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あるしん伊那北支店に車が突っ込む
31日午後1時20分ごろ、伊那市山寺のアルプス中央信用金庫伊那北支店の入り口に乗用車が突っ込む事故がありました。この事故によるけが人はいませんでした。
事故があったのは、伊那市山寺のアルプス中央信用金庫伊那北支店です。
車体が、入り口の自動ドアに突っ込んでいます。
81歳男性が運転する普通乗用車と71歳女性が運転する普通乗車が衝突する事故があり、その反動で、81歳の男性が運転する乗用車が入り口に突っ込んだということです。
それぞれの車の運転手、アルプス中央信用金庫の職員、来店客にけがはなかったということです。
あるしんの関係者は、「大きな音がした。受付の女性たちは驚き、怖い思いをしたようだ」と話していました。
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女性の働きやすい環境づくりに貢献
伊那市内でヘアサロンを経営する株式会社アークは国の人材教育助成制度「ジョブ・カード」を活用して去年、未満児専用の保育所を開園しました。
制度活用で新たな正社員の雇用を生み出し、女性の働きやすい環境作りに貢献したとして日本商工会議所から感謝状が贈られました。
31日は伊那商工会議所の川上健夫会頭がアーク保育園を訪れ、竹松正弘社長に日本商工会議所と長野県商工会議所連合会からの感謝状を伝達しました。
アークは去年ヘアサロンで働くスタッフの育児の手助けをしようと未満児専用の保育所を開園しました。
立ち上げという事もあり、未経験の保育士を雇用しジョブ・カード制度を活用し人材教育をしました。
訓練期間は5か月間で、実習での賃金助成として30万円の補助を受けたという事です。
現在保育園には10人の未満児が通い、保育士や調理員など8人の雇用も生み出しました。
伊那商工会議所は上伊那全域のジョブ・カード制度の窓口となっていて、現在は30社余りが利用しているという事です。
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平成30年 人口増減発表
長野県は去年平成30年の年間人口増減数を31日発表しました。
自治体別の自然増減数では、南箕輪村だけが増加し他は全て減少となっています。
県の調べによりますと長野県の人口は平成30年の1年間に1万2,116人減少し今年1月1日現在206万1,053人で17年連続の減少となりました。
このうち出生数から死亡数を引いた自然増減では、南箕輪村が1人の増加で最も多く、他の全ての自治体は減少となっています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の市町村の自然増減と社会増減を合わせた人口増減数は伊那市は346人減少し人口は6万7,058人。
箕輪町は48人増加の2万5,148人。
南箕輪村は99人増加の1万5454人でした。
県内で人口の増加数が最も多いのは白馬村の199人で、最も減少したのは長野市の2,475人でした。
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パラレルドリームe-TaxをPR
2月18日から、平成30年分の確定申告が始まります。
30日は自宅で申告書の作成ができるe‐TaxのPRイベントが伊那市の伊那税務署で行われました。
イベントでは上伊那を拠点に活動するアイドルグループパラレルドリームの「みかさん」と「ゆいさん」が、インターネットを使って申告書が作成できる「e-Tax」を体験しました。
パソコン画面の表示と職員の指示のもと文字や数字を入力し、およそ15分で申告書を作成しました。
「e-Tax」は、税に関する各種手続きを国税庁のホームページで行えるシステムです。
今年は新たにマイナンバーカードが無くてもIDとパスワードによる申告が行なえます。
これによりスマートフォンからも申告が行えますが、IDとパスワードの取得には、事前に税務署での本人確認が必要となります。
平成30年分の確定申告は2月18日からです。
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イノシシだるま販売へ
江戸時代から続くとされるだるま市が来月11日に伊那市高遠町の鉾持神社参道で行われます。
これに合わせ、商店主でつくる霜町実業団は干支だるまの販売をします。
こちらが今年の干支イノシシをモチーフにしただるまです。
霜町実業団では、高齢化などにより4年前、だるま市恒例の人形飾りの展示を辞めました。
それに代わるものとして、3年前から干支にちなんだだるまを販売しています。
一昨年はニワトリ、去年は犬をモチーフにしただるまを販売しました。
イノシシだるまは、一つ1600円です。
干支だるまは、毎年人気があり一昨年と去年は午前中で完売したということです。
今年は300個を用意していて、すでに150個の予約が入っているということです。
干支だるまは、高遠観光タクシー横の駐車場で販売し、事前予約もしています。
※94ー2107
伝統のだるま市は、来月11日に鉾持神社参道で行われます。
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最高気温8.7度 福寿草咲く
30日の伊那地域の最高気温は、午後1時56分に8.7度と平年に比べ4.3度高く、3月上旬並みの陽気となりました。
長野地方気象台によりますと2月1日金曜日はいったん冷え込みますが、その後は暖かい日が続くという事です。
箕輪町の福与城跡では春の訪れを告げる福寿草が顔を出し始めました。
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村の日に向け村民の歌練習
2月17日の南箕輪村の日イベントで「村民の歌」を披露する合唱団が、本番に向けて練習に励んでいます。
28日の夜は村公民館で練習が行われ、村内の有志でつくる合唱団のメンバー、およそ20人が参加しました。
元小学校音楽教諭で村在住の小椋信子さんの指導のもと、4つのパートに分かれて練習をしました。
南箕輪村民の歌は昭和36年に制定された歌で、村内で夕方に流れるミュージックチャイムに使われています。
平成28年に村文化団体連絡協議会が混声四部合唱に編曲し、平成29年から2月の村の日イベントで合唱団が歌っています。
小倉さんは「心をひとつにして聞いてくださる方に歌声を届けたい」と話しています。
練習は2月4日と12日にも行われる予定で、村内在住であれば誰でも参加することができます。 -
死亡事故受けて街頭活動
1月19日に発生した伊那市境の竜東線での交通死亡事故を受け、ドライバーに安全運転を呼び掛ける街頭活動が、29日に行われました。
午前7時20分から伊那市交通安全協会の会員や伊那警察署の署員らが、通勤するドライバーに交通安全を呼び掛けました。
この付近では、今月19日の午後8時半頃、道路を横断していた80代の女性が、普通乗用車にはねられ死亡する事故がありました。
この日の街頭活動では、チラシと眠気覚ましのガムを配り、のぼり旗を立てて、ドライバーに安全運転を呼び掛けました。
この事故現場では、2月8日に現地診断も行われる予定です。
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大庫さんヴィオラ演奏
駒ヶ根市在住のヴィオラ演奏家、大庫るいさんによる演奏会が29日、伊那市の富県子育て支援センターで開かれました。
大庫さんは、県内外でヴィオラを演奏していて、今回は子育て支援センターの1月の講座の企画として招待されました。
子どもたちが知っているアニメソングなど8曲を披露しました。
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軽減税率対応のレジ設置
今年10月の消費税率10%への引き上げに合わせ導入が予定されている「軽減税率制度」に対応したレジシステムの体験コーナーが、28日に伊那市の伊那商工会館に設置されました。
設置されているのは、消費税8%と10%の複数税率に対応できるモバイルPOSレジシステムです。
軽減税率制度により、「酒類・外食を除く飲料水や食料品」、「週2回以上発行で定期購読される新聞」などは、消費税8%に据え置かれます。
そのため、これらを扱う店舗ではレシートや領収書に8%と10%のそれぞれを区分して明記しなければなりません。
現在多くの小売店などが使用しているレジでは、店側が手作業で明記する必要があります。
しかしこのモバイルPOSレジシステムを使えば、1度商品と税率を登録するだけでそれらの手間を省くことができます。
軽減税率に対応したレジを導入する場合、レジ本体に対し四分の三を、タブレットに対し二分の一をそれぞれ国が補助します。
このレジと同じものを導入した場合、自己負担は3万円程度だということです。
補助期間は9月30日までで、伊那商工会議所では導入の促進につなげたいとしています。
体験コーナーは、伊那商工会館2階のロビーに4月22日まで設置されています。 -
箕輪町でイクメンセミナー開催
子育て中の父親を対象にした「イクメンセミナー」が、27日に、箕輪町文化センターで開かれました。
セミナーには、13家族およそ40人が参加し、「親子でサイエンス遊び」をテーマに科学の力で動くおもちゃを作りました。
棒状のアルミをらせん状と輪っかにしたものをそれぞれ作り、クルクルと回りながら落ちる手作りのおもちゃが完成しました。
他に、プラスチックの容器とストローを使ったロケットをつくり、親子で遊んでいました。
イクメンセミナーは、子育てを楽しむ意欲を持つ「イクメン」を応援しようと、町の女性活躍井戸端会議が企画したものです。
女性活躍井戸端会議のイベント部会では、「父親同士の繋がりができるようなイベントを企画していきたい」と話していました。 -
東春近公民館講座「童謡唱歌を楽しむ会」
伊那市東春近の公民館講座「童謡唱歌を楽しむ会」の練習が、28日に行われました。
28日は、メンバー19人が集まり季節の曲を中心に歌いました。
「童謡唱歌を楽しむ会」は、平成14年度から始まり、今年度で16年目の講座です。
現在33人が所属していて、毎月第4月曜日に練習をしています。
年に2回地域の行事で歌を披露していて、現在は3月2日に公民館で開かれる演奏会に向け練習に励んでいます。
最高齢の90歳の女性は、「声を出す、ページをめくるなど1つひとつのことが健康のためだと思っている。長く続けていきたいと話していました。 -
今年の無事故を祈願
箕輪町交通安全祈願祭が26日町内で開かれ、関係者が交通事故撲滅を願いました。
会場には箕輪町交通安全協会や町関係者などおよそ120人が集まりました。
箕輪町安協の上島順一会長は、「交通事故が起きないよう安全意識の普及を行い、事故撲滅を図っていきたい」と誓いました。
箕輪町内では去年、死亡事故がなかったということで、町安協では「今年も死亡事故がおきないよう祈っています」と話していました。
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高校生がザザムシ漁を体験!
上伊那地域の高校生は26日、冬の伊那谷の風物詩ザザムシ漁に挑戦しました。
26日は、上伊那農業高校の生徒7人が伊那市山寺の天竜川の浅瀬でザザムシ漁を体験しました。
伊那谷の昆虫食の価値や魅力を県内外に発信していこうと上伊那地域振興局が企画したもので、地域の高校生に声をかけました。
ザザムシは、カワゲラやトビゲラなどの幼虫の総称です。
高校生は、地元の漁師3人から指導を受けながら、石の裏にいるザザムシをとっていました。
途中、佃煮にしたものを生徒が味見していました。
中には初めて食べる人も。
上伊那地域振興局では、今回の高校生によるザザムシ漁体験を皮切りに、東京の銀座NAGANOで昆虫食の試食販売会を開く他、2月17日には伊那市創造館でシンポジウムを企画しています。
上伊那地域振興局では、昆虫食文化を切り口に地域の食や風土、環境を紹介する本を今年度中に出版する計画です。
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無量寺で福ますの準備
箕輪町北小河内の無量寺で、2月3日の節分で使う福ますの準備が、25日に行われました。
25日は、無量寺の中川弘道住職がヒノキの一升桝に幸せを願う「福」と健康長寿を願う「寿」の文字を書きました。
福ますは、2月3日の福豆まきで年男が使います。
今年は、当日が日曜日のため例年より10個ほど多い70個を用意しました。
中川住職は、「一筆ひと筆心を込めて書いたので、当日は多くの人に足を運んでもらいたいです」と話していました。
当日は、午後3時から護摩祈祷会が、午後4時から福豆まきが行われます。
豆まきでは、福だるまなどが当たる引換券も合わせて投げられることになっています。 -
遠照寺で火災訓練
1月26日は文化財防火デーです。
これに合わせて伊那市教育委員会は、釈迦堂が国の重要文化財に指定されている高遠町の遠照寺で火災訓練を行いました。
訓練には、遠照寺の住職や檀家など16人が参加しました。
墓地で線香の火が枯草などに移り燃え広がったとの想定で行われました。
火災が発生したことを遠照寺の松井教一住職が消防署に通報し寺にいた地域住民を屋外へ避難させていました。
文化財防火デーは、世界最古の木造建造物である奈良県の法隆寺金堂で昭和24年1月26日に火災が発生したのを契機に制定され、今年で65回を数えます。
釈迦堂の前では消火器を使い初期消火の訓練が行われました
指導した消防署の署員は、「離れた場所から放水し、徐々に火元に近づいて火を消すようにすると良い」などとアドバイスしていました。
教育委員会では、火災に限らず不足の事態に対応できるよう今後も様々な訓練を行っていきたいとしています。
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ごみ処理基本計画 今月答申へ
上伊那広域連合廃棄物政策審議会は、ごみの資源化や減量化などを効果的に進める第5次ごみ処理基本計画をまとめました。
25日は、伊那市のいなっせで廃棄物政策審議会が開かれました。
第5次ごみ処理基本計画の期間は2019年度から2028年度までの10年間で、審議会では2年間かけて策定してきました。
計画では1人1日あたりの家庭ごみの排出量の目標を来年度は462g、また2028年度には438gにするとしています。
年間の事業ごみの排出量目標は来年度の8,497トンから2028年度は8,239トンにするとしています。
第5次ごみ処理基本計画は、今月中に上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長に答申することになっています。
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前田博さん 欧州風景展
南箕輪村中込の前田博さんのヨーロッパの風景を描いたスケッチ画展が、村内の喫茶店で開かれています。
会場には、25点の作品が並んでいます。
現在71歳の前田さんは、20代の頃から趣味で絵を描きはじめ、現在は伊那美術協会や信州美術会の会員になっています。
30代頃からは、仕事で扱っていた鉄をヒントに機械や機関車の絵を描いてきました。
60代からは、チェコやオーストリアなどのヨーロッパへ足を運び、スケッチ画を描いています。
こちらの作品は、チェコのフルシツェ村で描いた作品です。
目の前に広がる歴史ある雄大な景色を、どう表現するか試行錯誤しながら描いたということです。
前田さんは「描く人にしか分からない充実した心地を楽しみながら作品を仕上げた。日本とは違う海外の風景の魅力を感じてもらいたい」と話していました。
前田博さんのスケッチ画・洋画展は、31日までコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
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弥生時代前期の壺など出土
今から2500年前の弥生時代前期に稲作に使ったとされる壺などが、伊那市野底の大久保遺跡で発掘されました。
東海地方から長野県へどのように弥生文化が伝わったかが分かる貴重な資料だということです。
こちらが、大久保遺跡から発掘された壺と石包丁です。
壺には、何本かの横線と丸い模様があり、これは弥生文化の始まりと広がりを示す「遠賀川系土器」だということです。
壺には大事な種もみを入れていて、一緒に出土した石包丁は稲を切るために使われたとの予想ができるということです。
また、この他に見つかった土器のうち、東海系の土器片も出土したことから、東海地方から天竜川を沿って長野県に稲作文化が広がったことにも繋がるということです。
24日は、報道機関向けの説明会が現地で開かれ、伊那市創造館学芸員の濵慎一さんが、土器について説明しました。
現在行われている国道153号伊那バイパスの道路建設工事に合わせて、市教育委員会では去年7月から大久保遺跡の発掘調査を始めました。
去年11月に、貯蔵穴として使われた土坑や土器が見つかったということです。
濵さんによりますと、弥生時代前期の土器が見つかるのは伊那市では初、上伊那では中川村の苅谷原遺跡に次いで2例目だということです。
今回出土した壺は今後、割れているものを組み合わせて復元させ、研究を進めるということです。 -
インフル流行拡大で注意喚起
県は、インフルエンザの流行拡大を受けて、医療機関や小中学校などに、注意喚起と予防策の徹底を、23日に通知しました。
特に子どもや高齢者は重症化しやすい傾向にあることから注意を呼びかけています。
1月14日~20日までの1医療機関あたりの県内のインフルエンザ患者数は58.09人で、前の週の43.87人からおよそ1.3倍となっています。
県によりますと、1週間の届け出数は、過去5年で最も多いということです。
上伊那も55.13人で、流行は急速に拡大しています。
13日には、北信地域の小学4年生の男子児童が、インフルエンザに感染した後、インフルエンザ脳症で亡くなっています。
これを受け県では、医療機関や高齢者施設などの福祉関係機関、保育園・幼稚園、小中高校などに注意喚起と感染予防策の徹底を通知しました。
小まめな手洗いやアルコール消毒を徹底し、不要不急な外出は避けること。
具合が悪くなったら早めに医療機関を受診し、インフルエンザと診断されたら学校や職場は休むことなどを呼び掛けています。
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伊那市交通安全協会 安全祈願
死亡事故ゼロを願い伊那市交通安全協会は、南箕輪村の恩徳寺で交通安全祈願を23日、行いました。
23日は、伊那市交通安全協会のメンバー20人が恩徳寺を訪れました。
交通安全祈願は、悲惨な交通事故がなくなるようにと初めて行われました。
本堂では、雑念を焼き尽くし願いをかなえてくれるとされる護摩祈祷が行われました。
伊那市では去年3件の死亡事故がありました。
今年に入って19日に境で道路を横断中の80代女性が跳ねられる死亡事故が発生しています。
伊那市交通安全協会では今後、高齢者に対しての啓発の他、2月8日には境の死亡事故の現地診断や街頭啓発をすることにしています。
安協では、事故防止のため夕方出歩くときは夜光反射材を身に着けることや夜の外出を控えることなどを呼び掛けています。 -
信大農学系長に藤田氏が再任
南箕輪村の信州大学学術研究院農学系長の選挙が21日に行われ藤田智之さんが再任しました。
22日は、信州大学農学部で記者会見が開かれました。
藤田さんは、岡山県出身で南箕輪村在住の59歳です。
信大では、21日に選挙を実施し立候補者は藤田さんのみで、投票資格をもつ農学系に所属する教職員から半数を超える信任を得ました。
藤田さんは今後「教育や研究、地域貢献、国際交流推進を柱に進めていきたい」と抱負を話していました。
農学部長も引き続き務め任期は今年の4月1日から2022年の3月31日までとなっています。
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園児が長~いソリコース楽しむ
22日の伊那地域は朝から雪が降りましたが昼頃にはやみ、晴れ間が広がりました。
伊那市高遠町の高遠第二第三保育園の園児はこの日、国立信州高遠青少年自然の家に設置された長いソリコースでソリ遊びを楽しみました。
年長・年中とその保護者、およそ30人がソリを楽しみました。
自然の家では毎年ソリコースを設置していますが、今年は雪が少なく、施設の回りに積もったわずかな雪を運び入れてコースをつくっていました。
きょうの降雪でコースの状態も良くなり、子ども達は積もったばかりの雪の上を滑っていました。
園児らは「すべるところがたのしかった」「カーブのところをすべるのがおもしろい」と話していました。
自然の家では、2月2日・3日に、ソリコースを使った「そりすべり大会」も予定しています。 -
おもてなし牛乳 販売数増
上伊那の若手酪農家が企画・開発した牛乳「酪農家のおもてなし牛乳」の今年度の販売実績が1000ml入りはおよそ2万本で、昨年度より1割増えたことが22日に報告されました。
この日は、JA上伊那本所で上伊那地域酪農協議会の事業懇談会が開かれ、販売実績が報告されました。
「酪農家のおもてなし牛乳」は、上伊那地域の10代~40代の若手酪農家が自分たちで搾った牛乳を多くの人に飲んでもらおうと、2015年11月から販売しています。
1000ml入りの12月末までの今年度の販売数は、昨年度の同じ時期と比べて1割増のおよそ2万本でした。
200ml入りは、昨年度の同じ時期と比べて2倍のおよそ6万本でした。
これは、学校給食での提供が増えたことが大きく影響しているということです。
意見交換では、参加した市町村担当者や学校の栄養士などから「もっと学校給食での提供を増やして地産地消を進めてほしい」といった意見が多く出されていました。 -
北小河内漆戸常会 大文字下ろし
箕輪町北小河内漆戸常会でも19日大文字が下ろされました。
午前8時に地域住民およそ40人が区内の辻に集まり、柱を下ろしました。
漆戸集会所まで柱を運びます。
飾りつけられた松や榊、花飾りを取り外しました。
花飾りは無病息災の厄除けとされていて、住民は気に入ったものを手に取っていました。
漆戸常会の大文字は、今から260年前に天竜川が氾濫したことから、災害がなくなることを祈って始まったとされていて、箕輪町の無形民俗文化財に指定されています。
花飾りは1戸3本ずつ持ち帰り、一年間玄関に飾られます。
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女声合唱「詩音」3月にオーストリアで演奏
上伊那の5つの合唱団体でつくる「女声合唱 詩音」は、3月にオーストリアで行われるウィーン国際文化祭に出演します。
20日は、伊那市のいなっせで3回目の練習が行われました。
ウィーン国際文化祭は今年で4回目で、毎年日本から3団体ほどが招かれ演奏を披露しています。
上伊那の60代以上の女性でつくる「ザ・シワクチャーズ伊那」の演奏を聞いたこの事業の担当者が出演を依頼したものです。
女声合唱詩音は、ザ・シワクチャーズ伊那のメンバーを中心に5つの団体から31人が集まり、去年12月に発足しました。
当日は、日本の歌やモーツァルト作曲の歌など6曲を披露します。
今年は、日本とオーストリアの交流が始まって150周年の節目ということで、代表の北沢理光さんは「貴重な機会に恵まれた」と喜んでいます。
コンサートは、3月22日にオーストリアのウィーンで行われます。 -
27日に箏や尺八の演奏会
東京で活動する若手の箏や尺八演奏家と地元で活動するグループによる「まちなかJAPAN+」の演奏会が27日に伊那市のいなっせで開かれます。
21日は、いなっせでリハーサルが行われました。
まちなかJAPANは、舞台から飛び出して多くの人に邦楽に親しんでもらおうと活動しているグループで、伊那での演奏会は今年で2回目です。
演奏会は、27日の午後2時からいなっせで開かれます。
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西春近北小 スケート授業
伊那市の西春近北小学校の校舎北側にある天然リンクでスケートの授業が21日から始まりました。
1時間目に2年生28人が初滑りを楽しみました。
21日の伊那地域は、午前5時39分に氷点下0.7度を記録しました。
ここ数日の寒さで日影にあるスケートリンクは厚い氷が張り、21日から授業で使えるようになりました。
西春近北小学校では、冬のスポーツを子どもたちに楽しんでもらおうと平成2年から校舎北側に天然リンクをつくり1、2年生が授業をしています。
児童たちは、氷の感触を楽しみながら滑っていました。
西春近北小学校では来月、岡谷市でスケート教室を予定していて、それまで1、2年生は体育の時間を使ってスケートを行うことになっています。
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西箕輪上戸 大文字下ろし
伊那市西箕輪上戸に伝わる小正月の伝統行事「大文字」の柱が、今日地域住民によって下ろされました。
20日午前5時30分、太鼓が打ち鳴らされると、柱が建てられた辻に地域住民が集まってきました。
大文字は区内の辻に柱を建て厄除けを願う小正月の伝統行事で、毎年14日に建てています。
住民およそ90人が集まると、大文字下ろしが始まりました。
さすまたを使い、長さ12メートルほどの柱をゆっくりと下ろしていきました。
柱が下りると、花飾りや巾着を外していきます。
地域住民は気に入ったものを手に取っていました。
花飾りは玄関へ、巾着は神棚に1年間厄除けとして飾るということです。
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箕輪中部小・箕輪中合唱で日本一
箕輪町の箕輪中部小学校合唱団と、箕輪中学校合唱部は、20日東京で開かれた子ども音楽コンクールの合唱部門で、ともに最高賞となる文部科学大臣賞を受賞しました。
このニュースについては後日詳しくお伝えします。