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正月に向けしめ飾りづくりピーク
中信地域から南信地域にかけてしめ飾りを販売している、箕輪町沢の信州縁起物製作所は、正月に向けてしめ飾りづくりに追われています。
20日は従業員10人が、工程ごとに分かれて作業にあたっていました。
上伊那を中心に、北は白馬村から南は飯田市まで、町内外の大型スーパーマーケットや企業・寺・神社などにしめ飾りを納めています。
作業は8月から始まっていて、稲わらを集めて乾燥させ、10月からはしめ飾りづくりが行われています。
大小15種類ほどのしめ飾りを作っていて、忙しいこの時期は1日に400本近くの縄をなっているということです。
大槻清子代表は「この時期は大忙しであっという間に12月が過ぎてしまう。作るのに本当に手間がかかっているが、良いものが作れていることに満足だし、飾ってくれているのを見るととてもうれしい気持ちになる」と話していました。
今年は秋に雨が多く稲わらの乾燥が遅れたため、例年だと9月中に終わるわらを整える作業もきょう行われていました。
しめ飾りづくりには田んぼ10枚分ほどのわらを使っているということです。
信州縁起物製作所では、来月20日頃まで作業が続くということです。 -
女性活躍を考えるイベント 開催
伊那市と伊那商工会議所が主催する「女子会プロジェクト委員会」は、女性活躍や生活と仕事の調和について考えるイベントを19日、市内の飲食店で開きました。
2人の子どもを育てながら女性活躍の研修を手掛ける株式会社デリィスの杉浦莉起さんが、「らしさを活かすリーダーリップ力」と題し話をしました。
杉浦さんは、「男女平等を訴える時代は過ぎている。経営戦略の中で女性の力が求められています」と話していました。
委員会が伊那商工会議所会員企業など360社291人に行ったアンケート調査によりますと、女性の活躍について「賛成」と答えた人は79%でしたが「自身が活躍したい」と回答した人は43.6%に留まっています。
働く場所で必要なことについては「出産・育児休暇のハンディとならない人事制度の導入」が17.4%と最も多くなっています。
イベントには、市内在住・在勤の女性およそ30人が参加し、杉浦さんの話に耳を傾けていました。 -
小学生が消防署の仕事を学ぶ
南箕輪村の南部小学校の児童は、消防署の仕事を学ぼうと伊那市の上伊那広域消防本部伊那消防署を5日、見学しました。
5日は、南部小学校の4年生43人が、伊那消防署を訪れ施設や消防車両などを見学しました。
4年生は、社会科の授業で「火事を防ぐには」をテーマに学習していて、消防署の見学は、その一環です。
消防車や救急車の見学では、署員から備え付けられている機材などの説明を受けていました。
署員は、「火災の時は、現場までのルートや消火栓の位置をモニターで確認してから出動しています」と子ども達に話していました。
出動時の防火服を着たり、およそ8キロの空気呼吸器を背負う体験も行われました。
南部小学校の4年生は今後、地元で活動する消防団について学習するということです。
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黒松仙醸 最高金賞受賞
伊那市高遠町の酒造メーカー仙醸で造られている日本酒「黒松仙醸 純米大吟醸プロトタイプ」が、全国規模の日本酒のコンテストで、グランプリに次ぐ最高金賞を受賞しました。
こちらが、最高金賞に選ばれた黒松仙醸 純米大吟醸プロトタイプです。
酒米ひとごこちを使っていて、深い甘みが感じられる日本酒だということです。
仙醸が出品した全国規模の日本酒のコンテスト「純米酒大賞2018」には、全国95蔵から237点が出品され、4つの部門ごとに審査が行われました。
純米大吟醸酒部門には63点が出品され、最高金賞には黒松仙醸を含む2点が選ばれました。
黒松仙醸 純米大吟醸プロトタイプは、一升瓶が税別3,300円、720mlが1,650円で販売されていて、仙醸や各酒販店などで購入できます。 -
写真集団アルプ作品展
上伊那を中心とした写真愛好家でつくる写真集団アルプの第14回山岳写真展が、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、40代から70代の会員15人の作品45点が並んでいます。
会員それぞれがテーマを決めて撮影していて、南アルプスや中央アルプスを中心に、遠くは北海道などにも足を運んでいる人もいます。
山の魅力を写真に収めようと1年を通して何度も撮影に出かけているということです。
写真集団アルプでは「地元の山岳写真を多く展示しているので山のすばらしさや美しさを感じてもらいたい」と話していました。
この写真展は、25日(日)まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
加藤さん夫妻の石版画ワークショップ
伊那市美篶で石版画や油絵を描く加藤温子さんによる、石版画のワークショップが18日、伊那市高遠町の高遠美術館で開かれました。
この日のワークショップには4人が参加しました。
石版画は、厚い石灰岩の板に油性の鉛筆で絵を描いてしみこませ、水をはじく油の性質を利用して版を刷ります。
ワークショップでは、参加者が思い思いの絵を石版にえがいていました。
加藤さんと、夫で木彫作家の邦彦さんは愛知県出身で、ドイツで42年間芸術活動をし、去年伊那市美篶に移住しました。
現在美術館で、夫婦で作品展を開いていて、これに合わせてワークショップが企画されました。
参加した人たちが絵を描き終え、加藤さん夫妻のアトリエに移動すると、2人のドイツ時代の知人で石版画の刷師のクラウス・ヴァネリッツさんが作品を仕上げます。
現在日本には石版画を刷る技術を持った人がいないということです。
クラウスさんがローラーと機械を使って作品を完成させると、参加者から歓声があがっていました。
温子さんは「石版画という技術自体日本では知られていない。まずは多くの人にその魅力を知ってもらいたい」と話していました。 -
伊那税務署長表彰
税の申告と納税に関して功績が顕著にあった人を表彰する伊那税務署長表彰がき15日に行われ、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは3人と1校に賞状が渡されました。
税務署長納税表彰を受彰したのは、伊那間税会の唐木和世会長と上伊那青色申告会連合会の竹松泰義幹事の2人です。
長年にわたり租税教育を行ってきたとして、伊那市の富県小学校に感謝状が渡されました。
税に関する高校生の作文では、赤穂高校3年で春富中学校出身の大森立己さんが伊那税務署長賞にえらばれました。
伊那税務署の片桐亨署長は式辞で「税に対する理解と信頼を得ていくために、今後とも協力をおねがいします。」と話していました。
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みのわ美術展21日まで
箕輪町民でつくるみのわ美術会の第23回みのわ美術展が町文化センターで開かれています。
会場には、会員作品と一般公募の入選作品など55点が並んでいます。
展示されているのは、日本画・洋画・陶芸・工芸の4部門です。
みのわ美術会では「会員の一年の成果を見て欲しい」と来場を呼び掛けています。
みのわ美術展は21日水曜日まで箕輪町文化センターで開かれています。
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南ア林道バス 今季の営業終了
伊那市長谷の南アルプス林道バスの今シーズンの営業が、15日で終わりました。
乗客数は、昨年度より2,666人少ない4万8,711人でした。
15日は、午後4時45分に最終のバスが営業所に到着しました。
今シーズンは、3月に発生した林道の法面崩落により、運行開始が例年より48日遅い6月12日でした。
この影響で、利用者数は4万8,711人で昨年度より2,666人減少しています。
それでも、9月23日には今シーズン最多の2,025人が訪れた他、翌24日には累計利用者数が150万人を突破しました。
終了式で、長谷総合支所の有賀賢治支所長は、「来年度は開業40周年を迎えます。今季同様、真摯な態度でバス運行事業に取り組んでいってほしいです」と話していました。 -
年金委員 功労者表彰
長年にわたり企業などで年金委員として指導や相談にあたった3人が、日本年金機構理事長表彰と理事表彰を受賞しました。
15日は伊那市内で表彰式が行われました。
伊那商工会議所の伊藤正さんは、日本年金機構理事長表彰を受賞しました
辰野町商工会の守山正孝さんと宮田村のタカノ株式会社の高嶋厚さんは理事表彰を受賞しました。
表彰は、11月の年金月間に合わせて毎年行われています。
受賞者を代表して伊藤さんは「今後もそれぞれの職場で年金事業の円滑な推進のためより一層努力していきたい」と話していました。
年金委員は、各企業や事業所などで、厚生年金や国民年金などの事務担当として相談や助言などを行う人です。
伊那年金事務所には上伊那8市町村の企業などからおよそ430人が年金委員となっています。 -
大萱の里で不審者侵入訓練
伊那市西箕輪の障害者支援施設「大萱の里」で、14日、不審者が侵入したとの想定で訓練が行われました。
伊那警察署の署員が扮する刃物を持った不審者が、施設の中に入ってきました。
利用者が注意を促し、職員が不審者をなだめに入ります。不審者は錯乱した様子で声を上げ刃物を振り回します。他の職員数人が駆け付け、サスマタで抑えにかかりました。
この訓練は、神奈川県相模原市で起きた障害者施設での殺人事件を受けて、大萱の里が、伊那警察署の協力を得て、3年前から毎年行っています。
大萱の里では、現在53人の長期入所者がいるほか、ショートステイを受け入れています。
対応訓練は、施設利用者も見学しました。
伊那署の署員は、「不審者の侵入から取り押さえるまで4分間でした。この時間にはまだ警察は到着していません。通報から警察官の到着までどう対応するかが大切です」と訓練を講評しました。
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サクラコマ・ダルマ合格祈願
伊那市内の製造業などでつくるご当地お土産プロジェクトチームが開発した「サクラコマ」の合格祈願が15日、伊那市高遠町の弘妙寺で行われました。
この日は、プロジェクトチームのメンバーが弘妙寺を訪れ、田中勲雄住職のお経に合わせて合格祈願をしました。
サクラコマは、“完全地産の最終製品を生み出すこと”を目的に2012年に発足したご当地お土産プロジェクトチームが、2013年2月に完成させたものです。
回すと桜の花びらが開くコマで受験生にとって縁起がいいことから、毎年合格祈願を行い販売しています。
プロジェクトチームのリーダーで㈲スワニーの橋爪良博社長は「去年はSNSに『合格した』と載せている人がいて嬉しかった。受験生に応援の気持ちが届くよう祈念した」と話していました。
またこの日は、プロジェクトに参加している高遠さくらホテルの「高遠さくら咲くダルマ」の合格祈願も行われました。
サクラコマと高遠さくら咲くダルマの販売は、16日から高遠さくらホテルなどで行われます。
サクラコマは1個1,000円、だるまは小が1,000円、中が1,500円となっています。 -
西箕輪の五差路に花壇
伊那市西箕輪の地域住民と西箕輪中学校の生徒は、地元の景観を良くしようと、学校近くの五差路に花壇を作り、球根や苗木を植えました。
花壇は、西箕輪ふるさと景観住民協定者会と西箕輪地域協議会の会員が10月に整備をして作りました。
丸太で花壇の枠を作り、ハナモモとツツジの苗木を植えました。
14日は西箕輪中学校緑化委員会の生徒22人が、チューリップの球根を植えました。
整備事業は、伊那市からの補助金を活用して行われました。
西箕輪ふるさと景観住民協定者会によりますと、この場所は平成22年まで地下道があったということです。
その後、五差路に信号機がつけられ人が通れるようになりましたが、この場所に手は入らず草が生い茂っていたということです。
県道があり交通量が多く、近くのみはらしファームに県外から来る人も多いことから景観を良くしようと今回花壇づくりが行われました。
今後は、西箕輪中学校の緑化委員会が草取りや花の水やりを行うということです。 -
地域活性化イベント「リアル脱出ルーム」
伊那商工会議所青年部による地域活性化イベント「リアル脱出ルーム とある部屋からの脱出」が今月17日と18日に伊那市の
いなっせで開かれます。
1日に伊那商工会議所青年部が記者会見を開きイベントの概要について説明しました。
このイベントは5、6人のグループ別に、いなっせ内の施錠された室内で謎解きをして鍵を手に入れ制限時間内に部屋から脱出するものです。
使われる部屋は4部屋あり難易度別にレベル1からレベル4に分かれています。
レベル1と2は制限時間が15分で入場料は1人1回600円。
レベル3と4は制限時間が25分1人1回900円で前売り券はそれぞれ100円引きとなっています。
伊那商工会議所青年部では「中心市街地の大型施設を使い地域活性化につなげていきたい。」と話しています。
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権兵衛トンネルで訓練
伊那と木曽を結ぶ国道361号の権兵衛トンネル内で、事故を想定した訓練が、13日に行われました。
訓練は、トンネル内を全面通行止めにして、木曽側からおよそ350m進んだ場所で行われました。
トラックが運転を誤り、対向車線を走行していた普通乗用車と正面衝突したとの想定です。
両方の車には運転席と助手席に1人ずつ乗っていて、それぞれ運転手は軽傷、助手席に乗っていた人は重傷の想定です。
上伊那広域・木曽広域の消防隊員が、負傷者を車両から救出していました。
また、衝突した車から漏れた燃料に引火して車両火災が発生したとの想定で、消火訓練も行われました。
訓練には、県や消防、警察などから86人が参加しました。
木曽建設事務所によりますと、権兵衛トンネルは平成18年2月に開通して以降、通過台数が徐々に増え、平成29年度は1日平均およそ4,000台が通っているということです。
これまで、トンネル内での大きな事故は発生していません。
木曽建設事務所の米倉剛所長は「今後、想定外の事故や災害が起きることも考えられる。個人でシミュレーションをしたり各機関の相互連携を深めてほしい」と話していました。 -
園庭の木モチーフの園児作品展
伊那市内の保育園や幼稚園の園児が制作した、園庭の木の絵を展示する「みんなのアートギャラリー」が、伊那図書館で13日から始まりました。
会場には、伊那市内24の保育園・幼稚園の園児が、園庭にある木を切り絵などで表現した作品が並んでいます。
9月30日の「伊那市環境展」で展示を予定していましたが、台風の影響で中止になったことから今回開かれました。
「みんなのアートギャラリー」は、11月20日(火)まで、伊那図書館で開かれています。 -
羽広菜かぶ 今季の収穫始まる
伊那市西箕輪の伝統野菜羽広菜かぶの今シーズンの収穫作業が、12日から始まりました。
今年は、秋に暖かい日が続き、例年以上に出来がいいということです。
12日は、西箕輪の農家でつくる羽広菜生産加工組合のメンバーの共同圃場で、今シーズン初めての収穫が行われました。
羽広菜かぶは、円すい型で上部が赤紫色に着色する信州の伝統野菜で、しゃきしゃきした独特の食感と甘みが特徴です。
収穫した羽広菜かぶは、添加物は使わず、酒粕、味噌、砂糖と昔ながらの味付けで漬けています。
今年は、4トンの収穫を見込んでいて、9月に暖かい日が多かったことから例年以上に大きくていいものができたということです。
漬け込み作業は、あすからみはらしファーム内の加工場で行われます。
羽広菜のかぶ漬は、来月から来年3月ごろまで、みはらしファームや市内のスーパーなどで販売されるということです。 -
総合展で伊那西ガレット販売
伊那市の伊那西地区総合展が10日に伊那西小学校で開かれ、地元産の食材を使った伊那西ガレットが販売されました。
伊那西地区で採れたブロッコリーやほうれん草、きのこ、カブ、リンゴ、ブルーベリーなどの食材を使い80食分のガレットが作られました。
地元有志でつくる「伊那西地区を盛り上げる会Wassai和彩西(わっさい)」が特産品を使ったガレットとして販売したものです。
総合展での販売は今年で2年目で、昼時には予約をした地域住民が次々と買い求めていました。
総合展は地区の文化祭と伊那西小学校の学習発表会を兼ねて昭和59年から毎年この時期に開かれていて今年で35回目になります。
各教室では、総合学習や授業で取り組んだ子供たちの作品が展示されました。
体育館では生け花や手芸、陶芸など地域住民の作品が並びました。
このほか、地元の有志による木工教室が開かれ、子ども達が木の人形作りに挑戦していました。
伊那西地区では「年に1回住民同士が集まる事で地域の繋がりを大切にしていきたい」と話していました。
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春近神社で七五三詣
伊那市東春近の春近神社で10日、七五三詣が行われました。
10日は晴れ着を身にまとった子どもとその家族が神社を訪れ、子どもたちの健やかな成長を願っていました。
春近神社では毎年11月15日に近い土日に七五三詣を行っています。
子どもたちは、玉串を供え、手を合わせていました。
花畑樹彦宮司は「めでたい春が近づく神社で、子どもたちの幸せをお祈りしました」と話してました。
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「信州こころん」で新そば祭り
伊那市東春近の県指定就労継続支援施設「信州こころん」の新そば祭りが9日と10日の2日間行われています。
会場では伊那市高遠町で収穫したそばの実を使ったそばが振舞われています。
信州こころんは県指定の障害者就労支援施設でそば店を営業しています。
新そば祭りは地域の人たちとの交流の場として毎年開いていて打ち立てのそばのほか利用者が育てた野菜やきのこ汁を提供しています。
バイキング形式となっていてそばと合わせて1,000円です。
祭りは10日も行われ営業時間は午前10時から午後2時半までとなっています。 -
恩徳寺 大銀杏見ごろ
南箕輪村沢尻の恩徳寺で、村の天然記念物に指定されている大銀杏が見頃を迎えています。
恩徳寺の境内には、樹齢およそ360年の大イチョウがあり、現在見頃となっています。
幹の太さは3.5メートル、高さは20メートルで、昭和54年に村の天然記念物に指定されました。
恩徳寺によりますと、見頃はあと1週間ほどだということです。
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伊那友の会 衣服講習
伊那友の会主催の家事家計講習会がきょう開かれ、衣服をテーマにした講演が行われました。
講習会では、宮田村の三浦牧子さんが、実践している服のリメイク術を紹介しました。
三浦さんは、着物のリメイク教室に通っている友人に誘われたことがきっかけで服を作るようになったということです。
現在はワンピースや羽織ものなどを作り、余った生地でバッグも作ります。
三浦さんは「裁縫の大切さをこれからも伝えていきたい」と話していました。
伊那友の会は、「よい家庭からよい社会を」をモットーに、衣食住や家計などについて学ぼうと平成元年に設立されました。
現在、上伊那の20代から90代までの48人が会員となっています。
13日(火)には、南箕輪村民センターで、同じ内容の講習会が開かれます。
当日はテキスト代350円で誰でも受けられます。 -
あるしん本店駐車場有料化
伊那市荒井のアルプス中央信用金庫は、利用客の利便性向上を目的に本店駐車場のリニューアル工事を行い、8日から一部有料となります。
これまで時間に関係なく無料で開放されていましたが、8日から入口にゲートが設けられ、時間によって料金がかかるシステムになりました。
最初の15分は無料で、窓口を利用した人は無料になります。
それ以外の人は、1時間につき100円で、平日の午後3時から翌日午前8時までは最大300円です。
土日・祝日は、午前8時から午後3時までと午後3時から翌日午前8時まではそれぞれ最大300円かかります。
アルプス中央信用金庫では「これからもサービスの向上に努め、利用されるお客様の利便性向上を目指していきたい」としています。 -
駒工生マイコンカー全国出場
駒ヶ根市の駒ヶ根工業高校ロボット研究製作部の3年生2人は、来年1月に開かれるマイコンカーラリーの全国大会に出場します。
全国大会に出場するのは、駒ヶ根工業高校3年の小池寿晏さんと、牧田敏明さんの2人です。
11月3日と4日に長野市で開かれた北信越大会で、小池君が優勝、牧田くんが準優勝しました。
マイコンカーラリーは、ロボットの先端に取り付けたセンサーが、コース上に書かれた白い線を読み取って進みます。
北信越大会では、1周52.9メートルのコースをどれだけ速く走れるかを競いました。
北信越大会では、小池さんが12秒20で優勝、牧田さんが12秒28で準優勝し、全国大会への出場を決めました。
駒工ロボット研究製作部が全国大会に出場するのは5年ぶり3回目です。
現在10人の部員が活動していて、部品の加工からプログラミングまで全て自分たちで行っているということです。
2人が出場するマイコンカーラリーの全国大会は、来年1月12日と13日に東京都で開かれます。 -
春富中マーチング関東大会へ
伊那市の春富中学校の吹奏楽部は、10日に埼玉県で開かれるマーチングバンド関東大会に初出場します。
吹奏楽部は、1年生から3年生合わせて57人が所属しています。
春富中学校では2015年からマーチングに取り組んでいます。
9月に佐久市で開かれた日本マーチングバンド協会が主催する県大会で最高賞となる金賞を受賞し、初めての関東大会出場を決めました。
大会は、縦横30メートルのフィールドの中で6分30秒以内にフォーメーションを組んで動きながら演奏します。
3年生にとっては最後の大会ということで、上位を目指したいと意気込んでいます。
春富中学校が出場するマーチングバンド関東大会は、10日に埼玉県のさいたまスーパーアリーナで開かれることになっています。
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立冬 10月中旬並みの陽気
7日は立冬です。暦の上では冬となりましたが7日の伊那地域の最高気温は20度近くまであがり、10月中旬並みの陽気となりました。
7日の伊那地域の最高気温は午後2時23分に10月中旬並みの19.5度となりました。
伊那市の春日公園では暖かな陽気に誘われて親子連れなどが遊具で遊んだり、紅葉狩りをするなどして楽しんでいました。
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秋の叙勲 西村和美さん
現在南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会救助隊名誉隊長を務め、警察協力功労で瑞宝単光章を受章した伊那市長谷溝口の西村和美さんの喜びの声です。
「関係各位、県警や救助隊員の皆さんのおかげで私が代表して頂いたものだと思う」と話す、伊那市長谷溝口の西村和美さん73歳。
昭和39年、19歳で南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の救助隊に入隊し、平成5年から23年間、救助隊長を務めました。
「常に訓練の日々だった。自分の身は自分で守る事。山はその時その時で気候も違うし条件も違う。常に神経をはって二重遭難のないようにするのが一番だと思っている」と話します。
54年間の活動の中では遭難者を背負って下山する事も何度となくありました。
「救助しようとした人が亡くなっていて、ザイルをはって引きあげた。途中で穴を掘って遺体を隠して次の日の朝、また登って行って下げてきたという苦い経験がある」という。
現在名誉隊長の西村さんは「山を安易な気持ちで登る人がいる。自分に似合った山、体力に合った山を選ぶ、そして決して無理をしない、引き返す勇気を持つというのが大事だ」と近年の中高年を中心とした登山ブームに警鐘を鳴らします。
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秋の叙勲 征矢 鑑さん
2018年秋の叙勲。高校教諭などとして長年教育に関わった教育功労で瑞宝小綬章を受章した南箕輪村塩ノ井の征矢 鑑さんの喜びの声です。
「思いがけないことで、本当にはじめは驚きましたけれど、長いことやってきたことが次の世代に繋がっていけるのかなと思い綬章をお受けすることにしました。」
征矢さんは、社会科の教員として、県内各地で教鞭をとり、阿智高校で教頭に、飯田風越高校の校長には、国際教養科が新設されたときに就任しました。
生徒たちとのかかわりの中から学ぶことも多かったと話します。
「昭和50年代に定時制で勤めていた時は、経済的に恵まれない、家庭に恵まれない、そういう子どもたちが非常に多かったんですね。かえって私が教えられるというようなことがありました。」
定年退職後は、南箕輪村の教育長を8年間務めました。
「学校に行っては、職員の中に病人が出ないかどうか、あるいは子どもたちの中に困った状態になっている子どもはいないかどうか、そういうことに意を砕いたつもりでいます。教育に大切なことは、温かみのある心豊かな子どもたちが育つ環境を保障してやるということではないだろうかと思っています。」
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堀亮さん 植物の写真展
駒ヶ根市在住の写真愛好家、堀亮さんの写真展「花・植物の情景」が、伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には、29点の作品が展示されています。
現在76歳の堀さんは、10代の頃から写真を撮り始め、今から23年前に写真グループに参加したことがきっかけでそれ以降植物をメインに撮影しているということです。
近年は駒ヶ根市を中心に、自宅近くの散歩道などで野生の植物を撮ることが多いということです。
展示会は今回9回目で、前回2015年に開いて以降は体調を崩してしまい、病を乗り越えて今回開催されました。
堀亮さんの写真展「花・植物の情景」は、10日(土)まで伊那図書館で開かれています。 -
知立市のかきつばたが伊那市に
伊那市の友好都市の愛知県知立市から贈られた、かきつばたの苗を新山小学校の児童らが2日伊那市富県上新山のトンボの楽園に植えました。
かきつばたは知立市の市の花で300株が贈られました。
2日は新山小学校6年生のほか地域住民およそ100人がトンボの楽園の湿地帯に苗を植えました。
今回贈られた苗のなかには季節外れの花を咲かせていたものもありました。
両市は知立市の野外センター建設がきっかけで交流が始まり平成6年に友好都市となりました。
これまでにタカトオコヒガンザクラを贈ったことがあり今回その
お礼しとして寄贈されました。
かきつばたは湿地帯で生育することから条件の良い新山のトンボの楽園が植栽場所に選ばれました。
植えられたかきつばたは来年5月ころに花を咲かせるということです。