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全国初 ドローンを活用した物流実験実施
伊那市は、全国で初めて小型無人飛行機ドローンを活用した物流の実験を、3月3日に伊那市長谷で行います。 これは、27日に開かれた伊那市議会全員協議会で報告されたものです。 実験は、国土交通省が進めるドローンを活用した買い物弱者対策「物流用ドローンポートシステテム」の検証として行われるものです。 ドローンポートシステムは、目視をしなくてもドローンの安全な離着陸や荷物の受け取りを可能にするものです。 長谷の道の駅南アルプスむらと高齢者住宅の2か所に設置された「ドローンポート」を、重さ250グラムの買い物袋を2つ付けたドローンが移動し、配達できるかを検証します。 ドローンポートを活用した実験は全国でも初めてだということです。 伊那市では「現在、人が配達している良さも生かしつつ、ドローンを活用した買い物弱者支援につなげていきたい」としています。 実験は、国交省のほかに、開発に携わっている東京大学、ブルーイノベーション㈱、伊那市の4団体で、来月3日に行う予定です。 また、この日の全員協議会ではこの他に、小沢の伊那西部保育園の休園を継続するとした報告や、高遠町の中村家住宅と馬島家住宅の整備を行い、地域振興の拠点として活用していくとした報告もありました。
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合葬式墓地「仙望の丘」 現地見学会
伊那市ますみヶ丘の市営霊園に完成した合葬式墓地「仙望の丘」の現地見学会が26日行われました。 市営霊園に完成した合葬式墓地「仙望の丘」です。 今日は訪れた人たちが市の職員から説明を聞いていました。 合葬式墓地は、一つの墓にほかの人と一緒に遺骨を埋蔵するもので、使用料のみで管理費がかかりません。 遺骨は墓となる建物に2種類の方法で埋葬されます。 「個別埋葬方式」は許可日から15年間、棚に骨壺を収蔵し、その後遺骨を地下の共同埋葬場所へ埋葬します。 「共同埋葬方式」は遺骨を直接共同埋葬場所へ埋葬します。 埋葬時以外は建物の中に入ることはできず、墓参りは墓の正面にある参拝場所で行います。 合葬式墓地は、墓の継承者がいないといった声を受け、今回市が建設しました。 合葬式墓地の申し込みは3月1日から始まります。
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伊那市消防団音楽隊 第6回定期演奏会
伊那市消防団音楽隊の第6回定期演奏会が26日伊那文化会館で開かれました 演奏会では、アニメソングや歌謡曲などを演奏しました。 伊那市消防団音楽隊は、音楽を楽しみながら防火・防災への意識を高めてもらおうと毎年演奏会を開いています。 アニメのキャラクターが登場し、ドレミの歌の替え歌に合わせて火災予防を呼びかけました。 また、演奏の途中、消防団員がサプライズで来場していた女性に公開プロポーズをしました。 女性がプロポーズを承諾すると、会場は祝福ムードに包まれていました。 最後は、市内4つの中学校の吹奏楽部とともに総勢250人で合同演奏を披露しました。
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バラの里親 株の掘り出し
伊那市荒井の花き農家が残した3,000株のバラの持ち帰りが26日から始まり、里親となった人たちが掘り出していました。 伊那市美篶の粟津さん夫妻です。 夫の謙吾さん、妻の美穂さんが揃って株を掘り出していました。 このバラは、伊那市荒井の花き農家土田清隆さんが育てていましたが、去年7月に亡くなり、伊那市内のバラ愛好家が、3,000株の里親を探していました。 それを聞いた県内外の60人が里親に名乗り出て、土田さんのバラを引き取り育てます。 粟津さん夫妻は、50株を持ち帰り、美篶の自宅周辺に植えるということです。 バラの持ち帰りは、3月26日まで行われます。 初日となった26日は、12組が株を掘り出して持ち帰ったということです。
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天竜川河川敷で雑木の伐採作業
天竜川の環境整備を進めようと伊那市西春近の天竜川河川敷で25日、雑木の伐採作業が行われました。 雑木の伐採作業は西春近自治協議会が平成18年から毎年行っているものです。 協議会では河川敷の雑木が景観を損ねていることなどから取り組みを始めました。 作業に協力している国土交通省が木を伐採し参加した地域住民が チェーンソーを使って軽トラックに乗る大きさに切っていました。
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米澤酒造が伊那で初の新酒試飲会
中川村の米澤酒造の日本酒「今錦」の新酒を味わう試飲会が24日伊那市内で開かれました。 試飲会には一般公募で集まった約40人が今季仕込んだ新酒を味わっていました。 米澤酒造では毎年地元の中川村で試飲会を開いていて、より広く「今錦」を知ってもらおうと今回初めて伊那市で開催しました。 試飲会で提供された新酒は精米歩合39%で今錦の最高級酒「純米大吟醸」精米歩合55%の「純米吟醸」また中川村の棚田で作った酒米、美山錦が原料の「特別純米酒おたまじゃくし」同じく美山錦が原料で味にやわらかみのある「特別純米酒生原酒中川村のたま子」の4銘柄です。 集まった人たちはそれぞれの銘柄を飲み比べながら新酒の味を楽しんでいました。 米澤酒造では「来場者からは今回の企画はうれしいとの声が多くありました。今後も中川村以外でもこのような機会を作っていきたいです。」と話していました。
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親子で簡単にできるおやつ作り
箕輪町の子育て支援センターいろはぽけっとで24日、親子で簡単にできるおやつ作りが行われました。 町内の親子、9組20人が参加し、杏仁豆腐とパンケーキを作りました。 苦手な子どもが多いニンジンを細かく刻み、豆乳と一緒にパンケーキに入れて焼きました。 子育て支援センターでは「親子で楽しみながら、家庭でもいろいろな野菜を入れて作ってみて欲しいです」と話していました。
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在宅医療・介護連携を考える
高齢者が住み慣れた地域で最期まで自分らしく暮らせるよう在宅医療・介護の連携について考える研修会が、きょう、伊那市役所で開かれました。 研修会には、伊那市の職員、医師・歯科医師・薬剤師などの医療従事者、介護保険・居宅介護などの事業所から合わせて200人ほどが参加しました。 今回は、在宅医療と介護にかかわる専門職が互いに現状と課題を共有しようと、初めて開かれました。 講演会では、長野県健康福祉部の職員が県の取り組みについて話しました。 75歳以上の高齢者は、医療と介護の両方を必要とすることが多いとして、行政や医療機関、介護関係者が信頼関係を築き、相互にレベルアップを図ることが必要と話していました。
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県道車屋大久保線 落石で通行止め
伊那市東春近の県道車屋大久保線で落石があり、現在通行止めとなっています。 伊那建設事務所によりますと、県道車屋大久保線の高さ10メートルほどの斜面から、直径80センチの大きさの岩が2つ落ちる崩落があったと、23日午前8時10分ごろ連絡がありました。 けが人はいませんでした。 これにより、春近発電所から駒ヶ根市の北(きた)の城(じょう)橋間が全面通行止めとなりました。 伊那建設事務所では、きょう現地調査を行い、午後4時ごろには復旧したい考えでしたが、雨のため調査が延期となりました。 これに伴い、通行止めの解除についても延期となりました。 建設事務所では24日にも調査を行いたいとしていますが、復旧時期は未定としています。 原因は、22日の雨によるものとみられます。
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通算60回の伊那まつり 勘太郎クローズアップした事業
伊那まつり委員会が23日伊那市役所で開かれ、前身の勘太郎まつりから今年で通算60回を迎えることから、勘太郎をクローズアップした記念事業を行うことが承認されました。 通算60回の記念事業として、勘太郎まつりから現在までの写真などを載せた保存版のまつり冊子を作ります。 また、勘太郎に関する写真展の開催や映画の上映の他、勘太郎をデザインしたラベルを貼った酒や菓子の商品を販売し、祭りを盛り上げるということです。 その他、0歳から60歳までの人を集めて行進するパレードも検討しています。 伊那まつりのテーマは「のぞむ」で、8月5日・6日に行われます。
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伊那市地域おこし協力隊 卒業する3人が活動報告
今年度で3年間の活動が満了する伊那市地域おこし協力隊の3人は、活動状況や今後のビジョンを発表する卒業報告会を23日、市役所で開きました。 今年度で任期が終了するのは、長谷地区を中心にマウンテンバイクトレイル・プロジェクトを担当した東松将也さん、中心市街地を中心にいきいきタウン・プロデュースを担当した齋藤俊介さん、長谷地区を中心に里山アテンダントを担当した小淵幸輝さんの3人です。 このうち中心市街地を拠点に活動した齋藤さんは、地域の人と商店街が繋がるイベントやワークショップを開催してきました。 3年間を振り返り「伊那市はモノを売るのではなく、コミュニティーを売る商店街が必要と感じ、その第一歩を踏み出すことができた」と話していました。 齋藤さんは引き続き伊那市で、シェアハウスを軸にした事業の展開を進めていくことにしています。 その他の2人も引き続き伊那で暮らしながら、東松さんは長谷の鹿嶺高原のキャンプ場の利用者数アップを目標に、小淵さんは一般社団法人南アルプス里山案内人協会の設立に向けて取り組むということです。 なお伊那市では、来年度から活動する協力隊員を新たに2人募集しています。
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南箕輪村図書館で手話教室
去年長野県手話言語条例が施行されたことを受け、南箕輪村は、初心者を対象にした手話講座を、23日、村図書館で開きました。 この日は、村内から9人が参加しました。 講師を務めたのは、上伊那聴覚障害者協会の江口 あや子さんです。 参加者は、江口さんから、あいさつや自己紹介、簡単な会話などを学びました。 この講座は、長野県手話言語条例が制定されたことを受け、手話をより身近に感じ、日常生活の中で役立ててもらいたいと、南箕輪村が初めて開きました。 江口さんは、「手話だけでなく、身振りも使えば聴覚障害者に伝わります。」と呼びかけていました。 南箕輪村では、今回の講座が好評だったことから、今後の開催についても検討したいとしています。
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特別養護老人ホームみのりの杜 打ちたての蕎麦味わう
伊那市東春近の特別養護老人ホームみのりの杜で、普段とは違った雰囲気で食事を楽しんでもらおうと、15日、利用者に打ちたてのそばが振る舞われました。 施設で暮らしている入居者やその家族がホールに集まり、打ちたてのそばを味わいました。 そばを提供したのは、箕輪町大出のそば店「水車家」の2代目、齋藤和志さんです。 入居者には食事として無料で提供し、家族には700円で販売しました。 みのりの杜では、普段外出できない入居者に地域を身近に感じてもらえるような行事を定期的に行っていて、この日もその一環です。 利用者は、久しぶりの家族との食事を楽しんでいました。 齋藤さんによるそば打ちの実演も行われました。 みのりの杜では「寒い時季はなかなか外に出られないので、施設の中でも本格的なお店の味を楽しめる行事として、これからも続けていきたい」と話していました。
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伊那ビデオクラブ制作「高遠物語」 高遠町で上映
上伊那地域のビデオ愛好者でつくる伊那ビデオクラブが制作した作品「高遠物語」が18日、伊那市高遠町で上映されました。 この日は、高遠町総合福祉センターやますそで、高遠町の歴史や文化を紹介した作品「高遠物語」が上映されました。 県の元気づくり支援金を活用して伊那ビデオクラブがおよそ2年かけて制作した作品で、去年10月の公開に続き、地元高遠でも観てもらおうと上映されました。 桜や城、保科正之、絵島などはもちろん、地域の伝統行事や食にも焦点をあて、知られざる高遠の魅力を伝えようとクラブ員で総力を挙げて制作したということです。 赤羽仁会長は「地元高遠の人にも歴史や文化を再発見してもらい、子ども達に語り継いでいってもらいたい」と話していました。 作品はDVDにして、市内の公民館や分館、小中学校などにおよそ100枚寄贈したということです。
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障がいを理由にした差別解消へ セミナー
障がいを理由とした差別の解消を目指すセミナーが22日、伊那市の伊那公民館で開かれました。 セミナーでは、NPO法人DPI日本会議の副会長、尾上浩二さんが「障害者差別解消法と共生社会の実現」と題して講演しました。 尾上さんは大阪市出身で、1歳の時に脳性まひと診断されました。 現在も下半身に障害があり、車椅子で生活を送っています。 セミナーでは、自身が経験した差別も紹介しながら話をしました。 尾上さんは「無関心から差別は始まります。1人でも多くの人に障がいについて関心を持ってもらい理解してもらうことが大切です。」と話していました。 セミナーは、県障がい者社会参加推進センターなどが開いたもので、およそ70人が出席しました。
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小松さんへ 油井さんから返歌
1月に皇居で行われた「歌会始の儀」で入選した伊那市高遠町の小松美佐子さんへ、宇宙飛行士の油井亀美也さんから返歌が贈られました。 高遠高校の生徒が入選した短歌を書いた書の作品展が22日から伊那市の信州高遠美術館で始まりました。 1月の歌会始の儀では、全国から集まった2万首あまりから10作品が選ばれました。 入選した小松さんの短歌「宇宙より 帰る人待つ 広野(ひろの)には 引力といふ 地球のちから」は、長野県出身の宇宙飛行士・油井さんが地球に帰還した事に感銘を受け作ったものでです。 このニュースを知った油井さんはツイッターで「光栄です」とコメント。 今回の展示に合わせ、宇宙から撮影した写真に、直筆で名前と返歌を入れたパネルが小松さんへ贈られました。 オープニング式典で、小松さんには内緒で油井さんの返歌が披露されました。 油井さんの返歌は「広野にて 感じるちから 引力と 皆の想いが 優しく強く」です。 作品展は、高校生が小松さんと油井さんの短歌を書にしたものや、油井さんを紹介したタペストリー、国際宇宙ステーションの模型などが展示されています。期間は来月1日までで、この期間中は美術館の入場料が無料となります。
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インフルエンザ 伊那3週連続警報越え
伊那地域のインフルエンザ患者数は52人と3週連続で警報レベルの30人を超えました。 県内11地区では先週に引き続き、飯田についで2番目に多い人数となっています。 長野県の発表によりますと13日から19日までの一医療機関あたりの伊那地域のインフルエンザ患者数は52人でした。 県内11地区では、伊那と飯田が前の週と比べ増加しましたが、その他の9地区では減少し県全体も31・13人と前の週と比べ減少しました。 長野県では南信地域の流行の始まりが遅かったのが原因と見ていて「感染拡大に注意してほしい」と呼び掛けています。
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宮城県気仙沼に桜を植樹へ
伊那市は、復興支援として東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市に門外不出とされているタカトオコヒガンザクラなどの桜の苗木100本を贈る予定です。 21日は、高遠町藤沢の畑で桜守の西村一樹さんらが桜の苗木の掘り出し作業を行いました。 桜の苗木は、現在新築移転工事が進められている気仙沼市立病院へ贈られることになっています。 エドヒガンザクラとシダレザクラ合わせて100本とタカトオコヒガンザクラ2本です。 21日は、シダレザクラを掘り出す作業が行われていました。 伊那市は、東日本大震災の翌年、平成24年4月から平成28年3月まで継続して職員を気仙沼市に派遣し、震災からの復旧復興支援を行っています。 桜の苗木の贈呈は平成26年から2年間派遣されていた職員が環境整備に協力できないかと白鳥孝市長に提案し実施することになりました。 気仙沼市は、伊那市からおよそ470km離れた宮城県の北東部に位置し、目の前には太平洋を望みます。 津波と火災により産業の中心である沿岸地域は壊滅的な被害を受けました。 桜の苗木は、5月24日に、白鳥市長らが気仙沼を訪問し植樹する予定です。 気仙沼市への寄贈は、3月市議会で平成29年度予算が可決した場合に行われます。
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高遠北小学校6年生 音楽劇で三義音頭を披露
伊那市高遠町の高遠北小学校の6年生は、総合的な学習の時間に取り組んできた音楽劇「きつねにだまされた話」のパート2を、卒業記念として21日、遠照寺で披露しました。 高遠北小学校の6年生7人は、5年生の時から総合的な学習の一環で音楽劇について学んでいて、一昨年の伊澤修二記念音楽祭で「きつねにだまされた話」を披露しました。 地域に伝わる民話をもとに児童が創作した音楽劇で、昔から伝わる歌や踊りを劇中に取り入れたということです。 その時に、三義地区に伝わる「三義音頭」の歌は歌えましたが踊りまで披露できなかったため、去年の夏休みから地元住民に教わりながら踊りを再現させたということです。 踊りは、三義地区の春日麗子さんが、昔の記憶を元に子ども達に指導しました。 高遠北小学校では「2年間の活動を通して、地元に素晴らしい歌や踊りがあることが分かった。『ふるさとを愛すること』をこれからも忘れないでいきたい」と話していました。 この日は、地元住民およそ40人が集まり、子ども達の劇を楽しんでいました。
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保育園入園準備品 販売会
障害者社会就労支援施設の利用者が保育園入園準備品として製作した手さげかばんや弁当袋などの販売会が21日、伊那市役所で開かれました。 上伊那5つの障害者社会就労支援施設が工賃アップにつなげようとおととしから販売会を開いています。 各施設では去年12月に材料を仕入れ、利用者が製作に取り組みました。 販売したのは、手さげかばんに着替え袋、弁当袋などで、どれも伊那市の公立保育園指定の仕様になっています。 布の柄は子供たちに喜んでもらえるものを選んだということです。 コップ入れや弁当袋が300円、手さげ袋が1800円からとなっています。 販売会は、23日までで、午前10時から午後1時の間に伊那市役所で開かれます。
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通算60回目の伊那まつりテーマ「のぞむ」 実行委員会で承認
伊那まつり実行委員会が20日に開かれ、勘太郎まつりから数えて通算60回を迎える今年の伊那まつりのテーマを「のぞむ」とする方針が承認されました。 この日は、実行委員会が伊那市役所で開かれ、関係者およそ70人が出席しました。 実行委員会では荒井区長の小林建正(けんしょう)さんが実行委委員長に選ばれました。 また、伝統と文化を継承し、発展させ新しい時代の魅力ある伊那まつりを目指そうと、テーマを「のぞむ」とする方針が示され、承認されました。 今年の伊那まつりは、昭和33年に始まった「勘太郎まつり」から数えて通算60回を迎えます。 これに合わせ、記念の勘太郎デザインを作成し、商品のラベルにプリントして販売されます。 この日承認された実施方針については、伊那まつり委員会で協議し、最終決定することになっています。
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シルバー人材センター会員の力作がならぶ
伊那広域シルバー人材センターの会員による展示会が20日から、伊那市のシルバー人材センターで始まりました。 会場には、工芸や手芸、書道など、会員120人の作品150点ほどが展示されています。 展示会は、作品づくりの集大成の場として開かれていて、今年で24回目となります。 伊那広域シルバー人材センターには、伊那市から辰野町までの高齢者およそ650人が登録しています。 センターでは、「会員の力作をみてもらい、何かに挑戦する気持ちを持ってもらいたいです」と話していました。 展示会は、23日木曜日まで開かれています。
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空き家物件案内DAY
伊那市への移住希望者を対象とした見学会「空き家物件案内DAY」が、18日初めて開かれました。 18日は伊那市の空き家バンクに登録されている物件4軒を見学しました。 東京都や大阪府などから4組6人が参加しました。 これは、伊那市に来てもらうきっかけづくりとして、市が初めて開いたものです。 空き家バンクの取り組みは、これまで長谷・高遠地区のみで行われていましたが、今年度から市内全域に広がりました。 平成22年度からこれまでに、述べ72軒の登録があり、48軒が成約につながったということです。 参加者は「トイレはどうなっているのか」「改修の費用はどうなるか」などと担当者に聞いていました。 伊那市では、今後もこうした取り組みを通じて移住促進につなげていきたいとしています。
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南箕輪村の日 混声四部に編曲された村民の歌披露
2月18日は南箕輪村の日です。 記念イベントが南箕輪村民センターで開かれ、総勢180人による「南箕輪村民の歌」が披露されました。 イベントでは、村内の小中学生や一般公募で集まった180人が混声四部合唱に編曲された「南箕輪村民の歌」を披露しました。 村民の歌は、昭和36年に制定されたものです。 「村民の歌を合唱で歌いたい」という声が多く寄せられていたことから、南箕輪村文化団体連絡協議会が、箕輪町の作曲家唐澤史比古さんに編曲を依頼し、去年8月末に完成しました。 イベントに向け、去年11月から8回練習を重ねてきたということです。 また、今日は、村の発展に尽力した個人や団体が表彰されました。 表彰状が贈られたのは、まっくんファームの組合長を10年間務めた倉田庄衛さん 村交通安全協会役員を6年間務めた原浩さん、 村消防団長を4年間務めた藤田政幸さんです。 このほか21の団体と個人に感謝状が贈られました。 南箕輪村は、明治8年2月18日に誕生し、今年で142年となります。
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洋ラン展示会 色とりどりのラン並ぶ
上伊那を中心に中南信地域に住む愛好者でつくる「洋らんの花を楽しむ会」の展示会が、箕輪町富田のガーデン和らぎで開かれています。 会場には、会員が育てた洋ラン40種類およそ350点が並んでいます。 「洋らんの花を楽しむ会」は、上伊那を中心に中南信地域の愛好者でつくり、今年で発足22年目を迎えます。 初心者からベテランまで一緒になって学び、多くの人に洋らんを楽しんでもらおうと丹精込めて育ててきたということです。 代表的な「カトレア」や「シンビジウム」のほか、コクシネアやアングレカムなど、珍しい品種のものも並んでいます。 会では「色とりどりのランの花を見てもらい、一足早く春を感じてもらいたい」と来場を呼びかけています。 第16回洋らん展示会は、19日(日)まで開かれていて、ランの育て方講習会や、花の格安販売、花が当たる抽選会も行われます。
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中ア ジオパーク認定に向け理解を深める
中央アルプスの日本ジオパーク認定に向け、理解を深め、認識を共有しようと16日、箕輪町の地域交流センターで講演会が開かれました。 会場には、上伊那地域の自治体職員などおよそ50人が集まりました。 この日は、京都府、兵庫県、鳥取県の3府県にまたがる「山陰海岸ジオパーク」の公認ガイド・今井ひろこさんが「ジオパークで地域を元気に!」と題して講演しました。 山陰海岸ジオパークは、日本列島がユーラシア大陸から分かれた際にできた貴重な地質や地形が残っていることから、2010年に世界ジオパークに認定されています。 「ジオの恵み」と銘打った海産物の提供や特殊な地形の海岸を活用したカヌー体験など、ジオパークを観光資源として利用した様々な取り組みが行われているということです。 ジオパーク認定に向け重要な点について今井さんは「地域の人たちが地域資源を知り、活用できるかが課題です。地域の盛り上がりが必要です」と話していました。 また、「地質や地形など、地域の宝について説明できるということが大切です。それが観光や防災、地域活性化につながっていく」と説明していました。 講演会は、上伊那地域の自治体や団体事業者など60の組織でつくる「中央アルプスジオパーク構想推進協議会」が、理解を深め、認識を共有しようと開いたものです。
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国道361号全面通行止め解除 21日~片側交互通行に
伊那市高遠町の国道361号の全面通行止めが21日から解除となります。 3月31日までは片側交互通行で、伊那建設事務所では、桜まつりが始まる4月1日には全面通行を間に合わせたいとしています。 道路を管理する伊那建設事務所によりますと、応急工事として、落石防護柵の設置やモルタルの吹き付けなどの工事を進めてきました。 応急工事が20日(月)に完了する見込みとなったことから、21日からは全面通行止めを解除し、片側交互通行にするということです。 片側交互通行の期間は2月21日~3月31日までです。 伊那建設事務所では、4月1日からは高遠城址公園でさくら祭りが始まることから、全面通行が可能となるよう残りの工事を進めていくとしています。 なお、時間帯によっては渋滞が予想されるため、通勤時間などはナイスロードや県道沢渡高遠線を利用するよう呼び掛けています。
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若者対象の料理教室 洋食にチャレンジ
20代・30代の若者を対象にした料理教室が12日、箕輪町保健センターで開れました。 料理教室は、若者同士の交流や自炊のきっかけにしてもらおうと箕輪町公民館が去年から開いているものです。 今回は、箕輪町地域おこし協力隊の岡部園江さんが講師を務め、ベーグルサンドやオニオンサラダなどを作りました。 これまで講座では和食中心のメニューでしたが、今回は初めて洋風のメニューに挑戦しました。 参加者は、互いに料理の手順や焼き加減を確認しながら調理していました。 およそ2時間かけて料理が完成しました。 講座は今年度あと2回の予定で、3月5日と12日に開かれます。
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架空請求詐欺未然に防ぎ ドコモショップ伊那店に感謝状
架空請求詐欺を未然に防いだとして、伊那市山寺の携帯電話販売店ドコモショップ伊那店に、伊那警察署から感謝状が贈られました。 9日は、ドコモショップ伊那店の北森健太店長と伊藤愛美副店長が伊那警察署を訪れ、内川政澄署長から感謝状を受け取りました。 今年1月10日、伊那市在住の50代の女性が「有料動画サイトの閲覧料として11万円を請求された」との相談で来店し、伊藤さんが対応にあたりました。 この女性は「有料動画閲覧サイトの料金が未払いなので連絡を」などと書かれたメールに記載された番号に電話をかけ、料金を支払うつもりでショップに来店したということです。 伊藤さんが警察に相談するよう説得し、架空請求だと気づいたということです。 伊那警察署によりますと、特殊詐欺はこれまでオレオレ詐欺の発生が多く、被害者も高齢者が中心でしたが、最近は、架空請求詐欺が増え、被害者も老若男女問わず幅広い世代が対象になっているということです。 女性の被害が多く、請求額を少額にするなど手口も変わってきているということです。 伊那警察署では「有料サイトの料金が未納、連絡のない場合は法的な処置をとる。この番号に連絡を」などといったメールは詐欺を疑い、絶対に相手と連絡を取らないよう注意を呼び掛けています。
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旧井澤家住宅で雛祭り
江戸時代から現代まで、様々な雛人形を展示する雛祭りが、伊那市西町の旧井澤家住宅で行われています。 昭和初期の内裏雛に、昭和30年代の段飾り雛、平成に入ってつくられた物など、その作りの違いを見ることができます。 他にも、吊るし雛やまゆ玉など、100点以上が並べられています。 雛人形は、旧井澤家住宅を管理している伊那部宿を考える会に寄贈されたもので、雛祭りは今年で12回を数えます。 古いものでは、この住宅の土蔵から見つかった江戸時代の押し絵雛などもあります。 雛祭りは、3月3日まで行われていて、最終日には甘酒が振舞われます。