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震災から2年 伊那で脱原発デモ
東日本大震災から11日で2年が経ちます。
10日は、伊那市の中心市街地で脱原発をアピールするデモ行進が行われました。
脱原発のデモは、さよなら原発上伊那の会が開いたもので、120人が参加しました。
脱原発の全国行動に連帯したデモで、県内各地で一斉に行われました。
いなっせ北側多目的広場を出発した一行は、国道153号からJR伊那北駅を経由し、市街地を戻るおよそ5キロを歩きました。
「原発なくせ」「さよなら原発」ななどと書かれたプラカードを掲げながら、脱原発をアピールしました。
実行委員長の山本真吾さんは、「震災を風化させないよう、被災地へのエールもこめて、地方からもアピールしていきたい」と話していました。
さよなら原発上伊那の会では、毎週金曜日にいなっせで集会を行うほか、原発を考えるシンポジウムなども計画しています。 -
伊那飲食店組合新春大会
伊那市や南箕輪村の飲食店が加盟している伊那飲食店組合の新春大会が4日、伊那市で開かれ新しい組合長に、やぶ浅の林孝司さんに決まりました。
組合員など120人が出席した新春大会では新しい役員が紹介されました。
組合長には、やぶ浅の林孝司さん、副組合長にはレストランしらかばの北原英之さんと呉竹鮨の山本昌利さん、紋次郎の亀山春栄さんに決まりました。
林さんは「厳しい経済状況だが、役員で力を合わせてがんばっていきたい」と挨拶しました。
伊那飲食店組合には、伊那市南箕輪村のおよそ300の飲食店が加盟しています。 -
雪割草愛好会展示会
富士見町から飯田市までの愛好家でつくる信濃雪割草愛好会の展示会が9日から箕輪町松島の松島コミュニティセンターで始まりました。
会場には信濃雪割草愛好会のメンバー7人が育てた雪割草およそ300鉢が並んでいます。
愛好会では、「展示されているのはほとんどが違う種類のもの。自分の好きな花を見つけて楽しんでほしい」と話していました。
第12回信濃雪割草愛好会の展示会は10日まで松島コミュニティセンターで開かれています。 -
最高気温20.7度 5月上旬並み
9日の伊那地域の最高気温は、3月の観測史上5番目に高い20.7度と、5月上旬並みとなりました。
箕輪町のみのわ天竜公園では水辺などで遊ぶ親子連れの姿がありました。
9日の伊那地域の最高気温は3月の観測史上5番目に高い20.7度と5月上旬並みとなりました。
観測史上最高は、2010年の21.9度となっています。
南箕輪村大芝には、ナズナ取りをする親子連れの姿がありました。
子ども達は、大きいナズナを探しては、袋に詰めていました。
長野地方気象台によりますと、9日の伊那地域は高気圧に覆われ晴天となり、来週まで暖かい日が続きそうだということです。 -
美和診療所 来年度医師1人体制に
伊那市は、長谷の美和診療所で医師の確保が難しいことから、来年度は今年度より1人減の、1人体制で運営することを、8日夜開かれた長谷地域協議会で報告しました。
この日は長谷総合支所で協議会が開かれ、伊那市の原武志保健福祉部長から報告がありました。
国保美和診療所は平成15年に開所。今年度の集計では、一日平均43人が利用しています。
これまで、岡部竜吾所長が指導医師として研修医を迎え2人体制で診療を行っていましたが、中山間地など地方への研修希望が少なく、研修医の確保が難しいことから来年度は1人体制で診療を行うことが決まりました。
来年度は、これまで通りの土日に加え、毎月第2・第4金曜日を新たに終日休診とする予定です。
原部長は「研修医の確保は非常に厳しいが、できる限り2人体制をとれるよう、岡部所長と相談しながら検討していきたい」と話していました。
利用者や地域住民は、2人体制を求める白鳥孝市長への嘆願書を準備しているということです。 -
震災から間もなく2年 危機意識薄れる傾向
東日本大震災と長野県北部地震の発生から間もなく2年が経とうとしています。
時間の経過と共に、住民の自然災害への機危意識は薄れる傾向にあるようです。
長野県世論調査協会は、2月22日から24日までの3日間、震災以降[自然災害への不安を感じているか]や[災害への備えはしているか]など、12の項目について電話調査しました。
その結果、「不安を感じている」と答えた人は52%で、震災のあった年の11月に比べ17ポイント、去年2月に比べ8ポイントそれぞれ低下しました。
震災後災害への備えを行ったかの問いには「行った」が19%「見直して進めた」が24%、「これまでに備えており十分」が14%で、現時点で備えている人は57%でした。
1年前と比べると、備えている人は22ポイント減少しています。
「これから行う」と答えた人は最多の32%、「特に必要性を感じていない」と答えた人は11%でした。
この1年間の被災者支援については「実行した」と答えた人は55%でした。
年代別では20代が5割に達しなかった一方で、70代以上で実行した人は6割を超えています。
去年民主党政権が打ち出した「2030年代原発稼働ゼロ」の目標を、安部首相が見直す考えを示したことについては「賛成」が55%、反対が31%で賛成が反対を24ポイント上回りました。
ただ、浜岡原発に近い南信地域では、賛成が5割に満たず反対も県内4地域で1番多い35%となっています。
調査は、県内34市町村の男女合わせて811人を対象に行われました。 -
4月中旬並の暖かさ
7日の伊那地域は日中の気温が、16.8度と今年最高となり、4月中旬並みの温かい一日となりました。
箕輪町福与の福与城跡では、福寿草が見頃となっています。
長野地方気象台によりますと、これから1週間ほど気温が高めの状況が続き、来週水曜日ごろから平年並みに戻るということです。
気象台では、気温の変動が激しいので、水分補給などを心がけ体調管理に気をつけて欲しいと呼びかけています。 -
「雑穀アマランサスを活用した新商品開発等支援会議」アマランサス入りレトルトカレー販売へ
雑穀アラマランサスの特産品化や新商品の開発などに取り組んでいる支援チームの会合が2月28日に開かれ、4月から、伊那市長谷のレストラン野のものでアラマランサス入りのレトルトカレーを新商品として販売する事が報告されました。
これは、2月28日に伊那合同庁舎で開かれた、「雑穀アマランサスを活用した新商品開発等支援会議」で報告されたものです。
支援チームは、アマランサス入りのラーメンやうどんなどの商品開発の支援、栽培方法の研究などを行っています。
新商品として、今年4月に野のものが販売するのは、長谷で栽培した雑穀を使用したアマランサス入りのレトルトカレーです。
商品名やパッケージなどを3月中に決定し4月に発売を予定しているということです。
会議ではほかに、去年7月から行ってきた成分分析の結果が報告されました。
報告によりますと、アマランサスは、小麦粉の代わりとしても使える粘性がある事が検査結果からもわかったということです。
支援チームでは、来年度以降、アマランサスの機能性をさらに研究し、健康に配慮した商品開発にも力をいれていきたいとしています。 -
ろうきん伊那・駒ヶ根支店 たかずやの里に寄付
長野県労働金庫伊那支店と駒ヶ根支店は、児童養護施設たかずやの里に現金30万円を1日、寄付しました。
1日は、長野県労働金庫の橋爪亨理事ら4人がたかずやの里を訪れました。
伊那支店と駒ヶ根支店では、創立60周年を記念したお笑いライブを今年1月に開きました。
今回は、入場料として集まった現金30万円全てを寄付しました。
埋橋理事長は「地域の人が支えてくれているということを子ども達にも伝えていきたい」と感謝していました。 -
500人が一斉に夜の街に繰り出す
伊那市の飲食店を飲みあるく伊那夜の街オリエンテーリングが6日夜、市内の飲食店で行われました。
イベントにはおよそ500人が参加し、スタートの合図とともに一斉に夜の街へと繰り出しました。
参加者は、3,000円のチケットを購入し87店舗のうち指定された4軒を回ります。
上伊那民主商工会が毎年企画しているもので、今年で9回目です。
今年は、去年より6店舗多い87店舗が参加しました。
1つの店に滞在できるのは20分ほどですが、参加者は「色々なお店の雰囲気を味わえてよかった」と話していました。
イベントの最後には、総額10万円分の飲食券があたる抽選会が開かれました。
有賀文昭実行委員長は「飲みに出る機会が増えれば街は活性化する。お気に入りの店を見つけるきっかけになればうれしい」と話していました。 -
高遠城址公園 4月10日開花予想
日本気象協会は6日、今年の高遠城址公園の桜の開花予想日を4月10日と発表しました。
日本気象協会の発表によりますと、今年の高遠城址公園の桜の開花は、平年より2日早く、去年より6日早い4月10日と予想しています。
満開は、平年より2日早く、去年より6日早い4月15日と予想しています。
日本気象協会によりますと、3月の気温は寒暖の変動を繰り返しながらおおむね平年並みになると予想しています。 -
啓蟄 16日までは4月上旬の気温
5日は二十四節気のひとつ啓蟄です。
啓蟄は、大地が暖まり冬眠していた虫が穴から出てくるころとされています。
伊那地域の5日の最高気温は、11.4度と3月下旬並みとなりました。
長野地方気象台では、16日までは4月上旬並みの気温になるとみています。 -
四季折々の風景写真並ぶ
四季の風景をテーマにした写真が並ぶ「写真同好五人展」が2日から伊那市東春近の喫茶店で開かれています。
上伊那地域の写真愛好家5人で作る「写真同好五人会」が開いているもので、会場には20点の作品が並んでいます。
1年間テーマを持って撮影していて、展示会はその集大成の場として開かれました。
今年は四季をテーマに展示会が開かれ、霧に焦点を当てる会員もいました。
宮下文男会長は「こだわりの作品が並んでいる。会場に足を運んで、それぞれの個性を感じてもらいたい」と話していました。
写真同好五人展は、10日(日)まで伊那市東春近のぎゃらりー喫茶・花鳥四季彩で開かれていて、時間は午前10時半から午後5時までとなっています。 -
詐欺を防止 金融機関に感謝状
伊那警察署は5日、金融商品などを高値で購入させ、現金をだまし取る「もうかります詐欺」を未然に防いだとして金融機関に感謝状を贈りました。
感謝状が贈られたのは、アルプス中央信用金庫いほく支店と八十二銀行伊那支店です。
アルプス中央信用金庫では、2月13日に60代の女性が窓口で現金を振り込もうとした際に、職員が女性の言動を不審に感じ金融商品への振り込み被害を防ぎました。
八十二銀行では2月26日40代女性が犯人の要求に従い窓口で多額な現金を振り込みましたが、事務処理手続きで不審に思った職員が上司に報告し被害を防ぎました。
伊那署によるとここ最近ギャンブル必勝法や金融商品などを高額で購入させ金をだまし取る「もうかります被害」が増えているということで、不審に思ったら警察に連絡をしてほしいと呼びかけています。 -
南箕輪村むらづくり賞 大賞にかま塾
南箕輪村の発展に貢献した個人や団体に贈られる今年度の南箕輪村むらづくり賞の大賞に、かま塾が選ばれました。
かま塾は、小中学校が週休2日制になったことを受け、子ども達の休日の居場所づくりを担おうと、平成13年に活動を始めました。
今年度は、みそ作りやサツマイモ掘り、正月の伝統遊びなど26のイベントを実施しました。
委員らは「年間を通して様々な活動を行っている」「子ども達の学びの場所になっている」などと評価し、今年度のむらづくり大賞に決まりました。
表彰式は、今月中に行われる予定です。
なお、近年参加団体が減少していることから、村では当面の間むらづくり賞の実施を見合わせるということです。 -
飯田線全線人間すごろく 完成
伊那市創造館南側の敷地に、JR飯田線全ての駅名を表示した、人間すごろくが4日、完成しました。
創造館の捧剛太館長や職員による手作りの人間すごろくが4日完成しました。
これは創造館で現在開かれている企画展「飯田線マニアックス」に合わせて作られたものです。
すごろくは愛知県の豊橋駅がスタートでゴールの辰野駅を目指します。
駅名を書いたプレートには、駅の特色や完成した年などが記されていて辰野駅までの94駅に加え川岸駅と岡谷駅もあります。
プレートに書かれている内容は、
館長が調べたもので、全てに駅の写真も添えられています。
またゲーム性をもたせるために1回休みなどもあり楽しみながら飯田線や各駅のことを知ることができるようになっています。
飯田線全線人間すごろくは、無料でいつでも楽しむことができ、学校の春休みが終わるまでは、設置しておくということです。 -
先月28日からスギ花粉飛散始まる
飯田保健福祉事務所は、例年より4日遅い先月28日にスギ花粉の飛散が始まったと4日発表しました。
飛散の始まりは1平方センチメートル当たり1個以上の花粉が2日続けて確認された初日とされていて、飯田保健福祉事務所では先月28日からスギ花粉の飛散が始まったと発表しました。
飯田保健福祉事務所では天気がよく風の強い日にはスギ花粉が多く飛散するとして、外出の際マスクや眼鏡を着用するほか、医療機関、薬局に相談するよう呼びかけています。
また花粉症でない人も花粉を室内に持ち込まないよう協力してほしいとしています。 -
効果的な省エネ考える環境講演会
昨今の電力事情を理解し、効果的な省エネを考える環境講演会が、2月28日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
講演会は、伊那市女性団体連絡協議会などで作る豊かな環境づくり上伊那地域会議などが開き、各種団体の代表や一般などおよそ70人が参加しました。
中部電力(株)伊那営業所の滝澤茂樹さんが、これまでとこれからの電力事情についてと題して、現状と課題について話しました。
滝澤さんは「太陽光発電基1基が1年間かけて発電する電力を原子力発電所なら6時間で補える。現状では、再生可能エネルギーはコストが高く大量の電力需要をまかなうことはできない」と話していました。
会場からは、「原子力発電のメリットのみを強調しているのではないか」と疑問の声があがっていました。
滝澤さんは、「電力会社の立場で話している」と答えていました。 -
川村カ子トの功績を合唱劇で伝える
飯田市を中心に活動する飯田カネト合唱団が3日伊那市創造館を訪れ鉄道建設に生涯を捧げたアイヌの測量技師、川村カ子トを
題材にした歌を披露しました。
3日は、子どもから大人まで団員およそ40人が訪れ歌声を披露しました。
北海道アイヌの家で生まれた川村カ子トは、学校卒業後測量技師となり北海道各地の鉄道工事の測量に携わってきました。
その技術が認められ昭和3年に飯田市の天竜峡から愛知県までを走る鉄道、三信鉄道建設の測量と現場監督を務めました。
工事は急峻な地形から難工事となったほか、アイヌ民俗ということで差別を受けながらもカ子トは仕事に対する情熱で鉄道を完成させました。
合唱団はそんなカ子トの功績を歌と劇で伝えようと結成されました。
合唱団は飯田線沿線での公演を計画していて、歌を通して交流の輪を広げていきたいと話しています。 -
地方からも訴えの声
東日本大震災から間も無く2年を迎えます。
さよなら原発上伊那の会は1日、伊那市のいなっせ前で脱原発を訴えるアピール活動を行いました。
この日は、会のメンバーおよそ20人が集まり、歩行者や道行くドライバーに脱原発を呼びかけていました。
福島第一原発の事故を受け、東京の総理官邸前では毎週金曜日に脱原発を訴えるデモ活動が続けられています。
この日は、地方からも脱原発を訴えていこうと集まりました。
山本真吾会長は「総理官邸前からだけでなく、地方からも声をあげていきたい」と話していました。
さよなら原発上伊那の会では、今後も毎週金曜日にこうした活動を行っていくということです。 -
1日消防署長に小木曽アナ
1日から7日は春の全国火災予防運動期間です。
伊那ケーブルテレビのアナウンサー・小木曽容子さんが2日、一日消防署長を務め、火災予防を呼びかけました。
この日は、伊那消防署の武井修署長から伊那ケーブルテレビの小木曽さんに一日消防署長の委嘱書が交付されました。
伊那消防署では毎年地域にゆかりのある人に一日消防署長を依頼し火災予防を呼びかけています。
小木曽さんは、最初に署員の通常点検に立ち会い、服装の乱れがないかなど確認していました。
その後、119番通報の対応を体験していました。
市内の大型店には特設コーナーが設けられ、子ども達が消火器などを体験していました。
伊那消防組合管内では、去年48件の火災が発生していて、伊那署では「この時期は空気が乾燥し、風も強いので、火の取り扱いには十分注意してほしい」と呼びかけています。 -
第2回飯田線ワークショップ
伊那市内のJR飯田線の駅や駅前の利活用について考えるワークショップの第2回目が3日伊那市創造館で開かれました。
3日は高校生や大学生、駅前商店の店主など、およそ30人が参加しました。
ワークショップは、駅を街づくりの拠点として利活用するにはどうしたらいいか考えようと開かれたもので、今回が2回目です。
今回は、若者が集まる駅にするにはどうしたらいいか意見を出し合いました。
参加者からは、「車内アナウンスを高校生がしたらどうか」「いつも駅でイベントが起きているといい」といった意見が出されていました。
なお、無人駅になることで地域からは防犯面で不安の声もあることから、伊那市は、防犯対策として4月から伊那北駅と沢渡駅に防犯カメラを設置していく考えです。
次回のワークショップは17日に開かれる予定で、伊那市では高校に出向いてのワークショップも行っていきたい考えです。 -
火災予防呼び掛けに一役
伊那市の伊那北高校美術部が制作した火災予防看板が、伊那消防署の庁舎の壁に設置されています。
縦1.8メートル、横2.7メートルのこの看板は、1年間設置されることになっています。 -
日頃の感謝 発表で
伊那市の東春近中央保育園は、お世話になっている地域の人たちを招いて1日感謝の会を開きました。
保育園に招かれたのは、保育園の畑の作付けを手伝ったJA上伊那の青壮年部の3人と薪の提供や園舎周辺の植木の剪定をしている池田健二さん(66)、毎年かぶと虫をプレゼントしている森登美男さん(73)の5人です。
感謝の会では、未満児から年長園児までが、それぞれできるようになったことを発表し、日頃の感謝の気持ちを伝えました。
未満児は、おどり、年少児は、歌を歌いました。
年中児は、コマ回し、年長児は、剣玉を披露しました。
剣玉の発表では、難しい技ができると会場からは拍手が起きていました。
招かれた池田さんと森さんは、「地域ぐるみで保育園や小学校を支えていくことが必要。頼りにもされているので、体力の続く限り、できる協力はしていきたい」と話し、子どもたちの発表に目を細めていました。
篠田千栄子園長は、「様々な協力をいただくことで、子どもたちの経験の幅が広がっている」と感謝しています。
発表の後、全員でお昼を一緒に食べ、楽しいひと時を過ごしました。 -
3年間の思いを込めて コサージュ作り
上伊那のほとんどの高校であす、卒業式が行われます。
南箕輪村の上伊那農業高校では、2日の卒業式で胸に付けるコサージュを作りました。
校内で育てた花など3種類を使って作るこのコサージュ。
上農高校では、毎年園芸科学科の3年生が卒業式で胸に付けます。
コサージュ作りは、3年間の学習の成果として10年以上前から行われています。
1日は観賞植物コースの生徒10人が作業を行い、花の配置やバランスを見ながら1つひとつ丁寧に作っていました。
2時間ほどかけ園芸科学科の卒業生39人分を作りました。
上農高校の卒業式は2日午前10時から行われ、生徒達は3年間の思いを胸に学び舎を巣立ちます。 -
「上伊那地域交通死亡事故多発警報」を発令
2月の一か月間に箕輪町で3件、駒ヶ根市で1件の交通死亡事故が相次いで発生したことから長野県交通安全運動推進上伊那地方部は、「交通死亡事故多発警報」を発令しました。
上伊那では、2月に入り、箕輪町で3件、駒ヶ根市で1件の交通死亡事故が発生し、4人が死亡しています。
これを受け県交通安全運動推進上伊那地方部は2月27日に「上伊那地域交通死亡事故多発警報」を発令し、3月8日までの10日間、交通安全を呼びかける広報活動を強化します。
主な取り組みは、広報車による巡回広報、大型店などへのポスターの掲示、各種集会でのミニ講話の開催、伊那合同庁舎での交通事故に関する写真展などとなっています。 -
籐工芸の教室「籐花会」 3月12日から作品展開催
植物のつるを編み上げ作品を作る、籐工芸(とうこうげい)の教室「籐花会(とうかかい)」は、3月12日から、かんてんぱぱホールで開く作品展示発表会に向け、作品作りに励んでいます。
籐工芸は、フジ科の植物のツルを使ってかごなどを編んでいく工芸品です。
籐花会は伊那市東春近で活動している教室で、30代から70代の主婦12人が月1回の教室に通っています。
これまで、年に1回秋に開かれる東春近の文化祭で作品を発表してきましたが、より多くの人に作品を見てもらい魅力を知ってもらおうと、初めて西春近のかんてんぱぱホールで作品展を開くことにしました。
作品展には、これまで教室の生徒が作りためてきた、かごやバッグ、かべかけなど家庭で使える小物から、イスやテーブルなどの家具まで
100点ほどが展示される予定です。
第1回籐花会作品展示発表会は3月12日(火)縲・8日(月)までかんてんぱぱホールで開かれます。 -
上伊那地域食育フォーラム
食を通して健康づくりを進める上伊那地域食育フォーラムが26日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
フォーラムは、伊那保健福祉事務所が開いたもので、上伊那の食生活改善推進員や栄養士など80人が出席しました。
フォーラムでは、「食と命の危機 そして地球の危機」と題し、福井県で食について調査研究をしている岩佐勢市さんが講演しました。
岩佐さんは「普段の正しい食生活が健康な体をつくる」「地元で採れた食材を食べることが体のためによい」などと話していました。
またフォーラムでは、上伊那地域の特産物を使った料理の紹介コーナーが設けられた他、食生活改善推進協議会上伊那支部が食生活についておよそ1000人に調査したアンケート結果が報告されました。
アンケートから、若い世代の朝食を食べない割合が高いことや家族や友人などと2人以上で食事をする割合が年々減少傾向にあることが解りました。
食生活改善推進協議会上伊那支部はアンケートを踏まえ、若い世代の朝食欠食を減らすことや共食の大切さを伝えることなどに取り組んでいきたいとしています。 -
伊那市地域づくり活動支援金 報告会
今年度の伊那市地域づくり支援金事業の活動報告会が26日、伊那市役所で開かれました。
報告会は、特色ある活動を紹介し、今後の参考にしていこうと毎年開かれていて、地域住民ら70人が出席しました。
伊那市の今年度の採択団体数は11団体で、支援金の総額は382万9千円でした。
26日は2団体が報告し、このうち、西春近の諏訪形区を災害から守る委員会は44万1千円の支援金を受け、災害に強い里山づくりに取り組んできました。
諏訪形区は平成18年の豪雨災害で貝付沢から流れ出た土砂の流出や大水による床下浸水の被害を受けました。
平成19年に諏訪形区を災害から守る委員会を立ち上げ活動を行っています。
今年度は支援金を活用し、根が大きく深く張り、より自然体に近い広葉樹を育てることができる保育ブロック工法で育苗と植樹を行いました。
この中で、委員会の酒井健志さんは「保育ブロックにしたことで根の成長が早まり、秋までにケヤキやもみじなどを植樹することができた」と報告し、これからも地道に活動を続けていきたいと話していました。
伊那市では来年度も400万円の予算を盛っていて、事 業募集は3月1日から22日までで、4月上旬に審査を行い決定することになっています。 -
伊那餃子会大型店でイベント
伊那地域の飲食店でつくる伊那餃子会は26日、2月26日の包むの語呂に合わせて市内の大型店で初のイベントを開きました。
これは、伊那餃子を多くの人に知ってもらおうと企画したものです。
伊那餃子会は、平成22年に発足し現在9店舗が加盟しています。
26日は、雑穀アマランサスが具に入った焼き餃子と、揚げ餃子の2種類を普段より50円安く250円で販売しました。
もち米のようにもっちりした感触が具とよくからみ合うのが特徴だということです。
買い物に訪れた人たちは、試食をして餃子を買い求めていました。
餃子を買った人には加盟店で使える餃子の無料券がプレゼントされました。
目標としていた200食は1時間ほどで達成し、店から追加して販売をしていました。
伊那餃子会では、定期的にイベントを開いて伊那餃子をPRしていきたいとしています。
また、地域の食材をつかった餃子の開発にも力を入れていきたいと話していました。