふじ」の特価販売などがあります。
とれたて市場では「地域の人たちに楽しんでもらえる店づくりを目指していきたい」と話していました。
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高遠城址公園の桜 3月31日開花予想
気象予報会社ウェザーニューズは、3日、2回目の桜の開花予想を発表しました。
高遠城址公園の桜の開花は3月31日と予想しています。
先月13日の1回目の予想より2日遅くなっています。
なお、去年の開花は3月26日でした。
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西春近北小4年 赤羽幸之助君が和太鼓大会で優勝
1月に神奈川県横浜市で開かれた和太鼓コンテストで伊那市の西春近北小学校4年生の赤羽幸之助君が大太鼓ジュニア部門で優勝しました。
2日は赤羽君と両親、西春近北小の北原克己校長の4人が伊那市役所を訪れ、笠原千俊教育長に優勝報告をしました。
1月8日から10日まで神奈川県横浜市で開かれた「第12回横浜太鼓祭 浜の和太鼓コンテスト」 の大太鼓ジュニア部門で優勝しました。
ジュニア部門は今年から新しく始まったということで、5人が出場したということです。
味噌六太鼓と呼ばれる味噌仕込み桶として使われていたものを再利用して作られた、直径およそ2メートルの大太鼓でオリジナル曲の「風龍」を演奏しました。
両親が太鼓をしている影響もあり、赤羽君は1歳から太鼓を打ち始めたということです。
笠原教育長は「これからも太鼓の技術を磨いて頑張ってください」と話していました。
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恩徳寺で入場制限を行い節分会
節分の3日、南箕輪村の恩徳寺では厄除けや家内安全、商売繁盛などを願う節分会が行われました。
大護摩祈祷は午前6時から午後5時までの7回、本堂で行われました。
新型コロナ対策として通常の半分ほどの50人ずつに入場を制限しました。
またご利益を得るため、訪れた人が身に着けているバッグなどを不動明王の火にかざしますが、コロナ対策で行わず、僧侶が護摩祈祷の御札のみを火にかざしました。
また恒例の豆まきは行わず、僧侶が御札を求めた人の名前を呼んで手渡していました。
3日の大護摩祈祷には、およそ300人が訪れたということです。
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国道152号栗田~四日市場バイパス 開通
長野県が進めてきた、伊那市高遠町長藤の国道152号の栗田から四日市場を結ぶバイパスが3日、開通しました。
この日は、開通式が行われ、テープカットで完成を祝いました。
バイパスは、県が2011年度から整備を進めてきたものです。
四日市場交差点から北原大橋付近の全長1.3キロの区間で、総事業費はおよそ14億円です。
車道の幅は、6.5メートルで、片側に2.5メートルの歩道を設置し、交差点には歩行者と車を分ける信号機が設置されています。
工事では、地域住民で構成される「国道152号栗田・四日市場バイパス対策委員会」が、整備をするにあたって、集落内の生活道路と分けてほしいなどと要望したということです。
白鳥市長は「この道路は、地域にとって重要な道路です。これからは地域振興に役立てていきたいです」と話していました。
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伊那市営住宅若宮団地A棟完成
伊那市が老朽化に伴い建て替え工事を進めていた市営住宅若宮団地A棟が完成し、2日竣工式が行われました。
竣工式には市や施工業者、区の関係者など20人程が出席しました。
白鳥孝市長は「伊那バイパスも開通するので、今までと違った住宅地になる。A棟の完成はシンボリックで明るい未来を表している」と挨拶しました。
市営住宅若宮団地A棟は、鉄筋コンクリート造りの5階建てで事業費はおよそ7億円となっています。
全部で30室あり、ファミリー向けが19室、単身向けが10室、障がい者向けが1室です。
間取りはおもに2LDKか2DKとなっていて、広さは50平方メートルから65平方メートルです。
内装の木材には、地元産のカラマツなどを使用しているという事です。
家賃は所得に応じて変動し、ファミリータイプが2万2千円から単身タイプが1万7千円からとなっています。
入居は4月からで、現在、若宮団地に住んでいる人が優先されるという事です。
若宮団地は昭和43年から10年かけて220戸が建設され、50年以上が経過しています。
伊那市では、A棟と同規模の集合住宅B棟や、子育て世代をターゲットにした集合住宅の建設を若宮で計画しています。 -
福与城跡 福寿草が咲き始め
箕輪町の福与城跡では福寿草の花が咲き始めています。
2日の伊那地域の最高気温は午後2時44分に5.4度と平年並みの気温となりました。
長野地方気象台によりますと、この先1週間は高気圧に覆われ晴れの日が多くなりますが、気温は、平年並みか平年より低くなるという事です。
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通り町商店街の古本店で古着販売 大学生がコラボ
伊那市荒井の通り町商店街の信州大学農学部の学生が運営する古本店「カリカリブックス(仮)」で古着の販売が、1月30日と31日の2日間行われました。
店内では、冬物のコートやセーターなどおよそ100点を販売しました。
古本店カリカリブックスは、信州大学農学部の学生有志ら数人が運営に携わっていて、4年生の高橋幸司さんもその1人です。
古着は、飯田風越高校時代の同級生で長野県立大学4年の松前桃子さんが販売しました。
松前さんは、県立大の学生が立ち上げた古着店の2号店を、飯田市内で運営しています。
2人は、南箕輪村で行われたイベントで再会し、今回コラボ企画として古着の出張販売を行いました。
商品は、地域の人から無償で譲り受けたもので、価格は1,500円から2,000円の物が多く並びました。
販売は、2月26日と27日にも行われ、コーヒー店も含めた3店舗でのコラボ企画を予定しています。 -
箕輪町商工会商業部会 スタンプラリー
箕輪町商工会商業部会参加店を利用してスタンプを貯め、応募すると賞品があたる
「春よ来い!お店に恋!スタンプラリー」がきょうから始まりました。
このスタンプラリーは、町の商工会商業部会が企画したものです。
町内の商業部会に参加しているおよそ100店舗の中で買いものをすると1つスタンプが押され、3つ貯めると抽選に応募でき、家庭用ゲーム機やタイヤ・ホイールセットなどの賞品が抽選で200人に当たります。
また、期間中にみのちゃんカードを利用すると抽選で150名様に1000円ポイント券が当たります。
期間中は何度でも応募することができ、スタンプは同じ店舗のものでも可能です。
締め切りは今月28日までで、抽選日は3月10日です。
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南部小2年生の小林さんピアノの大会で金賞
南箕輪村南部小学校2年生の小林なゆ花さんが去年12月に開かれたピアノの大会、ブルグミュラーコンクールで最高賞にあたる金賞を受賞しました。
17日小林なゆ花さんのほか母親と姉の3人が村役場を訪れ藤城栄文村長に金賞受賞を報告しました。
小林さんは姉の影響で3歳からピアノを始め今は村内の望月音楽教室に通っています。
コンクールはドイツの作曲家ブルグミュラーの曲を演奏する大会です。
去年12月に名古屋市で開かれ小林さんが出場した小学1・2年B部門には地区予選を勝ち抜いた57人が出場したということです。
B部門は同じ学年の中でもレベルが高いとされていて金賞を受賞した6人のなかの1人に選ばれました。
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あるしんレポート 景気見通し「普通」「悪い」半々に
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」によりますと、自社の今年の景気見通しについて、41.1%の企業が「普通」、40.5%の企業が「悪い」と予想していることが分かりました。
レポートは、アルプス中央信用金庫が取引先192社に対し四半期に1度調査を行っているものです。
今年の自社の景気見通しについて、「普通」と答えた企業は41.1%と最も多く、40.5%が「やや悪い」「悪い」と答えています。
景気が上向く転換点については、「1年後」と答えた企業が22%と最も多く、「すでに上向いている」が19.5%、「改善の見通しはたたない」が18.3%と続きます。
去年10月から12月の業況は、良かったとする企業は21.3%、悪かったと答えた企業は37.3%で、業況判断指数はマイナス16と前期より12.9ポイント改善しています。 -
不折に続け!書初め書道展 審査会
「伊那谷で育った中村不折に続け!子どもたちの書初め書道展」の審査会が、30日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
今年で9回を数える書初め書道展には、上伊那と松川町の小学校5・6年生の作品314点の応募がありました。
上伊那書道協会の役員11人が審査を行い、文字の中心が揃っているかや形、大きさなど全体のバランスが整っているかなどを見ていました。
最高賞の不折賞を含め特別賞18点の他、金銀銅の作品合わせて100点が決まりました。
審査の結果、不折賞には飯島町の飯島小学校6年の細田侑花さんの作品が選ばれました。
展示会は、2月19日土曜日から27日日曜日まで伊那文化会館で、3月1日火曜日から8日火曜日まで伊那市のアルプス中央信用金庫本店でそれぞれ開かれます。 -
高遠だるま市中止 でも負けない商店街!
新型コロナウイルスの影響により2月11日に予定されていた伊那市高遠町のだるま市が、2年連続で中止となりました。
地元高遠町の商店主らは中止を残念がる一方で、密を避けての来訪やコラボ商品の購入を呼び掛けています。
高遠町の商店街で日用品を販売しているやまきでは、毎年この時期にだるまを販売しています。
店主の佐藤貞雄さんは、「だるま市は高遠城址公園のさくら祭りに次ぐ一大イベントのため中止は残念だが、常連客の来訪に期待したい」と話します。 -
新型コロナによる開催中止のお知らせ
新型コロナの影響による開催中止のお知らせです。
2月4日、10日、18日に予定されていた伊那市の定例行政相談は中止となりました。
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まん延防止適用後 初の週末
長野県に「まん延防止等重点措置」が適用され、県内では初めての週末を迎えました。
上伊那の観光施設では「第6波」や「まん延防止」の適用もあり、客足は再び遠のいているという事です。
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームです。
今はいちご狩りがシーズンを迎えていて30日も県内を中心に観光客が訪れていました。
コロナ以前は1日あたり600人程が訪れていたという事ですが、3分の1の200人まで落ち込んでいるという事です。
いちご狩りは、50分の時間制限を設けているほか、ハウスの広さによって一度に入れる人数を制限するなどの感染予防策を行っています。
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富県に仕事と子育ての両立支援拠点施設 入居事業者募集
伊那市は、旧富県南部保育園の園舎を活用し、仮称・仕事と子育ての両立支援拠点施設の運用を4月から開始します。
それに伴い施設を利用する企業と飲食テナントの事業者を募集しています。
旧富県南部保育園では、現在改修工事が進められています。
伊那市は、この建物を改修し、(仮称)仕事と子育ての両立支援
拠点施設として4月から運用を始めます。
募集しているのはオフィススペースの入居者と飲食テナントのそれぞれ1事業者です。
オフィススペースは面積が約50平方メートルで家賃は3万4千円です。
飲食テナントは、面積が約85平方メートル、家賃は3万7千円です。
施設には今回募集する企業のほかに、テレビ東京のグルメ番組の注文を受け付けるコールセンターが入る予定です。
28日は市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長が募集について話をしました。
オフィススペース・飲食テナントの申し込みの締め切りは2月10日まで、伊那市商工振興課で受け付けています。
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イベント中止・変更のお知らせ
新型コロナの影響によるイベントの中止・変更のお知らせです。
2月13日に、伊那市の伊那文化会館で予定されていた「第14回信州農村歌舞伎祭」は中止となりました。
2月20日から伊那市のかんてんぱぱホールで予定されていた「未来の明工展」は、11日からに変更になりました。
7月3日に伊那市役所で予定されていた上伊那消防ポンプ操法大会、ラッパ吹奏大会は中止となりました。
箕輪町の子育て支援センターいろはぽけっとで2月に予定されていたイベントは全て中止となりました。
2月17日に箕輪町の町文化センターで予定されていた行政相談会は中止となりました。
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南箕輪村公共施設の休館・休止情報
新型コロナウイルスの影響による、南箕輪村の公共施設の休館・休止情報です。
期間は、まん延防止等重点措置適用期間の2月20日までとなっています。
南箕輪村民センター、村公民館、村民体育館、大芝屋内運動場、森の交流施設、赤松荘、村郷土館、ぽっかぽかの家、ボランティアセンターは休館・利用休止となっています。
なお、南箕輪村図書館、南部小学校図書館は館内滞在時間を15分以内としています。
大芝の湯、大芝高原味工房は通常営業となっています。
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みなみみのわフォトグランプリ 一般投票開催中
南箕輪村観光協会が主催している「第16回みなみみのわフォトグランプリ」の一般投票が始まっています。
今回のフォトグランプリのテーマは「私の好きな場所」です。
プリント写真の部は、37作品の中から一次審査を通過した21作品が展示されています。
今年度から新たに追加されたインスタグラムの部は、39作品の中から通過した18作品が展示されています。
この一般投票は、最終審査の加点になります。
投票は、あすから来月2日まで味工房で、
来月4日から来月13日まで村図書館で行われます。
審査結果は3月中に発表される予定です。 -
弥生の生徒が映像制作
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の生徒は、地域の魅力を映像で発信しようと番組制作に取り組んでいます。
地域活性化に取り組む2年生の生徒20人は、伊那ケーブルテレビで編集作業を行っています。
スマートフォンを使って動画を撮影し30分の番組にします。
生徒たちは5グループに分かれ、それぞれのテーマにそって番組を制作しています。
このうち、地域の食文化をテーマにしたグループはざざ虫を使った料理を考案しました。
ざざ虫を使ったかき揚げを作りました。
作る過程や学校長に食べてもらう様子などを撮影しました。
弥生ケ丘高校では、1,2年生が、総合的な探究の時間でそれぞれテーマを揚げて学習に取り組んでいます。
地域活性化に取り組むグループは、去年10月に市内の高校生を集めてステージ発表を予定していました。
しかし、新型コロナ感染拡大防止のためこのイベントは中止とし、今回番組を制作して地域の情報を発信することにしました。
弥生ケ丘高校の生徒が制作した地域情報番組は、来月7日からご覧のチャンネルで放送します。
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27日から時短要請 飲食店は…
新型コロナ感染拡大に伴い27日から、長野県全域にまん延防止等重点措置が適用されました。
時短営業となる飲食店からは「なんとか乗り切りたい」 という声が聞かれました。
伊那市入舟の飲食店街です。
26日の午後7時過ぎ、出歩く人の姿はほとんどありません。
すでに休業を知らせる紙を張り出した飲食店もありました。
50年近く営業している飲食店「亀」です。
長谷産のそば粉を使用した手打ちそばや一品料理、酒類を提供しています。
新型コロナ対策として、客の間にアクリル板を設置したり、団体客は原則4人までにするなどの対策をとっています。
亀によりますと年末年始は客の入りが多かったものの、第6波の影響で客が減り、売り上げはコロナ禍の前の3分の1ほどに落ち込んでいるということです。
少しでもこの状況を打破しようと、去年7月から昼の営業を始めています。
県は、時短要請に応じた店に対して協力金を支払います。
「信州の安心なお店」に認証されている店は、午後9時までの短縮営業で酒類が提供でき、1日当たり、2万5千円~7万5千円支給されます。
認証を受けている店で午後8時までに短縮し酒類を提供しない場合は、3万円から10万円が支給されます。
認証を受けていない店は、午後8時までで酒類の提供はできず、3万円から10万円が支給されます。
まん延防止等重点措置による飲食店の時短期間は今日から来月20日までとなっています。
県によりますと感染状況が改善した地域については期間を前倒しして要請を終了する場合があるということです。 -
高遠だるま市 2年連続中止に
伊那市は、県がまん延防止等重点措置の適用となったため、2月11日に予定していた高遠町の高遠だるま市を中止すると発表しました。
伊那市によると、だるま市の開催の可否は、2月1日に最終判断する予定でしたが、27日から2月20日まで、まん延防止等重点措置が適用となったため、2月1日を待たずに中止の判断をしたということです。
鉾持神社の祈年祭は感染防止対策を講じ、関係者で開催するとしています。
だるまなど縁起物の奉納は可能ですが、伊那市では、奉納時間の分散や、マスクの着用など感染対策への協力を呼び掛けています。
なお、だるま市の中止は去年に引き続き、2年連続です。
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山岳遭難防止対策協会 宮下さんに感謝状
長年に渡り山岳救助活動や遭難防止対策活動に貢献してきた南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会救助隊長で伊那市上の原の宮下健吾さんに、警察本部長からの感謝状が贈られました。
26日は伊那警察署で土屋秀夫署長から宮下さんに警察本部長からの感謝状が伝達されました。
宮下さんは平成4年から救助隊員として活動していて、南アルプスの仙丈ケ岳などの遭難に延べ
60回出動をしています。
平成28年からは救助隊長として活躍しています。
宮下さんは体の動く限り救助活動を続けていきたいと話していました。
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桜のしおりで合格祈願
本格的な受験シーズンが始まり、伊那市長谷の多機能型事業所さくらの家では、桜の花びらを使った合格祈願のしおり作りが行われています。
こちらがタカトオコヒガンザクラの花びらを使ったしおりです。
全て満開の花びらを使っています。
桜は、施設内で咲かせたものを押し花にしたもので、受験合格を意味する「サクラサク」にかけているということです。
26日は、利用者がピンセットを使って台紙に並べたあと、ラミネートをかける作業をしていました。
さくらの家では、毎年4月に高遠城址公園で行われるさくら祭りにあわせて、花びらの他につぼみや葉を使ったしおりを販売しています。
今回は開花した桜だけを使い、合格祈願のしおりを作ったということです。
また、しおりのほかに、アルバムの装飾や桜風呂に使える花びらも販売しています。
しおりと花びらは、ひとつ税込み250円で、伊那市の福祉まちづくりセンターと、道の駅南アルプスむら長谷内にあるファームはせで買うことができます。
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イベント中止情報
新型コロナの影響によるイベントの中止情報です。
27日から伊那市のいなっせで予定されていた「第18回上伊那書道協会新春役員展」は中止となりました。
南箕輪村のすくすくはうすは、27日から休館となるため、予定されていたイベントは中止となりました。
なお、一時預かりは行います。
南箕輪村の子ども館で予定されていたイベントは中止となっています。
なお、利用制限中のため、利用できるのは、中学生の学習講座のみとなっています。