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感染性胃腸炎 警報レベルを上回る
伊那保健福祉事務所は、上伊那で今月12日から18日にノロウイルスなどの感染性胃腸炎に感染した人は22人で、警報レベルの20人を上回ったと22日に発表しました。 伊那保健福祉事務所によりますと、1週間あたりの患者数は過去5年で最も多く、特に3歳から6歳の子どもの感染が多い状況だということです。 患者の便や嘔吐物には大量のウイルスが含まれ、手洗いが不十分だと人の手を介して口に入り感染するということです。 また、感染していても症状がないままウイルスを排出していることもあり、注意が必要だとしています。 予防のポイントとして ●外から帰ったら石鹸でよく手を洗うこと。 ●感染した人の便や嘔吐物には触れないこと。 ●カキや二枚貝はよく加熱して食べること。 などを呼びかけています。
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上の原保育園クリスマス会
伊那市の上の原保育園で、恒例のクリスマス会が22日、開かれました。 明かりを消したリズム室に、職員扮する女神様と、星の飾りをつけた年長児が入ってきました。 年長児一人一人が、手にろうそくを持ち、明かりをともしてもらいました。 火が消えてしまわないように、慎重にろうそくを持っていました。 女神さまがよい子になれますようにとおまじないをかけると、園児らは目をつぶってお祈りしていました。 そして、サンタクロースが登場すると子供たちは大喜びです。 サンタさんに「どこに住んでいますか」「今何歳ですか」などと質問していました。 サンタさんに扮しているのは、収穫祭などで交流している地元の酒井 公雄さんです。 子供たち一人一人にプレゼントを手渡し写真撮影していました。 上の原保育園の未満児から年長まで153人全員がプレゼントを受け取りました。 なお、伊那市内のすべての保育園で22日までにクリスマス会がひかれました。
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高遠高校英語部が小学生と交流
伊那市高遠町の高遠高校の英語部は22日、クリスマスにちなんで高遠小学校の児童と交流しました。 高遠高校の英語部が、校外で活動するのは今回が初めてです。英語部では、毎週1回放課後に活動しています。高校生は、サンタに扮して雰囲気を盛り上げます。 今回の交流のために、準備を進めてきました。 交流したのは、高遠小学校の6年生38人です。 3つの英文から選んでクリスマスカードを書きました。 小学校でも英語が必修となっていて、週に1回授業があります。英文の内容がわかる小学生が発表しました。 そのあと、気に入った文を選んで、家族にあててカードを書いていました。 高遠高校のALTでカナダ出身のブランドン・リンドバーグさんも、小学生に英語で話しかけていました。 最後に、プレゼントが用意され、英語で自己紹介と何が好きかを高校生に伝えて受け取っていました。 英語部の加藤 千景教諭は、「高校生と小学生の距離が近く交流できた。英語の楽しさが伝わったらうれしい」と話していました。
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市民の健康づくりをサポート
市民の健康づくりをサポートする伊那市健康応援ポイント事業の公開抽選会が21日伊那市役所で開かれました。 この事業は伊那市総合型地域スポーツクラブが市の委託を受けて行っているもので今回で2回目となります。 抽選会では白鳥孝伊那市長らが応募券をひいていました。 スポーツイベントへの参加や食育に関する活動を行うことなどによりポイントがたまるもので昨年度より371件多い626件の応募がありました。 市内のスポーツ店や飲食店12店舗が協賛していて最高賞は2万円分の商品券が当たります。 伊那市総合型地域スポーツクラブでは「この事業を市民が健康に対する関心を高めるきっかけにしていきたい。」と話していました。 なお当選者には年内に賞品が発送されるということです。
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冬至 みはらしの湯でゆず湯
冬至の21日は、伊那市のみはらしの湯でゆず湯のサービスが行われました。 みはらしの湯では冬至にゆず湯に入ると風邪をひかないなどのいわれから毎年露天風呂でゆず湯のサービスを行っています。 露天風呂には、静岡産のゆずが入れられ訪れた人たちは香りを楽しみながら湯につかっていました。
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泉石心さん 信州高遠美術館で個展
伊那市の書家で、高遠高校で書道を教えている泉石心さんの作品展が、信州高遠美術館で開かれています。 会場には、書や篆刻、硯など泉さんの作品およそ320点が並べられています。 泉さんは、中学校時代に当時の校長から指導を受けたことがきっかけで書の道に進みました。 大学卒業後は、県内の高校に勤務しながら作品を製作しています。 こちらの作品「龍虎」は、青い墨「青墨」で書かれていて、墨の飛ばし方や色の美しさが目を引きます。 他に、20年ほど前から取り組んでいる県の伝統工芸品で辰野町の特産品「龍渓硯」も展示しています。 石の表面に付着する鉄分によって赤褐色になるのが特徴で、自然の形を活かした作品だということです。 作品展は、来年2月5日まで、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。 1月30日には、ギャラリートークを予定しています。
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伊那市・JA・森林組合・東京農業大学 包括連携協定 締結へ
伊那市とJA上伊那、上伊那森林組合は東京都世田谷区にある東京農業大学と包括連携協定を結びます。 これは21日、市役所で開かれた定例記者会見で白鳥孝伊那市長が報告したものです。 白鳥市長は、協定の締結により伊那市内で農業や林業の実習の場を提供したいとしていす。 また、将来的には伊那での就農による若者の移住や、大学でのイベントで伊那市をPRしたいとしています。 協定の調印式は27日に東京農業大学で行われる予定です。
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田舎暮らしモデル住宅 宿泊体験好調
伊那市が移住定住を目的に去年新山地区に建設した田舎暮らしモデルハウスの宿泊体験が好調です。 田舎暮らしのモデルハウスは、去年12月に、田舎暮らしモデル地域に指定されている新山地区に建設されました。 建物は木造2階建てで上伊那産の木材が使われています。 今年の5月から3泊4日間の宿泊体験の受け入れを行っています。 伊那市によりますと、19日までに宿泊体験をしたのは20世帯 52人で、このうち3世帯が伊那市に移住したということです。 宿泊体験以外に、地域おこし協力隊の活動の拠点として、また地域の子育て中の母親の交流の場としても使われています。 新山地区で活動する地域おこし協力隊の金子靖子さんは、「思っていた以上の利用者があった」と1年を振り返ります。 今年8月にモデルハウスに宿泊体験をした、島内さん夫婦。 景色や空気、人の温かさに触れ今年11月に東京から伊那への移住を決めました。 伊那市によりますと来年1月以降も宿泊体験の予約が入っているということで今後も、県内外にPRし移住定住に取り組んでいくとしています。
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「このまち いいな」DVD完成
伊那市のオリジナル介護予防体操「このまちいいな」のDVDが完成し市役所で20日、お披露目されました。 20日は、介護予防体操の教室の活動をサポートする「いきいきサポーター」のメンバーたちが市役所を訪れ白鳥孝市長に報告しました。 DVDは合併10周年を記念して作成したもので、歌は伊那市出身で観光大使の歌手湯沢かよこさんに依頼しました。 この曲に合わせ、健康運動指導士の2人が体操の振付を行い、10月に高遠町で開かれた教室の発表会で披露しました。 20日は、完成したDVDを流しながら白鳥市長の前で発表しました。 体幹を鍛えたり脳トレに効く動きを取り入れ、テンポに合わせやすい振付にしたということです。 DVDは、50枚作り、市内各地で行われている教室に配りました。 白鳥市長は「みなさんの力を借りて歌と体操を各地区で広めていただきたい」と話していました。 DVDは市役所でも貸出をしています。 伊那市では「多くの方に振付を覚えてもらい介護予防につなげていきたい」としています。
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生徒が制作した酉の大絵馬 春日神社に奉納
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校と伊那中学校の生徒が描いた来年の干支「酉」の大絵馬が20日、春日神社に奉納されました。 絵馬の奉納は、伊那弥生ヶ丘高校と伊那中学校が春日神社に近いことから、春日神社の伊藤光宣宮司の呼びかけで行われたものです。 伊那弥生ヶ丘高校の絵馬には、クジャクが羽を広げている様子が描かれています。 伊那中学校の絵馬には、正月のめでたさを表した富士山とニワトリが描かれています。 大絵馬の奉納は、生徒達に日本の歴史や風習を身近に感じてもらおうと去年から行われています。 春日神社では、大晦日や二年参りに多くの参拝者が訪れ賑わうということで、去年から今年にかけて飾った申の大絵馬も参拝者に好評だったということです。 酉の大絵馬は春日神社の拝殿に飾られるということです。
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未就園児と家族対象のクリスマス会
未就園児とその家族を対象にしたクリスマス会が、20日伊那市のいなっせで行われました。 クリスマス会では、クリスマスにちなんだ歌や手品が披露されました。 このうち、箕輪町在住の英会話講師ディーンさんは、ギターを弾きながらクリスマスソングを歌いました。
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伊那市御園の二七の会 1年を振り返る納会
伊那市御園の住民有志でつくる二七(ふな)の会は、鮒を育てて交流を深めた1年間の活動を振り返る納会を16日に行いました。 メンバー12人が御園公民館に集まり納会を行いました。 二七の会は、今年5月に鮒を田んぼに放して育て8月に甘露煮にして味わいました。メンバーが小学生だった昭和30年代頃までは天竜川の支流で魚を取って食べていたという事で、昔を思い出しながら親睦を深めようと6年ほど前から行っている取り組みです。 今年は例年より6キロほど多い26キロを収穫しました。 伊藤邦人会長は「今年は皆の協力で沢山の鮒を収穫する事ができた。団結も深まったと思う」と今年を振り返りました。 二七の会の来年の新しい会長には、御子柴渉さんが選ばれました。来年は28キロの収穫を目標に活動するという事です。
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ローメンZUKUラブが上農生に感謝状
伊那ローメンZUKUラブは、B1グランプリに協力してもらったお礼に、南箕輪村の上伊那農業高校の生徒に19日、感謝状を手渡しました。 この日は、ZUKUラブの中川義徳会長が上農高校を訪れ、生徒に感謝状を手渡しました。 今月東京で開かれたB1グランプリでは、ローメンに使うキャベツの提供や、PR活動などを園芸科学科・植物育樹コースの生徒に協力してもらいました。 大会当日は、生徒たちが店頭に立って客の呼び込みや、伊那市のPRをしました。 大会に参加したある生徒は「ローメンや伊那市のことをこんなに考えたことはなかった。他の地域の人たちにしっかりPRできたと思う」と話していました。 中川会長は「イベントを通じて、伊那市やローメンを誇りに思ってもらうきっかけになればうれしい」と話していました。 ZUKUラブでは今後、パネルの製作をしてもらった高遠高校の生徒にも感謝状を渡すことにしています。
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大芝いちご園 出荷始まる
南箕輪村大芝の大芝いちご園ではいちごが色づき始め、出荷が始まっています。 ハウス内では、毎年富山県から買いに来るという常連客に販売するいちご24パック分を収穫していました。 大芝いちご園では、5棟のハウスでいちごを育てています。 いちご園の代表の武村淳一さんは、甘いいちごの栽培にこだわっていて、糖度が高く酸味の少ない「章姫」だけを育てています。 また、苗を植える土を最小限にすることでいちごにストレスがかかり甘くなるということです。 ここ数日の寒暖差で甘みが増し、例年以上に期待できると話します。 出荷のピークは年明けからで、上伊那のスーパーの生産者コーナーで購入できる他、直接販売も行っているということです。 年内は、1パック700円となっています。 (電話 090-2219-1425)
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女性活躍を推進 職員意識向上研修会
今年4月に国の女性活躍推進法が施行されたことを受け、伊那市は女性職員の意識向上を図る職員研修会を、19日、伊那市役所で開きました。 研修会では、前の新宿区長の中山弘子さんが話をしました。 中山さんは、昭和42年に東京都庁に入庁し、平成14年からは東京23区で初の女性区長として3期12年新宿区長を務めました。 中山さんは、「重要な立場に就き事業の意思決定に携わるのは楽しいこと。困難や苦労もあるがやり終えた時の達成感を感じてほしい。恐がらずに色々な仕事に挑戦してください」と呼びかけていました。 研修会には、今年8月に策定された伊那地域定住自立圏共生ビジョンに基づき、箕輪町、南箕輪村の職員も参加しました。 ある女性職員は、「補助的な業務で満足していたが、男性と同じところを目指さなければならないと感じた」と話していました。
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平成29年の上伊那の米生産目標 2万8,049トン
平成29年に上伊那で生産する米の目標数は2万8,049トンとなり、今年に比べて221トン少なく4年連続の減少となりました。 県農業再生協議会上伊那地方部の総会が、19日、JA上伊那伊那支所で開かれ、来年の米の生産目標数が決定しました。 上伊那の平成29年の米の生産目標数は、今年より221トン少ない2万8,049トンです。 市町村別では、伊那市が1万1,996トン、箕輪町が2,290トン、南箕輪村が1,521トンとなっています。
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オリンピックテーマに躍動感あふれる新体操
伊那市と塩尻市の新体操教室ポーラスターの発表会が18日伊那市民体育館で開かれました。 今回で25回目となる発表会には教室に通う子どもたち約100人が出演しました。 今年のリオデジャネイロオリンピックにちなんで「オリンピック ブラジル」をテーマに躍動感あふれる演技が披露されました。 発表会ではほかに伊那教室唯一の6年生、古庄なつ美さんがソロで演技をしました。 母親がブラジル出身の古庄さんは小学校の6年間新体操を学んできたということです。 幼児、1年生の部では子どもたちが母親と一緒にポンポンを使った演技を披露していました。 代表の橋爪みすずさんは「25回の節目を迎えることができ感謝しています。今年は高校生に続けとジュニアの選手たちががんばった1年でした。」と話していました。
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地元中高生がオーケストラで共演
桐朋学園大学音楽学部のオーケストラの演奏会が18日、伊那市の伊那文化会館で開かれ地元の中高生が共演しました。 桐朋学園大学は東京都などにキャンパスがあり音楽家を育成しています。 演奏会は諏訪市にある桐朋学園大学附属の音楽教室30周年を記念して開かれたものでおよそ2時間にわたり8曲を披露しました。 演奏会では地元の中高生の共演もあり伊那北や伊那西高校のほか伊那市、箕輪町、南箕輪村の中学生が参加しました。 この日のために練習してきた地元の中高生は音楽を専門に学ぶ大学生とともに演奏を披露していました。
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クラフト体験 こどもふゆまつり
子どもたちを対象にしたクラフト体験イベント、子どもふゆまつりが17日箕輪町文化センターで行われました。 会場では、リース、万華鏡、キーホルダー作りなどを体験する8つのブースが設けられました。 このイベントは、子どもたちにものづくりの楽しさを味わってもらおうと、町公民館、町図書館、町郷土博物館の3館合同で開いていて、今年で4回目です。 クリスマスオーナメントのブースでは、箕輪進修高校の生徒が講師となり、訪れた人たちに作り方を指導していました。 手づくり凧のブースでは、箕輪町公民館のおやじ学級のメンバーが子どもたちと一緒に凧を作っていました。 出来上がると、子どもたちは早速凧あげをしていました。 イベントには、およそ600人の親子連れが訪れ、工作をして楽しんでいました。
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高校生の写真並ぶ 第6回合同写真展
上伊那や岐阜県の高校の写真部の生徒の作品が並ぶ「第6回合同写真展」が、伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場には、伊那北高校や伊那西高校、岐阜県関市の関商工高校の生徒が撮影した作品37点が並んでいます。 3校とも、テーマを決めて数枚の写真で1つの作品を表現する「組写真」を展示しています。 今回、東海地域の高校の写真部の中で、数々のコンテストで受賞経験をもつ岐阜県関市の関商工高校の生徒の作品も並んでいます。 関市の伝統工芸「刃物」をテーマに組写真を展示しています。 伊那北高校は、今年4月に伊那公園で撮影した桜をテーマにした作品を展示しています。 伊那西高校は鏡をテーマにした作品を展示しています。 第6回合同写真展は、25日(日)まで、伊那市の伊那図書館で開かれています。
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もしもの時の対処法学ぶ
子どもがもしもの状況に陥った時の対処方法を学ぶ救命救急講習会が16日、箕輪町文化センターで開かれました。 講習会では参加した母親から子どもが誤って食べ物などをのどにつまらせた時の対応について質問が出されていました。 講師を務めた箕輪消防署の署員は「背中を叩くなどしてすぐに飲み込んだものを吐き出させてください。どうすればいいか迷ったときは躊躇せず119番通報し指示を仰いでください。」と呼びかけていました。 講習会ではほかにAEDの使い方の説明があり訪れた人たちは熱心に話を聞いていました。 講習会は箕輪町子育て支援センターの子育て講座の一環で開かれたもので、18組の親子が参加しました。 子育て支援センターでは「子どもに何かあったとき、対応できるように知識を持ち役立ててもらいたい。」と話していました。
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箕輪町に牛乳を使ったカフェ18日オープンへ
上伊那産の牛乳の消費拡大を図ろうと牛乳を使った料理などを提供するカフェが18日に箕輪町にオープンします。 カフェは、箕輪町で牧場を営む柴勇一朗さんが広域農道沿いの空き店舗を活用してオープンするものです。 柴さんは、若手酪農家として乳牛や和牛の繁殖などをしていて、箕輪町と南箕輪村で牧場を経営しています。 柴さんは、牛乳や地域でとれた野菜を発信していこうとカフェのオープンを決めました。 店内には、牧場で使っている道具や牧草などが置かれています。 また、上伊那の若手酪農家で作った牛乳やチーズ、ヨーグルトの販売もします。 主に、上伊那産の牛乳を使ったチーズやデザート、地元産の食材を使ったランチを提供します。 柴さんは、食を通して地域の発信の場にしたいと意気込んでいます。 柴さんはオープンに向け、チーズを手作りしていて、いづれは店でチーズづくり教室も行っていきたいとしています。 オープンは18日で営業時間は午前9時から午後3時30分となっています。
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作家・小林俊行さん デビュー作の本を伊那市に寄贈
伊那市山寺の小林俊行さんは、作家としてのデビュー作「或る定年退職者の華麗なるアルバイト」を、13日伊那市に寄贈しました。 この日は、小林さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に本を手渡しました。 寄贈した本は、小林さんの作家としてのデビュー作品「或る定年退職者の華麗なるアルバイト」です。 ある土木技術者が、定年退職後に第2の人生の変化を求めて銀行から大金を盗むため完全犯罪を計画するというストーリーです。 小林さんは、諏訪市内の総合建設会社で土木業専門技術者として41年間務め、後半20年程は役員として経営にも携わりました。 本には小林さんが主人公として登場します。 部下を教育する上で本を読むことを勧めるうちに、自分でも小説を書くようになったということです。 伊那市には5冊寄贈し、伊那図書館や公民館図書館などに置かれる予定です。 小林さんが執筆した小説「或る定年退職者の華麗なるアルバイト」は、来年1月から全国200の書店で1冊1,500円で販売されます。
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い~なちゃんカード年末年始にポイント加算
商店主らでつくる伊那市コミュニティーカード協同組合は、創立20周年を記念して通常よりも多くポイントが加算されるイベントを行います。 13日は、伊那市の伊那商工会館で、イベントの概要を説明しました。 伊那市コミュニティーカード協同組合は平成8年から商店街などで買い物をするとポイントが貯まるい~なちゃんカードを発行しています。 加盟店での支払い108円につき1ポイントが貯まり、カードに入金しておけば現金がなくても支払いができます。 組合創立20周年を記念して15日から18日までポイント5倍セールを行います。 また来年1月2日から8日まではポイント2倍セールを行い、貯まったポイントで東京ディズニーランドのチケットなどが当たる抽選会を予定しています。 組合では、この機会に買い物をしてポイントを貯めてもらいたいと話していました。 い~なちゃんカードの加盟店は13日現在93件で会員数はおよそ8100人です。 今回は20周年を記念して、加盟店に置くのぼり旗も製作しました。 組合では、今後新規加盟店を増やし、若い人たちにもい~なちゃんカードを持ってもらえるよう力を入れていきたいとしています。
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伊那市公共交通会議 来年度運行計画を承認
伊那市地域公共交通会議が12日伊那市役所で開かれ、循環バスやデマンドタクシーの来年度の運行計画が承認されました。 循環バス2路線とデマンドタクシー1路線の新たな運行経路が示され、承認されました。循環バスは「新山・桜井・貝沼線」と「三義・長谷循環バス」が、デマンドタクシーは「伊那西部地区お手軽乗合タクシー」が、一部分変更されます。 この日はこの他、今年度のこれまでの公共交通利用状況が報告されました。 10月末現在、バス・デマンドタクシーの総利用者数は、5万8,266人となっています。 今年度末までの利用者数を9万5,026人と予測していて、昨年度より2,466人、新伊那市になって今の交通体系になった平成22年度より、2万6,253人少なくなっています。 利用者が減っていることついて伊那市では、公共交通を主に利用する学生の人口減少が大きな要因と見ていて「高齢社会が進む中山間地では路線の維持がまず第一。地域ごとに関心を持ってもらえるような環境づくりをしていきたい」と話しています。
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新宿区にタカトオコヒガンザクラを植樹
伊那市の友好提携都市東京都新宿区でタカトオコヒガンザクラの植樹式が10日に行われました。 タカトオコヒガンザクラは11月に新宿駅の東南口前に2本植えられました。 植樹は、新宿駅東南口広場のリニューアルに合わせて行われたものです。 10日は市や新宿区の関係者など合わせて100人が出席しタカトオコヒガンザクラの樹銘板の除幕式が行われました。 式の中で白鳥孝市長は「素晴らしい花をこの東南口に咲かせてくれるはず」と話し、吉住健一区長は「日本一美しい桜、タカトオコヒガンザクラを寄贈していただいた」と感謝を述べました。 広場のリニューアルに合わせ新宿観光案内所もオープンし、伊那市の観光パンフレットが置かれています。 伊那市と新宿区は新宿御苑一帯が旧高遠藩主内藤家の下屋敷だった縁で友好都市提携を結んでいて今年で10周年を迎えました。 式に参加した桜守によりますと高遠より2週間ほど早い来年3月20日頃開花すると予想しています。
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弥勒そば祭り
地元産のそば粉を使った弥勒そば祭りが11日伊那市高遠町の弥勒多目的集会施設で行われました。 昼時には会場に地域住民が訪れ、打ち立てのそばを味わっていました。 そばを打っているのは地元住民有志でつくる弥勒そばの会のメンバーおよそ20人です。 弥勒そばの会では、20年ほど前から遊休農地を利用してそばを育てていて、地域の人たちに味わってもらおうと毎年祭りを行っています。 そば祭りには毎年350人ほどが訪れていて、会では持ち帰り用も含め700食ほどを打ったということです。
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月乃星綬さん パステルアート展
駒ヶ根市在住のパステルアート作家、月乃星綬さんの作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、30年以上前のものから近作までおよそ60点が並んでいます。 月乃さんは京都府出身のパステルアート作家で、今年の6月から駒ヶ根市に住んでいます。 パステルアートは、粉状の染料を指で塗る画法です。 展示してある作品は、妖精を主人公に20年以上前からストーリーが繋がっているということです。 富士山を作品の中に入れることも多く、「色合いやグラデーションを楽しんでもらいたい」と話していました。 月乃星綬さんのパステルアート展は、12日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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萱野高原で元旦に向け準備
箕輪町福与の住民有志で作る萱野高原で初日の出を見る会は10日、元旦に向け準備を行いました。 10日は会のメンバー6人が、しめ飾りを作ったりたき火の台を設置するなどの準備をしていました。 長さ10メートルほどの縄で、夫婦神社の鳥居につけるしめ飾りを作りました。 萱野高原で初日の出を見る会は、15年ほど前から元旦に日の出を見るイベントを開催していて、毎年60人ほどが参加します。 来年は、1月1日の午前6時半に集合し、セレモニーを行ったあと初日の出を見るということです。 手づくりの甘酒が提供されるほか、餅を焼いて食べるということです。
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日本酒「やまむろ」 新酒完成で奉納
伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が8日に出来上がり、関係者が鉾持神社の酒の神様に奉納しました。 「やまむろ」は、高遠町の酒販店などでつくる「高遠旨い酒研究会」が作っている日本酒です。 農事法人山室が作った酒米「ひとごこち」を使い、高遠の酒蔵「仙醸」で仕上げた、純高遠産の地酒です。 この日は、関係者12人が鉾持神社に祀られた酒の神様に「やまむろ」を奉納しました。 今年は、秋の長雨で酒米の出来が心配されましたが、大きな影響もなく良いものが出来上がったということです。 神事ではお神酒として「やまむろ」が配られました。 北原義克会長は「本当に美味しいと自信を持って言えるものが完成した。純高遠産の日本酒を楽しんでもらいたい」と話していました。 日本酒「やまむろ」は、1瓶1300円で、高遠町内の酒販店7店舗で11日から販売されることになっています。 【販売店】◆叶屋酒店 ◆旭屋酒店 ◆高田酒店 ◆酒舗にんべん ◆桜井酒店 ◆十一屋商店 ◆萬寿屋商店