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高遠町の赤羽さん カラオケ用DVDをデイに寄贈
伊那市高遠町の赤羽清さんが14日、高遠町長藤にあるデイサービスセンター「くつろぎの家」に、カラオケ用のDVDを寄贈しました。
くつろぎの家を運営する伊那市社会福祉協議会の森一義副会長に、赤羽さんから5万円相当のDVD6枚が手渡されました。
DVDは、デイサービスセンターの利用者がよく歌う曲などが収録されています。
赤羽さんはこれまで、地元高遠町の「くつろぎの家」にカラオケの機器や現金、タオルなどを寄贈していて、今回が6回目の寄贈です。
伊那市社会福祉協議会の森副会長は、「貴重なものを頂いた。有効に使わせていただきます」と感謝しました。
寄贈式のあと、さっそく贈られたDVDで、赤羽さんと施設の利用者が一緒にカラオケを楽しんでいました。 -
雨乞いの行事 鹿頭踊り奉納
箕輪南宮神社に古くから伝わる雨乞いの行事、鹿頭踊りの奉納が17日に行われました。
鹿頭行列が神社に到着した事を役人頭が伝えると、鹿の頭の形をした鹿頭をかぶった子供達が境内に輪を作り、太鼓の音に合わせて3回まわり、踊りを奉納しました。
鹿頭踊りの奉納は、約450年前、雨乞いが叶ったことのお礼に鹿の頭を奉納したのが始まりとされています。
旧箕輪郷の天竜川をはさんで東の福与・福島、西の大泉・大泉新田・大萱・富田の東西が1年交代で行っていて、今年は西の地区が担当しました。
箕輪南宮神社総代会では、地域の伝統行事に誇りを持ち、伝えていきたいとしています。 -
伊那市美篶青島 千社参り
千枚の札を市内各地の神社などに貼って歩き地区の安全を祈る、伊那市美篶青島の千社参りが17日に行われました。
朝8時、青島の住民は、手に千社札を持って組ごとに集まり、伊那市内の神社へむかいました。
青島の千社参りは、いつから始まったものか定かではありませんが、江戸時代、三峰川の氾濫で田んぼが流されるなど災害に悩まされた住民が地域の安全を祈り行ったのが始まりとされています。
この日は、住民が手分けして、千枚の札を神社や道祖神、庚申塔などにひとつひとつ貼っていき、最後に手を合わせていました。
青島の千社参りは、2009年に伊那市の無形民俗文化財に指定され、毎年7月20日の土用の入り前後に行われています。 -
夏休み子ども定期券利用開始
伊那市内の路線バスと路線タクシーが期間限定で乗り放題となる、小中学生対象の夏休み子ども定期券の利用が16日から始まりました。
夏休み子ども定期券は、公共交通の利用を促進しようと、伊那市地域公共交通協議会が販売しています。
小学生券は500円、中学生券は千円です。
16日から8月21日まで、市内のバスとタクシーの全17路線が乗り放題になります。
定期券は市役所や伊那バスターミナルなどで購入することができます。
また、路線バスと路線タクシーに乗車した小学校入学前の子どもには、「キッズパスポート」をプレゼントします。
パスポートのデザインは8種類あり、バスやタクシーから降りる際に希望者に渡すということです。 -
伊那地域 2日連続で猛暑日
16日の伊那地域は、最高気温35.3度を記録し、2日連続で猛暑日となりました。
この日は南箕輪村の大芝村民プールがオープンし、涼を求めて多くの人が訪れていました。
この日の伊那地域は、最高気温35.3度を記録し、猛暑日となりました。
この暑さで伊那消防署管内では、熱中症とみられる患者の搬送が16日午後4時現在で1件あったということです。
長野地方気象台では、この暑さは18日頃まで続き、それ以降は平年並みに戻ると予想していて、こまめに水分や塩分を摂る、日射を避けるなど熱中症対策を呼びかけています。 -
郷土研究会が保科家ゆかりの寺を清掃
伊那市高遠町の高遠郷土研究会は16日、保科正之ゆかりの寺、樹林寺の清掃作業をしました。
この日は、会員およそ40人が参加して境内の草取りや仏閣の掃除をしました。
樹林寺は、慶長6年、1601年に、保科正之の義理の父、保科正光によって建てられた寺で、現在住職はいません。
そのため、研究会では保科正之ゆかりの寺を残していこうと、毎年樹林寺の清掃作業をしています。
また研究会では、その歴史を後世に語り継ごうと、およそ30年前に石碑を建て、保科正之の功績を偲んでいます。
北原俊和会長は「この寺が保科正之公のゆかりの地であるということを後世に伝える手伝いが少しでもできればうれしい」と話していました。 -
みのわ手筒会が園児招き公開練習
7月30日に箕輪町で行われる「商工会納涼元気まつり」に合わせて手筒花火などを披露する「みのわ手筒会」は15日夜、保育園児を招いて公開練習を行いました。
昨夜は、松島保育園の園児などが会場に招かれ花火を楽しんでいました。
みのわ手筒会は、地域を元気にしようと、住民有志が10年前に結成しました。
今年は、みのわ祭りが中止になったため、30日の「商工会納涼元気まつり」に合わせて花火を披露します。
当日花火は、午後8時から箕輪中学校グラウンドで行われます。 -
下川手住民が交通安全学ぶ
伊那市美篶下川手のお年寄りが14日、交通安全について学びました。
下川手の社会福祉協議会と交通安全協会が開いた出前講座で、地域のお年寄りおよそ30人が参加しました。
長野県は今年、交通死亡事故が多発していて、伊那警察署管内では13日までに5人が死亡しています。
これを受け、交通事故をなくそうと出前講座が開かれ、美篶駐在所の宮下義史さんが話をしました。
宮下さんは、交通事故で死亡した人の半数以上が高齢者のため、道路の横断や自動車の運転に注意するよう呼びかけました。
注意点として、一時停止の交差点では必ず止まること、自動車 に乗ったらシートベルトを締めることなどを挙げていました。 -
最高気温35.3度 今年初めて35度を越える猛暑日
伊那地域の15日の最高気温は35.3度と、今年初めて35度を越える猛暑日となりました。
15日の伊那地域は、太平洋高気圧に覆われた影響で朝から強い日差しとなり、最高気温は平年より7.6度高い35.3度を記録しました。
これは、現在の場所で統計調査を開始した1993年平成5年以降3番目に高い気温です。
長野地方気象台では、▽こまめに水分や塩分を補給する▽カーテンで日差しを遮る▽冷房を適切に利用し、室温に留意するなど、熱中症に対して十分な対策をとるよう、呼び掛けています。
JA上伊那では、農作物の管理に注意するよう呼びかけています。
水稲では、高温障害を避けるため、出穂期における水の管理に注意するよう指導しています。
野菜などについては、干ばつ対策として、潅水や遮光資材を活用し、気温の低下に努めるとともに害虫の予防防除に努めるよう呼びかけています。
伊那地域は、7月8日から15日まで8日連続で最高気温30度以上の日が続いています。 -
東ティモール首相が直筆の手紙
東ティモールの学生訪日団が高遠中学校を訪れ交流したことなどに対する東ティモール首相直筆のお礼の手紙が13日届けられました。
13日は、北原巌男東ティモール特命全権大使の妻の、芳子さんが、高遠中学校を訪れ、生徒に手紙を手渡しました。
東ティモールの学生訪日団は、高遠町出身の北原大使の縁で6月に高遠中学校を訪れ交流を深めました。
その際3年生の生徒が、東ティモールのグスマン首相あてに、交流の様子や、学校のことまた東日本大震災で大きな被害が出たことなどを手紙に書き訪日団に渡しました。
手紙は、その返事としてグスマン首相が3年生1人1人に直筆で書いたものです。
手紙には、「高遠に行ってみたい。」「日本の復興を信じています。」などと首相のサイン入りで書かれています。
高遠中学校では、今後も手紙のやりとりなど交流を深めていきたいと話しています。 -
第2回夏期食中毒注意報発令
長野県は14日、第2回夏期食中毒注意報を全県に発令しました。
期間は16日までの3日間です。
気温、湿度とも高く食中毒が発生しやすい状況だとして、手洗い、食材の冷凍・冷蔵保存、十分な加熱を呼び掛けています。 -
ヒナを待つけなげなセキレイの親鳥
暗闇の中親鳥を求めて鳴くセキレイのヒナたち。今月3日に卵からかえったばかりです。
このヒナが住んでいる巣は、トラックの中にあります。しかもそのトラックは、毎日動いています。 -
県内に初「高温注意情報」発表
長野地方気象台は、熱中症への注意を呼びかける高温注意情報を、14日、初めて発表しました。
高温注意報は、節電への呼びかけなどが行われる中で、熱中症への注意を呼びかけようと、気象庁が13日から始めたものです。
県内で、35度を超える予報がでた場合、注意情報が出るということで、14日、県内に始めて注意報が発表されました。
14日の伊那市の最高気温は、34度で、今年最高を記録しました。
また、7日連続の真夏日となりました。
伊那消防署によりますと、7日は、1人の熱中症患者を搬送しました。
6月29日以降、管内で9件の熱中症患者が発生しているということです。
傾向としては、75歳以上の高齢者と、10代の若者に熱中症が多いということです。
また、屋外、屋内での発症は、半々だということです。
伊那消防署では、「熱中症になると、頭痛、吐き気、体がだるいなどの症状が出て、最悪の場合は死にいたることもある。まずは、睡眠・食事をしっかりとり、体調を整える、水分・塩分を十分に補給するなどの対応をしてほしい」と話しています。
また、伊那消防署では、気温32度以上、湿度70%以上が、熱中症になりやすい条件だとして、少しでも体調がおかしいと感じたら、早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。 -
竜西保育園 園庭のせせらぎ水路で水遊び
伊那市の竜西保育園の園児は、園庭をながれるせせらぎで、水遊びを楽しんでいます。
竜西保育園の近くには、艶三郎(つやさぶろう)の井(い)と呼ばれる、この地域一体を古くからうるおしてきた水路があります。
竜西保育園では、毎日この水を園内にあるせせらぎに引き込み、園児立ちが水遊びを楽しんでいます。
せせらぎには、水路から流れてきた水生生物などもいます。
竜西保育園では、毎週水曜日には、庭を開放しているという事で、親子連れが、せせらぎを楽しんでいるということです。 -
King of King杯 大会実行委が義援金
伊那市の市民体育館で開かれたソフトバレーボールの大会、第7回キング・オブ・キング杯の大会実行委員会が10日、東日本大震災の義援金を送りました。
大会長の浜崎由紀子さんが、伊那市に義援金を託しました。
義援金は大会参加費の一部、3万円です。
大会には、県内外から92チームが参加し、熱戦を繰り広げました。 -
元信州大学教授、山寺喜成さん貝付沢視察
平成18年7月豪雨災害から15日でちょうど5年になります。
貝付沢の氾濫で、土砂が民家や農地に流れ込むなどの被害がでた伊那市西春近諏訪形では13日、地域住民と専門家による現地の視察が行われました。
現地を訪れたのは、元信州大学教授で緑化工学専門の山寺喜成さんです。より詳しい調査をするため、山寺さんの研究チームから地質と水に関する専門家も同行しました。
案内したのは、貝付沢で植樹をするなど災害に強い山づくりをしようと活動している諏訪形区を災害から守る委員会のメンバーです。
山寺さんは、貝付沢は大雨などの災害に弱く非常に危険だと話します。
「風化している厚い土層の上の木は土層を固定していない。大雨が降るとそれが崩れやすい」
貝付沢周辺の土は花崗岩が崩れてできたもので、砂のようにサラサラしていて、水を含むと一気に流れおちる可能性があるという事です。
土砂の深さを計る土壌検査棒を差し込むと3.8mまで簡単に沈みました。
平成18年豪雨災害から5年が経過し、上伊那の災害に強い山づくりについて山寺さんは次のように話しています。
「私の目から見るとほとんど進んでいない。災害をもう忘れ去っている。緑があれば復旧したと思っている。弱い緑を作って満足してはだめ」
山寺さんは、今後も継続して貝付沢の調査を進め、災害に強い山づくりに何が必要か科学的に示していくという事です。
また委員会では、垂直方向に太い根をはる木を育てる「保育ブロック工法」を山寺さんから教わり、活動に活かしていく計画です -
トレイルビルダーの挑戦
トレイルビルダー。それは山の斜面を整備しマウンテンバイクのコースをつくる人を言います。
名取将さん35歳。
諏訪郡富士見町出身の名取さんは伊那市長谷の鹿嶺高原を訪れた際、コースをつくるには、最適な山だと感じ行政や地域住民の理解のもと、4年前から整備を始めました。 -
ブルーベリー収穫最盛期
伊那市高遠町の勝間では、ブルーベリーの収穫作業が最盛期を迎えています。
今年は、糖度も高く出来が良いということです。
伊那市高遠町勝間のブルーべリー畑では、朝早くから収穫作業が行われています。
地元有志でつくる勝間ブルーベリー生産組合「さんベリー」が桜以外の観光資源にしようと7年前から栽培しています。
今年は、春先の寒さで1週間ほど収穫が遅れているということですが甘みが強く出来は上々ということです。
現在、さくらの里近くにある30Rの畑には6種類1000本のブルーベリーが植えられています。
12日は、組合のメンバー達がびくを腰に巻いて色づいたブルーベリーを収穫していました。
今年は、木の剪定方法を改善しました。
朝摘んだブルーベリーは、網目の篩で選別した後パック詰めされます。
今年は去年並みの400キロを出荷する予定です。
このブルーベリーは、高遠さくらホテルやさくらの湯などで販売されています。
価格は、400円から600円です。
また、午前中は摘み取り体験も行っていて500円で食べ放題となっています。 -
大芝高原まつり 図案入賞者表彰式
今年の大芝高原まつりをPRするポスターなどの図案入賞者の表彰式が12日、南箕輪村役場で行われました。
ポスターに採用されたのは、南箕輪中学校2年の山・ス若菜さんの作品です。赤を使って夏らしさを表現したという事で、山・スさんは「祭り当日も楽しみたい」と話していました。
うちわに採用されたのは、南箕輪中学校2年の高野真奈美さんの作品です。たらいレースの水しぶきの中に祭りの様々な場面が描かれています。
パンフレットに採用されたのは、南箕輪中学校2年の畳谷弥沙斗さんの作品です。提灯の明かりを活かし祭りの賑やかな夜の雰囲気を表現しています。
この他、優秀賞、佳作に選ばれた14人に、唐木一直村長から表彰状が手渡されました。
今年の大芝高原まつりは、8月20日に行われます。
ポスターは200部、うちわは6,500本、パンフレットは7,000冊つくり、祭りの活用する事になっています -
社会を明るくする地域づくり大会
社会を明るくする地域づくり大会が9日、南箕輪村民センターで開かれ、飯島町西岸寺の平野泰成副住職が講演しました。
社会を明るくする地域づくり大会は、犯罪や非行の防止と、犯罪者の更生に理解を深めてもらおうと、社会を明るくする地域づくり実行委員会が開いたもので、会場にはおよそ200人が集まりました。
大会では、飯島町西岸寺の平野副住職が「東日本大震災被災地での救援活動に携わって」と題して講演しました。
平野さんは被災地の状況について「テレビでは見ていたが、実際に現場で見た惨状はそれ以上のものだった」と話していました。
平野さんは「被災してつらい思いをしている現地の人たちなのに、帰るときに多くの人が見送りに来てくれた。人の暖かさを感じた」と話していました。 -
上伊那の記憶を生かす
伊那毎日新聞の三六災害に関するパネル展示にあわせて、「上伊那記憶を生かす」と題したパネルディスカッションが10日、伊那市のいなっせで、行われました。
パネルディスカッションは展示会場のいなっせ2階ギャラリーで行われました。
コーディネータ竏窒ノは、伊那市立伊那図書館の平賀研也館長、白鳥孝市長や、信州大学農学部の木村和弘特任教授など4人がパネリストを務めました。
会では、三六災害について報じた伊那毎日新聞の中で、各々が注目した記事を挙げて、意見が交わされました。 -
上伊那猟友会 鳥獣生体搬送用のDVD制作
上伊那猟友会は、捕獲した鳥獣を生きたまま搬送する方法を解説するDVDを制作します。
11日は、伊那市長谷の山中で、くくり罠にかかったイノシシとニホンジカを上伊那猟友会の会員が捕獲し搬送するところを撮影しました。
DVDは、上伊那猟友会が鳥獣の搬送の手段として広めるために制作するものです。
罠にかかった鳥獣は、捕獲した場所で銃やナイフによる止め刺しを行い、解体処理施設に運ぶのが一般的です。
しかし、運搬にかかる時間で鮮度が落ちることが課題となっています。
特にシカは、止め刺しを行ってから1時間以内に運ばなければ、食肉としての価値が下がると猟友会の会員は話します。
制作したDVDは、上伊那猟友会の研修会などでマニュアルビデオとして役立てていくということです。 -
伊那市中心市街地でちびっこ駅伝
伊那市の中心市街地で開かれた「ぎおん祭歩行者天国」に合わせ10日、ちびっこ駅伝が行われ、園児が商店街を駆け抜けました。
ちびっこ駅伝には、伊那市内24保育園から57チーム538人の園児が出場しました。
これは、市街地の活性化を目的に毎年行われれている恒例行事で、沿道では多くの保護者が声援を送っていました。
子ども達は、8人でタスキをつなぎ、480メートル先の八幡町のゴールを目指していました。
また、歩行者天国ではこの他、いなっせ横の広場に上伊那建設労働組合伊那大工分会のブースが設けられ、被災地支援のチャリティ包丁研ぎや住宅工事の無料相談会などが行われました。
伊那大工分会では、集まったお金で東北の被災地に出向き、支援活動を行うということです。 -
マツタケ山の作り方教室
伊那市新山に住むマツタケ博士、藤原儀兵衛さんからマツタケが育つ山の作り方について学ぶ教室が9日、伊那市高遠町で開かれました。
この日は伊那市内在住で山を保有する人など20人が参加し、高遠町にある市有林で藤原さんから指導を受けました。
教室は、マツタケの生産技術向上や地域の活性化を目的に伊那市が初めて開いたものです。
この日は、マツタケが生えるための環境づくりとして、地面に落ちている松の葉を取り除く作業について説明をしていました。
藤原さんは、マツタケの出やすい環境づくりとして、松の葉が厚くなりすぎないようにすること、風通しをよくすること、日が当たるようにすることなどをあげていました。
また、参加者から「長い期間手入れをしていない山でもマツタケを育てることができますか」という質問に、藤原さんは「きちんと手入れをして環境を整えれば、ほとんどの山でマツタケを出すことはできる」と話していました。
ある参加者は「今まで聞いた話しとは違い説得力があった。うちの山にもマツタケが出るようになれば」と話していました。
藤原さんは「上伊那の山は荒れている。山の環境を良くすれば、自然とマツタケも出てくる。マツタケが目的でもいいので、山の整備を進めていってほしい」と話していました。
マツタケ教室は、次回11月に開かれる予定で、マツタケをとった後の山の管理について学ぶということです。 -
長野県陶芸展
長野県陶芸作家協会による第32回長野県陶芸展が9日から、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場には、皿や茶碗などおよそ500点が展示されています。
長野県陶芸作家協会は県内で陶芸に取り組んでいる25人が所属していて、今回は20人が出品しました。
会場には、伊那市長谷で創作活動をしている竹島覚二さんの作品、伊那市高遠町で創作活動をしている林秋実さんの作品も展示されています。
陶芸展では、大作・秀作を集めたコーナーも設けられています。
会では、作家それぞれの持ち味を楽しんでほしいと話しています。
この長野県陶芸展は18日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
箕輪東小 危険箇所パトロール
箕輪東小学校の学区内の危険箇所を確認する、危険箇所パトロールが9日に行われました。
この日は、学校の教職員や保護者など17人が参加しました。
これは、児童の通学路や近所の道路などの危険箇所を確認し、改善していこうと行われたものです。
今回は地域の意見を取り入れようと、初めて地区の代表や地区ボランティアも参加しました。
参加者らは、大きな川の近くや交通量の多い道路など、学区内の危険箇所9か所を回りました。
このうち、北小河内地区の道路では、道幅が狭く、水路と面しているためフェンスの設置や道路の拡張が必要などの意見が出されていました。
箕輪東小の山岸敬明校長は「危険なものを危険と思わなくなってしまうことが危ない。地域全体で確認して、危険を少なくしていきたい」と話していました。
今回確認した点については、今後、町や県に報告するということです。 -
上伊那網の目平和大行進
核廃絶などを訴え、上伊那を歩いて縦断する「原水爆禁止上伊那平和大行進」が行われました。
2日目の9日は、県教職員組合上伊那支部のメンバーや生協病院の職員など20団体、およそ40人が参加しました。
この日、伊那市の伊那北駅をスタートしたメンバーは箕輪町役場で集会を開き、平澤豊満町長から激励を受けていました。
今回の行進では、核兵器廃絶と戦争反対に加え、原発事故の収束、被災地支援なども合わせて訴えています。
代表の木内律子さんは「原発事故で多くの犠牲者が出た。一日も早い被災地の復興を祈るとともに、核兵器の廃絶を地域の人たちに訴えていきたい」と話していました。 -
信大生が諏訪形区から学ぶ
伊那市西春近諏訪形区に、信州大学農学部の森林科学科の学生が8日訪れ、地域が取り組んでいる獣害対策などについて聞き取りをしました。
信州大学農学部森林科学科で学ぶ2年生70人が、田園環境工学基礎演習として、諏訪形区を訪れました。
星川和俊教授によりますと、諏訪形区は、獣害や農業、土地利用など様々な観点から学習するフィールドに適しているということです。
地域の実情を話したのは、諏訪形区を災害から守る委員会のメンバー4人です。
委員会は、平成18年の豪雨災害を機に結成され、山に植林するなどの治山活動をしています。
メンバーからは、獣害の被害やその対策などについて説明があり、学生から質問が寄せられていました。
学生たちは、このあと、それぞれが取り組むテーマに沿って区内を見て回りました。
委員会では、「大学にもアドバイスをいただくなどお世話になっている。お互い情報を共有して、より良い方向に進んでいきたい。」と話していました。 -
上伊那の記憶を伝える~伊那毎日新聞で見る三六災害~
三六災害について扱った伊那毎日新聞の記事を、パネルにした展示「上伊那の記憶を伝える縲怦ノ那毎日新聞で見る三六災害縲怐vが8日から、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、三六災害を扱った記事75点が並んでいます。
パネル展は、地域紙ならではの視点で伝えた記事を、多くの人に見てもらおうと伊那市や駒ヶ根市などでつくる「上伊那の記憶を生かす会」が開いたものです。
三六災害は、昭和36年6月に起きた集中豪雨災害で、伊那谷では死者およそ100人、浸水家屋およそ1万2千戸におよぶ被害が出ました。
記事は、災害発生を伝えた第一報や、復旧の様子などが細かく取材され伝えています。
いなまいの愛称で親しまれた伊那毎日新聞は、昭和30年に創刊、平成20年8月の休刊までのおよそ半世紀に渡り、地域の情報を伝えてきました。
パネル展は11日月曜日まで伊那市のいなっせで開かれています。
また、10日午後3時からは、「上伊那の記憶を生かす」をテーマにパネルディスカッションが行われます。
上伊那の記憶を生かす会では、創刊から休刊までのおよそ1万7千部をデータベース化し、地域の発展に役立てたいとしています。 -
長田保育園で七夕まつり
七夕の7日、箕輪町の長田保育園で、七夕まつりが行われました。
7日は、未満児から年長まで90人の園児が七夕を祝いました。
まつりでは、七夕にまつわる、織姫と彦星の物語がパネルシアターで上演されました。
遊戯室には、家に持ち帰って書いたという短冊が飾られた笹が置かれていました。
この笹は、1ヶ月ほど飾って、来月5日に行う七夕おくりで燃やすということです。