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遠照寺 開創1200年祭り
ぼたん寺としてしられる伊那市高遠町の遠照寺の開創1200年祭りが4日から始まりました。
伊那市高遠町山室にある遠照寺には、日蓮宗最古とされる釈迦堂があります。
平安時代に天台宗の開祖・最澄が群馬県に向かう際、伊那谷を通ったことがきっかけで、釈迦堂の前身となる薬師堂が弘仁11年、820年に建てられたとされていて、国の重要文化財にも指定されています。
この薬師堂の建立から数えて去年1200年を迎えました。
予定では去年、開創1200年祭りを計画していましたが新型コロナウイルスの影響で1年延期しての開催となりました。
釈迦堂前には高さ3mほどの祈願柱が建立されました。
初日の4日は、発願法要が行われ、檀家9人が参列しました。
祭りでは、伊那市長谷から富士見町まで続く法華道にある石仏の写真や親交のある静岡県富士市の富士連鶴会の作品などが本堂に並べられています。
また、檀家らが折った鶴5000羽で表現した作品の他、参道脇には1000羽の折鶴が飾られています。
遠照寺の開創1200年祭りは、新型コロナ感染防止対策をとって6月13日まで行われています。
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高遠保育園で入園式
伊那市内の公立保育園全園で入園式が2日一斉に行われました。
このうち伊那市高遠町の高遠保育園には新しく23人が入園しました。
新入園児たちは保護者に手を引かれ入場しました。
西川良美園長は「友達とたくさん遊んでたくさんご飯を食べて楽しく過ごしてください」と呼び掛けました。
式では新入園児が歌を歌いました。
また、密にならないよう年中年長園児が外で歓迎の歌を発表しました。
今年は感染防止対策をとった短時間の入園式となりました。
新入園児は2週間ほど半日保育で16日から通常保育になるということです。
箕輪町と南箕輪村の保育園の入園式は5日に一斉に行われることになっています。
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高遠中生徒考案メニュー 環屋で提供開始
伊那市高遠町西高遠の環屋では、高遠中学校の3年生が考案した商品の提供が、3日から始まりました。
こちらが、生徒が考案した「春のいぶき御膳」1人前1,200円です。
高遠そば打ち愛好会の高遠そばをメインに、高遠そばを使った「そばいなり」と、桜の塩漬けを使用した「桜のかきあげ」などがセットになっています。
デザートは、生徒と地元の和菓子店の協力でつくった「石工サブレ」と桜あんの高遠饅頭のどちらかを選べます。
生徒考案の商品の提供が3日から始まり、開発に携わった4人が実際に味わいました。
春のいぶき御膳は、4月中の土日限定となっています。 -
老松場の桜が見ごろ
伊那市東春近の老松場の丘古墳公園の桜が見ごろを迎えています。
老松場には、樹齢70年以上の枝垂れ桜などがあります。
ここは、地元住民でつくる老松場の丘古墳公園整備委員会が管理していて、園内を散策してもらおうと先月案内看板を設置しました。
整備委員会によりますと桜は後1週間ほど楽しめるということです -
高遠バス停アートを缶バッジに
伊那市高遠町の「高遠第2第3保育園と地域の未来を考える会」は、去年完成したバス停アートのデザインを缶バッジにして観光客などに配布します。
3日は、考える会のメンバーらおよそ10人が参加し、バッジ作りを行いました。
考える会では、東京芸術大学の学生と協力し、国道152号沿いのバス停にアートを施す取り組みを進めてきました。
大学院2年の高井碧さんが22か所のバス停それぞれに異なるコンセプトでデザインをし、去年完成しました。
考える会では、バス停を活用した地域おこしに繋げていこうと、今回缶バッジ1,000個を作ることにしました。
伊藤岩雄会長は、「作製中のバス停マップと合わせて、地域の魅力を知ってもらう手段として利用していきたい」と話していました。
缶バッジは、高遠さくら祭りの会場や国道の沿線飲食店などに配布することにしています。 -
天下第一の桜 高遠城址公園 満開
天下第一の桜として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園の桜が今日、満開になりました。
満開を迎えた公園には、地元を中心に県外からも花見客が訪れていました。
公園には県の天然記念物にも指定されている固有種タカトオコヒガンザクラが1500本植えられています。
高遠城址公園の桜は先月26日に開花宣言が出され、きょう満開となりました。
開花は過去10年の記録と比べて10日、満開も12日早く、記録が残る昭和58年からみてもそれぞれ過去最速となっています。
今年は新型コロナウイルスの感染対策として来場者のマスク着用・手指消毒を徹底しています。
入場ゲートで来場者に記名してもらうほか、検温も行っています。
去年は緊急事態宣言の発令中だったため、さくら祭りは中止、公園も閉鎖されましたが、今年は、対策をとっての開催となりました。
園内には出店もあり、祭り開催を喜んでいました。
例年の祭りでは、桜奏会による高遠ばやしの巡行やさくら茶のサービスが行われますが、今年は中止となっています。
高遠城址公園の桜の見ごろは、あと1週間から10日ほどだということです。 -
春日公園 桜見ごろ
伊那市西町の春日公園の桜が見ごろとなっています。
春日公園には、淡い色のソメイヨシノ150本と色の濃いヒガンザクラ50本が植えられています。
春日公園は満開となっていて、家族連れなどが訪れていました。
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伊那市 退職者に辞令交付
今年度で定年などにより退職する職員の辞令交付式が31日伊那市役所で行われました。
今年度伊那市で定年または勤続20年以上で早期退職を希望した職員は31人です。
白鳥孝市長から31日付の退職辞令を受け取りました.
白鳥市長は「家族に感謝の気持ちを伝え、今後はそれぞれの立場で市の計画実現に向け支援下さい」と話していました。
退職する職員を代表して、総務部長の城取誠さんは「今後はいち市民としてできる協力をしていきたい」と挨拶しました。
なお箕輪町では9人、南箕輪村では5人が退職となっています。
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伊那飲食店組合 新組合長に宮沢さん
伊那市と南箕輪村の飲食店が加盟している伊那飲食店組合の引継会が3日に開かれ、新組合長に伊那市山寺のあぶらやの宮沢幸一さんが選ばれました。
3日は、市内で引継会が開かれ、新組合長に山寺であぶらやを経営する宮沢さんが選ばれました。
宮沢さんは、「新型コロナで衰退しつつある街を、食の力で盛り上げていきたい」と話していました。
飲食店組合は伊那市と南箕輪村のおよそ280店舗が加盟しています。
役員の任期は、2年となっています。 -
道路・河川愛護で知事から感謝状
長年地域の道路と河川の美化活動に努めたとして、長野県から伊那市の双葉公園と周辺を美しくする会と野底区に知事感謝状が贈られました。
10日は、伊那合同庁舎で贈呈式が行われ、伊那建設事務所の大久保広明次長から感謝状が手渡されました。
双葉公園と周辺を美しくする会は、10年間にわたり御園の国道153号沿いの双葉公園周辺の草刈りなどを行ってきました。
野底区は、10年間にわたり棚沢川流域で草刈りや不要な木の伐採などを行ってきました。
この表彰は、昭和44年度から行われていて、今年度は県全体で20団体が表彰されるということです。 -
上ノ平城跡の一本桜
箕輪町南小河内の上ノ平城跡の一本桜が8分咲きとなっています。
樹齢90年以上とされる上野ノ平城跡の一本桜はエドヒガンザクラで現在8分咲きとなっています。
上ノ平城跡のシンボルとして親しまれ町の保存樹木に指定されています。
町によりますと4月10日頃まで楽しめそうだということです。
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長桂寺の枝垂れ桜 満開
伊那市西町の長桂寺の枝垂れ桜が見ごろとなっています。
長桂寺の境内には、2本の枝垂れ桜と1本のコヒガンザクラが植えられています。
今年は例年より4~5日早く先週末から咲き始め、現在満開です。
長桂寺の鈴木健心住職は「コロナ禍でも桜が咲くと心が明るくなります。感染対策に気を付けて見ににきてください」と話していました。
長桂寺の枝垂れ桜は4月上旬まで見ごろだということです。
午後7時から午後10時まではライトアップを行っていて、期間は散り終わりまでです。
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3月の史上最高 25.5度
30日の伊那地域の最高気温は、3月の観測史上最高となる25.5度で6月下旬並みとなりました。
30日の伊那地域の最高気温は、午後1時37分に3月の観測史上最高となる25.5度を記録し、6月下旬並みとなりました。
2番目に気温が高いのは2018年3月の24.3度です。
長野地方気象台によりますと、高気圧に覆われ、南からの風が入ってきていることから気温が上がったということです。
今後も気温は平年より高く推移し、来週月曜日から平年並みにもどるということです。
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三澤寺が市社協に寄付
伊那市福島の三澤寺は、地域の福祉に役立ててもらおうと、伊那市社会福祉協議会に寄付金10万円を15日に贈りました。
この日は、三澤寺の武田正幹住職が福祉まちづくりセンターを訪れ、篠田貞行会長に寄付金を手渡しました。
三澤寺によりますと、去年10月ごろから寺で募金活動をはじめたところ、半年で10万円ほどが集まったということです。
寺の利用者や募金をした人から、地域の福祉に役立ててもらいたいという声を聞いた住職が、市社協に寄付することにしました。
篠田会長は「檀家や地域の方の気持ちを社協に寄せてもらい、ありがたい」と感謝していました。 -
テイクアウトシールラリー抽選会
伊那ローメンズクラブの加盟店で食事をして集めたシールで賞品が当たるキャンペーンの抽選会が、伊那市の伊那商工会館で30日に行われました。
抽選会は、応募者が17のローメンズクラブの加盟店で食事をして集めたシールをもとに行われ、あわせて81件の応募がありました。
去年11月から先月末まで、約4か月にわたり、キャンペーンを行ってきたということです。
当選者には、肉や酒、ゲームソフトなどが贈られるということです。
主催した伊那ローメンズクラブでは「コロナの第3波の時期だったが、予想以上の応募をいただきありがたい。今後につなげていきたい」と話していました。 -
伊那文化会館こけら落としコンサート
伊那文化会館のリニューアルオープンを記念し、南信地区の中学生・高校生によるこけら落としコンサートが、28日に開かれました。
コンサートは、伊那文化会館と上伊那吹奏楽連盟の共同主催事業として開かれました。
南信地域の14の中学校・高校の吹奏楽部が参加し演奏を披露した他、個人演奏、アンサンブル演奏も行われました。
コンサートは、新型コロナウイルスの影響でコンクールや演奏会が中止となり練習の成果を披露する場を失った生徒の発表の場として企画されたものです。
フィナーレでは、この春卒業した3年生部員の合同演奏が行われました。
伊那文化会館の北沢理光館長は、「心のこもった演奏に感動した。伊那文化会館の新たな歴史のスタートにふさわしいコンサートとなった」と話していました。 -
伊那地域 最高気温6月上旬並み
29日の伊那地域の最高気温は23.6度まで上がり、6月上旬並みの暖かい1日となりました。
伊那市坂下入舟の天竜川舟着場跡の桜が見ごろとなっています。
この場所は、江戸時代初期から明治39年まで、天竜川を使った物資輸送のための発着所として利用されました。
日課の散歩で毎日ここを通るという80代の女性は、「きのうの雨は桜にとってはかわいそうだったが、まだ蕾のものもあるので日差しを浴びてきれいな花を咲かせて欲しい」と話していました。 -
春富中 4月に入学予定の6年生に自転車通学指導
伊那市の春富中学校に4月入学を予定している児童を対象にした「自転車通学安全指導」が22日に行われました。
22日は、春富中学校の通学区で自転車での登下校が可能な16の地区で、安全指導が行われました。
このうち、原新田地区では6年生11人が参加しました。
2年生2人が指導係りとなり、学校までの道のりを確認しました。
春富中学校では、毎年入学前の春休みを使って安全指導を行っています。
「自転車は左側を走るように」「坂道では、すぐに止まれるようスピードを出しすぎない」「横断歩道は必ず押して渡る」などのルールを確認していました。
中学校に着くと、自転車の止め方やヘルメットのしまい方などを教わっていました。
春富中学校では、生徒の6割りが自転車通学だということです。 -
美和ダム ストックヤード現地見学会
伊那市長谷の美和ダムに建設が進められていた湖底の泥や砂を取り除くための「ストックヤード」が完成し、現地で見学会が開かれました。
見学会は、20日と22日の2日間の日程で開かれました。
ストックヤードは、長さ220m、幅40.5mで、平成27年度から建設が進められていました。
集積容量はおよそ3万立方メートルで、平常時に湖底に溜まった泥や砂を高さ4mの位置まで堆積させ、大雨時に水の勢いを利用して土砂バイパストンネルに流します。
国内では初めての施設で、総事業費はおよそ50億円となっています。
美和ダムの上流は、地質がもろく土砂が溜まりやすいということで、今後もダムの機能を維持していくために建設されました。
3月29日から土砂を溜め始め、3年かけてモニタリング調査を行う計画です。 -
みのわテラスでオープン前にプレイベント
4月3日のグランドオープンを前に、箕輪町大出のみのわテラスでは、プレイベントとしてテイクアウト料理などを販売するイベントが27日に開かれました。
イベントは、町西部地区の飲食店らが集まり、訪れた人に地元のテイクアウト料理などを味わってもらおうと、老若男女胃袋鷲掴み市と題して開いたものです。
今回は、牛をテーマに牛肉や牛乳などを使った料理が並びました。
また、併設されている農産物直売所ファームテラスみのわから、リンゴなども出品されました。
販売開始の午前11時には行列ができ、訪れた人は店主と会話しながら買い物を楽しんでいました。
参加したある店は、「イベントを通して町が活気づいてくれたらうれしい」と話していました。
次回は4月24日(土)に箕輪町内で開かれる予定で、テーマは「心躍っちゃう料理」だということです。
なお、みのわテラスのグランドオープンは4月3日となっています。 -
長野県内で28人の新型コロナ感染確認
長野県内で、新たに28人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那での感染確認は28日連続でありませんでした。
県と長野市の発表によりますと、感染が確認されたのは、上田保健所管内で9人、長野保健所管内で3人、松本保健所管内と北信保健所管内でそれぞれ1人、長野市で14人です。
27日午後3時現在、県内で感染が確認されたのは2,679人で、入院しているのは85人、死亡したのは41人です。
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伊那市推奨みやげ品に4品目追加
伊那市観光協会が推奨するみやげ品に、新たに4品目が追加され、市役所で登録証授与式が25日に行われました。
この日は、推奨みやげ品審査委員会の伊藤正委員長から新たに認定された事業者に登録証が手渡されました。
新たに登録されたのは、古町あかはねの「権兵衛さんの米の道 最中」、増田屋製菓の「カリマン」と「とらの巻」、カモシカシードル醸造所の「カモシカリンゴアメ」の4品です。
審査は、伊那らしさや安心安全を基準に12日に行われました。
伊那市観光協会が認定する伊那市の推奨みやげ品は、今回の4品を加えて95品目となりました。 -
西春近公民館 コヒガンザクラ6分咲き
伊那市の西春近公民館の桜は現在6分咲きとなっていて、今週末には見ごろを迎えそうだという事です。
西春近公民館南側のコヒガンザクラは早咲きの桜として知られ、26日現在6分咲きとなっています。
樹齢が70年ほどとされる桜を含む4本があります。
西春近公民館によりますと3日前に咲き始め、27日から28日には満開になりそうだという事です。
天気予報です
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権兵衛峠道路 災害復旧工事で感謝状
令和元年の台風19号による土砂崩落で全面通行止めとなった国道361号「権兵衛峠道路」の災害復旧工事に尽力した建設業者に感謝状が26日に贈られました。
26日は伊那市の防災コミュニティセンターで感謝状贈呈式が行われ、飯田国道事務所の今井浩策
所長から工事に携わった8社に感謝状が贈られました。
このうち伊那市内では2社が賞状を受け取りました。
西春近下島の株式会社北測は、崩落状況の調査を行い、復旧工事の検討資料となるデータを採取しました。
日影の池田建設株式会社は、片側1車線の応急復旧工事を行い、全面通行止めから2か月後には交通を確保しました。
地元の自治体を代表して、伊那市の白鳥孝市長は「権兵衛峠道路は伊那と木曽を結ぶ重要な道路だ。早期に復旧して頂き感謝しています」と話していました。
26日は、飯田国道事務所の他に長野県からもそれぞれの業者に感謝状が贈られました。
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高遠城址公園 開花宣言
天下第一の桜として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園の桜が26日、開花しました。
昭和58年に入園の有料化をしてから最も早い開花宣言となりました。
高遠城址公園南側の信州高遠美術館近くにあるタカトオコヒガンザクラの標本木です。
5~6輪咲いていることを確認し白鳥孝伊那市長が午前10時45分に開花を宣言しました。
ここ数日の暖かさで開花が進み例年より10日、去年より4日早く、昭和58年に入園の有料化をしてから、最も早い開花となりました。
今年の高遠城址公園さくら祭りは、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底した上で2年ぶりの開催となります。
南側の桜はちらほら咲いていて、訪れた観光客が写真を撮るなどして楽しんでいました。
高遠城址公園にはおよそ1500本のタカトオコヒガンザクラがあり、県の天然記念物に指定されています。
園内の桜はまだ蕾で、伊那市では満開を5日頃と予想しています。
28日に公園開きが行われ、翌日の29日から入園が有料となります。
ライトアップは4月3日から11日まで、時間は午後6時半から午後10時までとなっています。
コロナ対策として来園者には園内でのマスクの着用を義務付け、入園口で検温・連絡先の記入などを行います。
園内での飲食については、決められたエリア以外での飲食やシートなどを用いての宴会も禁止となっています。
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長野県SNSコロナ情報
新型コロナウイルスに関する長野県からのツイッター・ライン情報です。
【生活資金の確保にお悩みの方】
緊急小口資金(特例貸付)及び住宅確保給付金びの申請受付期間がそれぞれ6月末まで延長されました。
お住いの地域の社会福祉協議会または「まいさぽ」にご相談ください。
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森の教室お披露目
伊那市の伊那西小学校に建設されていた屋外で学習ができる「森の教室」が完成し、お披露目式が12日、行われました。
12日は、全校児童と教室づくりに関わった関係者など80人が出席し完成を祝いました。
森の教室は、伊那西小学校の学校林内に建設されました。
広さは33平方メートルですべて学校林で伐採したヒノキやサワラなどが使われています。
木が腐らないよう、床下は風通しを良くしてあります。
児童たちは、建設中に柱を建てたり床を張る作業などを体験しました。
お披露目式で、代表児童は、「学校林を間伐するときは寂しい気もしたが立派な森の教室が出来てうれしい」「森の教室で音読をしたら気持ちがいいと思います」などと発表していました。
川上明宏校長は、「最高の自然の中でたくさんの事を学んでください」と児童に呼び掛けていました。
伊那西小学校では、4月から本格的に森の教室を利用するということです。
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シニア世代の活動を動画で
長野県長寿社会開発センター伊那支部は、シニア世代の活動をインタビュー形式で収録した動画を動画配信サイトユーチューブで公開しています。
動画は、「生涯現役と生きがい就労」をテーマに、上伊那地域で活動する4団体の代表者らが出演しインタビューに答えています。
動画は、伊那ビデオクラブが撮影・編集をし、動画配信サイトユーチューブで公開しています。
例年シニア世代の人たちと地域の活動団体とのマッチングを行う「出会いの広場」を開催してきました。
県長寿社会開発センターでは、今年度はコロナ禍で人を集めることが難しいため映像で情報発信をすることにしました。
出演団体のうち伊那市西春近でクルミを製品にして販売している村岡にっこり会です。
唐木佳世子会長は「コロナの影響やメンバーの高齢化もありいったん解散することにした。新たにみんなで集まって何かできることを考えていきたい」と話していました。
動画はユーチューブで視聴できる他、県長寿社会開発センター伊那支部でDVD・ブルーレイの貸し出しもしています。 -
理想の歯科衛生士を目指し 19人卒業
伊那市荒井の長野県公衆衛生専門学校の卒業式が24日行われ3年間の課程を修了した19人が学び舎を巣立ちました。
式では太田義浩校長から一人一人に卒業証書が手渡されました。
太田校長は「間違いやミスを恐れず何事にも挑戦し、患者やスタッフに信頼される歯科衛生士になってください」と卒業生を激励しました。
就職先の内訳は県内の歯科診療所が16人で県内の病院が2人、県外の診療所が1人となっています。
地域別では上伊那が7人、松本地域が6人などとなっています。
式では卒業生を代表して北澤せりさんが挨拶をしました。
北澤さんは「きょうが歯科衛生士として本当のスタートです。周りから信頼され必要とされるよう、日々努力していきます」と話していました。
卒業生は今月7日に歯科衛生士の国家試験を受けていて26日に合格発表があります。 -
渓流魚の木彫り展示会
箕輪町松島の柴和彦さんの木彫りの展示会「工房 渓の奏 渓への誘い」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場にはイワナやカジカなどの渓流魚を中心にした木彫り作品およそ200点が並んでいます。
渓流釣りが趣味の柴さんはいつでも魚をそばに置いておけるようにと勤めていた会社を早期退職して10年以上前から独学で木彫りに取り組んでいます。
作品は流木などを彫り、アクリル絵の具で色付けをしています。
今年で11回目となる展示会は渓流と里山の自然をテーマにしています。
会場には今回初めて描いたというアマゴの絵も飾られています。
柴さんは「自分の作品の幅を広げるために絵も描き続けていきたい」と話していました。
柴和彦さんの木彫りの展示会「工房 渓の奏 渓への誘い」は29日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。