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森林税活用し 親子で木育工作
伊那市は、県の森林税を活用した木育推進事業を市内の保育園で初めて開き、親子が地域の木材を使った工作に挑戦しました。 工作体験は、伊那市の竜西保育園で行われました。 6日は参観日で、年長園児とその保護者が、工作を楽しみました。 伊那市の市有林から出た間伐材や、高遠城址公園の桜を枝打ちしたものなどが材料です。 子どもたちは、気に入った材料を手に持ち思い思いの作品を作っていました。 市内の木工業者10人ほどが、電動ノコギリやドリルを使って、作品作りに協力しました。 これは、木の手触りや香り、色などを身体で感じ、自然や木への関心を高めてもらおうと伊那市が進めている木育推進事業の一環で行われました。 県の森林税を活用して、材料や工具などを用意しました。 親子で協力して、様々な作品を作り上げていました。 竜西保育園では、「今日はたくさん職人さんが来てくれたので、作りたいものをつくる事ができた。こども達の夢がかなえられて良かった。」と話していました。
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伊那中アンサンブルコンテスト初の県代表
長野県吹奏楽連盟などによるアンサンブルコンテストで伊那中学校が初めて県代表となり東海大会出場を決めました。 県代表となったのは伊那中吹奏楽部の部員4人で、現在、東海大会に向け練習に励んでいます。 今回で39回目のコンテストには県内からおよそ600団体が出場し地区予選などを経て、先月25日に松本市で開かれた県大会で代表5団体が決まりました。 上伊那の学校が代表となるのは25年ぶりで伊那中学校は今回が初めてだということです。 東海大会は8日に岐阜県で開かれることになっています。
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部活の朝練 学校判断
中学校の部活動の朝練を原則行わないとする県教育委員会の方針について伊那市教育委員会の久保村清一教育長は「各学校の判断に任せる」との考えを示しました。 3日、久保村教育長は伊那合同庁舎で上伊那の各市町村の教育委員会に、伊那市教育委員会の方針を伝えました。 この報告は非公開で行われました。 これは県教育委員会の朝練を原則として行わないとする中学生期のスポーツ活動指針の素案に対する市教育委員会の方針を示したものです。 久保村教育長は「市の中学校の部活動に要する時間は県教委の素案の2時間以内、多くても3時間という範疇に入っている」としたうえで、「朝練については各学校の判断に任せる」との考えを示しました。 上伊那の伊那市以外の教育委員会では今回の報告をもとに方針をまとめることにしています。 また2月中に出される予定の県教委の指針受け、3月には上伊那で方針を1本化することにしています。
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公立高校前期選抜入学志願者数 発表
長野県教育委員会は、平成26年度の公立高校の入学志願者数を発表しました。 上伊那では、上伊那農業高校の生産環境・園芸科学、赤穂高校の商業で倍率が2倍を超えています。それでは、上伊那8校の状況です。 辰野高校普通科は、定員48人に70人が志願の1.46倍、商業科は、20人に対し29人の1.45倍です。
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伝統の獅子舞・やきもち踊り
伊那谷伝統文化公演が3日、伊那市のいなっせで行われ、羽広獅子舞保存会や山寺やきもち踊り保存会などが、伝統の歌や踊りを披露しました。 公演は、地域の伝統文化を後世に受け継いでいこうと、NPO法人伊那芸術文化協会が開いたものです。 この日は伊那市西箕輪羽広の住民らでつくる、羽広獅子舞保存会のメンバーが獅子舞を舞いました。 羽広の獅子舞はおよそ400年の歴史があり、雄獅子、雌獅子の二頭で 「舞い合わせ」をして、家内安全・五穀豊穣を祈ります。
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そこはかに ただ ただただ そこはかに
箕輪町文化センター付属劇団歩の朗読劇「そこはかに ただ ただただ そこはかに」が2日に上演されました。 17人の出演者が、環境のまったく違う場所で生きる若い男女と、2人をとりまく周囲の人とのかかわりを声のみで表現した前衛的な作品です。 歩が朗読劇を行うのは、結成以来2回目で、年が明けた1月4日からほぼ毎日稽古を続けてきました。 客席との間には、ストーリーと関係する自転車やテレビ、パソコンがつまれています。 2人をとりまく言葉の羅列。 最終的に2人を死に導いてしまいます。 演出をてがけた飯島岱さんは、「言葉が軽くなってきている今、言葉の持つ意味を再認識してもらいたかった。」と話しています。
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方言カレンダーを紙芝居で
伊那市美篶青島の矢島信之さんは、伊那谷の方言を集めたカレンダーを紙芝居で2日に演じました。 カレンダーは、1月から12月まであり、その季節に応じた方言が盛り込まれています。 南箕輪村の太田光子さんがつくりました。 矢島さんは、このカレンダーを広く知ってもらおうと紙芝居で演じました。 長靴にハンチング姿で登場した矢島さん。 2日は、青島地区の天神様の行事があり、交流センターには、小学生とその保護者が紙芝居を見ました。 トークロは、ゲンゴロウ、ハソンは、修繕することなどと演じ、方言や道具を実物を使って子どもたちに説明していました。 矢島さんは、機会があれば敬老会でお年よりにも見てもらいたいと話していました。
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高遠高校芸術コース音楽専攻 卒業定期演奏会
高遠高校芸術コース音楽専攻の卒業定期演奏会が26日伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれました。 演奏会には、音楽専攻の生徒19人の他、合唱団に所属する生徒やOBなども出演しました。 高遠高校芸術コースは、毎年この時期に定期演奏会を開いていて、一年間の学習の成果を披露しています。 会場には保護者やOBなど160人が訪れ、生徒の演奏に耳を傾けました。 音楽専攻の生徒全員と有志が所属する合唱団の発表では、混声四部合唱を披露しました。 ある3年生は、「3年間のまとめとして、精いっぱいパフォーマンスをがんばりました」と話していました。
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伊那北高校理数科の生徒による課題研究発表会
伊那市の伊那北高校理数科の生徒による課題研究発表会が1日、同窓会館で開かれました。 1日は、理数科の2年生40人が、去年4月から取り組んできた課題について発表しました。 今年で20回目となる発表会には、在校生や来年度入学を希望する中学生などが集まりました。 生徒らは、10のグループに別れ、夏休みや放課後を使って研究してきました。 スクリーンや実験器具を使いながら与えられた10分の中で発表していました。 ある班は、振り子の先にもう1つの振り子を付けた「二重振り子」の不規則な運動についての研究結果を発表しました。 生徒らは「コンピューター上でのシミュレーションと実際に行った実験の違いに驚いた。振り子の運動について少しでも理解できてよかった」と話していました。 澤井淳校長は「身近な生活の中に大きなヒントがある。知識と感性を磨いて今後の人生に活かしていってほしい」と話していました。
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南アルプスと伊那山地、その神秘と魅力
伊那ビデオクラブが2月の伊那映像祭で上映する作品「南アルプスと伊那山地、その神秘と魅力」が完成し、30日に試写会が開かれました。 今年南アルプスが国立公園指定から50年の節目を迎え、ジオパーク全国大会も予定されていることから、その魅力やなりたちを25分にまとめました。 伊那市世界自然遺産登録推進室の藤井利衣子さんの協力を得て、会員20人が役割分担して共同制作しました。 地域の行政や関係機関の協力で、空撮やコンピューターグラフィックを駆使して構成しています。 試写会には、ビデオクラブ会員や中央構造線に詳しい人などが参加し、字幕やナレーションの修正点などを指摘しあっていました。 作品は、修正を加え、2月23日にいなっせで開かれる映像祭で公開されます。 伊那ビデオクラブは、今年結成21年目で、映像祭は、活動の集大成の場として、平成19年に第一回目を開き今回で6回目となります。 クラブでは、「南アルプスの景観のすばらしさを映像を通して再認識してもらうことも狙いの一つ」と話しています。
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伊那北英語部 準優勝を報告
去年12月の全国高校生英語ディベート大会で準優勝した伊那北高校の英語部は、30日に白鳥孝伊那市長を表敬訪問しました。 そろいのユニフォームで市役所を訪れたのは、伊那北高校英語部の2年生9人です。 全員が英語で自己紹介をすると、白鳥市長と久保村教育長は、「すばらしい」と拍手で応えていました。 伊那北英語部は、11月の県大会で優勝と3位になりましたが、大会規定で1チームのみ全国大会への出場となりました。 12月に松本市で開かれた全国大会では、優勝は神戸女学院高校で伊那北は並み居る進学校をおさえての準優勝でした。 ディベートのテーマは、農業政策について。 白鳥市長は、「農業がテーマだったのは何かの縁。伊那谷は農業するのに最高の場所。みなさんが大学に行っても日本一の地域ということをまわりにPRしてほしい」と喜んでいました。 2年生は、これから受験勉強に集中するといことで、部活は、今の1年生12人に引き継がれます。
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小中学生の携帯電話所持増 中学生は2割
伊那市の小中学生の携帯電話を持っている割合は、4年前に比べて増加していて中学生の約2割が自分専用のものを持っていることがわかりました。 さらに、インターネットで知り合った相手と実際に会ったことのある小中学生がいることもわかりました。 31日開かれた伊那市教育委員会の1月定例会でアンケート結果が報告されました。 アンケートは、平成25年11月から12月にかけて、市内の15の小学5・6年生1,306人と6つの中学校の全ての生徒1,927人を対象に行われました。 4年前に行ったアンケートと比べ、小学生と中学1年生の所持率が特に増加していて、低年齢化が進んでいます。 さらに中学生全体の2割が自分専用の携帯電話を持っています。 保護者との約束事については、約束がないと回答した小学生は4割近くにのぼり、中学生では、4割を超えていてともに前回より増えています。 有害サイトへのアクセスを制限するフィルタリング機能の使用については、中学生の使用率が大幅に減少していて、わからないと回答している小中学生の割合は6割を超えています。 さらに、インターネットで知り合った人と実際にあったことがあると回答した児童・生徒は、小学生で1.2パーセント16人、中学生は、3.2パーセント58人ありました。 特に中学生は、県の調査に比べ2倍となっています。 これを受け松田泰俊教育委員長は、「ものすごい勢いで携帯電話がおおいかぶさってきている。深刻に受け止め、具体的な個別指導で1人1人のカルテを作っていっそう対策に力を注いでもらいたい」と述べました。 久保村清一教育長は、「中学校への240台のタブレットを予算要求しているが、これを機会に注意喚起していきたい」と述べました。 委員からも「使用のルールやフィルタリングの必要性など学校を通じて保護者に啓発してもらいたい」と対応を求める意見がありました。
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園児がのびのび描くアマランサス
雑穀「アマランサス」をテーマにした保育園児の絵画作品展が伊那市役所1階市民ホールで開かれています。 ホールには、伊那市内の保育園の年長、年中園児が描いた作品144点が展示されています。 年長園児の作品はくれよんと絵の具で、年中園児は筆を使わず、手に絵の具を付けて、アマランサスを描いています。 作品展は伊那市やい~な雑穀ネットワークなどが、幼い頃から雑穀に親しみ、関心を持ってもらおうと開いているもので、今年で4回目です。 作品展は来月4日火曜日まで伊那市役所1階市民ホールで開かれています。
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箕輪北小学校 給食でザザムシ味わう
箕輪町の箕輪北小学校の児童は、30日、給食でザザムシを味わいました。 これは、1月24日から始まった給食週間に合わせて、伊那谷の三大珍味のひとつを味わってもらおうと学校の栄養士が企画したものです。 近くにすむ関二千六さんが天竜川でとったザザムシを佃煮に加工したものを購入しました。 1年生は、ほとんどの子どもがザザムシを食べるのが初めてです。 給食室の前には、生きたザザムシも展示され、子ども達が興味深そうに観察していました。
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南信高卒予定者 内定率91.2%
この春、南信地域で公立高校を卒業する生徒の就職内定率は、去年12月末現在91.2パーセントとなっています。 これは30日長野県教育委員会が発表したものです。 南信地域の就職希望者数は1067人で、内定者数は973人となっています。 内定率は91.2パーセントで、県内4地区のうちで一番高くなっています。 89パーセントだった去年の12月と比べると2.2ポイント上回っています。 県全体では、公立高校卒業予定者のうち、就職希望者は3,126人で、そのうち就職内定者は2,768人です。 内定率は88.5パーセントと、前の年の同じ時期と比べ、0.4ポイント上昇しました。
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村ふるさと大使で元宝塚の但馬さんが合唱指導
南箕輪小学校と南箕輪南部小学校は2月16日の南箕輪村の日、制定記念式典で歌を披露することになっています。 南箕輪村は、去年の6月定例議会で2月18日を南箕輪村の日と定めました。 2月16日(日)に制定記念式典が行れます。 式には地元小学校2校の合唱クラブが招待されていて合同で、「春の小川」、「ふるさと」、「南箕輪村民の歌」の3曲を披露します。 29日は南箕輪小学校で練習が行われ、村ふるさと大使で元宝塚歌劇団の但馬久美さんが合唱指導にあたっていました。 指導にあたった但馬さんは「歌う姿勢で声の大きさも変わる。足を前後にさせましょう」と児童に説明していました。 練習は放課後学校ごと行われますが、合同練習はなく、式典当日に初めて合わせます。 南箕輪小学校の宮澤ミチル教諭は「当日は南部小と一緒に歌うことになっているので、うまく合わせられるかがポイント」と話していました。 式典では、南箕輪小、南箕輪南部小と一緒に、但馬さんも歌うことになっています。
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劇団歩 朗読劇「そこはかに ただ ただただ そこはかに」稽古
箕輪町文化センター付属、劇団歩は、来月2日に朗読劇「そこはかに ただ ただただ そこはかに」を上演します。 本番を目前に控え稽古にも熱が入っています。 この日は、歩のメンバーを中心に出演する10人が、箕輪町商工会で声を出していました。 朗読劇の主人公は全く別の環境で生活する男女2人です。 主人公を中心に2人を取り巻く周囲の人との関わりを声だけで表現します。 主人公以外は、多い人で1人10役以上やるということです。 この作品の原作は、箕輪町の飯島宗之さんが書き、父で劇団歩の演出を務める飯島岱さんが脚色・演出しました。 劇団歩は2003年に団員12人でスタートし、去年4月に創立10周年を迎えました。 劇団歩の朗読劇「そこはかに ただ ただただ そこはかに」は、 2月2日午後1時と午後4時から、箕輪町文化センターホールで開かれます。 チケットは、一般が1,000円、高校生以下は500円となっています。
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劉鉄鋼さん 伊那公民館で二胡コンサート
中国出身で諏訪市在住の二胡演奏者、劉鉄鋼さんの新春二胡コンサートが28日、伊那市の伊那公民館で開かれました。 これは、伊那公民館おやじの会が主催したものです。 この日は、劉さんが開いている二胡の伊那教室に通う生徒と一緒に演奏しました。 アニメソングや歌謡曲など、多くの人が知っている曲を中心に演奏しました。 会場にはおよそ150人が訪れ、二胡の音色に浸っていました。 アンコールでふるさとが演奏されると、会場にいた人たちは一緒に口ずさんでいました。 ある人は、「二胡の音色が好きで、素敵な演奏が聴けて良かったです」と話していました。 コンサートの後には、訪れた人達が二胡に触れ、音を出していました。
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「富県と井月」 竹入弘元さんが講演
井上井月顕彰会・副会長の竹入 弘元さんによる、富県と井月のかかわりについての講演会が、きょう、伊那市の富県ふるさと館で開かれました。 講演会は、富県公民館よろず講座の一環で開かれ、会場には15人ほどが参加しました。 井上井月は、幕末から明治にかけての30年間ほどを伊那谷で放浪しながら過ごした俳人です。 富県にもゆかりが深い人物だとして、今回の講座が企画されました。 井月は、新潟県長岡市の生まれといわれていて、20代後半で長野県に入り、30代後半で伊那に落ち着くようになりました。 竹入さんは、「富県の多くの家に、井月の作品が残されている。井月と富県とは格別に濃密な交流があった」と話しました。 また、井月が富県に残した作品を中心に解説が行われました。 竹入さんは、「晩年になればなるほど、動作も不自由になり、井月は苦労し、切ない思いをしたような気がする。特別に豊かだったとは思えない伊那の人たちは、井月に対し、親切であり立派だった」と話していました。
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みすゞ俳句会 新年総会
伊那地域をはじめ県内外の俳句愛好者でつくる「みすゞ俳句会」の新年総会が19日伊那市内で開かれました。 総会には上伊那を中心に110人余りが出席しました。 みすゞ俳句会は伊那谷に新しい俳句文化を定着させようと終戦直後に発足しました。昭和21年からは俳句雑誌みすゞを発行していて、今月までに767号となっています。 会を主宰する城取信平さんは「800号という目標が見えてきた。会員同士、競い合いいい俳句を作っていきたい。」とあいさつしました。 総会ではこの他に、昨年度、優れた俳句を作った人などの表彰が行われ、最高賞のみすゞ賞には伊那市の「みついよしこ」さんが選ばれました。 みついさんは「この賞をはげみに、さらにステップアップしていきたい」と話していました。 みすずでは今年俳句雑誌を毎月発行する他各地区で俳句会などを開催する予定です。
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西箕輪上戸で塞の神
無病息災や五穀豊穣を願う火祭り行事、塞の神が25日、伊那市西箕輪上戸で行われました。 25日は、朝から子ども達が各家をまわり、大文字で持ち帰った花飾りや巾着の他、門松などのお正月飾りなどを集めていました。 塞の神は、せいの神やどんど焼きとも呼ばれています。 上戸では、毎年1月20日の大文字下ろしの後の最初の土日を使って行っています。 近くの田んぼには、木や竹を使って高さ8メートルほどの櫓が組まれていて、そこに針金やビニールを外した正月飾りを運んでいました。 火がつけられると、勢いよく燃えていました。 この火の中に、習字を投げ込んで高く舞い上がると字が上手くなると言われていることから、子ども達は火に近づいて投げ入れていました。 ある保護者は、「子ども達が大人になった時に自分達の子どもに地域の文化や歴史を伝えていってほしい」と話していました。 おきになると、餅やマシュマロ、竹輪などを焼いて味わっていました。
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節分を前に恵方巻きづくり
2月3日の節分を前に、恵方巻き作りが25日、箕輪町の松島コミュニティセンターで行われました。 25日は、松島区の親子30人ほどが参加し、アニメのキャラクターの巻きずしと恵方巻きを作りました。 松島分館が開いたもので、年に2、3回季節の行事や郷土料理作りなどを行っています。 講師を務めたのは、箕輪お花ずしの会代表の原美代子さんです。 恵方巻きは、大阪を中心に関西地方に伝わる風習で、節分に恵方に向かって巻きずしを無言で食べると願い事が叶うとされています。 参加者は、目や口、鼻などパーツごとに作っておいたものを最後に合わせて巻いていました。 松島分館では、「今日は練習です。節分にまた各家庭で作ってください」と呼びかけていました。 なお、今年の恵方は東北東となっています。
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伊那西高校 合唱コンクール
伊那西高校の合唱コンクールが24日に開かれ、3年5組が優勝しました。 コンクールでは、伊那西高校の全クラス15クラスが、これまで練習してきた歌を披露しました。 審査の結果、「海の匂い」を歌った3年5組が優勝しました。 伊那西高校の合唱コンクールの模様は、2月15日(土)から、ご覧のチャンネルで放送します。
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伊那市観光協会が保科正之公の漫画贈る
伊那市観光協会は、郷土ゆかりの旧高遠藩主、保科正之の漫画冊子を伊那西小学校の5年生に贈りました。 24日は伊那市観光協会の宮澤正巳事務局長が伊那西小学校を訪れ、5年生8人、一人ひとりに冊子を手渡しました。 伊那市の漫画家橋爪まんぷさんが手がけたこの冊子は、伊那市観光協会が郷土ゆかりの歴史上の人物を子どもたちにわかりやすく知ってもらおうと、平成21年に制作したものです。 冊子には保科正之の高遠での活躍が紹介されています。 小学校への配布は、今年で4年目で市内15校の小学5年生およそ690人に届けられました。 伊那西小学校5年の田畑ゆき美教諭は、「6年生になると歴史の授業が始まるので、冊子を使いながら郷土の偉人の活躍を勉強したい」と話していました。
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南部小オリンピック
南箕輪村の南部小学校で、全校児童がゲームなどを楽しむ南部小オリンピックが、23日に開かれました。 南部小オリンピックは、年に1回、冬の寒い時期のレクリエーションとして毎年開かれています。 191人の児童が28の縦割り班に分かれ、校内各所に設置されたブースでゲームを楽しみました。 児童会の運動委員会が主体となり行っていて、趣向を凝らした7つのゲームが用意されました。
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上伊那書道協会 新春役員展
上伊那書道協会の役員による新春書道展が、23日から伊那市のいなっせで始まりました。 会場には、上伊那書道協会の役員26人の作品、約30点が展示されています。 役員は、それぞれ教室をもち生徒を指導しています。 会派がそれぞれ異なり、行書、楷書、仮名など書体の異なる作品が並んでいます。 新春にふさわしい言葉や漢字を題材に選んで制作したということです。 今年の干支、午を書いた合同作品も展示されました。 上伊那書道協会では、「それぞれの表現方法を見比べて楽しんでほしい」と話していました。 上伊那書道協会新春役員展は、26日(日)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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フォトグラファー滋澤雅人さん 伊那市の縄文土器を撮影
東京都在住のフォトグラファー滋澤雅人さんは、4月から伊那市創造館で開く縄文土器の写真展に向けて、伊那市で出土した土器の撮影を行っています。 伊那市創造館の一室をスタジオにして機材を持ち込み、22日から撮影を開始しました。 滋澤さんは、2004年から、縄文土器を撮影し全国各地の博物館で写真展を開いています。 伊那市創造館での開催は18か所目になり、長野県内での開催は、4か所目になります。 23日は、伊那市小沢の月見松遺跡から出土した市の有形文化財、顔面把手付大深鉢の撮影を行っていました。 滋澤さんによりますと、南信地域は5千年前の縄文中期、人口が多く栄えていて、商業や文化のレベルも高かったことが出土品からわかるということです。 伊那市を含め全国の土器の写真45点が展示される滋澤雅人さんの「写真展 縄文の夜神楽」は、伊那市創造館の第13回企画展として4月5日(土)から6月16日(月)まで開かれます。
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西箕輪南部保育園「ふゆのあったかまつり」
伊那市の西箕輪南部保育園は、保護者や地域の人たちを招いて「ふゆのあったかまつり」を21日、開きました。 あったかまつりは5年前から保育園の活動を知ってもらおうと毎年開かれています。 この日は園児59人と保護者や地域の人たち100人ほどが集まりました。 会場では、年長園児による「わらべうた」が披露され、訪れた人たちも一緒に楽しみました。 年長のたんぽぽ組では去年栽培した、トウモロコシを使ったポップコーンを来場者に無料で配られた引き換え券と交換していました。 年中のすみれ組では近くの森で拾ったマツボックリを使ったマツボックリツリーを交換していました。 年少のさくら組では保育士が干しイモを配っていました。 交換したポップコーンや干しイモは家族で味わっていました。 西箕輪南部保育園の有賀みどり園長は「寒い季節ですが、園児が練習してきたわらべうたと、ポップコーンなどで、ほっこりしてもらえたら嬉しい」と話していました。
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長野県溶接技術コンクール開催
10月に秋田県で開かれる溶接技術全国大会の代表選考を兼ねた、第53回長野県溶接技術コンクールが22日、南箕輪村の伊那技術専門校で開かれました。 伊那市の中村鉄工所の中村定夫さんが選手宣誓を行い、競技が始まりました。 コンクールは、溶接技術を向上させようと、開かれているもので、県内で溶接業務に従事している32人が参加しました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、伊那市の中村鉄工所と箕輪町の赤羽鉄工株式会社から合わせて5人が出場しています。 競技は、手作業で行う部門と機械を使う部門の2部門あります。 課題はいずれも鉄の板2枚を溶接して1枚の板にするもので、制限時間55分の中で、厚さ4.5ミリと9ミリの板の2種類を溶接しました。 審査結果の発表は3月中旬、表彰は4月23日に行われる予定です。 各部門の最優秀賞受賞者は、今年10月に秋田県で開かれる全国溶接技術競技会に長野県代表として出場することになっています。
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高遠小学校4年生 2分の1成人式
10歳の節目を祝う、2分の1成人式が16日、伊那市高遠町の高遠小学校で開かれました。 式には、今年度10歳になる4年生33人と保護者などが出席しました。 2分の1成人式は、10年間の自分を振り返り、今まで支えてくれた家族や周りの人に感謝の気持ちを伝える会で、毎年開かれています。 式では、1人ずつ20歳になった自分に向けて、「夢は叶っていますか」「なりたかった仕事をしていますか」などと手紙を読みました。 サクラの木で作った感謝のメダルと花を保護者に渡し、児童全員で「いのちの歌」を合唱しました。 児童が歌い終わると、保護者からサプライズの手紙が手渡されました。 1年生から3年生まで東組の担任を務めた下島弘子教員は「道をよく間違える人が一番道を覚えます。迷うことや苦しいことがあっても、間違いを恐れないで勇気を出して踏みだして下さい」と話しました。 児童代表の樋口晴斗くんは「夢に向かって一生懸命頑張る姿をずっと見守ってください」と話しました。 ある保護者は「10年間のことを色々思い出して感動した。これからも夢を応援していきたいです」と話していました。