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伊那おやこ劇場 かくし芸で盛り上がる
伊那おやこ劇場の「新春かくし芸大会&みんなで音を楽しもう!」が27日、伊那市の伊那公民館であった。小学生らがパントマイムや小ばなし、けん玉などかくし芸を披露し、会場を沸かせた。
おやこ劇場は年4回、生の舞台を楽しんでいる。例会に先立って出演するプロに落語やマジックなどを教わったことから、発表する場を設けようと初めてかくし芸大会を企画した。
かくし芸大会には、保護者らの飛び入りも含めて10人余が出演。
マジックに挑戦した小学生は、机に並べた3本のジュースの缶のうち、観客が選ぶ缶を言い当てた。会場から「えー、何で分かったの」と驚きの声が上がったが、指定した缶を選ぶように指示が書いてあったと種明かしし、笑いを誘った。
また、2月の低学年例会で出演する音楽を中心とした道化師ましゅ&Keiを迎え、楽器を使って「聖者の行進」を一緒に演奏した。 -
江戸時代の絵巻物「高藩探勝」初公開へ
江戸時代、高遠藩領内の景勝52カ所を克明に描いた絵巻物「高藩探勝(こうはんたんしょう)」が30日、伊那市の有形文化財に指定される。高遠の城下町、藤沢郷、春近郷、入野谷郷などほぼ領内全域が描かれ、当時の情景や人々の暮らしぶりをうかがい知ることができる歴史的な史料。3月22日から、高遠町歴史博物館の春季特別展で一般に初公開する。
高藩探勝は上・中・下の3巻で、1743年に完成。藩主内藤侯大和守頼卿(よりのり)の命で、高遠藩士の小山郡太夫林盛が絵を描き、画題ごとに城戸十兵衛勝政、浅利粂右衛門信尹(のぶただ)が詠んだ和歌を一首ずつ添えた。
絵巻物は縦29センチ、横10メートル前後。上巻は河南縲恍キ藤の16カ所、中巻は番匠縲恊シ春近の17カ所、下巻は富県縲恷ナ平の19カ所で、田植え、三峰川を下るいかだ流し、商家のにぎわい、雪山での炭焼きなど人々の暮らしぶりとともに、春夏秋冬の順で描かれている。「殿坂の夕照」は殿坂口に詰め所が置かれ、武士と町民の住み分けの接点だった高砂橋の風景。
保存状態もよく、岩絵の具とみられる色も鮮やかに残る。
高藩探勝は高遠町下山田の岩崎千代美さんが所有していたが、30日、市へ寄贈。町歴史博物館で保管する。
一般公開は3月22日縲・月27日。 -
JA上伊那が金融窓口ロールプレイング大会を実施
窓口対応の能力向上を図ろう竏窒ニ、上伊那農業協同組合(JA上伊那)は23日夜、「金融窓口ロールプレイング大会」を、伊那市狐島の本所で開いた。各支所で金融窓口業務を担当する職員16人が、4人一組となり、さまざまな課題が盛り込まれた日常の一場面で、実際の窓口対応を披露=写真。特別審査員12人のほか、約100人の職員が審査員となり、各班の対応方法を見守った。
顧客のニーズに応じた適切・的確な窓口対応の重要性が高まる中、JA上伊那ではテラーインストラクターの大鷹小百合さんを迎え、窓口接遇、応対、事務リスクなどの研修を重ねてきた。
同大会その一環として今回初めて企画。
高齢の母親に代わり、母親名義の口座から貯金を引き出しにきた会社員への対応などといった課題に対し、どのような対応が求められるかなどをチームごと考え、制限時間である12分以内に実演。各班とも、本人確認の時、相手に不快な思いをさせないよう、最善の配慮をしたり、終始笑顔を心掛け、相手への気の利いた会話を持ち出すなどして、これまでの研修の成果を発揮していた。
会場からは「さわやかな対応で好感がもてた」「基本のルールプラスその職員の気遣いなどといった味付けが必要だと感じた」などといったコメントが寄せられた。 -
たこ作り体験会
南箕輪村公民館は19日、たこ作り体験会を同館で開いた。地域の保育園児や小学生とその保護者など25人が参加した。
南箕輪村公民館は月1回「いろいろ物作り・体験会」を開いており、1月は毎年のたこ作りを行っている。
南箕輪村公民館の掘薫館長は「揚げるだいご味、作る楽しさを味わってください」とあいさつした。また、たこを揚げるときには引っ張られないように手袋をはめるように、注意を促した。
作ったのは「ダイヤだこ」。障子紙と竹ひご、たこ糸などを使い、新聞紙の上で作業した。子どもたちは保護者に手伝ってもらったり、仕上がりを確認してもらいながら、真剣な顔でたこを作っていった。
子どもたちは「楽しい」「紙に糸を張るのが難しい」と感想を話していた。 -
上伊那獣医師会60周年記念式典
上伊那の獣医師でつくる上伊那獣医師会(田中勝会長、54人)が創立60周年を迎え、25日に伊那市のマリエール伊那で記念式典を開いた。
田中会長は「獣医師の業務と責務は社会の中で多様化してきている。獣医師は社会のニーズに対応し、その重責をはたしていかなくてはならない。獣医師会も地域社会の要請に応えていきたい」と式辞を述べた。
来賓として出席した小坂樫男伊那市長は祝辞で「公衆衛生の面、食品衛生の面で先生方の役割が非常に大切になってくるだろうと思う」と述べた。
功績賞の表彰では会長表彰状を7人が、特別感謝状を1人が田中会長から受け取った。 -
信大で農学部産ジャムの販売、2月5日から
南箕輪村の信州大学農学部にある生産品販売所で2月5日から、農学部産の無添加ジャムの販売が始まる。これまでのリンゴ、ブルーベリーなどに加え、今年は新たに「ヤマブドウジャム」、ナイアガラを用いた「ブドウジャム」が登場。担当者は「ナイアガラのジャムはブドウの香りも楽しめるジャム。また、ヤマブドウは甘味と渋みのあるジャムに仕上がっている。ぜひお試しいただければ」と呼びかけている。
同学部では、学生の教育実習の一環として生産した農産物や農産加工品などを販売しているが、ジャムもこの時期登場する生産品の一つ。今年はリンゴ、ブルーベリー、マルメロ、プルーン、ぶどう(ナイアガラ)、山ぶどうの6種類が出来上がってきており、全体で約3千瓶の販売を予定している。
今年試験的に作った山ぶどう、ぶどうジャムについては、販売数も300瓶ほどに限られているが、今年の売れ行きを見て、来年以降、生産量を増やすことも考えているという。
昨年もこの時期に販売を開始したが、3月末までに完売した。
一瓶200グラム入り販売価格はリンゴジャム300円、その他の種類は350円。また、詰め合わせセットもあり、3種類4瓶の入ったジャムの詰め合わせは1600円、リンゴジュース2本とジャム2瓶のセットが1900円となっている(詰め合わせは限定各50セット)。生産品販売所の対応時間は午前8時半縲恁゚後5時。
問い合わせは信州大学農学部(TEL77・1318)へ。 -
南割区と田原市吉胡の児童交歓
1980(昭和55)年から続く宮田村南割区と愛知県田原市吉胡地区の児童交歓が26、27日、宮田村に吉胡の子どもたちを迎えて行われている。両地区の小学校5、6年生約50人が参加し、スキーなどで交流。寝食をともにして、友情を深めている。
吉胡地区からは保護者含めて53人が訪問。南割区は子どもたちをはじめ、多くの育成会関係者らが出迎えた。
宿泊先の宮田観光ホテルで行った歓迎式で、南割区児童会長の森田勇希君(6年)は「良い思い出をつくりましょう」とあいさつ。
吉胡地区の本臼克行君、本多文弥君、森下友稀君は「皆さんに教えてもらいながら、少しでもスキーが上達したい」と話した。
さっそく駒ケ根高原スキー場に出かけ、スキーを満喫。南割区育成会の保護者らが初心者を指導し、田原市の子どもたちも思う存分雪の感触を味わった。
交歓は2年に一度、冬は宮田でスキー、夏は田原で海水浴を行う形で実施。
6年生は5年生だった一昨年の夏に交流していることもあり、顔見知りも多く、さっそく打ち解けて再会を喜ぶ姿も。
温泉に入ったり、会食するうちに5年生も徐々に打ち解け、枕を一緒に並べて楽しい一夜を過ごした。
浦野宗明南割区育成会長は「歴史ある交流。子どもたちも楽しみにしており、末永く続けていきたい」と話した。 -
下殿島で「天神様」 小学生が出し物披露
伊那市の東春近小学校PTA下殿島支部(宮下謙司支部長)は26日、下殿島公民館で「天神様」を開いた。4常会の児童約50人が6グループに分かれ、この日のために練習してきたクイズや寸劇などの出し物を披露した。
「天神様」は菅原道真を学問の神様として奉る子どもたちの祭り。本番に向けての練習は、3学期に入ってからと短いが、それぞれのアイデアが見られる「天神様」となった。
ピアノや柔道、サッカーなど子どもたちの特技を披露したグループや、犬や剣、花などを風船で作るバルーンアートを披露するグループなどが会場をわかせた。
宮下支部長は「昔は寒中休みを使ってじっくりと練習してこれたが、寒中休みがなくなってからは練習期間が短くなっている。しかし、それぞれが工夫を凝らし、よい出し物を披露できたと思う」と話していた。
空手などの得意技を披露したグループ -
無量寺で節分の福升準備
箕輪町北小河内の西光山・無量寺で26日、中川弘道住職(74)が節分行事の福豆まきで使う福升に「福」「寿」の文字を書き入れ、準備をした。
無量寺は、2月3日に節分星祭り厄除護摩祈とう会と年男福豆まき行事をする。
ヒノキの福升は60個用意。一つの升に幸せと長寿を願う「福」と「寿」の文字を丁寧に書き、仏の名前を梵(ぼん)字で書いた朱印を押した。
中川住職は、「経済的にも精神的にも不安定なとき。真剣に自分を見失わないようにしないと大変な世の中になっている。自分の気持ちだけでも方向を定めていけるような力を護摩祈とうによって皆さんに持っていただきたい」と話した。
当日の護摩祈とうは午後1時半から。アトラクションのキングレコード専属歌手・大木綾子歌謡ショーは2時半から。福豆まきは3時半から。年男・年女会費は1万2千円、星除祈願千円、厄除祈願3千円、交通安全お守り700円。31日まで祈とう申し込みを受け付けている。問い合わせは無量寺(TEL・FAX79・3014)へ。 -
雪崩セミナー
雪崩のメカニズムを知り、遭難事故防止に役立てようと山岳関係者らでつくる県山岳レスキュー研究会(大村道雄代表)は26日、中央アルプスの千畳敷で雪崩セミナーを開いた。県下各地から約10人が参加し、雪崩の起きやすい積雪状態を確認する方法や、雪崩に埋まった人の救助法などを学んだ。
指導に当たったのは雪崩に詳しい元信州大教授の若林隆三さん。参加者は急斜面に積もった雪をスコップなどで垂直に掘り下げ、断面に現れた層の様子を見ながら雪崩の起きる可能性について確認した=写真。雪の柱を少しずつ崩しながら雪崩の起きやすさを確認する「弱層テスト」などの講習も行った。
セミナーは27日も開かれ、雪崩に埋まった状態を体験するなどの実技と救助法の講義を行う。大村代表は「雪があれば雪崩が起きるものと考え、まず危険性を確認することが必要。救助法も大切だが、一番大事なのは事故に遭わないことだ」と話している。セミナーは毎年冬に開かれていて、今年で8回目。 -
旧竹村家で防火訓練
第54回文化財防火デーの26日、国の重要文化財に指定されている駒ケ根市の旧竹村家住宅で防火訓練が行われた。住宅そばの土手から出火、強風にあおられて火が住宅に燃え移りそうだ竏窒ニの想定で管理人が消防署に訓練通報。数分後にポンプ車が駆けつけ、ホースをつないで放水した=写真。署員らは「この住宅は木造、わらぶきで火の回りが早い。火を出さないことが何より大切」などと話していた。
文化財防火デーは1949(昭和24)年の火災により奈良・法隆寺の金堂壁画が焼失したことから、貴重な文化財を災害から守ろうと55(昭和30)年、文化庁と消防庁が定めた。 -
この冬一番の冷え込み 伊那市で氷点下11・4度
上伊那地方は26日朝、冬型の気圧配置と放射冷却現象で前日に続いて厳しい冷え込みとなり、伊那市は最低気温が氷点下11・4度を記録し、この冬一番の寒さとなった。
25日は上伊那各地で今冬一の最低気温を記録。伊那市も初めて氷点下10度を下回る10・3度だったが、26日はさらに1度以上も下がった。伊那市長谷では小川も凍りつき寒々しい景色となった。
長野地方気象台によると、27日朝も放射冷却現象で厳しい冷え込みになるという。 -
「新春総合美術品ご奉仕会」 ベル伊那
中央画壇で活躍中の人気作家らの作品が集まる「新春総合美術品ご奉仕会」は29日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている。日本画、掛軸、洋画など約60点を展示販売している=写真。
文化勲章作家の片岡球子の「嵯峨人形」、横山大観の「夕月」、田崎広助の「桜島」、奥村土牛の「筍」、奥田元宋の「牡丹」など、見所の多い作品が並ぶ。また、地元物故作家の中村不折や池上秀畝らの掛軸も出品している。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
社会保険職員を装った不審電話に注意
長野社会保険事務局伊那事務所は、社会保険庁や社会保険事務所の職員を名乗り、個人情報を聞き出す不審電話が多発していると注意を促している。「不審と思われる電話や訪問者があった場合は、その場で対応せずに相手の所属と名前、連絡先を確認し、社会保険事務所などに問い合わせてほしい」と呼びかけている。
不審電話があったと同事務所に対し、25日午後3時までに伊那市内から11件の問い合わせがあった。
不審電話の内容は「医療費の還付金がある。昨年はがきを送ってあるが、まだ提出がないため電話した。キャッシュカードを持って、大至急、ATM(現金自動預払機)まで行き、フリーダイヤルに電話してほしい」「保険料の払い過ぎがあったので、銀行などのATMへ行って手続きをするように」竏窒ネど。
関係者は「社会保険庁、社会保険事務局、社会保険事務所では、一方的な電話で預金口座などの個人情報を聞くことはない。医療費や還付金などを支払う場合、電話で銀行などへ出向かせ、ATMの操作をさせることはない」と話している。 -
【記者室】文化財防火デーと住宅火災
1949(昭和24)年の今日、世界最古の木造建築として知られる法隆寺の金堂で火災が起き、貴重な壁画が焼損した。原因は壁画の模写をしていた作業員が使っていた電気座布団の過熱という。これがきっかけとなって1月26日が文化財防火デーと定められた▼文化財の防火はもちろん大切だが、わが家の火災となると重大さはその比ではない。最近の住宅火災の原因としていくつか聞いたのは、ストーブの上で洗濯物を乾かしているうちに落ちて燃え上がった竏窒ニいうケース。お宅は大丈夫ですか▼火災は何もかも奪ってしまう。情け容赦なく、時にはかけがえのない命さえも。空気が乾燥していることもあって冬は一年で火災が最も多い。どうかくれぐれもご注意を。(白鳥文男)
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いきいき塾で交通安全・防犯教室
箕輪町の75歳以上の住民を対象にした「いきいき塾」は、町交通安全協会と町防犯協会による交通安全・防犯教室を開いている。25日は松島地区1班が対象で、いきいきセンターに集まった14人が、道路の横断方法など交通安全の注意事項を確認した。
いきいき塾では年1回交通安全教室を開いているが、町安協に講師を依頼したのは本年度が初めて。
ビデオ「林家木久蔵交通安全物語」を見て交通ルールを学んだ後、町安協の小林交石会長が、「夜間は出歩かないほうがいい。どうしてもというときは反射材を着ける」「横断は特に気を付けて。自分の左から来る車が見えたら横断しない」などと話した。
町防犯協会は、「オレオレ詐欺が増えている」と注意を促し、最近の詐欺は、携帯電話を落として番号が変わったと、まず相手が先に電話番号を伝えてくる手口を紹介。「詐欺かなと思ったら警察に電話して相談していい」「家族に必ず連絡して確認して」と呼びかけた。
いきいき塾は7地区であり、2月1日までに全地区で教室を開く。 -
源氏物語講演と座談会
駒ケ根市が開いた男女共同参画推進講座の修了生が中心となって05年8月に発足した「こまがね男女共同参画社会をめざす市民の会」は25日「いきいき輝く2008新春座談会」として「いまを見つめる源氏物語 縲恷㍽ョ部の熱い思い」を駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。会員約20人が出席し、源氏物語研究会「源リウ会」代表の黒木睦子さんによる講演と、その後の座談会を楽しんだ。
黒木さんは「ぜひ原文のまま声に出して読んでほしい。難しいと思うかもしれないが、現代語訳では得られない味わいがある。あらすじをつかんで繰り返し読んでみれば、きっと理解できるはず。これは昔の日本語なのだから」などと話した上で、源氏をめぐる女性たちの心理などを分かりやすく解説した=写真。
参加者は黒木さんとともに原文を朗読し、興味深そうな表情で解説に聴き入っていた。 -
春高伊那駅伝 今年もカウントダウン看板でPR
「春の高校駅伝3月23日あと○日」竏秩B春の高校伊那駅伝のコースとなる伊那市美篶上川手の三峰川右岸農道沿線に、開催日までをカウントダウンする看板が設置されている。取りつけた地元の会社員白鳥博文さん(46)は毎夕、数字を入れ替え、ドライバーらに大会をPRしている。
「春の高校伊那駅伝は思い出の大会」と白鳥さん。上伊那農業高校2年生のときに出場した第1回大会で、1区の区間賞を手にしている。自分で何かできないかと、同沿線を通る新コースとなった前回大会に引き続き、同所に看板を設置し、大会の盛り上げに協力している。
手作り看板はA3判の大きさで、14枚を用意。大会名と開催日、残り日数を記し、下り線沿いに上下線のどちらからでも見えるように設置した。大会日まで残り50、40、30日…の区切りの日は、「襷(たすき)」「激走」と書いた、のぼり旗7本を一緒に取り付ける考えだ。
白鳥さんは「これで看板を見た人たちの士気が高まってくれればうれしい。本当は桜の時期に大会が開ければと思うが、沿道に集まった多くの人が・ス桜・スの代わりになって選手たちを応援してほしい」と期待している。 -
寒さも吹き飛ばして、元気に雪遊び
今週に入って連日の大雪に、憂うつ気味の大人を尻目に宮田村の子どもたちは大喜び。雪遊びに歓声をあげる日が続いている。
中央保育園の園児たちは雪だるまづくりに大忙し。「いっせーの」とかけ声をかけ、みんなで力をあわせ雪玉にして転がした。
「もっと大きくするぞ」と、寒さも気にせず元気いっぱい。白銀の世界は子どもたちの・スおもちゃ箱・スと化した。 -
伊南消防安全運転講習会
伊南行政組合消防本部(竹上俊隆消防長)は22日、職員を対象にした交通安全講習会を開いた。署員ら約50人が参加し、駒ケ根警察署の五十嵐三郎交通課長の講義を聞いた=写真。五十嵐課長は「昨年の県下の交通事故死者は減少したが、駒ケ根市では死亡事故が起きた。シートベルトさえしていれば助かったと思われる」としてベルトの大切さを強調。その上で「事故は交差点で起きることが多い。消防署員の皆さんは火災や救急など、緊急走行も日常的にしているが、そんな時でも安全第一の運転を心掛けてほしい」と呼び掛けた。署員らは時折うなずいたりしながら、真剣な表情で話に耳を傾けていた。
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健康生活応援塾修了式
生活習慣病の予防を応援しようと駒ケ根市が今年度新たに開講した「健康生活応援塾」の修了式が24日、市保健センターで行われた。集団指導のAコースと個別指導のBコースに参加した40縲・0歳代の男女68人のうち約30人が出席。半年間にわたる努力の証しとして一人一人が修了証を受け取った=写真。講座の出席率が70%以下だった参加者には「続けま賞」が手渡された。
メタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)の解消のためにインターバル速歩や食事の改善などに取り組んできた個別指導のBコースでは、多くの人に体重や腹囲の減少、血糖値の改善などの効果が表れた。
丸山和敏保健福祉課長は「意欲をもってメタボ解消に取り組んできた結果、多くの人に改善がみられた。これからも続けて取り組み、ぜひ健康で長寿を」とあいさつした。
A・Bコースとも、昨年6月28日に開講し、全11回(一部8回)の講座で食事や運動についての講義のほか、各種の測定、インターバル速歩などに取り組んできた。 -
伊那市新ごみ中間処理施設用地選定委員会の小委員会、評価項目の再検討開始
上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の建設候補地の絞り込み作業に取り組む伊那市の用地選定委員会の小委員会が24日、市役所であった。前回全体会の中で検討した候補地の適正を判断する評価項目を再検討。「評価するのが難しい」という意見が多かった「近隣住民の受け入れに対する理解度」という項目については、「評価しなくてもいい」とする意見の一方、「住民理解を得るためには何らかの評価をすることが必要」とする意見に分かれ、候補地の当該区とその近隣区の全戸を対象とした、住民アンケートの実施を行うという案が浮上。しかし、スケジュールの遅れを気にする事務局側の強い意向と対立し、次回の小委員会で再度検討することとなった。
小委員会はこの日、前回全委員でつくる3グループが検討した結果を参考にしながら、詳細な評価方法などが決まっていなかった12項目の評価方法を再度検討。一定距離内の住宅戸数に関する評価項目では、候補地から遠いほど、高い点数となるように点数配分していく。
また、これまで点数評価しないとされていた周辺の宅地化傾向も点数評価することになった一方、景観に関する評価項目は「点数評価するのは難しい」との判断から、景観への影響がある候補地には文言で付記することになった。 -
伊那市新ごみ中間処理施設用地選定委員会が建設用地選定に向けて防災的側面から各候補地の現状を学ぶ
上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の建設地の検討を進めている伊那市の用地選定委員会は24日、地形、地質の影響が建設地に与える影響を学ぶための学習会を伊那市内で開いた。信州大学名誉教授で山地環境防災研究所の北沢秋司氏が、伊那市の地形・地質、これまでに発生した自然災害などの経過から、各候補地の防災面から見た適正を説明=写真。「市内にある断層で、これまで地震を起こした形跡のあるものはない」としながらも、「常識的な判断から断層や河川の近くなどには建設物をつくらないという判断が正しい」とし、断層がなく、御岳の噴火による堆積物が深く積もっている候補地などが、建設には適していると説明した。
北沢氏は市内にある断層の位置、地質の強弱、過去に自然災害があった場所などを説明しながら、各候補地の地理的条件を説明。その中で、市内の断層には過去に地震を起こした証拠があるものがなく、「伊那市は直下型地震のない場所」と説明した。しかし、大規模地震が起きればどういう被害が起こるかは分からないため、「そういうことは念頭に置き、地震に備えておくのは大切」と指摘した。
また、三峰川の氾濫原にあり、市のハザードマップなどにも掲載されている天竜川、三峰川の合流点の候補地などはあらかじめ危険性が予知でき、「あえてこうした場所に施設をつくるのはおかしい」とした。 -
小中学生書き初め展
駒ケ根市内の小中学生による書き初め作品展が同市下平のおもしろかっぱ館(小平容大館長)で2月23日まで開かれている。年末年始休業の課題として児童、生徒らが書いた書き初め作品の中から、各学校でそれぞれ選ばれた小学3年生から中学3年生の優秀作品92点を展示。「はつゆめ」「雪の正月」「希望の朝」などの学年課題を見事な筆遣いで書いた作品の出来栄えに、訪れた人たちは「子どもとは思えないね」などと感心しながら眺めている=写真。開催は11年目。今回初めて小学1、2年生による硬筆習字の作品も展示さた。
出展者には作品展終了後、学校を通じて賞状と副賞が贈られる。 -
消防職員意見発表会出場者激励会
2月7日に野沢温泉村で行われる第29回県消防職員意見発表会に伊南行政組合消防本部(竹上俊隆消防長)の代表として出場する南消防署の森谷智子消防副士長を激励する会が22日、同消防本部で開かれた。森谷副士長は集まった職員約50人を前にして本番さながらの堂々とした事前発表を行い、竹上消防長から激励金を贈られて職員から大きな拍手を受けた。竹上消防長は「うまくまとめてあり、訴えるものもあって良い内容だ。本番でもプレッシャーに負けず、伊南の代表として堂々と臨んでほしい」と激励した。
森谷副士長の発表は「少しの工夫で火災予防」と題し、同じ原因の火災が多く発生していることから、住民への広報のやり方にもっと工夫が必要だ竏窒ネどと呼び掛ける内容。 -
ヤングドライバークラブ交通事故防止コンクール表彰
県安全運転管理者協会主催の第18回ヤングドライバークラブ交通事故防止コンクール(県安全運転管理者協会、県警主催)の入賞者に対する表彰状の伝達式が21日、駒ケ根警察署で行われた。優秀クラブに選ばれた宮田村のタカノヤングドライバークラブ宮田(鈴木豪会長)と、交通安全メッセージの部佳作に選ばれた同クラブの小笠原いづみさん(23)が山本修作署長らから表彰状を受け取った=写真。同クラブは昨年に続いて、小笠原さんも一昨年に続いての受賞。
小笠原さんは『車を運転する責任』と題して「18歳になったから運転できるのではなく、自分で考えられるようになったから運転を許される。そう思いながら運転したい」などとするメッセージを書いた。 -
今季最大の雪 交通機関などに影響
発達した低気圧の影響で23日、県内は朝から雪が降り続き、長野地方気象台はこの日、南部などに対して大雪、着雪注意報を出した。中・南部のほぼ全域で、今季の最大の積雪を観測し、飯田では13センチの積雪だった。この雪により、各地で交通機関などに影響があった。
上伊那地域内では路線バスの運行が遅れ、箕輪町内の巡回バス「みのちゃんバス」は、コースによって午前中、最大70分の遅れが出た。中央道は上下線とも八王子縲怏原で終日、速度50キロ、チェーン規制となったが、同地域で目立った渋滞はなかった。
23日午前0時縲恊ウ午現在、伊那署管内で発生した交通事故件数は物損事故23件、人身事故3件で、駒ヶ根署管内は物損事故3件。いずれも速度超過、急ハンドル、急ブレーキ、車間保持不足などによるスリップ事故だった。 -
美篶地区安協女性部が手作りのお守りを美篶東部保育園の年長園児にプレゼント
小学校に入学しても安全に通学してもらおう竏窒ニ、美篶地区安協女性部(掛川一美部長)は23日、美篶東部保育園を訪れ、手作りのお守りを同園の年長園児8人にプレゼントした=写真。
美篶地区安協の女性部が今年初めて企画した取り組みで、地区内にある美篶中央、美篶西部、美篶東部3園で、この3月に卒園する年長園児76人に、新1年生になっても交通安全意識を持って日々の通学をしてもらおうと手作りのお守りをプレゼントする。
この日は、県交通安全教育支援センターなどによる交通安全教室に合わせて女性部メンバーも来園。掛川部長は「みなさんは4月から長い時間かけて小学校まで歩いて行きますが、自分の命は自分で守らなければなりません。みなさんが事故に遭わないようにとの願いを込めて一生懸命手作りしました。かばんにお守りをつけて安全に通ってください」と年長園児に呼びかけ、園児一人ひとりにお守りを手渡した。
お守りはちりめん布で作ってあり、今年の干支(えと)であるネズミをモチーフとしている。また、裏面には反射材も付いている。 掛川部長は「やっぱり子どもは地域の宝。地域で安全に生活していけるようにすることが一番大切だと思う」と話していた。 -
伊那保健所で「卒煙倶楽部」開催
禁煙することを目指す「卒煙倶楽部」が23日、伊那保健所であり、禁煙開始から3カ月間、継続できた1人の参加者に「禁煙成功者認定書」が授与されたほか、禁煙を望む新たな4人が、初回相談に訪れた=写真。
取り組みは禁煙希望者の支援を行うことを目的として伊那保健所が3年前から始めたもので、過去3年間で21人の参加者が禁煙成功の認定書を受け取っている。
この日は、集まった参加者に対し、たばこの害を説明し、ニコチン依存度チェック、呼気中一酸化炭素濃度などを測定。また、禁煙成功者認定書を受け取った参加者は「私も過去2回、禁煙をしたが、いずれも健康になったのと同時に再び吸うようになってしまった。今回はこの場に参加するとともに家族や職場に禁煙を宣言し、あまりタバコを吸う事を考えないよう、取り組む中で『ここまで続けてきたのだからもう少しもう少し』とやってきた。これからもぜひ禁煙を続け、人生を満喫していきたい」と、これから禁煙を始める人たちを励ました。 -
ガールスカウト長野県第34団
小学生のぼうさい探検隊マップコンクール入賞報告第4回小学生のぼうさい探検隊マップコンクール(日本損害保険協会など主催)で「わがまち再発見賞」を受賞した、箕輪町のガールスカウト長野県第34団(金沢妙子団委員長)のジュニア部門団員は22日、町役場を訪れ平沢豊満町長に喜びの報告をした。
ジュニア部門は「もみじっ子防災探検隊」を組織。メンバーはリーダーの北小6年・田中琴美さん、南小6年・田中悠佳さん、中部小6年・小池佑果さん、中部小5年・橋本瑶子さん、東小5年・吉沢楓さん、北小5年・吉田みつきさん。
06年7月豪雨災害をテーマに、夏休みに天竜川堤防決壊場所や土石流被害のあった北小河内の復旧工事現場を探検し聞き取り調査をした。10月、地図上に探検の写真や調査結果、新聞記事、スカウトからのお願いなどをまとめ、「みのわ防災マップ」を作った。応募前には、町民に避難所・避難地を再確認してもらうため町文化祭で展示もした。
応募総数1374点の中、7つの賞の一つを受賞。19日に東京で表彰式があった。
報告を受けた平沢町長は「いい勉強になったと思う。いろいろな面で探検して町がよくなるようにお願いします」と話した。
団員は「初めて出品して賞がとれてびっくりした。うれしかった」「マップを作り、改めて防災について考えることができた」などと話した。