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県内42団体統一パンフ作成 PRへ
県内で映画やテレビのロケの誘致などを行っているフィルムコミッションは、統一パンフレットを作成し来年2月に東京の制作会社などを訪問する計画です。
21日は、伊那市役所で県内42団体で構成する信州フィルムコミッションネットワーク連絡会議が開かれ、パンフレット作成などの今後のPR活動が承認されました。
ロケ誘致に向けたPR活動として、統一パンフレットを数百部作成し、来年2月に参加団体の有志が、東京の制作会社などを訪問します。
また、会議の中では、意見交換が行われました。
このうち、伊那谷フィルムコミッショは、初めてテレビの連続ドラマの撮影が行われたが、撮影現場の取材など、制作サイドとの調整が難しかったといった意見が出されていました。
県内の他地域のフィルムコミッションからは、「撮影の前に、PR用の撮影など条件を盛り込んだ契約を結ぶと良い」、「人対人の関係が映画やドラマを作るので、プロデューサーといった人達と信頼関係を作る事が大切」などと経験を基にアドバイスしていました。
ネットワークでは、参加団体が連携し、全県的な誘致活動に力を入れていくとしています。 -
インフルエンザで学級閉鎖
上伊那郡内の小学校がインフルエンザのため20日から学級閉鎖となります。
伊那市、箕輪町、南箕輪村ではこの冬初めてのインフルエンザによる学級閉鎖です。
この小学校では児童7人がインフルエンザを発症したため21日、22日と学級閉鎖となります。
伊那保健所ではインフルエンザをうつさないため、うがい、手洗いを徹底するとともに、人ごみを避け、人ごみに入る時にはマスクを着用することなどを呼び掛けています。 -
宅幼老所かいご家 収穫祭
南箕輪村の宅幼老所かいご家は、日頃お世話になっている人や地域の人に感謝しようと収穫祭を20日、神子柴公民館で行いました。
収穫祭には、施設の通所者や地域住民の他、南箕輪南部保育園の年長園児34人が招かれ、歌やゲームで交流しました。
かいご家は、南箕輪村田畑にある宅幼老所で、1日に10人ほどが通所しています。
かいご家では、地域の人に畑を借りて野菜を育てていて、今回はそのお礼をしようと初めて収穫祭を行いました。
お昼には、収穫した野菜を使ったカレーが振舞われ、全員で味わいました。
かいご家では、「今後もこれまで以上に地域との繋がりを大切にしていきたい」と話していました。
最後に、通所者が折り紙を使って作った小物を園児にプレゼントしていました。 -
お正月用のしめ飾りづくりピーク
今年も残すところ1か月余りとなり新年を迎える準備が進んでいます。
箕輪町の信州縁起物製作所では来年用のしめ飾りづくりが行われています。
製作所では9月から作業が始まり、今がピークを迎えています。
8月に稲を青刈りして乾燥させたものを使い、しめ飾り専用の機械で縄をない、小判やおたふくなどを飾り付けます。
売れ筋は1500円前後の玄関用のしめ飾りだということです。
今年は例年並みの3万個を作る予定で県内の大型店やスーパー・ホームセンターに出荷されるということです。
作業は休みを返上して来月下旬まで続くということです。 -
幽玄な世界を楽しむ
第21回伊那能が18日、伊那市の伊那文化会館で開かれ訪れた人たちは能の舞台がかもし出す幽玄な世界を楽しみました。
伊那能は、伝統芸能への理解を深めるとともに、地域文化の向上を図ろうと毎年この時期に県能楽連盟や伊那市などでつくる伊那能実行委員会が開いています。
能は文学、歴史、音楽、美術などの要素を兼ね備えた日本を代表する古典芸能です。
18日は、能の「杜若」と「安達原」、狂言の「茶壺」の3番組が行われました。
太鼓や笛などのお囃子に合わせ舞い踊る様子に訪れた人たちは見入っていました。
初めて能を見に訪れた女性は「思っていたより難しくなく、楽しめました」と話していました。 -
クリスマスまで1か月
クリスマスまであと1か月余りとなり、伊那市のいなっせ北側の多目的広場では、高さおよそ7メートルのモミの木の電飾が灯されました。
20日は、クリスマスツリーの点灯式が行われました。
ツリーは高さおよそ7メートルで、赤や青、緑などおよそ2,500個のLED電球が施されています。
点灯式では、伊那小学校合唱団による歌が披露され、訪れた人はひと足早いクリスマスの雰囲気を楽しんでいました。
ツリーの点灯は来年1月中旬までで、時間は午後4時半から11時までとなっています。 -
伊那市西春近で作業場が全焼
19日の午後1時40分頃、伊那市西春近表木で作業場が全焼する火事がありました。
火事があったのは伊那市西春近表木の飯塚淳さん所有の作業場です。
火はおよそ1時間20分後に消し止められましたがプレ ハブ平屋建ての作業場140平方メートルを焼きました。
この火事で、消火にあたってた飯塚さんが顔に軽い火傷を負いました。
火事の原因について現在伊那警察署で調べを進めています。 -
商売繁盛願うえびす講祭り
商売繁盛を願うえびす講祭りが19日、伊那市西町のえびす神社で行われました。
えびす講祭りは、神社ができた大正時代から続く恒例行事です。
毎年農業がひと段落した11月19日に行われていて、平成14年からは西町の住民有志でつくるルネッサンス西町の会が中心となり行われています。
境内には屋台が並び、福引などでにぎわっていました。
午後5時から行われた宝投げでは、小銭や景品の引換券入りの餅が投げられ、訪れた人が手を伸ばし福を呼び込んでいました。 -
小学生が手作りの祭り楽しむ
伊那小学校2年川組の子ども達は18日、手作りの山車飾りをつけた山車で学校のまわりを練り歩きました。
川組では、総合学習で祭りについて取り組んでいて、この日はその集大成として「大川組祭り」を行いました。
手作りの山車飾りと太鼓をのせた軽トラックを子ども達が引っ張り、学校のまわりを練り歩いていました。 -
富県の地区住民が郷土食で交流
五平餅などの郷土料理を子供たちに伝えようと伊那市富県南福地で18日、五平餅とそば打ちを伝える会が開かれました。
これは、世代を超えた交流をするとともに伝統食を伝えていこうと地区社協など3団体が毎年この時期に開いているものです。
会場となった南福地公民館には地区住民およそ90人が集まりそば打ちや五平餅作りをして交流を深めました。
食材は、地元で収穫した新そばと新米が使われました。
このうちそば打ちでは、子どもたちが地域の名人から教わりながらそば打ちに挑戦していました。
出来上がると参加者全員で味わいました。
18日は他に、地域の絆を深めようとタイムカプセルが公民館の敷地内に埋められました。
タイムカプセルには10年後の自分にあてた手紙や思い出の品などが入れられました。
タイムカプセルは2021年の11月に開封されることになっています。 -
来年の干支「巳」を模った土の鈴作り
来年の干支「巳」模った土の鈴作りが18日、伊那市の創造館で行われました。
土でできた鈴「土鈴」は、2,800年以上前の縄文時代から作られていたとされています。
18日は、親子20人が参加し、素焼き用の粘土を使って土鈴を作りました。
創造館では、現在開催中の縄文時代の特別展にあわせ全5回の催しを企画していて、土鈴作りもその1つです。
参加者は、最初に10センチほどの丸い鈴をつくり、それぞれがデザインした蛇の形にしていました。
土鈴は、1週間ほどかけて乾燥させ、窯で焼いたあと参加者に届けられるということです。
創造館ではこの他、縄文時代の料理教室も計画しています。 -
落ち葉たきコンサート
伊那市の小学校の合唱団などが出演する落ち葉たきコンサートが17日いなっせで開かれました。
コンサートにはおよそ280人が出演しました。
落ち葉たきコンサートは、NPO法人クラシックワールドが合唱団の交流の場として毎年開いているものです。
17日は市内の小学校6校の合唱団などが合唱曲やわらべうたを披露しました。
このうち、伊那市の西箕輪小学校合唱団は4曲を発表しました。
授業が始まる前の朝の時間に練習をしたということです。
また、今回のコンサートではロビーにスクリーンを設置し無料で鑑賞できるコーナーを初めて設けました。
これは一般に販売できるチケットの数が少ないことや、家族の出演箇所だけ見たいという声に応えたものです。
訪れた人は、「自由に席を立つことができるので、小さい子供と一緒でも聞くことができよかった」と話していました。 -
地域の風景が図柄に「い縲怩セに切手」完成
伊那青年会議所が提案している、伊那谷地域のブランドフレーズ「い縲怩セに」をPRする、地域の景観をテーマにした切手が完成し、16日にお披露目されました。
この日は伊那商工会館で伊那青年会議所11月例会が開かれ、完成した切手がお披露目されました。
青年会議所では、地域のブランド化を目指し、ブランドフレーズ「い縲怩セに」をPRしようと、今回初めて切手を作りました。
切手は、1シート10枚で、それぞれ伊那谷の景観をテーマにした絵や写真が印刷されています。
切手のデザインは、地域の高校生、85人から寄せられた写真や絵画の中から選ばれたもので、この日は採用された高校生に表彰状が手渡されました。
切手は、辰野町から宮田村までの21郵便事業所で、1シート1200円で16日から販売されています。
3か月の限定販売で、向山賢悟理事長は「この期間内に多くの人に切手を使ってもらい、伊那谷のブランドフレーズを県内外にPRしていきたい」と話していました。 -
正しい歩き方学ぶ講座
正しい歩き方などを学ぶ講習会が18日、伊那市長谷の伊那里体育館で開かれました。
講習会は、伊那市総合型地域スポーツクラブが開いたもので、18日は親子連れなどおよそ90人が参加しました。
高遠町で接骨院を開いている伊東功一さんが講師を務め、足の指の使い方や、適切なシューズの履き方などについて話しました。
伊東さんは自身が考案したストレッチを紹介し「5本の足の指を使って歩くことを意識すると正しい歩き方が身に付きます」と指導していました。
ストレッチする前と後で歩き比べも行われ、ある参加者は「ストレッチした後は地面を指で掴んでいる感じがする。歩幅にまで違いがでてびっくりした」と話していました。
講習会は、東日本大震災のチャリティーイベントとして開かれ、参加費1万6,544円が義援金として送られます。 -
富県青少年育成会 交流の証をフォトブックに
小学校に通う子どもを持つ保護者などでつくる伊那市の富県青少年育成会は、今年7月8日に行われた富県小と新山小のスポーツ交流会で撮影した写真をフォトブックにまとめ、両校に贈りました。
フォトブックは、A4サイズで交流会の際に撮影した写真52枚を20ページにわたり掲載しています。
16日は、育成会役員らが富県小学校を訪れ、増澤知也児童会長にフォトブックと、撮影したおよそ730枚のデータなどを手渡しました。
富県小と新山小は同じ富県地区にありますが、中学校は学区が違うため交流する機会があまりないということで、育成会では「両校の卒業生が一緒になって富県を盛り上げていってほしい」と話します。
フォトブックと写真は、富県小の玄関に展示されるということです。 -
納税表彰式
納税意識を高める活動などに取り組んできた個人や団体を表彰する納税表彰式が15日、伊那市のいなっせで行われました。
伊那税務署管内では、1団体と3人が表彰されました。
このうち伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、社団法人伊那法人会常任理事の三澤俊明さんと、伊那間税会会長の川上健夫さんの2人が表彰されました。
納税表彰式は、国税庁が定める「税を考える週間」にあわせて行われているものです。
伊那税務署の熊谷達夫署長は「皆さんのご尽力に感謝している。今後も一層の理解と協力をお願いしたい」と感謝しました。
受賞者を代表して三澤さんは「社業に励み納税や租税教育にまい進していきたい」と話しました。
15日はこの他、中高生を対象にした税についての作文で伊那税務署長賞に選ばれた生徒5人が表彰されました。 -
今季最低気温の竏・.4度
15日の伊那地域は最低気温がマイナス1.4度と、今季一番の冷え込みとなりました。
15日朝、伊那市横山の大根畑では3センチほどの霜柱が立っていました。
長野地方気象台によりますと、この冷え込みは日本付近に冷たい空気が流れ込んでいるためで、14日の朝も今日と同じくらい冷え込みますが、日中は晴れそうです。
土曜日には、高気圧が東に抜け去り、西から気圧の谷が接近するため、天気は下り坂になりそうだということです。 -
伊那市のバンドJ-plusが本戦へ
2012おやじバンドフェスティバルin NAGANOの本戦ライブ出場バンドが15日発表され、伊那市からエントリーした、J-plusが本戦出場を決めました。
おやじバンドフェスティバルは、平均年齢40歳以上のバンドが参加できるもので、今回で3回目です。
今年は、県内から52のバンドの応募があり、テープ審査で通過した25組が10日と11日に長野市で予選ライブを行いました。
予選ライブには伊那市在住のリーダーで51歳の松澤純一さんを中心とするJ-plusが出場し、審査の結果本戦ライブ進出を決めました。
J-plusは結成17年目で平均年齢は44.2歳。
予選では高い技術と迫力のサウンドが評価されました。
本戦ライブ12月9日日曜日に長野市のホクト文化ホールで開かれることになっていて、予選を通過した10組がグランプリを目指します。 -
日中の最高気温10.3度 12月上旬並み
14日の伊那地域の日中の最高気温は10.3度で12月上旬並みの冷え込みとなりました。
14日の伊那地域の朝の最低気温は4.8度、日中の最高気温は10.3度で、12月上旬並みの冷え込みとなりました。 -
芸大生が中学生に合唱指導
東京芸術大学の学生による伊那市内の中学生を対象とした合唱講習会が11日、市役所で開かれました。
11日は、高遠中学校と東部中学校の生徒42人が参加し東京芸術大学の学生から合唱指導を受けました。
東京芸術大学と伊那市は、旧高遠町出身の伊澤修二が、芸大の初代学長を務めたことが縁で毎年10月には伊澤修二記念音楽祭が行われるなどの交流が続けられています。
こうしたことから今回初めて声楽家の学生による合唱指導が行われました。
講習ではパートに別れて発声や歌う姿勢などの基礎を学びました。
中学生たちは学生たちのアドバイスに耳を傾けながら声を出していました。
学生は「合唱の醍醐味はハーモニーをみんなで一丸となってつくり上げ体感すること」と話していました。
伊那市では今後も継続して合唱講習会を開いていきたいとしています。 -
台湾からの修学旅行好調
中国や韓国からの観光客の落ち込みが心配される中、今年度、台湾から長野県を訪れる修学旅行の団体数は、過去最高となった平成22年度を超す勢いだという事です。
14日は、台湾台中市の私立台明高級中学校の16歳から17歳の生徒、40人が修学旅行で高遠高校を訪れ生徒達と交流をしました。
体験授業では、手鏡の絵付けやおやきづくり、パソコンソフトの応用の3つのグループに別れ授業を体験しました。
このうち、美術コースの手鏡の絵付け体験では、高遠高校の生徒が、絵の具の種類や、色の付け方をアドバイスしながら、作業をしていました。
生徒達は、英語で話をしながら、コミュニケーションを取っていました。
県によりますと、今年度、県内を訪れた台湾の修学旅行の団体数は10月末現在で27団体・910人となっていて、今年度中には、50団体を超える予定だということです。
この数字は、過去最高となった平成22年度の43団体、1928人に迫る勢いで、県では、中国からの団体の予約が不透明な中、台湾からの修学旅行の伸びに期待したいとしています。
台湾の生徒は、県内には明日まで滞在し、東京で科学技術や防災などの施設見学をした後、17日に帰国する予定です。 -
口と健康の関係学ぶ
上伊那口腔保健センターまつりが、伊那市保健センターで11日行われ、訪れた人達は口と健康の関係について学びました。
上伊那口腔保健センターまつりは、「11月8日のいい歯の日」に合わせて、歯や口の中の健康について理解してもらおうと行われています。
会場では、無料の歯科検診や、舌の力を調べるブース等が設けられていました。
無料の歯科検診では、母親が、「乳歯と永久歯が入れ替わる時期、歯並びを良くするためにはどうしたらよいか」と、歯科医師に相談していました。
医師は「アイスの棒など噛ませ、噛む力を強くすると良い」などとアドバイスしていました。
試食のコーナーでは、食生活改善推進協議会のメンバーが、ゴボウやレンコン、切り干し大根などを入れた特製のカレーを提供していました。このカレーは、具材を入れる順番や野菜の切り方を工夫してあり、噛む回数が自然と多くなるよう作られています。噛む回数が増えると、唾液の分泌を促し虫歯予防につながり、顎を動かす事で脳の活性化にも効果があるという事です。
上伊那歯科医師会の窪村満会長は「口の中の健康状態を保つ事で、病気のリスクも低くなる。普段から歯磨きを欠かさず、口の健康状態について意識してほし」と話していました。 -
ドレミファそらまめがコンサート
音楽が好きな母親でつくるドレミファそらまめによるみんなでわくわくコンサートが12日南箕輪村の子育て支援施設すくすくはうすで行われました。
12日は未満児とその親などが訪れ、コンサートを楽しみました。
ドレミファそらまめは県内の5歳までの子どもを持つ母親でつくるグループで、音楽を通じて子育てを応援しようと演奏活動を行っています。
コンサートでは、メンバーが手作りの衣装や小道具を使って、童謡や季節の歌など18曲を演奏しました。
ある親子は「子どもと一緒に生の音楽に触れられてよかった。自分と同じく子育て中の母親が演奏している姿に刺激を受けた」と話していました。 -
中病 看護職再就職支援研修会
伊那市の伊那中央病院は、育児などで看護の仕事から離れている人を対象にした看護職再就職支援研修会を13日、開きました。
研修会には13人が参加し、床ずれ予防のための寝返り補助や採血などの方法を確認しました。
このうち寝返り補助について指導した里見明子看護師は「床ずれは血流障害によっておこる」などと話し、補助の方法については「体をねじらせないことが重要。腰と肩関節を平行な状態にしてあげると良い。患者さんがよく眠れることが療養に繋がる」と話しました。
伊那中央病院では「技術を理解すると共に、看護師としての貴重な人材であることを認識してもらい、再就職を目指してほしい」と話していました。
研修会は16日金曜日まで開かれ、参加者には受講証書が手渡されます。 -
羽広かぶの収穫はじまる
長野県の「信州の伝統野菜」に認定されている羽広菜かぶの収穫が伊那市西箕輪で始まりました。
13日は、地元農家でつくる羽広菜生産加工組合のメンバーおよそ20アールの畑で収穫作業を行いました。
組合では羽広菜かぶの栽培から加工まで行っていて、今年は平年並みの4トンの収量を見込んでいます。
今年は暑い日が続き心配されましたがその影響もなく出来は良いということです。
収穫した羽広菜かぶは、みはらしファーム内にある加工施設に運び込まれます。
水洗いしたかぶは、酒粕や味噌などを合わせたものと漬けていきます。
このまま20日ほど置くとかぶから水分が出て味がしみ込むということです。
作業は12月中旬まで行われみはらしファームの直売所などで1袋300円で販売されます。 -
高遠消防署に防火看板を設置
秋の全国火災予防運動に合わせ伊那市の高遠消防署に高遠高校の生徒が手掛けた火災予防看板が設置されました。
6日は高遠消防署で看板がお披露目されました。
製作したのは高遠高校美術コース専攻の1年生12人です。
看板は縦1.8メートル、横は3.6メートルで9月から制作に取り組んできました。
看板には火災の原因となっているタバコの不始末などに注意を呼びかける絵が描かれています。
看板を製作したある生徒は「防火に対する意識が高まれば」と話していました。
高遠消防署管内では11日現在、去年より4件多い9件の火災が発生しています。
高遠消防署では「火の取り扱いが多くなる時期なので注意をしてほしい」と呼びかけています。
高遠高校の製作した看板は11月いっぱい設置されることになっています。 -
農作物の実り祝う
農産物の実りを祝う、みはらしまつりが3日、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで行われました。
みはらしまつりは、農産物をPRするイベントとして毎年開かれているもので野菜や果物を使ったゲームが行われました。
会場に新鮮な農産物を積んだトラクターや軽トラックが登場すると集まった人たちがまわりを囲んでいました。
これは500円でビニール袋に果物・野菜詰め放題のイベントで、長ネギや白菜、じゃがいもなどが用意されました。
参加した人は次から次に袋に詰め込み、さらに体を使ってあふれんばかりの農産物を持ち帰っていました。
他にむいたリンゴの皮の長さを競う、ゲームでは参加者がナイフを使ってできるだけ細く皮をむいていました。
これまでの記録は2メートル35センチだということで、参加者は記録更新を目指していました。
制限時間になると、専用の計測器を使って皮の長さを計っていました。
今年の優勝記録は1メートル85センチで記録更新とはなりませんでしたが、優勝者は賞品を受け取り喜んでいました。
この日会場には多くの人が訪れ賑わいをみせていました。 -
春近神社で七五三詣
15日の七五三に合わせ、伊那市東春近の春近神社で10日、七五三詣が行われました。
10日は家族連れが神社を訪れ、子どもの健やかな成長を祈願しました。
春近神社では、毎年11月15日に近い週末に七五三詣を行っています。
訪れた人たちは、巫女から教わった通りの作法で神事を行い、子供の幸せを祈っていました。
ある家族は、「これからも健康で元気よく育っていってほしい」と話していました。
花畑樹彦宮司は、「豊かな実りの秋にお参りに来てくれた皆様にいいことがあるように祈りました」と話していました。 -
内藤とうがらし料理セミナー
高遠藩主内藤家が新宿で育てていた内藤とうがらしを使った料理セミナーが11日、伊那市高遠町の高遠閣で行われました。
料理セミナーは、伊那市高遠町の飲食店店主らでつくる高遠版内藤とうがらしプロジェクトが開いたものです。
11日は、内藤とうがらしの普及を図るとともに料理の活用法を学んでもらおうと一般を対象にセミナーを開きました。
講師を務めたのは東京都在住で料理研究家の宮崎里恵さんです。
紹介された料理は、ラー油をかけた長いもの豚肉巻、混ぜごはん、とうがらし入り餡子のクレープの3品です。
内藤とうがらしは、中程度の辛みを持ち、葉が大きいことから葉唐辛子としても利用できるということです。
訪れた人たちは、作り方などを教わりながら、それぞれのメニューを味わっていました。
内藤とうがらしは江戸時代、現在の新宿御苑一帯に下屋敷を構えた高遠藩主内藤家が屋敷内で栽培していたとされています。
3年前から新宿区四谷地区協議会がこの内藤とうがらしを使った地域活性化の為のプロジェクトを進めていて高遠町でもこのプロジェクトに取り組もうと今年1月に会を立ち上げました。
高遠版内藤とうがらしプロジェクトでは、今後、料理以外の活用方法についても検討していきたいとしています。 -
伊那市中央区の古川枯渇
伊那市中央区を流れる古川が枯渇し、地域住民が不安を訴えています。
中央区を流れる古川は枯渇し、川底には、死んだ魚の姿が数多く見られます。
わずかに残った水たまりには、行き場を失った魚が溢れていました。
古川は、伊那市野底を基点に、中央区を通って天竜川につながっています。
夏は農業用水として活用され、60センチほどの深さがあり、冬には、15センチほどの水位を保っていました。
しかし、今年は、10月上旬から水が少なくなり、2週間ほど前からほとんど水がなくなりました。
これまでになかった事態に、地域住民にも不安が広がっています。
中央区では、天竜川上流河川事務所、伊那建設事務所、伊那市などに、対策を求める書面を、提出する予定です。